トロロヅキ さん プロフィール

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トロロヅキさん: 安芸の夜長の暇語り
ハンドル名トロロヅキ さん
ブログタイトル安芸の夜長の暇語り
ブログURLhttp://tororoduki.blog92.fc2.com/
サイト紹介文安芸の歴史について戦国時代は毛利元就から幕末の浅野長勲まで。主に毛利元就の春霞集の訳を扱っています。
自由文神楽や郷土情報番組など割と自由に書き綴ってるブログです。興味がある方はどうぞ!!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供40回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2010/12/30 19:51

トロロヅキ さんのブログ記事

  • 永禄聞書「毛利元就の謀」
  • 私が毛利元就を好きになった、惚れたきっかけはその戦略の手際良さです。丁度、碁を習い始めた頃でした。最初はどんな地も殺したくなくて必死に打って石を助けようとしていました。でも、アテられた1目を助けようと石を置けばおくほど、大石が取られて投了。そういうことを繰り返すうちに、盤面の全ての石を救う事は無理で、諦めなければいけないこともあると学びました。株の世界でも何でも人は損をすればするほど損を取り戻そう [続きを読む]
  • 「大友ぶっつぶそうぜ!」戦国時代の島津と毛利
  • 島津家久が「八木の渡しで迷子になった!!」といいながらも天正前期のどんぱちしている時に安芸の国内を徒歩で旅行してる話や隆景が有馬温泉で休養中に島津家宛てに「有馬なう。秀長殿と一緒に湯治中。」と手紙を書いていたり、九州平定の仕置きでは島津との交渉は恵瓊と隆景があたっていたりと意外と島津と毛利は仲が深そうだなあと思ってちょいと調べました。が、国デジの大日本古文書家分けの公開になくて東編のデーターベース [続きを読む]
  • まって呉〜瀬戸内海は美しい〜
  • とりあえず、何も言わずに見てほしいのです。呉市の広報を・・・・・。いや、衝撃過ぎてまって呉!!状態でした。母方はしかたなく呉市に吸収合併された広なのでえええ!!呉?呉?と何と言うかライバルのアイツが何かとんでもないことしやがった!!という広の血が騒ぐんですが・・・。いえ、呉からすれば広なんてライバル視すらされないのわかってんですけど広とすれば呉は好騎手と思ってんですよ!!なので聞いた初日から頭ん中 [続きを読む]
  • 吉川家文書収録毛利元就和歌短冊2首
  • 元就さんの和歌が何故か吉川家文書に入っていたので何かの足しにと。吉川家文書1271号「山里に きくらむ物を ほととぎす うちねぬ空に 待ぞ詫びぬる」吉川家文書1370号「おも影にたたすはなににしたはまし 花ちるあとのみねのしら雲」ううん、何でこの2首だけ吉川家文書にあるのか?広家が詠んだ歌に「百年の 花の春待つ 八重桜」という歌があったので「身はひとつ 駆けて野山の 花の春」の歌があるなら不思議で [続きを読む]
  • 「息子から遊ぼうって誘われたんじゃ、ええじゃろ〜!」by毛利元就
  • 元春と元就その2吉川家文書1162号毛利元就自筆書状書き下し文「追って御状拝見候 1 狩りのこと、14日に相定め候、御合力頼り申し候   御辛労乍御自身御立ち候て、てまなどの事   態々仰せ付けられて給うべく候々 1 別してまた狩りなど仰せつけられ、   彼預かるべき御合力由申し候の處   御懇承り候、尚以て祝着候々 1 隆景参られるべく候事、御斟酌の通り尤も候   然りと雖も、さのみさのみ御馳走 [続きを読む]
  • 父さんへの贈り物・吉川元春の場合
  • 割と親子で贈り物をしあっている毛利のやりとりです。吉川家文書1173号書き下し文「元春    御返  元就 猶々、快然の至り候々 鮭給い候、則ち賞翫申すべく候 御懇意祝着申し候々 明日面以て猶御礼申すべく候」私訳「元春へ 病気がよくなり、本当に良かったです。 鮭をくれたので、さっそく賞翫しましたよ。 お心遣いありがとう。 明日、直接あった時にもまた御礼を申します。」・・・・。鮭?あ、やっぱり鮭取れ [続きを読む]
  • 「安国寺こと瑶甫恵瓊 恵瓊は大名になったのか」感想
  • 次の学習指導要領の改訂で強調されているのは「深い学び」であり、自身が興味関心を持って問題解決することで理解を深め、生涯学習へと繋げる・・・。っていうのはさておいて、現在、様々な大学で地域連携や生涯学習プログラムの一環として公開講座が開かれています。この間、比治山大学で開かれた、「安国寺こと瑶甫恵瓊 恵瓊は大名になったのか」という公開講座も、比治山大学で地域と協力して行っている「不動院と安国寺恵瓊に [続きを読む]
  • 「毛利興元とその時代」感想
  • 11月23日、そう、いい兄さんの日です。この記念すべき?日に吉田歴史民俗博物館主催で「没後500年記念講演会 毛利興元 〜あなたの知らない元就の兄 500年の時を超えて甦る〜」が催され、吉田に行って参りました。会場に付くと、友達の友達の友達の・・・と知り合いが知り合いをよんで周りに座っていったら結構な人数になりまして、人のつながりとはすごいなあと思いました。それと、今回の主役・興元さんは戦国時代で [続きを読む]
  • 映画「聖の青春」感想
  • 仕事帰りに八丁座で「聖の青春」を観てきました。今秋冬の映画、広島関連のものが2つもあって久々に映画館に足を向けました。1つは呉を舞台にした「この世界の片隅に」もう1つは府中町出身の将棋棋士を描いた「聖(さとし)の青春」どっち観ようか迷ったんですが、7時の回に間にあいそうだったので「聖の青春」を見ました。私が映画を観る時にはいつも八丁座に決めています。映画の題名は黒看板に白墨、行灯を模した柔らかい灯 [続きを読む]
  • 春霞集もとい毛利元就詠草集下巻〜連歌の部まとめ〜
  • 連歌の部の発句まとめです。以前作った!と思ったら全然違うものですみませんでした。今度こそまとめです。春霞集・下巻のうち、発句の部分です。批評&末文は里村紹巴さん。春の歌「鶯の 春をわくてふ 大雪かな」梅「梅が香の鶯さそふ軒端かな」「梅さけは 月も匂へる 霞哉」「霞ふく あらしを梅の色香哉」柳「朝露の いとにたまらぬ 柳哉」「木のもとに 梢みたるる柳哉」霞「すむ月に 春をしらする霞哉」桜「待程を は [続きを読む]
  • ナウい「広島県文化百選」感想
  • センターの図書室で遺跡発掘調書を借りようかとぶらぶら見てたんですが、時間がなかったので「広島県の文化百選①風物編」という本を借りました。本当は町史とか借りたかったんですが、さすがに2週間では読み切れないので簡単に読めるのを借りました。まず1番目。三滝山道「山道は荒々しい修験の道ではない。 緑や紅葉の中にナウく整理された遊歩道である。」(P10)・・・・・。ナウく?え?いつの時代の本?と裏をみると「 [続きを読む]
  • ぶらり宮島〜菊花祭〜
  • 弥山登山の後、ぶらぶら干潟で遊んでおりました。一応、干潟も世界遺産に含まれています。しおまねきさんとかいて可愛いんです!干潟ウォッチングだけで2時間つぶせる自信が・・・。いえ、実際友達と一緒にしたことがあるんですが今日は一人なのでそんな長時間しませんでした。で、舞楽の始まるのを待つ&友達と合流するためにカフェに入りました。有機栽培の体に優しい紅茶の飲めるカフェで金木犀の香りの緑茶やアーユルヴェーダ [続きを読む]
  • ぶらり宮島〜弥山登山〜
  • 氏神祭を見た後に回廊をぶらっとしていて神社を一周しました。神社は海に立ってますが場所によってはこのように真水が湧水してます。引き潮になると姿を現します。で、今回おお!!と思ったもの。天神社の肘木。これって多分隆景が好きだった?舟肘木じゃないのかなと。とすると、隆景の好みというよりも厳島神社の大工部門、大願寺の技術。であったのかなと思いました。・・・まあ、でも建てた年代がやや違うので何とも言えません [続きを読む]
  • ぶらり宮島〜氏神祭〜
  • 旧暦の9月15日に宮島へ参りました。空は秋晴れ。お天道様の光がきらきらと海にはね返り、濃い緑の山の稜線がくっきり際だっています。観音様の横顔もとっても綺麗で優しげです。珍しくバック方式のフェリーで動き出すと同時にぐるぐると旋回。一路宮島へ向かいます。宮島に着くと制服を着た修学旅行生がぞろぞろと船着き場に向かっています。本当はこの日は泊ろうと思ってたんですが宿が全て埋まっていて、残っているのは町屋の [続きを読む]
  • 春霞集もとい毛利元就詠草集〜本歌取りまとめ1〜
  • 春霞集を以前訳していて、あれ?これ本歌かなと?いくつか推定できたので一部分をちょくちょく書いときます。まずは新古今和歌集 春歌上2番「ほのぼのと春こそ空にきにけらし         天の香具山 霞たなびく                 太上天皇」意訳「ほのぼのと春は空に来ているにちがいない。 天の香具山に霞がたなびいているじゃないか。」春霞集「天津空 くもらす照らす春の日に          霞 [続きを読む]
  • 「コシヒカリを創った男」感想
  • 安芸高田市の歴史民俗博物館で「コシヒカリを創った男」という講座がありました。講師は前重道雅先生。農協で研究者として過ごされた方です。コシヒカリといえば誰もが聞いたことのあるお米。ですが、誰が最初に作ったのかと言われると皆知っていない。コシヒカリは作付けされている米の種類では40パーセントもの割合を40年間も維持している人気の高い品種。「ゆめぴりか」「ななつぼし」などの名のあるお米の種類でさえ普通は [続きを読む]
  • 「小早川隆景と毛利元就」感想
  • カープ優勝の前の前に、本郷で開かれた地域文化財講演会に行って参りました。題は「小早川隆景と毛利元就」講師の先生は毛利博物館の柴原先生。まずは歴史を学ぶとは何か。先人が遺したものをどう受け取っていくかだ。だから、小説や最近はゲームですがそういうので面白可笑しく歪められて語られたものばかりではなく人物の真の姿に迫るために、軍記物などではない一次史料から考えてこそ歴史を語れるのではないか。と仰られてでし [続きを読む]
  • カープ優勝までの1週間
  • やや、遅めのものですみません。先週、マジックが減っていくたんびにやれ、飲み会だ、テレビ観戦会だと遊び呆けカープの応援に必死だったのでついつい遅くなりました。私自身はそこまで熱心なカープファンではなく年間指定席も購入していないし、そもそもズムスタも年に1・2回職場で応援に行くだけでユニフォームも持っていなくてコラボTシャツだけ持っており応援のカンフーバットはあるものの、それ以外のグッズはなく、中継も [続きを読む]
  • 市内の寺社建立について(1)
  • 元就さんが妹(相合元綱の同母妹)の病気平癒のために建てた祠があると聞いたのです。大分前に山城攻城記さんから。で、寺社関係のを見たらいいのかな、と図デジ見てたら、広島市史の寺社編がありました!・・・が大正時代。井原とかが合併される前の、純粋な市内の話・・・。どうりで寺社の数が少ないと思いました。(1)県社 ①饒津神社   建立年 元和5(1619)年    建立者 浅野長晟旧市内で一番先に出てきた県 [続きを読む]
  • 「広島はすごい」感想
  • 新潮新書「広島はすごい」(安西 巧著 2016年発行)を読んだのですが、広島本は色々ある中でちょっとこれは異彩を放つ本でした。今まではご当地本の一種としての広島本か地元出版による広島本だったのですが今回はそのいずれも該当しない。それと、著者は福岡出身の方なのですが実際に広島に住まわれて日経の支局長として活躍されているので広島の街を経済的な観点から客観的だけど熱を込めて語って下さっている本です。なの [続きを読む]
  • 隆景講座「小早川隆景と城・寺社建築」感想
  • 三原の隆景講座第三回は広大総合博物館の佐藤大規さんによる隆景の寺社建築(城)でした。総合博物館・・・、うちが大学生じゃったころは普通の講義室で確か2次試験もそこで受けた思い出深い場所なんですが、今は講義室じゃなくなっとります。で、今回は隆景が遺した建造物から隆景の人物に迫るという切り口でした。ですが、そもそも建造物から人物像に迫れるのか?ということで歴史上有名な4人を例に挙げられて説明されました。 [続きを読む]
  • 「秀吉を睨眼してみた(-_☆)」吉川元長の逸話
  • 吉川氏の秀吉嫌いを象徴するものとして元長の眼光が鋭すぎた。という逸話を聞いたことはあったのですが読んだことはなかったのです。で、「英雄の片影」を見ているとありました!(現代語訳)「心に任す黒染の衣 吉川元長は祖父の毛利元就、父の元春にも劣らぬほどの剛将であった。 ある時、秀吉が宮部継潤に語って、 「元長の眼光は下手すれば  この秀吉でさえ失態すれば容赦せんといった有様で  特に悪いことはしていない [続きを読む]
  • 「場合によっては賊」頼山陽逸話
  • 先の明治に発刊された「英雄の片影」ですが、戦国武将以外にも江戸時代の人物の逸話もあり、幕末という比較的新しい時代のまで収めているようです。ついでに安芸関連ということで頼山陽先生の逸話。現代語訳「場合によって賊 頼山陽が大阪にいる時の話だが、新町の妓楼で日がな遊び続け、 それが数日にも及んだので、財布の中はすぐに空になってしまった。 楼主は代金を支払わない山陽に対し、罵詈雑言も交えて督促するので 山 [続きを読む]
  • 和歌による降伏勧告
  • 和歌関連で調べていたら、妙なものを見つけたのでメモ代わりに載せときます。『英雄の片影』(大月ひさ著 文学同志会著 明治35年出版)現代意訳「矢文で囲を解く 毛利元就が安芸国佐伯郡の木全知矩を攻めた時に 木全に降参を勧めた。ところが、知矩は 「父祖伝来の居城を何でむざむざと人手に渡すことがあるだろうか。」 と言って、なかなか服従しない。 元就は知矩が連歌を趣味としているということを伝え聞き 「秋風に [続きを読む]