谷 建二郎 さん プロフィール

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谷 建二郎さん: 創価教学随想
ハンドル名谷 建二郎 さん
ブログタイトル創価教学随想
ブログURLhttp://taniken3.blog114.fc2.com/
サイト紹介文日蓮仏法と創価思想に関する私の教学随想
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2011/01/07 21:59

谷 建二郎 さんのブログ記事

  • 「希望の源泉」(10)(譬喩の力)
  •  「希望 の 源泉」 (池田思想を読み解く) の第 10回は、〔池田思想にちりばめられた 「譬喩の力」〕 であります。 (第三文明・2017‐5月・53P) 〔ソ連社会の根底に息づいていたロシア正教〕 宗教否定の旧ソ連も、目に見えない形で ロシア正教からの影響があった。その例えとして、レーニン廟(びょう)を引いています。 ロシア正教には 「聖人は腐らない」 という教えがあって、レーニンの遺体を防腐処理して安置するこ [続きを読む]
  • 「新・人間革命」第13巻〔金の橋の章〕(日中友好の金の橋)
  •  〔金の橋〕 人間を離れて宗教はない。 ゆえに、社会を離れて宗教はない。 日蓮大聖人は、仰せである。 「一切衆生の異の苦を受くるは悉く是れ日蓮一人の苦なるべし」(758P) 君たちよ、惨禍の果てしなく続く世界をば、直視せよ! そして、苦悩の渦巻く現実から眼をそらすな! 常に人間は、人びとの幸福のために、平和のために、勇気の叫びをあげていくべきだ。 英知の言葉を発していくべきだ。 ともあれ、行動だ。 生き [続きを読む]
  • 「希望の源泉「(9-b)(譬喩品「仏の心を伝える」)
  •  「希望 の 源泉」 の第 9回は、途中から 「譬喩品」 の章に入ります。 『法華経の智慧』 第二巻(5P) には、〔譬喩 ――「慈悲」と「智慧」の馥郁(ふくいく)たる結晶〕 という副題がついています。 はじめに 譬喩(ひゆ)とは、たとえ ということです。難解の法の義を解らせるために、身近な事物に譬えを取って説き示すことである。 「方便品」 の説法で、最初に悟りを開いた舎利弗が、「他の弟子たちのためにも、法を説 [続きを読む]
  • 「希望の源泉」(9-a)(科学の危険性と創価という名前)
  •  「希望 の 源泉」(池田思想を読み解く) の第 9回は、〔「何のため」を問い続ける思想〕 であります。 この 9回(第三文明・4月号)で、「方便品」 の章についての語らいは一区切りつき、途中から 「譬喩品」 の章に入ります。 〔目的観を見失った現代科学の危険性〕 佐藤 優  それは、「人間に希望をあたえる学問を」 という、この章の最後の項目(「普及版」上巻・227P)についてです。 ここでは、科学者のあるべき姿 [続きを読む]
  • 「新・人間革命」第12巻〔新緑の章〕(人間疎外)
  •  〔新緑〕 必ず、新しい朝が来る。 朝は希望である。心に希望をもてる人は、新しい朝を迎えることが楽しい。 さあ、出発だ! 黄金の扉を開け! 生命の扉を開け! 新しき世紀の風は吹き渡り、青き海原に希望の波は、金波、銀波と躍る。 新しき人生の出港の銅鑼(どら)を、力いっぱい、高らかに打ち鳴らせ! 我らの尊き使命の、偉大なる決戦の大航海が、今、始まるのだ。 わが友とわが同志と一緒に! 一九六七年(昭和四 [続きを読む]
  • 「新・人間革命」第11巻〔暁光の章〕(ブラジル指導)
  •  〔暁光〕 深き闇を破れ! 険しき峰を越えよ! そこに、新しき時代の希望と栄光の眺望が広がる。 一九六六年(昭和四十一年)三月十日――。 ジェット機は、未明の南米大陸上空を、ブラジルの リオデジャネイロに向かい、順調に飛行していた。 (同書・7P) 池田先生の初めての ブラジル訪問は、一九六〇年(昭和三十五年)十月のことであった。今回も前回と同じように、激闘のすえ体調を崩され発熱のあるお体での訪問であ [続きを読む]
  • 「希望の源泉」(8)(現実を変革する哲学)
  •   「希望 の 源泉」(池田思想を読み解く) の第 8 回 は、〔『法華経の智慧』 と 「世界宗教の条件」〕 であります。 (雑誌・第三文明3月・52P) 〔なぜ 「法華経の智慧」 だったのか〕 佐藤 優  『法華経の智慧』 は池田会長が創価学会の 「世界宗教化」 を見据え、「S G I が世界宗教となった時代」 のために用意した書物であると、私は捉えています。 「世界宗教としての創価学会」 が、全編に通底する大きな テ [続きを読む]
  • 「希望の源泉」(7)(宗教と科学)
  •  「希望 の 源泉」(池田思想を読み解く) の第 7 回 は、〔『法華経の智慧』 に見る 宗教の全体観の重要性〕 であります。  〔宗教と科学 全体観と部分観〕 「方便品」 の章の続きです。今回は、宗教と科学の関係について論じられています。 佐藤 優  個々の生命が、実は大いなる宇宙生命と一体なのだという、「諸法実相」 の現代的解釈をふまえた部分ですね。一つの D N A (デオキシリボ核酸)の中に、身体全体の遺伝子 [続きを読む]
  • 「希望の源泉」(6)(秘妙方便と師弟不二)
  •  「希望 の 源泉」(池田思想を読み解く)の第 6 回は、〔『法華経の智慧』 は世界に向けて開かれた書〕 であります。 1月号は、カラーページでなく モノクロページに記載されています。 〔法華経方便品の 「秘妙方便」 とは〕 引き続き、法華経方便品の 「方便」 について語られています。 佐藤 勝  衆生を 「真の教え」 へと導くための 「仮の教え」 …… 『法華経の智慧』 では、池田会長が 「要するに 『方便』 とは [続きを読む]
  • 「世界広布新時代 青年拡大の年」に思う
  •  2017年(平成29年)、「世界広布新時代 青年拡大の年」 明けましておめでとうございます。本年も何とぞ “創価教学随想” をよろしくお願い申し上げます。 S G I 会長 池田大作先生は、“「地涌の青年」よ! 人類の希望の光源に” という 新年メッセージ を、S G I グラフ 1月号に発表してくださいました。 そこには、「青年の心」 について指導されていますので、少々ですが引用させていただきます。 青年こ [続きを読む]
  • 「希望の源泉」(5-b)(諸法実相)
  •  「希望 の 源泉」(池田思想を読み解く) の第 5回は、〔生命論として 「諸法実相」 を読み解く書〕 であります。 前回の第 5回から 「方便品」 に入っていますが、方便品は何と言っても 「諸法実相」 を論じなければ、画竜点睛を欠くことになるし、片手落ちになりますので、2回に分けての記載となります。 〔「実相」を「宇宙生命」と捉える視座〕 「諸法」 とは森羅万象のことで、「実相」 とは 「ありのままの真実」 とい [続きを読む]
  • 「希望の源泉」(5-a)(危機を乗り越えるために)
  •  「希望 の 源泉」(池田思想を読み解く) の第 5回は、〔生命論として 「諸法実相」 を読み解く書〕であります。 今回からは、いよいよ法華経の 「方便品」 についての章になります。 ところで拙ブログを開いてみたら、冒頭部分に スポンサーの広告が挿入されていました。何やら一か月以上、更新しないと挿入されるそうで、この点は知りませんでした。 ここのところ、雑用やら気が乗らないやらで、もたもたしていたら もう一 [続きを読む]
  • 希望の源泉(4)(法華経は直説か創作か)
  •  「希望 の 源泉」(池田思想を読み解く) の第4回は、〔超越性と現実の間を往還する思想〕 であります。 今回から、法華経の 「序品」 についての章に入ります。 〔法華経は釈尊の 「直説」 か〕 佐藤 優  この章で池田会長は、いわゆる 「大乗非仏説」(法華経など大乗仏教の経典は釈尊の 「直説(じきせつ)」 ではなく、後世の 「創作」 であると捉(とら)える説) の問題に踏み込んでいますね。 会長は次のように述べ [続きを読む]
  • 希望の源泉(3)(「危機の時代」を予見する)
  •  佐藤 優氏の 「希望 の 源泉」 (池田思想を読み解く) の第 3回は、〔今の 「危機の時代」 を予見していた 『法華経の智慧』〕 です。 〔仏法の智慧を現実社会へと展開〕 佐藤 勝  『法華経の智慧』 は、常に現実社会との関わりのなかから法華経を捉えようとしていますね。 「序論」 だけでも、ボスニア紛争、ソ連崩壊後のロシア社会の混乱、生命科学の最先端などの問題が俎上(そじょう)に載ります。 そして、そのような [続きを読む]
  • 「新・人間革命」第10巻〔言論城の章〕(学会精神)
  •  第10巻では、1965年(昭和40年)元旦から、翌年 3月 5日の壮年部結成大会までの模様が描かれている。 〔言論城〕 人間革命 ―― そこには、いっさいの原点がある。 すべての根本をなしているのは、人間であり、自己自身であるからだ。 ゆえに、自分自身の生命の変革が、家庭を変え、地域を変え、社会を変える。時代を変え、歴史を変え、世界を変える。 その人間革命をなしゆく仏法の力の大潮流が、渦巻き、怒涛と [続きを読む]
  • 横浜・大口病院事件に思う
  •  また、悲しい事件が起こりました。横浜市神奈川区の大口病院で、患者の点滴に異物(界面活性剤)が混入され、寝た切りの二名の高齢者(88歳)が殺害されるという事件が起きた。 この病院の 4階では、7〜9月の 2か月間に 48人が死亡していたが、事件発覚後は死亡者は出ていないと言う。現時点では、犯人は特定されていないが、外部からではなく病院内の医療・介護の従事者の関与が疑われている。  これに似た事件とし [続きを読む]
  • 希望の源泉(2)(すべての思想を生かしていく)
  •  「希望 の 源泉」 (池田思想を読み解く) の第 2回 は、すべての思想を生かしていく 「法華経の智慧」 であります。 はじめに、宗教の悪魔的な一面について述べられています。 〔多文化主義を再生させる 「人間主義」〕 佐藤 優  「序論」 で、池田会長は次のように述べています。  「宗教は、使い方によっては “悪魔” となる。 人々を結びつけるべき宗教が、利用され、かえって分断をあおっている。 これほどの不幸 [続きを読む]
  • 夏季大学講座(B)
  •  午後からの講義は、恒例になっている質問会です。 * 釈迦仏法の成仏の境涯とはどういうものかという趣旨であった思う。 法華経の迹門では、二乗の未来の成仏を説いている。これらは所詮歴劫修行である。 また、提婆達多品では、竜女が直ちに成仏したことが説かれている。 釈迦仏法では、娑婆世界は穢土といわれている。三悪道は想定外として、人界以上を浄土としている。 * 釈迦仏法は、どうして西方の中東やヨーロッパ [続きを読む]
  • 夏季大学講座(A)(2016年)
  •  創価大学の夏季講座、本年も菅野博史教授の 「法華経」 を読む(11) ―妙音菩薩品・観世音菩薩品・陀羅尼品― であります。 本年は27日、台風の影響で雨になりましたが、無事受講することができました。 この 「法華経」 を読む シリーズも、あと 妙荘厳王本事品 と 普賢菩薩勧発品 の二品であるが、教授は来年には何か予定があるそうで、開講できないだろう とのお話がありました。 まず序論として、「法華経」 の三つ [続きを読む]
  • 相模原事件に思う(2)(万法は己心に収まりて)
  •  前のブログで、人は必ず年を取って死を迎える。そのように考えれば障害者の問題は、じつは自分自身の問題なのである と書きました。 これらの見解は普通一般的なもので、誰にでも分かるものですが、人はややもすれば自身の若さや健康なるをもって、老齢者や障害者を嫌悪し、蔑視・差別化してしまいがちである。 この事件の加害者も、このような考えのうえに、人の生命を金銭と天秤にかけ、効率主義・成果主義の風潮に流された [続きを読む]
  • 相模原事件に思う(1)(宗教を失った社会)
  •  神奈川県相模原市の知的障害者福祉施設 「津久井やまゆり園」 に、元職員だった男が侵入し、入所者らを刃物で次々と襲い、男女 19人が殺害され、重軽傷者も 27人に上った。この種の事件で、これほどまでの大惨事は過去にもなかったとのことである。 加害者の男は、取り調べに 「障害者なんていなくなればいい」 という供述をしているという。 また、「障害者は生きていても周りに迷惑をかけるだけ、無駄に税金をかけるより [続きを読む]
  • 宇宙的 ヒューマニズム(佐藤氏の「希望の源泉」から)
  •  雑誌 『第三文明』 に、佐藤 優氏の 「希望 の 源泉」 (池田思想を読み解く) が新しく連載されました。 第 1回 は、『法華経の智慧』 に見る 「民衆宗教」 と 「人間主義」 であります。 『法華経の智慧』 は、当ブログにも数多く引用させてさせて頂いています。法華経を学ぶためには無くてはならない、池田先生の代表的著作の一つであると思っています。 佐藤 優氏は、同志社大学大学院神学研究科を修了された、歴とし [続きを読む]
  • 本尊を簡(えら)んで
  •  本年 1月に発表された 「会則の教義条項改正に関する解説」 の中に、「日寛上人の教学には、日蓮大聖人の正義を明らかにする普遍性のある部分と、要法寺の法主が続き、疲弊した宗派を護るという要請に応えて、唯一正統性を強調する時代的な制約のある部分があるので、今後はこの両者を立て分けていく必要がある」 とありました。 今回の 『文底秘沈抄』 には、“唯一正統性を強調する時代的な制約のある部分” が大いにあるの [続きを読む]
  • 公明党の「与党化」
  •  佐藤 優氏の “『公明党50年の歩み』 を読む” は、(最終回) 〔公明党 「与党化」 の意義を考える〕 であります。 (第三文明・2016−7月号) 与党としての公明党は、1993年の細川連立政権参加によって始まり、1999年からは自民党との連立政権の樹立から本格化した。 しかし、それ以前の野党時代にも、与党化に向けての地ならしとも言うべき局面があった。 たとえば、1972年の日中国交正常化の際、中国 [続きを読む]