昨今のIFRS狂乱ぶりにウンザリ。日本企業が着実にIFRS対応するための勘所を会計コンサルの立場から語る。
私の会計コンサルタントとしての経験と知識の発信、皆様からのご質問・ご意見等を通じて、最良のIFRS対応の道を探る唯一無二のブログにできたらと考えております。お気軽にコメント、ご質問、忌憚のないご意見等をお寄せていただき、皆様とともに本ブログを有用な情報発信ツールとして育てていけたら、私にとってもこれ以上の喜びはありません。
IFRS適用後の原価計算をどうするかという点に関しては、課題があるという記事を書きました。※「IFRS適用後の原価計算・棚卸資産の大きな課題 」参照IFRSベ…
IFRSでは、IAS36「資産の減損」において非流動資産である有形固定資産・無形資産に係る減損を規定しています。その他特定の資産については、他の基準書において…
無形資産の取得には、(1)外部からの取得と(2)自己創設により取得とがあります。(1)外部からの取得外部から取得する場合、個別に取得する場合と、企業結合によっ…
IFRSでは、無形資産について下記の通り定義しています(IAS38「無形資産」)。(1)物質的実態のない識別可能な非貨幣性資産(2)過去の事象の結果として企業…
(1)IFRSでは、残存価額は「耐用年数到来時にその資産から受領できる価額」と規定されています。つまり、資産処分時の見積り処分費用を差し引いた受取額となります…
(1)IFRSでは、資産に具現化される将来の経済的便益は、主として企業が当該資産を使用することによって消費されるとして、資産の耐用年数は、当該資産を保有する企…
日本公認会計士協会は、平成23年1月20日に監査・保証実務委員会報告第75号「監査報告書作成に関する実務指針」改正に向けた公開草案を公表しました。日本公認会計…
(1)IFRSでは、資産について、予測される将来の経済的便益の消費パターンを最もよく反映する減価償却方法を選択する必要があります。なお、IFRSで採用できる減…
企業会計基準委員会(以下、ASBJ)は、平成23年1月20日に「顧客との契約から生じる収益の認識に関する論点の整理」を公表しました。ASBJのウェブサイトはこ…
IFRSで有給休暇引当金の計上が必要となることは前回の記事「短期有給休暇の処理(1)」で書きました。前回は、「そもそもなぜ有給休暇引当金を計上する必要があるの…
「ブログリーダー」を活用して、トモさんをフォローしませんか?