けい さん プロフィール

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けいさん: 憩
ハンドル名けい さん
ブログタイトル
ブログURLhttp://meuniverse.blog10.fc2.com/
サイト紹介文どなたかのどこかに印象が残るようなエピソードが描ければなあと思いつつ・・・
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供36回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2011/01/17 12:20

けい さんのブログ記事

  • 近況報告・ほとぼりが冷めたら消します m(__)m
  • 皆様、お久しぶりです。近況報告ですが、ほとぼりが冷めたら消去します。……って、まさに消去の話題です。先月、猫の日にネコパンチを食わされ、PC内のデータ全部消去という事態に。気が付くと、トップスクリーンから全てのアイコンが無くなっていた。そんな画面、見たことない。仕事もプライベートも大打撃を受け、以来、執筆どころではありません。今はまだ仕事第一です。データの復帰は諦め、やり直しています。今のところの [続きを読む]
  • とある飲み屋での一コマ(scriviamo! 2017) 
  • ブログで親しくさせていただいています「scribo ergo sum」の八少女 夕さんの企画「scriviamo! 2017」に参加しました。「scriviamo!」というのはイタリア語で「一緒に書きましょう」という意味だそうです。私は今年で三度目の参加です。企画期間中、夕さんのブログ上で参加者の書かれる作品または記事と夕さんとの楽しい交流が見られます。詳しくはこちらへ → 「scriviamo! 2017」それから!夕さんは今年、2017年1月の初め [続きを読む]
  • シェアハウス物語 21 黄金の部屋にて(3) 
  • 「大丈夫」「よかっ……」「とは簡単に言えないけど、そうであってほしいと思う」 それだけですべてを察することはできないものの、宇宙もムーカイも神妙な顔つきになった。「名まえはメアリー・アン(Mary Ann)。二十一歳。フィリピンから来たんだって」「二十歳過ぎてたんだあの子」 宇宙が目を丸くする。顔を見た時、日本人ではないとわかったけれど、歳や国籍までは分からなかった。細く華奢な体つきから、高校生くらいかと [続きを読む]
  • シェアハウス物語 20 黄金の部屋にて(2) 
  • 「あの……」 ペタリ、という足音と共に女の子が振り返った。宇宙を見ると、傷ついた小鳥のように首をすくめる。玄関灯のほのかな明かりに照らされたその顔が目に入ったとき、宇宙は息を呑んだ。 赤黒い顔。特に目の周り。鼻血も切れた唇も痛々しい。一体この子に何が。すぐに言葉を出した。「どうしたの?」 けれども、同時に女の子が体をひるがえした。「待って」 上腕を掴むと、女の子が小さなうめき声を上げてよろめいた。 [続きを読む]
  • シェアハウス物語 19 黄金の部屋にて(1) 
  •  宇宙は、天気予報を確認しないで出かけてしまったことを悔やんでいた。朝出かけるときは、青空が見えていたからだ。夕方六限の講義の途中から聞こえてきたザーという雨音に気付き、少しだけ何かに裏切られたような気持ちになる。「コンビニで傘買えば?」 こんな時はそうするのが当たり前だというように提案する桧山は、コンビニの世話になる必要はない。桧山はオンキャンパスの学生寮に住んでいて、傘を持たずに雨の中を歩いた [続きを読む]
  • ラストに向けて
  • 皆様、いかがお過ごしでしょうか。エブさんでの色々がありながらも、ずっと気になっていたのが「シェアハウス物語」のラストです。新作を進めながらの同時進行ができず(一点集中型なの><)、やっとこれから取り組もうというところです。(えっと、はい、これから… 汗 -_-;)ところで、昨年の話なのですが…石田衣良先生・小説スクールのメンバーが教えてくれて、公募ガイドという雑誌の存在を知りました。(それまで知らなかっ [続きを読む]
  • 新聞小説にはまった
  • 新聞小説とは文字通り、新聞に連載される小説のことですね。私、今まで読んだことなかったんですけど(汗)、昨年のジャパン滞在のときにおもしろいよと教えてもらったんです。もう、がっつりはまってガン読み。読売新聞連載の二作を、ご紹介します。  まずは、中村文則さんの「R帝国」。近未来の架空の国を舞台に、人間や社会とは何かを真正面から問う純文学作品です。人間模様がもの凄く濃い。めちゃくちゃ好きな濃さです。ジ [続きを読む]
  • 2016 から 2017
  • 皆様、ご無沙汰をしております。冬のイイ季節、いかがお過ごしでしょうか。メリクリ・あけおめ・ことよろ……を、やっと迎えましたけいです。2017年に向けて、2016年の振り返りから、ブログ復帰をしたいなと思います^^2017・初日の出@瀬戸大橋*1月2015年11月から調子が悪くなった目のお医者さん通いを続ける。片道2時間半、帰りは瞳孔広がったままの運転(><)それと、小説投稿サイトのエブリスタに登録 [続きを読む]
  • ブログ六周年
  • 皆様、いつもありがとうございます。ブログ「憩」は、スタートしてから六周年を迎えることができました。年月ばかりを重ねて、記事数は少ないのですが、ここまでなんとかブログを続けて来られたのは、いつも暖かくご訪問・応援をくださる皆様のおかげだと感謝しております。さて、この六年を数字で見てみると…(一応恒例 -_-;)過去五年のアップ − 計226話(雑記を除く)で、平均すると少な…(-_-;)六年目のアップ −  [続きを読む]
  • 三つの乾杯 6 再会の祝い(2)
  • 「遥はどこの音大に行ったの?」 とりあえず、差しさわりのない話題から。学歴ぐらいは、こちらから尋ねても良いだろう。心の中は汗をかきまくっていたけれども、表面は努めて落ち着きを払う。「音大じゃなくて、国立大学の教育学部で音楽教育を専攻したの」「へえ」「両親とも教員だし、あんなこともあったし。教師にでもならなくちゃ、とんでもない親不幸だと思ってね」 あんなこと……「じゃあ、オーケストラ団員にならなかっ [続きを読む]
  • 三つの乾杯 5 再会の祝い(1)
  • 「乾杯」「奇跡の再会に乾杯!」 二人はタイムテーブル通りに、一回目のライブ演奏を終えた。二回目の演奏を控えているため、アルコールではなくコーラとオレンジジュースで乾杯する。「相変わらずロマンチストね」「だって、二十年だよ。感傷に浸っても許される」 平日のホテルレストランは、客も少なくゆったりとしている。楽器の演奏者がラウンジの片隅で食事休憩をとっていても、特に違和感は無い。 バイオリニストとピアニ [続きを読む]
  • 三つの乾杯 4 定年退職の祝い(2)
  •  濃厚なパンプキンスープは、ほんのりとした甘さが味わい深く、それだけで満足してしまうくらいにおいしい。「進藤様にはホームメイド・ローストビーフ、奥様にはクリームソースのラムステーキでございます」 続けて運ばれるメインミール。担当のソムリエから説明を聞かないと、大樹も明美もどちらがビーフでどちらがラムなのかもわからない。「なんか緊張するなあ。明美さんにプロポーズした時よりも緊張するなあ」 不慣れなナ [続きを読む]
  • 三つの乾杯 3 定年退職の祝い(1)
  • 「乾杯!」「大樹さん、改めまして、長年のお勤めお疲れさまでした」「明美さん、今更だけど、いろいろありがとう」 向かい合う二人は、まるで双子のように同じように目を細めると、同時にグラスを口にした。「おいしい! このシャンペン」「子どもたちに感謝だね」 そしてまた、同じように目じりにしわを寄せた。この似たもの夫婦を見る者に、幸せのおすそ分けもできるくらいの笑顔で向き合う。 二人のテーブルには、愛らしい [続きを読む]
  • 三つの乾杯 2 二十歳の祝い(2)
  • 「大体、アニキたちが知ってたってのもむかつくんだよ。いいから吐けよ。知ってること全部、今すぐここで吐け!」 恐らく、今の里桜のイライラ・レベルは100のうちの100超え。計量器の針を振り切る勢い。ラウンジレストランで騒ぎ立てない代わりに、声を震わせる。 確かに兄妹には、母親がいない、という事情があるにはある。男系家族であると言える。けれども、父親の育て方に決して間違いはない。 それならば、自分たち [続きを読む]
  • 三つの乾杯 1 二十歳の祝い(1)
  • 「乾杯!」「里桜(りお)、二十歳の誕生日おめでとう!」 この日。二人の兄たちから祝福され、大人の階段を一歩上がる。その先には、ティーンだった今までとはグッと違う新しい世界が待っている。 五つ星であることををそのまま主張するようなネーミングの「ファイブスター・ホテル」で祝う、記念すべき二十歳の誕生日。 ホテルの二桁階にあるラウンジレストランからは、夜になると大きな窓からそれこそ宝石箱をひっくり返した [続きを読む]
  • 小説講座に行ってきました
  • 小説投稿サイト・エブリスタで募集された「石田衣良小説家養成プログラム」という企画に受講生として選出され、先日第一回の小説スクールに参加してきました。場所は東京・渋谷。少し早目に到着して、同じように早くにいらした方々と歓談。簡単に自己紹介して、落ち着いたところで早速プロットの話になりました。実際にご自身のプロット帳をご持参された方からノートを見せていただいたり、プロットとして書きだすことはない代わり [続きを読む]
  • ブロ友さんと逢いました
  • 倉敷から神戸に行って、ブロ友さんと逢ってきました。ブログ「カギ珍!!」の甲辰さんは、神戸でカギ屋さんを営んでいる美中年さんです。ブログにはカギ屋さん関係の面白エッセーとシリアスエッセー、それと、甲辰さんの“脳内ファンタジー”などのお話が盛りだくさんです。ブログのうたい文句にもあるように、泣き笑いの楽しく、そしてぐっと思いの伝わるお話がたくさんあります。今回、倉敷に滞在中、神戸だったら行って帰って来 [続きを読む]
  • 三つの乾杯(Three Cheers) 予告
  •  三つの乾杯(Three Cheers) 予告________________________________________ 乾杯から始まる三つの物語。*「里桜(りお)。俺たちの知っていることをちゃんと話すから、よーく聞け」 長男の崇(たか)が、今まで一度も見せたことのないような真剣な眼差しで里桜を見つめた。 次男の裕(ひろ)もグッと目に力を込めると、里桜と視線を合わせて大きく頷く。 兄二人のただならぬ態度に、里桜はピキッと姿勢を正した。*  三 [続きを読む]
  • シェアハウス物語 18 アリーの引っ越し(2)
  • 「月に代わって、お仕置きするよっ!」 ニコールがノリノリでアニソンを歌う。 アリーのお別れ会も、食事が終わると二次会モード。リビングのiTV(最新のテレビ)がカラオケのモニターとなり、アプリからそれぞれに曲を選択する。「ほおら。アリー、歌って!」 ニコールからワイヤレスマイクを渡されたアリーは、困ったように眉をハの字にしてそれを握る。その割には意外に上手い。日本の歌を日本語で歌う。 ワンちゃんも歌え [続きを読む]
  • 倉敷に滞在中^^
  • 皆様いつもご訪問・応援をありがとうございます。今年のジャパンは台風の接近・上陸が多くてびっくりです。皆様はいかがお過ごしでしょうか。さて。横浜出身のわたくし。現在、倉敷(岡山)に身を寄せております。良いところですね。倉敷の美観地区は、期待を裏切らない素敵なところでした。http://meuniverse.blog10.fc2.com/blog-entry-385.html倉敷でのんびり過ごす日々の合間に、ポッと渋谷へ行く用事が。今年に入ってから、ブ [続きを読む]
  • シェアハウス物語 17 アリーの引っ越し(1)
  • 「とりあえず、乾杯!」 ニコールが音頭を取る。「とりあえずなの?」 グラスを手にとぼけるのは、いつも宇宙。「お祝いとはちょっと違うからね」 解説するのは、いつもムーカイ。「お祝いも含む、だけどね」 補足は、ワンちゃん。「ミー」 シャミーも一人前に、テーブル脇で参加。アリーはニコニコ顔で、缶ビールを口にした。 明日の朝、アリーはこのシェアハウスから引っ越しをする。これからは、勤め先電気工務店社長の家 [続きを読む]
  • Trip in 2016
  • 倉敷(岡山)から横浜に戻ってきました^^*瀬戸大橋。これを電車で渡りたかったの。岡山―高松。この後、神戸に行って、ブログ「カギ珍!!」の甲辰さんのところのラウンジヘブンと、「コーヒーにスプーン一杯のミステリーを」の大海彩洋さんのところに行ってきました。お仕事のお忙しいところ、お邪魔しました m(__)m  そして、とても貴重な楽しいお時間をありがとうございました^^21/09/2016台風16号。電車運休のため、家で [続きを読む]
  • ジャパンに行きます
  • 皆様。いかがお過ごしでしょうか。私は、久々にジャパンに行きます^^Ausの家を今週末に出発して、メルボルンとゴールドコーストをふらふらして、来週末横浜の実家に着きます。今回はオージーを引き連れてではなく、Ausに来て以来初めて、長期有給休暇で十云年ぶりのまともな帰省です。数か月の滞在です^^横浜をベースに、ちょこちょこと旅行にも行く予定です。今のところ、箱根(神奈川)、浜名湖(静岡)、倉敷(岡山) [続きを読む]
  • シェアハウス物語 16 良晴(3)
  • 「『タイムラプスが面白い』とかなんとか言いながら、お父さん、ずっと外にいたりしてたんだよ」「そんなカタカナ用語、どこから教わったんだよ」「外に出て行ったきりのお父さんを探しに行ったとき、良晴の中学の夏休みのことを思い出したよ」「え、ああ……」 良晴も覚えている。きちんと閉じられていた記憶箱を開けて空気を通すように思い出す。「お母さん、それって、良晴がセミの羽化を撮りに行ったきり帰ってこなかったやつ [続きを読む]
  • シェアハウス物語 15 良晴(2)
  •  マスターが「オフィス」と呼んだその狭いスペースには、L字型のデスクが配置され、電話、コンピュータ、プリンター、書類棚など一通りのオフィス機器が設置されていた。 良晴が座り心地の良さそうなスプリングチェアに腰を降ろすと、マスターはそっとその場を後にして仕事に戻った。 良晴は携帯をデスクに置くと、画像モードに切り替えた。画面に現れた風景を受け入れようと息をのむ。それから気を整えて声を掛けた。「おやじ [続きを読む]