田中大造 さん プロフィール

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田中大造さん: ケアマネの正しい歩き方
ハンドル名田中大造 さん
ブログタイトルケアマネの正しい歩き方
ブログURLhttps://ameblo.jp/method3573
サイト紹介文福祉系ケアマネが語る医学、仕事のこと。介護現場の方もいらっしゃい。高齢社会を考えていきましょう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2011/01/28 12:51

田中大造 さんのブログ記事

  • サービス担当者会議 しなくてもよいとき
  • サービス担当者会議は通知で決められたときにしなければ報酬が減額されるというお話を前回しました。 ケアマネジメントプロセスの一連の業務は運営基準でガチガチに決められており、それに沿わないと減額されてしまうのですが、ごく小さな変更にまでやってしまうととてつもない量の仕事になってしまうからか、平成22年に「軽微な変更の場合は必ずしも実施しなければならないものではない」という通知が発出されました。(「…し [続きを読む]
  • サービス担当者会議 しなければいけないとき
  • さて、ケアプラン原案を作成したあとは「サービス担当者会議」をします。担当者会議をもつまではケアマネジャーは1人でコツコツやる仕事ですが、ここからいよいよ調整役の顔がのぞき始めます。「マネジャー」・「マネジメント」の出番です。 「1人で黙々と事務仕事するのが好き」なのか、「皆で協力し合ってする仕事が好き」なのか、好みの分かれそうなところですが、ケアマネジャーはどちらもできる力がないといけません。まあ [続きを読む]
  • コンパスで「〇」を描くな
  • 中学校だったか高校だったか、どっちだったか忘れてしまったのですが、とある社会の授業のとき、先生が「今日からコンパスで「〇」を描くな。フリーハンドで描け」と言われました。 円グラフを描く時だったと記憶しています。 小学生でコンパスの使い方を習ってから円を描くときはずっとコンパスを使ってましたから(え〜〜、なんで?)と思いました。 みな同じような思いを持っていたのではないでしょうか。 だって、フリーハンド [続きを読む]
  • 第3表「週間サービス計画」の構成
  • 第3表は「週間サービス計画」といって、一週間のサービスの予定が時間ごとに分かるような様式になっています。いつどんなサービスが提供されるのか、よくわかる様式で、私は好意的に捉えています。 サービス事業者にとっても、自分たちのサービス以外にどんなサービスを受けているのか、よく分かるものになっていると思います。 この様式には介護サービス以外にも家族の支援を書いたりすることで、どの程度のサービスが必要なのか [続きを読む]
  • 第2表はどう書くか
  • お盆の間に日曜日が来ていて1回飛ばしてしまいました(汗)ケアプラン第2表の続きを書きます。 第2表の構造はどうなっているかというと、「日常生活における課題(ニーズ)」 ↓「長期目標(達成までの期間)」 ↓「短期目標(達成までの期間)」 ↓「サービス内容」 ↓「サービス種別」 ↓「事業所名」 ↓「頻度(その期間)」という感じです。 この中で私は、「長期・短期」目標は問題があるんじゃないだろうか、とい [続きを読む]
  • 第2表 目標はどうして書きにくいか その3
  • 日常生活の課題のひとつひとつに「長期目標」・「短期目標」を設定するのは「労多くして功少なし」というお話の続きです。 お年寄りは「喪失体験」を数多く経験してこれからもそうなる可能性のほうが高い、だから「向上していく」という方向の目標を立てるのは向いていないのではないか、ということを前回は書きました。 2番目の理由としては、こんなことも考えます。 目標というのは自分で自覚して、自分で目標に向けて頑張る! [続きを読む]
  • 相模原やまゆり園の番組を見て
  • 今回は、ケアマネジメントプロセスの回をお休みして先週TVで盛んに流されていた「相模原やまゆり園」をテーマに取り上げたいと思います。 事件は皆さんご存じだと思いますが、「障害者は生きている価値がない」という考えを持った一人の人間が施設に暮らす障害者数十人に刃を向け多くの命を奪った事件です。あれから1年、ということで、多くの番組で取り上げられていました。 とある番組の中で、視聴者からの意見ということで、 [続きを読む]
  • 第2表 目標はどうして書きにくいか その2
  • 「スモールステップ法」は教育とか人材育成の手法として使われることも多いようです。はじめからとてつもなく高い目標を立てても、行動へのモチベーションは上がりません。達成可能性のある目標を設定するからこそ、そこに向けて人は頑張れるわけです。「小さな成功体験の積み重ね」とも言いますね。 「この考え方はもっとも」だと思う反面、高齢者のケアマネジメントには合うような気がしないのは、昔々から思っているところです [続きを読む]
  • 第2表 目標はどうして書きにくいか その1
  • 目標を書くのが得意な人はあまりいないと思うのですが、その理由を考えてみます。 短期目標を少しずつ達成して長期目標をめざすスタイルがこの表の書き方になっています。短期目標を一段ずつの階段に見立てて上がっていく、みたいな感じでしょうか。 この考え方は、おそらく「スモールステップ法」とか「スモールステップの原理」から来ていると思われます。 わたしは野球のイチロー選手やサッカーの本田選手など、一流のアスリー [続きを読む]
  • 第2表 長期目標・短期目標 記載要領によると
  • ケアプランを書くとき、「目標」の設定をどうするか、ということにも迷います。 国の示す記載要領には、長期目標については「個々の解決すべき課題に対応して設定する」と書いてあります。一つのニーズに対して一つの長期目標があるということです。つまり、その長期目標が達成されればすなわちニーズが解決する、ということです。 ただし、課題が短期的に解決できる場合やいくつかの課題が解決されて目標が達成される場合は複数の [続きを読む]
  • 第2表 生活全般の解決すべき課題(ニーズ)
  • それでは「居宅サービス計画」第2表を説明していきますが、私も業務をしながら未だに迷いながら書いている部分です。 読んでくださるみなさんからも「こんな工夫をしているよ」みたいな意見をいただけたらありがたいです。 今回は第2表の左欄、「生活全般の解決すべき課題(ニーズ)」について書いていきます。 ここには「自立生活を阻害する原因」を書いていきます。早急に解決しなければいけないニーズから順に書いていくのが [続きを読む]
  • 総合的な援助の方針
  • 第1表の一番下には「総合的な援助の方針」という欄があります。 この欄は、前回書いた「利用者及び家族の生活に対する意向」の欄と同じくらい大事なところだと思います。 「利用者及び家族の…」がサービスを受ける当事者がわの気持ちを強調するところとしたら、「総合的な援助の方針」はサービス事業者がわのことを書く欄になると考えればよいでしょう。 記載マニュアルには「ケアマネをはじめ、サービス担当者がどのようなチー [続きを読む]
  • 居宅サービス計画(1)の書き方
  • それでは、サービス計画の具体的な書き方について説明しましょう。今日は第1表についてです。 この様式で大事だなと思うところのひとつは、「利用者及び家族の生活に対する意向」です。 以前こんな指導を受けていたので(書けないなあ)と思ったことがありました。どんな指導だったかというと、「利用者の言った言葉をそのまま書きなさい」と。自分の意思を的確に言える人ばかりじゃないので、言葉を発することができない人もいる [続きを読む]
  • サービス計画原案の考え方
  • 先回までは「アセスメント」について長々と書いていきました。アセスメントはケアマネジメント全体のもっとも重要な過程だと思っています。 次にアセスメントを基にケアマネジャーが考えるケアプランの原案を作成する段階になります。ケアマネジャーがサービス担当者を迎えて会議するときに基にする資料をケアプラン原案と言います。ケアプラン原案は、「居宅サービス計画書(1)・(2)」、「週間サービス計画」「サービス利用 [続きを読む]
  • ニーズ⑳? ストレス
  • 8領域21ニーズの紹介も今回で終わりです。最後は「ストレス」のニーズです。 ⑳が本人のストレス、?が介護者のストレスです。 今までニーズを列挙させていただきましたが、すべてにおいて、この「ストレス」があるかないか、によって、その後の在宅生活、介護生活を気持ちよく送れるかどうか、ということが決まってきます。 よーく、思い出してみてください。要介護5の人で、在宅生活を何の心配もなく送ることができている人 [続きを読む]
  • ニーズ⑱⑲ 社会交流
  • ニーズ⑱⑲は、「社会交流」のニーズです。私は初めてこのニーズを聞いたとき、あまりピンときませんでした。「『社会交流』のニーズって、いったい何なんだ」と。 でも、何年もケアマネジャーをやってきて、今ではとても大事なニーズだと思っています。 まず、第一に社会交流がない=行動範囲が狭いということは、体力の問題に直結します。閉じこもり、やがて体力低下、そして、寝たきりになっていきます。体力低下とは、単に筋力 [続きを読む]
  • ニーズ⑰番外編 別居家族をどう考えるか
  • 家族関係のニーズが発生する元になるのは、高齢者が要介護状態になって今までとは違う家族関係になってしまったがために起こってくるものですので、もともと悪い家族関係を修復するような試みはまず考えないほうが良いでしょう。どんなに大変なケースでもケアマネジャーの力でどうにかなることは、0ではないにしても少ないでしょう。 また、家族関係を考えるにあたり別居している家族が関係してくることもまあまあ、あります。 言 [続きを読む]
  • ニーズ⑰ 家族関係 その3
  • 「過保護」のもうひとつの特別な例、というのを上げておきましょう。 モニタリングで自宅を訪問し、姑(要介護者)と嫁(介護者)のふたりと同時に会っているときに姑が言いました。この姑は口を開くと、嫁の自慢話をします。「本当に良くしてくれる嫁で」。 これです。頭に「?」が浮かんでいる人も多いことでしょう。 これは「嫁に聞こえるように」というのがポイントです。他人に向かって嫁を自慢するのを嫁が聴いたらどう思う [続きを読む]
  • ニーズ⑰ 家族関係 その2
  • 家族関係のニーズを探るには2つあると言いました。 ひとつめは、前回書いたとおり、「介護放棄」があるかないか。ふたつめが「過保護」かどうか、です。 このパターンは介護放棄と違って見つけにくいパターンです。過保護というのは、一見するととても熱心に介護をされてて、文句のつけようがない、問題ない、と見られますから。 発見の手がかりにできそうなのは「介護者がサービスを拒否する」という振る舞いです。この辺、介護 [続きを読む]
  • ニーズ⑰ 家族関係
  • ニーズ⑰は、「家族関係」です。このニーズをつかむには多くの経験や観察力や気づける感性が必要です。実は私も、このニーズをつかむのは、あまり得意ではありません。 ただ、このニーズをつかむと困難と思っていたことがスルスルとほどけていくような感覚を覚えます。 「家族関係」のニーズは、要介護(要支援)状態であるために家族どうしの関係に変化が現れていて、それが生活上の問題になっていることを言います。 家族関係が [続きを読む]
  • ニーズ⑮支出 ニーズ⑯金銭管理
  • 経済が健全かどうかを見るには「どれだけ収入があるか」と「どれだけ支出があるか」の2つに注意することが大事です。 前回言ったように、多くの収入があるようでも教育費がかかる子(孫)がいるとか、家のローンを抱えて毎月の返済に苦労している、とかあると「ニーズあり」というふうになります。ですから、ケアマネジャーは家族構成や家族の職業から家や家具などの備品の様子までくまなく観察しておくことが必要です。 こんなこ [続きを読む]
  • ニーズ⑭ 収入
  • 次は、経済に関するニーズです。 生活していくうえで経済はとても大切な項目です。しかし、デリケートな部分でもあるのでアセスメントには慎重にならざるを得ないところでもあります。 しかし、まったく触れないわけにもいきません。経済に行き詰ってしまうことはとても恐ろしいものだからです。 例えば、介護負担が大きすぎて家で看られなくなった時、施設入所を選択することもあるわけですが、施設に入れるお金が負担できない場 [続きを読む]
  • ニーズ⑩ 食事・食生活
  • 「食事・食生活」のニーズには、まず、食事に関わる家事を細かく見ていきます。「献立」・「買い物」・「調理」・「衛生管理」と4つに分け、それぞれを「できる・できない」と判別していきます。できない過程にはサービスを計画する必要があります。 このことは、ニーズ⑪ 掃除・整理ニーズ⑫ 洗濯にも言えることです。「掃除機は使えないけど、ほうきなら使える」「畳むのはできるけど、干すことはできない」というように、細 [続きを読む]
  • 家事のニーズ
  • 日常生活を送るうえで必要な家事が適切に行われているか、という項目です。 ニーズ⑩ 食事、食生活ニーズ⑪ 掃除、整理ニーズ⑫ 洗濯ニーズ⑬ 生活管理全般 と、なっています。 適切になされていなければニーズあり、として、解決するプランを立てますが、この領域は、こちらの価値観で判定してはいけないところであります。 例えば、食生活では嗜好が違いますし整理も人それぞれの許容範囲があります。家 [続きを読む]
  • ニーズ⑨ 時間帯別介護負担
  • 介護負担というと、「どんな動作に負担かかかるか」ということに関心がいきやすく、それは「ニーズ⑧ 動作別介護負担」にて詳細を解説しましたが、介護負担のニーズには、時間帯に関する負担にも注意が必要です。「ニーズはいくつある?」でも言った通り、家の誰かが介護が必要になると、「今までの自分の生活」+「介護」という生活になり、今までの時間と同じように過ごせなくなるからです。 では、どの時間帯に介護が集中 [続きを読む]