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2011/02/04

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  • 東へ‥ Hadap ke timur! to the east.

    東への旅に出発する前にどうしても掘り下げておきたかったロンボク南部へ。先日タイのチュラロンコーン大学でASEANについての大学会議があり、ASEAN+の若い人達と意見を交換する機会があったが、大小の差がある他は、このロンボクが内包する諸々の現象は、東南ア...

  • 2月

     どれだけ高潔な精神でもそれが入っている入れ物は、身体というモノにすぎない。モノという点では、その辺の石ころとなんら変わりない。この入れ物が無くなれば自然、消失する。この有限極まりない、モノ、を最大限生かしてそれぞれの目標を達成しようと、なんとか這いつくばって生きるこ...

  • ロンボク

    気候が温暖のためか、林の様な場所でも生産できる作物が多い。この点が日本と大きく異なる。日本でも農薬や科学肥料を使わない場合、土が一番重要とされ、落ち葉をよく集めては畑に入れているが、だったらはじめから木の生えている下でやればいいと思うのだが、実際そういう光景を見ないという事は...

  • トラジャ4

    町に雨が降り出すと、どこからか鳥がやってきて、盆地上の町の上をぐるぐるといつまでも飛び回る。鳥達に目をやりながら、ここに来てから見た光景を思い出す。 古いスクーターに乗って岩の剥き出した不整地を1000キロ以上走った。時に雨期の泥濘した道を、時に谷沿いの道を落ちそうになりなが...

  • トラジャ3

    トラジャの村での暮らし、その間の牧師との生活も終わりに近づいている。見ている瞬間、瞬間が絵のようである、そういうふうにふと思う事がある。 前に撮った写真(ニコンミニギャラリー) http://www.nikon-npci.com/ eng/gallery/

  • トラジャへ2

    西部Bittuangにて。 朝、目が覚めると、まだ生きている。 今日ここに生命があるということは何という幸福であろう。しかし、その幸福がもたらすものが恐ろしくもある。生きているということだけへの充足感が、人間の活動の根源である生への渇望を阻害するからである。

  • トラジャへ

     ロンボクでのアグロフォレストリーの様子や、亡くなったバリのお婆さんの家へ訪ねた事等さしあたって書きたい事があるが、現在スラウェシ島タナトラジャにあり、更新もなかなかできないので(インターネットがつながりにくい)、最近撮ったいくつかの写真を、有様にのせておこうと思う。 バリ...

  • 子牛1頭

    「1年に、子牛1頭です。」 10月も終わる頃というのにまだ雨が降らず、照りつける日差しの下、乾燥した田んぼに腰を屈め草を刈る女性がある。雨期では田植えに従事し、乾期も終盤のこの季節は田の整備を兼ねて、刈った草を雇い主の牛の餌にする。彼女の仕事は、小作人として1年...

  • ロンボクへ再び

    日本はアジアの一部で、ぐるりと周りを取り囲んでいる大陸や島々の人々がちょっとづつ混ざって今の日本になったのだなあ、地図上の海に囲まれた日本を見ていて思ったことがある。南方に来てみて実際に言葉の面で似ている単語もいくつかあり、ああやっぱりどこかでアジアの諸々の地域と日...

  • Jakarta

     コンクリート製の、塔や城郭のような横穴式の住居が空に向かって伸びている。 それらの間を行ったり来たりする私はネズミか。では今、私の周囲にいるこの無数の者もネズミの仲間であろうか。不快な車の排気ガスやよく分からない粉塵が、肺や目に入り込む。わざわざこの様な所で住む事もなかろうに...

  • 序文

    見上げればそこには無限の広がりを持つ大空がある。そしてこの不思議な青い空間は世界中と繋がっていて、その向こうではこちらと同じ時が流れている。世界中のどこにいてもそれは変わらない。地球の始まり、それ以前からずっと存在する一定の流れの中に、今という時間は二度とこない。過去も現在...

  • http://deathwishtoday.blogspot.com/2011/06/blog-post.html

    この空も、あの空と繋がっている、 いま流れているこの時間も、過ぎ去ってしまった過去とも。 地に生物が躍動する、自然の摂理の一部に、人間もいる。 草葺く平原の雑草と、まったく同じなのだ、人間も、私も。

  • リンジャニ山近郊

    久しぶりにロンボク島の話。ある夜Bayanという村の一宅で喰わせてもらった、フキノトウの汁。人間なので色々な事を日々忘れていくが、強く心に刻まれて忘れる事ができないものも中にはある。それが私の場合はこの汁の味というわけだ。味というのは案外、長く心に残るものである。まだ雨期の...

  • 清見

    「今の時代は皆が最高に贅沢をしている。私は(昔の)大変な時代も生きてきた。今の様な時代もあれば、必ず”裏”が来る。そうなった時に、厳しい暮らしに慣れていない今の人達はきっと大変な思いをする。」85歳、一人暮らしの彼女は言う。 全ての物語が実体験から語られる彼女との会話は、聞い...

  • 雪山へ

  • 眠たい犬

    人間の争いごとなど、犬にとっては何やら分からないことである。「アーァ」。 延坪島・朝鮮半島。

  • ロンボク思い出し日記-南方の農業-

    (この写真はJIFPRO飯田先生が撮影したものです。一切をアナログで撮影。) 金がなければ自分の土地にどれだけ木が生えていてもクソの役にも立たない。いかに数百年の大樹といえど一杯の飯に生死がかかっているのである。そういう状況で選択肢は少ない。木を切って売って、そこが畑...

  • 飛騨高山

    88歳のおじいさん。自動車第21聯隊(連隊)へ入隊、戦時中は中国内陸部で過ごした。「ひどかったあ。戦地のことは語りたくもない」 「あんた名古屋からきたんか。ほうか!名古屋にも仲間がおったよ。もうほとんどおらんくなってしまったなあ。」

  • 消される風景

    縁あって名古屋市守山区中志段味で約300年続く農家、現代の野田農場を訪ねた。 今、野田農場は、道路建設、ユニーの新規店舗建設により農場経営から合法的に撤退させられようとしている瀬戸際にある。これに対して農場側は、農業を続けたいという意志と農場を中心とした周辺の豊かな自然を...

  • 山国の記憶

    子供らの賛美歌を歌う声が耳の奥で響いて、消えない。そのために、 あの日からずっとこの道を歩き続けている様な感覚が続いている。美しい思い出はさながら悪魔の様に、心をとらえ、虜にされた心は虚ろでとどまるところがない。

  • http://deathwishtoday.blogspot.com/2010/10/3010.html

    木が伐採されて荒れ地の様になったごつごつした道路上に、真っ暗闇の中ぽつんと佇むのはひどく気分が良かった。9月の終わりというのに地上は連日30度を超え、先週まで裸になっていても汗が出る程であったのに、どこか富士の高地のこの場所では深夜気温が10度を下回っている。動かないでい...

  • 婆との思いで

    人と人との出会いがどのような因果に依るものか、時々考える。運、天命、縁、はたまた似た属性の物が引かれ合う人間の特性か。しかし、この際そんなことはどうでもよろしい。目の前に現れる人間、事象、それらの全ては論理(くち)では説明できない。このかけがえのないものを心で感じ、大切にする...

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