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ふくろう親父。
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住所
奈半利町
出身
奈半利町
ブログ村参加

2011/02/12

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  • 配達

    現在87歳の方の森林鉄道に乗った記憶です。彼は安芸市内で清涼飲料水の製造販売を生業としてきました。まだ森林鉄道が走っていた頃のこと、かれは馬路村魚梁瀬にある商店から注文があると、安芸市の工場から商品を運んでいたのです。届けていた商品は「みかん水」、「ラムネ」、「ミルクコーヒー」等でなかなかに重かった筈です。現在のような紙パックはありませんからね。当然のごとく全部瓶です。午前8時前には家を出て、奈半利の取引先に顔を出し、用事を済ませてから、商品を森林鉄道の客車に積み込んで魚梁瀬まで運んでいたのです。その当時には魚梁瀬にも若者がたくさんいて、多くの人たちが生活しており、賑やかな場所だったそうです。もちろん奈半利町の町中にも何軒かの取引先があって、配達仕事があり、結構忙しかったのです。良い時代です。現在は大手の製造業...配達

  • 地産地消。

    なかなかに元気です。テレビで見る範囲なのですが、全国各地で地産地消が進んでいます。そしてB1とかといった「食」に関する情報が、今各地で溢れています。先日北川村から馬路村に向かって車を走らせていました。これから柚の取り入れ時期になるのですが、なかなかに新たな情報も、新製品も出てきません。北川村から新たな販路が期待されるようですが、素材提供の範囲から出てはいないようです。この綺麗な黄色とあのキュンとした芳香を生かした食品開発を何かしら期待したいところです。かつて北川村で考えられた柚飲料が隣村で商品になったように、もうそろそろ新たな商品提案が欲しいところです。シャープ創業者の早川徳次氏は、こんな言葉を残しています。「まねされる商品をつくれ。」「常に他より一歩先に新境地を拓かねば、到底事業の成功は望まれない。」誰でもが...地産地消。

  • 森の巨人達との出会い。

    予定どうり安芸郡馬路村魚梁瀬千本山に行ってきました。いつ行っても凄いところで、感動でした。今回の事業は、魚梁瀬山の案内人クラブが森林環境税を利用して開催したもので、山の中での音楽会です。私もギターの演奏会は久しぶりでしたのでゆっくり楽しめましたが、演奏者は大変だったろうと思います。少し寒かったこともあって、手がかじかんで苦労をしていたようです。映画音楽を中心に、昔よく聞いていた曲ばかりを演奏してくれました。最初の曲は、映画「ひまわり」。ソフィアローレンと広大な向日葵畑が思い出されて、好い感じでした。普通、弦楽器は屋内での演奏会が多く、こうした場所は難しいとされていましたが、人数が少ないこともあって、適当な距離感で楽しめました。又来年も出来たら良いですね。屋外での演奏会でどうしても多くなるのは、管楽器や打楽器です...森の巨人達との出会い。

  • 十三夜

    今日は十三夜。古くから月を愛でるのに最適な日とされているのですが、「十三夜」言葉の韻がいいねえ。月を見るなんて、普段はやらないですからね。今日ぐらいは見てみたいですね。なぜか、ちょっと昔のことを思い出してみたりして、つい音楽をかけたりしています。しかしさっき、グらっときましたね。震度3ですか。あぶないあぶない。今までずーと北のほうで地震があっても、高知では静かなものだったのですが、ついにというか、久方ぶりの地震がありました。南海地震の前兆的な物でなければいいのですが。いつかは来るものだとは思っているのですが、まだ困ります。準備が出来ていませんからね。さて今日は馬路村魚梁瀬で音楽会です。山の中で、木樹と一緒にクラシックギターの演奏を楽しむ事になっています。楽しみにしていたイベントですから、もう出発の準備万端です。...十三夜

  • いまこれにハマッテイマス。

    いま、これにハマッテイマス。花の谷のコケを採取して玉状にしました。中にちいさな名前も知らないのですが、植物を入れてあります。ちょっとしたワンポイントですね。コケの中は植物の根を土で包んだ、土のダンゴが入っています。まだつくって4~5日ですが、緑が事務所の中にあると「好い感じ。」です。何年か前、このような物を野市町の店舗で見たことがあったのです。それからずっと忘れていたのですが、先日花の谷で綺麗なコケを発見して一念発起して作ってみようと思ったのです。まだぎこちなく、作業手順もわからないのですが、なんとか玉状になって、ちょっと良い感じです。もしかすると玉状でなくても良いのかもしれません。使用するコケについては、これも何種類か集めてみましたが、根のしっかりした布状に成長しているものが良いようです。下に敷いた板皿は、こ...いまこれにハマッテイマス。

  • 明快!されどされど。

    新聞の記事です。「金ない、食物ある。大丈夫」哲学者なのです。明快なのです。そして、無理をしているように見えないのが、素晴らしい。私なども「そうした生活にあこがれているのです。」が、しかし単純に割り切れないのです。必要な現金は、季節労働や教師をして稼ぎつつ、農業をして暮らしている方の紹介ページが今日の新聞の26面にありました。これがなかなかに面白いのです。農業だって農薬を使わず、自然農業です。除草もしないのです。電気は冷蔵庫だけ、風呂は五右衛門風呂。経費はかけないのです。日本の食料の自給率が下がり続けていることに対しても、提案をするのです。「公務員も含めてみんなで1反の田畑を耕作すれば食糧事情が変わる。」と看破する。これ良いですね。政治家の先生や公務員さんがたが泥にまみれて農作業をするなんて、考えるだけで面白い。...明快!されどされど。

  • 瓦の話 1

    今日は久方ぶりに、思うところがあって本のページをめくっている。題は「かわら日本史」。珍らしい本だと思う。瓦の話です。今では普通に家屋の屋根に乗っている瓦です。瓦の歴史は結構古いのですが、よくわからないことが多いのです。ちなみに幕末頃、わが町にも瓦を焼く職人がいたらしいのですが、定かではありません。日本には今から1400年以上昔、崇峻元年(552)に百済から4人の工人が派遣されて伝えたとされています。仏教伝来の30数年後、仏教の普及上、必要とされて仏殿造営のために、4人の職人が渡来、技術移転が行われたことに始まるのです。草葺、茅葺よくて板葺。天皇が座する宮殿も板葺だったのです。推古32年(624)には「寺46ケ所、僧816人、尼569人」と「日本書紀」にあります。瓦が屋根材として使用されることで建築法に変化が現れ...瓦の話1

  • これからのこと

    昨日の高知新聞に掲載されている記事です。10年以上、道路整備に係わる運動に関係していたことから、妙に気になる記事です。それに記憶にある方々が実名で出てきたこともこの記事が気になった一因です。「談合と決別」「国交省説明なし」大見出しです。「やっぱりね。」といった感想です。別段驚いてもいません。ただ公取委から総額17億円もの課徴金が課せられたのです。ふと思ったのです。「この金額で未整備の工事区間を延長してくれないかなあ。」不謹慎なのでしょうが、基盤整備が遅れている高知県の現状を直視し、かつ「金がない」といった理由で進まない事業についてちょっと考えてしまいました。「力勝負で入札すれば、大手だけが受注し、つぶれる業者も出てくる。業界の連帯意識もあって・・・」記事の中で、関係者の意見として出ています。「共存共栄」というの...これからのこと

  • 田野貯木場開設とその時代

    最近、隣町(田野町)で何やかやと取材をしている。資料を読み、現場で確認をして納得がいかないところ等は現場取材です。「~~はどうでしたか?」「こんな可能性は?」思いつくままにこちらが質問すると結構いろいろと教えてくれる。最初は胡散臭い感じでとっつきにくいのですが、理由をしっかりと説明をすると急に饒舌になる。人は面白いものだ。今日の題材は田野貯木場開設と当時の物流事情です。「田野貯木場は明治30年(1897)に魚梁瀬事業区字千本山国有林官行事業開始に伴いその製品貯蔵場として設置されたものの、一時中断、明治35年(1902)に官行伐採事業開始と同時に復活し奈半利川を流送した木材を海浜で水中貯材する小規模なものであった。」と資料にある。その水中貯蔵場所については、森林鉄道の写真集「林鉄」の撮影作者寺田正氏の記述に「運河...田野貯木場開設とその時代

  • 森林鉄道ウオーク

    先週の土曜。6日に森林鉄道ウオークにガイドとして参加しました。「味工房じねん」で参加者達と合流。安芸駅出発の方々が70名以上もお見えになったことから、4人のガイドで対応したのです。ウオークと銘打ってのツアーですから、最初からウオークです。安田川の東岸線は、いつ行っても最高のウオーク場所です。自然が豊かで、何よりも川の清流がすぐそこに見えますから、楽しいことこの上もなしといったところです。「あ!魚がおる。」「この草は何?」まあイロイロと楽しげな声が出てきます。1時間30分程度の運動ですが、3つの隧道やら桟道、明神口橋など重要文化財指定の森林鉄道遺跡をご案内です。いつみても赤い橋と緑の木々のコントラストは素晴らしいですねえ。誰が最初に橋を赤くすることを考えたんでしょうね。そういえば朱塗りの欄干なんかが結構昔からあっ...森林鉄道ウオーク

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