NORA さん プロフィール

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NORAさん: bulle de savon
ハンドル名NORA さん
ブログタイトルbulle de savon
ブログURLhttp://kazcellar.blog61.fc2.com/
サイト紹介文NYを舞台にした「Magnet」という群像劇を連載中。海ドラ・洋画好きな方、ぜひ遊びにきてみてね。
自由文「ちかいうちに君はミス・シェリーと出会うんだよ」
突然幼稚園を解雇され呆然とするラムカ。プレイボーイの訳アリ料理人、ショーン。
恋人に裏切られ続けるネイリスト、ベティ。悩み多きゲイのヘアメイク・スタイリスト、ミシェル。
心優しきカフェのバリスタ、ポール。

現代のNYを舞台に、ある不思議な少年との出会いに翻弄される大人たちが織り成すラブ・ストーリー。
(・・・たぶん・・・汗)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供20回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2011/03/24 15:46

NORA さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • Magnet 37. 「Love is stronger than pride − 愛はプライドよりも強く −」
  • 「―――んん……」指が頬を滑る感触に、寝ぼけたまま、彼が子供のような甘い声を上げる。頬から唇にその感触が移動した時、ようやく彼の瞳が開かれた。彼の瞳を開かせた犯人が、罪作りな笑みを向ける。「Hi……起きてたの?」「とっくにね」「ふぁぁ……あー、いい匂いがする」「Yeah , エスプレッソを淹れたんだ。それと朝食も」「No , it’s YOU !」「Aw !」ベッドの縁に腰かけるミゲルを引き倒し、男の上半身に自分の上半身を [続きを読む]
  • 「Magnet37」更新しました
  • お待たせいたしました。 今年最後のMagnet更新です。本当は今年最後はショーンさんとラムカちゃんでキメたかったんですけどね。どういうわけか「M&M 愛の劇場」になってしまったという。しかも今回5000字に届かないくらいの非常に短いお話となってしまいました。その代わり、内容はけっこう濃いと思うので、それでお許し下さいまし。いやもう、作中のミシェルのように、ミゲル兄さん愛が溢れて溢れてしょうがなくてですねw時間置 [続きを読む]
  • 「Magnet36」更新しました
  • 大変長らくお待たせをいたしました。ようやく36話のお披露目でございます。いや、長いことお待たせしてしまった割に「え、こんだけ?」だし、「え、何だかすげーテケトー」だし、もういっそのことこのまま雲隠れしてトンズラしたほうがいいんじゃないかと本気で考えたりもしたんですがね。それではミゲルファンでもある辣腕編集員Sさまの逆鱗に触れてしまう!と思いましてw(半嘘)いあ、もう本当に今回は超がつくほどの難産でし [続きを読む]
  • Magnet 36. 「Light and shadow − 光と影 −」
  • 突然部屋の中に違う空気が流れ込んだように感じ、ラムカは顔を上げた。同時に「フィル!」というキャサリンの声が響き、その場にいた全員が入口の方へと視線を向ける。ただいまとおかえりのキスをキャサリンと重ね、その場の面々との挨拶もそこそこに、フィリップはミゲルを伴い、2人で書斎へと姿を消した。何となく人の気配を感じ、キャサリンが玄関のほうへと行くと、そこにはフィリップの秘書、ヴァレリーが立っている。いくつ [続きを読む]
  • Magnet 35. 「Much ado about nothing − から騒ぎの夜 −」
  • アッパーイースト  7:15 p.m.「―――No , no no , その件ならアトリエにきちんと伝えてあるし―――Oh , No , それは変更なしでって話はついてるはずよ?」「そこにこの小さいタルトを並べてもらえるかい?」「こんなかんじ?」「Yeah , good , もう少し間隔空けて―――そう」「―――それじゃ何も進んでないってこと?」「―――OK , じゃあ次はタルトにこれとこれを乗せてってくれるかい?こんな感じで―――」「うん、わか [続きを読む]
  • 「Magnet34」更新しました
  • どうやらべチ子さん、やらかしちまったようですwま、それもこれもお酒のせいなのか、それプラス、欲求不満のせいなのか。きっといい男が寄って来たんだと信じたいとこではありますが。今回も6000字ちょっと、と短くてスミマセン。最後も(てか全体的にw)思いっきり手抜き感アリアリ、です。重ねてスミマセン。ま、しょせんこんなもんです、アタクシの書くものなんてw [続きを読む]
  • Magnet 34.「It's too late for a gimlet − ギムレットには遅すぎる − 」
  • マンハッタン……のどこか  8:25 a.m.ぐーがっ………ぐーがっ……―――耳障りなくせに規則正しく鳴り響くいびき。漂う不快な酒臭さ。何でダディがここに? それともこれは子供の頃の夢? 「……ん……」ずきん、と痛む額に手を当ててうっすらと瞳を開ける。次の瞬間彼女は飛び起き、隣でいびきをかく見知らぬ男の顔を見下ろした。だ、誰!?「いっ……」再び襲う頭痛に顔をしかめ、こっそりとベッドを抜け出して、散らばった [続きを読む]
  • Magnet 32.「Sheryl Taylor's day off − シェリルはある朝突然に − 」
  • ナディアから電話が掛かってきたのは、彼女が朝、ベティやミシェルと朝食を食べている時だった。朝食と言っても、ショーンが用意してくれたようなきちんとした食事ではなく、シリアルにミルクをかけただけのものと少しのフルーツ、土曜日の早朝に焼いたサモサふうのアップルパイの残り、それからコーヒー、ただそれだけだったのだが。何でも、レイが今朝熱を出してしまったので、大事を取って幼稚園を休ませたのだそうだ。だから一 [続きを読む]
  • Magnet 31.「End of the long winter − 長い冬の終わり − 」
  • Sequel Ⅲ  後日談 : その3アッパーウエスト  11:10 a.m.「……あぁ……」大きくため息を吐き、がくり、と崩れ落ちた後、彼は一瞬で深い暗黒の世界に落ちた。意識を手放していた時間そのものは、ほんの短い、時間とも呼べないほどの、時と時との狭間。すぐに意識が戻ったのは、自分の下に敷いたままの彼女の手が、優しく彼の髪を撫でていたからだろう。不慣れな感触に違和感を覚え、ハッとしたように身体を少し離すと、彼 [続きを読む]
  • Magnet 30.「Breaking the rules − ルールは破るためにある − 」
  • 翌朝、日曜日ウエストヴィレッジ 9:15 a.m.リズミカルな音と、じゅっと何かが焼ける音、漂い始めた美味しそうな匂い。そう…これはきっと、ベーコンを焼く匂い。今朝はアメリカ風の朝食にしたのね、マー(ママ)。コーヒーのいい匂いもする。やった!チャイじゃなくてコーヒーが飲める日だよ、アイシュ!「……ん……」やがて視界が明るくなり、目の前にいたはずの母親も弟も、忽然と消え失せてしまった。「……ん…?」差し込む [続きを読む]
  • Magnet 29.「" I'm a fool to want you " − " 恋は愚かと言うけれど " − 」
  • 5番街  10:20 p.m.心地良い音量で会場に低く流れているジャズが、ピアノ曲から女性ヴォーカルの曲にスウィッチした。これはおそらく、ビリー・ホリデイ*の声ではなかったかしら、と曖昧な記憶を辿る。優美なシルエットを描く細長いグラスに注がれた、かすかに泡立つ金色の酒。それを片手に夫の横に立ち、笑みを張り付けた顔で幾人もの人々と握手を交わしつつ、彼女は頭の隅では古いジャズ歌手のことに思いを馳せていた。彼女自身 [続きを読む]
  • Magnet 28.「The truth is out there − 真実は心の底にある − 」
  • ミッドタウン・ノース  0:10 a.m.鍵穴に鍵を挿し込み、暗証番号を入力する彼から視線を外し、きょろきょろとあたりを覗う。まるで映画の中でのコソ泥の押し入りシーンみたいで、その思いつきは彼女の気持ちを高揚させた。「どうぞ」「Thanks」非常灯のみの店内は暗く、ひんやりとして寒々しかった。すぐにポールが上着を脱いでカウンターの中に入り、コーヒーマシーンのスウィッチを入れた。ガラスのケーキドームに閉じ込められ [続きを読む]
  • Magnet 27.「Another Saturday − もうひとつの土曜日 − 」
  • ミッドタウン 11:50 p.m.「ラムカ、上手くいくかな」「どうだろう。彼本気で困ってたみたいだし。ちょっとやりすぎたかも」「でもあれくらいしなきゃ、あの二人の距離ちっとも縮まらないじゃない。毎日顔合わせてるのに」「ラムカはともかく、彼の気持ちがいまいちよく解らないんだ。迷惑かけて彼女が嫌われちゃったら台無しだよ」「その時は別のプラン考えるわよ」「おっと、やる気満々」「そりゃあもう!」ミシェルとベティの [続きを読む]
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