Tome館長 さん プロフィール

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Tome館長さん: Tome文芸館
ハンドル名Tome館長 さん
ブログタイトルTome文芸館
ブログURLhttp://poetome.exblog.jp/
サイト紹介文自作のショートショートと詩を紹介します。 朗読してくださる方、募集中。
自由文ショートショート、詩、曲、絵、動画を制作してます。
私の記事を朗読して投稿してくださる方、連絡いただければ、サイトにて紹介いたします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供363回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2011/03/26 11:38

Tome館長 さんのブログ記事

  • 駅前ロケ
  • 郊外の駅前ロータリーのようである。高架橋の階段から下りてすぐ横の縁石の上に ひとりの若い女が腰かけている。女は妙な動きをしながら喋っている。「ああ、だめよ。大きな鳥が飛んじゃうわ」ここからではよく見えないが、衣類や持ち物に隠れ 尻の下に男を敷いているようなのだ。(ははあ。すると、成人向けビデオのロケだな)そうとしか思えない。(明るいから昼間であろうに... [続きを読む]
  • 神の声
  • 学校の部室を連想させる狭い部屋。放送部か声劇部ではなかろうか。なぜなら、ひとり台本を読みながら録音中。やがて仲間の部員たちが入室してきた。そのまま録音の作業を続ける。途中、「神の国」と読むべきところを 「神の声」と朗読してしまう。つい「やりなおし」と独り言。すると、それを耳にした先輩が 録音装置を止め、巻き戻してくれる。あとで編集すればいいのに... [続きを読む]
  • 後輩の彼
  • 後輩の彼について考えていたのだった。短命と思われた彼も、いつしか結婚して とうとう子どもまで生まれたそうだ。その彼が半分ほどオカマを掘られたとか。 しかも掘ったのが自分かもしれないという。そんなことを考え続けたせいか まるで既成事実のようになっている。ただし、発端も経過も忘れてしまった。なにかのはずみで始まってしまい これはいけないと、あわてて止めた... [続きを読む]
  • クルママネソウ
  • やばい捜査の対象になっているとかで 自分のクルマを路上駐車させている知人がいた。そのうち同じ道路での路上駐車が増えてしまい どれが自分のクルマか迷うようになったとか。なんだか変な話だな、とは思ったものの、案外 無暗に真似するやつは多いのかもしれない。一緒に歩きながらの帰り道で、そいつは 道端の電柱や壁に咲く花を詳細に眺めている。小さなピンクの花だ。こ... [続きを読む]
  • ふるやのもり
  • 下宿に友人が遊びに来ていた。大学時代、映画研究会に所属。そこにいたサークル仲間を連想させる。詩に興味あることを公言していた男で 金井美恵子だったか、詩集を貸してくれた。今さらながら考えてみるに、そいつ ちょっとばかしホモの傾向あったかもしれん。それはともかく、他愛ない会話を長々続けている。友人はなかなか帰ってくれない。逃げるように部屋を出ると、そこは... [続きを読む]
  • 掃除の依頼
  • 知り合いのおばさんから頼まれたのだ。公民館みたいな建物の中を掃除して欲しい、と。それで、一緒にやろうと友人を誘ったのだが そいつは約束の時刻になっても来ない。仕方ないので、ひとりでやる。なにやら竹の棒がたくさん転がっている。先っちょのない竹ぼうきみたいだ。あれよりは太いか。いや、かなり太い。そこへ、誰かが入ってきた。友人かと思ったが、暗くてよく見えない。... [続きを読む]
  • 犬の目覚まし
  • 犬の鳴き声で目覚めた。起きると、裏庭との境のところに犬がいる。隣の家で飼ってる小犬だ。吠える感じがないので、かわいらしい。それにしても、なんか変だ。 サッシの網入りガラス戸はどこへ行ったのだ。見ると、小犬の背後、裏庭の地面に倒れている。突風にでも飛ばされたのだろうか。なんにせよ、物騒なことだ。裏庭に出て、ガラス戸を拾い上げる。幸いにもガラスは割れて... [続きを読む]
  • 名人戦
  • 雑然とした部屋。待合室のようである。その証拠のように 囲碁の名人と将棋の名人の姿がある。手持ち無沙汰からであろう、 それぞれの名人から試合を挑まれる。「よし。いいだろう」どちらとも快く引き受ける。囲碁と将棋の二面打ち指し。こういうのを一度やってみたかったのだ。ただし、将棋の名人とは囲碁で 囲碁の名人とは将棋で相手をする。しかも、囲碁は九路盤... [続きを読む]
  • しきたり場所
  • さる季節を意味する場所において どこぞの海または山を意味する力士が優勝した。なので当然のように土俵上にて これより表彰式が行われようとしている。ところが、優勝した力士は着物を着ている。浴衣でも羽織でもなく、いわゆる町人風情の着物。どうやら優勝力士、しきたりを心得ていないらしい。ただし、まだ許される範囲なのだろう。相撲協会の会長であろうか、偉そうな人物が ... [続きを読む]
  • アリの非常食
  • その若者には特殊能力がある。ある論理ゲームの第一人者なのだ。誤りに気づいたら、誤りを誤りと認め 適切に改める能力と呼べるかもしれない。ある印象的なエピソードがある。若者は大量に徘徊するアリの群をかき集め その黒いぞわぞわしたものを片手でつかむと 殺すか殺さない程度に軽く握る。続いて、あまりぞわぞわしなくなったそれを財布のような容器の中へ注ぐように移す。... [続きを読む]
  • 鳥の木
  • 誰かに何かを言われて 僕はそこから帰るつもりだった。そこは湿原のようなところ。ボートのような滑るものに乗っていた。そして、鳥の木を見つけた。真っ青な空を背景に 真っ青な水面から木が生えていた。細くて黒い枝だけの木なのだけれど まるで葉のように枝の先に鳥がとまっている。青い背景に色とりどりの鳥の葉っぱの木。きれいだな。そう思った。撮影しなければ... [続きを読む]
  • 煙キノコの曲芸
  • やればできる、ということはある。会場から引きあげてきたばかり。そこでさんざん曲芸を見せびらかしてきた。そしたら、お嬢ちゃんがついてきて 「真似してもうまくできない」って嘆くんだな、これが。「ここには道具もないからできないよ」そう断っても相手は子ども、納得してくれん。仕方ないから、お嬢ちゃんからトウガラシみたいな よくわからんものを受け継ぐ。左手にネコ... [続きを読む]
  • 組み込み理論
  • 中学校の前の通りを歩いていたら 中学生がぞろぞろ出てきた。いや、中学生みたいなのが出てきたから そこが中学校なんだ、と思ったのだ。あとで気づいたが、ちょうど時期的に 卒業式だったのかもしれない。「楽しい三年間でした」なんて棒読みみたいに誰か言ってるし。それから唐突に、とってつけたように 女の子ふたりが並んで踊り出す。まるで3Dアニメのような質感。... [続きを読む]
  • ごうざい
  • お寺のような建物の中にいる。観光なのか参拝なのかよくわからない。 順番が巡り、棚の前に座る。正座ではなく、背もたれに座った形。ただし、足を前に伸ばした感覚はない。小さな仏像が棚の上にいくつか置かれてある。各人が各様に拝む対象なのだろう。そのうちの一つが私の使ってよいものであるらしい。位置的にそうとしか思えない。右隣に他人が座る。左隣にも座る空間... [続きを読む]
  • かまびすしい
  • ネットでメールだったか、未知の女の子と コメントのやり取りをしている。二者択一の問い合わせをしているのに 相手は悩んでしまって、文章も混乱気味。「とにかく、よろしくお願いします」そのように締めくくられても困る。そのうち原発施設か在留基地か 右翼と左翼が対立するみたいな会場にいる。誰それから求められたり訴えられたりするが ともかく確信的に居心地よろしくない... [続きを読む]
  • 窮地の気配
  • 妙齢の婦人と一緒に飲んでハシゴして その帰り道のようなのだ。別れ際に潤んだ目で婦人が言う。「今日はとっても楽しかったわ。じゃあ、またね」そして挨拶みたいに、僕の股間を片手でつかむ。ああ、そんな大胆な。なかなかの快感が走り抜ける。じつは、ちょっと期待してもいたのだ。そのまま彼女は笑顔で手を振りつつ彼女の持ち家らしきドアの奥へ入ってしまう。ここはビルの... [続きを読む]
  • 恥ずかしい芸能人
  • 歌手でもあるところの甘いマスクの芸能人が さるバラエティ番組で折り紙を披露している。ヨットの帆のような形を目指しているらしい。詳細は不明であるが、その折り紙によって さる特殊な効果が得られるのだそうだ。ただし、彼は正しい折り方を会得していない。うろ覚えでやっている。そのために手品の種や仕掛けみたいな情報が 共演者や視聴者へ流出してしまう。彼が完成でき... [続きを読む]
  • 卓球の試合
  • 校舎の廊下を歩いている。すると、私は学生。そんな気がする。苦手な教師でもいたのか、立ち止まる。そして、今来た廊下を引き返す。丁字路を曲がり、階段を見かけたが 上ったか、または下ったかの記憶はない。やがて広い講堂のような場所に出る。ここは上級生が多く通るので目立ちたくない。こっそり教室に入ると、体育の時間。卓球の対校試合が始まっている。転がってきたピ... [続きを読む]
  • 閉まらずのドア
  • トイレの個室に入って閉めたつもりなのに ふと見ると、ドアが少し開いている。すぐ外は廊下、歩く人の姿も見える。丸出しの尻を知人女性に見られてしまった。彼女の悲鳴、あわててドアを閉める。ところが気づくと、やはりドアが開いている。「あなた、なにしてるんですか?」非難めいた問い合わせに答える余裕はない。外側へ外側へと開くドアに手が届かなくなりそう。 [続きを読む]
  • 撮影会
  • パソコン画面に向かい、動画ソフトで編集している。ネッ友から許可得てダウンロードした音声に 手持ちファイルの画像を適当に選んで当てはめる。こんな毎日やってる作業、メモするまでもない。ましてや作品にはなるまい。そう考えていたら、続いて撮影会の場面となる。広い会場のあちらこちらで、単独だったり組になったり 思い思いのやり方でカメラを被写体へ向けている。そん... [続きを読む]
  • カエルのパズル
  • いくつか動物がいる。これら動物は種類によって 動ける方向やパターンが異なる。いわば将棋やチェスの駒のようなもの。たとえば一匹のカエルがいて こいつはチェスのナイトの動きと同じらしい。迷路の袋小路みたいな場所で、仲間と組み 敵将を今まさに詰まさんとしている。 しかし、詰みそうで詰まない。「どうしたらいいんだろうな」少なくとも、カエル自身は読めてな... [続きを読む]
  • 母の死
  • 実家の老母が亡くなった。歩行困難が進行し、隣の市に住む兄夫婦が世話していた。施設入居を拒み、訪問介護を受けながら雪国で独居。設置された動作センサーに反応ないため、異常発見。玄関は施錠され、最初に近所の駐在さんが勝手口から侵入。浴室の湯を張った浴槽の中で死んでいたそうだ。医師による死体検案書によれば、死因は溺死。 おそらく浴槽から出るに出られず、のぼせたのだろ... [続きを読む]
  • 重い積雪
  • 訪れたそこは川の土手。草が生えているか砂利が敷かれているはず。ところが、真っ白なものでおおわれている。確認してないが、おそらく積雪だろう。その前後、どちらかわからないが 室内の窓から降雪を眺めていた記憶がある。また、やはり前後関係はあいまいだが 実家に帰ると兄が屋根の雪下ろしをしていた。要するに、老いとか義理とかなんやかや 雪のように重く降り積もるものが... [続きを読む]
  • 危険なアトラクション
  • 子ども向けアニメを観ている。悪ガキたちが女の子たちをそそのかし 遊園地の危険なアトラクションに乗せてしまう。縦に回転するルーレットのような形の観覧車。ホイールのポケットみたいなところに 頭を外側に、顔は正面を向いて乗客は座る。回転中、下では逆立ちの状態になるので ほとんど拷問具のようなもの。このアトラクションを正面から眺めて 彼女たちの苦しむ表情を楽... [続きを読む]