korokoro さん プロフィール

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korokoroさん: 言葉のこころ、信じる力
ハンドル名korokoro さん
ブログタイトル言葉のこころ、信じる力
ブログURLhttp://ameblo.jp/kotonohakokoro/
サイト紹介文信じる言葉を見つけることが生きること。ニーチェ、ブッダ、7つの習慣、ワンピースなどの言葉に学びます。
自由文言葉を学ぶことが、自分を知ることであり、こころを見つめることだと思う。
信じられる言葉を持つことが、生きる力になる。
言葉には力がある。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供33回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2011/04/11 00:25

korokoro さんのブログ記事

  • 言葉の力 〜 苦難の中にあるとき、ひとは必ず「言葉」を求める
  • 「聴く力」と同じくらい、あるいはそれ以上に大切だと思うのが、「言葉の力」です。 自分の苦しみを言葉にすることで、気持ちが落ち着くことはもちろんですが、苦しいとき、ツラいときには、何かの「言葉」を求めます。 「言葉の処方箋」 「匙加減より、舌加減」 などとも言われるように、時には薬以上の効果が、言葉にはあります。 哲学者の池田晶子さんは、それをこう強調されています。 【 [続きを読む]
  • 「聴くこと」の大切さ
  • 話を聞くということは、相手の気持ちを受け止めるということです。 その際には、何を言っても「否定されない」という安心感が何より大切です。 でも、そういう聞き方は、思いの外難しいものです。 知らず知らず、相手を傷つけてしまう聞き方をしてきたことが何度あったか、反省せずにおれません。 最近は、聴くことの意味、大切さを学んでいます。 ことばが《注意》をもって聴き取られること [続きを読む]
  • 【ケアと罪悪観2】ケアとは、人間の罪悪と向き合うこと
  • ケアは、決してキレイゴトではできません。人間のエゴや醜さ、隠していた一面が、ふと現れてしまうこともあります。ケアされる側も、ケアする側も…。一生懸命、真面目にケアする人ほど、「人間の本性」と、向き合うことになり、いわゆる「燃え尽き症候群」になりやすいと言われます。特に終末期の患者さんの場合、寄り添うといっても、その苦しみ悲しみはあまりに深く重いため、真摯に向き合おうとすればするほど知らされるのは、 [続きを読む]
  • 【ケアと罪悪観1】一方通行ではない、ということ
  • キュア(治療)は主に医師が、ケアは主に看護師が、そんな大まかな役割分担で言われることがあります。キレイに分けられるものでもないですが、ケアについて最近よく考えます。ケアとは、「患者のお世話をすること」と言われることが多いと思いますが、決して簡単なものではありません。ケアは、その根底に「哲学」があり、深い意味を伴うこともあり、これは医者も是非学ばねば、と思い、最近興味を持っています。ケアに関心をもつ [続きを読む]
  • 沈黙に耐えて「待つ」ことの意味
  • 「沈黙」は技術ではない。「待つ」のが技術なのだと教わりました。 「沈黙」は関係の中で生まれるものですが、「待つ」のは自分にできること、自分次第でできることだからです。 ことばが《注意》をもって聴き取られることが必要なのではない。《注意》をもって聴く耳があって、はじめてことばが生まれるのである。 ことばが大きなミットで受け止められる、迎え入れられるという、あらかじめの確信がないとこ [続きを読む]
  • 今年出会った、たくさんの言葉たち
  • 今年も、もうあとわずかです。 「師走」という言葉の通り、最近目の回る忙しさにかまけて、ブログを更新できませんでした。一人ひとりとじっくり向き合い、勉強していた昨年とは大きく変わり、今年はたくさんの様々な患者さんと接する一年でした。 そして、たくさんの臨終にも立ち会い、命と向き合い、人はなぜ生きるのか、を考えさせられました。 それと、何よりたくさんの「言葉」に出会いました。&n [続きを読む]
  • 【自由と不安8】ほめるなら「結果」よりも「タネまき」を
  • 【ほめる】時のポイントは、 「結果」をほめるのではなく、 「タネ」をほめること、と言われます。 【評価】は、多くの場合「結果」です。結果の方が、分かりやすいからです。 学校の成績や試験も、仕事も、スポーツも、芸術も、如何に結果を出すかが勝負です。どれだけタネをまいたと言っても、結果が出なければ評価されません。 では、結果がでなければ、まいたタネは無駄かというと、決してそんなことはありま [続きを読む]
  • 【自由と不安7】 心の種まきと、”何もしない”優しさ
  • 「まいたタネは必ず生える」という信念のもとに、「自分を見つめ直す」とき、必ず問題になることがあります。 それは、「こころのタネまき」です。 「自分のまいたタネ」を振り返る時、身体でやったことや、言った言葉は当然問題になりますが、それ以上に、「自分自身」を反省した時、「自分の心」も気にせずにはおれません。 心のタネまきは、態度や雰囲気を醸し出し、言葉のニュアンスや抑揚となり、眼差しや表情 [続きを読む]
  • 【自由と不安5】 未来の結果を知りたければ
  • 最近、「マインドフルネス」という、瞑想法が流行っています。テレビでも度々紹介され、書籍もたくさん並んでいます。 仏教、特に座禅を基にしたストレス解消法の一つですが、特徴は、「今ここに」集中する、ということでしょうか。 人間の悩みの多くは、「過去」を思い出しては、悶々と囚われ、後悔し、「未来」を想像しては、今から不安になってしまう。 過去や未来に悩まされないよう、「今ここに」集中す [続きを読む]
  • 【自由と不安4】 運命に立ち向かう患者に贈る「覚悟の言葉」
  • 「まいた種は、必ず生えますよ」 患者さんに伝えたいと思うことの、一つです。 「もう何もできない、 生きている意味がない どうせ、病気は治らない、未来はない。。。」 そう嘆く患者さんと接する時、どんな言葉をかければいいのか、とても悩みます。 前回の記事に書いたように、鏡となれるよう、相手の言葉をそのまま返す事が、一つの対応の仕方であり、相手を傷つけにくい、かつ信頼関係を築きやす [続きを読む]
  • 「生きる意味が分からない」という人に、どう答えるか
  • 「生きる意味が、分かりません…」 どう答えていいのかわからない、そんな問いに悲しむ方に、どう応えたらいいだろう。 そればかりに悩んでいた時期がありました。 最近は、「鏡になろう」と思うようになりました。 悩みの「重さ、深さ」からくる「静けさ、沈黙」を大切にしながら、 相手の言葉を、なるべくそのまま、”お返し”します。 「生きる意味が、わからないんですね…」 と。&n [続きを読む]
  • 【自由と不安2】 不自由な自由、自由な不自由
  • 「不自由でたまらん・・・。」 糖尿病などで、食事制限にボソッと呟かれる患者がいました。 「自由」ってなんだろう、と最近よく考えていました。 漢字からは、「自分」に「由る」、 自分の心のままに生きる事ですが、この「自分の心」というのが、中々難しいところです。 好きなことを好きなだけ、好きなようにしていれば、それで幸せなのか? こういう「自由」は、その時はよくても、のちにしっぺ [続きを読む]
  • 【自由と不安1】 「自分で判断できない」不安
  • 最近よく、「説明」の大切さを実感します。 病気について、十分な説明をして、患者さんが納得されると、薬を出す以上の満足が得られることを感じます。 自分の状態について理解できると、患者さん自身で、ある程度自分で判断できるようになるからだと思います。 「こういう時は安心して良くて、 こういう症状があるときは、すぐにまた病院を受診してください。」 などと説明して、受診基準を提示することで、 [続きを読む]
  • すべての患者が抱えているもの
  • 「すべての患者が抱えているものがある。患者のその心を知ることが、患者に優しく接する源となり、医療の原点を思い出させてくれる。病院で働く者は、その職種に関係なく、全員が知っておかなければならない。すべての患者が抱えているもの、それは不安である。」患者は、みんな不安を抱えている。それは、意識してみると一層よくわかります。私達はまず、その不安を少しでも和らげる接し方をしなければならない。最近、そう思いま [続きを読む]
  • 「待つ」ことが、信頼関係を築く
  • 相手を信頼するとは、「待つこと」だと、ある先生に教わりました。患者さんと話をしていて、相手が何かを言おうとしていたら、こちらから何か言葉をかけるのではなく、相手の言葉が出てくるのを、何秒か、あるいは何分でも「待つ」。家族や、友人など、長く付き合う間柄なら、相手を見守り続けて、何年でも「待つ」。「待つ」ことは、相手を信頼していることを伝える、何よりのメッセージになるのだと、教わりました。「待っていて [続きを読む]
  • 医師としての人格を磨くために、心がけるべきこと
  • 先日、副院長先生の講義がありました。テーマは、医師としての「人格を磨く」病で苦しむ患者と向き合う医師にとって、「医療技術の研鑽」が大事なことは言うまでもないが、「人格を磨く」ことも、同じくらい、場合によってはそれ以上に大事なことだと教えて頂きました。では、「人格を磨く」ためにはどうすればよいのか?問題はここです。それには、「話を聞く」こと。こちらの「聞きたいこと(症状など病気に関すること)」だけを [続きを読む]
  • 患者は苦しみが深いほど、明るく振る舞う
  • だんだん蒸し暑くなってきて、もう今年も半分が終わるのか、としみじみする時期になりました。今の病院に赴任してから、「緩和ケア」について学ぶ機会が増えました。以前から興味があったので、とても充実した日々を過ごせています。そんな中で、こんなことを教わりました。「患者は、苦しみが深いほど、それを表面には出さない」むしろ、「そういう人ほど、明るく振る舞う」のだそうです。「表面には出さない」とは、「相手を選ぶ [続きを読む]
  • 【なぜ生きる】 流した涙の一滴一滴が、真珠の玉となって戻るような生き方を
  • 映画を観てきたこともあり、最近また、よく「なぜ生きる」ということについて考えます。この患者さんにとって、家族にとって、命を延ばすことは、本当に喜ばしい事だったのか、と、悩まずにおれないことは、少なくありません。高齢化がますます進む中、この問題は、一層深刻になっていく気がします。■なぜ生きるつらい思いをして病魔と闘う目的は、ただ生きることではなく、幸福になることでしょう。「もしあの医療で命長らえるこ [続きを読む]
  • 医者への道と、中学生の勉強の意義について、考えてみた
  • 病院近隣の中学校から、「14歳の挑戦」という、体験実習の中学生が病院に来ていました。外来見学したり、看護師の業務を手伝ったり、看護助手と患者さんの身の回りの世話をしたりと、色々経験していったようです。交流会で、医者代表として参加した際に、こんな質問を受けました。「中学校の勉強は、今も役に立っていますか?」ん〜、いい質問ですね!(池上彰 風に)これは、僕も知りたかったことです。でも、今思うと、やっぱり [続きを読む]
  • 座右の書「なぜ生きる」がアニメ映画化!
  • このブログでも度々紹介しております、「なぜ生きる」が、この度アニメ映画化され、早速観てきました。この本がアニメ映画になるというのは、ちょっと想像できませんでしたが、歴史アニメとしての映画化でした。(室町時代の蓮如上人のお話)映画館いくのは、何年ぶりだったかな?「神様のカルテ」以来でしょうか。里見浩太朗さんが主演声優でしたが、ところどころ水戸黄門みたいな笑い声でした(笑)著者の精神科医 明橋大二さん [続きを読む]
  • 【道草 夏目漱石】 人間の運命はなかなか片付かないもんだな
  • 夏目漱石の「完結」した小説では、最後の作品となった、「道草」。「修善寺の大患」と言われる、胃潰瘍のため吐血して、生死を彷徨った後に書いた、「後期三部作」(彼岸過迄、行人、こころ)の、更に後にかいた、最後から二番目の作品です。夏目漱石の自伝的小説とも言われるそうで、漱石の心中の吐露と思われる表現がいくつもあります。「道草」のキーワードは「片付かない」です。これは、整理整頓の意味ではなく、「片を付ける [続きを読む]
  • 【脳は何かと言い訳をする】 「悩みがない」のは、悲惨な生き方
  • 不安であること自体は、決して悪いことではなく、未来への意思があるからです。不安と期待は、裏と表の関係とも言われます。「不安は先回りする、 それは結果を、それがやってくる前に、見つけるのである。」このキルケゴールの名言を、脳科学が証明しているのかもしれません。■脳は何かと言い訳をする不安は主に「扁桃体」で作られるとされていますが、扁桃体以外の脳部位も関与しています。たとえば、大脳皮質の「前頭葉」の右 [続きを読む]