松尾 英明 さん プロフィール

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松尾 英明さん: 教師の寺子屋
ハンドル名松尾 英明 さん
ブログタイトル教師の寺子屋
ブログURLhttp://hide-m-hyde.blogspot.com/
サイト紹介文教師の技量向上、教育観を磨き合います。2014まぐまぐ大賞受賞のメルマガを元に書いています。
自由文教師としての技量向上や、教育観を互いに磨き合う場としてのブログです。子どもの学力向上、体力向上、授業力向上、道徳教育についてもふれていきます。 「先生になったけど、理想と現実が・・・」と悩む方々、一緒に解決しましょう! 4月は学級開きのネタ、5月は運動会ネタなど、旬の話題を扱います。特に1月、2月は、得意の大縄や8の字跳びのコツもお伝えします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供183回 / 365日(平均3.5回/週) - 参加 2011/04/11 22:07

松尾 英明 さんのブログ記事

  • 知らないのは教える側の責任
  • 教育者モラロジーと木更津野口塾での学び。今年の建国記念の日は土曜日だった。土曜祝日は、意識されにくいので流されがちである。皇紀は西暦より660年長いので2677年。建国2677年ということになる。在位中は今上天皇という呼び方をして、現在は125代目。在位中は平成天皇という呼び方はしない。こういったことを私が知ったのは、教えてもらったからである。大多数が知っている「常識」的知識ではない。教えてもらわなければ、知り [続きを読む]
  • ルールは5W1Hで考える
  • メルマガの方は1200号である。思えば、よく続いている。続いてる理由の一つが、前号でも話題にした「ルール」である。私の師の野口芳宏先生の言葉の一つに「他律的自律」がある。つまり、「2日に1回発行します」と宣言することで、自分に制限を課している。相当にきつい時もあるが、設定したルールだからやらざるを得ない。もしここに時間的ルールがなくて「自由」といわれたら、かなりランダム発行になる。1日に3号出す日もあ [続きを読む]
  • 話し合いの自由と制限
  • 前号の続き。話し合いにおける危険とは何か。それは「批判されること」である。中には剛胆な人もいて、批判大好きという人もいるが、相当レアである。普通の人、特に子供は、自分の意見を批難・批判されることは好まないことが多数である。手を挙げて間違えたらどうしようというのも同じ理由である。間違えると何か言われる風土がある=危険=不用意に発言しない という流れである。では、自由な話し合いに安全を確保するにはどう [続きを読む]
  • 自由と安全
  • 自由な話し合い。自由な活動。聞こえはいい。しかし、実際にやってみたら、ぐちゃぐちゃになったという経験のある人が多いであろう。「自由にさせる」というのは、かなり気合いがいる。乳幼児が集まって遊んでいる「自由」と同じ状態になる。ルールや方向性がないため、どうなるかさっぱり分からない。こちらから見れば用途が明らかに決まっているものでも、全く違う遊び方をする。ある意味「アート」である。それが「遊び」の創造 [続きを読む]
  • 「〇〇なら知ってる」の勘違い
  • 休日で緩い話。ずっと以前、「パンケーキ」なるものを食べてみるという、どうでもいいことを編集後記に書いたことがある。実際食べてみて、なるほど、普通のホットケーキよりかなり分厚いくて色々のっているのね、という印象だった。1回食べたことにより、「パンケーキ?食べたことあるよ。」的な態度である。しかし、である。先日、別の店で久々にこれを食べることにした。出てきたものは、全くの別物である。ものすごいふわふわ [続きを読む]
  • お腹がいっぱいでも夕飯の献立を考える
  • 外食して、ランチをお腹いっぱい食べる。その後は帰って昼寝、といきたいところだが、台所を守っている者は違う。お腹いっぱいの状態で、家族の夕飯の献立を考えて、買い物に行くのである。その際に聞かれる「今日の夕飯何がいい?」という母親(または妻)の質問に辟易した世界中の子どもや旦那の数は、はかり知れない。何が違うかというと、責任感である。台所を守る者は、単に食べたら終わりの「消費者」と違い、「生産者」とし [続きを読む]
  • 被災地の復興は終わらない
  • 東日本大震災から6年が経った。復興が進んでいるようで、被災地の中には「手つかず」の状態で放置されている地域もたくさんある。先日紹介した女川中学校の生徒の書いた作文を読めば一目瞭然だが、心のケア等含め、復興はまだまだというところである。さて、私の尊敬する先生が主催している次の会がある。 第27回被災地に学ぶ会in南相馬 3月26日(日) 4:00集合 20:00終了 集合・解散は草加市社会福祉協議会駐車場 参加費50 [続きを読む]
  • 「〇〇なら知ってる」の勘違い
  • 休日で緩い話。ずっと以前、「パンケーキ」なるものを食べてみるという、どうでもいいことを編集後記に書いたことがある。実際食べてみて、なるほど、普通のホットケーキよりかなり分厚いくて色々のっているのね、という印象だった。1回食べたことにより、「パンケーキ?食べたことあるよ。」的な態度である。しかし、である。先日、別の店で久々にこれを食べることにした。出てきたものは、全くの別物である。ものすごいふわふわ [続きを読む]
  • 鬼を救う寺
  • 今回も節分の話。奈良県のあるお寺では、「福は内、鬼は内」と唱えるという。全国で追い払われた鬼たちを仏門に帰依(神仏を信仰させること)させるためだという。なるほど、追い払われた鬼にも行き場が必要である。全国の「鬼」に、救いの手をさしのべる。苦しんでいるものほど、救いの手が必要である。そう考えると、子どもの中の「鬼」にこそ、救いが必要である。学校は、「鬼」を追い払う場ではなく、救う場である。怠け心も卑 [続きを読む]
  • 鬼と悪と正義
  • 節分の時の記事。節分は、今では、春分を指すようになってきたが、本来は年に4回ある。立春、立夏、立秋、立冬の前日はすべて節分である。蘊蓄はこれぐらいにして、節分といえば豆まき。豆まきといえば鬼。学級では、鬼の出てくる話や絵本を読むのが通例である。鬼の話。みなさんは、何が好きだろうか。私は『おにたのぼうし』が一押しで大好きである。あまんきみこさんの文体と、いわさきちひろさんの挿絵の絶妙な取り合わせ。「 [続きを読む]
  • 「シャイ」に逃げない
  • 前号「24時間道徳」で、まぐまぐニュースで取り上げられた記事について書いた。他の方の書いたもので、なるほどと思ったものがあったのでシェアする。『「優しさは世界一」の日本人が、電車で老人たちに席を譲らない理由』高橋克明http://www.mag2.com/p/news/134840この記事を読むと「日本人はシャイ」とある。そう。シャイ。ちょっと好意的なニュアンスを含む言葉である。辞書を引いてみる。『広辞苑』によると「内気。はにか [続きを読む]
  • 24時間道徳
  • 「まぐまぐニュース」に掲載された次の記事から。『目の前の急病人を助けない大人が、子供に道徳を教えられるのか』http://www.mag2.com/p/news/232955元々はタイトルにあるような立派なことを言おうとした訳ではない。(ちなみに、メルマガでの原題は「ホームで人が倒れていたら」である。)どちらかというと、人助けできると、自尊感情が高まるということが言いたかったのである。人助けは「させてもらう」ことだということが主 [続きを読む]
  • 当たり前に気付く
  • 最近、富士山がきれいによく見える。(ちなみに、1月発行の記事である。)空気が乾燥していて、雲が少ないためである。朝焼けもきれいである。よく、「自然の美しさに気付くのが大切」と言われる。朝焼けだったり夕焼けだったり空だったり月だったり、そういうものである。関東の子供だと雪が降るだけで大喜びするが、東北や北海道の子供には日常風景だろうと思う。(それでも喜ぶのか、雪かきが面倒だと思うかは、わからない。)当 [続きを読む]
  • 日本一のびりっこ
  • 次の本からの気付き。『10代の君たちへ 自分を育てるのは自分』東井義雄 著 致知出版社http://online.chichi.co.jp/category/BOOK06/831.htmlこの本の中で、著者の東井義雄先生の子ども時代エピソードがある。とにかく、運動がまるでダメで、何をどんなにがんばってもダントツビリだったそうである。辛い中でもある日、「日本一のびりっこ」になってやろうと思い至る。自分がビリだから、他の人がビリにならずに済む。えらい役に立 [続きを読む]
  • これからの学校の存在意義を考える
  • 次の本を紹介する。『現代の学校を読み解く: 学校の現在地と教育の未来』末松裕基(編著) 春風社http://shumpu.com/archives/8819前号で紹介したEdCampの際、参加者の一人の方が紹介してくれた本である。ご存知の通り、私は自分のためにわざわざ人が教えてくれた本は即買いすると決めているので、その場でネット注文した。さすが「是非」と薦めてくれた本だけあり、面白い。現代の学校の抱える様々な問題が凝縮されて提起されて [続きを読む]
  • 学校を外に開く
  • 先月行われたEdCamp in Tokyoでの学び。教育に関心のある社会人から大学生まで、幅広い人々が百数十人参加した。ランダムに5人集まると、その内教員は1人か2人。参加者には教員以上に企業の人が多く、特に海外でも活躍している方が多い印象である。企業の方が求めるのは、やはり「優秀な」人材。ワンマンで自信過剰な一人よがりの人間ではない。それは「アクティブ・ラーニング」の理念とほぼ一致する人材である。つまりは、主 [続きを読む]
  • 子どもへの恋文
  • 次の本を紹介する。『子どもへの恋文』灰谷 健次郎 著 大月書店https://www.amazon.co.jp/dp/4272320238ハウツーは全くなく、教育、というより、人間としての根本的なところが問われる本である。一部引用する。============(引用開始)子どもに学ぶ、という言葉は、どこか胡散臭い。そして今や手垢がつき過ぎてしまったきらいもある。こちらが子どもに変えられてしまう場合、それまで積み上げてきたもののすべてが粉 [続きを読む]
  • 子供に求めるより、自分が変わる方が早い
  • 先月の南惠介先生のセミナーでの学び。刺さる言葉がたくさんあった。その中の一つに「子供に求めるより、自分が変わる方が早い」というのがあった。主体変容である。子供が変わらないと嘆いていても始まらない。教えても伸びないのを子供のせいにしたら、当然楽である。「あの子は〇〇だから仕方無い」と言ってしまったら、完全敗北宣言である。自分が変わる。そうすれば、世界は変わらないかもしれないが、自分の認識する世界が変 [続きを読む]
  • 陽光に高低なし 花枝自ずから伸びる
  • タイトルは、野口芳宏先生のご自宅玄関に飾ってあるという書の言葉。ただし、私が耳で聞いた記憶による文字起こしなので、正確ではない。気になる方は木更津技法研や教育者モラロジー等に参加して、ご自宅で確認をしていただきたい。(ちなみに私は書を見ても、教養がないので、どちらにしても読めない。)春の温かな日差しは高低関係なく平等に降り注ぐ。花枝はそれに向かって自ら伸びる。しかし、植物の側は光を浴びるべく伸びる [続きを読む]
  • 学校はブラック企業か
  • 世の中に溢れているという、ブラック企業。よく聞くのだが、どんな企業を指すのか。定義がかなり広汎で曖昧である。共通するキーワードとして「長時間労働」「賃金不払い」「パワハラ」辺りが多い。とりあえずここでは、この3つを満たすとブラック寄りと考える。ところで、学校はどうなのか。「学校はブラック企業」と言われることもあるが、本当なのか。自分自身の経験を振り返って考えてみる。長時間労働について。これは、当て [続きを読む]
  • 当たり前を「見て留める」
  • 前号の成人式で「意図的な無視」の効果について書いた。無視される行動は減少していくという原理である。この原理は、教育において逆にも働くので要注意である。ここに関連して以前、次の記事を書いた。http://www.mag2.com/p/news/26271子どもは、注目して欲しいのである。せっかくいい言動があっても、無視していると、減る。いい言動ほど「無意図な無視」になってしまっているのが要注意ポイントである。先の記事の例でいくと、 [続きを読む]
  • 「素晴らしい成人式」とみる
  • メルマガ上で、成人の日に書いた記事。まずは昨年発行して「まぐまぐニュース」で反響のあった次の記事の振り返りを。http://www.mag2.com/p/news/139065ここにおける現象もその原理も、学級経営と全く同じ。原理原則を一言でまとめると、「注目行動の強化」である。学級で、誰に着目すべきか。全く不勉強の何も知らない状態で学級担任をすれば、確実に「目立つ子」に目がいく。担任や友達が話している途中でも、お構いなしに自分 [続きを読む]
  • 「長期の幸福」を行動の軸にする
  • 行動や判断の軸は何か。気分や状態でぶれてしまうが、本来は「長期の幸福」が大切である。ただ、実際は短期の安易な方向に負けてしまうこともある。教室で子供がよくない事をしたのに、自分が嫌われたり反発するのを避けて叱らないでいたら、子供と教師の双方が不幸である。子供は自分を高め、幸せになるために学校に来ているのだし、教師はそこに向かうよう導くのが仕事であり「志事」である。だから、きちっと叱る。命や人として [続きを読む]
  • 冬休みの宿題ゼロを考える
  • メルマガ上では正月に書いた、冬休みの宿題の話。どんなものを出しただろうか。定番は、書き初め。ポスター等の図工作品。加えて、冬休みパワーアップドリル的なもの。年度末の学力検査対策のねらいがあるのかもしれない。日記からの冬休み新聞で〆という感じである。よくあるパターンだし、私も過去に出したことがある。宿題を出す側も大変だが、やる方も大変である。特に低学年になればなるほど、どれも、「親への宿題」と化す。 [続きを読む]
  • クラスの荒れを防ぐ「周りの目」
  • 前号の続き。「周りの人はきまりを守る」と認識するクラスにするにはどうするか。超具体的に「通学路の信号を守る」ということに例を絞って考えてみる。互いに「信号を守らない人が多い」という認識をしているとする。この場合、前号の規範意識の法則によれば、どんどん守らない人が増えることが予想される。普段の生活や道徳の授業で、「信号を守ることは命を守ることなので大切です」と言ったり書いたりしても、全く意味がない。 [続きを読む]