セイラ さん プロフィール

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セイラさん: セイラのブログ
ハンドル名セイラ さん
ブログタイトルセイラのブログ
ブログURLhttp://ameblo.jp/wcgcp689/
サイト紹介文小説を書いています。 ずっと頭の中にだけあった話を、現実で何か形にしたいと思いました。
自由文去年からブログ始めました。
ずっと小説をこっそり書いていましたが、なかなか完成せず…(~_~;)
思い切ってブログで書いてみようと思いました。
完成させることが目標です。
どうか温かい目で見守ってくださいまし〜<(_ _)>
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供7回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2011/04/25 01:16

セイラ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 【タイム】 第三章 28
  • それからほぼ毎日琴葉と土手で、最初はたわいのないお喋りから始まり、少しずつ親交を深めていった。 なるべく彼女の話に耳を澄ませるようにした。 段々とこの時代にも慣れ、話す事にも困らなくなってきた。 どことなく表情にも余裕が出てきたように思う。 我ながら、この一年は凄い進歩だった。 琴葉は一度打ち解けると、表情豊かに何でも話してくれた。 普段学校や自宅で話せない分、ここで吐き出すのだろう… 私もつられて柔ら [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 27
  • この時すでに自分が歴史に深く関与してしまっているとは気付いていなかった。琴葉は通学途中にある土手で、いつも一人川を見つめていた。ほぼ毎日真っ直ぐ家には帰らず、ここに寄り道していた。私がここ一年知る限り、学校では普通に明るく振舞っているようだったが、そのことが嘘だったかのようにこの場所では暗い瞳で何時間も過ごしていた。なんと声をかけたらいいのか分からなかった私は、少し離れた場所で隣に座ってみた。ちら [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 26
  •  高村昇平がいなくなり、ようやく一年が経った頃、私は藤沢琴葉に接触を試みた。一度元の時代へ戻らなければ何か支障があるかもしれなかったが、再びこの地点へ来られる自信は無く、琴葉から目を離す気にはなれなかったのだ。この時期から何かしら彼女の身辺に変化があるはず…高村昇平が去った日から一年目の歴史に歪みが生じる。まさしく今がその時だ。 昇平は今見る限り、琴葉のいる場所にはいない。彼が藤沢琴葉に再び出会う [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 25
  • 彼女を見ているうちに、まるで姉か母親のような感覚にもなったが、そこはグッと堪え、この一年後まで彼女に関わることはしないと決めていた。琴葉が昇平にこの先ずっと後悔することになる言葉を告げ、次の日に彼がいなくなるあの日も、私はその場で見ていた。彼女はこの事があって数年後タイムマシンを生み出すことになる。初めは明らかに高村昇平に会いに行くという目的の為だけに…彼女は何故、せっかく完成したタイムマシンで彼 [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 24
  • 初めて見た彼女はまだ一四歳の中学生だった。なんてあどけない…普通の少女なのだろうと思った。この時にはまだ高村昇平が二〇〇四年に存在していた時期。しかし彼女は暗く沈んでいた。高村昇平と自然に話せなくなった頃だったからだろう。私はこのまま元の時代へは戻らず、しばらく様子をみることにした。多少成績はいい様だったが、こんな普通の少女が世紀の大発明をするのだろうかと何度も思った。しかし間違いなくこの藤沢琴葉 [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 23
  •  複雑な思いを抱いたまま淡々と仕事をこなす日々。 思うことは常に多々あったが深くは考えないよう努め、基本的には上司に命令されるままに行動していた。 昔と違い、自分勝手に渡航はできない時代。もし予定している以外の時代へ飛べば、直ちに脳に埋め込まれたレアメタルが反応し、この時代から遠ざかっていることは分かってしまう。サーヤ・ルリュベのように逃げ切ることは不可能に近いのだから… しばらくはおとなしくして [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 22
  • 藤沢琴葉と多くの協力者によってタイムマシンは完成に至ったのだ。幼少期にはかなり大雑把に逞しく、あらゆる意味スパルタで愛情たっぷりで、終始一貫していて、なんの迷いもなく私を育ててくれたあの先生方…このことをエジックスは知っていたのだろうか?エジックスはまだ認識していないから修復活動していなかったのか、何らかの理由でそのままなのか… 違う時代に何人もの人物がそのまま生きているなんて… どう考えてもおか [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 21
  • 私がいた養護施設の先生方は、藤沢琴葉が存在した時代の人間だったのだ。先生方はレトロなタイムマシンが発明されようとする二千年代の人間だった。 藤沢琴葉がタイムマシンの元を造り、後の世に完成させられたのは、この人たちの協力があったからこそである。初期の段階でタイムマシンには耐久性という物理的問題があった。繰り返し確認するが…驚くことに、タイムトラベル初期段階渡航の実験を当時何度も引き受けていたのが、私 [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 20
  • その時見つけたそれは、とてもとても古い紙形式の書籍だった。データ化するのが普通なこのご時世に、何度も紙が修復されていた。万が一にもデータ流出することを恐れてのことなのか… 多分ここにしか存在しない文書。手持ちの小型PCに記録しようとスキャンしたり、カメラに撮ってみたりしたのだが、どういう仕掛けか戻ってきたら記録したものすべては真っ白になっていた。本自体を持ち出そうとしたならセキュリティが働き、この [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 19
  • 藤沢琴葉についてエジックスでは散々学んだはずだが、この事だけは未だに謎なのだった。何者かが彼女のデータを改竄でもしたのだろうか?エジックス内にそんなことができた人物と言えば限られてくる…彼女に関する著作やデータについては、三千六百年の現在では世間に知られては困る内容な為、エジックスの保管庫へ厳重に保管されている。つまり何かできるとすれば、それは幹部ということになるけれど…そんな思いが頭の中を駆け巡 [続きを読む]
  • 【タイム】 第三章 18
  • 私はすでに洗脳されていた。だからさらに弄ることも洗脳することもできなかったのだろうか…医療カプセルの中で修復され続けるしかない私の体。もうどれだけ忘れたい、気が狂いたいと願っても、私にはそれが許されない。エジックスの監視下の中、死ぬことも叶わない。自分は普通の人間ではないという事実。でも私は――――――タイムマシンを作らせないということを考えた。しかしそれをしてしまえば、タイムトラベルできる時期が [続きを読む]
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