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  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート10

    2013年6月、現地の中学校を卒業した息子。筆者は帰国後の業務に追われ、特に卒業式に参加することもできず。。。ただ、さすがに高等部の入学式には行ってあげたほうがいいだろうということに。復旦大学附属中の校舎や寮には行ったことなかったですし、今回は本格的な引越しのようなものなので何かと揃えるものもあるし。。。ということで、2013年8月末に上海へ。不思議なもので、半年も経っていないのに、何となく懐かしい感じが・・・。人間は「もう関わりが薄い」と割り切ると、急に縁遠く感じてしまう習性があるようで(汗)息子が入学することになった復旦大学附属中学、中国の生徒にとってはかなりの難関校。合格率も相当に高いとのことだった。対して、国際部のほうは・・・というと、他の大学附属校よりは難易度は高めだが、本科に比べると難易度は大きく違...息子の中国上海留学(残留)物語パート10

  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート9

    息子が中学3年春の出来事を思い出したので、その話から。もっとも、中国は9月始まりなので、2学期の始めですね。実は、その年、筆者は帰国の予定になっていたので、中学卒業後をどうしようか・・・と。そのまま残ると仮定すると、やはり高校は大学の附属に進学するほうがいいですからね。息子が通っていた現地校にお世話になり過ぎるワケにもいかず。。。で、筆者、ふと思いついたんです。そうだ、息子は16歳。日本ではとっくに高校生の年齢だから、中国の高校にも日本人と同じタイミングで編入できるのでは・・・、と。通常、日本人の留学生は3月に卒業後、4~6月は語学の勉強をして、9月からの新学期に備える。これと同じように扱ってもらえれば、安心ですからね。そこで、附属高校に問い合せて、進学の話を聞きに行くと・・・先生:「息子さん、今の中学を卒業し...息子の中国上海留学(残留)物語パート9

  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート8

    前回記事の続き。隣の中国人ご夫婦との食事をしながらの話し合い。中国人の奥さんが通訳をしながら話を進めていくことに。まず、当時の息子(日本では中学3年)の状況をおさらい。10月の国慶節明けの新学期から中学2年生として現地の学校に編入。中国語がまともに話せない状況ながら、中国語での授業。自宅が遠かったこともあり、水曜日と週末以外は寮生活。上海でほぼ一人で行動することになったこともあり、日常生活は問題ない状態。話し合いでは、隣のダンナさんが「まともに授業を受けられない状態なので、一刻も早く日本人学校に戻すか、日本に帰国して勉強させたほうがいい」と。奥さんのほうは淡々と通訳してくれています。コチラは、心配してくれることは有難いものの、このまま通学させるしかないので、なかなか分かってもらえないことをもどかしく思っていると...息子の中国上海留学(残留)物語パート8

  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート7

    ほぼ準備ゼロでローカルの学校に転校することになった息子。でも、泣き言を言っている場合ではない。何と言っても、戻る場所はないもので。。。(涙)(前述のとおり、日本人学校は「去るものは追わず」です)とはいえ、救いは息子がイヤイヤ学校に行ってる感じが無かったこと。ストレス耐性が強いのか、はたまた鈍感なのか・・・?ひとつラッキーだったのは、国慶節明けすぐのタイミングで「体育祭」があったこと。ウチの息子、小学校時代にソフトボールクラブでゴリゴリに鍛えられていたこともあって、走るのは得意。上海でも軟式野球クラブのキャプテンやってましたし。しかも、上海の子どもたちは小さい頃から勉強漬けの毎日。都心部の学校は東京と同じで、校庭も狭いので、運動は苦手な子が多い。そんなこんなで、徒競走でぶっちぎりで一位になったようで、その部分では...息子の中国上海留学(残留)物語パート7

  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート6

    中学3年の夏休みが終わり、上海日本人学校の2学期がスタート。ちなみに、日本人学校の2学期は日本より1週間ほど早く始まる。何故って・・・休みがたくさんあり過ぎるから。日本人学校は、日本と同じように夏休み・冬休み・春休みがあって、中国の祝日(旧正月や国慶節など)もキッチリ休むから、ホントに休みばっかって感じ。そのわりに、学校の指導たるや・・・(と、この辺りの不満は最後の章で)。10月の国慶節明けには、ローカルの中学に転校するので、息子に「中国語は死にもの狂いで勉強したんか?」と聞くと。「うん、まあね」と。。。おい、そんな生半可なことじゃあ話せるようになんかならんだろ。現にオレも結構勉強したけど、仕事で喋れるレベルには到底達してないんだぜ。。。【上海関連の情報が満載の「にほんブログ村上海情報」はコチラ】そんな折、学校...息子の中国上海留学(残留)物語パート6

  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート5

    中学3年の5月、夕食時に進路の話に。当然ながら、1学期が終わって帰国して地元の中学を受験するのか、中国に残って現地の高校に進学するのか、そろそろ決断しないといけない。前述のとおり、帰国したとしても、頑張れば2~3番手の学校に合格できるかも・・・といったレベルで、1番の進学校は望むべくもないといった学力。もうちょっと自分で頑張ってくれよ、、、と言っても、時すでに遅し。。。で、前回記事の中学校長の「せっかくだったら、ウチの学校に入学したら?」とのお誘いを披露したところ・・・嫁は「いや、中国語できないんだから、授業受けるとか無理でしょ?」と。うん、常識で考えると、たしかにそのとおりです、ハイ。仮に入学したとしても、日本人は独りなんで、特別扱いとかナシ。加えて、社会の授業で共産主義教育とか反日教育とか受けるんでは・・・...息子の中国上海留学(残留)物語パート5

  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート4

    いよいよ息子が中学3年生になった話へ突入。中国に入国した中学1年の10月から1年半が経過。2年目の住居は、上海日本人学校の隣の敷地にあるマンション。登下校は歩きだったので、筆者が朝の送りを担当することも。息子本人は受験イヤーを控えても、勉強に熱が入るワケでもなく・・・成績のほうも、相変わらずド真ん中。いや、少し良くなったかな、ってトコ。中学3年を迎えるに先立って、日本人学校では実力テストが実施された。日本でも実施されているテストなので、高校入試の合否判定も出ることに。地元の高校に当てはめると、偏差値としては、3番手は当確、2番手はビミョー。このテストの結果を踏まえ、高校受験に向けた進路指導が行われた。色々と聞いてみるものの、当時の担任の返答は、「うーん、そうですねぇ、頑張ればもっと上のレベルの学校に行けるかなぁ...息子の中国上海留学(残留)物語パート4

  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート3

    引き続き、息子の日本人学校在学時の話に。息子本人は、小学校時代にソフトボールをやっていたこともあり、中学に入ったら野球部に入る気満々だったのですが、中1の秋から中国行きが決まり、落胆という感じでしたね。もっとも、日本人学校中学部にも野球クラブがあり、大人の軟式野球連盟のBリーグで試合も出来ると聞いて、ホッとひと安心。秋までは自分で練習しておこうということに。ちなみに、日本人学校中学部の野球クラブ、以下のとおり。https://ameblo.jp/shanghaitwins/一般的に考えると、日本人学校に通う子ども達は不遇ですよね。あくまで親の都合であって、自分たちが望んで中国に来ているワケではないので。。。なので、この野球クラブも父兄を中心に運営されています。筆者の場合、ちょうどタイミング悪く指導者的立場だった...息子の中国上海留学(残留)物語パート3

  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート2

    前回に続き、今回は初年度の上海での暮らしについて。筆者の場合、4月から日本と中国を行ったり来たりの生活を始め、ビザの取得などを経て、盆明けから一人でマンションに入居、10月の国慶節に家族が合流という流れでした。中国駐在に当たって、いきなり家族帯同で来る方もいるようですが、個人的にはあまりおススメできませんね。海外生活は、思っている以上にストレスが多く、それゆえ疲れも溜まりやすい。勿論、家族がいなくて寂しいというのは当然ありますが。。。そして、何と言っても「言葉が通じない」というストレスは、言葉では言い表せないほど苦痛なものです。筆者の場合、一応それなりに勉強して赴任したつもりでしたが、まあタクシーでは運転手にキレ気味に何度も聞き返されるなど、もどかしい思いを何度もしたことを覚えています。中国語の場合、発音がうま...息子の中国上海留学(残留)物語パート2

  • 息子の中国上海留学(残留)物語 パート1

    またしても間隔が空いてしまいました。。。で、自分なりにどうして更新が進まないのか・・・自問してみました。たどり着いた結論は、「中国在住時と違って、本当に伝えたい内容が少ない」ってコト。現地に居れば色んな刺激があって、日本と違う視点で書けるネタがゴロゴロ転がってますからね。そこで、今回からシリーズで「息子の中国留学(残留)物語」を書いて行くことにしようかと。正直なところ、あまり身内のことを書くのは・・・と常々思っていたのですが、ウチの事例は極めて変わっていると言われることが多いし、たしかに特異な例だとも思うので。まあ、どちらかと言うと、留学というより残留のほうが正しいのかも。。。てなことで、久しぶりにシリーズものとして書き綴っていきますね。【上海関連の情報が満載の「にほんブログ村上海情報」はコチラ】まず、パート1...息子の中国上海留学(残留)物語パート1

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元/上海駐在日本人が綴る<中国ブログ>中国サイコウ
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