スギノイチ さん プロフィール

  •  
スギノイチさん: 狂い咲きシネマロード
ハンドル名スギノイチ さん
ブログタイトル狂い咲きシネマロード
ブログURLhttp://tooms1954.blog55.fc2.com/
サイト紹介文古かったりマイナーな映画や漫画の感想を綴っていきます。たまに壮絶に知ったかぶる事も…
自由文新社会人のレビュー半分、愚痴日記半分のブログでございます。古かったりマイナーな作品を重点的に記事にしたいと思っています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供110回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2011/05/08 22:16

スギノイチ さんのブログ記事

  • ドラマ版『時代屋の女房』を観て
  • 少し前だが、2006年に放送されたドラマ版『時代屋の女房』を観た。ずっと探していたのだが、いくらレンタル店を回っても無いので、DMM様の力を借りた。てっきり森崎東監督の『時代屋の女房』の続編なのかと思っていたが、内容的には完全にリメイクだ。主演は渡瀬恒彦のままだが、ヒロインは夏目雅子に代わって大塚寧々が演じている。昭和版よりもヒロインの過去がはっきりして、完全に真弓の素性と愛情が確立される感じ。昭和版は [続きを読む]
  • 2017年6月25日 不完全燃焼気味
  • 昨日は『女賭博師シリーズ』を3作続けてみてきた。『女賭博師乗り込む』『女賭博師さいころ化粧』『女賭博師みだれ壺』の3本。このシリーズをちゃんと通してみるのは実は初めてだったけど、『緋牡丹博徒』に比べて、大分落ち着いた感じなんだな。江波杏子は素晴らしく綺麗だけど、それ以外にあまり盛り上がりが無い。立ち回りも無く、話も映像も低めのトーンでずっと続くかんじ。まあ、俺は『緋牡丹博徒』もあんま好きじゃないし、 [続きを読む]
  • 『広域暴力 流血の縄張』 流血の小林旭
  • 長谷部安春監督の『広域暴力 流血の縄張』を観た。小林旭主演の日活ニューアクションだ。他作品同様、国内ではVHSのみで海外DVDあり。同時期の長谷部作品に比べると大人し目だけど、それなりには見応えあり。『広域暴力 流血の縄張』(1969)監督 長谷部安春主演 小林旭この映画を観ると、日活ニューアクションで輝くのは小林旭や渡哲也の様な大正義スターではなく、穴戸錠や藤竜也の様な悪役要素が混じった俳優だということが良 [続きを読む]
  • 2017年6月19日 おとなの大映祭り
  • 今週の土曜、角川シネマ新宿で江波杏子の『女賭博師シリーズ』をやるのか。これは一日中入り浸るしかない。こういう日に限って同期から誘いがあるのだが、断らせてもらう。「やっぱりアイツは付き合いが悪い」と悪評が立ってしまうかもしれないが、致し方ない。近くの同僚より遠くの大映映画だ。しかも、その日は黒井和男のトークショーがあるらしい。ちょうど『女賭博師シリーズ』上映が終わった頃に開始する。多分行くけど、下手 [続きを読む]
  • 2017年6月15日 人別帳
  • 最近、非道人事により電車通勤に切り替わった。小田急ラッシュから神経を切り離すため、車内ではiphoneに入れた映画やドラマに没頭している。積みDVDを消化するのにちょうど良い。今は渡哲也版『浮浪雲』を見ている。凄く面白い。ちょうど通勤時間1時間に収まっているし、緩い感じが気楽に観れる。浮浪雲 BOX [DVD]posted with amazlet at 17.06.15ポニーキャニオン (2012-08-15)売り上げランキング: 30,348Amazon.co.jpで詳細を見 [続きを読む]
  • 『チ・ン・ピラ』と『ハワイアンドリーム』
  • チンピラ映画『ハワイアン・ドリーム』を観た。川島透監督の未DVD化作品で、『チ・ン・ピ・ラ』の姉妹編的内容である。『チ・ン・ピ・ラ』は面白かったので期待していたが、前作の因子を引き継ぎつつも、ちょっとネアカ的内容になり過ぎていて受け付けなかった。思い出補正かと『チ・ン・ピ・ラ』を再見すると、やはり映画から発せられる輝きが格段に違う。・『チ・ン・ピ・ラ』(1984)チ・ン・ピ・ラ HDリマスター版 [DVD]posted [続きを読む]
  • 『懲役三兄弟』 船頭多くして…
  • 菅原文太主演の仁侠映画『懲役三兄弟』を観た。終戦直後を舞台に、横暴の限りを尽くす三国人ヤクザと菅原文太を始めとする義兄弟との戦いを描く。“三兄弟モノ”かつ“三国人モノ”。やくざ映画の鉄板要素に加え、若山富三郎と高倉健をゲスト出演させるという、手堅さでガッチガチに固めたような映画だ。DVDジャケットを見ると菅原文太、待田京介、若山富三郎が「三兄弟」であるかのように見えるが、実際は菅原文太、待田京介、葉 [続きを読む]
  • 『横浜暗黒街 マシンガンの竜』 爆発!ギャング族番外地
  • 菅原文太主演の『横浜暗黒街 マシンガンの竜』を観た。岡本明久の監督デビュー作となるギャング映画だ。実録路線でさえピークは過ぎている1976年にもなってギャング映画?そもそも岡本明久って誰だっけ、と思い調べると、後のフィルモグラフィは『男組』『暴力教室』…観る前から刺激臭がプンプンしていたが、まあ案の定な映画だった。『横浜暗黒街 マシンガンの竜』(1976)監督 岡本明久主演 菅原文太60年代の東映ギャングモノを [続きを読む]
  • 『マッド・ボンバー』 爆弾魔 対 強姦魔 対 暴力刑事
  • 70年代カルトアクション映画『マッド・ボンバー』を観た。街を爆破し続ける狂った爆弾魔。追いかける刑事は破天荒な暴力刑事。しかも、唯一の目撃者は連続強姦魔…というまともな人間が一人もいない凄い話。ググると「DVDは過激なシーンが悉くカットされている」というレビューが多かったので敢えてVHSを借りて観たのだが、不自然な編集が多々あったので、やっぱりカットされているようだった。それでもそれなりの面白さはあった。 [続きを読む]
  • OPとクライマックスが最高すぎる『流血の抗争』
  • 宍戸錠主演の日活ニューアクション『流血の抗争』を観た。これはめちゃくちゃ格好良い映画だった。全体的には別にどうということもない話だけど、OPとクライマックスが最高すぎる。『流血の抗争』(1971)監督 長谷部安春主演 穴戸錠ニヤけた郷鍈治が唾を吐き飛ばすとともに始まるOPからして格好良い。音楽もタイトルバックも最高で、やくざ映画史上トップクラスのOPだと思った。それ以降はどうなのかというと、これ!というシーン [続きを読む]
  • 日活ニューアクションの極北『縄張はもらった』
  • 長谷部安春監督の映画では『縄張はもらった』も面白かった。小林旭主演の日活ニューアクションだ。任侠・ノワール・エログロ・友情と、色々と混ざり合ったキワモノやくざ映画だ。これも国内ではVHSのみで、海外BD&DVDが出ている。基本的な流れはお決まりのやくざ映画なのに、味付けが強烈なので結果的に珍味と化している作品だ。『縄張はもらった』(1968)監督 長谷部安春主演 小林旭「日活ニューアクション」と呼ばれる作品群で [続きを読む]
  • 『みな殺しの拳銃』 ジャズ&バイオレンス
  • 宍戸錠主演の日活アクション『みな殺しの拳銃』を観た。国内ではVHSしか出ていないが、海外DVDが出ている。長谷部安春監督の日活アクションはやっぱりちょっと変わっている。清順映画の様なアート性は無いけど、これも中々のカルト・ノワールだぞ。『みな殺しの拳銃』(1967)監督 長谷部安春主演 穴戸錠基本的にはやくざ映画によくある「3兄弟モノ」だ。宍戸錠が長男、藤竜也が次男、岡崎二郎が三男で、その舎弟にケン・サンダー [続きを読む]
  • 渡哲也の破門状 『関東シリーズ』全3作レビュー
  • ちょっと前に観た渡哲也主演の『関東シリーズ』は中々面白いシリーズだった。製作時期は3作とも1971年で、日活ロマンポルノ路線変更の直前だ。日活ニューアクション末期のシリーズだけあって、『無頼シリーズ』には僅かに残っていた王道的任侠はすっかり薄まり、かつての日活アクションにあった牧歌的なムードも全く無くなっている。殺伐とした都会の中、ひたすら現代ヤクザどもが殺し合いまくる。日活映画なのに女優の存在感まる [続きを読む]
  • 『襲う!!』 レイプとベートーベンの協奏曲、ちょっとやり過ぎ
  • 日活ロマンポルノ『襲う!!』を観た。監督は長谷部安春だが、『レイプ25時 暴姦』『暴行切り裂きジャック』の様なバイオレンス要素が無くガッカリ。ひたすら強姦とベートーベンが協奏し続けるという狂った映画ではあるけど、ちょっと単調かな。『襲う!!』(1978)監督 長谷部安春主演 小川亜佐美小川亜佐美演じる主人公は若い婦警なのだが、ある日を境に幾度となく同じ男に犯されるようになる。最初は抵抗しているものの、徐々にマ [続きを読む]
  • 『竜馬を斬った男』 ショーケン以外が印象に残らな過ぎる
  • ショーケン主演の『竜馬を斬った男』を観た。原作は早乙女貢の小説で、近江屋事件の実行犯である佐々木只三郎を描いた時代劇だ。観ている間は結構面白かったのだが、終わってみるとショーケンの狂熱的な演技以外あまり覚えていない。映画全体の中で1人だけエネルギーがおかしい。『竜馬を斬った男』(1987)監督 山下耕作主演 萩原健一佐々木只三郎という人物について殆ど知らないのだが、この映画を観る限り殆どショーケンだ。ど [続きを読む]
  • 『赤い谷間の決斗』 無国籍の乗算
  • 裕次郎主演映画『赤い谷間の決斗』を観た。北海道を舞台としたウエスタン調の日活アクションだ。裕次郎映画の苦手な所がモロに出ていてキツかったのだが、若き渡哲也が出ているので何とか観れた。あまり面白くないけど、梶芽衣子(太田雅子時代)のイモ田舎娘役は可愛かった。『赤い谷間の決斗』(1965)監督 舛田利雄主演 石原裕次郎ただでさえ現実感のない日活アクションで西部劇をやるという、無国籍の乗算が行われている。裕次郎 [続きを読む]
  • 『喜劇 特出しヒモ天国』 聖なる淫売
  • 森崎東監督の『喜劇 特出しヒモ天国』を観た。ストリッパーとそのヒモ達の悲喜こもごもを描いたエロ喜劇だ。渡瀬恒彦がカメオ出演しているというので観たのだが、中々面白かった。森崎監督も松竹出身とは思えぬぐらい東映スタイル全開で、みこすり半劇場的な下ネタと猥雑な演出の嵐。それなのに、最終的には妙な感動が残る。喜劇というか、哀歌というか。『喜劇 特出しヒモ天国』(1975)監督 森崎東主演 山城新吾前半のヒロインは [続きを読む]
  • ヒロインの扱い方に驚く『前科・ドス嵐』
  • 渡哲也主演の『前科・ドス嵐』を観た。『前科・仮釈放』に続く『前科シリーズ』の2作目となる日活ニューアクションだ。シリーズといっても話はつながっていないようだし、結局2作目以降は作られなかったらしい。前作は未見だが、少なくとも本作は『無頼シリーズ』の亜流みたいな感じだ。ただ、ヒロインの描き方は『無頼シリーズ』とは明確に違っていた。『前科・ドス嵐』(1969)監督 小沢啓一主演 渡哲也穴戸錠が開始数分で死んだ [続きを読む]
  • 『軽井沢夫人』 高田美和35歳
  • 高田美和主演の日活ロマンポルノ『軽井沢夫人』を観た。ロマンポルノの中ではかなり有名な映画だが、今まで観ていなかった。高田美和は当時35歳か。現在だと35歳に“熟女”って使うと違和感あるなあ。でも、本編の映像を見るとかなり堂に入った熟女ぶり。『軽井沢夫人』(1982)監督 小沼勝主演 高田美和軽井沢でアルバイトする主人公の青年と、冷えた夫婦関係に心を閉ざす社長夫人の禁断の関係…キャストとあらすじを見て「また土 [続きを読む]
  • 叙情派筆おろし映画『おもいでの夏』
  • 少年と人妻のひと夏の思い出を描いた『おもいでの夏』を観た。“ひと夏の思い出”というフレーズはほぼ例外なく性行為を表現していると思うが、別にエロ映画ではない。なんたって監督はロバート・マリガンだ。詩的で格調の高い演出は確かに心地良いけど、やっぱり俺は『青い体験』がいいな。『おもいでの夏』(1970)監督 ロバート・マリガン主演 ジェニファー・オニールおねショタ映画、というには主人公は歳がいってるし、しかも [続きを読む]
  • 『恐山の女』 おしら様の祟り
  • 吉村実子主演の『恐山の女』を観た。恐山というと青森の有名な霊山だが、その辺はあまり関係なく、「廓モノ」の趣が強かった。東北の土着神“おしら様”の祟りに触れた売春婦・吉村実子の身に起こる悲劇が描かれる。“おしら様”というと、『千と千尋の神隠し』に出てくるあの大根みたいな神様だ。しかし、本作ではあのユルい外見からは想像も出来ぬ苛烈な祟りを発揮している。通常の廓モノより5割増し。ありえないほどに悲劇しか [続きを読む]