スギノイチ さん プロフィール

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スギノイチさん: 狂い咲きシネマロード
ハンドル名スギノイチ さん
ブログタイトル狂い咲きシネマロード
ブログURLhttp://tooms1954.blog55.fc2.com/
サイト紹介文古かったりマイナーな映画や漫画の感想を綴っていきます。たまに壮絶に知ったかぶる事も…
自由文新社会人のレビュー半分、愚痴日記半分のブログでございます。古かったりマイナーな作品を重点的に記事にしたいと思っています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供99回 / 365日(平均1.9回/週) - 参加 2011/05/08 22:16

スギノイチ さんのブログ記事

  • 叙情派筆おろし映画『おもいでの夏』
  • 少年と人妻のひと夏の思い出を描いた『おもいでの夏』を観た。“ひと夏の思い出”というフレーズはほぼ例外なく性行為を表現していると思うが、別にエロ映画ではない。なんたって監督はロバート・マリガンだ。詩的で格調の高い演出は確かに心地良いけど、やっぱり俺は『青い体験』がいいな。『おもいでの夏』(1970)監督 ロバート・マリガン主演 ジェニファー・オニールおねショタ映画、というには主人公は歳がいってるし、しかも [続きを読む]
  • 『恐山の女』 おしら様の祟り
  • 吉村実子主演の『恐山の女』を観た。恐山というと青森の有名な霊山だが、その辺はあまり関係なく、「廓モノ」の趣が強かった。東北の土着神“おしら様”の祟りに触れた売春婦・吉村実子の身に起こる悲劇が描かれる。“おしら様”というと、『千と千尋の神隠し』に出てくるあの大根みたいな神様だ。しかし、本作ではあのユルい外見からは想像も出来ぬ苛烈な祟りを発揮している。通常の廓モノより5割増し。ありえないほどに悲劇しか [続きを読む]
  • トラウマ痴女映画『ミスター・グッドバーを探して』
  • ダイアン・キートン主演の『ミスター・グッドバーを探して』を観た。ジュディス・ロスナーの小説の映画化作品で、聾唖学校に務める美女教師が夜な夜な麻薬とセックスに溺れていく様を描く。『生きる』の痴女版みたいな話かと思っていたら、どんどんシャレにならない方向にエスカレートしていった。結構トラウマになりそう。ていうか、“ミスターグッドバー”って“良き○棒”ってことかいな。『ミスター・グッドバーを探して』(1977) [続きを読む]
  • 『セックス・ハンター 濡れた標的』 所詮俺たちゃかたつむり!
  • ちょっと前に観た面白い映画で『セックス・ハンター 濡れた標的』というのがあった。澤田幸弘監督の日活ロマンポルノだ。澤田監督はこの前年に『関東幹部会』というやくざ映画を撮っている。『関東幹部会』もちょっと変な映画だったが、『濡れた標的』はいくら大和屋竺が脚本とはいえ、一体何があったの?というようなアナーキーな映画になっていた。『セックス・ハンター 濡れた標的』(1972)監督 澤田幸弘主演 ジョージ・ハリソン [続きを読む]
  • キャスト残酷番付『鬼輪番』
  • 新作・旧作を問わず、今年はどうもあまり良い映画に巡り合えていないが、いまんとこ一番高かった買い物は1万円ぐらいした『鬼輪番』の海外DVDだ。小池一夫の同名劇画を原作とするエログロ&スプラッタ時代劇だ。東映実録路線やら日活ロマンポルノに負けまいと、東宝が繰り出したキワモノ漫画の映画化シリーズ。『銭ゲバ』『子連れ狼』『御用牙』『混血児リカ』『高校生無頼控』等、東宝らしからぬ非道徳的内容がてんこ盛りの作品群 [続きを読む]
  • 『東京市街戦』 太平洋戦争の余燼
  • 渡哲也主演の日活アクション映画『東京市街戦』を観た。原作は戸川幸夫の同名小説で、監督は西村昭五郎。終戦直後、凶悪化した“三国人(中国人・台湾人・朝鮮人)”と渡哲也率いる愚連隊が闇マーケットを巡り激突し、やがて内戦状態にまで発展するバイオレンスアクションだ。『新・悪名』『男の顔は履歴書』『三代目襲名』等々、60〜70年代の日本映画には「三国人モノ」としか言いようのない作品群が存在する。まあ多くはやくざ映画の [続きを読む]
  • 成瀬巳喜男によるサスペンス映画『ひき逃げ』
  • 成瀬巳喜男監督の『ひき逃げ』を観た。息子をブルジョア家庭の夫人に轢き殺された母親が、復讐を遂げるべく犯人の家庭に潜入するサスペンスだ。成瀬のサスペンスなんてどんなんだろうと思っていたけど、ちょっとチグハグな感じだなあ。『ひき逃げ』(1966)監督 成瀬巳喜男主演 高峰秀子主人公の未亡人は高峰秀子で、その息子を轢き殺してしまうマダムが司葉子だ。贅沢三昧の司葉子とは正反対で、高峰秀子は娼婦かそれに近い人生を [続きを読む]
  • 2017年4月8日 寝落ち
  • 今日はラピュタ阿佐ヶ谷で『続・名もなく貧しく美しく』『ひき逃げ』『ふたりのイーダ』を鑑賞。どれも結構良かった。『ふたりのイーダ』は途中でちょっと寝ちゃったけど、隣の人が起こしてくれて助かった。そういえば、前もラピュタで上映中に寝てしまった時、いいところだよと隣のおじいさんが起こしてくれた。その時はのんきに「世の中は意外と良い人が多いなあ」などと思っていたけど、こうまで続くというのは、単なる性善説だ [続きを読む]
  • 2017年4月6日 日本暴行暗黒史シリーズDVDリリース
  • こないだの土曜日は凄く楽しかった。年齢も映画の嗜好も近しい人達と飲み会をして、ずっと映画の話をしていたからだ。20代で古い映画が好きな人というのは大体親が映画好きである場合が多いようだけど、俺の親は映画に全く興味が無く、ゴッドファーザーすら見た事が無いレベルだ。さらに、普段飲んだり遊んだりする友達や地元の仲間も映画に全く興味がない。よってリアルで人と映画の話をすること自体ほとんど無いし、あっても古い [続きを読む]
  • 勝新の『駿河遊侠伝シリーズ』、観るべきは2作目の『破れ鉄火』!
  • 今年の初めに『駿河遊侠伝シリーズ』のDVDをまとめ買いした。もうとっくに3本観ていたのに今までブログに書かなかった理由は明白で、あんまり面白くなかったのである。俺は勝新信者を自称しつつも、勝新の映画全てが好きなわけではない。厳密にいうと『悪名』モードの勝新がそこまで好きではないのだが、このシリーズはまさにその系統だったのだ。・『駿河遊侠伝 賭場荒し』(1964)駿河遊侠傳 賭場荒し [DVD]posted with amazlet at [続きを読む]
  • 仁侠と青春の合わせ技。渡哲也の躍動に惚れる『無頼シリーズ』
  • 一年ほど前、渡哲也主演の『無頼シリーズ』にハマっていた。実在の元暴力団幹部である“藤田吾郎”の自伝を映画化した日活ニューアクションだ。元々、石原裕次郎や小林旭が出ているような日活アクションが苦手だった。あまりにも時代性が強すぎるし、「無国籍」を免罪符にリアリティを放棄したような作劇が何とも苦手だった。現在の指標では経年劣化が激しいし、当時の基準でも東映ヤクザ映画に比べて牧歌的過ぎる。ところが、いざ [続きを読む]
  • 2017年3月28日 アマゾンプライムビデオ
  • 1年ほど前の某日、いきなり強い性衝動に駆られ、エロマンガを買う際にお急ぎ便を使いたくてアマゾンプライム体験版をポチってしまっていた。そのうち退会しようと思ってたことをすっかり忘れ、気付けば1年以上本会員にされてしまっていた。ヤマト運輸をいたぶるだけでは飽き足らず、こんなセコイ真似までしやがってからに、期限ギリギリまで使いまくって退会してやると憎悪したこともあったが、このまま継続しようかなと思い始めて [続きを読む]
  • 2017年3月24日 『鉄砲玉の美学』DVD化
  • 渡瀬恒彦の訃報を受け、『鉄砲玉の美学』『殺し屋人別帳』『監獄人別帳』のDVD発売が決定した。『鉄砲玉の美学』は既にDMMの動画配信で何べんも見ている映画だが、勿論即買いだ。デビュー作の『殺し屋人別帳』は当然として、『鉄砲玉の美学』の兄弟作である『血桜三兄弟』を出さない片手落ちに一瞬激昂しかけたが、動画配信すらされず未見だった『監獄人別帳』を出してくれるのは嬉しい。欲を言えば、映画だけでなくドラマ版『白昼 [続きを読む]
  • 2017年3月23日 『白い指の戯れ』『悶絶!どんでん返し』漫画化
  • 毎晩スマホ向けコミックサイトでいやらしい漫画を物色するという惨めな習性があるのだが、その過程で『白い指の戯れ』『悶絶!どんでん返し』のコミカライズを発見。作者は山口かつみとか大谷じろうとか高田靖彦。なんかこう微妙に懐かしいメンツ。小学館系の雑誌で青春漫画を描きつつ、ちょいエロ漫画も描いてる人達だ。白い指の戯れ ACT.1posted with amazlet at 17.03.23小学館 (2017-03-21)Amazon.co.jpで詳細を見る悶絶!!ど [続きを読む]
  • 2017年3月22日 Filmarksをやってみて
  • Filmarksに登録して一か月以上が過ぎた。昨日、ようやくブログの映画レビューをあらかた映し終わった。ちんたらやっていたわりに、実にしんどい作業だった。当初はブログの記事をただコピペするだけでいいかと思っていたが、書いているうちにネタバレになるような箇所は消したり、ブログ特有のノリは極力削除したくなってしまい、結果重労働に。しかも、その過程で今まで何年も放置してきたおびただしい誤字・脱字を発見し、3年殺 [続きを読む]
  • 2017年3月20日 渡瀬恒彦の訃報から
  • もう3連休も終わろうとしているわけだが、未だ喪失感から立ち直れないままでいる。「ロス」なんて言葉では表現できない。心のどっかが壊れた気分がずっと続いている。この連休は色々出かけたものの、帰宅後はずっと渡瀬恒彦の出ていた映画を観ていた。まあ、亡くなる前も毎週のように美味しいシーンを反復していたのでいつも通りっちゃいつも通りだが、いつも見ているシーンでも全てが重く響いてくる。『博徒外人部隊』で初めての [続きを読む]
  • 追悼 渡瀬恒彦出演作品10選
  • 渡瀬恒彦が亡くなった。がん公表以降、覚悟していたとはいえ「渡瀬恒彦さん、死去」という文字を観て頭がクラっとした。俺はどうしてこんなに渡瀬恒彦が好きなのかと考えた時、巷で言われているような狂犬ぶりとは別に、ある種のピュアさや“弟性”のようなものに惹かれたんだと思う。チンピラとして暴れまくる姿は勿論強烈だし、その肉体性も相まって鮮烈な迫力を発揮する。ただ、どんなに悪逆非道な事をしていても、その奥底には [続きを読む]
  • 2017年3月12日 ツキ
  • 金曜は久々に会社の飲み会に参加した。そしていつもの自己嫌悪。飲むと喋るタチなのだが、いつも調子に乗っていらんことを喋り過ぎてしまう。記憶しているだけで少なくとも5人の人格を傷つけた覚えがある。後輩女子の軽蔑の眼差しを忘れるためにジムに行ったものの、自転車のサドルが変質者によって唾液まみれにされていた。ちょっと世間は俺に厳しすぎる。その後、久々に新宿ツタヤに行ったら、DVDコーナーごと別のビルに移動して [続きを読む]
  • 2017年3月18日 ウンザリ予告
  • 最近、午前十時の映画祭に通っている。「どの店にも確実にDVDがあるような見飽きた名作にわざわざ1000円払うなんてアホらしい」なんて思っていたけど、あらためてラインナップを観ていると、映画にハマりたての頃の大昔に観たものばかり。記憶も大分薄れている。というか、初見時とそう変わらない状態のものも少なくない。そこへきて、近所のシネコンの整った設備で名画を観れるというのは非常に魅力だ。そもそも俺は名画座が好き [続きを読む]
  • 『LALALAND』 意外に盛り上がりどころがない
  • 『LALALAND』を観てきた。非常に微妙。予告はすごく楽しげだったし、結構期待していたんだけどな。OPが最高点という世評の様だけど、そもそもOPからしていまいちピンとこない。予告に使われていたサムなんとかって曲がよさげだったのでそのシーンはさぞ盛り上がるだろうと楽しみにしていたのだが、かなり序盤のどうでもいいシーンに使われていてガックリ。しかも、音で聞いてた時は気付かなかったが、あらためて字幕で見るとアホみ [続きを読む]
  • 『コックファイター』 これが“闘鶏”だ!
  • ウォーレン・オーツ主演の映画『コックファイター』を観た。闘鶏を生業とする主人公の生きざまを描いた無骨な物語だ。むっつりした汗臭い男達が鶏を殺し合いさせるという奇怪な内容の映画。それなのに雰囲気は物凄く無骨である。『コックファイター』(1974)監督 モンテ・ヘルマン主演 ウォーレン・オーツこの映画で“闘鶏”というものを始めて映像で観た。鶏バトルなんて突き合うだけの闘いかと思いきやとんでもなくて、ジャンプ [続きを読む]