海風 さん プロフィール

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海風さん: 海風の徒然なるままに
ハンドル名海風 さん
ブログタイトル海風の徒然なるままに
ブログURLhttp://ameblo.jp/fu16-kai19/
サイト紹介文イケメンですねの本編の続きと別次元を書き、今はキャラをお借りしてパラレルを書いてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供105回 / 365日(平均2.0回/週) - 参加 2011/07/06 19:14

海風 さんのブログ記事

  • 家政婦(メイド)ですね 63
  • テギョンはファランにコ・ミニョと結婚すると報告に来たと言った。 「本気で言ってるの。」 驚きと怒りでファランが訊き返す。 「ええ。」 動じることなくテギョンが返事をする。 「認めないわ。」 どこから出てくる言葉なのかと、テギョンの目は見開いて、「あなたには関係ない。」と否定する。 「私は母親よ。」「母は家にいます、父の隣に。」 冷静であろうとするテギョン、 「あの女は母親じゃないわ、ただの乳母よ。」「取っ [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 62
  • 「ここに、そのおばさんがいるの。」 シヌは、車から下ろしたミニョの荷物を代わりに持ちながら訊く。 「はい、住み込みで働いてます。 そこに、しばらくなら泊めてもらえるので・・。」 荷物のお礼に頭を下げながらミニョは答えた。 「なら、ここで仕事を探すの。」 何もなさそうな所だと思いながらシヌは訊く、 「はい。 今日は、・・・ありがとうございました。」 部屋に荷物を運び終え、車に戻ったシヌに、ミニョは頭を下げ [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 61
  • テギョンはマンションに戻って来た。 婚約式の後、ミニョと戻るはずだったのに、沈んだ気持ちでロックを解除して中に入る。朝の幸せだった時のやり取りが思い出されて、指先が冷たくなるのを感じる。 何もかも朝出た時のまま、そこかしこにミニョを感じて、寂しさが溢れてくる。 それでもテギョンは、やるべき次の仕事をしようとデスクに向かって、置かれた封筒に気が付いた。 封筒にはメモが貼ってある。 『ごめんなさい。』 書 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 60
  • 「ミニョを脅したのか。」 テギョンはジフンをじっと見たままでいたが、ヘイが出て行くと、そう切り出した。 「なぜだ!」 悲しさと憎さ、そして苛立ちがごちゃ混ぜになった目で見つめて声を荒らげる。 「メイドとの結婚で・・・・・兄さんは・・・幸せになる。」「・・・・・・・・・なぜ だ・・。」 ジフンの返事に、テギョンは眉間を寄せた。 「義姉さんを、これ以上傷つけたくない。 あの人はまだ、兄さんが好きなんだ。」「 [続きを読む]
  • 時代物にしたのはいいけど・・・
  • ご機嫌如何ですか、海風です。呟き第二弾は話の時代です。 復讐劇にしようと決めて、まず決めたのが時代。 現代劇でこれを書く能力はないので、時代物にしようとは、考えるよりも先に決まっていたのですが、最初は勿論、華の朝鮮王朝でした。 ですが! すぐに壁に突き当たりました。 その壁というのが名前です。朝鮮王朝の王族は名前が変わるんです。 例を上げると後の英祖ですが、クムが名前で→ヨニングンという呼び名が・・・ [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 59
  • ミニョは、目を覚ますと体に甘い痛みが残っていた。そっと目を開けるとそこにテギョンの寝顔がある。 ミニョはしばらくその美しい寝顔を見ながら幸せの余韻に浸っていたが、目的を思いだして抜け出そうとする。 「どこへ行く。」 目を閉じたままミニョの手を掴んでテギョンが訊いた。 「お・・・起きていたのですか。」「今、起きた。」「私は・・・バスルームに・・・」 シーツにくるまってミニョは恥ずかしそうに慌てて駆け出し [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 57
  • 何をしている時間が一番ですか。ミニョの質問を考えながら、テギョンはじっと見ているミニョに気付いた。 「おまえなら・・・食べてる時間だな。」 おどけたように言う。 「ちがいます。」「なら寝てる時間か。」「ブッブー。」 ミニョは口を尖らせて言う。 「わかった、金を稼いでる時だ。」「・・・社長じゃありません。」 そんなわけないじゃないですかと、ミニョの目がつり上がっても、ミニョの生活は食べる事と寝る事、そして [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 56
  • どう戻ったのか、社長室に戻ったテギョンは、仕事は手に付かず、ただ茫然と椅子に座っていた。 『とにかく、家に帰ろう。』 重い腰を上げたのは、ミニョの顔が浮かんできたからだ。 今更過去は変えられない、捨てられたのが事実だとしても何も変わらない、いや、むしろこれであの人の要求を聞く必要はなくなった。あの人が母だろうと大株主だろうとどうでもいい、これからはミニョがそばにいると考えて立ち上がったのだ。 家に戻る [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 55
  • 婚約式前日、テギョンは式に時間を取られる事から朝から忙しくしていた。それに、ミニョに会う為に出来れば早く帰りたい、なのに帰社時間が迫った時に、ジフンに呼び出された。 オフィスの中庭に、テギョンはいら立ちを隠しもせずにやってきた。 「まだ仕事時間だぞ、何の話だ。 社長室ではできない事か。」 時間を気にして早く話せと言いたげだ。だがジフンはテギョンを見ただけで、じらすかのように間をおいた。 戻るか、それと [続きを読む]
  • タイトルが語る。
  • ご機嫌如何ですか。 たいそうなタイトルを付けましたが、タイトルについてのただの呟きです。(^▽^;) 「家政婦(メイド)ですね」は、大詰めに迫っておりますが、まだ次の話のタイトルが決まってない。 いやいや、決まっていない訳ではないです。一応ね「疾風迅雷」と決めてはあります、ありました。 「美男(イケメン)ですね」らしくないタイトルをって所から考えだしたのですが、これ書きながらも、う〜んとなってしまうタイト [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 54
  • 「おい、何に使うか知らないが、中のえさで足りないようなら俺に言え、いいな。」 帰ろうとしたミニョにテギョンが声をかけた。驚いた顔で振り返ったミニョは、ニコッと笑って頷いた。 中のお金は、必要じゃない。テギョンの代わりにブタを連れていきたいとは言えなくて、涙がこぼれないよう奥歯を噛んで、笑って手を振る。 だけど、エレベーターに乗ると堪え切れなくなった。こぼれ落ちる涙が止まらない。泣きながらマンションを [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 53
  • ジフンが家に帰ると、話し声が聞こえて来た。 どうにかしてテギョンの婚約を中止させなければと言う父の声、そして、だけどと心配する母の声だ。ジフンは今帰ったばかりのように声を上げてから顔をのぞかせた。 「あっああ、ジフン。 帰ったのか。」「はい、父さん。 何の話をしていたの。」「・・・・・・疲れただろう、休みなさい。」 知らないふりで話を振るジフンをギョンセは遮るように返した。一度は、言われるままに部屋 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 52
  • マ秘書が予約したレストランに、ミニョが一番最初に着いた。案内された予約席に座ると、そこにジフンがやって来た。 少し気まずい雰囲気が漂う、テギョンからは謝りたいと聞いていたのにと、うつむけた顔で上目にジフンを見ると、以前と同じ冷たい目が睨んでるように見える。 『もしかして、私の勘違い、睨んでいるんじゃないのかもしれない。』 ミニョがそんな事を思っている所に少し遅れてテギョンがやって来た。 [続きを読む]
  • 6月に入りましたね。
  • 今年の梅雨は雨量が多めと予想されているようです。 雨は嫌いではないんですが、多少気分が沈むのと、なにより洗濯ものに悩まされますよね。降らないと困るけど、降りすぎも嫌だなーと思う5月の終わりです。 みなさま、ご機嫌如何ですか。 新しい話の事を呟くと書きながら、ちっとも書かずに6月になりました。σ(^_^;) 「家政婦(メイド)ですね」を、こんなに楽しんでもらえると思っていなかったのと、予定 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 51
  • テギョンはオフィスの社長室に戻るとドサリと椅子に腰を下ろした。結婚となればする事は山ほどある。 リセと結婚した時は周りに任せるだけで、自分から動く事も、口を出す事もしなかったが、今回はそうはいかない。 正直、結婚式になどまったく興味はないが、ミニョとの結婚に関しては周りにはっきりと知らしめる必要がある。 テギョンはするべき事をリストアップし、絶対に必要となるミニョのドレスを選ぶ為、ミニョを [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 50
  • どこへ向かうのだろうと思っているミニョの意に反して、車は半地下の、ミニョの家の前で止まった。 「知って・・・いたのですか。」 驚いてテギョンを見る、だが黙ったままのテギョンに次の言葉が出てこない。この状況はミニョにとってかなり不利に思える。 「なぜ黙って消えた?」「それは・・・」 訊かれて顔が引きつる。 「俺の横にいろと言ったはずだ。」「で・・・でも・・・・・・」 言い訳を [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 49
  • リセは、ジフンの瞳を覗き込んでゆっくりと口を開いた。 「コ・ミニョはいなくなったけど、ユ・ヘイは残っていたわ。 モ・ファランが相手にと選んだユ・ヘイが・・・」「その為に嘘の情報を流したの? そんなことして何が変わるっていうんだ、あの女が引き下がると?」 リセのいい訳にジフンが驚きと怒りをみせて訊く。 「そうじゃないわ。」「じゃあ何? 兄さんがやり直すと言うとでも?」 思わず声が荒ら [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 48
  • ユ・ヘイはA.N.グループのオフィスにやって来た。だが行く手を受付が遮る、かつて通した後で、テギョンにこっぴどく叱られた事があるからだ。 「社長から通すなと言われています。」「そんなこと言っていいの。 私が社長夫人になった時、最初にあなたをクビにするわよ。」 怒ったヘイの言葉にも受付係は屈しない、保安要員も出て来て威圧する。気に入らないと唇を噛んだヘイは降参するように一度両手を上げながらも、会 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 47
  • 「一人で飲んでるの。」 ジェルミが屋台にいるシヌに声を掛けた。テーブルの上には焼酎とグラス、 「こんな店にいるのも変だけど、なに? 見てるだけ?」 明るいジェルミの声に救われたように、シヌは笑って「ああ。」と答える。 「前にミニョがこうして見てた。」「ミニョが? じゃあよっぽどの事があったんだ。」 言いながらジェルミはグビっと置かれた焼酎をのどに流した。 「ミニョはね、お酒 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 46
  • シヌが帰っても、テギョンはソファの上を動かなかった。テーブルには滅多に飲まないウイスキーと飲み残したグラスが並んでいる。 こういう時は飲んで深く考えないものだと、シヌが用意したのだ。お互い2杯ほど飲んでシヌは帰って行った。 これまで誰もいない部屋が好きだったのに、シヌが帰っただけでガランとして静まり返った部屋に手足を縮こめる。 子供の時もこうして座る事があった。テギョンの意識は遠い昔へ [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 45
  • 攻撃の矢はとんでもない方向から飛んで来た。テギョンがファン会長の子ではないと言ううわさが飛び出したのだ。 一体全体どこからわいたデタラメだと、テギョンは無視していた。だが、ギョンセが記事の削除を求める動きを見せた事で疑惑が生まれる。 なにより、子供の頃から感じていた、あの家での疎外感が、テギョンの疑惑に拍車をかけた。 弟、ジフンとの違い、冷たくされた訳でも虐待を受けた訳でもないが、母と [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 44
  • テギョンはファランの屋敷のベルを押した。 ここにはパーティー以外で来た事はない、大株主だが仕事には口を出さないからだ。それに、結婚の世話を焼こうとするのも女性だからくらいに思っていた。 門が開くのを待ちながら、テギョンは屋敷を見上げてこれまで話さなかった事が間違いだったと考えていた。 「あの娘が言い付けたの。」 ミニョを引っ越させた理由を訊いたテギョンに、ファランはにこやかに笑って [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 43
  • 住所を訊き出させたマ秘書を伴って、ミニョの住居チェックに訪れたテギョンは、ミニョが、日当たりの悪い半地下の部屋に住んでいる事に驚いた。 「どうしてここなんだ。」 物陰に隠れたまま、テギョンはマ秘書の首根っこを掴んで、耳元で低い声が訊く。 「そっそれは・・・急な引っ越しだったからじゃないでしょうか。 予算も少ない、探す時間もないとなれば、・・ししし・・し かたありませんよ〜。」 首に [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 42
  • 「おばさん、その服どうしたの?」 ミニョはミジャの見なれない服の事を訊いた。 「買ったに決まってるだろ。 まさか盗んだと思ってるんじゃないだろうね。」「そんなこと思わないけど、でもお金は? お金はどうしたの。」「おっお金かい、お金は・・・ちょっと・・・・あんたの退職金から借りたんだよ。 いいだろ、あんなに貰えるんだから服の1枚や2枚・・」 途中から開き直ってミジャは答える。 「退職 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 41
  • シヌは、ミニョの派遣会社に仕事があると呼び出してくれるよう依頼した。ホテル名を上げ、そこでの仕事を評価してだと真実味まで持たせてだ。 ファン・テギョンが探しに来ても答えないよう言われていても、それ以外の仕事なら断るはずがないと考えての事だったが、実際、ワン・コ―ディーはそのホテルに派遣された記録を調べ、早速ミニョに連絡を取った。 だがミニョもテギョンなら考えられると予測している。 「分 [続きを読む]