海風 さん プロフィール

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海風さん: 海風の徒然なるままに
ハンドル名海風 さん
ブログタイトル海風の徒然なるままに
ブログURLhttp://ameblo.jp/fu16-kai19/
サイト紹介文イケメンですねの本編の続きと別次元を書き、今はキャラをお借りしてパラレルを書いてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供67回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2011/07/06 19:14

海風 さんのブログ記事

  • 家政婦(メイド)ですね 17
  • 豪邸ともいえる屋敷に出向き、父ギョンセと会って来たテギョンは、ネクタイを緩め、息を吐き出した。 父の追及に恋人はいないと言い、前回の事があるので結婚の流れにならないよう策を講じたのだと伝えたのだ。 嘘ではない、ただミニョの事を追及されなくて良かったと思う。どうやら憶測が先行し、作り話がうわさになっていると分かっていて、確認のため呼んだだけだと分かって、やれやれとソファに腰を下ろした途端、ド [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 16
  • テギョンの部屋に戻って、なんとか仕事を終えたミニョは、昼間にテギョンに言われた事が、そしてあの顔が頭から離れなくなっていた。 胸がドキドキする。 でもミニョは頭を振る。 『恋人役なの、役! 本当の恋ではなくてお芝居。 相手は雲の上の存在で、結末は見えてるでしょミニョ。』 まるで呪文のように、掃除をしながら自分に言い聞かせ続ける。そのたびに胸は、チリチリとして泣きたい気分になって来るのだ [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 15
  • 出社したテギョンは、窓から外を見ながら、昨夜、目覚めたミニョを送って行った時の事を思い出していた。 『ミニョ〜』と、親しげに声をあげて出て来た男が差し出した手に、あっさりつかまったミニョは笑顔を見せた。 『大丈夫なの? 無理しないよう言っただろう?』と、男は当然のように小言まで言った。 派遣会社で知り合った友達だと言ったが、あの男は守るようにミニョを支えて、『助けてくれてありがとう。』 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 14
  • 車のトランクは勿論の事、後部座席もいっぱいにして、ミニョの家財道具が運ばれる。 「荷物はこれだけなのか。」「はい、何か気になりますか。」「家具はないのか? 普通はあるだろ、机や椅子、タンスにベッドなんかも・・」「ああ、大きな家具はありません。 タンスは段ボール箱を積み上げれば済むし、 机は本を積み上げれば代わりになります。」 ミニョの説明を頭の中で想像しようとしたが、テギョンにはできなくて [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 13
  • 「家を貸すのは今週までね。」 帰ったばかりのミニョは大家の突然の言葉に面食らった。 「どうしてですか、どうして急に・・遅れていた家賃も払って、今週分は前払いしました。 来週分だって今週末には払えます。」「それだって週払いでしょう。 せめて月払いだったらこっちもねぇ〜・・」 頼みこもうとするミニョに腕組みした大家がぞんざいに言う。 「だったら、来月からは月払いにします。」「今更そう言 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 12
  • 「A.N.グループ、ファン・テギョン社長の恋人は、家政婦なの。」 思惑通り、その言葉にテギョンの手が止まる。ヘイは顔をあげて見つめるテギョンを嬉しそうに見返した。 「うふ、分かっているわ、家政婦が恋人役をしただけなのよね。」 笑って、安心しなさいって顔で言う。 「何が言いたい。」 テギョンは推し量るようにヘイを見つめる。 「私、コ・ミニョを知っているの。」 テギョンの顔がピ [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 11
  • ユ・ヘイは、テギョンの横にいながら、うつむきがちのミニョの事を考えていた。 見覚えのある顔、そして名前も訊き覚えがあるような気がしていた。 「コ・ミニョ・・・コ・ミニョ・・・コ・ミ・・コ・ピニョ?・・・」 思い出したのは小学校の教室、親のいない貧乏なミニョ(美女)をピニョ(貧女)と呼んでいた。 あのミニョかどうかの確信はなかったが、あのミニョだとして、どうやってテギョンと知り合った [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 10
  • テギョンに群がる人の間に、割って入って挨拶をしたヘイは、笑顔で話し始めた。 「覚えてないと思うけど、私テギョンさんと子供の頃に遊んだ事があるんですよ。」 当然テギョンは怪訝な顔をする。 「と言っても、一度だけで私も小さくて覚えてないのだけど、 済州島で捕った魚や貝を焼いて食べた時の事、覚えてます? 海老にアレルギーを起こしたんですよね。」 それは事実で、確かにテギョンも記憶していた [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 9
  • テギョンの恋人発言に、近くにいた者が集まりだした。 「A.N.グループのファン・テギョンさんといえば、 仕事の鬼でどんな女性も興味がないって有名なのに、 どこでお知り合いになったのか伺いたいわ。」 テギョン目的で集まった女性の一人が、テギョンではなくミニョに声を掛けてきた。 テギョンから黙っているよう言われているミニョは、困って隣のテギョンを上目に見上げたが、気付いてないのかテギョンは黙っ [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 8
  • 「こっここに・・戦闘服が・・・あるのですか?」 店の中を見回したミニョが、怪訝な声を上げた。高級感漂う店内には綺麗なドレスが並び、その奥にはゆったりとしたソファが置かれている。テギョンがソファに座って指を鳴らすと、ミニョの周りに女性店員が群がって来た。 たじろぐミニョを無視して、女性店員はとっかえひっかえドレスをミニョに当ててはあれこれと話している。 「決まったか。」 テギョンの一 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 7
  • バスルームから聞こえてくる鼻歌に聞き耳を立てる。不安はあっても前向きに頑張ろうとしてだったが、ドアの外のテギョンにはそうは映らない。主人が戻った事に気付かず、浮かれて掃除をしているからいい加減になるんだと、テギョンは小さくノックして、返事を待たずにドアを開けた。 とつぜん帰って来たテギョンに驚いたミニョは、泡まみれの浴槽に立ち上がって、青ざめながら頭を下げた。 「記憶違いでなければ、ホテル [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 6
  • テギョンの毎日は仕事漬けだ。無駄な会話など一切しないし、必要な会話でさえも相手の顔を見てする事は殆どない。 だから家政婦の事も、マ秘書から渡された書類に目を通しながら「見つかったか。」と訊くだけだ。 心得ているマ秘書は何の事かなどと追及はしないし、対処できてない事柄に関しては、違う話題を提供して誤魔化す事にしてある。 この時も、「もう少しお時間ください。」と言いながら、おもむろに招待状 [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 5
  • 「床掃除?」 訊き直したマ秘書もテギョンも若干首が傾いている。 「あっすみません、床掃除のしすぎでした。」 慌てて言い直したミニョだったが、内容は変わらない返答だった。 「何を言ってるんだ、床掃除とファイルがどう結びつく?」 テギョンを気にして、焦った声でマ秘書が訊き直す。 「あの・・えっと・・・磨きすぎて、足を滑らせたんです。」 顔を赤くして頭を掻きながら、瞳をあちこ [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 4
  • シヌは偶然、テギョンのマンションの前でミニョを見かけていた。 実際は通り過ぎた時にはすぐに気付かなかった、ただなんとなく、どこかで見たような、その程度で振り返っただけだった。 別の日に、帰宅するテギョンと一緒に来たシヌは、テギョンのデスクに見かけないストラップのついたスマートフォンを見つけて、「誰の?」と、意味ありげに訊いた時も、ミニョとは結びつけてはいなかった。 「メイドだろう。」&n [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 3
  • ワン・コ―ディーから受け取ったメモには、マ・フニの電話番号が記されていた。ミニョは、考えることなく電話をすると、高層マンションの最上階に呼び出される。 丸い眼鏡をかけた、あまり頭の良さそうには見えない男性は、高層マンションの住人には見えなかったが、人を見かけで判断してはいけないと思った所に、男が名刺を取り出して、ここの住人の秘書だと告げたので、ミニョは笑顔で受け取った。 「とにかく、潔癖が [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 2
  • 誰もいないはずの部屋での人影に、もう少しで声を上げるところだったミニョは、すぐに「すいません。」と頭を下げた。 だが、頭を戻しながらあれっと思う。それから首を傾けるようにして、「ここで何を?」と訊いた。 プールサイドの使用予定の部屋に、ここは入っていないからだ。 ここには誰も入れないはずなのに、どうやって・・・ミニョは怪訝な顔で、おもいっきり不審者扱いの目でテギョンを見た。 そんな [続きを読む]
  • 私を構成する成分は・・・
  • 前回、本名でやってスライムと言われた海風、海風だったら?でやってみました。 私、オレンジジュースでできてるそうです(笑) ▼私を構成する成分は・・・\あなたはなにでできている!?/成分チェッカーで分析する ちなみに、次男の結果もレアで丸と出ました。○な性格ってどんなだろう。ちっとも丸くないまだまだ絶賛反抗期中なのだけど・・・ [続きを読む]
  • 家政婦(メイド)ですね 1
  • ギラギラと太陽が照りつける夏の午後、A.N.グループが所有するホテルのプールサイドでスタッフが、若いセレブ達が集まるサンセットパーティーの準備に大忙しだった。 こういったパーティーでは、ホテルのスタッフだけでは手が足りないため、派遣会社にも要請し、信用のおける人材でフォローされている。 だが、どこにも序列というものはできるものだ。 「ねぇ今日のパーティー、あのファン・テギョンが来るそうよ。 [続きを読む]
  • 後書きというよりはこれからの更新予定の事
  • 終わった、終わりました。 よかったーーーーーーーーー。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。ものすごくホッとしたーーーー。途中、何度も『もうダメーー』『もう考えられない』『浮かばない』ってなって、投げ出した作品でしたから、無事終わってホントにホッとしましたーーー。 後書きはこれだけです(笑)大変だった事も、何が書けなかったのかも、話の後書きでちょこちょこ書いて来たので、他に出てくる言葉がないのです。 なので、 [続きを読む]
  • 闇の月、風の爪 93
  • 「ミニョは? 元気にしてる?」 足の爪を研いでいたテギョンは突然やって来たミナムを呆れた目で見た。人間界と天界の、境界の狭間で修業をしているミナムは、本来、誰とも会えず厳しい修練に励んでいる期間で、人間界に下りてくるなど考えられないのだが、ミナムは関係なしにやってきた。 「あっ ああ、会わなかったのか。」 視線を爪に戻して訊き返す。 「ミニョは・・最近うるさいんだ。」「それは、・・ [続きを読む]
  • 闇の月、風の爪 92
  • テギョンの矢に貫かれて幾日が過ぎただろう。ミナムは眠ったままだった。 ミニョは勿論の事、シヌやジェルミ、テギョンとマ仙人が入れ替わりで日に数度、様子を見に行ったが、これといった変化は見えなかった。 「起きないな〜。」 ミニョは変わらず心配顔をしてはいたが、天使にはミナムがただ眠っているのだと分かっている。 ただ、いつまで眠ったままなのかは分からなかったが、そのうち起きるだろうと思っ [続きを読む]
  • 闇の月、風の爪 91
  • ミナムの視線は、ゆっくりと動いてそのままミニョを睨みつけた。ミニョはうつむき、テギョンはミナムを見据えている。 次の瞬間、ミナムの手が動いてミニョの足元に攻撃を仕掛ける。 土ぼこりが舞い上がり、ミニョが後ろによろめいて、その隙を狙ってミナムは逃げようとしたが、シヌの合図で、囲んでいた天使たちが結界を張り巡らした。 魔界に戻ろうとして戻れないミナムは、舌打ちをして天使を睨むと、今度は空へ [続きを読む]
  • 闇の月、風の爪 90
  • テギョンが復活し、すぐにミナムの召喚準備が始められた。できれば前もってミナムに祓う事の意味を説明しておきたかったが、魔界にいるミナムにそれを伝える事は難しかった。 「呼んで、祓うだけではないのですか。」 ミニョの言葉に、呆れたように息を吐き、首を振るだけのテギョンに代わって、シヌがミニョを見つめる。 「ミナムは妖魔であって、下等霊のように簡単に祓えるものではないんだ。 以前、妖魔との戦 [続きを読む]
  • 闇の月、風の爪 89
  • 「テギョンさま!」 声を上げたのはジェルミだった。テギョンとミニョのキスを、見まいときつく目を閉じている。 シヌは顔をそむけてコホンと咳をした。 「エネルギーの補充だ。 愛が癒すのだろう、手っ取り早く補充できる。」「テギョン、その愛ではな・・く・・・・」 言いかけたマ仙人を、生気の戻ったテギョンの目が睨む。もうすっかり以前のテギョンだ。 恥ずかしそうにうつむいているミニョを横に [続きを読む]