店長 さん プロフィール

  •  
店長さん: 焼肉竹公式ブログ 笑売日記
ハンドル名店長 さん
ブログタイトル焼肉竹公式ブログ 笑売日記
ブログURLhttp://ameblo.jp/80011691/
サイト紹介文焼肉屋の親父から見た社会、人間について。身近なことや人生について考察します。
自由文今をどうやって生きて行けばよいのだろう。
日々の生活の中で学ぶことによって、働くことによって、家族と向き合うことによって、人と出会うことによって考え行動してゆきたい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供320回 / 365日(平均6.1回/週) - 参加 2011/07/30 11:30

店長 さんのブログ記事

  • ブータンの子供たち
  • キッチンから仏間へお供えの水を持って行く途中、リビングのテレビミヤネ屋がブータンの国の紹介をしていた。その牧歌的な風景を背景にした子供たちの画像に足が止まった。片手に水を持ち、立見してるうちに画面に釘付けになり、そのままソファーに腰掛けて見入ってしまった。幸福そうなこの国の人たち。子供たちがにこやかに透き通る笑顔でインタビューに応えた。「勉強ができて幸せ」その言葉に衝撃が走る。日本の国の子供達にこ [続きを読む]
  • もう1人の自分ともう1つの生き方
  • 「今は今しかないのよ」もうかれこれ20年ほど前のこと。休日はパチンコ、夜は仲間と飲み歩いたりする私にシビレを切らせて、まだ小さかった2人の娘を抱きかかえながらカミさんが暗闇に灯を探すようにそう嘆いた。朝から晩までパチ屋に入り浸り、夕方になるとデジタル画面の無機質な数字合わせを睨みつけてた私の膝の上に、いつの間に来たのか、まだ小さかった娘たちが甘えるように乗って来た感触を、心の痛みと共に不意に今も思い [続きを読む]
  • 時代の石仏
  • 雲ひとつない青空。日陰には風が吹き、少し肌寒いけれど、こんな日は心ざわざわ、ただ過ごす日々の倦怠に置き忘れてしまってる何かを探し始める。透き通る目を持ちたい。真実を見抜ける眼差しを。なにが正しくてなにが間違っているのか。青臭いと言われても知りたい。二者択一論では解き明かせぬ人生と知りつつも。それともすべてはまやかし、ホログラム、幻想に過ぎないとでも言うのか。それでも、五感では捉えきれない認識の奥に [続きを読む]
  • 花はなぜ咲くのか
  • 新緑に覆われた山の上。初夏の日差しに冬の名残のような肌寒い風が混じり合う。春の到来を言祝ぐかのように凛と咲くヤマツツジの花。山間に爽やかさを漂わせている。他にも山道の傍に咲く名も知らない小さな花たち。可憐にあでやかに、甘い香りを放っては色彩豊かな百花繚乱の乱れ咲き、春の宴。花はなぜ咲くのか?美の結晶、生命の迸りのような開花と共に、宇宙の意思を貫く壮大なドラマが開幕するみたいだ。春は山。町が見える。 [続きを読む]
  • 他国ミサイルと国内爆弾
  • 昼下がり、明るい日差しが照らす部屋。窓からそよ吹く涼風の清々しさのような気持ちでずっといられたら、どんなに幸せなこと。せめて今だけはそんな感じ。なんて静かで落ち着いていることだろう。何もかもが平和だ。昨日、皆が寝静まっていたはずの早朝に叩き起こすかのようにして、また欲望と駆け引きを搭載したミサイルが母なる大海の胸に突き刺された。あのボンクラめがと思う。しかし、独裁政治國の後継に生まれて来た息子の宿 [続きを読む]
  • 誰かをちょっぴり幸せに
  • 学べば学ぶほど、つくづく自分がどれだけバカだったのかを思い知らされる。知らないことの多さに眩暈がするほどに。仕事が早めに終えられ、午前零時頃に帳簿を付け終えられた夜には、昼間にできなかった勉強や読書をすることにしている。焼肉屋の親父。こう見えても現役大学生なのだ。別に威張ることはないけれど、通信学部の6年生だったか、7年生だったのか、もう忘れるくらい在籍年数を重ねてしまっている。言うなれば留年、留年 [続きを読む]
  • 人間の旗
  • 一つの時代が過ぎ、また新たな道を人は歩いてゆく。幕が降り、舞台は変化し、登場人物も入れ替わる。もう元には戻れない場所には、置き去りにされたままの心だけがぽっかり、寂しげに虚空を見つめている。ただ、そこから喜びと悲しみの足跡だけがずっと脚下へと続いている。それは踏みしめることなどできず、次の一歩でどんな軌跡にするのかを常に問いかけられるているだけ。懐かしい人たちが笑っている。時に無言で語りかけてくる [続きを読む]
  • 人間だからこそ
  • 調子の良い時、体調が良好だったり、気分が爽快で、何かワクワクする感覚。きっとそんな時は、内面の素直な自分が表出しているのだと思う。逆に不調、落ち込んでいたり、嫌な対象、仕事の行き詰まりや人間関係など、そんな時はどう気持ちを切り替えれば良いのだろう。自分という存在。面映ゆいほどに過大評価されることもある。あるいは、特に年長者から上から目線で、こじつけられ、行動不足や考え方を指摘され、過小評価される。 [続きを読む]
  • 幻想を夢見る
  • どうしてだろう?仕事にしろ、人生にしろ、何か新しいことを始めようとすると、「無理!」と決めつけてしまう周りの人たちばかり。自分で自分の限界を決めつけてしまっている。もっと夢を、否、幻想でも良いので見られないのだろうか?私は間違っているのか?なんでもできそうな気になっている。ずっとそうだった。できる気になってやってみた。そりゃ、失敗もあった。素っ気なく振られたこともある。でもそれは、自分に自信がない [続きを読む]
  • 美味しさをいかに作るのか
  • ゴールデンウィークの怒涛のごとき忙しさを乗り切り、今日のランチは比較的静かでゆっくりと時が流れていきました。そうすると余裕が出てきて、前々からあたためていたビジョンを立ち上げてみたくなるのです。まだまだ先に、ここではなくどこか遠くに憧れの焼肉屋があるはずだ、との幻想を捨て切れずにいます。それは何かと申し上げれば、セットの分割化、コース的提供法であります。要するにより美味しいお食事の流れをいかに作る [続きを読む]
  • ”あたらしい憲法のはなし”
  • あんなに楽しみで毎朝聴いていたのに、数年前に終了してしまったNHKラジオ放送の『ラジビタ』、今は医師で作家の鎌田實先生との息の合ったトーク番組『日曜は頑張らない』で、そのなんとも言えない上品で温かで穏やかで潔癖で、聴くだけで元気を取り戻し、どんな病も吹っ飛ぶ気になり、世界が安寧になる声と考えの持ち主、アナウンサーの村上信夫氏。私も昔から随分と癒されたものだ。その発言や考え方にいつも共感を覚える。今回 [続きを読む]
  • 風に飛ぶ綿帽子
  • 風に飛ぶ綿帽子を見たことがあるか。あれは決して、ただ風に飛ばされているのではない。唯一意思表示のための武器である羽を利用し、上下左右縦横無尽に、まるで虫のように飛び、あたりを認識している。どこへ降り立とうかと、生死をかけて己の場所を探している。風や重力に負けて、不本意な所に落ちたとしても、腹を出して大空を見上げて、泣きながら、それとも笑いながら、あるいは次の風のチャンスを狙いつつ、絶対に諦めはしな [続きを読む]
  • 繖山と琵琶湖のシンフォニー
  • ああ、またゆっくりと日暮れていく。あの山の向こうに今日が明日を呼びに消えてしまう。だけど、今日はこの一瞬の出来事。目の前の光の粒。窓から吹き込む風の音。でも風ではなかった。壁に当たる音であり、外界を遮るカーテンの揺れる音であり、内界が騒ぐ鼓動であった。そんなことさえ普段気づかず、錯覚し、風も明日も、今日すら見えていない心の闇。先週出かけた風景だけが小さなスマホのアルバムにしょぼくれていた。そこには [続きを読む]
  • 天使は奇蹟を希う
  • キラキラ輝く青春。 甘い悲しみや孤独に浸りながらも心はいつも大いなる海を見つめていた。 時に青く晴れ渡り、時には逆巻く怒涛の中、深海へと突き落とされる感覚もあった。 七月隆文さんのライトノベル『天使は軌跡を希う』。物語の中、しらなみ海道を自転車の二人乗りで走る優花と健吾。 後席の優花の背中では天使の翼がバサバサ羽ばたいている。 潮風が二人を包み、太陽は微笑み、大橋から見下ろす町 [続きを読む]
  • 人生のしめかた
  • 病室。ベッドの上に昏睡状態の人。見守る家族に寄り添う医者。医者が家族に訊ねる。「どうされますか。胃瘻、人工呼吸器など生命維持装置を装着すれば生かされます」答えようがない家族。呆然と立ち尽くす。「少し考えさせてください」しかし、時間はない。判断などできない。患者にとって意識がないのに生かされる苦しみ。家族にとって生暖かい体は愛の塊。脈打つ心臓の鼓動迷って当たり前。生かそうとする家族の気持ちも分かる。 [続きを読む]
  • 起死回生
  • 「ブログのファンでいつも読んでいます。今日は大阪から楽しみにして来ました。だけど、この店は焼肉を食べ終わった後に刺身を出すの?」お会計を済ませながら、そのお客様はそう言われ、そこから期待を裏切られ、至らない私の仕事に対しての心境をぶちまけられた。あいにく、その時私は店の裏で雑用をしていて不在で、カミさんがひたすら謝り、貴重な意見にお礼を言っていた。あとで詳しく聞いただけなのだが。カミさん曰く、ブロ [続きを読む]
  • キムチは幸せの素
  • 当店にとっては明暗を分ける大仕事、このところ思うようにいかないキムチの素を念入りに作りました。私が店を継ぐ際に一番大事だと思ったのは、肉でもなければタレでも他でもない、キムチだったのです。 それは今結実し、お客様から美味しいとのお声をいただける日が増えました。ところが、正直申し上げまして、いつも同じ味をキープするのに非常に苦心しているのが現状です。大切な事は、キムチの素となる野菜や魚介類、調味 [続きを読む]
  • 川はどこに向かって流れているのか
  • 人生に無駄はない。無駄のように見えて無駄なことは何ひとつない。本当にそうだろうか?無駄なことばかりして無駄な人生を送ってきたのではないかしらと思うのは私一人だけではあるまい。人生を川に例えよう。両者同じように絶え間なく流れ続けている。その水はあるところでは我田引水されて誰かの私腹を肥やし、またある時には夢や希望という名のヨットや船を運ぶ。帆を膨らませる風や順風に助けられて、水の力はその威力を増す。 [続きを読む]
  • 恋はいったい誰のもの
  • もう恋なんてしないだろうか。この歳になって。なんて言うから心が余計に年寄り臭くなる。でも恋なんてしたら、それこそ大問題になる。想像しただけでも末恐ろしい。ただ、あのときめく気持ち、瑞々しい感性が惜しい。憧れや躊躇い、高揚感に傷心、戸惑いに自己嫌悪。信じたいが為に疑う心。疑心暗鬼を生じる愚かしさ。振り返ると、生き生きとしたコミカルな自分がそこにいる。馬鹿正直に、裸で勝手に作り上げた虚像に体当たりして [続きを読む]
  • 肩ロースは仕事の宝庫
  • 肩ロースは、いくつものパーツの中で最も重量(30キロ前後)があり、さらに肉質の異なる様々な部位が取れる焼肉の宝庫と言っても良いでしょう。リブロースの流れを繋ぐ部位は上ロースに、真ん中はハネシタ(クラシタ)や中落ち、そして上ロースの反対側は煮込み用ばかりではなく仕込み方によって焼肉としても使えるネック、また、全体を所々覆うカッパ(赤身のスジ)などなど、それぞれ個性を発揮させ焼肉としてご提供できるのです。それ [続きを読む]
  • 雨風桜舞い散る
  • 母親の死。人生においてこれほど悲しい出来事はない。今年も会いに行けた瓦屋寺慈母菩薩の桜小さな命にとって、自分を生んでくれ、孤独の魂を包み続け、ただそこにあるだけで安堵でき、この世が存在する意味と言ってもよく、依って立つ大地、まさにすべてであった。産まれてから、生まれる前からずっと続いていた命の鼓動が、そこでピタリと止まる。その刹那、少年の心が、何も見えない奈落の底に突き落とされ、果てしなき荒野を永 [続きを読む]
  • 四次元の鏡
  • あの日、鏡に映っていたのは虚像。犬は鏡に映った自分を認識しない。鏡に実像はないのを知っているのか。犬にとって何も映らない鏡。人にとっては何かが映っている鏡。どちらの場合にも鏡は鏡のまま。鏡に映し出されていたのはいったい何だったのか?二次元が三次元を閉じ込めた世界。それでも四次元にあの日、あの人を探す。彷徨ってるのは鏡の中の自分。次元を超えた波に浮かぶ。 [続きを読む]
  • 記憶に残る焼肉屋を目指して
  • 平日はそうでもないですが、週末になるとありがたいことに待ち客が多勢出るようになりました。時には数組、中には数時間もお待ちいただく場合もあり、非常に恐縮致します。と共に感謝の気持ちでいっぱいになるのです。昔なら(今もあるかも知れませんが)、どこそこの店がいっぱいだったからお前んとこに来てやったと、言わないほうがいいのに(笑)、そう仰りながらご来店されるお客さんもいました。ましてや何時間も待ってくださる方 [続きを読む]
  • 僕と彼とのささやかな友情
  • 週に1、2回、たまごの仕入れに通う養鶏場には楽しみがある。この道一筋の80歳にもうすぐ手が届くようにはとても見えない親父さんと、大学を出て県庁に入ることが内定してたのを蹴り、その後を継ぐアラフィフの息子さんと雑談をするのも一興なのだが、別のお目当てがある。その日は朝から降り止まぬ雨。最新の機器を新たに取り付け、ベルトコンベアーで産みたてのたまごが次々と運ばれてくる鶏舎続きの作業小屋を覗くと、肌寒かった [続きを読む]