ちかひら さん プロフィール

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ちかひらさん: Fと虹ともうひとつ
ハンドル名ちかひら さん
ブログタイトルFと虹ともうひとつ
ブログURLhttp://isechika.blog.fc2.com/
サイト紹介文ゲイの会社員です。ゲイのことや男のイラスト、そして日常でふと感じたことをとりとめもなく綴ってます。
自由文日常のこと、ゲイとしての人生についてつづってますー。ゲイの方、どんな人生送ってきましたか?どんな人生送ってますか?
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2011/08/01 20:43

ちかひら さんのブログ記事

  • 煩悩遍路 後序
  • というわけで、ようやく四国遍路の記録を書き終えました。いやー、8ヶ月もかかっちゃいました。でも年度末には終えることができてホッとしてます。遍路を終えた後は、家族からもびっくりされるくらい表情が良く、且つ、浮世離れしたようなオーラがあったらしい。いまではすっかり現実世界に戻っちゃってますが、そういう経験が出来たのは本当に良かったなと。お遍路の記録を書いてみたわけですが、長旅と同じように、書くという行 [続きを読む]
  • 煩悩遍路 高野山へ
  • 結願の日から5日。夕方、和歌山県は九度山、町石道の途中の展望台にいた。今夜はここの東屋で野宿をする。町石道は、南海電鉄の九度山駅から高野山へ続く、22kmほどの山道である。高野山へはケーブルカーでも行けるが、なんとなく歩いて到達したかったのでこのルートにした。16時すぎに、おっちゃんが下山してきた。歩くのが好きで、近場にある100kmくらいのトレイルをいくつか歩いているらしい。お遍路さんでは無いようだ。「四 [続きを読む]
  • 煩悩遍路36日目「結願」―涅槃の道場―
  • 7月17日(日)。発願の日から2ヶ月と1日が経っていた。今日で歩き終える。あいにくの雨だけど、昼には晴れるとの予報だ。7時半、86番志渡寺を打つ。緑の多い境内は静かだった。ここから一路、南に向かう。正面に見えているのは大窪寺のある女体山だろうか。 87番長尾寺では、近所の住民の方々がテントを設営して大勢でお接待をしていた。今年は逆打ちがご利益があると言われており、特に車遍路は逆打ちの人がほとん [続きを読む]
  • 煩悩遍路35日目「虹に向かって歩け」―涅槃の道場―
  • 歩道に寄ってきた車の運転席から、お兄さんが腕だけ出して栄養ドリンクをくれた。「ヨッ!」とだけ言って去っていった姿がとても恰好よかった、朝。早々に83番一宮寺を打ち、北へ進路を変えて高松の中心部へと向かう。横には栗林公園が見えた。3年前のスケッチ旅の初日に来たなぁ。あの日も暑かった。10時、ちょっと寄り道して、うどんの有名店「さか枝」へ。さすが、混んでる。土曜日だしな。「かけ中」にトッピングのあげ、ちく [続きを読む]
  • 煩悩遍路34日目「よう頑張ったな」―涅槃の道場―
  • 7月15日。橋の下は風が強くて、涼しかったがテントの片付けが大変だった。今日は五色台にある80番国分寺、81番白峯寺、82番根香寺を打つ予定。昨日行こうと思っていたうどん屋さん「がもううどん」は8:30からの開店。少し時間があるので、近所のコンビニのベンチで暇つぶしをしていた。すると作業着のおっちゃんが声をかけてきた。「兄ちゃんお遍路さんか。朝飯は食べたか?」「まだです。これから近くのがもううどんに行こうと思 [続きを読む]
  • おにーさん
  • 使ったもの:Gペン、透明水彩ひさびさにこの手のイラストを描いてみました。目が完全にしずかty…いい具合に透明水彩っぽい塗り方ができたので気に入ってます^^そしてGペンの線はやっぱり好きです。漫画っぽくて。ANSWERっていう漫画もありましたね…お遍路記事もいい加減完結させたいのですが、最近立て込んでてなかなか進めれてないです。年度末までにはなんとかしたいなと思ってますので [続きを読む]
  • 煩悩遍路33日目「涅槃とはうどんである」―涅槃の道場―
  • ぼくは讃岐うどんの大ファンであり、そこにうどんがあるから香川に来るレベルである。遍路道沿いには多くのうどん屋さん、しかも有名店も結構揃っているのでこれは食べないはずがない。前日の夜に、ゲストハウスKのオーナーにアドバイスをもらいながらうどん屋さんめぐりを組み込んだ今後のスケジュールを立てたのであった。さて、朝イチで「宮川製麺所」へ。善通寺の近くにある、地元密着型のうどん屋さん。うどんを店員さんから [続きを読む]
  • 煩悩遍路32日目「お接待という生きがい」―涅槃の道場―
  • 早朝、椿堂と観音寺手前で会ったタケさんからメールが来た。雨天につき仕事が休みになったという。ちょうどぼくも今日は休養日としていたので、昼間に会うことになった。雨が降る中、善通寺の境内にて待ち合わせ。車に乗せてもらい、金刀比羅宮に連れてってもらう。タケさんは40代。NPOで農業をしている。子供の頃から喋るのが苦手で、いじめられっ子だった。高校を卒業して働いたが、パニック障害が出て辞めた後は色んな仕事をし [続きを読む]
  • 煩悩遍路31日目「はじめから、決まっていた。」―涅槃の道場―
  • 「お遍路さん〜!」準備中のお店やさんのおばちゃんが後ろから大声で呼びかけてきた。朝から飲むヨーグルトのお接待。久々に青空が見える。今日も良い日になりそうだ。歩いて一時間ほどで70番本山寺に到着。五重塔は平成の大改修をしているらしい。平成の大合併と並んで声に出して読みたい日本語。納経所に行ったものの、人がいない。何回か横にある鐘を鳴らしたりしたけどうんともすんとも…その場に居合わせた車遍路のご年配の夫 [続きを読む]
  • 煩悩遍路・番外篇「雪の七ヶ所まいり」
  • 2013年7月末。学生最後の夏休み。大好きな旅エッセイスト宮田珠己の『だいたい四国八十八ヶ所』に影響を受けたぼくは、研究の合間を縫って、気まぐれひとり旅をしようとしていた。行先は未踏の地、四国。ついでにスケッチもしてみよう。スケッチ旅なんて、楽しそうじゃないか。香川から始まったその旅は、電車やバスで各地の民宿やゲストハウスを繋いでいく。はじめての土地、はじめてのひとり旅。うどん、瀬戸芸、祖谷渓、お遍路 [続きを読む]
  • 煩悩遍路30日目「もしも」―涅槃の道場―
  • 7月11日(月)。旅はついに30日を超えた。人生には数多の分岐点がある。どの選択肢を選ぶかで、その後の道は変わる。その道の先にどんな出会いがあり、何を考え、思うのか。今日は色んな可能性、分岐、平行世界がある日だった。朝の7時、民宿を出発する。宿の主人と握手。「行ってきます!」66番雲辺寺は標高910m。四国霊場最高峰である。泊まった民宿が標高240mだから、そこから一気に標高を稼ぐことになる。この急登がかなりき [続きを読む]
  • 煩悩遍路29日目「与え与えられ」―菩提の道場―
  • 小雨が止んだタイミングで、ヨシさんより一足先に東屋を出発する。最後までもう一息、楽しんでいきましょう。今日は一日中曇り。梅雨らしい、じめじめした日だった。10時前に、駅で知人と待ち合わせ。ツイッターのフォロワーさん。つまり藤子不二雄作品のファン仲間。年齢はそこそこ離れてるけど。ぼくの旅をツイッター越しに応援してくれてて、ここを通るタイミングで会いましょうということになったのだ。お久しぶりです!勤務先 [続きを読む]
  • 煩悩遍路28日目「旅の総括に向けて」―菩提の道場―
  • 今日の時点で、進んだ距離は既に全行程の8割に達している。旅の道中に交わす会話の話題は、遍路同士、地元の人とにかかわらず、これまでの旅の総括に関することが多くなってきた。旅の終わりが、見えてきた。7月9日(土)。夜通し激しい雨が降っていた。深い屋根のある場所で野宿できたのは幸いだった。朝になってもまだ雨はやまず、8時前まで東屋でうだうだしていると、若い歩き遍路がやってきた。東京在住、通し打ちの絵描き [続きを読む]
  • 煩悩遍路27日目「プラスアルファ」―菩提の道場―
  • 雨です。そりゃ梅雨だもの。宿の女将から、荷物は下山するまで宿に置いていっていいですよと言われたので、お言葉に甘えて寝袋やテントなど野宿用具一式をザックから抜いた。5kg減くらいだろうか。随分と軽く感じる。一気に体重が軽くなったようで、逆に歩行時のバランスが取りづらくも感じた。6:30、朝イチで標高745mの横峰寺への登山を始める。家で時間をかけてメンテしたレインウェアは……開始30分で撃沈。もう新しいの買う。 [続きを読む]
  • 煩悩遍路26日目「ここは四国のこのあたり」―菩提の道場―
  • 目覚めてテントから起きると、例のお店のおばちゃんとお酒のおじちゃんが朝から話しかけてきた。昨日も喋った内容と一部重複してたけど、まあそんなもんだろう。今日も暑くなりそうだからと、おじちゃんは自動販売機のお茶をお接待してくれた。申し訳ない。関わりを避けようとしていた自分が恥ずかしくなった。この人は、子供を育て上げてもう独立したと言っていた。そんな人でも、こうして平日の夜に公園の東屋でお酒を飲んでひと [続きを読む]
  • 煩悩遍路25日目「鼻歌交じりで」―菩提の道場―
  • 夜明けとともに起床。道の駅の朝は早い。テントの片付けをしていると既に施設の職員さんが開店前の準備を始めていた。清掃員のおばちゃんと、地元のおばちゃんと喋ることができた。この道の駅が出来て、ここの仕事に就いたおかげで毎日色んな人と喋れるし、お給料で旅行やバス遍路にも行けて嬉しいと言っていた。もちろんこのおばちゃんの持つ元々の活発さや明るさ、人との交流への意欲があってこそだとは思うけど、そうした能力( [続きを読む]
  • 煩悩遍路24日目「旅療法」―菩提の道場―
  • 歩き再開初日ということで、のんびりペースで進む。日程にも余裕がある。生活道路をてくてく進んでいく。2週間の休養のおかげで、足の痛みは無くなっていた。靴のサイズが合わなくなっていた件もすっかり元に戻ったようだ。この辺りは大学や学校が多い。平日の通学時間と重なっていたこともあって、多くの学生とすれ違った。特に挨拶はしないけど、なんとなく会釈はしてくれる。それだけで笑顔になった。道沿いにあった公民 [続きを読む]
  • 煩悩遍路E日目「3度目のスタート」―菩提の道場―
  • 2回目の区切り遍路を終えて2週間が経った。まだまだ復職できる状況ではないという判断を医師・会社からともに受け、休職期間は延長となった。要するに「焦るな」と。実は、遍路から日常に帰ると急に調子が悪くなっていた。当然疲れが出ているというのはあるとは思うけど、なかなか夜寝つかなかったり、家でゴロゴロしていて気分がふさがったり。でも、こうしてまた休職期間が延びたことで、お遍路再開の目処がたった。家で一人過 [続きを読む]
  • 煩悩遍路D日目「日記」―菩提の道場―
  • 6月18日(土)朝8時起床。全身が筋肉痛。緊張感が途切れたからかもしれないな。会社員の彼は休日返上で仕事へ向かっていった。いつかお遍路へぜひ。荷物を整理する。心の整理はまだできてないけど…。帰る日常があるからこそ「旅」がある。悪い意味での旅慣れはしたくない、そんなことをリクくんと話していた。でも、日常に戻りたくないなー。今回は「結願」という外的ゴールが無い分、心の整理がしにくい。全部回りきることに [続きを読む]
  • 煩悩遍路C日目「煩悩即菩提」―菩提の道場―
  • 松山での朝。今日一日ここでゆっくり過ごして、明日の昼に帰るのだ。急ぎ起きて6時から歩かなくていい幸せ。ベッドでゴロゴロとくつろぐ。ゆったりと流れる時間を求めてお遍路をしていたはずなのに、気づけば30km、40km、50km歩かなくては、と躍起になり、その為には朝早くから夕方遅くまで……と自分を追い込んでいってしまっていた。より速く、より遠く…これが「煩悩」なのだろう。愛媛=菩提の道場にて、この呪縛から逃れられ [続きを読む]
  • 煩悩遍路23日目「最終日、そして、縁あって…」―菩提の道場―
  • 雨の最終日。久万高原町の中心部へ国道を下ってゆく。足は痛いし気力も無く、天気も天気なので、ここから三坂峠まではバスを利用することにした。十数キロ、3時間くらいのワープ。峠からは、46番浄瑠璃寺まで、ぬかるんだ下りの山道をしばらく歩く。眼下遠くに見えるのは…松山だ。四国ナンバーワンの都会。人気のない道を含めずっと歩いていると「都会」の特異性がよく分かる。11時前に46番浄瑠璃寺に到着。なんか植物にあふれ [続きを読む]
  • 煩悩遍路22日目「疲労の限界」―菩提の道場―
  • はじめてテント無し寝袋のみの野宿をしてみたが、案外大丈夫だった。山深いところなので夜は多少冷えたけど、屋根があるから夜露は問題なかったし、寝袋にすっぽり入って快適だった。今日も朝の6時から、峠を目指して歩く。のっけから足が痛い。体重+α荷物15kgが肩、腰、足にくる。マメはまあ許容の範囲内だけど、疲労骨折してるんじゃないかってレベルで足の裏が全体的に痛い。歩くたびにジンジンとした痛みが襲ってくる [続きを読む]
  • 煩悩遍路21日目「ほどほど」―菩提の道場―
  • 6月14日。2回目の区切り遍路開始から2週間が経った。国道沿いの駐車場の夜はあんまり静かじゃなかったけどいつもどおり早朝に起床。45kmくらい先の野宿スポットを目標にせっせと歩く計画を立てた。相変わらずだ。分からない。何かに追われている感じがしていた。急がねばならない。今日は大洲と内子という昔ながらの町並みが保存されている地区を通過する。ここも3年前のスケッチ旅で来た思い出の場所。9時ごろ、大洲を抜け [続きを読む]
  • 煩悩遍路20日目「欲」―菩提の道場―
  • 目覚めると、今日も小雨が降っていた。足の調子はまずまずといったところ。昨晩処置したマメはなんとか痛みが軽減されていた。でも、せっかく乾いた荷物も服も、宿を出てすぐにしとしと雨に濡らされる。今日も今日とて雨の中、ひとり無言で歩くのだ。ゆうべ出会ったおっちゃんは前か後ろか。けっこう体力ありそうな雰囲気だったし、朝早くに出発してもうとっくに先に行ってるんだろうか。会って話がしたいけど、見当たらない。3時 [続きを読む]
  • 煩悩遍路19日目「やりたいことは辛いこと」―菩提の道場―
  • 朝から雨の予報。ということで、降る前にテントを撤収!朝の5時には出発。今にも降り出しそうな曇天の下、黙々と歩くが、どうも左足のいつもと違う部分が痛い。やっぱり無理してるのかなぁと不安にはなる。やがて雨が降り出した。ちょうど道沿いに、モーニングをやっている落ち着いた雰囲気のお店があったので雨宿りと休憩とブランチついでに寄ってみた。ホットサンドが冷えた身体にうまい。今晩の寝場所どうしようかなぁ…雨だし [続きを読む]