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うつと酒と小説な日々ー時々ホラー映画ー https://blog.goo.ne.jp/tobiomasahiro

躁うつ病を患い、酒に逃げながらも本を読み、ホラー映画や散歩を楽しむ孤独なおじさんの日記です。

平成16年4月にうつ病を発症して12 年近く。 病気は躁うつ病に悪化しつつ、酒に逃げながらも日々小説を読み、書き、ホラー映画や散歩を楽しむ孤独なおじさん(とびお)です。

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2011/08/18

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  • 消えない月

    昨日、人事異動の内示がありました。私は動きませんでしたが、私が信頼する部下が異動することになり、ショックを受けています。東大卒で記憶力が良く、気が利く人でした。そろそろ30歳になろうかという女性です。後任はなんと54歳で、職場でも有名なヒステリックなおばさんです。ヒステリックなだけではなく、仕事が杜撰でミスが多い人です。私と同期で、大ベテランですが、就職したばかりの頃とあまり変わっていません。年度末はただでさえ憂鬱なのに、優秀な部下が去り、ミスだらけのおばさんが来ると言うことで、立ち直れません。午前中は憂鬱を吹き飛ばそうと近所をひたすら歩き回りました。少しは気が晴れたかというとそうでもなくて、来年度一緒に働いてみなければ何とも言えません。午後は気楽に読めるミステリを読みました。「消えない月」という本を読み...消えない月

  • 憂愁

    年度末のこの時季、毎年そうですが、意味不明な焦燥感に駆られ、気持ちが落ち込みます。まして今度の4月に頼りにしていた直属の上司が異動するとあって、例年に無く憂愁濃い日々を送っています。若い頃は50代にもなると全て達観して仕事関連で落ち込むことなど無くなるのだと思っていました。しかしそれは当然ながら大嘘でした。人間100歳まで元気で生きたとしても、その時々の問題を抱えて落ち込んだりするのだろうと思います。まして双極性障害を抱えた私ならなおさらです。昨日の日曜日は少しでも気を晴らそうと、千葉公園のあたりを2時間も歩き回りました。しかし肉体的疲労が精神を鈍麻させ、鈍麻するがゆえに頭がぼうっとして落ち込みが少々緩和されるだけで、それは酒に酔ってひと時落ち込みを忘れるのと変わりありません。要するに年度末に集中する仕事...憂愁

  • 荻窪メリーゴーランド

    昨夜は歌集「荻窪メリーゴーランド」を読みました。荻窪メリーゴーランド木下龍也太田出版35年くらい前になるでしょうか、俵万智が「サラダ記念日」という口語の歌集を出して論争が巻き起こりました。新しい短歌だ、とか、なぜ自由詩で書かず、三十一文字に載せるのか、だとか。当時大学生で国文学を学んでいたのですが、高名な歌人でもある岡野弘彦先生という方から源氏物語を勉強していました。岡野先生、古い歌人の代表として俵万智と比較されて激怒していました。サラダ記念日(河出文庫227ABUNGEICollection)俵万智河出書房新社懐かしい思い出です。そんな論争が嘘のように、今では口語短歌なんて当たり前の物になっているようです。「荻窪メリーゴーランド」は男女の歌人が歌を詠みあう相聞歌のような体裁を取っています。男の歌人が木下...荻窪メリーゴーランド

  • 死の時間

    昨夜は江藤淳による愛妻を看取った手記「妻と私」と自分史的な「幼年時代」それに福田和也、吉本隆明、石原慎太郎、3氏による江藤淳への追悼文が所収された文庫本を読みました。200ページ足らずということですぐに読み終わりました。妻と私・幼年時代(文春学藝ライブラリー)江藤淳文藝春秋江藤淳という高名な文芸評論家の名前くらいは知っていましたが、敬して遠ざけ、ついぞ読んだことがありませんでした。文芸評論を読むくらいなら、文芸作品を読んだほうが良いと思っていたからです。このたびその著作を読むことになったのは、書店で見つけてなんとなく、というのが実態です。「妻と私」は末期がんに侵された妻を看病し、看取り、さらには妻亡き後著者自らが大病して闘病する様子を描いたものです。その筆には鬼が宿ったがごとき迫力があって、読む者を圧倒し...死の時間

  • ハサミ男

    三日ほどかけて、ミステリの傑作と呼ばれる「ハサミ男」を昨夜読み終わりました。以前、もう15年ほど前に映画版を観たことがあるのですが、その時の印象はまぁまぁ面白かったかな、という程度のものでした。改めて原作を読んでみて、物語の重層性やミステリでありながら高い文学性を持った文章に深い感銘を受けました。タイトルは陳腐と言ってもよいくらいですが、中身はまったく違います。先日本屋を訪れた際、帯に、「古典にして大傑作!えっまだ読んだことが無い!?」という煽情的な言葉が並び、つい、買ってしまいました。結果、大当たりだったというわけです。ハサミ男(講談社文庫)殊能将之講談社ハサミ男[DVD]豊川悦司/麻生久美子東宝女子高生を絞殺し、その後喉にハサミを突き立てる、という殺人が2件発生。警察の捜査も虚しく3人目の犠牲者が出て...ハサミ男

  • 13回忌

    昨日は実家の寺で亡父の13回忌。首都圏に住む親族のみで執り行われました。父が亡くなってから12年経ちます。雪がぱらつく寒い日、浅草寺病院にお見舞に行って、その翌日の未明、帰らぬ人となりました。最後のお見舞いから葬儀、私が激やせしたことなど、父の死をめぐる日々のことは鮮明に覚えています。私にとっては世界の終わりが来たような、衝撃的な出来事でした。でも変ですね。40を過ぎたおっさんが父親の死をそこまで嘆くなんて。順番だから仕方の無いことなのに。昨日の法事で久しぶりに顔をあわせた叔父や叔母は当たり前ですが衰えていました。足が弱くなった者、人工透析になった者、様々です。私が54歳ですから、みなさん後期高齢者です。頼るべき子供がいない私たち夫婦の老後がどうなるのか、不安を感じました。そのなかで一人元気そのものだった...13回忌

  • 予言の島

    昨夜はホラー・サスペンスを読みました。「予言の島」です。予言の島(角川ホラー文庫)澤村伊智KADOKAWA1970年代にオカルト・ブームというのがありました。小学生だった私はモロにその影響を受けています「オーメン」シリーズや「エクソシスト」等のホラー映画、ノストラダムスの大予言、それに横溝映画シリーズの大ヒット等がその一端です。昨夜読んだ「予言の島」、横溝作品とよく似ています。作者は横溝ファンを公言しているらしいですから、当然かもしれません。思わせぶりでやや冗漫な前半。謎が深まり、引き寄せられてく後半。そして畳みかけるようなスピード感でグイグイ読ませるラスト。まるで教科書のようなホラー・サスペンスです。堪能しましたが、今後この作者の作品は名画「来る」の原作、「ぼぎわんが、来る」だけ読めばいいかなと思います...予言の島

  • 晴れ時々曇りの土曜日。風は冷たいながらプチ漂泊の思いに駆られ、千葉市内にある青葉の森公園に出かけました。わが家から車で20分ほどです。まずは千葉県の県花、菜の花がお出迎え。そして河津桜。さらには梅。各種の花を堪能しました。その後千葉市の中心地に移動。ボンゴレとサラダと珈琲の昼食をしたため、大きな本屋に行きました。このところ本を買うというとほとんどアマゾンだったのですが、本との新しい偶然の出会いをしたいと思ったら本屋に行くしかありません。本屋を1時間も周遊し、ホラー・サスペンスを1冊、江藤淳の絶筆となったエッセイ集を1冊、現代短歌の歌集を1冊購入しました。本屋を歩くのは結構疲れます。特に新刊書店は疲れます。あらゆる本が「読んで」、「買って」と騒々しく売り込みをしているように感じられるからです。古本屋だと本た...花

  • 化物園

    昨夜は恒川光太郎の連作短編集「化物園」を読みました。7つの短編が収められています。一つ一つの作品は独立した物語ですが、同じ化物が登場することによって、連作と見做すことができます。同じ化物とは言っても、猫だったり蛇だったり、果ては顔が無く、数センチ浮いているものだったり、見た目は様々ですが、それらは同じ物です。この短編集の圧巻は、最後に掲載されている「音楽の子供たち」の迫力でしょうね。化物園恒川光太郎中央公論新社「音楽の子供たち」によって、それまでは明かされなかった化物に関することが分かります。化物は人間が誕生するはるか以前から存在する物であって、その姿は変幻自在であり、かつては人間を喰らうこともあったことが示唆されます。その後異形の化物は人間世界の片隅で息をひそめ、長く、人間との関係を保ってきました。人間...化物園

  • 怖れる

    30年くらい前までは、天気予報はよく外れ、それを揶揄することが多かったように思います。しかし最近の天気予報は外れるということはまずありません。あたります。今日も予報どおり冷たい雨が降り続きました。なぜか分かりませんが、朝6時半に起きて朝食を摂り、週に一度の洗濯をして部屋干しを済ませたら眠くなり、ベッドに潜り込んだら深い眠りに落ち、14時まで眠り続けました。こういうこと、時折私を襲います。大抵、ひどい悪夢を見て寝汗をびっしょりかき、目を覚まします。何を怖れているのかは分かりませんが、私はいつも何かを怖れ続けています。それが私の本性であるかのように。怖れる

  • 成田山公園梅まつり

    3連休の真ん中。昨日は雨で明日も雨の予報。今日だけが晴れて気温が上がり、穏やかな一日になるとのことでしたので、梅を観ようと成田山公園梅まつりに出かけました。思ったほど咲き乱れてはいませんでしたが、そこそこの開花です。菜の花も咲いていました。まずは満足です。成田山公園に行くということは、成田山新勝寺にお参りすることと同義でなければなりません。広く長く、古くからやっているであろう各種のお店が軒を並べる参道を通って新勝寺へ。奈良の薬師寺や東大寺ほどではないにせよ、嫌になるほどの広さです。成田山でお昼と言えば鰻に決まっています。一番人気の川豊と言う店、4時間待ちの表示。アホですか。そんなに待ったら夕飯になってしまいます。以前この店でうな重を食ったことがありますが、おそらく蒸さずにいきなり焼いているであろう、荒っぽ...成田山公園梅まつり

  • 真夜中のたずねびと

    昨夜は恒川光太郎の短編集「真夜中のたずねびと」を一気読みしました。この作家の作品の多くが異界と現実を行き来するような幻想的なものですが、昨夜読んだ短編集は趣を異にしていました。つまり、現実世界で起きるミステリーの要素が極めて強く、異界との繋がりはほんのわずかばかり示唆されるだけなのです。また、一つ一つが独立した短編になってはいますが、ある作品の主人公が別の作品の端役で登場したりして、緩やかな連作と読むことが出来るようになっています。幻想的な要素が満載の恒川作品を期待すると肩透かしをくらいます。作家の作風は年とともに変わっていくものです。この短編集を興味深く読みはしましたが、もしこの路線を突っ走るようなら、私はこの作者から離れていくような予感を覚えます。真夜中のたずねびと(新潮文庫)恒川光太郎新潮社真夜中のたずねびと

  • またもや懐中時計

    性懲りもなくまた懐中時計を買ってしまいました。懐中時計では有名なアエロウォッチの手巻きで、デザインが現代的というか、スタイリッシュな黒で、暗い場所では文字と針が光るという、懐中時計にしては珍しい逸品です。懐中時計は百年以上前に作られ、オーバーホールを繰り返したアンティークの美品は200万円くらいするそうですが、新品は高級腕時計のように何百万円もする物はありません。しかしそれでも、ちょっとしたものなら何十万円とかかります。安月給の木っ端役人には無理目なコレクションです。今日購入した物も、私には分不相応な値段でした。もともと私は物欲があまりなく、コレクションなんてしたことがありませんが、懐中時計にだけはハマってしまいました。これで止めておかないと破産してしまいますね。またもや懐中時計

  • 躁鬱大学

    昨夜は「躁鬱大学」という文庫本を一気に読みました。現在は双極性障害と呼ばれ、かつては躁鬱病とよばれていた疾患を持つ人が書いた、双極性障害患者やその家族向けに書いたものです。「カンダバシ語録」と言う物をテキストにして15回、双極性障害患者の生き方や物の考え方を講義する、という体裁を取っています。ここでは著者は双極性障害という言葉は使わず、古い名称の躁鬱病と言っています。これは躁鬱病のほうが実態に近い言葉であるからだろうと思います。さらには躁鬱人と非躁鬱人という概念を作り出し、やや過激な書きぶりが面白く感じられます。・躁鬱病は病気というよりも一種の体質。・特有の滑らかな対人関係の持ちようは躁鬱病の証拠。・中高時代より好調と不調の時期があったはず。・躁鬱病の人は我慢するのが向きません。「この道一筋」は身に合いま...躁鬱大学

  • 白昼夢の森の少女

    昨日読み始めた恒川光太郎の短編集「白昼夢の森の少女」を今日の昼休みに読み終わりました。白昼夢の森の少女(角川ホラー文庫)恒川光太郎KADOKAWA作者が後書きで書いていましたが、アンソロジー等に収載された短編を集めたものということで、バラエティーに富んでいました。ほんの数ページの物から50ページほどの物、ホラー小説然としたものから私小説っぽい物。いずれも興味深く読みました。この作者、「スタープレーヤー」シリーズなど、長編も書いていますが、最も面白いのは短編から中編くらいの物なのだと思います。スタープレイヤー(角川文庫)恒川光太郎KADOKAWA白昼夢の森の少女

  • 日曜日

    今朝は5時にばっちりと目を覚ましてまい、もう眠れませんでした。そこで朝湯に入り、飯を食ってから洗濯をしました。わが家は日曜日の朝に一週間分の洗濯をするので結構な量です。そのために、大容量の洗濯機を使っています。同居人が夢の中にいる間に洗濯を済ませ、ベランダに干してしまいました。その後、しばし読書。恒川光太郎の短編集を半分くらい読みました。午後は春めいた陽気に誘われて千葉駅周辺を散歩しました。日頃町に出ることが出来ない田舎めいた所にある巨大研究所で働いているため、週末くらいは都会的な町を歩きたくなります。たっぷり歩いて疲れてしまい、喫茶店で珈琲を飲んで帰宅しました。今日の晩酌のお供は大きなカマスの開きと江戸川産のべらぼうに旨い小松菜の煮びたしとフルーツトマト、それに木綿豆腐の冷奴です。明日からの仕事を思うと...日曜日

  • 箱庭の巡礼者たち

    もう4年前のことになりますか。今の職階に上がるのとほぼ同時に、世界はコロナ禍に見舞われました。私は悪い気にあたると、ひどく気分が落ち込む悪い癖があります。コロナ禍の気も、非常に悪いものでした。それに加えて昇任によるストレスが加わり、私は小説を読む気力を失ったのでした。読書という悪癖から逃れられて幸せだ、なんて空元気を出していましたが、精神が一時的にせよひどく衰えたものと思います。しかし最近コロナ禍も収まりつつあり、加えて今の職階にも慣れ、少しづつ気力が充実してきたところ、村上春樹の新作「街とその不確かな壁」が上梓され、これを読むことによって長く続いた小説を読まない生活を終わらせることが出来たように思います。街とその不確かな壁村上春樹新潮社今日は私が敬愛する作家、恒川光太郎の「箱庭の巡礼者たち」を読みました...箱庭の巡礼者たち

  • 生活を始める?

    先週の金曜日、千葉大学医学部附属病院の眼科を受診するために休暇を取ったため、今日まで4連休でした。わりとゆっくりできたと思います。今日は6時半に起きて朝湯に浸かり、朝飯は納豆と生卵だけの質素なおかずで白飯をたっぷりと食い、珈琲を飲んで二度寝しました。幸せ。昼は近所のラーメン屋であっさりした塩ラーメンを食し、ミスタードーナツで食後の珈琲を頂きました。ラーメンや蕎麦は嫌いではありませんが、どうしても慌ただしく食って終わりになってしまうので、駅前のドトールやミスタードーナツで珈琲を飲むことを慣例としています。その後近所の魚屋で中おちと真鯛の刺身を購入。本当に良い魚屋が近所にあって良かったと思います。実家からとても甘みの強い小松菜を送ってもらい、昨日、一昨日とお浸しにして食しました。今まで食ってきた小松菜は何だっ...生活を始める?

  • ローズ・ゴールド

    金属質の物が肌に触れるのが嫌で私は腕時計をしないことはこのブログでお知らせしたとおりです。で、懐中時計を使っています。長いことロンジンの手巻きの懐中時計1本で済ませてきたのですが、最近になって様々な懐中時計が欲しくなり、懐中時計専門店からいくつも購入しています。私の好みはシルバー、アラビア数字、蓋無し、手巻きです。ローマ数字は好まず、絶対に買いません。ローマ数字なんて普段読み書きすることがありませんから、見にくいのです。スケルトンや蓋付き、ゴールド、クオーツも好みません。しかしローマ数字のように絶対に買わないということはありません。いくつか買いました。ゴールドに興味は無かったのですが、ごくわずかですがローズ・ゴールドという色の懐中時計があることを知り、注文しました。それが今日届きました。こんな感じです。こ...ローズ・ゴールド

  • どのように、と何ゆえに

    東大教授で生物学者の小林武彦なる人物が書いた「生物はなぜ死ぬのか」という新書を読みました。そのタイトルから哲学的な内容を想像したのが馬鹿でした。著者は生物学者です。自然科学の限界は、物事がどのように出来ているのかを解明できても、なぜそのように出来ているのかは分からないとして最初から問題にしないということだと思います。どのようにだけであって、何ゆえにはありえません。そう考えるとこの新書のタイトルは根本的に間違っているとしか言えません。ぐだぐたとあらゆる生物の在り様が語られ、死ぬことによって生物多様性が保たれるだとか、捕食された生物は捕食した生物を生かすことが出来るだとか、生物の総量は変わらないだとか、当たり前のことしか書いていません。考えてみれば当然のことです。なぜ死ぬのかなんて、我々はどこから来てどこに行...どのように、と何ゆえに

  • 街とその不確かな壁

    昨夜、村上春樹の最新書下ろし長編「街とその不確かな壁」を読み終わりました。街とその不確かな壁村上春樹新潮社小説を読むのはじつに久しぶりです。私は自身をハルキストだとは思っていませんが、ほとんどの著作を読んでいるので、その気はあるのかもしれません。数日前のブログで、この作品は2つの世界が同時並行的に語られ、最後に融合する、変形的なメリー・ゴーランド方式を取っており、初期の名作「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」との類似を認めたが、読む進むうちにそうではないと思った、という意味のことを書きました。しかし読了して作者自身の手による後書きを読んだところ、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を意識して書いたことが明記されていました。世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新...街とその不確かな壁

  • 眼科

    今日は休暇を取りました。半年に一度の千葉大学附属病院の眼科を受診するためです。33歳の時に強い疲れ目で近所の眼科クリニックを受診しました。疲れ目は問題にならず、涙の成分と同じ目薬を処方されただけでしたが、緑内障の初期症状が認められるとのことで、視野検査を受けたところ視野の欠損は無かったため、半年に一度そのクリニックで視野検査を行い、様子を見ることとなりました。しかし少しづつ緑内障が進み、一種類だった目薬が二種類になり三種類になりました。そして3年前、クリニックの院長から白内障だけではなく緑内障にも手術があり、ただし進行を止めるだけではあるが、手術を検討すべき時期が来たと言われ、紹介状を渡され、千葉大学医学部附属病院に行きました。てっきりすぐに手術ということになると思っていたのですが、千葉大学医学部附属病院...眼科

  • 生存に有利?

    生物学者で東京大学定量生命科学研究所の小林武彦教授によると、人間本来の寿命は55歳程度だそうです。ところが進化の過程で老いた個体がいる集団のほうが生存に有利に働くため、本来より長生きできるようになったと言います。寿命の限界は120歳程度とみられ、過去最も長生きしたのは122歳で1997年に亡くなったフランス人女性だそうです。意外だったのは栄養状態が良くなり、医学が進歩したことが寿命が延びた理由だと思っていたのですが、小林武彦教授によるとそうではないようです。老いた個体がいる集団のほうが生存に有利に働くため。そんなことは想像の外でした。そうだとすると、栄養状態よりも医学の進歩よりも進化の過程で得た生存に有利な条件こそが原因だということになります。遺伝子のなせる技というか、深謀遠慮というか。ユダヤ教・キリスト...生存に有利?

  • 虚構と夢

    今日はどんよりと曇って風は無いながら底冷えのする一日となってしまいました。朝はいつもどおり6時には起きて、休日恒例の朝湯に浸かってハムエッグと白飯の朝食を食いました。外出することもなく、久しぶりに読書をしました。村上春樹の新作「街とその不確かな壁」です。街とその不確かな壁村上春樹新潮社ハードカバーで660ページの長編で、もう少し若ければ一日で一気に読んでしまったと思いますが、読書をするにも精神の若さが必要で、衰えた私には半分読むのがやっとでした。残りの半分はこれからの楽しみに取っておきたいと思います。最初は村上春樹の初期の名作「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」との類似を認めましたが、読み進むうちにそれは誤りであることに気付きました。世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新...虚構と夢

  • 土曜日。一週間のなかで一番ほっと出来る日です。日曜日になると早くも月曜日を思って憂鬱になりますから。今朝は平日と同じ6時に起きましたが、朝飯は我慢です。というのも内科で4カ月に一度の採血があるからです。職場の健康診断でコレステロール値が異常に高く、血圧も少し高かったことが判明し、近所の内科を受診したのが23年前。コレステロール値や血圧は服薬治療のおかげで長いこと安定していますが、最近肝臓の数値が少し悪化してきました。長年酒を呑み続けていますから当たり前と言えば当たり前です。うつ病が激しかった頃食っちゃ寝の生活を続け、55キロだった体重が74キロまで増えて、糖尿病が疑われ、治療開始の一歩手前までいきましたが、すぐに父が亡くなり、そのショックからか1年間で48キロまで痩せてしまい、糖尿病の心配は無くなりました...薬

  • 白梅

    なぜだか分かりませんが、今朝は正午近くまで眠ってしまいました。私はどちらかというと朝型人間なのですが、珍しいこともあるものです。昨夜の酒量はいつもどおりで、深酒したわけでは無いのですが。12時近くに起きて、最近近所に出来たラーメン屋にお昼を食べに出かけました。私はこってりした油ぎとぎとのラーメンは苦手であっさりした塩ラーメンを好むのですが、この店、私の好みにドンピシャで、あっさり醤油とあっさり塩しか置いていません。嬉しい開店です。昼食後、腹ごなしに近所を小一時間散歩しました。途中、見事な白梅が咲いていました。もう春なんですかねぇ。しら梅に明くる夜ばかりとなりにけり敬愛する俳人、与謝蕪村の辞世です。白梅と春の訪れを寿いでいるわけですが、私はうがった解釈をしていて、白梅ばかりの夜=あの世を暗示しているように思...白梅

  • 給湯器

    今日は午前9時に東京ガスの職人が来て給湯器の交換を行いました。午後1時まで、4時間もかかってしまいました。私が今住んでいるマンションに引っ越してから実に23年も給湯器は故障もせず、頑張ってくれました。一般に15年程度で交換と言われているそうですから、驚異的なほどの年月です。しかし1カ月ほど前から動作が不安定になり、お湯はでるもののリモコンのボタンが点滅したりするようになり、2週間前に東京ガスに来てもらい、当然古すぎて部品も無くなっているため、修理は不可能で交換となりました。リモコンのボタンは取替え前と後で以下のような違いとなっています。↓経年劣化は明らかです。赤ん坊が大学を出て就職するまでと同じくらいの長さですから当たり前です。機器も人間も歳月の流れによって不具合が生じるのは避けれないことです。経年劣化と...給湯器

  • それだけ

    今日は空気が冷たいながらきれいに晴れ渡って風もなく、自宅に籠っているかぎり小春日和と呼んでも良い日となりました。こんな日に特別急ぎの仕事が無いのに出勤する気が湧くはずもなく、休暇を取りました。夕飯の買い物に出かけた以外、自宅でのんびり過ごしました。わが家はマンションの低層階ながら南西の角部屋に所在しているため、陽当たりは極めて良好です。ほとんど日向ぼっこをして一日を終えてしまいました。一人でぼんやり寛いでいると思考はあまり良い方に向かいません。じつは同じ部署で働く30代後半の女性が1月いっぱいで退職することになりました。がん治療のためです。今まで休み休みながら働いていたのですが、抗がん剤があまり効いてくれなかったそうです。残念です。日本人の平均寿命は80歳を超えているそうですが、私にはそうは思えません。毎...それだけ

  • 55歳

    今日は同居人の55歳の誕生日。昔は55歳と言えば立派な老人だったと思いますが、今は医学の進歩や食事が豊かになったせいか、まだ中年の部類かと思います。一日早いですが、昨夜、高級中華料理店でコース料理を食しました。和食に比べて明らかにヘヴィで、完食は出来ませんでしたが、今朝体重を測ったら1キロ増えていました。痩せるのは難しいのに太るのは簡単ですね。夜景を見ながら18時から22時まで呑んで食いました。一般に夜景というと神戸、長崎、函館などが有名ですが、いずれも坂がちの港町です。そういう地形が良いのでしょうね。千葉市はアップダウンがほとんど無い平地なので夜景といっても大したことはありません。18時から22時まで、ゆっくりと酒と料理を楽しみ、食後はジャスミン茶を頂きました。結婚して25年になりますが、会話が無くなる...55歳

  • 会計検査終了

    無事3日間の会計検査院による検査が終わりました。じつは見られるとまずい、不正ではないが不適切という契約はいくつもあり、踏んで欲しくない地雷が埋まっていたのですが、無事、地雷を踏まれることはありませんでした。いくつか注意を受け、改善の結果を後日書面で報告することにはなりましたが、それは仕方ありません。検査官だって手ぶらでは帰れませんから。不正であれば言語道断、不適切であっても問題となるところ、今回注意を受けたのは、検査官によっては対応が違っていたであろうような、軽微なものです。何事もなく、ほっとしました。さらに、夕方千葉スバルから電話があり、部品が届いたので修理できる、とのことでした。今週土曜日にスバルに持ち込んで代車で帰り、日曜日の朝一番で取りに行く予定です。土曜日で全部済ませようかと思っていたのですが、...会計検査終了

  • 会計検査初日

    今日から3日間、会計検査院による会計検査です。初日の今日、怖れていた案件に関する質問は無く、それは良かったのですが、まだ2日間あります。油断はできません。検査官が書類をめくりながら「ん?」とか言うのが心臓に悪いと言うか、ヒヤヒヤします。口頭による質問もさして鋭いということはありませんでした。あと2日、乗り切りたいと思います。それと、昨日、注文していた「鉄道時計」と呼ばれる懐中時計が届きました。さして高価なものではありませんが、塵も積もれば山となります。懐中時計を購入するのはここらへんにしておきましょう。会計検査初日

  • 今週は水曜日から金曜日までの3日間、会計検査院による検査があります。検査官5人で3日間もやられたら、小規模機関である私の職場など、丸裸にされてしまうでしょう。少しでもお金に関係する部署=全部署は準備万端怠りないはずで、私も微力ながら先週はもっぱら準備に追われました。しかし、検査官は日本中のありとあらゆる公的機関の検査を続ける海千山千。こちらの浅はかな準備などはるかに超える突っ込みを持っていることでしょう。もはや我々はまな板の上の鯉。黙って検査官の突っ込みに恐れおののきながらも全力を尽くす他ありますまい。そして金曜日の自動車事故。この2つで、私の週末は落ち込んだものになってしまいました。昨夕は4週間に一度の精神科の診察がありましたが、このように理由がはっきりしている落ち込みは、薬とかなんとかでは何の役にも立...嵐

  • 事故

    今朝、自動車事故を起こしてしまいました。出勤途中、センターラインギリギリを走ってきた対向車のドアミラーと私の車のドアミラーがあたって、ドアミラーが壊れてしまったのです。お互いそのまま走り去ってしまったので、警察に届けることもできませんでした。多忙な折ではありましたが、急遽休みを取ってスバルのディーラーに行きました。総額11万円で、部品が入りしだい連絡がくることになり、右側のドアミラーが壊れたまま帰宅しました。ドアミラーが無いと車線変更等に危険が生じます。修理するまでは運転しないようにしたいと思っています。それかあらぬか、途中銀行に寄った際、コインパーキングに停めたのですが、気が動転したのか、車止めに盛大に乗り上げてしまいました。車の裏の部分をぶつけてしまったと思います。これによる影響はまだありませんが、走...事故

  • 正月呆け

    今日は急遽休暇を取りました。正月呆けが続いているようで、どうしても出勤する気が起きなかったのです。そういうことはたまにあります。出勤したくないのは毎日ですが、どうしてもとなるとそう多くはないし、実際に休んでしまうことはほとんどありません。今日はそんな珍しい日でした。そういうことをすると翌日の出勤が辛くなるのですが、致し方ありません。蛮勇を奮って出勤しましょう。正月呆け

  • 成人

    今日は成人の日なんですね。私が成人の日を迎えたのはもう34年も前です。その時期、ちょうど大学の試験で、ほとんどの男子学生は成人式に出ませんでした。女子大生は晴れ着を着て幼馴染と再会し、写真を撮ったりするのが嬉しいようで、試験そっちのけで楽しむ人が多かったようです。同居人もそうだったと聞きます。思えば長いこと経ちました。私は髪が黒々ふさふさで太っていないせいか、実年齢よりも若く見られることが多く、若い頃は童顔だったので、若見えがコンプレックスでした。今はいい年になったので若く見られることに抵抗はありませんんが、二十歳を越えても免許証を見せないと酒を買えなかったりして、屈辱的な気分でした。それも今となっては昔のこと。街でみかける晴れ着の女性や似合っていないスーツを着た若い男性を見ると、単純に若いというのは美し...成人

  • 新年会

    昨日は私の実家で新年会がありました。母、妹、義姉、甥、姪らと酒を呑みつつ歓談しました。兄は仕事の関係で留守。誠に残念なことです。義姉には調理人をやっている妹がおり、その人から高級なふぐを大量にもらったとかで、刺身と鍋をご馳走してもらいました。これがべらぼうに旨くて、つい食べ過ぎました。ふぐを家庭で食えるなんて贅沢な話です。3人いる甥と姪はすっかり大人になっていました。長男はとっくに働いていますし、長女はこの春から社会人、次男は大学生です。兄とは一つしか違わないので、私にも成人の倅や娘がいてもおかしくない年齢なのだなと、変な感慨に浸ったりしました。新年会

  • 買い物初め

    元日に冬物バーゲンの市場調査をそごう千葉店で行ったことはすでにご報告したとおりです。元日は着物で出かけたため、試着が出来ず、今日、お買い物に出かけました。市場調査の時に目を付けていたカシミア100%のコート、定価20万円のところ、17万円で売っていました。迷うことなく購入。カシミアは柔らかくて軽くて暖かくて、言うことありません。マフラーもカシミア100%で、7着持っているカジュアルシャツはカシミアが7%使われています。7%ごときでも、肌触りがとても良くなります。良い買い物をして心地よくなり、壁の穴でパスタとサラダと珈琲の昼食。こちら一人頭2,500円くらいになってしまいました。値段を見なかったのは失敗でした。その後明日の仕事始めを思って憂鬱になっていたため、少し体を動かそうと、千葉駅から千葉港の方に向かっ...買い物初め

  • 年賀状あるいは孫

    昨日は昼酒を呑み、晩酌をやり、晩酌がそのまま寝酒になるといった有様で、今朝はなんとなくだるい朝となりました。正月は毎年そんなものです。わが国には年賀状という面倒くさい風習があります。しかし昨今は個人情報の管理が厳しく言われ、新しく出来た知り合いに年賀状を出したくても住所が分からないということが頻発します。どうしても年賀状を出したかったら相手に直接住所を聞くしかないのですが、大抵そこまではしません。なんだか不謹慎な感じがしますから。で、年賀状という風習自体がそう遠くない未来にほぼ無くなるだろうと思っています。昨日、年賀状を見ていると、学生時代の友人から孫が出来たという写真入りの葉書が届いていることに驚きました。26歳の息子夫婦に子供が出来たというのです。私たちは子供が出来なかったせいか、いつまでも新婚気分の...年賀状あるいは孫

  • 元旦

    あけましておめでとうございます。よく晴れた元日を迎え、清々しい気分です。ひと昔前ですと、元日と言うと昼は千葉市の同居人の実家で、夜は江戸川区の私の実家で、新年会のダブルヘッダーでした。その時はしんどいと思いましたが、今思うと賑やかなお正月でした。今、義父はこの世の人ではなく、義母は認知症で施設に入っています。同居人の実家は誰も住む者がなく、時折清掃業者を入れてはいますが、荒れていくのはやむを得ないことです。私の実家は父が亡くなり、母は元気ですがこの正月は母の実家が在る長崎に行くとのことで、しばらく先に新年の挨拶に行く予定です。で、同居人と二人、着物を着て午前11時頃からささやかな新年会を開きました。高島屋のおせち2~3人前というのを頼んでいたので、酒を用意するだけです。京都の老舗料亭のおせちなどという高級...元旦

  • みんな

    2023(令和5)年も今日で終わり。来年55歳になります。55歳だとまだかもしれませんが、そろそろアラカンと言われる年になるのですね。未熟児で生まれたために自力で乳を飲むことができず、スポイトで飲まされていたというひ弱な赤ん坊が、すっかりくたびれた初老のおっさんになってしまいました。30代半ばでまさかの精神障害発症というピンチを迎えましたが、現代医学の力で長い間寛解状態を保っています。精神病薬の大量投与を続けているおかげです。精神病薬は一生じゃんじゃん飲むつもりです。多分その頃の私を知らない人々は、私が双極性障害を患っているなんて思いもしないでしょう。気管支喘息で救急搬送された時は死ぬかと思いましたが、毎日ステロイドの吸入を行うことで安定しています。こちらも一生吸い続けようと思っています。さらには自然に煙...みんな

  • 備忘録

    昨日の掃除や買い物の疲れが出たのか、今日は午前中いっぱい寝ていました。お休みの日にしか味わえない贅沢です。今日も買い物に行きました。食材の他、やかんを買いました。今まで使っていた物があまりにも古くなりましたので。この時季ほとんど毎晩のように米焼酎のお湯割りを頂きますので、あまり小汚いやかんは使いたくないし、ちょうど年も変わりますから。こんな感じです。午後は墓参りというか、同居人の実家の墓を掃除しに行きました。しばらくお参りしていなかったので雑草が生え放題でしたが、今日は晴れて暖かく、風も無かったので、作業は楽でした。義父は福島の出身で義母は東京、本所の出身。それぞれに実家の墓がありますが、同居人の妹がわずか18歳で難病のため亡くなり、その際同居人が住む千葉市内の霊園に墓を買ったそうです。いつでもお参りに行...備忘録

  • 年の瀬

    今日から6日間の年末年始の休暇に入りました。初日の今日はまずは大掃除。とは言ってもリフォーム直後で、しかもリフォームに併せてお掃除本舗に換気扇、エアコン、サッシの掃除を依頼し、すでに済ませていたので、どうということはありません。念入りに掃除機をかけ、テレビ台や箪笥などの台になっている部分を拭き、風呂、キッチン、洗面所等の水回りを磨いたくらいです。9時に始めて11時前には終わりました。広くもない4LDKのマンションに大人二人で住んでいるので、そんなに汚れることもありません。お昼は近所に最近出来たあっさり塩とあっさり醤油だけのラーメン屋で塩ラーメンを食しました。私も同居人もラーメンはあっさり系が好みなので、嬉しいかぎりです。有名な家系とか二郎系とかのこってりラーメンは一度も食べたことがありません。その後しばし...年の瀬

  • 仕事納め

    今日は令和5年の仕事納め。すでに年末年始の休暇に入っている会社が多いのか、昨日、今日と道路はガラガラで、車ストレスを全く感じずに済みました。今年は例年以上に時が過ぎるのが遅く感じられました。10月1日に大規模な人事異動があったことが原因かもしれません。なんだか10月1日で一旦リセットみたいになってしまったのです。それでも大過なく仕事納めを済ませたことは大きな喜びとするところです。よく年齢とともに年月が流れるのが早く感じられるようになる、と言います。私には理解できません。平日の一日は長いし、月曜日から金曜日の5日間はほとんど永遠のように感じます。その永遠を土日や祝日をはさんで無限のループのように繰り返すのが我々現役世代が生きるということですから、日々が長く感じられるのは当たり前でしょう。ところがお休みとなる...仕事納め

  • 休暇

    今日は休暇を取りました。特に用事があったわけではありません。たっぷりと残っている有給休暇を少しでも消化しようと思ったのです。それでも24日も残してしまいました。私の職場では有給休暇は暦年で年間20日もらえます。このうち、20日までは繰り越せます。何年も勤めていれば少しづつ年休が残って、多くの人は年間40日になります。私もそうです。で、24日残ったというわけ。このうち20日は来年に繰り越すことになり、4日は消滅します。最近まで毎年必ずぴったり20日使い、20日は繰り越すようにしていたのですが、2年前に職階が上がり、責任を負うことになって残業が増え、休暇も取りづらくなってしまいました。そういうお年頃ですから仕方ありません。昨夜はクリスマスイブということで、シャンパンをいただき、チキンの腿肉とサラダ、それにレア...休暇

  • カーペット、そして煎り酒

    今日は早朝9時に新しいカーペットが届きました。ベージュを基本とし、緑が散りばめられてもので、家具屋で一目見て気に入りました。リフォームを始める時はカーテンとカーペットは手を付けないつもりだったのですが、リフォームで部屋が真新しくなってみると、カーテンもカーペットも薄汚く見えて、両方替えました。8月末にリフォーム店3社から見積をとり、契約を交わした業者と何度も打合せをし、工事をし、カーテンを替え、今回はカーペット。さすがに打ち止めだと思います。リフォームを決意してから4カ月以上が経ってしまいましたが、新築マンションのような気持ち良さは最高です。やって良かったと思います。午後はそごう千葉店に煎り酒を買いに行きました。煎り酒は伝統的な江戸の調味料で、我が家はこれが無いと始まりません。茅乃舎煎り酒300ml内容量...カーペット、そして煎り酒

  • 憂愁「

    今日は風は無いながら底冷えのする一日でした。もっとも、関東では冬は空っ風がつきものなので、無風なだけでもずいぶん楽です。今日は内科、呼吸器内科と病院のハシゴをし、帰宅してから結婚25周年記念の二人だけの写真を額に入れて壁にかけました。リビングの片隅は、私たちの写真館のようになっています。しかしその写真の数々も、二人とも亡くなれば遺品整理で処分されてしまうんでしょうねぇ。何しろ私たちは子孫を残すことが出来ませんでしたから。二人だけで生き、死んでいく、そしてその後には何も残りません。墓地も当然無縁仏が入る塔になるでしょう。死んだ後のことはどうでも良いですが、私たち二人の密やかでいて楽しくもある生活が二人の死をもって消滅するとは不思議な気がします。明日はカーペットが届く予定。わが家のリビングダイニングは20畳ほ...憂愁「

  • 愛しい

    人間誰でも、生涯のうちに3人くらいはすごく気が合って、この人とならずっと一緒にいても良い、と思える人がいるのではないでしょうか。後はタイミングの問題で、例えば20代後半から30代前半あたりで知り合った愛しい人とは結婚に至る可能性が高いと思います。それ以前にお付き合いした人は青春の幻影として記憶に残るでしょう。厄介なのは二股と不倫です。しかし人間は二人の人を同時に愛しいと思える生き物で、どっちか二人なんて選べない、という心境になったりするものです。私は幸いにして妙齢の時にお付き合いしていたのは一人だったし、不倫もしていません。良い夫なのだろうと思います。しかし時折、幼い恋をしていたあの人とその後もお付き合いを続けていたらどうなったのだろうと思い返すことがあります。今の生活に不満はありませんが、人間は必ず後悔...愛しい

  • 秩序

    ずいぶん昔のことですが、Mr.Childrenが秩序の無い現代にドロップキックと叫んでいたのを思い出します。よくよく歌詞を聞けば、あながち現状認識に間違いは無いと思えますが、秩序の無いというフレーズだけを聞くと、大変な違和感を覚えます。初めて聞いた時、お気は確かかと思いました。現代は極めて秩序立っていて、あまりの秩序に息がつまるほどです。もちろん、いつの時代にも秩序からはみ出してしまう人間はいますが、現代はそういう者はごく少数で、圧倒的多数はひたすら秩序を守って生きています。彼らはなぜあえてそういう歌詞を選んだのか、私には今もって不明です。いっそ息詰まるこの世界から秩序を崩壊させろと歌ったほうが良かったのにと思います。私は夢想します。この秩序立った世界が崩壊して無法地帯と化すことを。そこには人間本来の欲望...秩序

  • 独り

    今朝は午前中、理髪店に行きました。理髪店にしては珍しく、完全予約制です。それだけ人気があるということなのでしょうが、それは腕が良いというだけではなく、クレジットカードや交通系など、現金以外での支払いが出来ることが理由の一つに挙げられるでしょう。最近ほとんど現金を使うことがなく、現金を持ち歩かないのが普通になっていますから、これは有難いことです。現金払いが当たり前だった時には家計簿を付けるのが億劫でしたが、今家計簿に付ける支出は蕎麦屋とコインパーキングだけです。自販機ですらスイカが使えますから。帰宅したのが11時頃。同居人は珍しく古い友人たちに会うからと、今日は留守です。イタリア料理のランチコースを食べると言っていました。おそらくその後もどこかに行くのでしょう。今日は珍しく独りの日曜日となりました。洗濯や掃...独り

  • 馬鹿陽気

    昨日は師走とは思えない20度超えの陽気となりました。こうなると小春日和を通り越して馬鹿陽気と言うべきでしょう。昨日はROOMDECOかねたや幕張新都心店に出かけました。わが家は床暖房では無いので、リビングの中央に三畳サイズのホットカーペットを敷き、その上にホットカーペット対応のカーペットを敷いています。今使っている物、ベージュに緑の幾何学模様が付いている変わった感じで気に入っています。しかしリフォーム及びカーテンの交換で真新しくなった我が家には不釣り合いな薄汚れた感じに見えるようになっていました。そこで超大型家具店にカーペットを買いに行きました。しばらく見て、これしかない、という物を見つけました。店員に確認するとメーカーに在庫があるとのことで、近日中に届くことになりました。いよいよ本当にリフォームに伴うも...馬鹿陽気

  • 今年の漢字に税が選ばれましたね。おそらくインボイス制度の導入が主たる要因かと思います。インボイス制度なんて私が今所属する部署には関係無いと思っていたのですが、業者とのやり取りの中でインボイス制度導入のせいで書類の再発行を求める機会が多く、想像よりも苦しめられています。制度が変わったり新しい制度が出来たりすると最初のうちは苦しめられるのが世の常で、就職してそろそろ丸32年が経とうという私は、こんなもんだろうな、としか思いません。今年の漢字の意味はともかく、それが発表されることで、令和5年(2023年)という年もそろそろ終わるのだなという実感がわきます。師走の恒例ですから。これからクリスマスがあったり、年末の大掃除があったり、年賀状書きがあったり、慌ただしく日が過ぎていくものと思います。もう観なくなって何年も...税

  • リフォーム完全終了

    今日は休暇を取りました。リフォームの最後であるカーテンの総取替えに立ち会うためです。わが家のインテリアは緑と木目と白が基調。壁は真っ白で、ドア等は木目。その他は緑が基調です。カーテン、ブラインド、ソファ、シーツ、掛布団カバー、クッション、ティッシュを入れる箱まで緑を基調としたもので、壁にかけている絵画も緑に花が散りばめられたものです。私はあまりインテリアに拘りが無く、同居人の趣味に付き合っていたら、私まで緑が好きになってしまいました。終わって、銀行の窓口にリフォーム代を振込に行きました。本当はATMで簡単に済ませたかったのですが、金額がATMの限度額を超えてしまったので致し方ありません。ちょっとした大衆車が買えるほどの金額になってしまいました。あれをやるとこっちもやりたくなるというのがリフォームのようです...リフォーム完全終了

  • 刹那

    今朝は午前10時からかねて予約してあった歯医者に行きました。歯のクリーニングのためです。コロナ流行の間、全く歯医者に行っていなかったのですが、三か月前に歯のクリーニングを再開しました。これからは三か月に一度歯医者に通う予定です。昨日と同様によく晴れて師走とは思えない暖かさでしたが、今日は歯医者に行った以外は家でのんびり日向ぼっこなどしながらダラダラ過ごしました。人生暇つぶしという言説は時折耳にしますが、生まれてしまった以上死ぬまで生きなければならず、生きるということになんらの意味が無いのだとすればまさしく人は暇つぶしのみで人生を終えることになります。生きるということに価値を見出そうとしても、それは切ないことだと思います。出世欲が強くて出世したとしても、スポーツや芸術、学問の世界で成功したとしても、大金を稼...刹那

  • 充実

    今日は久しぶりに何の予定も無い土曜日。嬉しくて朝5時に目覚め、もう眠れません。しかも師走とは思えない暖かさ。お日様も見事です。朝飯を食ってから、朝の光を浴びるべく、ご近所散歩に出かけました。約2時間。がっつり1万歩歩きました。途中、紅葉もちらほら。目を楽しませてくれます。自宅に帰ってたっぷりの日差しを浴びて日向ぼっこ。最高の気分です。お昼は海鮮タンメンを食しました。その後昨深夜放送された「きのう何食べた?」の録画を観ました。この中年のゲイカップルの日常を淡々と描いたドラマにドハマりしてしまい、毎日のように録画した物や、映画バージョンのDVDを観たりして楽しんでいます。劇場版「きのう何食べた?」西島秀俊その後家具屋に収納用品を買いにいきました。これもリフォームの一環です。明後日の月曜日にカーテン屋が来て家中...充実

  • ボーナス

    昨日、国家公務員及びそれに準じる機関の職員に冬のボーナスが支給されました。大手企業に勤める同世代のサラリーマンに比べて勤続32年目にしてはほんの涙金なのでしょうが、わが国で圧倒的多数を占める中小零細企業に比べれば多少はマシなのかもしれません。どんな不況に陥っても、支給額が低く抑えられることはあっても、支給されないということはありませんから。私は成績率「優秀」ということで、11.5%加算されていました。普通は成績率「良好」で、これが100%の支給です。このところずうっと成績率が「優秀」なのですが、長い病気休暇を取ったせいで同世代の職員に比べて基本給が低いので、配慮してくれているものと思われます。給料やボーナスの支給日だけは、この仕事にしがみついていて良かったと思います。私のような半病人に一人前の給料をくれる...ボーナス

  • 開戦

    今日は12月8日。1941(昭和16)年に日本軍が真珠湾に停泊していた米国艦隊を奇襲攻撃し、太平洋戦争が始まった日です。一般に敗戦のラジオ放送が流された8月15日のほうが戦没者慰霊に行事が行われ、よく知られていますが、始めなければ終わらないわけで、12月8日というのは重要な日です。真珠湾攻撃で米国艦隊は壊滅的な打撃を受け、一時戦闘能力を喪失したと伝えられます。しかし山本五十六連合艦隊司令長官は真珠湾に敵空母がおらず、したがって空母を叩くことが出来なかったことをもって、華々しい戦果を挙げた真珠湾攻撃を成功とは考えていなかったと伝えられます。巨大戦艦と空母とどちらが強いか議論が分かれていた当時、山本指令長官は空母のほうが強いと考え、事実、開戦から程なくして、日本の空母群は航空機攻撃によって当時世界最強と謳われ...開戦

  • 崩れる

    一週間前、義母が入居している施設内で使用している歩行器をすべらせ、転倒して骨折してしまいました。救急搬送されてすぐに手術となり、手術は成功したのですが、今後はほぼ車椅子生活になるそうです。ほぼと言うのは、トイレで便座に座るとか、わずかばかり段差がある所などは自力で歩けるだろうし、それだけでも介護する側にとってはずいぶん楽だということでした。現在義母は要介護2で、特別養護老人ホームに入る資格はありません。しかしケアマネージャーが言うには、今回の骨折で要介護3になると思われ、そうすれば特別養護老人ホームに入る資格を得られるだろうとのことでした。ただし、義母はそれを望んでいません。退院したら比較的元気な老人ばかりの現在の施設に戻りたいと懇願してきます。せっかく出来た人間関係を失いたくないようです。現在の施設が面...崩れる

  • 師走

    師走に突入し、急に寒くなりました。地球温暖化とか暖冬とか言われますが、寒さが堪えます。今日は昼食に出かけ、そのまま魚屋と八百屋に行った以外、陽当たりの良い南向きのリビングでごろごろしていました。平日は忙しく働いているので、とても貴重な時間に感じます。明日は延び延びになっていたリフォームの最後、建具屋が来て納戸のドアを交換するとともに、納戸に入っていた物で不用品を便利屋が引取りに来ます。なんでもかんでも突っ込んでいたので結構な量の不用品が出ました。何となく乱雑になっていた我が家も明日で概ね片付きます。12月11日(月)にカーテン屋が来て家中のカーテンを交換し、全て終了となります。年内に全て片付くのは気持ちが良いものです。師走

  • 残念

    今日はしとしと雨が降り、ひどく寒い一日でした。真冬並みです。今日はリフォームで唯一残った納戸のドア交換の日でしたが、リフォーム業者の不手際で職人を押さえることが出来ず、来週に延期となってしまいました。担当者が謝りに来ましたが、和室からフローリングに替えた6畳間が物置状態になっており、これの解消を強く望み、今日やっとそれが成ると思っていたため、日頃温厚な私が担当者を怒鳴りつけてしまいました。謝りに来たと言っても本社から我が家は車でわずか20分もかからない距離です。謝りに来る手間など高が知れています。ミスを犯した担当者も、怒鳴りつけた私も嫌な気分になってしまいました。しかし納期を守らないならあらかじめ知らせるべきで、当日になってそのことを告げるなど、まともな会社とは思えません。これまでの仕事がきっちりしていた...残念

  • 今日は朝一番で近所のシネコンに向かいました。車で15分ほど。観たのは北野武監督の「首」です。本能寺の変前後の信長、秀吉、光秀、荒木村重らを描いた大作ですが、好悪が分かれる作品だと思います。まず、やたらと首を切り落とし、高々と掲げるシーンがあること。日本人はかつて首狩り族だったことを思い知らされます。NHK大河ドラマでは絶対に無いシーンです。NHKで描かれない点と言えばもう一つ、武人の契りと称する男色が色濃く描かれることです。この作品では荒木村重と光秀は恋仲ということになっており、光秀に辛くあたる信長はじつは光秀に懸想しています。信長と森蘭丸との濡れ場は特に濃厚です。かつてわが国では男色はタブーではなく、むしろ男の嗜みの一つであったと聞きます。男とも女とも色を楽しむのがむしろ普通であったとか。そういう意味で...首

  • 買い物など

    今日は変に忙しい日でした。まず朝10時半にカーテン業者が来て我が家に6つある窓やベランダへの出入り口の採寸。これに1時間以上かかりました。終わってパスタとサラダと珈琲の昼飯。レストランで1時間かけてゆっくりと食事を楽しみました。その後すぐに家具屋に車を走らせ、各種家具を購入。リフォームに合わせたインテリアの変更のためです。家具屋での買い物を済ませてから電気屋でホットカーペットを購入。今まで使っていた物が温まらなくなってしまったのです。処分しようと思って製造年が目に入り、なんと1999年製でした。調子が悪くなるはずです。リフォームの仕上げは11月26日の物入れのドア交換。この日までに必要な物を買い揃え、全て終わらせようと思ったら多忙な一日になってしまいました。夕方、気力を振り絞って八百屋と魚屋に行きました。...買い物など

  • カーテン

    リフォームがほぼ終わると、今度はカーテンが古びていることが気になり始めました。で、船橋にある千葉県内最大と言われるカーテン専門店に足を運びました。いったいどれだけあるのやら、2階建ての店舗には、これでもかというほどカーテンがぶら下がっていました。わが家のインテリアの基本は緑。ソファもカーテンも食卓もベッドのシーツや掛布団カバーもみな緑です。当然、新しいカーテンも緑の物を選びました。11月23日に採寸に来てもらい、先払いでお金を振り込んでから約2週間で完成し、納品となる予定です。大変な散財ですが、今年は仕方ありません。カーテン

  • リフォームほぼ終了

    月曜日から始まった小規模リフォーム、ほぼ終わりました。ほぼというのは、予期せぬことが起こり、完全には終了できなかったからです。防寒対策のため、窓に内窓を付けて二重化したのですが、小さな出窓だけ、ブラインドを使っており、これを付けていると邪魔になって内窓が取り付けられないことが判明しました。ネットで調べたら、内開きの窓にはスイングレールなる物を取り付けて、そこにカーテンを下げるという工程になるようです。それと、リフォームとは直接関係ありませんが、3畳ほどのホットカーペットとカーテンがひどく古びている感じがして、これは買い替えなければなりません。家中奇麗になって、その分交換していない所が目につくようです。軽自動車が買える程度の金額でしたが、なんだかんだでホンダのフィットが買えるくらいになってしまいそうです。今...リフォームほぼ終了

  • リフォーム3日目

    今日から工事完了の金曜日まで私が休暇を取って工事の立ち合いです。この3日間で一部屋だけあった6畳敷の和室のフローリング化、LDKの壁紙と天井紙の張替えが終わりました。わが家はオールフローリングになりました。明日はクロスを張るためにいったん外したエアコンを取りつけに電気屋が来るのと、物入のドア交換その他細かい物のために建具屋が来ます。金曜日に寝室の窓を二重化するための工事を行って終了ということになります。ピカピカになったリビングにいると、カーテンが大分古びて元々緑色だったのが、茶色っぽくなってきたのが気になります。そこで今度の日曜日に千葉県で最も大規模なカーテン専門店を訪れることにしました。さすがにそこで打ち止めかと思います。何もしなかったのに、変に疲れる一日でした。リフォーム3日目

  • リフォーム開始

    今日から5日間の予定で小規模リフォームが始まりました。立ち合いが必要とのことで、月・火は同居人が、水・木・金は私が休暇を取って立ち会うこととしました。今昼休みでスマホからこの記事を書いています。帰宅したらどんな状態になっているのか見るのが楽しみです。リフォーム開始

  • 秋の酒

    なんだか急に寒くなってきました。秋がほとんど無いまま冬が訪れようとしています。この季節、燗酒や焼酎のお湯割りが旨いため、つい飲みすぎてしまうこともあります。しかしかつてのような無茶な飲み方をしなくなったというか出来なくなったため、二日酔いになるほど呑むことはありません。白玉の歯にしみとおる秋の世の酒は静かに呑むべかりけりこのブログで秋になると一度は紹介している敬愛する歌人、若山牧水の短歌です。若山牧水歌集(岩波文庫)一彦,伊藤岩波書店コロナになってからほぼ宴会は無くなり、宴会が好きという人はあまりおらず、ましてや職場の宴会など苦痛でしかありません。仕事だと思って嫌々出席するというのが多くの人の本音なのではないかと思います。本当に呑みたい酒は独りで、あるいは気の合う数人で呑むものと決まっています。今宵も同居...秋の酒

  • 蓋付きスケルトン懐中時計

    嬉しいはずの土曜日ですが、午前中は内科と眼科、病院のハシゴとなりました。まず8時に内科に行き、終わったのが9時50分。眼科は意外にも空いていて、10時50分に帰宅することができました。午後は明後日に迫った小規模リフォーム準備のため、リビングの家具やら小物、置物をすべて私の部屋と同居人の部屋、脱衣所、玄関先等に移動。結構疲れます。夕方、かねて頼んでいたスケルトンの蓋付き懐中時計が届きました。こんな感じです。これで安物の蓋付き時計と蓋付きスケルトン時計、少々値の張った蓋無しの懐中時計2つ、それにローマ数字のスケルトン時計と揃いました。私は日頃見慣れているアラビア数字を好み、ローマ数字は見にくいと思いますので、ローマ数字の時計は一つだけです。ここらで懐中時計を買うのは止めようと思います。蓋付きスケルトン懐中時計

  • 傍楽(はたらく)

    今週も月曜日から金曜日までしっかり働きました。金曜日の終業ほど嬉しい時間はありません。こんなことをもう32年ちかく続けているのですね。これに幼稚園の3年、小学校の6年、中学校の3年、高校の3年、大学の4年間を加算すると、じつに51年になります。人生のほとんどを平日はどこかに通う生活をしていることになります。サラリーマンならそんなことは当たり前なのでしょうけれど、他人のことはどうでもよく、ただおのれ一人のことを考えると、よくもここまで通い続けたものだと思います。そして、これから11年以上、同じことを続けるのかと思うとうんざりします。就職して10数年くらいは無我夢中だったような気がします。大きな分岐点となったのは36歳での精神障害発症でしょうね。今でこそ大量の精神病薬の服用によって普通に働けていますが、発症か...傍楽(はたらく)

  • 失われた時

    3連休あけの月曜日。気分が良かろうはずがありません。辛い一日を無事乗り越えました。それはさておき。阪神タイガースが38年ぶりに日本一に輝いたそうですね。38年前と言えば私は16歳。ずいぶん長いこと日本シリーズ制覇から遠のいてたのですね。私が16歳の時、阪神ファンは道頓堀に飛び込んだり、自転車やカーネルサンダースを道頓堀に放り投げたり、やりたい放題でした。正直、テレビで見るそれらの光景は不快でした。16歳といえば、精神の漂流が始まった頃でした。日々の憂鬱な感情は常態化し、時折来る激しい高揚感に戸惑っていました。考えてみればその頃から躁鬱気質だったのかもしれません。表面上は楽し気に過ごしているように繕っていましたが、実際は真逆でした。青春の憂鬱と言うんでしょうか。一匹狼と言うほどではありませんでしたが、私は群...失われた時

  • 最終確認

    11月13日(月)から5日間で小規模リフォームを行うことはすでにこのブログで報告したところです。今日、リフォーム会社の営業が職人を何人か連れて最終的な確認に来ました。細かく寸法を測って、何かこちらの要望で漏れているところは無いか聞いてきて、いくつか、見解に齟齬が生じた点があることが分かり、それらを解決していきました。午後は早々と押し入れを空にしました。単に押し入れの中の物をすべて私の部屋に運んだだけですが、結構な重労働です。日頃体を動かすことが無いので、この程度でも疲れます。今回、私の部屋は手を付けないので、私の部屋に逃がした物であふれています。少しの我慢です。最終確認

  • 体重

    昨夜、3連休の初日ということで少々晩酌が過ぎたようで、なんとなくだるい朝を迎えました。それでも7時起床です。平日は毎日6時に起きているので、7時でも余裕があるように感じます。朝は簡単に生卵と納豆だけで白飯を食いました。最近卵を茜美人という物に替えたのですが、安価で味が良く、気に入っています。ただし、入荷量が少ないのか、すぐに売り切れてしまうので、早目にスーパーマーケットに行かなければなりません。午前中、同居人は施設に入居している義母を整形外科と内科に連れていくため、私一人でお留守番。朝食を摂って昨深夜に放送された「きのう何食べた」シーズン2を録画したものを観ました。中年男ゲイカップルの何気ない日常を描いた作品ですが、何気ないといっても同性愛に対する差別の問題やゲイならではの悩みがそこここに散りばめられ、社...体重

  • 3連休

    3連休の初日。朝10時に車検のため愛車のスバル・インプレッサをディーラーに持ち込みました。明日の夕方には返してもらえるとのことです。代車はプレオプラスという軽自動車。軽自動車、代車で何回か乗っていますが、エンジン音がうるさく、スピード感があるうえ、おもちゃみたいで安定感がなく、運転していて怖ろしい乗り物です。今日と明日、ディーラーを往復するだけなのでどうということはありませんが。昼は中華のランチコースをいただき、13時に火災報知器の点検がありました。なんだかしょっちゅう検査している感じです。その後ご近所を途中喫茶店での休憩を挟んで2時間ほども歩き回りました。季節外れの暑さ、本当だったんですね。普段は暗い事務室にいるので暑さに気付きませんでした。気持ちの良い散歩、それに加えて仕事っぽいこともあって盛沢山な一...3連休

  • 若年性認知症?

    昨日、10月1日(日)に東京大神宮で行われた銀婚を祝う神事の際に同居人と二人で撮影した記念写真が届きました。プロのカメラマンによる記念写真は結婚式以来25年ぶりのことであり、さすがプロだけあってうまく撮れています。修正したのかと思うほど若々しく、まだまだ老け込む年ではないと実感しました。しかし、誰にでも起こる現象なのかもしれませんが、最近記憶力が落ちているように感じます。以前は過去の打合せ、会議等で決まったことは明白に覚えていたのですが、最近はきちんとメモを取らなければ記憶があやふやになってしまいます。これ、事務職としては結構ダメージが大きくて、悩みの種になっています。もしかして若年性認知症なのかもしれません。そうだとすると後半生の人生設計が大きく変わってきます。働けなくなり、知人や家族親族の顔さえわから...若年性認知症?

  • 蓋つき

    初めて蓋つきの懐中時計を購入しました。蓋つきは見る時一々開けるのが面倒だったり、ガラス面の強度に問題があったりとかで、これまで敬遠してきましたが、安物で試してみようと思ったしだいです。スケルトンの蓋つきも注文しましたので、納品されたらご紹介します。数字はもちろん幼い頃から慣れ親しんだアラビア文字です。ローマ数字にはどうしても抵抗があります。わが国ではローマ数字を使う機会はあまり無いのになぜ各種の時計では多用されているのでしょうね。不思議です。蓋つき

  • 減薬さらには断薬

    先週土曜日の診察時に国の方針で抗不安薬及び睡眠導入剤は今後処方を極端に減らし、1年以内に完全に切っていくことになったことはすでにこのブログでお知らせしたとおりです。私はもう20年も抗不安薬を服用しています。当然、ある程度は依存しているはずで、しかしそれは国が認めた処方量であって、それら精神病薬を服用し続けた患者の落ち度ではないし、もちろん処方した医師の落ち度ではありません。私はその他に躁を抑える気分安定薬を2種類服用していますが、こちらには処方制限はかかっておらず、私は1日の最大量の半分くらいを服用しています。私の場合、抗不安薬を一日0.4mg×2錠×2回の1.6mg服用していたところ、一日0.4mg×1錠×2回の0.8mgに半減となりました。お上の方針に従えば、私は1年かけて完全に抗不安薬を切らなければ...減薬さらには断薬

  • 異常気象

    また長い一週間が始まりました。今日は防災訓練が行われました。私は初期消火班長という役割を仰せつかりました。平たく言えば私と私の部下10数名が消火器を持って火元に走り、初期消火に失敗して避難場所に逃げ、消防車を待つ、というシナリオです。いつも思うのですが、火災が起きたなら、火元のすぐそばにいる人が勝手に初期消火を始めると思います。わざわざ火元から遠くの部屋で執務している私たちが初期消火班だからと言って火元に向かって駆けつけるなんて気違い沙汰(これ差別語ですかね)だと思います。訓練だからいいですが、本当に火事が起きたら、初期消火班は班長である私の判断で、初期消火を行わず、逃げるよう指示しようと思っています。AEDの実地訓練もあり、これは有用だと思います。AEDを使うまで胸を強い力で押し続けるのは難儀しました。...異常気象

  • 処方制限

    昨日は見事な秋晴れでした。家でごろごろしているのももったいないので、千葉市中心街を歩きました。11時半に車を千葉駅近くのコインパーキングにとめ、とりあえずお昼を摂りました。イタリア料理のランチコースです。本当はワインを飲みたかったのですが、少しでも飲むと歩くのが億劫になってしまうため、我慢です。昼食を終え、まずは千葉神社へ。七五三を祝う子供連れの夫婦がたくさんいます。祖父母と思しき初老の夫婦も。私は28歳で結婚し、30歳から4年間不妊治療を受けました。結局できなかったわけですが、もし30歳で子供がうまれていたら、今年で24歳。七五三を祝うとしたら祖父母ということになります。そんなことを考えても詮無いことですが。あまりにも眩しい幼い命の輝きに、そんなことを考えてしまいます。その後千葉公園まで足を延ばし、さす...処方制限

  • 警備員の死

    昨日、1年前に退職した警備員が71歳で亡くなったことを知りました。60歳で定年退職し、すぐに私の職場の警備員になった人で、70歳までは働くと公言し、昨年、70歳で退職してからわずか1年でした。職場から徒歩数分の所に住んでいて、退職後も犬の散歩をする姿を時折見かけました。青森出身で、東北訛りとずんぐりした体形と明るい性格が特徴で警備員の中のマスコット的存在でした。今は職場は全面禁煙になりましたが、数年前まで喫煙室というのがあって、重要事項は喫煙室で決まると言われるほど喫煙者の多い職場でした。そこでも、警備員は難しい話をしている幹部職員を和ませる存在でした。私は今では煙草は止めましたが、あの頃は煙草を吸うのが楽しみでした。最近、なんだか70代前半で亡くなる人が多いような気がします。私もその年で亡くなるのだとし...警備員の死

  • 贅沢な一日

    今日は休暇を取りました。体調が悪いわけでも用事があるわけでもありません。毎週5日間働いていれば、どうしようもなく出勤拒否したくなる日があります。もう19年も前、私は当時小泉改革と呼ばれていた行政機関の大規模な改革(もしくは改悪)をきっかけにしてうつ病を発症しました。その当時のことは、じつはあまりよく覚えていなくて、ただ気持ちが落ち込んで仕方が無かったという感情の記憶だけが残っています。当時、私だけではなく、多くの国家公務員がバタバタと倒れていきました。倒れなかった者たちも、ただでさえ減らされた人員から病人が多数出て頭数がどうしても足りなくなり、深夜に及ぶ残業や休日出勤を余儀なくされ、ヨレヨレでした。しかも予算不足のため、すべてサービス残業、サービス休日出勤で、当時日本国政府は世界最恐のブラックな職場であっ...贅沢な一日

  • 小型ヒーター

    50歳からでしょうか。冬場、脱衣所が寒いことが辛くなってきました。じっくり風呂に浸かり、しっかりと体を温めれば大丈夫なのですが、ここ何年も平日はシャワーで済ませることが多くなり、つい最近は休日もシャワーだけの日が増えました。そこで、小型のヒーターを購入し、昨夜さっそく試してみました。その威力は凄まじく、風量を最大にすると暑いほどです。年をとるとむやみに寒がりになると言いますが、本当ですね。これで冬場のシャワーも怖くありません。小型ヒーター

  • 深酒

    昨夜は金曜日の夜という解放感からか、いつもより余計に飲んでしまい、だるい朝を迎えました。コロナ前は金曜日の晩に飲むことはありませんでした。クリーンな頭、軽い体で土曜日の朝を迎え、お出かけを楽しむためです。コロナで出かけられなくなったのと義母の施設への入所が重なり、土曜日のお出かけはほぼ不可能になり、それ以来、金曜日の夜に深酒することが増えました。良くない傾向だと思います。反省。深酒

  • 呼吸器内科

    今日は早退して内科に行きました。呼吸器を専門とする町医者です。昨年の10月には気管支喘息の発作で救急搬送されて三日間の入院を余儀なくされ、ついこの前の10月9日にも同じように救急搬送され、高濃度の酸素とステロイドの吸入により著名回復したため、半日で帰りました。じつは1年前に運ばれた救急病院でステロイドの吸入は今後も続けるように言われたのですが、私の掛りつけ医が予防効果は無いとして処方してくれませんでした。1年経って、またステロイドの吸入を続けるように言われたので、掛りつけ医はかなりのご年配なので、現代の治療方法を信じていない可能性があると思い、近所の別の内科で診てもらいました。こちらは30代と思われる若い女医でした。いきさつを話すと、女医、にわかに表情が緊迫し、私が大したことは無いと思っていた気管支喘息の...呼吸器内科

  • 幸福感

    この世でおめでたいことと言えば、男女がカップルになって子供を授かる以上のことはありますまい。最近差別してはいけないと言われるLGBT、もちろん彼ら彼女らを性的嗜好に依って差別する気はありません。しかし子供を授かるという僥倖に恵まれないことについては、覚悟をもって生きなければならないと思います。LGBT(特にLとG)に関しては自分の子孫は絶対に残せないということ。男女であっても子供を授かることが出来ないカップルはいつの時代にも一定の割合で存在するものと思います。そういう私たち自身、子宝に恵まれませんでした。世界で一番おめでたいことを経験出来なかったことは残念に思います。結果論に過ぎないのかもしれませんが、私たちもまた、LGBTの人々と同様、子孫を残せませんでした。28歳で結婚し、40歳くらいまで子供なんて面...幸福感

  • 谷村新司氏の死、そして死恐怖症

    谷村新司さんが亡くなったとの報道に接しました。74歳。現代の日本人の平均寿命から考えると、少し早いようです。最近、訃報に接すると、故人の年齢が気になるようになりました。つい最近乳癌で亡くなった先輩は2歳上でした。アルコール依存症から肝硬変になり、肝臓がんで亡くなった先輩は、今の私よりも6つ若い48歳でした。甚だしきにいたっては、後輩が27歳で自殺しました。つい、自分は後どれくらい生きるんだろうと思ってしまいます。谷村新司さんと同じ年で亡くなるとしたら、もう20年しか残されていません。高橋幸宏、坂本龍一のYMOで活躍した二人は、いずれも70代前半で亡くなったと記憶しています。そうかと思うと、裏千家家元の千玄室氏は100歳を超えてなお矍鑠としています。特攻崩れと聞きましたが、我々には想像もできないような苦労を...谷村新司氏の死、そして死恐怖症

  • お買い物

    今日、私の職場は電気設備の点検のため、担当部署以外はお休みとなりました。月曜日に自分から休暇を申請することなく休めるなんて最高です。しかも今日は雲一つ無い見事な秋晴れに恵まれました。10月になって、我が家で流行りの深夜ドラマ「きのう何食べた?」のシーズン2が始まりました。料理好きの弁護士と美容師の、アラフィフ男二人が繰り広げるゲイカップルの日常を描いて見事です。この作品の良い点は、濡れ場が全く無いこと。人生のほろ苦さと楽しさを描いて秀逸です。この二人、都内の某所の2LDKで暮らしています。都内のどこかは明らかにされません。ただし、新小岩のアーケードにあった中村屋というスーパーマーケットを頻繁に訪れていたことから、新小岩が舞台なのかと思っていました。ところが中村屋が閉店し、中村屋の後に通いだしたニュー宝屋も...お買い物

  • 懐中時計

    私は腕時計を好まず、懐中時計を愛用していることは以前このブログで紹介したところです。25年前に購入したLONGINESの懐中時計、大分古びてきました。懐中時計愛好家のサイトに、古びてきた時計を風合いが出てきた、と言って喜ぶ人が多いと書いてありました。風合いが出てきたと言えばそれは間違いないでしょうね。本当に高い懐中時計は200万円くらいして、100年くらい平気で使えます。私が持っているのはそんなに高いわけがありませんが、それでも大卒の初任給くらいはします。私にとっては高価なものです。上の写真のような感じで、正直これを風合いが出てきたと言うのは無理があるんじゃないかと思います。で、風合いが出てきた懐中時計はそれはそれで価値あるものとして大事にしますが、奇麗な新品も欲しいと思い、懐中時計専門店でAEROWAT...懐中時計

  • ここ数日、急に肌寒くなってきました。地球温暖化は進んでいるのでしょうが、着実に季節は秋になり、冬を迎えようとしています。短い秋、コロナ前だったろあちこち散歩に出かけただろうと思います。しかし長いお出かけ自粛で、出かけることが面倒くさくなってしまいました。また、マスクを取ると裸で歩いているような恥ずかしさを覚えるようになりました。職場での宴会は無くなり、復活する兆しもありません。日本社会はコロナの前と後ではまるで異なる世界のようになってしまいました。私はそうは思いませんが、コロナは収束に向かいつつあるということになっています。これからわが国がどう変わっていくのか、見届けたいと思います。秋

  • 救急

    昨年の10月13日から三日間、気管支喘息で入院したことはすでにご報告したとおりです。あの時は我慢してしまい、かなりひどくなってから救急搬送され、治療初日のことはほとんど覚えていません。このところずうっと気管支の調子が悪く、咳き込むことが多くて、昨夜は眠れず、今日の朝一で祝日も開院している千葉エキナカクリニックを予約しました。しかし、すでに16時まで予約でいっぱい。夕方まで我慢しなければならないのかと呆然としていたところ、救急を呼ぶか迷った時に相談に乗ってくれる専用ダイアルがあるそうで、同居人がそこに相談してくれました。私の状況を聞いた相談員は、躊躇なく救急車を呼びなさい、とのこと。喘息はテレサ・テンさんが亡くなったように、怖ろしい病気です。ただし、1年前と大きく異なるのは、早目に救急車を呼んだこと。去年は...救急

  • お掃除

    今日は11月の小規模リフォームに先立ち、お掃除本舗という会社に窓・サッシを中心に我が家の清掃をお願いしました。午前9時に来て、ちょうど12時に終わりました。23年間、窓は何度か自分で拭きましたが、サッシには手を付けていなかったので、真っ黒になっていました。それがすっかり綺麗になって、見違えました。日本人は世界の中でも類を見ないほど清掃に力を入れると聞いたことがあります。本当は自分でやれば良いのでしょうが、疲れるし、プロがやるほどは綺麗にならないと思い、依頼しました。約5万円。金に羽が生えたように飛んでいきます。しかしリフォームは一生一度と思います。寝室の窓は同居人の強い希望により、二重化することにしましたので、窓の掃除は是非ともやらなければならなかったのです。16時からは掛りつけの内科で7回目のコロナウィ...お掃除

  • お買い物

    三連休の初日。たっぷりと朝寝を楽しみ、10時半くらいに起きだし、朝昼兼用の飯を食ってからまた寝ました。年とともに疲れが取れにくくなっているような気がします。14時前に買い物のため、そごう千葉店に出かけました。マフラーと秋物のカジュアルなシャツを数着欲しいと思ったのです。今使っているマフラー、そこそこ高かったのですが、もう10年も使い、大分くたびれてきたので新しい物をと思ったのですが、まだ売っていませんでした。10月末くらいにならないと店頭に並ばないそうです。シャツはお気に入りのスコッチハウスで良さそうな物を3着購入しました。総額6万円を超えましたが、着る物をケチると見た目はともかく着心地が悪くて結局着なくなり、安物買いの銭失いみたいになってしまうので、痛い出費ではありますが、致し方ありません。その後秋の千...お買い物

  • 銀婚祝い

    今日は東京大神宮から銀婚を祝う式に招待され、行ってきました。1998年(平成10年)に東京大神宮で式をあげ、境内にあるマツヤサロンで祝宴を開いた夫婦に昇殿を許して祝詞と寿ぎの舞を見せ、夫婦だけの記念写真及び集合写真を撮り、昼食の宴会を開くという趣向です。コロナが怖いので、宴会は出席しませんでした。東京大神宮は小さいながらも伊勢神宮の東京分社として知られた清潔で歴史がある由緒正しい神社です。ちなみに伊勢神宮の正式名称をご存知でしょうか。神宮、とだけ。最近は縁結びの神様として有名になり、30歳くらいのおねぃさんが大挙して押し寄せます。私たちは結婚して25年目にして初めて互いの結婚指輪を付けて式に臨みました。知り合いの結婚披露宴などにも付けていったことがありません。私は金属質の物が肌に触れるのが嫌で指輪をせず、...銀婚祝い

  • ワクチン7回目

    土曜日を迎えました。今日は朝内科に行ったのと夕方に精神科の診察に行くくらいで、特段用事はありません。最近用事が無い休日というのは珍しいので、ゆったりとした気分になります。昨日、コロナウィルスの7回目の予防接種券が届きました。まさか7回も打つとは思いもよりませんでした。私の場合、高脂血症という基礎疾患があるため、他の人よりも早く接種券が届くようです。掛りつけの内科では、水曜日の午後と日曜日がワクチンの接種日となっています。私は早速10月8日(日)16時に予約しました。過去、いつも発熱の副反応が出るので、今回もそうなるんでしょうね。面倒なことです。ワクチン7回目

  • 今日は中秋の名月。あいにく千葉市の空は曇り模様。お月見というわけにはいかないようです。春は憂いの季節であり、秋は物思いの季節。人にとって過ごしやすい季節にメランコリーに沈むのはなぜでしょうね。暑くも寒くもない季節は、心に余裕が生まれて、無駄に感傷的になるのかもしれません。秋と言えば古い話で、1985年、私が高校一年生の秋に阪神が日本一になり、バカ騒ぎする関西の方々をテレビで見て、この狂乱は季節が生んだのではなかろうかと感慨深く感じたことを思い出します。機会をとらえて憂いを吹き飛ばそうとでもするかのように。月と言えば言わずと知れた大江千里の百人一首の短歌、月みればちぢにものこそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねどが思い浮かびます。「古今和歌集」に見られます。新版古今和歌集現代語訳付き(角川ソフィア文庫)高田祐...秋

  • 夢幻の城

    暑さ寒さも彼岸までとか申します。彼岸を過ぎて、ぐっと涼しくなりました。季節は着実に秋、さらには冬に向かっているようです。私は車通勤なので、あまり暑さ寒さを感じずに済んでいます。しかし高校、大学と23区のなかでは田舎とも言える江戸川区から渋谷区に通学し、どちらも最寄り駅から徒歩15分ほどかかったので、夏は暑く冬は寒い、しかしだからこそ季節を感じられる日々でした。最近、やたらと高校、大学の時にもっと勉強していれば良かったとか、一切やらなかったサークル活動をやっておけば良かったという思いに駆られます。人生の重要な時期に、私はその時にしか出来なかったであろうことをやらずに、独りで幻想的で耽美的な芸術作品の中に逃げ込み、奇妙な世界で生きていたように感じます。永遠にそういう世界で生きられればそれが良かったのでしょうが...夢幻の城

  • しんどい

    昨日処方された咳止めと気管支を広げる薬、劇的に効いて、息をするたびにヒューヒューと喘鳴がしてひどく息苦しく、しょっちゅう咳き込んでいたのが、嘘のようにぴったりと治まりました。現代医学というのは怖ろしいばかりです。今日は朝9時にお掃除本舗の担当者が来て、窓とサッシの清掃の見積をしてくれました。11月13日から約1週間のプチリフォームでは、窓の二重化を頼んでいるので、その前に清掃を、と思ったしだいです。予想していたより安かったので、その場で発注しました。作業は10月8日(日)の午前中と決まりました。ざっくり3時間ほどかかるとのことで、相当丁寧にやるのだろうと思いました。昼は近所の中華料理店でランチのコースを食しました。この店、元某シティホテルで中華の料理長をしていた人が開いたもので、しかも中国から料理長がこの...しんどい

  • 気管支炎

    このところ喉というか気管支というか、とにかく呼吸器の調子が悪く、咳の発作に襲われたり、気管支が炎症を起こしているのか、息苦しいといった症状に悩まされてきました。約1年前、気管支喘息で入院した悪夢を思い出します。あれ以来、煙草は完全に止めました。ちょっとでも喉や気管支の調子が悪いとおもったら市販薬で症状を抑えてきました。それなのに今回の事態、だらしないかぎりです。今日は祝日なので行きつけの内科は休診。しかしどうしても薬が欲しかったので、土日祝日含めて毎日診察してくれるクリニックがあったので、そこに診てもらいに行きました。。千葉駅の駅ビルにあるのですが、千葉駅から至近で夜も21時までやっていて、私たちの強い味方です。今日行ったらすごく混んでいました。それはそうです。他に空いている病院などごくわずかですから。ず...気管支炎

  • じゃんじゃん

    今日は休暇を取りました。特に用事は無かったのですが、昔と違い、休暇をきちんと取得しないと人事担当部署に呼び出され、お叱りを受けることになりますから。有給休暇は年に20日あり、この他にリフレッシュ休暇というのが3日あります。その他病気休暇や忌引き等の特別休暇もあります。病気休暇は一つの疾病で2年間まで取得でき、しかも2年後に出勤して別の病名が付けばさらに2年間休めます。そんなことをする奴はみたことがありませんが制度上可能ということです。病気休暇では最初の三か月は満額の給料がもらえ、3カ月を過ぎると共済組合から給料の8割に相当する額がもらえます。公的機関なので当たり前ですが、手厚い福利厚生の制度が整っています。これら制度のおかげで、精神疾患発症時も、休むことによる不利益はほとんどありませんでした。復職した時周...じゃんじゃん

  • 老人なら誰でも敬うべきか

    今日は私も同居人も仕事っぽいことが無い、完全フリーの一日だと思っていました。このところ、同居人は義母のオーダーに応えるため、私は通院やリフォームに関わる打合せなどがあって、なかなか予定の無い休日を得られませんでした。今日はどう過ごそうかと思っていたところ、朝7時40分に義母から電話がありました。その内容は信じがたいものでした。ゼリーを食べたいが、蓋が開けられないので開けに来てほしい、というのです。さすがに日頃温和な同居人も、施設の職員に頼んでくれとやや切れ気味に答えたのですが、それに対して義母が逆切れしました。曰く、施設の職員はみな忙しいので頼めない、こんな簡単なことを断るとはなんて親不孝な娘だ、などと。週末や休日は全て義母のためだけに使えとでも?結局同居人が折れ、ゼリーの蓋をはがすために施設に向かいまし...老人なら誰でも敬うべきか

  • 思い立ったが

    今日は午前10時に予約していた歯医者に行きました。歯のクリーニングのためです。歯は珈琲渋が多少残りましたが、概ねきれいになりました。午後は11月13日から11月17日にリフォームを予定しているため、施工業者が来て最終的な打合せ。壁紙の色や和室をフローリング化する際の色味、トイレの型番等を決定し、来週の木曜日までにメールで仕様書と最終的な見積書を送付願うこととし、話を終えました。およそ2時間。なんだか疲れてしまいました。かねてからリフォームを実施したいと考えていたところ、今やらないと老いて気力が失せてしまうだろうと思い、決断したところです。それに先立ち、お掃除本舗という会社にサッシと窓の掃除を依頼。23年分の汚れを落としてからリフォームを行う予定です。リフォームには寝室の窓の二重化も予定していますので。出費...思い立ったが

  • 寿ぎ

    今日は朝一番で散髪に行ってきました。この床屋、大層繁盛していて、3日前くらいには予約しないと望んだ時刻に刈ってもらえません。ちょっと驚いたのが、今後クレジットカード、交通系、各種PAY等に対応する、とのこと。個人経営の床屋にしては珍しいことです。最近、ほとんど現金を持ち歩かなくなった身としては有難いことです。お昼は近所の中華屋でゴマ味の冷やし中華を食しました。腰の強い麺で、夏場はよく食べています。午後はそごう千葉店に出かけました。今年私たちは銀婚で、そのお祝いは6月に高級鮨店でしこたま飲み食いして済ませています。25年前、私たちは飯田橋の東京大神宮で式をあげ、境内にあるマツヤサロンで祝宴を開きました。その東京大神宮から、平成10年に式を挙げた夫婦に10月1日の秋の良き日に奉祝の祝詞をあげ、記念撮影をして祝...寿ぎ

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