豆作 さん プロフィール

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豆作さん: 北の(来たの?)獣医師
ハンドル名豆作 さん
ブログタイトル北の(来たの?)獣医師
ブログURLhttp://mamesaku.livedoor.biz/
サイト紹介文北海道十勝地方で牛馬を相手に働く獣医師の最近考えていること、散文、韻文、漢詩など。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供122回 / 365日(平均2.3回/週) - 参加 2011/08/23 12:06

豆作 さんのブログ記事

  • 新生子牛の中手骨骨折・再び(2)
  • 産科チェーンによる牽引で、仔牛の左右の中手骨を骨折させてしまった、酪農家の♯さんは、その後産科チェーンを使わず、産科ロープを使って無理な牽引は止めている様であった。ところが今回、また、生まれたばかりの仔牛の右前肢の中手骨を骨折させてしまった。なんという不... [続きを読む]
  • 新生子牛の中手骨骨折・再び(1)
  • 「生まれたばかりの仔牛の足がおかしい・・・」酪農家の♯さんからの電話だった。♯さんといえば、つい最近の1ヶ月ほど前に、産科チェーンで仔牛の前肢を牽引し、両前肢の中手骨を骨折させて、結局治せずに処分したばかりの酪農家である。なんと・・・また仔牛の骨折か・・・... [続きを読む]
  • 日本伝統俳句協会全国大会in群馬
  • 日本伝統俳句協会の第28回の全国大会が、9月9.10日の2日間にわたり、群馬県は榛名山麓の伊香保で開催された。私がこの大会に出るのは、4年前に札幌で行われた大会以来2回目だ。群馬は私の所属俳句誌「桑海」の編集部があり私の敬愛する俳人村上鬼城の活動した土地であり私の... [続きを読む]
  • 重種馬の蹄病治療用ドリル
  • 重種馬の蹄病を治療する機会は減ってしまった、しかし、減ったとはいっても、我が診療地区に重種馬が飼われている限り、ゼロになることは無い。1年に数回くらいの頻度ではあるが、重種馬の蹄病治療の依頼が、忘れそうになる頃にやってくる。それに備えて私なりの準備をしてい... [続きを読む]
  • 臍ヘルニア + 臍膿瘍 (2)
  • 初診時は明らかなヘルニアだった子牛の臍が、数週間後にはヘルニア輪が判らなくなり、その代わりに臍帯の膿瘍が、急激に大きくなって、ヘルニア輪を埋めている。今回の子牛の臍がそういう状態になっていたことが手術を進めているうちに明らかになってきた。理想を言うならば... [続きを読む]
  • 臍ヘルニア + 臍膿瘍 (1)
  • 「へそが腫れている」、という稟告で診たホルスタインの仔牛の、症状は少し複雑だった。初診時の症状は臍ヘルニア、腹壁には明瞭なヘルニア輪が触知でき、そのヘルニア輪はまだ小さかったので、しばらく様子を見ていたところ、「へその腫れがだんだん大きくなってきた」とい... [続きを読む]
  • 乳熱 + 乳頭損傷
  • 前々日の深夜、同僚のT獣医師が当直の時、産後起立不能症で診た☆さんの乳牛は、血液検査の結果低カルシウム血症だった。立てることは立てるのだが、まだ足元がふらついているということで、通常時の往診でまた☆さんの牛を診ることになった。その牛は繋ぎ牛舎の一角でうずく... [続きを読む]
  • 現役獣医師が書いた小説!
  • 先日何気なく、我々の職場の機関紙「月刊NOSAI」の、平成28年8月号が回覧で回ってきて、パラパラとめくっていたら、私の目が、ある記事に釘付けとなった。それは、「自著自薦」というページ だった。そこに紹介されていたのは『獣医さんのイタイ恋』 文芸社  という本... [続きを読む]
  • 顔の高さの大膿瘍
  • 「腰角(ようかく)の辺りが腫れている・・・。」そんな稟告だった★さんの搾乳牛。腫れた部分を触診すると、波動感があった。こういう場合は、ほとんどが膿瘍、あるいは血腫である。「針を刺してみましょう。」空の注射器で穿刺すると、クリーム色の膿汁が、穿刺部分から溢... [続きを読む]
  • 逆襲なるか
  • たかがインスタント焼きそば、されどインスタント焼きそば、北海道では何と言っても、マルちゃん(東洋水産)の「やきそば弁当」の右に出るものはいない。「やき弁」は、北海道において絶大なシェアを誇り、その数とその種類は年々増えつづけ、まさにそれは「やき弁」の王... [続きを読む]
  • 乳房からの出血(四たび!)
  • 「乳房から血が出て止まらないんだけど・・・」緊急用の携帯に、酪農家の∩さんの声が響いた。「とりあえず、押さえるかつまむかして、止めておいて・・・」私はそう言って、∩さん宅へ診療車を走らせた。出血をしている牛は乾乳牛だった。パドックの連動スタンチョンに1... [続きを読む]
  • 重種1才馬の鼻梁の外傷(2)
  • 「安田君、@さんの馬の傷、化膿してるよ。」私が初診してから4日目、@さんに往診に行って来た同僚のK獣医師がそう言った。「・・・そうですか。」「あれじゃあ、共進会は出られないな。」「・・・そう・・・ですか。」今回の馬の外傷の処置について、私はきれいに治せる「強... [続きを読む]
  • 重種1才馬の鼻梁の外傷(1)
  • 「・・・共進会に出す馬が、顔に怪我をした・・・」そんな電話が、馬産家の@さんからかかって来たのは、夜間当番の早朝だった。馬を枠場に入れて顔を診ると、馬の長い鼻梁に約15cm程度の切り傷があった。よくみると、ヨードチンキを塗布した後の色が付いており、傷口からは... [続きを読む]
  • 大忙しの星の下(2)
  • 帝王切開によって、側頭位の胎児を無事に摘出したまでは良かったが、親牛の状態がどうも良くなかった。それは、手術中に輸液をしようと、頸静脈に針を刺した時、留置針がなかなか血管に入らず結局乳静脈に切り替えたことからも感じていた。親牛は血圧が下がっているようだっ... [続きを読む]
  • 大忙しの星の下(1)
  • 複数の獣医師がチームを組んで、仕事についているNOSAIの家畜診療所では、夜間の当番はその人数によって、均等に割り振られて、仕事量の偏りがないようにしているのが普通である。夜間の往診の数は、1年間の平均件数を計算してみると、診療所チーム内のどの獣医師も、だいた... [続きを読む]
  • 感動の「帯広能」
  • 7月21日、22日、の二日間に渡って上演された、「帯広能」は素晴らしかった。仕舞い(しまい)や舞囃子(まいばやし)の数々と、その間に入る狂言がとても面白く、能と狂言は、まさに一体のものなのだと感じた。その中でも、特に凄いと思ったのは、最後に上演された「八島」(... [続きを読む]
  • 新生子牛の「左右」中手骨骨折(1)
  • 「お産がキツくて、強く引っ張ったら・・・」前足が折れてしまった、という稟告。何度も経験している症例である。せっかく生きて出せたのに、前脚が折れてしまった子牛を見るのは辛い。到着して、子牛の前脚を触診するまでもなく中手骨の遠位部がポッキリと折れているのを確... [続きを読む]
  • デントコーンに「マルチ」
  • 一番牧草の収穫も、早い組の酪農家から、遅い組の肉牛・馬産農家まで、とりあえず今年は、皆さん無事に収穫を終える事ができたようで、何よりだったのではないかと思う。今年は、長雨にもならず、良い天気が続いている。一番牧草の作業が終わると十勝地方では牧草の次に重要... [続きを読む]
  • 燕の子
  • 酪農家の£さんの牛舎を歩いていたら、天井の蛍光灯の一角に、燕の巣を発見。早速ポケットから携帯を取り出して、シヤッターを切った。「そこで一句!」、通路に居た£さんから、すかさずツッコミが入った。「・・・うーん・・・と、急にはなかなか・・・」「ダメだねー、... [続きを読む]