田中ビリー さん プロフィール

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田中ビリーさん: ワールズエンド・ツアー
ハンドル名田中ビリー さん
ブログタイトルワールズエンド・ツアー
ブログURLhttp://ameblo.jp/nightonfool/
サイト紹介文連日更新!! 完全オリジナルによる物語、詩をイラストや写真とともに。
自由文人気コンテンツ

彷徨詩篇・天⇒http://ameblo.jp/nightonfool/entry-11609251025.html
∞イケメン・ジョニーはスーパースター?⇒http://ameblo.jp/nightonfool/entry-11035421230.html
砂時計のクロニクル⇒http://ameblo.jp/nightonfool/entry-11735269493.html
「草原の人」⇒
http://ameblo.jp/nightonfool/entry-11750396716.html
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供150回 / 365日(平均2.9回/週) - 参加 2011/09/04 10:35

田中ビリー さんのブログ記事

  • 1945
  • 「1945」 連絡が来ないことが安心だった。 私の村に配達がくるのは日に一度、夕を告げる鐘が鳴らされるころだ。黄昏れ始めて真っ赤に落ちてゆく太陽を背に受けてその人はくる。「手紙、届いてないから。安心して」 いつもその一言に私は安堵する。聞こえないように小さなため息を漏らし、とくんとくんと波打つ胸に手をあてる。「良かった。あの人は今日も生きてる」 息子を呼び寄せて汗に濡れた髪を撫でて、大丈夫だったよって [続きを読む]
  • 【持参】祭囃子がきこえる
  • 「祭囃しがきこえる」あの坂の向こうから、聞こえてくる撥の音、打律に酔う酔う囃子声、軽薄なる剽軽と、甘く溶ける飴の匂い、振りに返りし浴衣の袖と、灯る提灯、その赤み、酔いに任せし博打打ち、身ぐるみ剥がれて水浴びて、太鼓とからかう声ばかり、祭り囃子が届く夏、黄昏れ少し早くなる、囃されながら過ぎにて候、祭り囃子が聞こえてきたら、少年期の夏の日の、過ぎし想いが走馬灯、縁日、金魚、綿菓子と、焼ける醤油の甘い匂 [続きを読む]
  • 【自薦】うたかた
  • 「うたかた」うたかた、それはほんの一瞬だけの、真夏に咲く炎の閃き、恒久など要らぬとばかり、弾け飛んでは宇宙に熱を放ってくれる、うたかた、それが日々を慰む、夜に戸惑う俗物たちの、体に溜まりし毒を冷ませる、うつらにそぞろ歩いては、夢に現に花を見る、細い音色の鈴を手に、少女はずいぶん未来を描く、まだ幼くも生きているから、笑顔ばかりは咲かせられない、無邪気さだけじゃ乗り越えられない、傷みに耐えうる底意地を [続きを読む]
  • 【自薦】高鳴る胸は君のせい
  • 「高鳴る胸は君のせい」 世界中の真夏をすべて集めたくらいに赤くて熱い土、君はそこで彼らと肩を抱き寄せ合って円になっている。 胸の前で手を組んで、バラバラに砕けてしまいそうな胸の内を繋ぎ止めていた。 空を眺める。 そして目を閉じる。首筋から背中へと熱を持った滴が伝わる、食いしばっているはずなのに奥のほうから震えが止まってくれない。 すぐそばに見る彼らはくだらないお喋りで笑い合っている「いつもの」少年 [続きを読む]
  • 【自薦】海辺のクオリア
  • 「海辺のクオリア」地上が終わり海が始まる岬は終点、陽が溶けて落ちるを待った、月夜に揺れる名無しの花が何色に、咲いているのか知りたいなんて、どうでもいいとほざいて嗤った、枯れかけ一輪ねじり潰したのはたぶん、甘さではなくせめての慈悲だったんだろう、漂泊続けた蛇は誰もに忘れ去られて、眠る場所さえ持ってなかった、腰振る夜中の、白い熱を焦がし合う、漁師小屋の不良ふたりを飲み込んで、鍵をくすねて灯台を、回転灯 [続きを読む]
  • 【雑記】no movie,no life.
  • 【雑記】no movie,no life……って、50,000人くらいがSNSのプロフィール欄に書いてそうな記事タイトルですけど、かくいう僕も新旧、洋邦を問わず映画が好きです。 昨年の夏は「ONE PIECE FILM GOLD」と「君の名は。」を劇場で(三回も)、それから、ここに列挙するのが面倒なくらい多くの作品を自宅で観たんですが、さて今夏は……。 ちなみに。 「ONE PIECE FILM GOLD」は「ONE PIECEは何から何まで観ていないと気が済まない!」 [続きを読む]
  • 【雑記】絆は僕らを家畜にする
  • 【雑記】絆は僕らを家畜にする 以前ほどではないけれど、ネット内だけ、そのネット内でのある種のコミューンで見かけることの多い、いくつかの言葉の意図的な誤用が気になっていた。 例えば、仕事を「志事」と表記する、頑張るを「顔晴る」と書き換える。 間違いだが恣意的にそう書き換えているのだ。単なる誤表記ではない。 そしてまたそれらの言葉はそれなりの伝播力があったようで、あちらこちらで散見するようになる。   [続きを読む]
  • 【自薦】海沿いの椅子
  • 「海沿いの椅子」 その一脚は南を向いて遥か彼方を眺め続けている。 雨季は終わりを告げ、凪いでいた波は夏の太陽の激しさを映し出して弾けるように砕け、そして、はしゃぐ歓声たちが水を求めて集まる。 彼は静かで揺れることもない。雨風にさらされ続け、磨り減った脚は僅かに軋むことがある、そう、その椅子は既に老境に達している。かつて彼の左右に並んでいた彼の友人たちは役目を終えてここにはいない。 夏が訪れるたびに [続きを読む]
  • アイ・ラヴ・ヤンキーガール
  • 「アイ・ラブ・ヤンキーガール」左手、ピストルの真似をして、カウントダウンで?fire!?って、偶然だと思うけど、遥か頭上のセスナが燃えた、それから数秒過ぎて真っ赤なそれが南の空へと堕ちて彼女は「残念ね」って、興味なさげにくわえるタバコ、燻んだ灰色、空に混ざって消えてった、溶けずに紛れて見えなくなるだけ、どこぞの年寄りが「ロックンロールは死んでしまった」と、得意げにホラ吹き廻る、そんな阿呆が田舎の鼻垂れ [続きを読む]
  • 【インスタグラム】希望の季節のエクソダス
  • おまえの季節が伸ばした指の先に見えたんだ、 #ひまわり #向日葵 #サンフラワー #sunflower #太陽 #sun #sunlight #空 #sky #青 #ブルー #blue #黄金 #黄色 #イエロー #yellow #夏 #サマー #summer #light #光 #lovehyogo A post shared by 田中ビリー (@machinegunbilly) on Jun 23, 2017 at 6:06am PDT 今年の夏も健やかに穏やかに、笑って過ごせますように。 #夏越大祓 #茅の輪くぐり #神事 #神社 #パワースポット #shri [続きを読む]
  • 【自薦】遠雷
  • 「遠雷」悪ふざけが許された、若葉の季節は昨日に過ぎて、いつか笑って話すだろうか、或いは記憶に閉ざすだろうか、子供のまま生きることは叶わない、どれほど強く望んだところで生きる以上は背負うものを増やしゆく、それをどうにか振りほどこうと、置いてゆこうとするもまた、張り付く影の陰影が、私に不可を知らせているよう、やはりは叶わぬことを知る、其れを知るのも人で或るが故のこと、盛夏は赤く澄み渡り、夕陽を首に浴び [続きを読む]
  • 【自薦】オールウェイズ
  • 「オールウェイズ」ベロアのソファはあちらこちらに穴が開いてた、こぼれた灰は小さな部屋を漂って、カーテン越しの直線光で、踊りながら舞っていた、握った瞬間崩れてく、乾いた砂の果実みたいだ、指と指の間から、逃げるように消えてゆく、既製のタバコをほぐすたび、グランマ想うシャーリー・スー、紛争続くこの街で、そっと明かりを灯すみたいに、小さな店を守り続けた、彼女はタバコを吸わないけれど、集まる誰をも掬いあげて [続きを読む]
  • 【自薦】雨天炎天
  • 「雨天炎天」雨天炎天、横から殴る汚れ風、這う地に見る花、頭は垂れて、永久なる眠りにつこうかとさえ、崖の淵を歩みながらも、眺め見るは生まれ出ずる青き波間に、鳴らない風車が並んでた、意味問うほどの無意味はあらず、ならばまだ眠ったほうがいい、不埒な夢を見るならば、それはそれで生にあれ、架空の日々を描き見るなら、眠らぬ魂持つ者として、あるいは魂持つ物として、不確かなる虐殺にさえ興じてみれば、律する、それを [続きを読む]
  • 【インスタグラム】pray under the sun and moon.
  • 参る。拝む。 私たちの日常に残された美しい瞬間のひとつ。 想いを吐露し、大切な人とその人にとって大切な人たちの健やかなる心身のために、私たちは願う。 #参拝 #夏祓大祭 #神社 #神さまの社 #shrine #折り鶴 #願う #想う #瞬間 #moment #light #光 #lovehyogo A post shared by 田中ビリー (@machinegunbilly) on Jun 10, 2017 at 11:26pm PDT 船出の前は眠れないから手を合わせてただ目を閉じる。 きっと明日も良い日 [続きを読む]
  • 痩せっぽちのセス
  • 「痩せっぽちのセス」最後の一葉、苛立ち毟り、踵にそれを磨り潰す、重なり合う、磨り減り続ける靴の底が如くの私たちであることを、尖らせた唇で、吹いた口笛、痩せっぽちのセスは猫背で水の音を聴いていた、幽霊船が浮かんでた、夜の天より濃い水上に揺られてる、その下には深海魚たちが群れなして、沈むはずのズガイコツたち待つんだろう、治らないのは爪を噛む癖、首から垂れる真鍮製のカモメを模したペンダント、俯くセスの爪 [続きを読む]
  • 【インスタグラム】デイズ・フォー・リボルバー
  • カラスが啼くから帰ろう今日も。 #夕焼け #夕暮れ #黄昏 #サンセット #sunset #オレンジ #orange #黄金 #gold #二輪車 #自転車 #サイクル #cycle #light #光 #lovehyogo A post shared by 田中ビリー (@machinegunbilly) on May 31, 2017 at 1:47am PDT チラ見。 #猫 #黒猫 #ネコ #cat #blackcat #碧眼 #greeneyes #遭遇 #contact #駐車場 #parking #123 #area123 #チラ見 #見返り美人 #マディキャットブルース #lovehyogo [続きを読む]
  • 【自薦】お気に入りの名前はアンジー
  • 「お気に入りの名前はアンジー」名前をいくつか持ってる女の子、昼間に名乗るはだいたいアンジー、彼女の名前は記号みたいなもので、使い捨てはいくらでも、夜毎に拾ってきた言葉をもじる、暗示もかけて、どこかの誰かになりきれる、思いつかない、そんなときには名前をつけてもらったり、仕事は週に3日か4日、ボスが鳩を飛ばして教えてくれる、時間と場所だけ書いた愛想のない案内状、彼女を欲しがる相手もだいたい仮の名で、合 [続きを読む]
  • 【自薦】ジャム
  • 「ジャム」見上げる高みに交差する、火傷の痕は飛行機雲、雨が冷やせば其の傷は、なかったように消えるだろう、晴れには雨の日を想い、雨には晴れるときのこと、視界は霞まず澄んでいるのに映すべきが見つからない、羅針盤なら捨てちまったよ今はたぶん、深海にて北を射して静かに眠ってるんだろう、雨が終われば空が始まる、その先には広がる夜が、隙を見つけて窓の外、なりたかった足軽に、眩すぎる月光よ、足下だけを照らすわけ [続きを読む]
  • 【自薦】一握の砂
  • 「一握の砂」遠く岬を見据えれど、白濁した霧がかる、視界は既に常態化した不透明やら不鮮明やら、吹き荒ぶのは凍る水の棘の雨、風は示唆し導くだろうか、晴れることと降らせることは天に譲る以外にない、風が示唆し導くのなら、何故に返すか波飛沫、呼吸を続ける私たち、景色は背後へ流れ追いやる、荒む日のこと、尖る日のこと、嗚咽に悲鳴、傍にて褪せず、吐き出す他ない諦観よ、緩衝地帯の路傍では、倒れた銀の骨組みが、昨夜の [続きを読む]
  • 【自薦】アイソトープ
  • 「アイソトープ」鉛を溶かしたような空気が、頭からも足元からも、噴き出すように押し寄せる、なんだこの行き場のなさは、浮かれるたびに押し潰される、なにかひとつに手を触れた、すると忍び寄る影、またも引きずりこもうとする何か、祝祭やら狂騒やらは不要に過ぎず、平穏さえもろくに与えはしないと云う、誰もが幸福な夢を享受した、そんな季節は過ぎたらしい、向かい風と追い風が、同時に吹く真ん中で、焦燥ばかりを手にしてる [続きを読む]
  • 【インスタグラム】閉塞を続ける国の僕たちは
  • 影はたぶん、反転する時間にもなる。 #反転 #時間 #タイム #time #影 #shadow #自転車 #チャリンコ #bicycle #bike #cycle #タイヤ #tire #風景 #ランドスケープ #landscape #日常 #light #光 #lovehyogo #8 #eight A post shared by 田中ビリー (@machinegunbilly) on May 26, 2017 at 1:11am PDT 明日は晴れてくれるんだろう。 #海 #sea #青 #blue #水平線 #horizon #対岸 #shore #海岸 #shoreline #青の世界 #light #光 [続きを読む]
  • 最果てにて僕たちは
  • 「最果てにて僕たちは」最果てにて僕は問う、地の終わりで君が訊く、ここに咲いてる花の色は何色なのって、嬉しいことに色はないから君が好きに塗ればいいって、砂を掬ってこぼれてゆく粒々に、跳ねる光の滴を想う、灰色の風景は、どこまでだって続いてしまいそうって君が、美しいものを求めてしまう、それはほとんどないと気づいた、愛や恋など幼子が抱くまぼろしだって、いつしか僕らは知ってしまう、持たない者ほど焦がれちまう [続きを読む]