智 さん プロフィール

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智さん: 萬文習作帖
ハンドル名智 さん
ブログタイトル萬文習作帖
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/tomoei420
サイト紹介文山の青年医師の物語×陽昇続篇ミステリーほか純文学小説連載中+森や山の写真コラム+文学コラム
自由文ドラマ陽はまた昇る続篇「side story」警視庁山岳救助隊の法治ミステリー×オリジナル「Aesculapius」山の青年医師ほか純文学小説を連載中、森・山岳写真、SS小説・短篇読切・文学コラム・論文のコツ。同性愛もBLと違うリアルで描きます※文章・写真共に著作権放棄はしていません、ご利用は必ず事前連絡ください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供578回 / 365日(平均11.1回/週) - 参加 2011/09/05 18:23

智 さんのブログ記事

  • 第85話 春鎮 act.35 another,side story「陽はまた昇る」
  • But thy eternal summer shall not fade, あざやかな追憶に、harushizume―周太24歳3月下旬第85話 春鎮 act.35 another,side story「陽はまた昇る」ひいては寄せる、君の波。けれど今、隣は君じゃない。「おはよう美代さん…カイの散歩、きてくれたんだ?」笑いかけて隣、薔薇色の頬が笑ってくれる。あわい日焼すこやかな笑顔、白皙の君と違う。「菫さんが任せてくれたの、カイはちゃんとガイドできるから大丈夫よって。きっと [続きを読む]
  • 皐月二十六日、茶木― Recollection
  • 追憶にはまだ、5月26日の誕生花皐月二十六日、茶木― Recollection茶が香る、掌に、風に。「いい庭だな、あいかわらず、」茶の香、微笑んだ皺やわらかい。清涼くゆる湯気のむこう、なつかしさ笑いかけた。「庭いじりが朝の日課だよ…今も、」笑いかけて唇、茶の香が熱い。ほろ甘く苦く湯呑すする、そんな縁側に君が笑う。「あいかわらずだな、ほんとにさ?」あいかわらずは、君だ。「僕はあいかわらずだよ…このお茶もね、この庭 [続きを読む]
  • 写真訳詩:落陽の海×Jean Nicolas Arthur Rimbaud
  • 日が還る、写真訳詩:落陽の海×Jean Nicolas Arthur RimbaudElle est retrouvee.Quoi? - L'Eternite.C'est la mer alleeAvec le soleil.見つけたよ。何を?―永遠を。抱いて消してしまう海だ、あの太陽を。【引用詩文:Jean Nicolas Arthur Rimbaud「L'eternite'」抜粋自訳】 海景色ブログトーナメントにほんブログ村 blogramランキング参加中!  著作権法より無断利用転載ほか禁じます [続きを読む]
  • 皐月二十五日、柚子― Pure
  • 雨に光る、5月25日の誕生花皐月二十五日、柚子― Pure傘ノックする、雫の影。たたんっ、たたっ、たとっ、雨がたたく。敲かれる傘音きらきら光る、水玉ゆれて傘の端つたう。つらりきらり、水滴つたって雫おちる、ほろ苦くあまく青葉の匂い。「は…」深呼吸ひとつ、青葉が濃い。水まとう細やかな香、樹肌ふくよやかな渋む匂い、透る若葉ほろ苦い馥郁。どこか渋い涼やかな芳香が雨音にたたく、あくび一つ、朝の雨あわく鼓動をひたす [続きを読む]
  • 山岳点景:立夏春山―標高1,700皐月
  • 早春から夏まで、山岳点景:立夏春山―標高1,700皐月山躑躅ヤマツツジが咲きだした山、けれどまだ咲かない山藤ヤマフジも若葉は萌黄色。標高すこし上げると菫スミレ、まだ浅い春。花ひらいた東石楠花アズマシャクナゲは濃紅色、満開のころ紅色やわらかになって、初夏がきます。けれど今は富士桜フジザクラの万朶、陽ざしは夏のクセに風は涼やか、夜はかなり気温低下します。森の陽だまり、青い草地に白い三輪草サンリンソウ。陽に [続きを読む]
  • 深夜雑談:故郷味覚
  • ずっと普通に売ってるもんだと思っていて、でも言われてみれば東京でも横浜でもあまり見ない、酒の肴にもカナリ合う、それなのにダイニングバーにも居酒屋にもない、「ねえ、くろはんって静岡だけなんだって知ってた?」なんて従妹に言われて知った、5年前。今ココで知った方もいるんでしょうね、っていうか多分コンナ↓方のが大多数、っていうか何ソレくろはんって?おいしいんですけどね?くろはん、ちょっと焼くだけでおいしい [続きを読む]
  • 花木点景:光のいろ―唐種招霊
  • 陽ざしの花、花木点景:光のいろ―唐種招霊あまい甘い芳香、陽ざし、初夏に咲く唐種招霊カラタネオガタマ。バナナみたいな甘い果物っぽい香に惹きこまれます。厚ぼったい常緑、肉厚×小さい花、一見は地味な花木です。けれど太陽が透かすと黄金あわく輝く光の花びら。黄緑いろ輝く雌蕊、黄金の雄蕊、赤紫ふちどる光色の花。晩春らしい甘すぎる香に初夏が訪れます。第33回 ☆花って綺麗ですよね♪☆ブログトーナメント撮影地:森@ [続きを読む]
  • 第85話 春鎮 act.34 another,side story「陽はまた昇る」
  • But thy eternal summer shall not fade, それでも君を、harushizume―周太24歳3月下旬第85話 春鎮 act.34 another,side story「陽はまた昇る」朝の海、ただまぶしい。「…きれい、」声ひとり零れて、さくり、足もと砂が鳴る。踏みしめるレザーソールに砂きしむ、脱いだほうが楽かもしれない?潮の香まだ冷たい、それでも靴下ごと革靴ぬいで自由になる。「ん…冷たい、ね?」微笑んで足裏ひんやり、静謐の浜にとけてゆく。眠る [続きを読む]
  • 皐月二十一日、山藤― the fatal
  • 苦楽あらば、5月21日の誕生花皐月二十一日、山藤― the fatalあまい香、今年も咲いた。「見事だなあ、」紫あわい、瞳が染まる。見あげた視界を藤色そめる、山たなびく紫雲が咲く、もういくど見たろう?ずっと昔はるかな花の色、褪せなくて、けれど自分の髪は白い。「さて…、」花の天蓋、歩きだす。紫ゆれる木洩陽あわい午後、たぷり手桶の水光る。ゆらゆら水面に花うつろう、水鏡たずさえ初夏が香る。あまやかな淑やかな馥郁の山 [続きを読む]
  • 山岳点景:初夏の桜―標高1,700桜尾根
  • 立夏すぎ、山岳点景:初夏の桜―標高1,700桜尾根ようやく雪が消えた尾根、五月下旬は花見時。ここに咲くのは豆桜マメザクラ、富士山で多いため富士桜フジザクラとも。豆桜は山桜の一種、積雪低温にも耐える原種の桜。その群落ゆれる標高1,700メートルは5ヵ月間、雪に埋もれます。花も枝もかぼそく華奢、低い樹高。厳しい自然環境に合わせ変化した姿だと言われています。零下20度にも耐える桜、強靭な清楚まぶしいです。撮影地:山 [続きを読む]
  • 山岳点景:山神簪―Rhododendron 石楠花
  • 初夏の紅、山岳点景:山神簪―Rhododendron 石楠花東石楠花アズマシャクナゲ、紅色の蕾→花ひらくごと色淡くなる、晩春の山花です。標高1,700メートルの自生地、伸びやかな梢は2〜3メートル。厳冬期を超えた花は豪奢で逞しくて、そのくせ可憐です。撮影地:アズマシャクナゲ@山梨県2017.5他の植物も撮ったけど眠いのでまた朝に、笑にほんブログ村 blogramランキング参加中!  著作権法より無断利用転載ほか禁じます [続きを読む]
  • 山岳点景:立夏ゆく森
  • 夏来るらし、森2017.5山岳点景:立夏ゆく森午後から自由→ひさしぶりに歩いた森は夏の花。樹上に光る小花はエゴノキ、古くは萵苣チサと呼ばれた万葉歌の花です。野ばらも万葉集の夏花です、茨と書いて「うばら・うまら」と読んでいたんだとか。純白の一重が清楚な野性のバラ、温室育ちよりコッチのほうが好きです、笑薄紅あわいのは采配蘭サイハイラン、梅雨の前に咲く野性の蘭です。ちょっと特殊な性質なため栽培も移植も困難、ニ [続きを読む]
  • 深夜雑談:晩酌かたわら猫
  • あと5分で金曜日、今週も週末、そんな今夜ちょっと帰りが遅くなり、駅ビル地下にて惣菜でも買おっかなー眺めて、そしたら並んだデリカ3軒、左から順に繁盛行列ができていた。あ、右端だったらスグ買えるな?で、ひさしぶり焼売その他を買い、ついでに左隣の店でも総菜を買って←閉店前の割引していたお得感、あーこれで楽ちんできるなーうれしいなーと電車に乗って、ヤヤ混んでたけどまあいいかって程度で、あ、焼売けっこう匂う [続きを読む]
  • 第9章 Aither 天上の光 act.20−Aesculapius 杜嶺の医神
  • Do take a sober colouring from an eye 謹厳なる視線、雅樹28歳・光一13歳9月第9章 Aither 天上の光 act.20−Aesculapius 杜嶺の医神 手術室、レントゲン画像ずらり貼られる。「57歳男性、背後から発砲を受け右肩、ふりむきざま右膝。なんとか自力下山後に痛みが強まり歩行困難、全身状態は良好で循環障害は認められません、」落ち着いた説明の声、若い未熟はない。マスクのぞく眼も皺が淡い、その声に老医師が見つめる。「肩 [続きを読む]
  • 写真訳詩:森の時間×William Wordsworth
  • 光×雫、Green写真訳詩:森の時間×William WordsworthAre clad in one green hue, and lose themselves ‘Mid groves and copses.Once again I see 緑ひとつの色調を纏い、そしてひと時に消えて移ろいゆく木々と森の中深くから。今また見えるのは【引用詩文:William Wordsworth「Lines Compose a Few Miles above Tintern Abbey」抜粋自訳】撮影地:森@神奈川県  にほんブログ村 blogramランキング参加中!  著作権法より [続きを読む]
  • 皐月十六日、芍薬― Paeon
  • 有限なれば、今 5月16日の誕生花皐月十六日、芍薬― Paeon ふるさとの縁側、あなたがいない。「…伯父さん、」呼びかけても呼んでくれない、たった二日でもう違う。一昨日はここに並んで座った、その板敷にひとり腰おろす。「は…」ため息そっと青葉が香る。木洩陽また明るくなった、もう春が終わる。夏になれば蛍も飛ぶだろう、その泉が光の底から音くゆらす。ことと…っことっ、湧きいずる音、響く水。木洩陽ゆらせて水が鳴る [続きを読む]
  • 第85話 春鎮 act.33 another,side story「陽はまた昇る」
  • Nor shall Death brag thou wand'rest in his shade, 君の光陰にharushizume―周太24歳3月下旬第85話 春鎮 act.33 another,side story「陽はまた昇る」ほのかな風、雲が光りだす。もうじき月が照る、そんな夜に訊かれた。「俺の意見って周太、もしかして小嶌さんのこと?」息止まる、訊かれると。自分から口開こうとしたばかり、それなのに鼓動が絞まる。それだけ緊張している等身大ゆっくり肯いた。「うん…賢弥の意見を聴かせ [続きを読む]
  • 晩酌雑談:留守番猫と
  • 日曜だけど忙しかった今日、帰りに誘われて夕飯して、買い物ちょっと&近場ぐるっとドライブして、で、帰宅して悪戯坊主のおかえりーおかえりー受けとめて抱っこして幸せで、笑あーかわいい癒されるなあ、想いながら抱っこおろしたら、顔が毛だらけになってた・おそるべし換毛期。毛だらけだなあ、すごいなあ、アラタメテ認識しながら悪戯坊主にご褒美ゴハンあげて、荷物片付けて風呂すませて、晩酌に金目鯛の刺身をだしたら、「ナ [続きを読む]
  • 雨滴点景:五月雨の庭で
  • Green Monotone雨滴点景:五月雨の庭で雨の一日、山の予定とりやめ→のんびり庭雨撮影。カナリちいさい庭だけど、笑青楓つらなる雨、水滴ためる光、どの新緑もあざやか。角度と光線ちょっと変えると、うすぐらい雨曇り。水滴の反射で明るむ緑、光一滴、緑の五月雨に近い夏。季節の彩り 62ブログトーナメントだらーん・のち・外出の前に、笑撮影地:庭@神奈川県にほんブログ村 blogramランキング参加中!  著作権法より無断利用 [続きを読む]
  • 山岳点景:山の守神×天然記念物−ヤマネ
  • 春ゆるやかな森で、山梨県5月初旬山岳点景:山の守神×天然記念物−ヤマネ春まだ浅い森、落葉の蔭から目線くれるのは山鼠ヤマネ。てのひらサイズの小さな山の動物です。日本固有種のヤマネは国の天然記念物、その昔よりずっと・山に生きる人々から「山の守り神」と大切にされてきました。コンナ↑カンジに木の枝くるくる、枝伝いに移動します。本来は夜行性なんですけど、早朝の山で出会いました。ヤマネは枝伝いがキホンの樹上棲 [続きを読む]
  • 花木点景:残照切絵×朝陽切子
  • 太陽光WORKS花木点景:残照切絵×朝陽切子水木ミズキ、学名“Cornus controversa”早春に地中の水をよく吸いあげる。↓枝を切ると樹液が水のようあふれだすから、水木。そんな特性×名前どおり水源地の森でよく見るんですけど、葉の色も形もキレイでツイ撮ります。夕暮の影絵に切り絵、朝の木洩陽に切子細工、同じ木でも太陽光線×光の向きで変わる表情ツイ面白くて、笑インパクトある写真ブログトーナメント撮影地:森@神奈川県 [続きを読む]
  • 第85話 春鎮 act.32 another,side story「陽はまた昇る」
  • And every fair from fair sometime declines, 終焉と萌芽harushizume―周太24歳3月下旬第85話 春鎮 act.32 another,side story「陽はまた昇る」桜の夜、あまい風ほろ苦い。だって言葉が甘くない、でも現実だ。現実だから悩んでほら、心臓が軋む。「…選択肢がなくなる、」くりかえして唇、コーヒーが香る。街路灯やわらかな窓マグカップ熱い、啜りこんで苦い底しずかな花匂う。まだ冷たい三月の夜、ワンルームマンションの窓風 [続きを読む]
  • 山郷点景:和田峠接待、中山道難所
  • 遠方より来る、和田峠@中山道難所山郷点景:和田峠接待、中山道難所中山道難所、和田峠の「接待」は湧水の地。旅路にて給水は不可欠、その清流が今も残ります。茅葺小屋の裏は森、金色まぶしい西洋水仙に、近年も手入れされたと判ります。自生の菫スミレ、昔の旅人も和ませたろうなと。でもって「接待」って何か?は、現地立看板↓ご参照ください、笑明治3年まで続けられた名残りの建築物、今も小屋の中は炉があり、小屋裏には電 [続きを読む]
  • 第85話 春鎮 act.31 another,side story「陽はまた昇る」
  • By chance or nature's changing course untrimm'd; harushizume―周太24歳3月下旬第85話 春鎮 act.31 another,side story「陽はまた昇る」桜が白い、街路灯の夜。「おー、夜桜だなあ、」闊達な声が見あげる隣、あおぐ花どこか無機質に白い。蛍光灯にぶい白色の花、今はもう違和感くすむ。―奥多摩の桜を見たから…うちの庭で、月で、なつかしい生家の庭、もうどれくらい帰っていない?留守の庭すこし荒れたろうか、それでも花は [続きを読む]
  • 連休雑談:皐月の日焼
  • 待ちかねてたGW、天気もイイ日が多くて感謝で、笑ソンナコンナは雄滝@山梨県小菅村で沢歩き、なんで雄滝@小菅村だったかいうと歩きたかったから、ぷらす・好きなイタリアンの店があるからで、笑ひさしぶりにアレコレ食べて満足して、それから三頭山@奥多摩へ行ったら、片栗カタクリがまだ咲いていた。5月最初は八島湿原@長野県の浅い春、残雪から吹く風は下界と別世界だった。薄曇りあわい日照、風まだ冷たい早春×ソノクセ [続きを読む]