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Koriel
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ふじみ野市
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中央区
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2011/09/05

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  • 残暑御見舞申し上げます

    残暑御見舞申し上げます。Korielです。すっかり更新が止まってしまいましたが、生きております。7月は、あまりの暑さに完全に引き籠もっていましたが、8月は結構写真を撮っていました。が、ブログを書くモチベーションが浮上せず…。元々筆不精というか三日坊主というか、単に面倒くさがりなだけですが、良くここまで時々中断しつつもブログを続けてきたなと思います。散々更新をサボってきたのに、今更休止宣言とかチャンチャラおかしいのですが、引き続き更新サボります。そのうち気が向いたら、突然再開するかと思います。それまでは、インスタの方に写真を載せているので、よろしければそちらへ遊びにいらして下さい。というわけで、

  • ヒオドシチョウ 2022.5.30

    この日も、ミドリシジミの偵察と、駄目ならコムラサキのつもりで出掛けてみた。結果から書くと、ミドリシジミは坊主、コムラサキは消化不良でしたが、綺麗なコヒオドシに会えたので嬉しかったです。コムラサキは、テリ張りする姿などを見ることが出来ましたが、さすがに前回のようなサービス精神旺盛な個体には会えず…。白っぽいシジミチョウがいるなと思ったら、ウラギンシジミでした。これ以上は開いてくれませんでしたが、私はウラギンシジミとは相性が良くなくて、年間通してもそんなに会う機会がないので、嬉しかったですね。蝶の出が悪くなってきて、そろそろ引き上げ時かなと思っていると、蝶友さんからヒオドシチョウがいるよと教えて頂

  • コムラサキ 2022.5.28

    そろそろミドリシジミが出るだろうと、埼玉県中部のポイントを歩いてみた。私の予想発生日は「29日頃」だったので、フライング気味…まぁ空振っても第2目標で楽しめるだろうと、気楽なスタートでした。結果を書くと見事な空振り…なんですが、このポイントは新規開拓を狙っている場所で、昨年は2回坊主に終わっています。それなりに広いエリアのどの辺にミドリシジミがいるのか、今年こそは何とかしたいところです。で、第2目標は何かといえば、こちらです。はい、コムラサキですね。遠すぎて良く分からないですよね。コムラサキって意外と敏感で…その割には足元にとまったりしますけどね…マクロレンズで近付くのは少し難しいイメージです

  • クロホシタマムシ 2022.5.26

    クロホシタマムシという美麗甲虫のことを知ったのは、3年前のことでした。蝶友さんがブログに載せたそのタマムシは、あまりに美しく、魅力的だったので、是非見たい昆虫のリスト入りしたのですが…以来3年間全く会うことが出来ませんでした。ところが今年、複数の蝶友さんがクロホシタマムシの写真をインスタに投稿、これはチャンスが来たかと、埼玉県内のポイントに出かけてみることにしました。現地では、いつもお世話になっている蝶友さんがポイントを案内してくださり、期待出来る時間帯まではシラホシナガタマムシなどと遊びながら期待を膨らませていました。そしてお昼前、とうとう待ちに待った瞬間が!初めて目にするクロホシタマムシは

  • ウラゴマダラシジミ 2022.5.23

    埼玉県内のポイントに、ウラゴマダラシジミを見に行ってみました。発生から少し経っているので、オスは擦れ個体ばかりかもしれませんが、新鮮なメスがいるだろうと期待してのお出かけです。現地に着くと、それなりに姿を見かけます。やはり今年はゼフィルスが多めの気がします。やはり、オスは擦れが目立ちます。この蝶は裏が白ですし、食樹であるイボタノキの周りをメスを探して飛び回るので、すぐこうなってしまいます。ポイントの奥の方に入っていくと、高さ50cm程の下草の中で、白いものが動いています。近寄ってみると、ピカピカの羽化直個体が下草の中から這い出してくるところでした。いやもう、美しいの三文字以外に思い浮かびません

  • ムツバセイボウ 2022.5.20

    ニジゴミムシダマシ(ホンドニジゴミムシダマシ)を探している時、突然目の前に小さな蜂が飛んで来ました。パッと見黒っぽいのですが、良く見ると青緑色に見えました。セイボウ(青蜂)だ!いつ飛ぶか分からない、神出鬼没の蜂です。カメラを持ち替えている暇なんてありません。手に持っていたCX5で撮れたのが、これらのショットです。一眼に持ち替えていたら、1枚も撮れなかったと思います。横からも撮りたかったとか、ピンが甘いとか、不満はありますが、5年振りにまずまずまともな写真を撮ることが出来ました。それにしても、小さいけど…宝石のように美しいですね。オオセイボウ(大青蜂)も勿論とんでもなく美しいのですが、ある程度狙

  • アカシジミ 2022.5.17-20

    ニジゴミムシダマシばかり撮っていたわけではなく、アカシジミもちゃんと?撮ってましたので、紹介しようと思います。5月17日5月19日擦れた個体もいますが、まだまだ綺麗な個体も見つかりました。珍しく半開翅するアカシジミがいました。何か違和感があると思ったら、触角が根元付近からなくなっていました。5月20日そろそろウラナミアカシジミが出てくるだろうと思い、見に行ったのですが…姿なし。アカシジミは結構な個体数が見られ、一本のゴンズイ?に4頭のアカシジミが見つかったりします。今年はアカシジミが多い…というよりは、数年前の感じに戻ったのかな?上の画像から切り出したのが、下の画像です。ニコワンのJ5と、19

  • ニジゴミムシダマシ 2022.5.15

    家で観察していたアカシジミが羽化したのは今月12日、蝶友さんが14日に複数のアカシジミを確認したとのことだったので、埼玉県南部のゼフポイントに行ってみました。勤務明けで到着が遅かったのもあるかもしれませんが、太陽が全く顔を出さない中、見つけたのは高い所にいた1頭のみ。ならばと、第2目標の虹色に輝くゴミムシダマシ達を探してみました。いました、いました。ニジゴミムシダマシ(ホンドニジゴミムシダマシ)です。体長1cmにも満たない小粒ながら、虹色に輝く美しい姿は、「生きた宝石」の資格十分です。英語なら「Living Jewels」でしょうか。テントウムシ体系なのも、その可愛らしさを増していますね。秋ま

  • ゴミムシダマシ2種 2022.5.12

    羽化したアカシジミをリリースに行き、他のアカシジミを探すついでにクロナガタマムシやカミキリが見られる伐採木をチェックしてみました。天気が良くなかったせいか分かりませんが、クロナガタマムシなどの姿はなく、代わりにゴミムシダマシを2種見つけました。まずはこちら。体長1cm強の小さな甲虫です。虹色に輝く姿が美しいですね。問題は、同定なのですが…ネットで調べても良く分かりません。https://twitter.com/sagittaria251pg/status/1445121064720236546?t=GilSiNCLmIdc-OiinFSMaw&s=19ヒメナガニジゴミムシダマシフトナガニジゴミ

  • アカシジミ 2022.5.12

    昨日は朝まで仕事だったので、アカシジミの蛹はどんな状況だろうと思いながら、急いで帰宅しました。で、蛹を見てみると…はい!羽化しちゃってました!(笑)家に着く前は、こちらのサイトを拝見して、「羽化は翌朝になりそうだから、頑張って羽化の様子を観察しよう」と思っていたのですが、翅の部分が赤くなり始めてからが早過ぎました。肝心のアカシジミは、翅も無事伸びて、羽化に成功していたので良かったです。いつ生まれ育った森に帰そうかと思ったのですが、今日は終日雨の予報で明日は仕事だしと、何日もケースの中にいれておくのは可哀想だったので、昨日の午後リリースしてきました。昨年、ウラナミアカシジミをリリースする時にma

  • アカシジミ(蛹)2022.5.11

    アカシジミの蛹のその後です。翅の部分が少しずつ赤くなってきました。全体的に透明感のある緑色だったのが、少し白っぽくなっています。ピクリとも動きませんが、生きているのだなと実感します。生命の神秘というのか、そういうものを感じて、感動しますね。5月11日 05:49羽化は…明日…明後日の明け方かな…。5月11日 01:315月7日 12:47*****5月9日 05:245月8日 11:435月7日 12:12

  • アカシジミ(蛹)2022.5.7

    自宅から徒歩圏内に、毎年アカシジミやウラナミアカシジミを観察しに行くポイントがあるのですが、幼虫か蛹が観察できないものかと思い、出かけてみました。さすがに一匹も見つからないか…と諦めかけた頃、ゼフィルスの蛹を発見しました。昨年見たウラナミアカシジミの蛹とは少し形が違い、ひと回り小さい気がします。時期的にも、恐らくアカシジミでしょう。アカシジミには迷惑な話ですが、羽化まで観察しようと、家に連れて帰ってきました。5月8日 11:435月9日 05:24翅の部分が白くなって来ました。これから羽化が近付くと、赤くなってとても可愛いので、今から楽しみです。追記:私は標本に興味がないので、羽化後はまた元の

  • アオバセセリ 2022.5.3

    埼玉県内のアオバセセリのポイントを再訪しました。このポイントを教えて頂く前は、GWで人が多い裏高尾で、網を持った方達と睨み合いをしながら(ちょっと大袈裟ですが。)撮影していたことを思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。このポイントも、日によっては全く飛んで来ないこともあるそうですが、私は運が良いようで、この日も何頭かのアオバセセリが遊んでくれました。アオバセセリは直射日光が当たるか当たらないかで随分印象が変わる蝶で、青っぽく写ったり緑っぽく写ったりします。どちらも綺麗なのですが、個人的には、直射日光が当たって青光りする姿が一番好きです。この日は沢山撮らせてくれたのですが、まだまだ理想のショ

  • アオバセセリ 2022.4.30

    此所忙しかったり体調が芳しくなかったりで、通勤ルートから外れた場所へは撮影に行っていなかったのですが、アオバセセリや黒系アゲハの季節となって、少し足を延ばしてみました。アオバセセリのポイントに辿り着くには、バスを降りてから坂道を暫く登らなくてはならず、もともと持病の関係で山に登れなくなって長いのもありますが、今年は去年よりかなりキツく感じました。体調自体は戻りつつありますが、体力を付けなくてはと痛感しました。そんなこんなでポイントに着いたのは11時半頃、気温はあまり高くありませんが、お天気は快晴でした。ポイントに着くと、大きくて青っぽい、アオバセセリの姿が見えました。相変わらず落ち着きはないし

  • コツバメ 2022.3.24

    どんな人でも、一度は見てみたいと思うものがあるでしょう。私にも、もちろんあります。蝶でいえば、まだ見たことがない、美しい蝶たち。毎年目にはしているけど、こんなシーンが見たいというものも。そんな中のひとつが、コツバメとトラフシジミの交尾シーンです。どちらも、毎年撮影出来ていますが、交尾となると…。ひとつのポイントで、同時に目にしたことがあるのは最大で3頭、大抵は1頭か2頭しか見ることはないので、オスメス揃って交尾となると、なかなかチャンスはありませんでした。しかしこの日、夢がひとつ叶いました。主目的のトラフシジミは姿を見せず、コツバメがアセビやレンギョウにとまってモデルになってくれていました。ト

  • トラフシジミ 2022.3.21

    コツバメを見たので、次は普通ならミヤマセセリでしょうか。でも私の場合、全部の蝶を撮りたい人間ではないので、一番期待している蝶はトラフシジミでした。そんなトラフシジミが、今月20日に現れたと聞いて、翌21日に埼玉県内の公園に出かけてみました。一番可能性の高いポイントは最後にして、一応全部のトラフシジミのポイントを押さえていきます。ここのアセビ、あそこのヒサカキ、ユキヤナギはまだこれから、そしてあっちのアセビ…トラフシジミどころかコツバメの姿もないので、いよいよ本命ポイントに行ってみると、さすが祝日、結構沢山の蝶好きさん達がおられました。夏から冬にかけては殆ど見ない顔の方も、毎年春になるとここで再

  • コツバメ 2022.3.14

    昨日は、埼玉では気温24度を超える、暑いほどの一日となりました。天気予報の変化などもあったものの、あっさり予想を外したコツバメですが、とうとう姿を見せてくれました。1年振りの、春の妖精の姿です。可愛らしいコツバメの姿を見ると、春が来たんだなぁと実感します。この埼玉県中部の公園には、コツバメが出る主なポイントが3ヶ所あります。私は、昨年初日を外した経験から、一番可能性が高いだろうと思われるポイントに居たのですが、一番マークしていないポイントで「コツバメが出た!」とのお知らせを頂き、慌てて移動し撮影することが出来ました。下手すると、2年連続で同じ公園に居ながら初日を逃す可能性があった訳で、連絡を下

  • ヤマトシジミ 2022.3.3

    モンキチョウを何とか撮影出来たので、ヤマトシジミなどが発生しているという、埼玉県中部のポイントに行ってみました。ポイントに着くと、御馴染みのお二人が先着されていて、久し振りに一緒に蝶を追う楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。で、肝心のヤマトシジミですが。例によって、人に見つけて頂く他力本願撮りですが、無事今年初ヤマトシジミをゲット出来ました。オオイヌノフグリでの吸蜜は結構嬉しいシーンです。メスが2頭いたのですが、どちらも低温期型、いわゆる青メスでした。こちらは、青鱗粉の面積が広かった方の個体です。ここまで青鱗粉の面積が広いと、一瞬高温期型のオスに見えてしまいます。残念な

  • モンキチョウ 2022.2.28

    年末から持病の関係であまり体調が良くなく、新型コロナのこともあって、休日は引きこもり気味でしたが、季節が春めいてくるとじっとしていられず、蝶を探しに出かけました。埼玉県南部の河川敷に行ってみると、まず見かけたのは、越冬組のキタテハです。でか撮りですね。特に2枚目は、目一杯大きく撮っています。近年、macrophotoのタイトルを付けていながら、サンヨンをメインに楽をすることが多かったので、今年はお気に入りの150mmマクロに拘って撮っていこうと思っています。当然、蝶に逃げられるケースも増えるのですが、改めてマクロレンズの楽しさを紹介していければ、と思います。さて、本命のモンキチョウですが…。飛

  • あけましておめでとうございます

    あけましておめでとうございます。昨年も、新型コロナだなんだと落ち着きのないまま過ぎてしまいましたが、少しずつ日常が戻って来ているのかなと、そんな小さな希望の光が見えた気がする年明けになりました。今年もよろしくお願い致します。今年最初の1枚は何にしようと悩んだのですが、あのウラナミアカシジミにしてみました。羽化の瞬間は逃したものの、一度は見てみたいものだと思っていた蛹の可愛らしさや、羽化直後の柔らかな翅が伸びていく様子を堪能出来、素晴らしい体験でした。この写真は、羽化翌日、彼が生まれ育った森に帰しに行った時のショットです。すぐに飛んで行ってしまうと思っていましたが、maximiechanさんのア

  • あけましておめでとうございます

    あけましておめでとうございます。昨年も、新型コロナだなんだと落ち着きのないまま過ぎてしまいましたが、少しずつ日常が戻って来ているのかなと、そんな小さな希望の光が見えた気がする年明けになりました。今年もよろしくお願い致します。今年最初の1枚は何にしようと悩んだのですが、あのウラナミアカシジミにしてみました。羽化の瞬間は逃したものの、一度は見てみたいものだと思っていた蛹の可愛らしさや、羽化直後の柔らかな翅が伸びていく様子を堪能出来、素晴らしい体験でした。最後に、昨年の正月にも一部を引用しましたが、今年がみんなで笑い会える良い年になることを願って、浜崎あゆみさんのSEASONSの歌詞からサビの部分を

  • 埼玉の越冬蝶 2021.11.28

    相変わらずのノンビリ更新で、今年撮った写真のアップが年内に終わらなそうです…。この日も埼玉県内の越冬蝶ポイントを訪問しました。自宅近くでも新規開拓したいと、望みがありそうな辺りを歩いてみたりするのですが、なかなか見つかるものではありませんね。まずはムラサキツバメの別嬪さんです。見て下さい。殆ど傷ひとつありません。こんなに綺麗な個体を見ると、ついつい大写しにしてしまいます。紫色がまた良い色ですね。素晴らしいです。メスの紫がとても綺麗です。11月も終わりというこの時期に、こんなに美しい姿を見せてくれるムラサキツバメは、本当に有り難い存在だなと思います。オスも撮りましたが、あの紫は見つけられず…。今

  • 埼玉の越冬蝶 2021.11.28

    相変わらずのノンビリ更新で、今年撮った写真のアップが年内に終わらなそうです…。この日も埼玉県内の越冬蝶ポイントを訪問しました。自宅近くでも新規開拓したいと、望みがありそうな辺りを歩いてみたりするのですが、なかなか見つかるものではありませんね。まずはムラサキツバメの別嬪さんです。見て下さい。殆ど傷ひとつありません。こんなに綺麗な個体を見ると、ついつい大写しにしてしまいます。紫色がまた良い色ですね。素晴らしいです。メスの紫がとても綺麗です。11月も終わりというこの時期に、こんなに美しい姿を見せてくれるムラサキツバメは、本当に有り難い存在だなと思います。オスも撮りましたが、あの紫は見つけられず…。複

  • 埼玉の越冬蝶 2021.11.28

    相変わらずのノンビリ更新で、今年撮った写真のアップが年内に終わらなそうです…。この日も埼玉県内の越冬蝶ポイントを訪問しました。自宅近くでも新規開拓したいと、望みがありそうな辺りを歩いてみたりするのですが、なかなか見つかるものではありませんね。まずはムラサキツバメの別嬪さんです。見て下さい。殆ど傷ひとつありません。こんなに綺麗な個体を見ると、ついつい大写しにしてしまいます。紫色がまた良い色ですね。素晴らしいです。メスの紫がとても綺麗です。11月も終わりというこの時期に、こんなに美しい姿を見せてくれるムラサキツバメは、本当に有り難い存在だなと思います。オスも撮りましたが、あの紫は見つけられず…。複

  • 埼玉の越冬蝶 2021.11.26

    前日の新宿御苑に続いて、この日は埼玉県内の越冬蝶ポイントを再訪しました。今度はカレーうどんに惑わされることなく、午前中に到着、ムラサキ兄弟もまずまずの出で、いつもホスト役をして下さる里山便りさんはじめ、御一緒した皆さんと撮影を楽しみました。まずは、ムラサキツバメのメスから紹介します。ミドリシジミ程極端ではありませんが、光の当たる方向や蝶の向きで色が青っぽくなったり、濃くなったり薄くなったりする気がします。もっとも、個体差もあるんでしょうね。傷のない綺麗な個体で綺麗な紫色を写し取りたい、そう思いますが、標本を撮るわけではないので、なかなか思うようにはいきません。多少の傷はあったりするものの、どの

  • 埼玉の越冬蝶 2021.11.26

    前日の新宿御苑に続いて、この日は埼玉県内の越冬蝶ポイントを再訪しました。今度はカレーうどんに惑わされることなく、午前中に到着、ムラサキ兄弟もまずまずの出で、いつもホスト役をして下さる里山便りさんはじめ、御一緒した皆さんと撮影を楽しみました。まずは、ムラサキツバメのメスから紹介します。ミドリシジミ程極端ではありませんが、光の当たる方向や蝶の向きで色が青っぽくなったり、濃くなったり薄くなったりする気がします。もっとも、個体差もあるんでしょうね。傷のない綺麗な個体で綺麗な紫色を写し取りたい、そう思いますが、標本を撮るわけではないので、なかなか思うようにはいきません。多少の傷はあったりするものの、どの

  • クロマダラソテツシジミ 2021.11.25

    この日、新宿御苑を訪れた第一目的は、越冬中のムラサキ兄弟でした。そして第二の目標が、クロマダラソテツシジミです。昨年、神奈川や東京でクロマダラソテツシジミ祭りが盛り上がっていましたが、埼玉県外自粛中だった私は参加出来ず。今年11月に自粛解除したので、やっと初対面が叶いました。新宿御苑にクロマダラソテツシジミがいることは知っていましたが、園内のどこにいるのかは分かりません。とりあえず蘇鉄を見つけたので、周囲を探しているとこの個体を見つけました。斑紋は流れているし、何となく雰囲気が違う気もしますが、Twitterで聞いてみると、どうやら低温期型のようです。周りを見回すと、ピンクの派手な花で吸蜜して

  • クロマダラソテツシジミ 2021.11.25

    この日、新宿御苑を訪れた第一目的は、越冬中のムラサキ兄弟でした。そして第二の目標が、クロマダラソテツシジミです。昨年、神奈川や東京でクロマダラソテツシジミ祭りが盛り上がっていましたが、埼玉県外自粛中だった私は参加出来ず。今年11月に自粛解除したので、やっと初対面が叶いました。新宿御苑にクロマダラソテツシジミがいることは知っていましたが、園内のどこにいるのかは分かりません。とりあえず蘇鉄を見つけたので、周囲を探しているとこの個体を見つけました。斑紋は流れているし、何となく雰囲気が違う気もしますが、Twitterで聞いてみると、どうやら低温期型のようです。周りを見回すと、ピンクの派手な花で吸蜜して

  • 新宿御苑のムラサキツバメ 2021.11.25

    私が初めて越冬中のムラサキツバメを見たのは…というより、ムラサキツバメ自体初めて目にしたのは、2019年の1月…場所は新宿御苑でした。初めて見たムラサキツバメの紫色の輝きは、それはそれは美しくて、冬に見られるということですっかりお気に入りの蝶になりました。というわけで、思い出の地である新宿御苑に行って来ました。実は、2日前の23日にも訪問したのですが、雲が多めだったせいで動いている蝶は1頭を目撃したのみで写真も撮れず…ただ、ムラサキツバメの塒を見つけたのは大きな成果でした。この日は祝日ということで、紅葉目当ての人出がとても多かったですね。蝶が出て来なかったので、紅葉も少し撮ってみましたが、イマ

  • 新宿御苑のムラサキツバメ 2021.11.25

    私が初めて越冬中のムラサキツバメを見たのは…というより、ムラサキツバメ自体初めて目にしたのは、2019年の1月…場所は新宿御苑でした。初めて見たムラサキツバメの紫色の輝きは、それはそれは美しくて、冬に見られるということですっかりお気に入りの蝶になりました。というわけで、思い出の地である新宿御苑に行って来ました。実は、2日前の23日にも訪問したのですが、雲が多めだったせいで動いている蝶は1頭を目撃したのみで写真も撮れず…ただ、ムラサキツバメの塒を見つけたのは大きな成果でした。この日は祝日ということで、紅葉目当ての人出がとても多かったですね。蝶が出て来なかったので、紅葉も少し撮ってみましたが、イマ

  • 越冬中のムラサキ兄弟 2021.11.17

    マイフィールドのヤマトシジミ達はまだまだ元気ですが、この時期になってくると気になるのが、越冬する通称ムラサキ兄弟…つまりムラサキツバメとムラサキシジミです。ムラサキシジミはそれなりに会う機会の多い蝶ですが、ムラサキツバメは越冬中の個体にしか会ったことがありません。富士山が冠雪し、北海道から初雪の便りが聞こえてくる季節になると、あの美しい紫色の輝きが見たくなってきます。ということで、今年も埼玉県内のポイントにお邪魔してきました。ムラサキツバメのメスです。ムラサキツバメは、オスが地味でメスが美しい。でも、オスも光の当たり具合などで渋い紫色を見せることがあって、毎年そんな姿を撮りたいと思うのですが、

  • 越冬中のムラサキ兄弟 2021.11.17

    マイフィールドのヤマトシジミ達はまだまだ元気ですが、この時期になってくると気になるのが、越冬する通称ムラサキ兄弟…つまりムラサキツバメとムラサキシジミです。ムラサキシジミはそれなりに会う機会の多い蝶ですが、ムラサキツバメは越冬中の個体にしか会ったことがありません。富士山が冠雪し、北海道から初雪の頼りが聞こえてくる季節になると、あの美しい紫色の輝きが見たくなってきます。ムラサキツバメのメスです。ムラサキツバメは、オスが地味でメスが美しい。でも、オスも光の当たり具合などで渋い紫色を見せることがあって、毎年そんな姿を撮りたいと思うのですが、なかなかチャンスがありません。この日は、私がポイントに着く前

  • アサギマダラ 2021.10.24

    夏眠を貪り、その勢いでブログもサボりにサボっていたのですが、とうとう安否確認が来始めたので…頑張って更新を再開しようと思います。どこから再開するか少し悩みましたが、久し振りに沢山撮ったアサギマダラにします。久し振りに、と書きましたが、実はアサギマダラを主目的に撮影に出たのは初めてで、喜界島で沢山のアサギマダラに会った以外は、大した回数撮ってないんです。で、問題はどこに行くかですが、有名ポイントらしい秩父の某道の駅に行ってみたのですが、アサギマダラが1頭もいない…。もう全部西に飛んで行ってしまったのか?と思いながらぼーっと待っていると、地元の方らしいご夫婦が、「先週別の場所に20匹以上いた。」と

  • 2021.10.24 アサギマダラ

    夏眠を貪り、その勢いでブログもサボりにサボっていたのですが、とうとう安否確認が来始めたので…頑張って更新を再開しようと思います。どこから再開するか少し悩みましたが、久し振りに沢山撮ったアサギマダラにします。久し振りに、と書きましたが、実はアサギマダラを主目的に撮影に出たのは初めてで、喜界島で沢山のアサギマダラに会った以外は、大した回数撮ってないんです。で、問題はどこに行くかですが、有名ポイントらしい秩父の某道の駅に行ってみたのですが、アサギマダラが1頭もいない…。もう全部西に飛んで行ってしまったのか?と思いながらぼーっと待っていると、地元の方らしいご夫婦が、「先週別の場所に20匹以上いた。」と

  • オオセイボウ 2021.7.21

    日付が前後しますが、埼玉県内の公園で撮影したオオセイボウの写真を紹介します。前回同様黄色い花が咲く背丈の高い植物(名前が分かりません。)に良く来ていましたが、姿を見せるのが東側の花が多く、勤務明けで現地に行くとすぐ逆光気味になるのが辛いところ。そんな中撮れたショットがこちら。前ボケも後ボケもなかなか良いなぁとお気に入りのショットになりました。前回も思いましたが、黄色と青の組み合わせは反対色になるのかな。青いオオセイボウの美しさを引き立ててくれている気がしますね。黄色と青といえば、何と言ってもゴッホ、あとはフェルメールのイメージでしょうか。こちらはピンボケですが、参考画像として置いておきます。オ

  • オオセイボウ 2021.7.21

    日付が前後しますが、埼玉県内の公園で撮影したオオセイボウの写真を紹介します。前回同様黄色い花が咲く背丈の高い植物(名前が分かりません。)に良く来ていましたが、姿を見せるのが東側の花が多く、勤務明けで現地に行くとすぐ逆光気味になるのが辛いところ。そんな中撮れたショットがこちら。前ボケも後ボケもなかなか良いなぁとお気に入りのショットになりました。前回も思いましたが、黄色と青の組み合わせは反対色になるのかな。青いオオセイボウの美しさを引き立ててくれている気がしますね。黄色と青といえば、何と言ってもゴッホ、あとはフェルメールのイメージでしょうか。こちらはピンボケですが、参考画像として置いておきます。オ

  • ぶら下がりヤンマ初体験 2021.7.25

    先日マルタンヤンマを見てみたいと書いたら、蝶友のmaximiechanさんから色々アドバイスを頂き、もう暑いなんて言ってる場合じゃないと出掛けることにしました。そしたらmaximiechanさんも現地に来て下さり、一緒に探索しながらポイントの特徴などを詳しく教えて頂きました。持つべきものは友だなと、本当に有り難かったです。そして、記念すべき第一発見ぶら下がりヤンマはこちら。カトリヤンマ!といっても私に同定出来る筈もなく、教えて頂いたのですが。腰の括れが目立つヤンマでした。その後、ナゴヤサナエという希少なトンボを探しに連れて行って頂いた。こちらはぶら下がりではなく、日光がもろに照り付ける空間に居

  • ぶら下がりヤンマ初体験 2021.7.25

    先日マルタンヤンマを見てみたいと書いたら、蝶友のmaximiechanさんから色々アドバイスを頂き、もう暑いなんて言ってる場合じゃないと出掛けることにしました。そしたらmaximiechanさんも現地に来て下さり、一緒に探索しながらポイントの特徴などを詳しく教えて頂きました。持つべきものは友だなと、本当に有り難かったです。そして、記念すべき第一発見ぶら下がりヤンマはこちら。カトリヤンマ!といっても私に同定出来る筈もなく、教えて頂いたのですが。腰の括れが目立つヤンマでした。その後、ナゴヤサナエという希少なトンボを探しに連れて行って頂いた。こちらはぶら下がりではなく、日光がもろに照り付ける空間に居

  • オオセイボウ 2021.7.15

    梅雨空の合間を見て撮影に出てはいるのですが、成果が芳しくありません。オオセイボウには振られ、ヤマトタマムシには振られ、去年から探しているクロホシタマムシにも振られ、蒸し暑い中モチベーション下がりまくりです。特にヤマトタマムシは予想外の苦戦で、姿を見た人はいるのですが、私は全く目にしていません。知り合いの方もタマムシに会えないと嘆いていたので、今年は不作なのかもしれません。ルリボシカミキリは沢山いるんですけどね…。そんな中、昨日はオオセイボウを探しに行きました。位置取りが悪かったのか最初はなかなか会えなかったのですが、近くで連写してる方がいたので一緒に撮らせて貰いました。最初に出しておきます。昨

  • オオセイボウ 2021.7.15

    梅雨空の合間を見て撮影に出てはいるのですが、成果が芳しくありません。オオセイボウには振られ、ヤマトタマムシには振られ、去年から探しているクロホシタマムシにも振られ、蒸し暑い中モチベーション下がりまくりです。特にヤマトタマムシは予想外の苦戦で、姿を見た人はいるのですが、私は全く目にしていません。知り合いの方もタマムシに会えないと嘆いていたので、今年は不作なのかもしれません。ルリボシカミキリは沢山いるんですけどね…。そんな中、昨日はオオセイボウを探しに行きました。位置取りが悪かったのか最初はなかなか会えなかったのですが、近くで連写してる方がいたので一緒に撮らせて貰いました。最初に出しておきます。昨

  • オオセイボウ 2021.6.20

  • ルリボシカミキリ 2021.6.17

    オオムラサキを撮影した日、同じ公園内で3〜4頭のルリボシカミキリを観察出来た。クロホシタマムシは勿論、ヤマトタマムシにも全く会えていないが、ルリボシカミキリは今年も個体数が多そうで嬉しい。何の木か分かりませんが、産卵するルリボシカミキリです。この個体はこの後近くの葉の上に移動して、グルグル回ったりちょっと翅を開いてみたりと落ち着きがなく、すぐ飛ぶだろうと3Dトラッキングでの追尾を試すつもりでずっとカメラを構えていたのですが、結局飛ばず…。疲れました…。その時すぐ横で見付けたのがこちら。大きめなのでメスでしょうか。あまり傷のない、綺麗な個体でした。ルリボシカミキリは普通の甲虫と違って短い毛に覆わ

  • オオムラサキ 2021.6.17

    今年もオオムラサキの季節がやって来ました。いつの間にか姫女苑が春紫苑に取って代わり。関東の平地性ゼフィルスも終盤に。ルリボシカミキリが美しい色を見せ付けて。関東も梅雨入りが発表されて、もう初夏ですね。そしていつもの埼玉県中部の公園では、オオムラサキの羽化が始まっていました。1年振りに見るオオムラサキは、本当に大きくて美しいです。オオムラサキのオスが纏う青紫の輝きは、ミドリシジミやモルフォ蝶などと同じ構造色です。堂々たる体格と優れた飛翔能力、そして美しい青紫は、日本の国蝶としての貫禄十分ですね。聖徳太子によって制定された冠位十二階では紫が最上位の色と定められた一方で、天皇を象徴する色は白であり、

  • ルリボシカミキリ 2021.6.13

    6月も中旬となると、関東では平地性ゼフィルスも終盤、ボチボチ羽化が始まるオオムラサキや、タマムシなどの美麗甲虫が気になり始めます。この日は以下の目的で埼玉県中部のいつもの公園へ。・オオムラサキの状況偵察・タマムシの捜索・出来ればオオミドリシジミオオムラサキは、そろそろ羽化しそうとのことでした。(翌6月14日に第1号が羽化しました。)オオミドリシジミは全く見ることすら出来ず、タマムシの仲間もまだのようでしたが、嬉しい出会いがありました。日本固有種、そして随一の美麗種、ルリボシカミキリです。こちらは偶然撮れた惜しいショットです。尻切れならぬ触覚切れですが、バンザイ飛翔が可愛いので載せておきます。特

  • オオミドリシジミ 2021.6.10

    昨日、勤務明けでしたが、オオムラサキの状況偵察と、ヤマトタマムシやクロホシタマムシなどの甲虫類目当てでいつもの埼玉県中部の公園に行きました。例によって、現地に着いたのはお昼前。タマムシは、クロナガタマムシやシラホシナガタマムシを見かけた程度で、まともな撮影は出来ず。念の為ミドリシジミの様子も見に行くかと歩き始めてすぐ、地面から金緑色が煌きました。直ぐ側の下草にとまったその姿、裏が白っぽい!オオミドリシジミだ!!!が、小さな甲虫用セッティングのカメラを操作している内に飛んでしまいました…。でも、吸水なら戻って来る可能性も高いと、周りを見渡すこと数分…。金緑色をキラキラ✨させながらオ

  • コムラサキ 2021.6.1

    今年は何とかミドリシジミの開翅が撮れたので、この日はミドリシジミのメスとコムラサキに期待して埼玉県南部のポイントに出掛けました。が、勤務明けで遅かったせいかミドリシジミは全くの期待外れ。代わりに出迎えてくれたのはこの子です。なかなか綺麗そうなコムラサキが吸水していました。が、開翅した様子を見て嬉しさ半分、悲しさ半分…。綺麗な紫!でもかなり翅が傷んでいます…。反対側に回れば傷みが目立たないと思い、脅かさないように反対側へ。ダメです…。全く色が出ません…。やはりこの角度です。これがコムラサキの難しいところですね。そのうち向きも変わるかなと暫く見守っていましたが、同じ場所で熱心に吸水していたので、諦

  • ニホンカワトンボ 2021.5.30

    この日は、オオムラサキの状況を偵察がてら、ミドリシジミやタマムシの仲間、そしてルリボシカミキリなんかを目当てに埼玉県中部のいつもの公園に行ってみました。オオムラサキは、幼虫や前蛹の姿を観察出来ました。今月中旬に、また美しいオスの羽化の様子を見たいものですね。その他特に蝶は成果なしだったのですが、アカシジミとジャコウアゲハ♀の吸蜜を見られたので紹介しておきます。ちょっと遠かったのですが、雰囲気重視であまり大きくはトリミングしていません。逆光で透けるオレンジが綺麗ですね。小川で見つけたのはこちら。トンボは全く詳しくないので自信なしですが、ニホンカワトンボでしょうか。メタリックグリーン

  • ミドリシジミ 2021.5.28

    さて、発生は確認出来たミドリシジミですが、そうなれば翅表の煌めきを見たいですよね。この日は休日だったので、朝4時に起きて…のはずでしたが、1時間寝坊しました。現地に着いたのは6時半頃、普通ならチャンスタイムはあと30分くらいですが、この日は薄曇りだったので遅い時間でも大丈夫と思っていました。ところが、ミドリシジミが全く見つかりません。どうやら、前日前夜の雨で下草がビッショリ濡れているような朝は、あまり降りてこないらしいです。8時半を過ぎてこりゃーだめかと思いましたが、雲は少しずつ薄くなって日差しが強くなっていたので、最後に一番日当たりの良い場所を見てみることにしました。イターーーーー!最後にこ

  • ミズイロオナガシジミ 2021.5.26

    ミドリシジミはたった1匹に会えただけですが(勿論坊主に比べれば大違いですが。)、ミズイロオナガシジミは3頭を見ることが出来ました。早速写真を出してしまいます。1枚目と2枚目は同じ個体なのですが、こうして並べてみると個体ごとの個性が色々ですね。後翅の黒条が太かったり細かったり点線だったり、橙斑も大小様々です。異常型とまでは行きませんが、この個体ごとの個性を見比べると面白そうです。ところで、このポイントだけかどうか分かりませんが、今年のミズイロオナガシジミは小さい気がします。まだ大した数を見ていないので何とも言えませんが、個人的に気になります。機材:NIKON D500AF-S NIKKOR 30

  • ミドリシジミ 2021.5.26

    前日の25日、さすがに早いかなと思いつつも、坊主覚悟で埼玉県南部のミドリシジミのポイントに出掛けました。結果は坊主だったのですが、居合わせた採集者が「隣のポイントに1頭だけ居た。」と言っていたので、埼玉県のミドリシジミは25日発生ですかね。18日にこれを作ってみて、24日か25日には出て来るかもしれないと思っていましたが、やっぱり出たかという感じです。早いですね。まぁ、自分が見つけない事には話が始まりませんので、昨日は別のポイントに行ってみました。はい、見付けました。これ1頭だけですが。しかも、下草にいたのに気付かず飛ばしてしまうという失態…。高さはありましたが、すぐ近くにとまってくれて良かっ

  • ウラゴマダラシジミ 2021.5.24

    ウラゴマダラシジミのメスを撮っていないので、もう擦れた個体しかいないのだろうなと思いつつも、15日と同じポイントに出かけた。着いてみると、前回ウラゴマダラシジミを撮影した辺りのイボタノキは花もほぼ終わりで、ウラゴマダラシジミの姿もなし。ハンノキの周りを飛ぶゼフの姿が目に入ったので「もしや?!」と身構えたが、ミドリシジミにしては白っぽい。ウラゴマダラシジミでしょう。半分諦め気味で公園内を歩くと、前回足を踏み入れていない奥の方にイボタノキが沢山あって、まだ多くの花が咲いていました。1頭のウラゴマダラシジミが飛んで来て、イボタノキの葉の陰に潜り込んで行く。何をしているのかと思ったら、どうやら産卵のよ

  • ウラナミアカシジミ 2021.5.17

    例によって前後しますが、先日羽化した保護ウラナミアカシジミを、生まれ育った林に戻した時の写真を紹介します。この日の前日、つまりウラナミアカシジミが羽化した日は出勤だったので、羽化したばかりのウラナミアカシジミが暴れまわって翅を傷めないよう黒い布をかけて家を出たのですが、翌朝家に帰るまで「元気にしてるだろうか、ケースの中で飛び回って翅がボロボロになってないだろうか。」と不安で不安で…。帰宅してみると、元気元気😅翅も傷んだ様子はなくホッとしました。ケースをコンビニ袋に入れて、このウラナミアカシジミが生まれ育った林に向かって歩いていると、maximiechanさんとお会いしました。ウ

  • ウラゴマダラシジミ 2021.5.15

    若干前後しますが、平地性ゼフィルスの1種、ウラゴマダラシジミです。埼玉県内でウラゴマダラシジミが発生したと言う情報を頂いたので、どこに行くか悩んだ結果埼玉県中部の初めて行く公園を訪れてみました。ここはネットでウラゴマダラシジミがいるという情報があって、以前から目を付けてはいたのですが、やはり行き慣れたポイントの方が安心なんですよね。都内のポイントは、県外遠征自粛継続のため行けず、埼玉県北部のポイントは未発生の可能性があったので、ここを選んでみました。結果は2頭のウラゴマダラシジミを撮影出来ました。1頭は既に擦れた個体だったのでオミットしますが、こちらの個体は純白のドレスを纏ったような美しさでし

  • ウラナミアカシジミ 2021.5.16

    今月9日に伐採されてしまったコナラから救出出来た、たった1匹のウラナミアカシジミの蛹…。その変化の様子から、いよいよ今朝羽化かと午前1時から待ち構えていました。が…なかなか羽化せず、午前6時を過ぎて出勤の準備をしながら様子を見ると…。あああ〜〜っ!既に蛹から出ていました😅まぁその瞬間は見逃しましたが、自分が伐採木から救出して来た蛹が無事に羽化したんです。ウラナミアカシジミの貴重な羽化直シーンは見られましたし、本当に嬉しいです。その後、翅も無事に伸びてめでたしめでたし。でも、すぐには動かせませんし、私は出勤なので、小皿にキッチンペーパーを敷いてポカリを注ぎ、ケース内で暴れまわらな

  • クロナガタマムシ 2021.5.9

    私がクロナガタマムシに出会ってから、丁度3年になる。ウラナミアカシジミを探している時に見つけたその虫は、美しかった。鮮やかなメタリックブルーを煌めかせながら飛んで来て、目の前の木の葉にとまったその姿を見て、頭の中に?マークが浮かんだ。地味じゃないか…。調べてみると、クロナガタマムシと呼ばれるその虫は、普段鞘翅に隠れている腹部背面が美しいメタリックブルーらしい。以来、いつかこの虫の開翅写真を撮るのが夢のひとつになった。が…出会う事すらないまま3年が過ぎた…。そして今年、同じゼフィルスのポイントであるエリアを歩いていると、伐採木でクロナガタマムシを発見!歩き回ったと思うとあっという間に飛び立って姿

  • アカシジミ 2021.5.10

    この日は朝9時頃にポイントに入りました。前日に比べて明らかに個体数が増えており、結局8頭前後のアカシジミを見つけることが出来ました。頑張って探しても2〜3頭だった昨年に比べると、楽しい時間を過ごすことが出来ました。新鮮なアカシジミのオレンジは、緑の背景に映えて本当に鮮やかで美しいですね。前日同様風がやや強く、風のせいか珍しいシーンを見ることが出来ました。少しだけ翅を開いており、前翅表側の模様が覗いていました。風に揺られる中の少し甘いショットですが、折角なので紹介しておきます。大人しい個体を指に乗せようとしてみたところ、自分から登って来てくれました。いや〜、もう手乗りアカシジミ可愛過ぎます。癒や

  • 【速報】アカシジミ 2021.5.9

    とうとう埼玉県でもゼフィルスのシーズンが始まりました。埼玉県南部のゼフィルスのポイントでアカシジミ2頭を確認しました。速報としてカメラ内現像したショットを現地から紹介します。機材:NIKON D500AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRSIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM

  • 黒系アゲハ祭り 2021.5.2

    黒系アゲハというと、どれとどれが入るんだろう。ミヤマカラスアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハ、オナガアゲハにナガサキアゲハ、そしてモンキアゲハくらいだろうか。ジャコウアゲハも黒っぽいけど、黒系アゲハには入れない人が多い気がします。同じくアオスジアゲハも仲間外れかな。4月30日と同じポイントとその近くで、上に挙げたアゲハチョウのうち5種を撮影出来たので紹介します。まずは、黒系というのだからクロアゲハから。クロアゲハといっても真っ黒なだけではなくて、前翅には銀色の鱗粉が散りばめられていて、後翅はビロードのような質感です。派手さはないけど、シックでお洒落な雰囲気の蝶だと思います。個人的には、短くて丸い

  • カラスアゲハ 2021.4.30

    4月最後の撮影はまずアオバセセリ、次に黒系アゲハの優先順位で行くことにして出かけました。勤務明けなので、現地到着はどうしてもお昼前後になってしまいます。アオバセセリのポイントに向けて歩いていると、Photobikersさんが登場して、「1匹もいない」からと黒系アゲハの吸水ポイントをお勧めされました。そういうポイントがあるのは知っていましたが、歩いて行くには遠そうと思いパスしていたのですよね。で、聞くとそこまでの距離じゃないので行ってみました。ジャジャーン!カラスアゲハ!いやもう傷ひとつない完品です。美しいですね…。このとき既に日が陰っていたので、あの溜め息が出るような煌めきはありませんが、この

  • 僕等の街の小さな楽園 2021.4.28

    私が住んでいる埼玉県の街には、小さな公園があります。私の自宅から徒歩5分もかからない、どこにでもありそうなその小さな公園には、意外と多くの虫達が住んでいます。おそらく周辺に住む住民の多くがその存在に気付いていない、この住宅街の小さな楽園に住んでいる、あるいは食事をしたり翅を休めたりしに来る蝶たちを中心に紹介していきたいと思います。という訳で、トップバッターはナミアゲハです。これまでこの公園で見かけたアゲハチョウ科の蝶は、ナミアゲハ、キアゲハそしてアオスジアゲハです。なかなかとまってくれず、小さい公園故にあっという間に外に飛び出して行ってしまうことが多く、普段はんかなか写真に撮れないのですが、こ

  • アオバセセリ 2021.4.25

    ご無沙汰しております、Korielです。すっかりサボリ癖が再発していますが、写真は撮っているんです。で、昨日。埼玉県内のポイントに、アオバセセリが1頭だけ現れまして。これは皆様に報告しなくてはと思ったので、久し振りに更新します。私は蝶の撮影歴10年くらい。初めてアオバセセリを見たのは、2014年の5月でした。良く行く埼玉中部の公園を歩いていると、突然現れたアオバセセリに、興奮気味にカメラを向けたものです。初めてアオバセセリを目的に撮影に出たのは、2018年でした。昨年は新型コロナのせいでアオバセセリに会えそうもないと凹んでいた所、ある蝶友さんに教えて頂いたポイントで素晴らしい時を過ごす事が出来

  • 桜とコゲラ 2021.3.14

    写真は撮っているのですが、ブログの更新をサボっています。ボチボチ片付けて行こうとは思っていますけども。この日はコツバメなどを撮りに行くいつもの公園に行ったのですが、好天ながら風が強いせいか蝶の出はさっぱり…。ミヤマセセリがちょっと顔を出してくれた以外は、越冬組のテングチョウなどが遊んでくれただけでした。こうして見ると、テングチョウの羽裏がいかに素晴らしい保護色&迷彩効果を持っているか良くわかりますね。桜の花には小鳥達が来ていましたが、中にコゲラの姿が。コゲラも桜の蜜を吸いに来るとは知らなかったので、暫くモデルになってもらいました。実は、コゲラって顔や模様が可愛くて、結構好きな鳥です。300mm

  • ミヤマセセリ 2021.3.10

    コツバメの発生から3日、何とかコツバメの姿を確認して写真を撮れたのですが、頭が隠れているなど証拠写真レベルだったので紹介はなし。とはいえ、一応ホッとしたのと風が強かったので、この日はスギタニルリシジミのポイントを訪問してみました。ポイントに着いてみると、パンジーを植えた花壇でテングチョウとモンキチョウが舞っています。しばらく遊び相手になってもらいました。鮮やかなイエローにピンクの縁取り、普段あまり熱心に追う蝶ではありませんが、改めてよく見ると美しい蝶だなと思いました。ミヤマセセリは給水もしていたのですが、綺麗に撮れなかったのでボツ…最初周りを飛び回っていたテングチョウだと思っていたのですが、た

  • 春の蝶たち 2021.3.6

    前のエントリに書いた通り、本命は11日、でも6日も晴れるタイミングや気温の上昇具合によってはコツバメ発生の可能性があると思っていましたが、結果から言うとコツバメ初日となりました。私は見ていませんがorz朝のんびりしていると、陽が差し始めたので、慌てていつもの埼玉県中部の公園へ向かいました。現地のアセビの様子はまだ咲いている花は半分ほど、これはやっぱりまだかなぁと思いつつも、アセビなどにやって来る蝶を撮りながらコツバメを待ちます。キタテハとテングチョウは厳しい冬を乗り越えた割には個体数も多く、よく姿を見せてくれました。傷んだ翅を拡げて、春の陽気を満喫するキタテハです。右後翅は捲れた感じもあり、左

  • キタテハ 2021.3.1

    3月になりました。相変わらず冷え込んだり風が強かったりして春らしい陽気が続きませんが、考えてみれば春ってこんな感じですよね。この日は家のすぐ近くのMF、つまり小さな公園を覗いてみました。「家のすぐ近くの小さな公園」と書くのが面倒になったのでMF(マイフィールド)と書き始めたのですが、結局両方書いていては意味がない気もします。ヤマトシジミはレジェンド君以降まだ姿を見せていませんが、レジェンド君の兄弟や同級生たちが飛び始めるのも時間の問題でしょう。この日はキタテハが姿を見せてくれました。ここでキタテハを見るのは初めてかもしれません。住宅街の小さな公園なのですが、どこで越冬していたのでしょうね。ハナ

  • 早春の越冬蝶 2021.2.22

    年明けから寒い日の多かった今年も、今月21日、22日と気温20度を超える暖かな日となり、やっと春が近付いているなと実感する事が出来ました。こういう時、つい「小春日和」という言葉を使いたくなりますが、これは秋や冬に使う言葉だそうなので、素直に「早春」と第してエントリを書き始めたいと思います。この日は例によって夜勤明けで、埼玉県中部のいつもの公園まで、少し遠目の寄り道となりました。目的は越冬蝶たちです。ムラサキシジミ、キタテハ、テングチョウ、キタキチョウ、出来ればヒオドシチョウやルリタテハも見たいところでしたが…。最初に姿を見せてくれたのは、テングチョウでした。こんなに真剣にテングチョウにカメラを

  • Reflections 2016.12.25

    また過去ネタです。それも4年と少し前です。撮影で北海道や沖縄に良く出掛けるので、羽田空港は馴染みの場所です。撮影の遠征なので、当然カメラは持っていますから、早めに空港に着いて空いた時間は飛行機を撮ることが多いですね。この日は遠征ではなく、夕暮れ時の飛行機を撮りたくて、羽田に向かいました。JALのB777-200(JA772J)です。撮影は15:39、まだ色は乗ってこないので、露出を落とし気味にして機体の描く曲線を楽しみます。という訳で、第1ターミナルビルです。夕陽を浴びた機体を順光で撮れる第2ターミナルの法も良いのですが、こちらは陽が落ちた後も楽しめます。というよりは、そちらがメインディッシュ

  • シマエナガ 2020.2.20

    Twitterで昨年撮ったシマエナガの写真をシェアしようとしたら、現像したファイルがない。良く考えてみると、あの時はカメラ内現像した写真でエントリを書き、あとはそのまま放置していました。というわけで、改めて選択・現像したシマエナガ達の姿を紹介します。昨年見逃していた可愛いショットもあるので、楽しんで頂けたら嬉しいです。うーん、可愛いですね。こちらは、ちょっと未確認生物ぽいシマエナガです。空を見上げるシマエナガ。お兄ちゃんがね、「パパとママは星になった。」って言うの。雲より高く飛んだらパパとママに会えるのかな。でも私、まだそんなに高く飛べないから、飛ぶ練習頑張る。パパとママ、待っててね。的な物語

  • HE IS LEGEND (2)

    今月6日、我々と共に2021年を迎えたヤマトシジミ君と再会を果たしてから、11日が経ちました。晴れていても曇っていても、ほぼ毎日様子を見に行っていますが、その後姿を見ていません。ですが、彼は何処かで元気にしているはずです。−5度の冷え込みに耐え、瞬間最大20mを超える風に耐えて新年を迎えた、ウィル・スミスも真っ青のレジェンドですから。周りに仲間はおらず、孤独なレジェンドの、一番美しく撮れた写真を置いておきます。長辺は3840pxですから、短辺をトリミングすれば4Kになります。機材:NIKON D500AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

  • HE IS LEGEND 2021.1.6

    まさか、前のエントリをアップした翌朝に、こんな事が起こるとは予想もしていませんでした。年が明けて1日、2日、そして3日と、「もう居ない。」と理解はしているのに諦め切れず、毎朝仕事の帰りにいつもの公園を覗いていました。が、やはりヤマトシジミの姿はなく…。そして今朝も、夜勤明けの重い足を引き摺るようにいつもの公園へ。昨年ヤマトシジミが良く塒にしていた木のポイントを見て廻りますが、やはりその姿はありません。「そりゃそうだよね。」と納得しつつ、例年はよく止まるのに昨年は人気がなかった木の横を、一応は注意しつつ通り過ぎたその時…。「ん?」ヤマトシジミぽい色と形を見た気がしました。そっと引き返して探してみ

  • The Last Yamatosijimi

    昨年12月20日、仕事帰りに家の近くの公園を覗くと、最後の生き残りであったヤマトシジミ♂の姿を確認、スマホで証拠撮りをしましたが一眼を持って来た時には姿がありませんでした。Xperia XZ2翌日以降も姿を見る事は出来ず、冷え込みが続く中ヤマトシジミもとうとう終わってしまったかという寂しさを感じました。最後まで美しさを保っていたこのオスの写真を、何枚か紹介したいと思います。SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM(f10 1/640 ISO200 -1/3)SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM(f10

  • あけましておめでとうございます

    昨年は皆様に大変お世話になり、本当にありがとうございました。年は明けたもののまだまだ先行きは不透明ではありますが、「そんな日々もあったねと 笑い会える時が来るだろう」と信じて、明るい気持ちで前を向いていきたいと思っています。どうぞ本年もよろしくお願い致します。昨年11月と12月に撮り貯めた写真は全然整理が終わっておらず、いつブログを更新出来るか分かりませんが、その一部を紹介しておこうと思います。The Last Yamatosijimi.(仮題)ラスト・サムライとか、ラスト・エンペラーの乗りですかね。12月28日撮影この後も撮影しています。次のエントリで、出来れば今日以降の分も紹介出来ると良い

  • 青い衝撃 2020.12.10

    「青い衝撃」といえば、空自のブルーインパルスを思い浮かべる方も少なくないでしょう。ましてや、私のブログですからね。しかしながら、今回のエントリはブルーインパルスではなく、ここ2か月程追いかけ続けていたヤマトシジミについての記録の一部です。低温期型のヤマトシジミのオスといえば、皆さん大体白っぽい、色薄い、といったイメージなのではないかと思います。(f8 1/160 ISO200 -1/3)(f10 1/500 ISO400 -1/3)だいたいこんなかんじでしょうか。でも私、気付いてしまいました。新鮮なオスが翅をパタパタしていた時、鮮やかなブルーが煌めく事に。ならばとD500の真骨頂、連射…もとえ

  • After rainy days 2020.10.10-11

    10月の上旬、7日の夜に降り始めた秋の冷たい雨はなかなかやまず、結局10日の夜まで降り続けました。そんな中、蝶たちはどうしているだろうかと、普段は滅多に撮影に出ない雨の中、カメラとLEDリングライトを持って家の近くの公園を覗いてみました。◆10月10日ヤマトシジミが夜過ごすことを好む低木を覗いてみると、いました。小さな葉の影にぶら下がって、器用に雨宿りしています。傷みはありますが、丸3日以上降り続く雨の中頑張っている姿に、ちょっと感動します。こちらは結構新鮮な個体です。覚醒しており、濡れた枝の上で居心地が悪いのか、何度も姿勢を変えていました。突然足元から飛び出しました。縁毛も綺麗に揃った羽化直

  • 入間基地 2020.10.6

    今年はファントムのラストイヤーで、茨城県にある百里基地には毎週ファンが詰め掛けているようです。私も青い方のスペマを見ていないので、古巣の百里基地に行きたいのですが、やはり新型コロナのことを考えると自分の趣味の為に県外へ行くのは二の足を踏んでしまいます。ならばと向かったのは、日本最後のYS-11達と、その後継機のU-680A、そして空自が領収したばかりのRC-2が見られる埼玉県の入間基地です。目的は上に書いた3機種なのですが、結論を書いてしまうとこの日見られたのはU-680Aだけでした。美しいラインに白と赤の点検隊カラーがマッチして、なかなか魅力的だなと思います。お腹が少しポッコリしていて、どこ

  • 初代タムキュー 2020.9.28

    私が最初の一眼レフであるニコンのFEを買ったのは、18際の時でした。そのFEと一緒に買ったのが、Ai Nikkor 50mm f/1.4Sです。次に買ったのがAi Nikkor 200mm F4Sで、自分が所属する基地の戦闘機を中心に、飛行機を結構撮った記憶があります。分かる人が見ればすぐ分かる、1980年代前半のF-4EJ(97-8425及び07-8428)と、F-104DJ(46-5008)です。F-4EJの方は、1984年か1985年に使用されなくなった空対空ミサイルAIM-4D用のランチャーですし、ALE-45なども未装備です。F-104DJの方は、1984年に退役しています。(どちら

  • ヤマトシジミ 2020.9.22

    やっと気温が下がって長かった夏眠も終わったので、ぼちぼちリハビリを始めています。といっても、新型コロナのせいもあって撮りたい蝶を思うように撮れなかった後遺症のせいか、モチベーションはあまり上がってきません。この日は、自宅から徒歩数分の小さな公園でヤマトシジミを撮ろうと思い、D500と150マクロ、あとは初代タムキューだけ持って出掛けました。太陽が高く登ってからだったので活性が高く、ちょっと苦戦しましたが可愛いショットが撮れました。まずは食草のカタバミで吸蜜する姿を。と思ったら休んでいるだけでした(笑)やや擦れた個体ばかりでしたが、久し振りに蝶を、それもマクロで撮ると楽しいですね。私が好きなヤマ

  • アオメアブ 2020.8.4

    オオセイボウに会えなかったこの日、面白い?出会いがありました。オオセイボウを探していて、ふと目に付いたのがこれ。虻(アブ)ですね。虻って結構大きいし、刺すって言うし、良く見かけるけどいつも避けて通ります。でもこの虻は妙に気になったんです。それは何故かというと、この複眼!基本がメタリックグリーン、光の当たり具合で赤や黄色っぽい色にも見えて、サングラスでもかけているかのようです。本当に綺麗だなぁと思ったので、レンズを150mmマクロに交換して複眼を主題に撮ってみることにしました。う〜ん、素晴らしい。現像の時気付いたのですが、このショットではお食事中でした。直射日光が当たるとちょっとコントラストがキ

  • ツマグロヒョウモン 2020.8.4

    関東で8月に、しかも昼間に私が撮影に出るなど初めての事です。それ位、北海道で生まれ育った私にとって、関東の夏の暑さは厳しい。夏の北海道に遠征に行った事のある方なら、関東と北海道の温度差、そして湿度の差を実感として理解して頂けると思います。そんな私が曇りの予報とはいえカメラを持って出掛けたのですから、オオセイボウに完全に魅了されたのが分かって頂けるでしょうか。ところがこの日は雲が疎らで暑くなった上に、本命のオオセイボウには振られてしまい、しかも帰りに飛び込んだラーメン屋の冷やし中華が不味い…というダブルパンチにやられてしまいました。この夏、不味い冷やし中華に当たったのは早くも2回めです。普通、冷

  • オオセイボウ 2020.7.27

    前回撮影したオオセイボウ(大青蜂)の美しさに完全にヤラれてしまったので、また会いに行ってきました。この日も梅雨空の下ジメジメと蒸し暑い日でした。例年の私なら、この時期に関東で撮影に出る事はあまりないのですが、オオセイボウが撮りたくてモチベーションが上がっていますので頑張ります。いましたいました、この日も青と緑に輝く美しい姿を見せてくれました。写真を見ると大きく感じるかもしれませんが、体長2cmに満たない小さな蜂です。小さな花の蜜を吸いながら花から花へ歩いたり飛んだりしながら移動します。良い感じで撮っていたのですが、お昼前から雨雲が流れてくるようになり、雨宿りを挟みながらの撮影となってしまいまし

  • オオセイボウ 2020.7.22

    オオセイボウ(大青蜂)のことを知ったのは、2年前だろうか。青く美しいその姿に、一度見てみたいと思っていたが、なかなかチャンスに恵まれずにいました。今回、とうとうオオセイボウに出会うチャンスが訪れたので、その時の写真を紹介します。どうですかこの美しさ。オオセイボウの住む埼玉県内の公園に着くと、150-600mmで何かを撮影している方がいて、まさかと思って見てみるとオオセイボウでした。早速私も300mm(フルサイズ換算450mm)で混ぜて貰いましたが、曇りでも美しいその姿に魅せられてしまい、夢中でシャッターを切りました。マクロレンズも持ってはいましたが、なかなか至近距離で撮影するチャンスは多くなく

  • 美し過ぎる甲虫たち 2020.6.17-7.16

    オオムラサキの羽化も終わり、関東の平地での蝶の撮影が落ち着くこの時期は、梅雨で蒸し暑いこともあって例年札幌にゼフを撮りに行っているのですが、今年は新型コロナの関係で自粛です。毎回時間を作ってくれて二人で飲みに行く向こうの友人とも会いたいのですが、そもそも持病の関係で免疫に問題を抱えている身としては、カメラのメンテナンスのために都内に出ることすら避けているのが現状です。とても札幌まで行くのは難しいですし、どこかで感染して知人に移すのが怖いです。そんな訳で、珍しくこの時期に、空模様を見ながらいつもの埼玉中部の公園に出かけています。目当てはタマムシの仲間、ルリボシカミキリなどの美しい甲虫類です。トラ

  • シラホシナガタマムシ 2020.6.17

    オオムラサキの羽化を撮った後、ルリボシカミキリやヤマトタマムシを探してみた。ヤマトタマムシは見付からなかったのですが、小さなタマムシを見つけたので紹介します。綺麗なメタリックグリーンに白い斑点がある、シラホシナガタマムシです。現地で御一緒した方が熱心に撮っておられたので、その方が移動された後私もマクロレンズで狙ってみました。何しろ体長1cm程の小さな甲虫ですから、マクロレンズで大きく撮るのもなかなか難しい。極薄の被写界深度と、手ブレとの戦いです。このショットは何とか見られますが、ボツ写真を30枚位削除しました。それにしても、小さいとはいえ大きな複眼の愛嬌のある顔付きは、やはりタマムシらしい感じ

  • オオムラサキ 2020.6.17

    今シーズン、ミドリシジミに嫌われっぱなしなKorielです。姿は見ても開いてくれず、ろくに姿も見ない日も何度もあって、新型コロナの関係でオオミドリシジミの良ポイントやフジミドリシジミのポイントへ行くことは自粛したので、大好きなミドリシジミの仲間の金緑色を見ていません。連日蒸し暑い事もあってモチベーション大幅ダウンでした。そうは言っても季節は進み、オオムラサキが羽化する時期になったので、いつもの埼玉県中部の公園に出掛けてみました。公園に着いてみると、既に羽化して翅も乾いた様子のオスが1頭、まもなく羽化しそうな蛹もあるとのこと。蛹を見てみると、なるほど確かに羽化が近い感じです。とはいえ、ここから何

  • ゴマダラチョウ 2020.5.26

    いつものことですが、ゼフィルスの季節ともなるとブログの更新が追い付きません。ミドリシジミ(証拠写真)とミズイロオナガシジミも撮影済みですが、アップ出来るのはいつになることか…。写真(殆どカメラ内現像ですが。)はTwitterに載せたりしていますので、気になる方はこのブログの左上にあるTwitterのマークをクリックして下さい。さて、ゴマダラチョウです。どこに行っても目に入るのはアカボシゴマダラのみ。たまにゴマダラチョウがいても全くとまってくれず、指を加えて見ているだけでしたが、ウラゴマダラシジミの撮影中に姿を見せてくれました。うん、綺麗ですね。右の後翅に若干傷みがありますが、こうして見ていると

  • ウラゴマダラシジミ 2020.5.26

    二日前のサービスに気を良くして、また夜勤明けでウラゴマダラシジミを観察しに行きました。この日は曇りの予報でしたが、結構日差しがあって期待できるかも?と思っていたのですが、個体数でいえば今ひとつでした。吸蜜個体も撮影出来たのですが、結構擦れた個体が多かったですね。オスでもまだまだ綺麗めな個体もいて、しかも開翅サービス付きですから文句は言えません。メスはいないかなと探していると、イボタノキの葉裏から「よいしょ、こらしょ」と歩いて登ってくる個体がいました。これがピッカピカの傷なんてひとつもない美麗個体でした。ほんの10秒程、「ちょっとだけよ?」と少し翅を開いてくれました。美しかったです。ひょっとする

  • ウラナミアカシジミ 2020.5.22

    雨が降ったり曇だったり、寒い日が続く関東です。アカシジミの初見から9日目の今日は曇りでしたが、20度近くまで気温が上がったので、さすがにそろそろウラナミアカシジミが出ているのではと思って見に行きました。途中でアカシジミは2頭見つかったものの、ウラナミアカシジミの姿はなく、ダメかなと思いつつ歩いて行くと、あまり期待していなかった奥の方で半分葉に隠れたオレンジと黒の縞模様ぽいものを見つけました。はやる気持ちを抑えて、静かに近付いてみると…。いました!ウラナミアカシジミです!コナラ?の、ちょうど私の身長位の高さにとまっていました。1年ぶりに見たウラナミアカシジミは、こんなに綺麗だったかなと想うほど鮮

  • アカシジミ 2020.5.15,17

    13日には2頭しか見付けることが出来なかったアカシジミですが、17日になってようやく個体数が増えてきました。今年見かけた数は、以下のとおりです。5月13日 2頭5月15日 2頭5月17日 4頭+15日も17日も新鮮で傷の殆どない個体を見ているので、だらだら羽化しているのかもしれません。17日は、ウラナミアカシジミにも期待していたのですが、姿はありませんでした。上の3枚は、15日に撮った写真です。ちょっと高い葉の裏にとまっていたアカシジミが、下草に降りた後撮ったのが続く3枚です。あまり上手く飛べていなかったので、羽化してからそんなに経っていない個体だったのかもしれません。4枚めはテイク2で、最初

  • 【速報】アカシジミ 2020.5.13

    アオバセセリの写真をやっと現像し終わったのですが、もうアカシジミが出て来ました。ピッカピカのアカシジミを、現地でカメラ内現像した写真で紹介します。このエントリーは後で大幅に編集予定です。機材:NIKON D500AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

  • アオスジアゲハ 2020.5.4

    夜勤明けで帰宅する途中、家から数分の小さな公園を覗いて帰るのですが、この日はツマグロヒョウモンのメスを初めて見ました。急いで帰宅して、カメラを持って「散歩」に出たのですが、その姿はなくなっていて、ガッカリしていると黒っぽい蝶がパンジーで吸蜜しているようです。近付いてみると、アオスジアゲハでした。黒っぽいアゲハの中では最も良く見かける種類ですが、黒い翅に青緑のラインが映えて美しいですね。ちなみに、昔の日本では青系の色と緑系の色を区別しておらず、両方「あお」だったのだとか。青信号とか青葉とかいった表現は、その名残だそうですね。アオスジアゲハのアオも青信号に似た色ですし、こちらもその流れなのでしょう

  • ツツジの季節 2020.4.23

    新型コロナウィルスの感染拡大で「自粛」が叫ばれる中、埼玉県中部のいつもの公園を訪れたのは、ちょうど2週間前にウスバシロチョウなどを撮影して以来でした。コツバメにミヤマセセリ、トラフシジミなどがとまったり吸蜜したりしていたアセビやレンギョウ、ユキヤナギ、そして水仙の花は終わり、公園内はツツジの季節になっていました。夜勤明けで現地に着いたのは午前9時前、気温は12度ほど、まだ少し早いかなと思いましたが、今年これまであまり綺麗なショットを撮れていないナミアゲハが、紅いツツジで吸蜜を繰り返していました。出来ればカラスアゲハやミヤマカラスアゲハと行きたい所ですが、傷みのないナミアゲハも美しく、贅沢は言え

  • 白いエゾリスと仲間たち 2020.2.20-23

    今日、夜勤明けでとある蝶を探しに行ったのですが見事に空振りしたので、2月に撮ってきた白リスさんの写真を紹介します。今回の主目的は下の2つ。①雪、出来れば新雪の中の白リスを撮る。②出来れば、雪が降る中白リスを撮る。この白リスが住んでいるのは北海道では比較的雪が少ないエリアで、①も実現出来るか怪しかったのですが、今年の北海道はずっと雪が少なかったので直前まで諦め気味でした。ところが、北海道に行く直前にまとまった雪が降り、滞在中も雪が降ってくれました。可愛いですね。残念ながら、雪が降る中での撮影は実現しませんでしたが、この一連のショットが撮れただけで十分な成果だと思います。雪の中を駆け回る姿も可愛い

  • ミヤマチャバネセセリ 2020.4.11

    photobikersさんに案内して頂いたポイントにはミヤマチャバネセセリもいると伺っていたので、楽しみにしていました。過去にミヤマチャバネセセリを撮影も観察もした記憶がないからです。まぁ、私のことですから、気付かないで目にしている可能性はありますが、とにかく初見の蝶です。とまってすぐ開翅するので、なかなか羽裏をうまく撮れませんでしたが、何とか撮ることが出来ました。後翅裏側の大き目の白斑(銀紋)が分かりやすい特徴ですね。だいぶ悩まされましたが、まずまずのショットが撮れて良かったです。ちなみにこのミヤマチャバネセセリ、環境省のレッドデータに記載がなく、埼玉県も同様に記載がありません。近年減少が著

  • ギンイチモンジセセリ 2020.4.11

    新型コロナウィルスによる肺炎の感染拡大で自粛自粛の大合唱になっていますが、さすがに脳天気な私もストレスが溜まって来た感があります。(以下長文が続くのでスキップ推奨です。)不要不急の外出は控えろと言われても、仕事は休めないし在宅で出来る仕事でもなく、マスクは売っておらず、どうしろと言うんだと思ってしまいますが、この時期普段とそんなに変わらない収入があるだけ幸せですね。蝶友さんを含めた私の周りの人達と、あの時は大変だったねと言える日が早く来るよう願っています。蝶の撮影も時々行ってはいるのですが、「仕事の行き帰りに寄れる範囲」という縛りをかけていて、休みの日はどんなに好天でも家でじっとしています。こ

  • ウスバシロチョウ 2020.4.9

    この日もツマキチョウとウスバシロチョウ、見つかればギンイチモンジセセリも撮りたいと思って、いつもの公園に出かけました。結論から書くとギンイチモンジセセリは全く見つける事が出来ず、ツマキチョウとウスバシロチョウはいつもの通りでお手上げでした。ならば飛翔撮影に挑戦するかということで、D500とサンヨン(フルサイズ換算450mm)で撮ってみました。う〜ん、まずまずですかね。換算450mmでMFということを考えると、こんなものか。下の4枚は、ちょうど葉の上に止まるところを撮っていました。4枚連続で載せておきます。ツマキチョウは証拠写真しか撮れなかったので割愛します。越冬組もまだまだ元気です。ミヤマセセ

  • ツマキ&ウスバシロ 2020.4.7

    さて、ツバメシジミの青雌は素晴らしかったのですが、この日の本来の目的はツマキチョウとウスバシロチョウでしたので、そちらを紹介します。まずは、暫く前から発生しているツマキチョウですが、相変わらずとまってくれません。たま〜にとまっても花や葉の陰で、満足な写真を撮らせてもらえません。たまたま飛んで来たスジグロシロチョウがジャスピンで写っているのを見て、苦笑いが出てしまいました。その後飛び立ったツマキチョウ。ピンは甘いのですが、参考に載せておきます。カメラの液晶やスマホで見た時は、結構イケてると思ったのですが、残念です。次はウスバシロチョウです。こちらもあまりとまってくれませんが、ツマキチョウほどでは

  • ツバメシジミ青雌 2020.4.7

    とうとう日本でも緊急事態宣言が出されてしまいました。新型コロナウィルスの感染者は、欧米や中国、韓国に比べれば低く抑制されているとはいえ日々増加しているので、仕方のないことかもしれませんね。私もD500のセンサークリーニングなど、都内に行きたい用事はあるのですが我慢していますし、飲みに行くのも自粛中です。そんな中、埼玉県中部の公園にウスバシロチョウとツマキチョウ、そしてギンイチモンジセセリを撮りに行ったわけですが、職場(残念ながら仕事は休めません。)の最寄り駅から2駅しか離れていませんし、何より蝶を探す行為は「集近閉」とは程遠いので、大目に見ていただければと思っています。ウスバシロチョウは少なく

  • 桃黄白茶灰&青 2020.3.22

    両手首を怪我してしまい、カメラは何とか持てるようになったのですが、キーボードを打つのに難があって更新を休んでいました。まだ・・・特に右手首が今も痛むのですが、あまりネタを放置してもなので更新してみます。ちなみに、前回のエントリはスマホで書きました。この日は、トラフシジミの開翅狙い、それ一本。ツマキチョウが既に発生していて、皆さん撮りに行っておられたようですが、私はアセビのポイントに張り付いていました。結果を先に書くと、トラフシジミの開翅は撮れませんでした。トラフシジミやコツバメが色々な花にとまってくれたので、紹介したいと思います。まずは桃色のボケの花にとまったコツバメです。この花は可愛らしいの

  • スギタニルリシジミ 2020.3.20

    今月1日に早くも発生が確認された埼玉県中部のスギタニルリシジミですが、3日にポイントを訪れた際は姿を見る事が出来ませんでした。天候:晴れ 最高気温17℃ 平均湿度49% 最大風速5.0mやっと個体数も増えてきたようで、安定して観察/撮影出来そうなので、またこの日は風が強い予報であったこともあり、風の影響が少なそうなこのポイントを再訪してみることにしました。午前10時頃ポイントに着きましたが、スギタニルリシジミの姿はなし。11時台になって、やっと1頭が姿を見せてくれました。左前翅が羽化不全気味で撚れているのが残念ですが、間違いなくスギタニルリシジミです。少し大きめにトリミングすると、左前翅が撚れ

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