桜庭ちひろ さん プロフィール

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桜庭ちひろさん: 役夫之夢
ハンドル名桜庭ちひろ さん
ブログタイトル役夫之夢
ブログURLhttp://ekihunoyume.blog.fc2.com/
サイト紹介文オリジナルBL小説不定期更新中。ヤクザの若頭×製薬会社専務で連載しています。
自由文ブログタイトルは『えきふのゆめ』です。拙い文章を不定期に更新しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供66回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2011/09/24 20:26

桜庭ちひろ さんのブログ記事

  • 近況報告
  • ご無沙汰しております。桜庭です。皆様本当にお久しぶりです!お休み中もブログを覗いてくださった方や、応援ボタンを押してくださった方、本当にありがとうございます。お待たせしてしまって大変申し訳ありません……。4月から環境ががらりと変わりまして、そちらの方でバタバタしていたせいで、ブログを完全放置しておりました……。もう、家に帰ると疲労で何もできねえ……ってな状態でして……当然原稿も進んでおらず(汗)どう [続きを読む]
  • 近況報告と拍手コメントのお返事
  • ご無沙汰しております。桜庭です。近況報告のために久しぶりに浮上して参りました。この頃は徐々に暖かい日が増えてまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私の方はといいますと、以前から何度か予告していた5周年記念SSをチマチマと執筆中です。更新が大幅に遅れてしまい本当に申し訳ありません……。本格的に構想を練り始めたのが2月の始め……ということでですね、実はバレンタインのお話になっているのですよ……。 [続きを読む]
  • あとがき
  • いつもお世話になっております。桜庭です。お久しぶりでございます〜!何とかリアルの方も片付き、やっとこさブログに帰ってくることができました。まずは皆様にお礼を。「夜明けの彼方」、最後までお読みいただき、本当にほんっとーーーにありがとうございました!!この超亀更新のお話を最後まで追いかけてくださった読者様には、本当に床に額を擦り付ける勢いで感謝したい気分です……。第一話の更新日時を確認したらなんと2015 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 104 (最終話)
  • 「ま、今はあいつのことより、あのガキンチョのこと構ってやれ。あいつ、保育園であんたに会わせろって喚いてうるせえらしいんだ」「あー、写真は来てたけどまだ直接会ってないもんな」由乃は無事に亜香里と再会できたようで、次の日にはツーショットの写真が俺の携帯に送られてきていた。由乃も亜香里も、今までにないくらいの弾けるような笑顔を見せていて……俺が体を張った甲斐もあったというものである。今は結局、引き続きひ [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 103
  • 昨日、秘書が持ってきてくれた夕刊各紙に目を通していた俺は、その記事を見つけて言葉を失った。もちろん驚いたし、衝撃を受けた……けれど同時に、やっぱりか、という気持ちがあったのも事実で。――あの時の楢橋は、逃げるそぶりを見せなかった。楢橋はあのままVIPルームに残り、突入してきた警官に何の抵抗せずに捕まったのだろう。それはほとんど自首に近かったのかもしれない。今頃楢橋は留置所だろうか。初犯だから執行猶予 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 102
  • *  *  *小さな音が、暗い部屋の静寂を乱した。布団の中で身じろぐと、部屋に響き続けるその音に衣擦れの音が被る。細く目を開けてみると部屋の中はまだ薄暗い。明け方だろうか。今何時だ、と思いサイドテーブルを探ったが携帯が見つからなかった。そこまで来てようやく、部屋に鳴り響いている音が携帯電話のバイブレーションだということに気が付く。「んだよ……」こんな朝っぱらから電話かよ。一体どこのどいつだ、この非 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 101
  • 絶頂の余韻に硬直し、それから糸が切れたようにぐったりと力が抜けた。後ろにくたりと倒れ込みそうになった俺を梶原が支え、ベッドに優しく横たえてくれる。そしてそのまま自分も俺の上にぼふんと倒れ込んだ。「…………中出し……」「……あとで責任もってきれいにします」「紳士の、嗜みとか……言ってたくせに……」「あんたがエロ過ぎて、ゴムのことがすっかり頭から吹っ飛んでたんだよ」珍しくふて腐れたような梶原の口調に、 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 97
  • ……こいつ何を言い出すかと思えば。告白って……! いや、そうなんだけど。別に間違ってないんだけど……!無意識に握りしめた拳がぶるぶると震える。あの時のことを思い出すと顔から火が出そうだ。クスリを打たれていたとはいえ、あの瞬間は勢い余ったなと思っている……後悔は、していないんだけど。俺は目の前のシーツに向かって、あわあわと言い募る。「あっ、あれは違うその……!! つい勢い余って……!」「勢い余って」 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 96
  • 「おいっ、人が真面目に喋ってんだから邪魔すんな!」「別に口は挟んでないだろ」続けて、と先を促された。その間も、梶原の啄むようなキスは止まらない。たしかに口は挟んでねーけど! 思いっきり唇挟んでんじゃねえかお前は!「お前っ、それが人の話を聞く態度か! とりあえず……は、な、れ、ろ!!」「お断りだ」「うわっ」梶原を押しのけようとしたら、逆にその反動を利用されていとも簡単にベッドに転がされた。スプリング [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 95
  • 本日より連載再開となります! 長らくお待たせいたしました。残るは諸々の種明かしの後、結ばれるのみ。お楽しみいただけたら嬉しいです。その様子を想像すると、俺の口からは素直に謝罪の言葉が零れ落ちた。「……ごめん。心配、かけた」呟くような声になったけれど、これだけ近くにいれば梶原には十分に聞こえたはずだ。それを証拠に梶原は、いつになく素直な俺に目を見張り……そしてため息をついて俺の頭を引き寄せる。あっと [続きを読む]
  • 更新についてお知らせです
  • いつもお世話になっております。桜庭です。お話も残すところあとエッチシーンとエピローグのみとなっているんですが、ここへきてその残り部分でどーしても気に入らないところが出てきまして……ただ今急きょ修正中です。最後までぐだぐだで本当に申し訳ありません。また少し皆様をお待たせしてしまいますが、どうかよろしくお願いいたします。桜庭ちひろ [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 94
  • *  *  *まるで、あったかい波に揺られているみたいだな、と思った。心地よいぬくもりの中で、ふわふわ、ゆらゆらと眠りの浅瀬を彷徨う。休日の朝に一度目を覚まして時計を確認し、「まだ寝ていられる」と幸福感に浸りながら二度寝する……そんな感覚だ。でも、覚醒に近づきつつある俺は気が付いていた。誰かの視線が顔にじりじりと突き刺さっていることに。その視線にあからさまに「早く起きろ」と急かされる。何だよ、こっ [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 93
  • そうして思考を放棄しようとしたら、ふと梶原の歩調が緩むのが伝わる振動で分かった。部屋の扉の傍に、楢橋がへたり込んでいる。梶原が「何か喋らなくていいのか」と俺に視線を寄こしていた。何を言えばよいのか、正直分からない。でも、何か言おうと口を開きかけたところで、楢橋のほうが先に顔を上げた。俺が出かかっていた言葉を飲み込むと、楢橋は一言「そういうことだったのか」と言った。「え?」「青柳がどうしてそんなに裏 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 92
  • あの薬は完全に体の自由を奪う薬ではない。やろうと思えば梶原の胸を押し返すことだって、首を振ってキスから逃れることだってできた。でも、俺はそうしない。……だって、欲しいもんは欲しいんだから仕方がない。今くらいは素直になろうと、そう思った。貪るという言葉がぴったりのキスだった。一度では飽き足らないとばかりに何度も角度を変えて深い口づけをされて、その熱さに浮かされたように頭がじんと痺れる。間近で吐息が混 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 91
  • あけましておめでとうございます! 今年も役夫之夢をどうぞよろしくお願いいたします。というわけで、2017年最初の更新です。お正月休みの良い暇つぶしになれば幸いでございます〜。さっきまでいたはずの佐伯の姿がない。その代わりとばかりに、いつの間にか目の前には梶原がいるではないか。どういうことだ、と混乱していたら梶原がそのままゆったりと歩き出す。その先には佐伯が仰向けになって床に転がっていた。――どうやら俺 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 90
  • 「お前っ、何とか言いやがれ馬鹿梶原……っ!」「……は?」梶原が間の抜けた声を上げる。何で俺、とでも言いたげな表情だった……気がする。ちゃんと確認する前に、また俺の首が落っこちたので良く見えなかった。あ、やっぱしんどい。なんか頭もふわふわしてきたし……。それでも、伝えないといけないことがある。「人が聞いてりゃ卑怯だとかこんなやつだとか……佐伯みたいな野郎に好き勝手言わせてんじゃねえよ……黙ってないで [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 89
  • 「若頭がわざわざ自分でお迎えに来るなんて、相手が梶原組にとって相当大事な人間じゃなきゃあり得ねえ。やっぱりあんた、ただの堅気じゃねえんだろ――」「うちのモンがそっちに世話になってると聞いている」梶原が半ば割り込むように口を開いた。その顔はさっきよりも少しだけ落ち着きを取り戻したように見える。「世話?」「うちの女どもに随分都合の良い話を吹き込んで、そちらさんの店に引き込んでるみたいじゃねえか。店を選 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 88
  • だが、やがて楢橋が床に向かって呟いた。「青柳は、唯一俺のことをちゃんと認めてくれた人です。そいつを裏切ったら、俺は本当に最悪な人間になる」「……っ」俺は小さく息を呑んだ。呻くような楢橋の言葉は続く。「でも死にたくない……。他のことなら何でもしますから……だからお願いします……」楢橋の頭がどんどん力なく下がって、額が床に付く。まるでその場で土下座をしているように。佐伯が蹲る楢橋に向かって口を開きかけ [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 87
  • すると佐伯が「青柳さん、良いことを教えてやろう」とまた声を上げた。「ここは店の上客のための部屋でもあるが、実は使用目的がもう一つある。……店の女の躾直しの部屋さ。俺に逆らった女はここに閉じ込めて、あんたと同じようにクスリを打って抵抗できなくする。それで――」「それ以上言うな、反吐が出そうだ」俺は佐伯の言葉を鋭く遮った。佐伯は「何だよ、それももう知ってんのか」と軽く眉を寄せた。どうやらとっておきの情 [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 86
  • 俺は唇を噛んで楢橋を見守った。手錠で腕を繋がれているせいで何もできないのがもどかしい。腕が使えたって何ができるわけでもないけど……佐伯の口に拳でも突っ込んで今すぐ黙らせたい。すると佐伯が唐突に笑みを浮かべた。「なあ、お前だって、『行方不明者』になるのは嫌だろ?」ついさっきまで遠回しに殺すと脅していた人間とは思えないような、そんな優しい声で佐伯が囁く。ぞわぞわと鳥肌が立つ思いがした。それは楢橋も同じ [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 85
  • 俺は黙って佐伯を睨む。「やるならやればいいさ」意外にも凪いだ声が出た。佐伯が少し虚を突かれたような顔をしたので、いい気味だとすら思う。「ただし、無抵抗の堅気を殴るんだからその点は覚悟しろよ。……はは、その顔。まだ俺が堅気だって信じてねえな。そこまで信じられないなら、俺の名刺くれてやろうか」「名刺だ? 両手拘束されてどの口で言いやがる。アオヤギ製薬株式会社専務の名刺なんざいらねえよ。どうせそれだって [続きを読む]
  • 夜明けの彼方 84
  • ※前回の更新記事ですが、ブログ村での更新通知が大幅に遅れてしまっていたようです。時々あるんですよねえ……(汗)前話をまだ読んでないよ、という方はこちらから83話お読みになってから、今回の84話をどうぞ。ステージは固く、足を投げ出すようにして座っていると尾てい骨のあたりがじんじんと痛くなってくる。それでも俺は、佐伯を睨み付けることを止めなかった。「……あんた、どういうつもりだ。俺をこんな風に拘束して、一体 [続きを読む]