スギモトダイキ さん プロフィール

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スギモトダイキさん: スギモトダイキの短いブログ
ハンドル名スギモトダイキ さん
ブログタイトルスギモトダイキの短いブログ
ブログURLhttp://ameblo.jp/campanella99/
サイト紹介文ボールペン画と短い日記。
自由文http://1st.geocities.jp/maumaukii/index.html

スギモトダイキは描いたり書いたり弾いたりしています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供4回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2011/10/05 03:02

スギモトダイキ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 迷子に出会った迷子
  • 迷子の少年は迷子のウサギと出会った。迷子になりそうな森の奥に来たのだから無理もない。触れようとされるだけで怖がられたが、やがて馴れた。冷めた木陰でただじっと朝日を待っていた。そして太陽と共に迷子の羊達は迷子のウサギを連れてやってきた。ウサギは会いたかったウサギに会えたのでもう迷子ではなくなった。「そろそろ行こう。」少年と羊達はそう言って、また何処かへ歩き始めた。 ◆ 夕飯を作っていると外で喚く橙 [続きを読む]
  • 788×1091の黒と黄色
  • 冠をかぶった迷える羊、子連れのサンタクロース、着せられたウサギや急ぐウサギ、工場を背負って泳ぐ魚達、崖の上に立たされた王子様、手に追われるカラス、煙に巻かれる猫。 ◆ 極端に言葉の少ない絵本や言葉のない漫画を作ってきましたがこの一枚の中に散りばめられたものたちに具体的な物語はなく、見る人の中にゆるやかに言葉や展開があればいいと思います。 ARTIST DATA BASEにて紹介していただきまし [続きを読む]
  • 吠えるクジラ
  • 「52ヘルツで鳴くクジラの言葉は、誰の耳にも届かなかった。超音波で遠く遠くへ放っても、それはひどく醜い雑音で、耳をふさがれるだけだった。自分の言葉で話しても、伝わる時は来なかった。いつしか口をふさいでいた。誰にも邪魔をしないように。けれどもある日、僕は見つけた。通り過ぎる街の中で、口をふさいだ不思議なクジラを。僕とどこか似たような、けれどもまったく違う目をしたクジラ。あの日みたクジラ [続きを読む]
  • ヤマニカコマレ
  • 少年は深い森にいた。「たたかってたたかって結局なにも取り返せなかったけど僕とどこか似たような目をみつけた。そいつは僕をにらんでいた。」それが物語のはじまりだった。◆数年の眠りからさめた沢山の夏が今日もMean!Mean!と泣いていてベランダから見える小規模の打ち上げ花火は、東京で見上げた乗る予定のない観覧車のようだった。それが回っているのか止まっているのかもわからないぐらい早く歩いていた頃にもきっとその [続きを読む]
  • ペッコリとケムポのあらすじ。
  • これが終わったらまた新しいことをしよう。言葉にすれば誤解を生むばかりで、黙っていれば消えてしまったような気さえするけどちゃんと生きてる近頃です。もうすぐ夏だなあ。◆続けてきた物語がもうそろそろ終わりをむかえそうなのでおはなしのあらすじをまとめました。◆第一話「1000年待ってた」目が覚めたケムポは人のいない星を歩き始めた。虫や魚や動物はいる。けれども仲良くなることなく、そして季節が巡れば消え去ってし [続きを読む]
  • 次の星へ向かうタマネギ
  • タマネギ少年はキュウリ青年に言いました。ここが駅だと掲げられた看板のその下にずっとずっと列車が来なくてそれが本当に駅かどうかさえ疑わしくなった日も君もまた同じようにここで列車を待っていた。春が過ぎても秋を終えても遥かかなたで車輪はたしかに動いて線路を鳴らしていてギシギシ震えて鈍い音を立てながらようやく現れた列車に乗るか否かためらっているあいだに沢山の人が降り立って、沢山の人が乗り込んでそうだこれ [続きを読む]
  • さむいけど春っぽさある日
  • 赤目のウサギはつぶやいた。特定不可の人の手が、あまりに大きな人の手が高嶺の花を鉢に植えて、安値の花にしてしまって、変わってしまったなんて言われるそれを土が変わって水が変わったせいにするでもなくただ小さく枯れていくそれをその横で僕は変えられた事と変えられなかった事がいくつもあるけれどその横で僕は一緒に年をとろう。枯れ木に花が咲かなくても。嵐のような春がきても。◆2015年はヒツジを沢山描いたヒツジ [続きを読む]
  • やたら空飛ぶ男子
  • これは何かのまだ途中。もし魔法で空が飛べるとして、学校の周りを十周するぐらいの体力をそれによって消耗する世界だとしたら体力がありあまって使い道を見失っている男子中高生が沢山空を飛んでいる世の中になるかもしれない。デートの第一印象でかっこつけたかった男子が空から登場してクタクタになって一体なんなんだろうと彼女は思うかもしれない。むしろ余裕を持って歩く男性に心を奪われるかもしれない。駅のホームではお [続きを読む]
  • ウサギの博士のボロノート
  • 「たすけてだれか」と夜中に手紙を描いて恥ずかしくなるからウサギは出さずに食べた。誰にも見せなきゃ静かに生きていられよう。痛みと涙は静かにノートにしまおう。生きてきた証をののしり自ら笑おう。けれどもある日野良猫を見つけた。似たような、ボロボロのノートを大切に抱える野良猫を。あわてて逃げたそのしっぽを、見えなくなるまで眼で追ったのをなぜかウサギは今でもよく覚えている。とおいとおい幼い日の、それだけの [続きを読む]
  • キュウリは世界一栄養のない野菜らしい
  • イチゴになりたかったのかイチゴが欲しかったのかなんだかわけわからなくなってしまった少年は「ああそれでもイチゴが足りないから僕がイチゴになってしまおう」それが正しいか今は分からないけれどその日イチゴ少年のお話は始まりました。◆それでもキュウリを好きな人がいる。.こぼしそうだなあと思いながら置いたコップは結局ひじにぶつかってこぼす。僕はひじだったかもしれないしコップだったかもしれないし、いやーとにかく [続きを読む]
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