林誠司 さん プロフィール

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林誠司さん: 林誠司俳句オデッセイ
ハンドル名林誠司 さん
ブログタイトル林誠司俳句オデッセイ
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/seijihaiku
サイト紹介文自作や古今東西の俳句を紹介。旅行記や奈良散策、東海道徒歩踏破にも挑戦中!
自由文第25回俳人協会新人賞受賞。
句集に『ブリッジ』『退屈王』。
月刊俳句総合誌「俳句界」編集長をやっています。

「毎日一句」では自作とエッセイを掲載。
そのほか、古今東西の名句を紹介、少し熱めの俳句論を執筆しています。

また、旅こそが詩歌の根本と信じ、奈良を歩いたり、東海道を徒歩で踏破することにチャレンジ(現在、愛知の赤坂宿)しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供394回 / 365日(平均7.6回/週) - 参加 2011/10/23 01:28

林誠司 さんのブログ記事

  • 千葉県千葉市  すずき巴里「ろんど」主宰
  • 脚照らすひかりとなりぬ草清水     鳥居おさむ落し文紛れもなきを拾ひけり       田中貞雄列島は祈りのかたち蝉時雨        すずき巴里今日は千葉県千葉市花の木区へ。カメラマンとともに、「ろんど」主宰、すずき巴里さんのお宅へ出かけた。先生の写真を撮りに行った。「ろんど」は、鳥居おさむが創刊。鳥居おさむは元「河」同人である。私と同じ系列ということになる。すずき先生から、いろいろ思い出をきい [続きを読む]
  • 群馬県高崎・「草林」創立50周年祝賀会
  • (毎度言うが…)今日は暑かった。替えのワイシャツをもう1枚持参して正解だった。行きだけで、ワイシャツがびしょびしょになった。タオルもびしょびしょ。これももう1枚持参して正解だった。雨宮抱星主宰の「草林」創刊50周年祝賀会である。東京駅で新幹線を待っているだけで汗がだらだら流れる。午後4時から始まるのだが、30分前に着いた。暑いので、どうしようかな…、と思ったのだが、私のお気に入りの、高崎駅、上信鉄 [続きを読む]
  • これから群馬県高崎です。
  • 青空も雲もながれて大暑かな      誠司暑い。今日はこれから群馬の高崎へ行く。雨宮抱星主宰の「草林」祝賀会へ行く。高崎はすきなところである。中仙道踏破をしたが、中仙道でも重要な拠点である。中仙道を歩く  高崎宿https://blogs.yahoo.co.jp/seijihaiku/35878168.htmlここの駅前の立ち食いラーメンが好きで、高崎へ行くと、必ずといっていいほど寄るのだが、今日はあまりに暑くて、「ラーメン」は食べないだろう。終 [続きを読む]
  • 芥川龍之介と大暑
  • 芥川龍之介佛大暑かな     久保田万太郎(あくたがわ りゅうのすけぶつ たいしょかな)芥川龍之介は昭和2年7月23日に亡くなった。服毒自殺だった。作家仲間で、俳句仲間で、東京・両国高校の先輩でもあった久保田万太郎は、龍之介の死に際し、この句を贈った。このように連日、暑いと、ふと、この句をふと思い出す。こんな暑い日に龍之介はなにゆえ自死を選んだのか、と思う。龍之介は、ただ、僕の将来に対する唯ぼんや [続きを読む]
  • 荻窪・観泉寺吟行
  • 線香の香の夏雲に吸はれけり       誠司今日は谷中句会・・・、といっても谷中で行わず、荻窪で吟行をした。谷中は、谷中の古民家の二階でおこなっている。なかなか風情があるが、ここにはクーラーがない。場合によっては、殺人的な暑さとなる。今日は、里見さんのお宅を借りて、クーラーの効いた部屋でおこなった。とはいっても、せっかく荻窪で行うのだから…ということで、荻窪の「観泉寺」を吟行した。…暑かった(笑) [続きを読む]
  • 東京の盆の月
  • 誰をしのばん東京や盆の月      誠司東京は今が「お盆」である。7月がお盆なのは、どうも東京だけらしい…、ということは、大人になってから知った。「新盆」というらしい。つまり、こういうことである。お盆はもともとは「7月15日」である。ところがそれは「旧暦」だった。明治になって、太陰暦から太陽暦に暦の基準が変わった。太陽暦が「新暦」である。多くの地は、旧暦7月15日にあたる新暦の日(つまり8月中旬)に、 [続きを読む]
  • 日本人の受け身の思想
  • 明易や花鳥諷詠南無阿弥陀 高浜虚子(あけやすや かちょうふうえい なむあみだ)先日、本を読んで、ふ〜ん、と思ったことを書きたい。よく、仕事を終えて、お先に上がらせていただきます。などという。これを言われると、たいがいの外国人がびっくりするらしい。先に上がるのはあなたの勝手(自由)なのに、なぜ、「させていただく」のか?と思うのだそうだ。正確には、お先にあがります。と言えばいいらしい。日本人の文法(?) [続きを読む]
  • 滝   水原秋桜子
  • 滝落ちて群青世界とどろけり      水原秋桜子(みずはら・しゅうおうし)(たきおちて ぐんじょうせかい とどろけり)滝ほど涼味のあるものはない。それだけにいい句が多い。神にませばまこと美(うるわ)し那智の瀧 高浜虚子滝の上に水現れて落ちにけり      後藤夜半雲の中滝かがやきて音もなし           山口青邨おほらかに滝の真中の水落つる         山口草堂金剛の滝 [続きを読む]
  • 神奈川県三浦市松輪の松輪サバ
  • ひかる雲ひかる海なり鯖揚がる     誠司神奈川県三浦市には、「松輪サバ」という「ブランドサバ」がある。とてもおいしいらしい。大分県のブランドサバ・「関サバ」と並び称され、市場に出まわると、一般の真鯖の10倍の値段になるらしい。「鯖」は夏の季語である。ただ、最近は脂が乗った「秋鯖」が人気らしい。これを食べに出かけた。三浦漁業松輪支所直営店「地魚料理 松輪」。うまかった。サザエの壺焼き地蛸の刺身アジ [続きを読む]
  • 涼野海音君のこと
  • 空海の生まれし国へ帰省かな     涼野海音(すずの・うみね)会ひしことなき人待てる桜かないかなごのどの眼も澄んでゐたりけり鷲づかみしたる虚子忌の花鰹屋島より雲伸びてゐる盆休句集『一番線』より。香川県高松市在住の30代俳人・涼野海音君が、高田馬場の会社へ顔を出してくれた。先年、うちの北斗賞を受賞し、昨年まで月刊「俳句界」の「作品6句鑑賞」欄を執筆してくれた。彼とは一度、夏休みに四国へ行った時、一緒 [続きを読む]
  • 葉山で遅いランチを。
  • 帆船を見て胸騒ぐ夏・夏・夏      角川春樹(はんせんを みて むなさわぐ なつ なつ なつ)今日は何もない休日。昼まで寝た。まあ、一度、朝8時に目が覚めたのだが、二度寝だが、三度寝だか、わからないほど、うとうととして過ごした。午後から「葉山」へ出かけ、イタリアン料理の店「プラージュ・スッド」で遅いランチを食べた。時間がある日は、葉山周辺の、ロケーションのいい飲食店を探している。忙しいので、月に [続きを読む]
  • 夏シャツをずらりと干して親不孝
  • 夏シャツをずらりと干して親不孝 林 誠司第二句集『退屈王』より。昨日、旅の洗濯物をまとめて干した。今朝、ベランダで、いくつもの夏シャツが気持良さそうに揺れ、その向こうに、わずかに青い海が見えた。ひさしぶりにこの句を思い出した。前年、父が他界し、離婚し、横須賀で一人で暮らし始めた時の句だ。その時、住んでいたのは、山上のアパートで、景色がとてもよかった。横須賀久里浜の海岸を見下ろすことが出来た。 [続きを読む]
  • 芭蕉と子規、革新者の意外なパートナー
  • ふと、考えたことがある。松尾芭蕉がなぜ「俳聖」になれたのか?もちろん、さまざまな要因がある。意外な一つに、版木印刷の普及、それに伴う出版ブームがあったからではないか、と考えた。以前に「版木印刷」について書いた。京都宇治萬福寺と編集のことhttps://blogs.yahoo.co.jp/seijihaiku/37492628.html江戸時代初期、隠元和尚が、中国の版木印刷を日本に伝えた。それにより、江戸時代中期から、たくさんの「読み本」や「浮世 [続きを読む]
  • 街頭演説を邪魔することは許されることではない。
  • 政治については、いろいろご意見があるだろう。それは自由だが、先日の安倍総理の街頭演説を妨害した人たちと、それに対するマスコミ報道…、これだけはどうしても納得ができない。どんな人にも演説する権利はある。そして、それを邪魔する権利は誰にもない。邪魔したければ、選挙で、別の人に投票する。それが選挙の、民主主義のルールだ。それは権力側の人間だとか、権力をもっていない側の人間だとかは関係ない。政治家と選挙民 [続きを読む]
  • 京都宇治〜平等院鳳凰堂、宇治川
  • 近江路や真野の浜辺に駒とめて比良の高嶺の花を見るかな 源三位頼政(げんさんみ よりまさ)(おうみじや まやのはまべに こまとめて ひらのたかねの はなをみるかな)平等院鳳凰堂を初めて見た。実にいい。僕は奈良時代、鎌倉時代が好きで、京都が主役だった平安時代というのにはあまり興味がない。「貴族文化」というのが好きではないのだ。まあ、ここも一回、見ればいいかな、と思うが、台風の影響か、途中から雨が激し [続きを読む]
  • 大阪市中之島、高槻
  • 今日は大阪市中之島の、大阪市中央公会堂でランチ。ここはオムライスがおいしいらしい。オムライスは食べず、他のものを食べたが、どれもおいしかった。店を出たら、偶然にも、津川絵理子「南風」主宰とお会いした。ここで「南風」の本部句会があるらしい。世間ってわりあいとせまい。そのあとは、高槻駅に行って、「鳰の子」の方々とお会いし、句会をした。最近、句会で全然点が入らない状態がまたまた続いている。いったいなんで [続きを読む]
  • 新大阪のビジネスホテルにいます。
  • 今日は荻窪の、青丹会。そのあと、昼を食べて、お茶をして、それから東京駅から新幹線に乗って、今、新大阪駅近くのワシントンホテルプラザにいます。明日は、高槻駅で、「鳰の子」の方々と句会。明後日は、浅井陽子「鳳」主宰と、京都宇治でお会いし、グラビア撮影する。ひさびさの関西。私は奈良が好きなので、京都のことはあまりよく知らない。宇治平等院鳳凰堂くらいは見ておきたいな…、と思っていたが、明後日は、そこにいく [続きを読む]
  • ペンの暴力
  • ペンの暴力が凄まじい。反対していた「共謀罪」が成立してしまうと、その「仕返し」とばかりに、安倍総理へのネガティブキャンペーンを繰り広げている。共謀罪の審議時間は100時間を超えている。民主党が強行採決した法案の審議時間と較べても、むしろ長いほうだ。しかし、その事実をマスコミは伝えようとしない。初めから「廃案ありき」で、審議に応じなかった野党の姿勢も伝えない。そして、「共謀罪は十分に議論されたか?」 [続きを読む]
  • 芭蕉はクマが怖くなかったのだろうか?
  • みちのくは底知れぬ国大熊生く     佐藤鬼房(さとう・おにふさ)(みちのくは  そこしれぬくに  おやじいく)みちのく、宮城塩釜の俳人、佐藤鬼房の一句。大きなクマのことを、あのあたりでは「オヤジ」と呼ぶらしい。「奥の細道」を歩いて、いつも考えることがある。芭蕉はクマが怖くなかったのだろうか?私は東海道を歩き、中山道を歩き、今、「奥の細道」を歩いている。このあたりでクマの目撃情報がありました。とい [続きを読む]
  • 橋本多佳子
  • 猟銃音殺生界に雪ふれり 橋本多佳子(りょうじゅうおん せっしょうかいに ゆきふれり)昨日は91歳の俳人、今日は97歳の俳人とお会いした。91歳の男性俳人とは昼食を食べながら、戦争の頃の話を聞いた。やはり、その時代を生きた人の話は面白い。主義、主張などに包まれたものではなく、生身の話が聞ける。別れ際、去ってゆく後姿の力強さに驚いた。若者であふれる高田馬場の街並みを、時には若者を追い越して消 [続きを読む]
  • さくらんぼと桜
  • しばらくは揺らして含むさくらんぼ    黛まどか会社に、鈴木正子「胡桃」主宰からさくらんぼが届いた。あれからもう3年も経つのか、としみじみ思った。鈴木先生のグラビア撮影の為、山形市へ出かけ、そこでお会いして以来である。なぜか知らないが、あの時の思い出は、食べ物の思い出ばかりである。山形の田舎そばがうまかった。このへんでは一味、または七味をかけて食べると聞き、初めてそうしたらうまかった。初めて、芋煮 [続きを読む]
  • 河合凱夫と「軸」創刊50周年祝賀会
  • 冬の川記憶の川に流れこむ      河合凱夫(かわい・がいふ)(ふゆのかわ きおくのかわに ながれこむ)「軸」創刊50周年祝賀会で、千葉県柏市へ出かけた。時代は変わる…。今日はちょっとびっくりした。山手線のニューモデルに乗った。車両の到るところに、「なんとかビジョン」らしき液晶画面が組み込まれている。車両広告もすべて、「なんとかビジョン」から流れ、以前のような紙広告、中づり広告が無くなっている。近未 [続きを読む]
  • 横須賀長沢の休日
  • 秘密基地めきたるわが家ほととぎす     誠司夏波や横にずれたる稚魚の群れ一匹にしたがふ稚魚や夏の波父ひとりかたすテントや磯遊び夏帽や生まれ間もなき子を抱き標高の十メートルほど巣立鳥今日はひさびさ何もない休日。だけど、どこかで焦っている。もろもろのことが気になってしかたない。仕事だと遅いのに、休日はどうして時間が早く過ぎるのだろう(笑)。それでもせっかくの休日なのだから、と思い、海辺を散策した。海 [続きを読む]
  • 鷺    長谷川秋子
  • 飛ぶときの腑まで真白き母の鷺     長谷川秋子(とぶときの ふまでましろき  ははのさぎ)長谷川秋子のことは以前に紹介した。長谷川秋子のことhttps://blogs.yahoo.co.jp/seijihaiku/37525993.html実に情熱的な女流俳人である。40代の若さで逝った。調べてみると実に情熱的だ。時代を代表する女流俳人・長谷川かな女の後継者として「水明」を継承した。かな女の逝去後、すぐに離婚をし、別居した。その理由はよくわから [続きを読む]