あ〜る・ベルンハルトJr さん プロフィール

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あ〜る・ベルンハルトJrさん: 夜更けのラプソディ
ハンドル名あ〜る・ベルンハルトJr さん
ブログタイトル夜更けのラプソディ
ブログURLhttps://ameblo.jp/ryosuke-u/
サイト紹介文眠りにつく前のほんのひととき、伝えたい思いを言葉に変えて……。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供336回 / 365日(平均6.4回/週) - 参加 2011/10/26 05:48

あ〜る・ベルンハルトJr さんのブログ記事

  • 祈り
  • 忙しさにかまけて、8月15日もそれらしいブログを上げられなかった。調べてみたら、終戦記念日に合わせて、掲載中の小説を中断して「翳(かげ)りゆく愛に」を再アップしたのは2年前だった。時間があれば何かできるのかといえば、そうでもなかったりする。けれど、時間がなければできないことも多い。小説が書きたいと強く思うのだけれど、時間がない。いや、本当にそれは時間がないからなのだろうか。自分でもよくわからないけれど [続きを読む]
  • 乱反射
  • 幼い命を死に追いやった、裁けぬ殺人とは? 街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、職務怠慢なアルバイト医、救急外来の常習者、飼犬の糞を放置する定年退職者……小市民たちのエゴイズムが交錯した果てに、悲劇は起こる。残された新聞記者の父親が辿り着いた真相は、法では裁けない「罪」の連鎖だった! モラルなき現代を暴き出す、日本推理作家協会賞受賞作、待望の文庫化!風の強い日、母親の押すベビーカーに乗った2歳の幼い男 [続きを読む]
  • セミと坂本龍馬とジャンヌ・ダルク
  • 夏らしくない天気が続いている。お休みだった昨日もとても怪しい天気だったけれど、自転車で公園に向かった。長居はできないだろうと、ボトルの缶コーヒーはやめて微糖の缶コーヒーを飲みながらタバコに火をつけた。すると、ポケット代わりに羽織っているベストの左胸に衝撃が。ハッと見るとアブラゼミだった。そっと掴んで分かった。弱っているのだ。死期を迎えたセミを植え込みにそっと置いた。羽も傷んでいる。それでも草を這い [続きを読む]
  • 団塊の世代に物申す
  • 団塊の世代の定義にはいくつかあるようだ。1947年(昭和22年)から1949年(24年)の間に生まれた人たちとするものもあれば、1947(昭和22年)から1951年(26年)とするものもある。団塊の世代とは、確か堺屋太一の書いた小説の造語だったと記憶している。その世代も、70歳を目前にしている。達している人達もいるだろう。はっきり言おう。僕はあなた達が好きではない。若い頃は「戦争を知らない子供たち」だ。何を言ってるんだ。知 [続きを読む]
  • 偽善者
  • いつだったろう。6月ぐらいのことだろうか。仕事帰りにホームに向かう通路を急いでいた。すると、遠目にもわかる妙な光景が……。階段の途中で座り込んでいる男性がいるのだ。階段を椅子代わりに座る姿は、明らかにおかしい。混み合う電車だから通路もごった返す。その割に幅のあまりない階段だ。その途中で座っているのは異様だ。皆が避けながら昇り降りをしている。階段に近づくにつれて状況が見えてきた。両腕を前に伸ばして腰 [続きを読む]
  • いろんなこと
  • 今となれば、遥かに遠い昔話のように思える。楽しい思い出になるはずだったものは、フラッシュバックに形を変えて僕を襲う。時の流れとともに、僕はいろんなことを忘れたに違いない。でも、それにもまして、いろんなことを覚えているのだから。J WALK/何も言えなくて・・・夏ポチポチッと お願いします。短編小説 ブログランキングへにほんブログ村 [続きを読む]
  • 日差しの色はなんの色
  • 夏をどこかに置き去りにしたように、空は灰色だった。一面に広がる雲は、憂鬱という名の重苦しい空気を地上に降らせる。道すがらの小学校に響く蝉の声さえ、どこか寂しげだ。日差しにうんざりとした人たちには、この陽気はありがたいのかもしれない。けれど、太陽大好きの僕には心沈む景色だ。だからといって、日向をスキップしているわけではない。あぢぃーとかつぶやきながら、眉を情けなく下げて歩いている。信号を待つ間も、日 [続きを読む]
  • 木漏れ日がまるいのは
  • 外は異様に暑いのに、吹き抜け、吹き戻す風に、涼しげな音を立てて街路樹が揺れる。枝先の小さい木漏れ日はふたつ繋がると雪だるま、みっつ重なるとハート模様。密集した葉影で作られる大きな木漏れ日は、ホタルのような明滅を繰り返しながら、風に揺られてゆったりゆらゆら、雨上がりの歩道を滑る。それはまるで妖精たちの舞。木漏れ日がまるいのは、太陽の形を映すから。明日君はきっと、木漏れ日にミッキーマウスを探す。だから [続きを読む]
  • 夏色
  • 遠くに浮かぶ雲は、積もりたての雪のように白くて、空はウソみたいに青くて、木陰の風は額の汗をひんやりさせるほどに涼しくて、日向は溶けるほど暑かった。眩しいほどの羞恥。逃げ出したくなるような気後れ。憧れ、失望、チクリチクリと心の痛み。打ち寄せる波の音、潮の匂い。今、君の目の前に広がる日常は、やがて見るに能(あた)わぬ景色になる。今を、大切に。面倒くさくたって、顔を背けたくなったって、二度と帰り来ぬ今を [続きを読む]
  • 生きるって
  • 前を見て、横を見て、時折空を見上げながら歩いてゆく。ゆったりのんびりと景色が流れる。両の腕を曲げ、顎を引き、時に小走りに、ときに全力で我が道を走る。それにつれ景色も早く後ろに流れ、耳元で風が鳴る。あるとき、その足を止めるものに遭遇する。足元を見る、上を見上げる。そしてそれがこの足を止めたのだと認識する。生きる意味を問いかけるとき、目の前にあるのはこんな壁だったりする。あるいは、逃れようのない塀に囲 [続きを読む]
  • 大事なことと どうでもいいこと
  • 大事なことと、どうでもいいこと。世の中はこのふたつで出来上がっている。大事なことに集中したいのに、どうでもいいことに僕達は足を絡め取られる。どうだっていいことに煩わされる。けれど、大事なことはどうでもいいことのような顔をして現れたりするし、逆に、どうでもいいことは、さも大事なことのふりをして出現したりする。それこそ、糾(あざな)える縄のように僕達を縛るのだ。それらの取捨選択は僕達に委ねられているは [続きを読む]
  • 巡る
  • 地表の色を染め替えて、季節は巡る。目覚めの春は、爽やかな桜色。眩(まばゆ)い夏は、鮮やかな向日葵(ひまわり)色。涼しい風が吹く秋は、しんと静まり返った煉瓦(れんが)色。雪の降り積む冬は、どこまでも続く無彩色。けれど、人の身を彩る四季は巡らない。ただ、まっすぐに進む。成長の春。天下無敵の夏。人恋しい秋。過ぎ去った春夏秋を振り返り、じっと佇む冬。君は今、その中のどこにいるのだろう。その季節は再び戻らな [続きを読む]
  • 聴き間違えてみる
  • 君じゃない?い、いや……僕じゃない。断じて僕じゃない。でも、なんか臭うね、なんだろうねえ。暇じゃない?いや、決して暇ではない。暇そうに見えるかもしれないけれど、暇じゃない。義務じゃない?いや……せ、責めるわけ?地味じゃない?そ……そうかなあ……。Give Me The Night そんなに地味かなあ……。このブログ、この歌のサビを聴かないとわけわかりません。George Benson/Give Me The Night ポチポチッと お願い [続きを読む]
  • 限りあるもの
  • イレギュラーでお休みだった火曜日は、昼頃から雨の予報だった。休みの日に雨が降るとは、なんて悲しいんだろう。僕は早めに家を出て、9時ちょっと過ぎには公園のベンチに腰を下ろした。するとどうだろう、本を読んでいても集中が途切れる。気分が落ち着かないのだ。その時僕は思った。時間制限が心を圧迫しているのだと。読書なんてそんなに長時間はしない。せいぜい一時間。内容に引き込まれなかったら30分ともたない。それを考 [続きを読む]
  • すもももももも
  • スモモも桃ももものうち正確には違うらしいけど、言葉遊びにツッコミを入れるのは大人げないからサラリと。すももはバラ科サクラ属桃はバラ科モモ属、だそうです。プラムとソルダムとネクタリン、桃の仲間はネクタリン……全然言葉遊びにならなかった。でも、似ていてよくわからないから調べてみた。「プラム」はスモモの仲間で、実に300種類以上の品種があるそうです。「ソルダム」は、この「プラム」の中の品種の1つだったのです [続きを読む]
  • 明日の空
  • 帰国子女の栄美は桜の美しさを楽しむ余裕もなく、不安いっぱいで日本の高校での初日を迎えた。幸いにも友達ができ、気になる男の子とも仲良くなれたものの、やがて辛い別れを経験することに…。時は流れ、大学生となった栄美の前に現れたある人との出会いをきっかけに、高校時代の思い出はまったく別の形を見せてゆく―。『慟哭』の著者が仕掛ける、忘れられない青春ミステリ。─「BOOK」データベースより─お休みの日に読み終わっ [続きを読む]
  • 朱に交われば
  • 朱色が入り混じれば赤味を帯びるように、人は付き合う人の良し悪しによって善悪どちらにも感化されるものだ、という意味の言い回し。語源については、中国のことわざ「近墨必緇、近朱必赤」に由来するものとされる。─実用日本語表現辞典より─何が善で何が悪か。その境界線は曖昧に揺れて、滲んでぼやける。ある人にとっては善でも、違う人にとっては悪となる。ある集団にとっては善でも、周囲から見れば悪と映る。そして、全くの [続きを読む]
  • テキーラが飲みたい
  • 昨日のお休みは買わなければならないものがたくさんあった。洗濯洗剤に、なんだっけ、トイレットペーパーは買ったから、ああ、ティッシュペーパーだ。もちろん他にも食材とか買うから一回ではムリだ。塩辛のパックを買おう。それを美味しく食べるにはゆずが必要だ。テキーラが飲みたい。それには絶対ライムが必要だ。心のなかで葛藤が起きる。やめておいた方がいい、絶対飲み過ぎちゃうから。でも、テキーラが飲みたい。冬にテキー [続きを読む]
  • オブラートに包みつつ全力疾走
  • “オブラートに包む” という言葉が消えていこうとしている。いや、もはや消えてしまったのだろうか。意味はご存知のように、遠回しとか、婉曲(えんきょく)を表すもので、要は人を傷つけないように言葉を選ぶことだけれど、どれぐらいの世代まで通じるのだろう。これはどうにも調べようがない。日本に伝わった頃のオブラートはまだ固いもので、現在のような柔らかいオブラートは日本で開発されたらしい。その昔は、飴やキャラメ [続きを読む]
  • 大橋悠依が教えてくれた
  • 昨夜、僕はたまたまテレビを見ていた。時間がないのでブログを書くことを諦めていたからだ。女子水泳だった。大橋悠依(21)選手が、女子200メートル個人メドレー決勝で2分07秒91の日本新記録で、日本競泳陣初となる銀メダルを獲得した。 平井コーチって見たことある人だな。絶対何回も見てる。調べてみたら北島康介、中村礼子のコーチだった。萩野公介のコーチも務めたらしい。そんなことより、大橋悠依だ。右の拳を上げて、何度 [続きを読む]
  • ミーちゃんのリクエスト
  • あのデブが言うのよ。ほら、あのシロコロホルモンが間違えて人間になったみたな脂だらけのデブがさ。「君は笑顔がないんだよ」だってさ。聞いてるミーちゃん。笑顔がないんだってさ。あんたの歪な笑いのほうがよっぽど怖いっての。ヒアリよヒアリ。毒よ毒。我が身を知らないって怖いねえ。ウェルダンにしちゃおうかしら、脂が抜けるまで。あー、でも煙だらけになっちゃうね。消防車来ちゃうね。ウゥーウゥーって。ミーちゃん、もっ [続きを読む]
  • 花も恥じらう
  • 先月だったろうか。それとも今月の頭のことだったろうか。いつもの公園で読書をしていると、風に乗って、ふと甘い香りがした。顔を上げて辺りを見る。前方の花壇は遠い。振り返ると白い花があった。これかな。ベンチを回り込み鼻を近づける。うん、この匂いに間違いない。表示を見たら『クチナシ』と書いてあった。ああ、これがクチナシか。多分初めて見る。というか、初めて認識した。そうか、これがクチナシか。名前は嫌ほど知っ [続きを読む]
  • 缶蹴り
  • 「よし、今日は何もやってない」声に顔を上げると、少年たちがぞろぞろとやってくる。シンジとヨシヒロとツトムと……あとは、誰だっけ、忘れちゃったな。「タカシ、缶は?」「あるよほら」そうだそうだ、タカシだ。あとは、誰だっけ。まあ、いいや。「あ、タマだ!」タマじゃないっツーの。でもまあ、名乗ったわけじゃないからしょうがない。「タマー、タマー」近づいてきた男の子が喉を撫でる。気持ちがいい。「アキラ始めんぞ」 [続きを読む]
  • 悪漢探偵
  • タイトルを見て、ピンとくる人はいるだろうか。以下はWikipediaからです。ケイドロもしくはドロケイは、鬼ごっこの一種。名称は地方によって様々。呼び方はケイドロ(警察と泥棒)やドロケイの他にも、ドロジュン(泥棒と巡査)、ジュンドロ、ドロタン(泥棒と探偵)、ヌスタン(盗っ人と探偵)、ドロジ (泥棒じいさん)、悪漢探偵、タンテイ(探偵)、探偵ごっこ、助け鬼(捕まった人を助けるから)など様々である。犯人役(以下 [続きを読む]
  • 小説に恋して
  • 小説は“恋”に似ている。ああなるだろうか、こう展開するだろうか、その行方にハラハラドキドキ。時に息を呑み、時に高揚し、時に失望する。ページを開いて恋が始まり、最後の一行で恋は終わる。その物語の良し悪しは、読み終えてから決まる。人生もまた、そのようなものなのだろうか。『哀しみの星』新堂冬樹幼い頃に母親に殺されかけた沙織は、優等生を演じながらも他人には心を閉ざしたままだった。そんな彼女がただ一人心を許 [続きを読む]