あ〜る・ベルンハルトJr さん プロフィール

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あ〜る・ベルンハルトJrさん: 夜更けのラプソディ
ハンドル名あ〜る・ベルンハルトJr さん
ブログタイトル夜更けのラプソディ
ブログURLhttp://ameblo.jp/ryosuke-u/
サイト紹介文眠りにつく前のほんのひととき、伝えたい思いを言葉に変えて……。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供355回 / 365日(平均6.8回/週) - 参加 2011/10/26 05:48

あ〜る・ベルンハルトJr さんのブログ記事

  • 透明人間 ─関根博之の場合─「4」
  • 「大変!」上ずった枝野みゆきの声に全員が顔を上げた。年齢は一つ上だが、彼女は博之の三年先輩に当たる。「関根君じゃないんでしょ? あたしが男だったら言ってやるのに!」先日上司に、ありもしないことで叱責されたとき、彼女は博之の腕をつかんでそう言った。入社当時の教育係ではなかったが、なにくれとなく世話を焼いてくれる、数少ない味方だった。「お具合でも悪くされましたか」「いえ、いつも通り家を出ましたが」そん [続きを読む]
  • 透明人間 ─関根博之の場合─「3」
  • 「魔法の指輪? 透明人間?」「ほら、ここを回すとさ、指輪をしてる人間が周りから見えなくなるんだよ。だから人前でやっちゃダメだよ。瞬間的に消えてなくなるから事件だよ。戻すときは逆に回すんだ。当然だけど、これも人前でやっちゃったら事件だ」凄い秘密を打ち明けるみたいに小声になったホームレスがおかしくて、博之は付き合ってみることにした。「じゃあさ」思い切り声をひそめた。「物も盗めるの?」「ん?」ホームレス [続きを読む]
  • 透明人間 ─関根博之の場合─「2」
  • 「煙草?」コンビニの前で煙草の吸殻を拾うホームレスに、博之は思わず声をかけた。ちびた吸い殻を拾い上げたホームレスがこっちを見た。コンビニの灯りに照らされる伸びたひげは、ほとんど白に近かった。いや、薄汚れているから、正確には白とは言い難いけれど。なぜそうしたのかは自分でも分からない。今日、上司にあんなことを言われなければ、このホームレスだって顧(かえり)みることなく通り過ぎただろう。首を洗っておけと [続きを読む]
  • 透明人間 ─関根博之の場合─
  • ─ギュゲスの指輪─羊飼いのギュゲスは、地震によって開かれた洞窟で青銅の馬をみつけた。馬体の空洞には金の指輪を付けた死体があった。この指輪は玉受けを内側に回すと周囲から姿が見えなくなり、外側に回すと見えるようになるという不思議な力を持っていた。ギュゲスは王に家畜の様子を報告する使者の一人となって宮殿に入り、王妃に近づき姦通した。それから二人で密謀して王を殺し、王位を簒奪した。─プラトン著作、『国家』 [続きを読む]
  • 人の波
  • 陽が傾くにつれ、風は冷たいものに変わってきた。寒暖差の激しい日は、まだまだ続きそうだ。仕事を終え、電車の時間を気にしながら足早に歩いていると、たいていは行く手を阻まれる。ずいぶんのんびりと駅に向かう人が多いからだ。遠くの信号を見ながら駈け出したりする僕からすれば、その温度差に驚くばかりだ。先を急ぐ人もいれば、今を楽しむ人もいる。明日を夢見る人もいれば、明日の訪れを恐れる人もいる。希望に燃える人、絶 [続きを読む]
  • 哀愁のヨーロッパ
  • 今宵は、ひとり静かに目を閉じて、こんな曲に身をゆだねてみたら?過ぎ去ったあの頃が、まるで走馬灯のように……。サンタナが1976年に発表したアルバム、アミーゴ(原題: Amigos)より。哀愁のヨーロッパ/サンタナポチポチッと お願いします。短編小説 ブログランキングへにほんブログ村 [続きを読む]
  • 究極の味噌
  • 特に味噌マニアというわけでもないけれど、味噌を買う時はひとつひとつ手に取って、いつも悩んでしまう。そう、自分なりの定番というものを持っていなかったからだ。味噌汁を作るわけじゃない。ホタルイカや豚足を酢味噌で食べたり、エシャレットに付けるぐらいだ。でも、エシャレットのときは味噌だけだから美味しくなければ、パーだ。そこでいつだったか買ったのがこれ。「究極の逸品」封を開けた瞬間に、なんと香(かぐわ)しい [続きを読む]
  • 必殺技
  • ─百田尚樹著「風の中のマリア」より─*マリアとは本作の主人公であるオオスズメバチのワーカーです。ドロテアはマリアより年長のワーカーです。まだ幼い新女王たちの食糧確保のため、彼女たちがニホンミツバチの巣を襲おうとする場面です。「この中に巣がありそうね」ドロテアは言った。マリアとドロテアはエサ場マークフェロモンを出す用意をしながら、洞の中に足を踏み入れた。すると洞の中から不思議な音が聞こえた。「何、あ [続きを読む]
  • オオイヌノフグリ
  • 昨日からの続きです。外来種ですが、なんて無粋な名前なんでしょう。「おっきい犬のキャンタマ」なんて。こんなにかわいいのに。絶滅危惧種に指定されている在来種「イヌノフグリ」の種子が犬のキャンタマに似ていて、それに花が似ているところから「オオイヌノフグリ」と名付けられたと記憶しています。大迷惑な話ですね。種子はハート型です。それもまあ、犬のキャンタマに見えなくもないけど、あくまでもハート型です。河原とか [続きを読む]
  • 日々
  • このところのお休みは、天気が悪かったり寒風が吹いていたりしたので出かけるのを諦めたけど、風もない昨日はやっと公園に行って読書ができた。無精者で寒がりの僕は、ルームウェアの上にズボンをはき、ダウンを羽織って毛糸の帽子までかぶって出かけた。ベンチに座って暖かいボトルの缶コーヒーを飲み、煙草を一本吸って文庫本を広げた。読みかけだった「風の中のマリア」だ。読み終わっていないから感想は書かないけれど、なかな [続きを読む]
  • 南風
  • 少しづつ、ちょっとづつだけれど、季節は春に向かっている。いつも恋い焦がれる桜を、今年は待ち遠しく思わなくなった自分に少し驚きながら、その理由を考えてみる。パッと咲いてはらりと散る。その変化の速さに、自分が付いていけないからなのだろうか。それを潔いとは思えなくなった自分がいるのだろうか。なぜだろう。どうしてだろう。考えても答えは出ない。凍える冬を溶かす春。穏やかな春を焼き尽くす夏。灼熱の夏を冷ます秋 [続きを読む]
  • スパイ大作戦
  • 『スパイ大作戦』(スパイだいさくせん、原題 "Mission: Impossible")は、1966年から1973年まで放送されたアメリカの人気テレビドラマ。1時間枠の番組。全171話。 日本でも、1967年4月よりフジテレビ系列で放送され人気番組となり、以後、幾つかの放送局で度々放送(再放送)されているテレビ番組。 「君、もしくは君のメンバーが捕えられ、或いは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。成功を祈る。このテープは自 [続きを読む]
  • バブル崩壊
  • バブル期というと、1986年12月から1991年2月までの4年3か月(51ヶ月)間を指すようです。バブルの崩壊と聞くと、一気に不景気に突入したように感じますが、実感としては、後付けの梅雨明け告知みたいな感じだったと思います。実はあの日、梅雨明けしていた、みたいに、振り返ってみると実はバブルが崩壊していたという感じですね。楽観視する様子もあったかな。実際のところ、僕が店長をしていた店は売り上げを伸ばし続けていたし [続きを読む]
  • 1990 東京の彼方此方
  • 彼方此方……正確にはなんて読むんだろう。あちらこちら? あちこち? 気になるので調べてみた。ふむ、どっちも正解のようだ。意味としては、あっちこっちだけど、そう読むと不正解らしい。この撮影者、一昨日アップしたものと同じ人のようです。カメラワークの落ち着きのなさが気になるかな。1990年というと、ついこのあいだのような気がするのだけど、それは年のせいだろうね(笑)昔の映像を見るといつも覚える感覚は、この日 [続きを読む]
  • 1990 渋谷
  • こんなの見つけました。1990 渋谷。ふむ、僕がまさに渋谷にいたころですね。先日用事があって行ってみたら、すっかり跡形もなくなった東急プラザも映っています。上階にあった紀伊國屋書店も懐かしい。49年の歴史に幕を下ろしたのですね。地下の生鮮食品売り場も、渋谷の、こんなビルの地下にこんなにたくさんの店が? と思わせる不思議な場所でした。時は移ろい、人も変わる。それはまるで、晴れた日に舞う、風花(かざはな)の [続きを読む]
  • 踊り子
  • 愛してる、愛してない、愛してる、愛してない。愛されてる、愛されてない、愛されてる、愛されてない。足元に散る花びら。恋してる?確かに恋してる。身の丈、遠慮、譲り合い。探り合い、騙し合い、少しの背伸び。時が経てば愛の形も変わってゆく。それでも、保とうとするのは、恋するゆえに。使い古されて心に響かない言葉たち。朝焼けの吐息、夕暮れ時の待ちぼうけ。村下孝蔵のこの歌に、踊り子なんて登場しない。クルクル回る恋 [続きを読む]
  • なんだかなあ
  • 昨夜はさんざんっぱら苦労したけど、ふむ、原因はやっぱりキーボードだった。おかげさまで、昨夜はブログをあげられなかった。昼間の休憩時間にヤマダ電機に行ってパパッと買ってきた。それが……間違いの元だった。エルゴノミクスじゃなかった!カーブのデザインに騙されてしまった。帰宅してセッティングしたのだけれど、ホームポジションが指先でなかなか探せない。ようやく探り当てたとき気が付いた。ん? Hがずいぶん左にあ [続きを読む]
  • 素人さんシリーズ「3」
  • 返コメを書こうとしたら、パソコンが寝ている。zzzzzzzzzzzzzzzzzとずっと続くのだ。キーボードのzを引っこ抜いてみる。でも、そこには問題なさそうだ。もう一度、コメント欄をマウスで する。やっぱり、zzzzzzzzzzzzzzzzzとずっと続く。キーボードのUSBを引っこ抜いてみる。改善しない。仕方がないから再起動を掛ける。けれど、かからない。業を煮やして、やるべきではない本体スイッチを落として入れなおす。でも、うま [続きを読む]
  • 我がよき友よ
  • 「酒を飲む奴はだめだ」ずいぶんと以前のことだけれど、皆さんはこの発言をどうとらえるだろう。それはさておき、ムッシュかまやつさんが、3月1日、膵(すい)がんのためお亡くなりになった。78歳。かまやつひろしといえば、スパイダーズよりも、吉田拓郎作詞作曲の「我がよき友よ」が浮かびます。これは70万枚も売ったらしい。けれど、日本ジャズ界の草分け的存在であるジャズシンガーのティーブ・釜萢を父に持つ、洋楽漬けだった [続きを読む]
  • 素人さんシリーズ「2」
  • 上手いね!でも、どうだろ、少し走り過ぎてるかな。技巧に頼りすぎてる感が強い。もう少し、間とメリハリが欲しいな。だからかな、聴いててちょっと息苦しい。弾く方ももっと楽しんでほしいな。見せる前に楽しいんで欲しい。だったらきっと、もっと、何か伝わってくるはず。なにも弾けないくせに評論家みたいな僕(笑)ルパン三世のテーマ この間もアップしたけど、この姉弟の方が圧倒的に楽しい。音を楽しんでこそ音楽。ポチポチ [続きを読む]
  • 女優魂
  • 月曜の深夜というか、火曜の未明というか。久々にスジナシを見た。笑福亭鶴瓶が、ゲストと台本無しのぶっつけ本番のドラマを演じる番組だ。ずいぶんと久しぶりに見たなと思ったら、レギュラー番組としては終わっていたようだ。ゲストは黒木華(くろき・はる〉だった。ドラマを見ない僕としては、もちろん初めての女優さんだった。それが、恐ろしく面白かった。黒木華という女優さんに、僕は完全に魅了されてしまった。けっして美人 [続きを読む]
  • 幕末の偉人たち
  • 幕末という時代は、僕をひきつけてやまない。その時代を必死に生きた人たちにとって、そんな表現は腹立たしいのだろうけれど……。僕は幕末オタクを自認していた。もう、自信満々だった。けれど今日、ふと思った。あれ……ほとんど忘れてるじゃないかと。武装中立を目指した越後長岡藩の河合継之助が、日本に3台しかないガトリング砲(手動式の機関砲)の内、2台を保有していたことを書いたのは、ここアメーバだったろうか。幕府軍 [続きを読む]
  • 酸欠少女さユり
  • 酸欠少女さユり……。何それ? という人と、おお、という人真っ二つに分かれそうですね。さユり 1996年6月7日、福岡県福岡市生まれ。2015年8月26日『ミカヅキ』発売。椎名林檎が出てきたときも不思議でしたけど、この子も明らかに不思議です。美人顔ですが、なかなかの男前にも見えます。トレードマークは、ポンチョと黄色いギター。そのかき鳴らし方がいいです。ビブラートとも言い難い、ちょっと震えるような歌声もいいです。 [続きを読む]
  • さよならをするために
  • 僕の頭の中でこの歌が流れ始めた。僕は何度も何度も口ずさんだ。もちろん、憶えているところだけ(笑)「○丁目○番地」……確か、そんなタイトルの名前ではなかったろうか。もちろん番号は出てこない。よく知っている曲なのに、ドラマの主題歌だったことさえ忘れていた。きっとそうだ。「○丁目○番地」の主題歌だったはずだ。さっき検索してみた。「3丁目4番地」、合ってた。埋もれてた記憶ってすごいな。なんていい歌なんだろう [続きを読む]