たんぽぽ さん プロフィール

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たんぽぽさん: 映画と本の『たんぽぽ館』
ハンドル名たんぽぽ さん
ブログタイトル映画と本の『たんぽぽ館』
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/tanpopo0855
サイト紹介文映画と本のお気楽な感想・雑感をお届けします。新作・旧作ジャンルを問わず。
自由文映画と本の簡単な内容紹介もしています。肝心なところのネタばらしはなし。映画や本を愛する方、ご一緒に楽しみましょう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供317回 / 365日(平均6.1回/週) - 参加 2011/11/01 21:33

たんぽぽ さんのブログ記事

  • 「暗い越流」若竹七海
  • 葉村晶も登場暗い越流 (光文社文庫)若竹 七海光文社* * * * * * * * * *凶悪な死刑囚に届いたファンレター。差出人は何者かを調べ始めた「私」だが、その女性は五年前に失踪していた!(表題作)女探偵の葉村晶は、母親の遺骨を運んでほしいという奇妙な依頼を受ける。悪い予感は当たり…。(「蝿男」)先の読めない展開と思いがけない結末―短編ミステリの精華を味わえる全五編を収録。表題作で第66回日本推理作家 [続きを読む]
  • 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
  • 破壊行動の裏にあるもの* * * * * * * * * *デイヴィス(ジェイク・ギレンホール)はウォール街のエリート銀行員。富も地位も手にしています。しかし高層タワーの上層部でただ数字と向き合うこの仕事には何やら空虚を感じているのです。そんなある日、交通事故で妻を亡くします。ところがデイヴィスは少しも悲しくなく涙も出てきません。そんな自分が不可解で、また、何やらわからない感情に駆られるように、彼 [続きを読む]
  • 世界一キライなあなたに
  • 変えられない決意* * * * * * * * * *イギリスの田舎町。ルーは、務めていたカフェ店が廃業したため、失業してしまいました。そして半年限定という介護の仕事につくことにします。その介護の相手は、バイクの事故で半身不随となり車椅子生活を送るウィル。元は快活でスポーツ好きの青年実業家。しかし今は、手も思うようには動かせないため、実家で暗い顔をして引きこもったようにして暮らしているのです。(た [続きを読む]
  • 「ダンジョン飯4」九井諒子
  • ついに炎竜と対決ダンジョン飯 4巻 (ビームコミックス)九井 諒子KADOKAWA* * * * * * * * * *ついに炎竜(レッドドラゴン)のいる地下5階にたどり着いたライオス一向。鉄をも弾く真っ赤な鱗と、骨まで灰にする炎を吐く強敵を相手にライオスは、命をかけた作戦を決行する……!妹・ファリンは救えるのか? そして、竜の肉を喰うことはできるのか!?腹ペコダンジョンファンタジー、激闘の第4巻!* * * * [続きを読む]
  • グレートウォール
  • 城壁の向こうから攻めてくる敵とは* * * * * * * * * *金と名誉のため、当時まだヨーロッパにはなかった火薬を求めて世界を旅している傭兵ウィリアム(マット・デイモン)。始めはチームで大勢の仲間がいたのですが、途中馬賊などに襲われ、今では友のトバール(ペドロ・パスカル)と二人だけになってしまっています。そして彼らがたどり着いたのは万里の長城。巨大かつ長大な城壁では、今にも何ものかが攻めて [続きを読む]
  • 堕天使のパスポート
  • 不法移民医師のサスペンス* * * * * * * * * *15年ほども前の作品ですが、さて、どうしてこれを見ようと思ったのだったっけ?としばし考えていたのですが、つまり、アカデミー賞つながりで興味を持ったのでした。2004年のアカデミー賞脚本賞にノミネートされた作品。なるほど〜、見て納得しました。面白かったのです、さすがに。トルコからロンドンに来た移民シェナイ(オドレイ・トトゥ)は、いとこの居るニュ [続きを読む]
  • ゲド戦記 Ⅲ さいはての島へ
  • 老と若。生と死。さいはての島へ―ゲド戦記〈3〉 (岩波少年文庫)ゲイル・ギャラティ,Ursula K. Le Guin,清水 真砂子岩波書店* * * * * * * * * *ゲドのもとに、ある国の王子が知らせをもってきた。魔法の力が衰え、人々は無気力になり、死の訪れを待っているようだという。いったい何者のしわざか。ゲドと王子は敵を求めて旅立つが、その正体はわからない。ゲドは覚悟を決める。* * * * * * * * [続きを読む]
  • 夜は短し歩けよ乙女
  • 森見ワールドの体現* * * * * * * * * *私がはじめて森見登美彦さんを読んで、すっかりファンになってしまった本作。しかも星野源さんが“先輩” の声ということで、やはりこれは見ない訳にはいかないでしょう・・・ということで。同じクラブの後輩“黒髪の乙女”に恋心を抱く“先輩”は、「なるべく彼女の目に留まる」すなわち「ナカメ」作戦を展開します。乙女の姿を追い求め、夜の京都を歩き回ります。春の [続きを読む]
  • トム・アット・ザ・ファーム
  • 愛憎絡まりあって* * * * * * * * * *グザビエ・ドラン監督に興味を持ってみました。本作は、監督・主演両方を務めています。恋人の男性ギョームが亡くなり、心が空っぽになってしまったトム(グザビエ・ドラン)。葬儀のためギョームの実家のあるケベック州の田舎街にやってきました。しかしギョームの母・アガット(リズ・ロワ)はトムの存在を知らず、息子の恋人はサラという女性だと思っています。そして、 [続きを読む]
  • 「アトミック・ボックス」池澤夏樹
  • 社会派サスペンス!!アトミック・ボックス (角川文庫)池澤 夏樹KADOKAWA* * * * * * * * * *人生でひとつ間違いをしたという言葉を遺し、父は死んだ。直後、美汐の前に現れた郵便局員は、警視庁を名乗った。30年にわたる監視。父はかつて、国産原子爆弾製造に携わったのだ。国益を損なう機密資料を託された美汐は、父親殺人の容疑で指名手配されてしまう。張り巡らされた国家権力の監視網、命懸けの逃亡劇。隠 [続きを読む]
  • LION ライオン 25年目のただいま
  • 自分を取り戻すために* * * * * * * * * *1986年、インドのとある街のスラム街。5歳の少年サルーは兄と仕事を探しに出かけ、兄を待っているうちに停車中の電車の中で眠り込んでしまいました。それは回送列車で、何日も降りることも叶わず、家からはるか遠く離れたカルカッタ(コルカタ)まで来てしまうのです。そこは大都会。言葉も通じず、自分の住んでいた街の名前も口にしてはみるのですが、誰にもわかって [続きを読む]
  • コングレス 未来学会議
  • デジタルスキャンで、作られる俳優* * * * * * * * * *近未来のお話・・・俳優の絶頂期の容姿をデジタルスキャンし、そのデジタルデータを使って映画を作るという技術が開発されました。かつて圧倒的に人気があったものの、年令を重ね、またあまりにもわがままな態度が映画作成陣に嫌われて、今は落ち目な女優、ロビン・ライト(本人が同名で出演しています)。その彼女が、デジタルデータを作らないかと誘われ [続きを読む]
  • 「冬虫夏草」 梨木香歩
  • ダムに沈んだ村々を思う冬虫夏草梨木 香歩新潮社* * * * * * * * * *疏水に近い亡友の生家の守りを託されている、駆け出しもの書きの綿貫征四郎。行方知れずになって半年あまりが経つ愛犬ゴローの目撃情報に加え、イワナの夫婦者が営むという宿屋に泊まってみたい誘惑に勝てず、家も原稿もほっぽり出して分け入った秋色いや増す鈴鹿の山襞深くで、綿貫がしみじみと瞠目させられたもの。それは、自然の猛威に抗 [続きを読む]
  • はじまりへの旅
  • ワイルドだろ〜* * * * * * * * * *久しぶりに、ビゴ・モーテンセン?しかしこれがまた、いいんですよね―♪現代社会から切り離されたアメリカ北西部の森。ベン・キャッシュ(ビゴ・モーテンセン)は、独自の教育方針で6人の子どもたちを育てています。子どもたちは学校に行っていませんが、アスリート並みの体力を持ち、6ヶ国語を操り、社会問題を語ります。18歳長男ボウ(ジョージ・マッケイ)は、数カ所もの [続きを読む]
  • エレファント・ソング
  • 心の欠落を埋め合う存在* * * * * * * * * *ある精神科の病院の院長室。そこに入院患者の青年マイケル(グザビエ・ドラン)が連れられてきます。対応するのは院長のグリーン(ブルース・グリーンウッド)。この病院の精神科医ローレンスが失踪しており、院長はその行方を探ろうとしているのです。ローレンスはマイケルの主治医で、マイケルとの面談の後から姿が見えません。院長はマイケルがローレンスの行方を [続きを読む]
  • 5時から7時の恋人カンケイ
  • 決して自由奔放でも進歩的でもなくて* * * * * * * * * *2016年6月に27歳の若さで自動車事故により急逝したアントン・イェルチン出演作です。ニューヨークに住む作家志望のブライアン(アントン・イェルチン)は、ある日、街かどでタバコを吸う女性アリエル(ベレニス・マーロウ)に一目惚れをします。恐る恐る話しかけ、数回会ううちに意気投合。しかし、アリエルは二人の子どもを持つ人妻だったのです。とこ [続きを読む]
  • 「マシアス・ギリの失脚」 池澤夏樹
  • 南の島は、やはり精霊に守られた不思議なところだったマシアス・ギリの失脚 (新潮文庫)池澤 夏樹新潮社* * * * * * * * * *舞台は、毎朝、毎夕、無数の鳥たちが飛びまわり、鳴きさわぐ南洋の島国、ナビダード民主共和国。鳥たちは遠い先祖の霊、と島の人々は言う。日本占領軍の使い走りだった少年が日本とのパイプを背景に大統領に上り詰め、すべてを掌中に収めたかに見えた。だが、日本からの慰霊団47人を乗せ [続きを読む]
  • ジャッキー ファーストレディ最後の使命
  • 何も言えない・・・* * * * * * * * * *1963年11月22日テキサス州ダラスで、米ケネディ大統領がオープンカーでパレードの最中に何者かに狙撃され命を落としました。本作はこの車に同情し、夫の死を目の当たりにした妻、ジャクリーヌ(ジャッキー)ケネディの、その後の数日間を切り撮った物語です。彼女は夫の死を悲しむ間もなく、葬儀の取り仕切りをしたり、代わりに昇格する副大統領の大統領就任式に出席した [続きを読む]
  • ザ・ギフト
  • 問題を抱えているのは誰?* * * * * * * * * *本作は、ジョエル・エドガートンが監督・脚本・製作を務め、おまけに重要人物で出演までしています。ジョエル・エドガートン? なんだか聞いたことがあるな、と思ったら先日見た「ラビング 愛という名前の二人」のリチャードじゃありませんか!!あらやだ、この間見たばっかりなのに、全然気が付かなかった・・・。トホホ。さて本作、公開時にあらすじを見てもっ [続きを読む]
  • 「ヨイ豊」梶よう子
  • 激動の時代、江戸の矜持を持ち続けた男ヨイ豊梶 よう子講談社* * * * * * * * * *黒船来航から12年、江戸亀戸村で三代豊国の法要が営まれる。広重、国芳と並んで「歌川の三羽烏」と呼ばれた大看板が亡くなったいま、歌川を誰が率いるのか。娘婿ながら慎重派の清太郎と、粗野だが才能あふれる八十八。ひと回り歳が違う兄弟弟子の二人は、尊王攘夷の波が押し寄せる不穏な江戸で、一門を、浮世絵を守り抜こうとす [続きを読む]
  • シャーリー&ヒンダ
  • いくつになっても好奇心旺盛でありたい* * * * * * * * * *ノルウェーの監督が、あえてアメリカの老婦人を題材にとらえたドキュメンタリーです。シアトルに住むシャーリー(92歳)とヒンダ(86歳)は、30年来の友人同士。と言っても30年前でも60歳くらいですね。この年令で生涯の友に出会えるというのも幸運なことです。二人はさすがに体の衰えは隠せず、なかなかスムーズには歩けないので外出時は電動車いすを [続きを読む]
  • ムーンライト
  • 自分らしくあろうとすること* * * * * * * * * *アカデミー作品賞の受賞作。私は「ラ・ラ・ランド」本命と思っていたのでちょっとがっかりしたのだったのですけれど、いやいや、本作は受賞も当然と納得してしまう、力のある作品でした。マイアミの貧困地域で育つシャロンを、少年期、ティーンエイジャー期、成人期とそれぞれに俳優を替えて描きます。少年期のシャロンは「リトル」と呼ばれるほどに体も小さく、 [続きを読む]
  • 「南の島のティオ」池澤夏樹
  • 南の島で起こる不思議なこと南の島のティオ (文春文庫)池澤 夏樹文藝春秋* * * * * * * * * *受け取る人が必ず訪ねてくるという不思議な絵ハガキを作る「絵ハガキ屋さん」、花火で「空いっぱいの大きな絵」を描いた黒い鞄の男などの個性的な人々とティオとの出会いを通して、つつましさのなかに精神的な豊かさに溢れた島の暮らしを爽やかに、かつ鮮やかに描き出す連作短篇集。第41回小学館文学賞受賞。* *  [続きを読む]
  • 追憶と、踊りながら
  • 故国を離れ肉親をなくした老女は何を思う・・・* * * * * * * * * *ロンドンの介護ホームで暮らすカンボジア系中国人の女性ジュン。息子のカイが面会にきてくれることだけを楽しみにしています。カイは、友人のリチャード(ベン・ウイショー)と暮らしているのですが、ジュンはなんとなくリチャードが嫌いなのです。そもそも言葉が通じません。ジュンはかなり前からイギリスに移住していたようなのですが、つい [続きを読む]