たんぽぽ さん プロフィール

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たんぽぽさん: 映画と本の『たんぽぽ館』
ハンドル名たんぽぽ さん
ブログタイトル映画と本の『たんぽぽ館』
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/tanpopo0855
サイト紹介文映画と本のお気楽な感想・雑感をお届けします。新作・旧作ジャンルを問わず。
自由文映画と本の簡単な内容紹介もしています。肝心なところのネタばらしはなし。映画や本を愛する方、ご一緒に楽しみましょう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供310回 / 365日(平均5.9回/週) - 参加 2011/11/01 21:33

たんぽぽ さんのブログ記事

  • 世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方
  • ちびっこギャングのバイタリティ!* * * * * * * * * *ドイツの中央部、平凡で、何もかもが“平均的”な村と認定されたボラースドルフ。そこへ消費者調査会社が新製品のモニター調査にやってきます。商品調査に夢中になった大人たちは老人を邪魔者扱いし、老人ホームに入れてしまいました。村の子どもたちはまずい青汁フレークを食べさせられたり、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんがホームに入れられてしま [続きを読む]
  • 絵本「レッドタートル ある島の物語」
  • 島が語る物語レッドタートル ある島の物語池澤 夏樹岩波書店* * * * * * * * * *どこから来たのか どこへ行くのか いのちは?嵐の中、海に放りだされた男が小さな無人島に打ち上げられた。必死に島から脱出しようと試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況におかれた男の前に、ある日、一人の女が現れた――。詩情あふれるマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督初の長編アニメーシ [続きを読む]
  • コールドマウンテン
  • 南北戦争を生き抜く* * * * * * * * * *公開時に一度見たきりだったものを再視聴してみました。そうそう、ジュード・ロウ目当てで見たのでしたが、やっぱりいいんだなあ、これが。南北戦争末期、コールドマウンテンの田舎町でインマン(ジュード・ロウ)とエイダ(ニコール・キッドマン)は出会いますが、すぐにお互い心惹かれます。けれど、多くの言葉をかわす間もなく、インマンは徴兵され、前線に駆り出され [続きを読む]
  • 海は燃えている イタリア最南端の小さな島
  • 新たな目で、しっかりと世界を見るように* * * * * * * * * *本作はドキュメンタリーとは言いながら、一風変わった作りになっています。イタリア最南端のランペドゥーサ島。北アフリカには最も近い風光明媚な島。ところがそこは、アフリカや中東から命がけで地中海を渡って来る難民や移民の玄関口でもあります。本作は小さな船にびっしりになって乗ってくる難民たちの様子と、その島に住む人々の穏やかで何気な [続きを読む]
  • 「鍵の掛かった男」有栖川有栖
  • 孤独な男の真実鍵の掛かった男 (幻冬舎単行本)有栖川有栖幻冬舎* * * * * * * * * *2015年1月、大阪・中之島の小さなホテル"銀星ホテル"で一人の男・梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺による縊死と断定。しかし梨田の自殺を納得しない人間がいた。同ホテルを定宿にする女流作家・影浦浪子だ。梨田は5年ほど、銀星ホテルのスイートに住み続け、ホテルの支配人や従業員、常連客から愛され、しかも2億円以上預金残高 [続きを読む]
  • Mommy マミー
  • 憎んでも憎んでも愛が湧き出る・・・* * * * * * * * * *15歳スティーヴ(アントワン=オリビエ・ピロン)は、ADHD(多動性障害)と言われており、情緒不安定。ちょっとしたきっかけでキレて攻撃的になってしまいます。そのシングルマザーであるダイアン(アンヌ・ドルバル)は、息子の扱いに困り果てているのです。小さな子供ならばまだ抑えが効く。けれどこんなに大きくなってからでは、他の人に対して爆発した [続きを読む]
  • ラビング 愛という名のふたり
  • ひっそりと寄り添うふたり* * * * * * * * * *1958年というので、ほんの60年ばかり前のできごとです。米バージニア州に住む大工のリチャード(ジョエル・エドガートン)は、恋人ミルドレッド(ルース・ネッガ)に妊娠を告げられ、結婚を申し込みます。二人はワシントンD.C.に赴き結婚手続きをしました。そして二人の地元で生活をはじめたのです。ところがある夜、保安官が乗り込んできて二人は逮捕されてしまい [続きを読む]
  • 「憲法なんて知らないよ」 池澤夏樹
  • 一家に一冊憲法なんて知らないよ (集英社文庫)池澤 夏樹集英社* * * * * * * * * *憲法は国の性格を決める。やさしい国、強い国。卑屈な国やケンカ好きな国。この憲法のもとで、半世紀の間、日本はケンカをしない穏やかな国だった。そのせいでぼくたちは損をしたか得をしたか。今、憲法を論じよう。その土台として、自分たちのふだんの言葉に書き直したのが、この新訳憲法。* * * * * * * * * [続きを読む]
  • シービスケット
  • 暗い世相を明るくする快進撃* * * * * * * * * *本作は、私が今のようにせっせと映画を見始めた頃に見た作品で、まだブログを始める以前のものだったので、この度もう一度見てみました。シービスケットという題名だけでは何かわからないと思いますが、これは馬の名前です。実在した奇跡のような競走馬のことを映画化したもの。1930年代、大恐慌後、数多くの会社が倒産、失業者の増大ということで喘いでいる [続きを読む]
  • モアナと伝説の海
  • 美しい海と、心浮き立つ歌を堪能* * * * * * * * * *以前「アナと雪の女王」は、字幕で見たかったのにすぐに吹替版しか上映がなくなってしまい失敗しましたので、今回は早々に拝見しました。お楽しみのディズニー・アニメ「モアナと伝説の海」です。何といっても音楽と美しい映像が相まって感動を盛り上げるので、私は別に悲しいシーンでもないのにホロホロと涙がこぼれ落ちてきて困ってしまいました・・・南太 [続きを読む]
  • 「騎士団長殺し 第1部・第2部」 村上春樹
  • ある肖像画家の内的冒険「騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編」騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編村上 春樹新潮社「騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編」騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編村上 春樹新潮社* * * * * * * * * *                  その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が [続きを読む]
  • 「アフターダーク」村上春樹
  • マリの無意識の世界アフターダーク (講談社文庫)村上 春樹講談社* * * * * * * * * *時計の針が深夜零時を指すほんの少し前、都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。フード付きパーカにブルージーンズという姿の彼女のもとに、ひとりの男性が近づいて声をかける。そして、同じ時刻、ある視線が、もう一人の若い女性をとらえる―。新しい小説世界に向かう、村上春樹の長編。* * * * * [続きを読む]
  • 愚行録
  • 重くて、暗くて・・・* * * * * * * * * *この日の2本はしごは「彼らが本気で編むときは、」と、この「愚行録」。邦画2本でしたが、「彼らが本気で・・・」の方を後に見るべきでした。こちらは重くて、暗くて・・・。原作は貫井徳郎さんなのでミステリですが、謎解きというよりも、とにかく真相に驚き、同時に暗澹とさせられてしまう作品なのでした。田中武志(妻夫木聡)は、週刊誌の記者。間もなく一年になる [続きを読む]
  • ボーダレス ぼくの船の国境線
  • 国境なんていらない* * * * * * * * * *緊張関係にある国境沿い。立ち入り禁止区域に一隻の朽ちた船が放置されています。その船をねぐらとしている少年が一人。彼は貝細工を作って売ったり、魚を釣ったり、孤独だけれども気ままな毎日を過ごしています。ある時、国境の反対側からこの船に一人の少年が上がり込んできます。言葉が全く通じない二人は、いがみ合うのですが、相手はお構い無しで、船の中央にロープ [続きを読む]
  • 「スティル・ライフ」 池澤夏樹
  • 宇宙船というベールで飾られる地球スティル・ライフ (中公文庫)池澤 夏樹中央公論社* * * * * * * * * *遠いところへ、遠いところへ心を澄まして耳を澄まして、静かに、叙情をたたえてしなやかに―。清新な文体で、時空間を漂うように語りかける不思議な味。ニュー・ノヴェルの誕生。中央公論新人賞・芥川賞受賞作『スティル・ライフ』、受賞第一作『ヤー・チャイカ』を収録。第98回(昭和62年度下半期) 芥川 [続きを読む]
  • 彼らが本気で編むときは、
  • 108個の煩悩* * * * * * * * * *母が新しい男の元へ行ってしまい、やむなく叔父(母の弟)マキオ(桐谷健太)の元へ身を寄せることになった11歳トモ(柿原りんか)。トモはマキオから一緒に暮らしているリンコ(生田斗真)を紹介されます。リンコはトランスジェンダー。心は女なのに男の体で生まれてきてしまった。今は手術を受けて、胸もあるけれど・・・なにしろ体は大きいし、ぱっとみたところはやはり男性 [続きを読む]
  • シェル・コレクター
  • ひなびた物語かと思ったら、違った* * * * * * * * * *沖縄の孤島。盲目の貝類学者(リリー・フランキー)が貝を採集しながら静かに暮らしています。ラジオでは「手足の先からしびれが広がっていき、やがて死に至るという奇病が蔓延している」とのニュースが流れています。そんなある日、一人の女性画家(寺島しのぶ)が浜辺に打ち寄せられています。彼女はあのラジオで言っていた奇病に冒されていました。生き [続きを読む]
  • 「ゲド戦記Ⅰ 影との戦い」 ル=グウィン
  • 自己の深遠と向き合う影との戦い―ゲド戦記〈1〉 (岩波少年文庫)ルース・ロビンス,Ursula K. Le Guin,清水 真砂子岩波書店* * * * * * * * *アースシーのゴント島に生まれた少年ゲドは、自分に並はずれた力がそなわっているのを知り、真の魔法を学ぶためロークの学院に入る。進歩は早かった。得意になったゲドは、禁じられた魔法で、自らの"影"を呼び出してしまう。* * * * * * * * * *さて、 [続きを読む]
  • ナイスガイズ!
  • へっぽこの男たちと、しっかり者の少女 * * * * * * * * *シングルファザー、弱腰の私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)と、腕っ節の強い無免許探偵ヒーリー(ラッセル・クロウ)のバディ・ムービー。二人の出会いは最悪(!)なものでしたが、やがてアメリアという女性を探すことで利害が一致し、協力し合うことになります。調べるうちに、あるポルノ女優の事故死から始まり、何やら国家を揺るがす巨大な陰 [続きを読む]
  • 奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ
  • 語り継ぎ、受け継いでいってほしい* * * * * * * * * *本作は興味はあったのですが、「焼き直しかー」と思って公開時には見ていませんでした。というのは、ある教師が手におえないほどに荒れた高校生たちを指導し、アウシュビッツの悲劇を調べ発表するという取り組みをして、高校生自身の成長をも促すというストーリー、実は「フリーダム・ライターズ」というアメリカ作品にもあるのです。こちらも実話を元にし [続きを読む]
  • 「キップをなくして」 池澤夏樹
  • 鉄道ファンタジーキップをなくして (角川文庫)池澤 夏樹角川書店(角川グループパブリッシング)* * * * * * * * * *改札から出ようとして気が付いた。ないない、キップがない!「キップをなくしたら駅から出られないんだよ」。どうしよう、もう帰れないのかな。キップのない子供たちと、東京駅で暮らすことになったイタル。気がかりはミンちゃん。「なんでご飯を食べないの?」。ミンちゃんは言った。「私、死んで [続きを読む]
  • ラ・ラ・ランド
  • 切なさに浸る* * * * * * * * * *本作、「アカデミー賞、作品賞受賞おめでと〜!」というタイミングで、本日の投稿としたかったのですが、残念でした・・・!!なんですかねえ、アカデミー賞はやっぱり社会性がないとダメなのでしょうか。エンタテイメントだっていいじゃないか!!と私は思うのですが。なんだか賞の権威付けみたいな意図を感じていや〜な感じ。あ、もちろんムーンライトも素晴らしい作品なのだ [続きを読む]
  • 王様のためのホログラム
  • 異文化交流もまずは個人から* * * * * * * * * *大手自転車メーカーの取締役だったアラン・クレイ(トム・ハンクス)は、業績悪化の責任を問われて会社を解任されます。家も財産も全て無くして妻とは離婚。しかしなんとか娘の学費くらいは稼がなければと、IT業界に転職し、3Dホログラムを売るためにサウジアラビアへ出かけます。しかし、現地のオフィスは砂漠のテント。Wi-Fiも繋がらず、国王どころか、担当者 [続きを読む]
  • サヨナラの代わりに
  • 最期の時の選択* * * * * * * * * *弁護士の夫と気の合う友人たちに囲まれ、順風満帆の生活を送っていた35歳ケイト(ヒラリー・スワンク)。しかし、そんなある日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症してしまいます。その一年半後、ケイトは車椅子の生活となり、もうほとんど手も動きません。介護人を幾人も替えた後、ケイトは夫の反対を押し切り、ベックという女子大生を雇います。彼女は介護にはド素人で、家 [続きを読む]
  • 「拳の先」角田光代
  • 何度でも逃げたっていい拳の先角田 光代文藝春秋* * * * * * * * * *文芸編集者として忙しい日々を過ごす那波田空也は、あるきっかけで再びボクシングとの距離を縮める。初めての恋人・つた絵の存在、ジムに通う小学生ノンちゃんの抱える闇、トレーナー有田が振りまく無意識の悪意、脅威の新人選手・岸本修斗。リングという圧倒的空間に熱狂と感動を描ききる!傑作長編小説。* * * * * * * * * [続きを読む]