金正日が死んだが、意外なほど早く公にしたなという印象だ。独裁者が死んだら、武田信玄じゃないけど、数年は隠すものかと思っていたが、これは幻想のようだ。隠すことの…
もうすぐ12月8日がやってくる。真珠湾攻撃の日、日米開戦の日。8月15日は終戦記念日として、正確ではないが、戦争を振り返る日としての役割を風前の灯火ではあるが…
十数年前から、映画化されるのではとずっと期待していた。占守島の戦いのことだ。大野芳『8月17日、ソ連軍上陸す』で占守島の戦いの認知度が高まった。さらに昨年刊行…
談志が死んでも、弟子がいる。志の輔、志らく、談春・・・すごーく評価が高い。落語に興味がある人、しかも一家言ある人で、立川流を批判する言葉を聞いたことがない。談…
これが高倉健主演の任侠映画なら、と思う。我慢に我慢を重ね、とうとう我慢しきれず、相手に向かう高倉健。柳の木の脇からそっと登場し、「おともさせてもらいます」と池…
勝手な基準で、3本以上傑作を残している映画監督を名匠と呼びたくなる。日本人監督ということで絞れば、何人かいる。ぱっと思いついただけでも、小津安二郎黒沢明野村芳…
「笑う蛙」という映画がある。言いたいことは、昨日と同じ。ラストが映画全体の印象を支配する力について。と思って、ネットで検索したら、あるサイトではラストがいまい…
映画って、筋が悪かったり、キャストが悪くても、ラストと、音楽がきまると、「いい映画だった」と吹聴したくなる。当然、こういうことも言える。ラストと、音楽がきまる…
思えば、20年位前、邦画が好きだと言うような、若いやつはいなかった。みんな右に倣えで洋画だった。もっと見渡せばいたんだろうけど、少なくとも自分の周りにはいなか…
IFものというジャンルがある。小説、漫画、映画、何でも扱っている。個人的には漫画、映画の順で好きで、小説だと嫌いになる。小説だと当然、場面の説明が必要になる。…
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