natuno07 さん プロフィール

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natuno07さん: 空飛ぶ色いろnatuno7
ハンドル名natuno07 さん
ブログタイトル空飛ぶ色いろnatuno7
ブログURLhttp://natsunooyasumi.blog.fc2.com/
サイト紹介文文鳥と児童書、絵本が好き ほかにも好きなこといろいろです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供95回 / 365日(平均1.8回/週) - 参加 2011/11/08 13:29

natuno07 さんのブログ記事

  • ぎん色いろ色ー科学館の思い出
  • 西荻駅前の象が新しくなったり、町は変わっていくもので。去年の夏、久しぶりに妙正寺公園の方を散歩していたら、科学館が閉館して、取り壊しを待つばかりになっていました。老人用の施設に建て替えられるそうです。中学2年で、祖父母の家のある杉並に越してきた頃、なかなか東京になじめずにいましたが、学校から帰ってきて、ときどきこの辺りを散歩するのが好きでした。プラネタリウムのドームと大きな欅の木が何本もあるのを見 [続きを読む]
  • ダンボの見たピンクの象と西荻の象
  • 西荻の南口のこじんまりしたアーケードに30年以上前からぶらさがっていたピンク色の象が新しいつるんとした象に変わりました。なんでピンクの象やねん、というと、それはそもそも商店街の出口付近にあった「西荻餃子」さんの商標が象だったからです。緑の西荻象と、ピンクの餃子象が仲良しな「味自慢、西荻名物」でした。ああもう夕飯何にしようというときになんとも魅惑の昭和な店先でしたが、2015年に閉店されました。ところで、 [続きを読む]
  • 身毒丸
  • 前の記事のロルカの詩は、夕陽の中に弔鐘の音。こちらも最後、からくり人形たちがするすると奥に消えていくと弔鐘と聞こえる鐘の音で終わる舞台でした。1995年に蜷川幸雄が演出した「身毒丸」とは、台本も音楽も違う、寺山修司のオリジナル版。「万有引力」は「天井桟敷」の流れを組む劇団で、1978年に上演されたものに近い舞台とのこと。三茶の世田谷パブリックシアターは立ち見のお客さんも出て大盛況でした。劇場内に入った瞬間 [続きを読む]
  • ロルカ詩集 優しい恋歌
  • ロルカ詩集 優しい恋歌(1975/7/10 サンリオ出版)小海永二訳 油野誠一画これまた古書でみつけた本は「ロルカ詩集」40年以上も前に出版されたギフトブックという名の小さい本。油野誠一(ユノセイイチ)が挿絵を描いています。サンリオ出版は、かつてポップな詩集を出版していて谷川俊太郎や寺山修司の詩集もありました。谷川俊太郎は、南桂子や司修寺山修司は上野紀子が挿絵を描いています。ロルカの詩集は全ページカラー。ユ [続きを読む]
  • うみのがくたい
  • (マウスを乗せると、海の生き物たちの演奏が始まったところ。)うみのがくたい(1964/2 福音館 こどものとも傑作集)大塚 勇三 作 丸木 俊 絵あゆみBOOKSのブックカバーは、象の他に花から飛び出すクジラの絵もあります。それで思い出したこの絵本。50年以上前の絵本で、丸木俊の絵がとても素敵です。ある船では働いている人たちが音楽が好きでゆうがたになると甲板で合奏していました。音楽が始まると、いつの間にかクジラ [続きを読む]
  • あゆみBOOKS 小石川店
  • 「閉店する時にしか、本屋さんへの愛を爆発させることができないなんてさみしいじゃないか!」あゆみBOOKS小石川店が、3月19日に閉店を前にこんなキャッチフレーズでフェアをしています。わたしは、あゆみBOOKSのブックカバーが好きで、荻窪と高円寺のお店によく行ってましたが、今は文禄堂と名前が変わり違うデザインのブックカバーになりました。それでブックカバー目当てに田町駅前にある、あゆみBOOKSへ、時折出かけたりしてい [続きを読む]
  • ニンゲンも文鳥も助かるために
  • 震災から6年が経ちました。昨年、津波の被害が大きかった大槌町へ行き、実際に、大槌町役場の前に立つと、言葉がありませんでした。どれだけ備えていても、どれだけ津波の怖さをわかっていても瞬間的には「固まって」しまうだろうと思うのでした。それでも、どう備えるか目の前のことから、折々に考えるようになりました。最近、職場の備蓄品の中から消費期限切れ直前のカンパンが放出されました。欲しかったらあげますとのことな [続きを読む]
  • スズキコージの「ブレーメンのおんがくたい」
  • ブレーメンのおんがくたい (ミキハウスの絵本)(1987/11/20)絵 スズキ・コージ 訳 池田香代子絵本の楽しさは、ひとつのお話でも描く画家によって思いもかけない世界がひろがっているということかなと思います。「ブレーメンのおんがくたい」このスズキ・コージの絵本が大好きです。歳を取って、「役立たず」扱いされているロバと犬と猫とニワトリが、このままでは殺されてしまうと危機感を抱き連れ立ってブレーメンへ逃避行、最 [続きを読む]
  • クレヨンサーカスがやってきた
  • クレヨンサーカスがやってきた(1979/6/1 こどものとも 福音館)鴨居羊子 作・絵西荻の古書店「にわとり文庫」で見つけました。鴨居羊子の絵本。絵が素敵で、前から欲しいなと思っていたのです。サーカスといっても、象もライオンもいない「クレヨンサーカス」団員は、カラスとロバと、子豚と犬、それから娘のクレヨン。ある日、オオカミがクレヨンサーカスのテントの前で行き倒れます。ご飯をもらい、オオカミも一緒に働くこと [続きを読む]
  • おりえんたる・ぱらだいす
  • おりえんたる・ぱらだいすは1945年の敗戦を迎えた日本、地名は蜂ヶ谷市となっていますが、おそらくは八戸市を舞台にした物語です。八戸といえば、大きな漁港に響くウミネコの声のイメージでしたが、実際行ってみると、三沢に近く当時は、米軍兵士が多く訪れた町だったようです。物語は二部に分かれていて、一部が「おりえんたる・ぱらだいす」二部が「おふぇりあ昇天」それぞれが独立した短編小説で、登場する人物は同じです。一部 [続きを読む]
  • ロミオとフリージアのある食卓
  • (劇団綺畸の上演のチラシ)「イプセンの「野鴨」はロミオとジュリエットの変奏曲という説もある」という文章を読んだ時、「ロミオとフリージアのある食卓」という如月小春の芝居のことを思い出しました。フリージアというごく日常的な花とロミオという劇的な役柄が飾られている食卓。静物画のようなタイトルのこの芝居、静かで無機的な長いセリフがあったあと、さりげなさや日常性をやたらに強調しながら、「ロミオとジュリエット [続きを読む]
  • ぎん色いろ色ーおきな草
  • 近所の花屋さんで、「おきな草」発見。もうちょっと濃い色のほうが正統派「おきな草」、でもこの淡い紫いろの花もきれいです。葉っぱの形が、金魚鉢の中にはいっている藻みたい。金魚にも、小鳥にもなじむ感じです。宮澤賢治の童話にも登場します。おきなぐさはその変幻の光の奇術の中で夢よりもしずかに話しました。たんぽぽみたいに綿毛になって種を飛ぶ時、仲良しのヒバリがまっすぐ空に飛んで花のために別れの歌を囀りました。 [続きを読む]
  • なじかは知らねど、読みたい本 
  • (冬の坂道、これは1ヵ月以上前なので、光はもっと春めいてきました)以前は、アマゾンのウィジェットを利用して読みたい本をブログに表示していたのですが、上手く表示されなかったり、固まったり、追加が面倒だったり。なので、時折「読みたい本」を記事にしたいと思います。先週は、村上春樹の「騎士団長殺し」が出版されました。本を読める時間というのがほぼ電車の中なので、単行本は重い・・待つのだ、じっと待つのだ文庫本 [続きを読む]
  • だれが、ヘドウィックを
  • (岩波文庫 原 千代海訳)イプセンの「野鴨」は、「ロミオとジュリエット」の変奏曲という説も・・というので二つの戯曲を読み比べてみました。パリスとの結婚を嫌がるジュリエットをもう自分の子ではない、とののしるキャピレットと、自分の子供でないかもしれないと知ったとたんにヘドウィックを追い払うヤルマールは器が小さいという意味では似ているかもしれません。でも、それだけで変奏曲というほどのものなのかいまひとつ [続きを読む]
  • お勢登場
  • 三軒茶屋のシアタートラムで「お勢登場」を観ました。「お勢登場」「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」「押し絵と旅する男」などなど江戸川乱歩のはなしを交錯させながら進んでいくお芝居です。笑ってしまう場面もたくさんあったというのに、やっぱり乱歩は怖かった。「ながもち」に夫を閉じ込めたり、自ら「のぞきからくり」の中に入り込んだり閉所恐怖症なので、とりわけそういうのが怖かったです。その怖さをひきずっているので、「 [続きを読む]
  • 力いっぱいきりぎりす
  • 力いっぱいきりぎりす  (岩崎書店 2009/12/10)村上康司編 nakaban絵昨年の3月には、西荻のURESICAで『nakaban 個展「dessin」』を見ました。先日の「ことばの生まれる風景」の画家のデッサン展です。そのときに、「力いっぱい きりぎりす」という本を買いました。虫、魚、鳥、動物が詠まれた俳句に簡単な説明と絵がついている子供向けの絵本です。連続したストーリがあるわけではないのですが、14の句の絵のどこかに必ず帽 [続きを読む]
  • ことばの生まれる景色 
  • 尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)(2008/2/10)先日荻窪の本屋さんTitleで、「ことばの生まれる景色」">「ことばの生まれる景色」を見ました。「本屋 はじめました」の著者である店主さんが選んだ20点近い本とnakabanの油絵のコラボレーション。どれもほぼ同じサイズの絵で、部屋の壁に小窓がたくさん並んでいるようでした。丸々としたおにぎりと魚の絵は石牟礼 道子の『苦海浄土』、まるいアジサイのように見える花の絵は、メイ・ [続きを読む]
  • 妖怪かるたと猫かるた 石黒亜矢子作品集
  • 石黒亜矢子作品集(2016/12/5)2月にもなって、季節はずれですが、もひとつ、かるたの話です。バレンタインじゃなくても、チョコは美味しいのと同じで、お正月じゃなくても、かるたは、面白い・・。やはりお正月のこと、西荻窪のウレシカで、石黒亜矢子作品集出版記念展がありました。女王蜂の絵がものすごく印象的で、作品集の中にもこういう虫な絵がたくさんあります。どれだけでも眺めていられる本ですが、その中でも特に好き [続きを読む]
  • ABCかるた ちいさいおじいさんのくらし
  • 先月のことです。お正月気分もまだ残る頃、高円寺のえほんやるすばんばんするかいしゃで、「かるた」を買いました。「ABCだからすぐ終わりますけど、実際やるとすごく笑いますよ。」とお店の人の言うとおり、笑いました。札のサイズは名刺くらい。読み札は小さくカタカナがついているもののローマ字表記。中に入っている「遊び方」には、「読み手はカタコトでたどたどしく読むのがコツ」とのこと。ほんと「お名刺いただいている [続きを読む]
  • ダーシェンカのいる風景
  • (プラハにあるチャペック兄弟の碑、JOSEFは兄の方で画家です。彼は収容所で命を落としました。反対側にKAREL。オンマウスで、ズームアウトします。)わたしは、カレル・チャペックの童話しか読んだことがありませんが、彼はジャーナリスト、あるいは劇作家として、ナチズムに抵抗し、ゲシュタポに捕まる直前に亡くなったそうです。伴田良輔訳「ダーシェンカー愛蔵版」のあとがきには以下のような文章があります。互いの生活のささ [続きを読む]
  • ダーシェンカ 愛しい子犬の本
  • (白っぽい表紙は判田良輔訳、青土社 2015 ダーシェンカ 愛蔵版">判田良輔訳、青土社 2015 ダーシェンカ 愛蔵版)漱石は大変な動物好きだったそうです。「漱石の思ひ出」に、夏目家が熊本にいた頃飼っていた犬の話があります。人に噛みつき、警察にしょっぴかれてしまった犬を、漱石はものすごい理屈を並べ立てて、奪還します。ところがこのワンコ、今度は夜更けに帰ってきた漱石を飼い主と理解せず噛みつくのです。奥さんは [続きを読む]
  • 夏目漱石の「こころ」を読む
  • (旺文社文庫の表紙絵はこんな感じ。)夏目漱石の奥さんの語る「漱石の思ひ出」はあまりに面白くて、読み終えてしまうのが惜しく残りちょっとのところで中断しています。それで、合間にひとつぐらい、夏目漱石の小説を読もうかなと「こころ」をKindleにダウンロードして会社の行きかえりにスマホで読みました。これを明治の文豪、漱石が見たらどんな顔をするのか。こんな感じに時代が進んでくると、夏休みのたびに、学生向け名作に [続きを読む]
  • ポーの一族 Flower 3月号
  • 昨年5月、久しぶりに読んだ「ポーの一族」の新作は、前にも書きましたが役者が変わった気がするし、もっと言えば演出が変わったくらいの違いがありました。たとえば、イギリスに逃げてきたユダヤ人の少女がシューベルトの「春の夢」を久しぶりに使うドイツ語で歌い出す場面などは昔だったらもっとダイナミックなコマ割りと繊細な背景で盛り上げていたように思うのです。でも、「脚本」はやっぱりあの萩尾望都に違いない。というわ [続きを読む]
  • ぎん色いろ色ーあったかマフラー
  • 12月にダイソーで見かけた毛糸玉にがぜん編み物をしたくなってはじめたマフラーつくり。ようやく完成しました。うちの文鳥は、編んでいる腕とか膝とかにとまってうつらうつら。ところで、ドラマの「東京タラレバ娘」で吉高由里子演ずるところの倫子が手編み風のみかん色のセーターとか毛糸のボンボン帽子をつけてました。「重版出来」では朴訥な営業マンだった小泉君が今度は金髪で憎々しい。倫子、年下男に惹かれている場合じゃな [続きを読む]