natuno07 さん プロフィール

  •  
natuno07さん: 空飛ぶ色いろnatuno7
ハンドル名natuno07 さん
ブログタイトル空飛ぶ色いろnatuno7
ブログURLhttp://natsunooyasumi.blog.fc2.com/
サイト紹介文文鳥と児童書、絵本が好き ほかにも好きなこといろいろです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供109回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2011/11/08 13:29

natuno07 さんのブログ記事

  • 騎士団長殺し
  • 騎士団長殺し 第一部 顕れるイデア編 ・ 第二部 遷ろうメタファー編(新潮社 2017/2/25)村上 春樹読了しました。なんというか、いろいろでした。父と子の問題、戦争で亡くなった人を鎮魂するということ、暴力を前にしたときの人間の弱さ、プラトニックラブなどなど。二部に入ってからの展開は、不思議の国のアリスさながらというか、子供の「ごっこ遊び」のようでした。きゃーきゃー怖がることでエキサイトする感じ。わた [続きを読む]
  • 騎士団長と裸の王様
  • (本棚からひっぱりだした古いアンデルセン童話集では、「裸の王様」じゃなくて、「王さまのあたらしいきもの」というタイトルになっていました。)村上春樹の「騎士団長殺し 第一部 顕れるイデア編」を読み終えて、第二部に入りました。小説を読みながら、アンデルセンの童話「裸の王様」のことを考えていました。「愚かだと見ることができない」と言われた服を着て王様が裸の行進をしてしまうという話です。それを見抜くのが無 [続きを読む]
  • オーデュボン動物園 アクセス
  • (バス停に猫のオブジェ。オンマウスで、バス停から入り口まで歩く道。)ニューオリンズには、オーデュボン公園という広大な公園があり、その中にオーデュボン動物園があります。ニューオリンズの中心部には水族館、昆虫館もあります。オーデュボンの名がついていますが、これらを経営するAudubon Nature Institute">Audubon Nature Instituteとカレンダーを発行している野鳥保護団体のNational Audubon Society">National Audubon [続きを読む]
  • オーデュボン・アメリカの鳥 Audubon's Birds of America
  • Audubon's Birds of America (Abbeville Pr 2003/03)Roger Tory Peterson3月18日から科博でやっている大英自然史博物館展">大英自然史博物館展で、始祖鳥の化石が見られるというので、行ってみたいなと思っています。ただ開始してから約1ヵ月で10万人が来館しているとか。整理券で入場しているそうなので、列につかなくてもいいけれど、やっぱり混んでいるのねと、ひるんでいます。すでに行ってきたという人からパンフレットを見 [続きを読む]
  • 「朝、冷たい水で」 如月小春精選戯曲集2より
  • 如月小春精選戯曲集2(2016/12/19 新宿書房)如月小春の十七回忌に出版された戯曲集2には、光の時代、ANOTHER、工場物語、DOLLトロイメライ、NIPPON・CHA! CHA! CHA!、朝、冷たい水での7つの戯曲が収録されています。「朝、冷たい水で」の初演は、1994年5月、劇団「NOISE」の下北沢スズナリ公演です。ヨシダ ヒトミという青年は、自分のところに、派遣されてきたという「家族たち」と言われるがままに、家族づきあいをしてい [続きを読む]
  • ドン・ジョバンニ 初演の劇場
  • (プラハ スタヴォフスケー劇場の天井桟敷から/ オンマウスでカーテンコール)結局、村上春樹の「騎士団長殺し」を読み始めました。タイトルが、「ドン・ジョバンニ」由来と知って興味深々だったのです。今は、しょっぱなの殺人のシーンを描いた古い絵がでてきて、なんだ、なんだ、どうした、どうしたという展開になっている、さなかです。今をさること20年以上前、クラッシック好きの友人に、一度オペラを観てみたいと頼んだら、 [続きを読む]
  • 戦争と美術 画家の魂 
  • (プラハの街角で見かけた、本物の鳩を手と頭に乗せた少年像)戦争画を描くに至った有名画家のことをも考えながら思ったものだ。「生きる上に必要なこと」という根本的なものを忘れて、「美」あるいは「名誉」に囚われたゆえではなかったか。芸術の落とし穴がポッカリ開いている。それは平凡な生活を忘れるところにあるように思えてならない。「きままなる旅」というエッセイの中に出てくるこの文章を読んで、司修の「戦争と美術」 [続きを読む]
  • アトリー 妖精のおよめさん
  • 妖精のおよめさん(評論社 1987/7/20)アリスン・アトリー 文 三保 みずえ 訳ユノセイイチ 絵妖精のおよめさんの原題はThe Girl who Married a Pixieで、Pixieは小さな妖精です。妖精の王子にみそめられた少女は自分も妖精となって、かなしみを忘れ、時を忘れ陽気に暮らしていきます。でも、ふとした瞬間、かつて暮らした人間たちの思い出が頭をかすめていくのです。アトリーの「妖精のおよめさん」を読み返して、この雰囲気 [続きを読む]
  • 気ままなる旅 装丁紀行
  • (オンマウスで、裏表紙です。)気ままなる旅 装丁紀行(筑摩書房 1986/11/20)司 修 著 (中島 かほる 装丁)司修の絵をはじめて見たのは子供の時読んだ「つぶやき岩の秘密」の挿絵でした。絵本も多く手掛けている人ですが、この本の中に出てくるのは、大人の本ばかり。読んだことがあったのは、三浦哲郎の「白夜を旅する人々」と「木馬の騎手」大江健三郎の「洪水はわが魂に及び」でした。それ以外は知らない本ばかりなの [続きを読む]
  • 祖父の人形
  • 祖父の人形 原田栄夫人形作品集(オニール原田芽 2015/7/9)原田 栄夫先日、荻窪のTitleでみつけたこの本ぺらぺらめくっているうちに、すっかりこころ奪われて、買ってきました。そうしたら、数日後に実際のお人形の展示と販売があるというのでもう一度出かけてきました。砂糖菓子みたいにみえるお人形たちピンク色の模様のきりんや、もっときれいな色のきりん「腕を前からうえに高くあげ」たラジオ体操風な招き猫、ちょっと笑 [続きを読む]
  • もじもじこぶくん
  • (オンマウスで、勇気を出したコブタくん。)もじもじこぶくんーこどものとも(福音館書店 2016/04/01)小野寺 悦子 文 きくちちき 絵年度末でいっぱいいっぱいになっていましたが、新入学、新入社の季節なのですね。ヒトゴトながら、ドキドキします。この絵本、昨年4月に出たものです。シャイなコブタくんは、アイスクリーム屋さんにやってきたものの、なかなか注文できず、せっかくお姉さんが声をかけてくれても声が出ずそう [続きを読む]
  • 変わらぬ光誰がためぞ 読みたい本
  • (ボクハソンケイスル ジドウハンバイキヲ ソンケイスル 如月小春のAnotherを読んで、つい撮りたくなった夜の自動販売機)前回の読みたい本の「なじかは知らねど」は「ローレライ」の歌詞で、今回のは滝廉太郎「荒城の月」3番の歌詞です。1番2番では「過去の栄光はどこに?」と歌われていますが、3番になると、「今も昔も変わらない月の光は誰のためだろう」となる。垣に残るは ただ葛。この頃、母の時代の人が歌っていた歌 [続きを読む]
  • Endless Shock 2017
  • 帝劇ミュージカルSHOCK今年も見てきました。千秋楽1500回公演まであと少しの栄えある1497回公演でした。今年は一幕ラストの殺陣のシーンに和太鼓が加わり、不思議なことにかえって静けさが生まれました。しかもその和太鼓が舞台を見下ろす位置にあるので空間がぐっと広がる感じ。ライトは青みがかり「つわもの」の方々の凄みがいや増しました。どれだけかっこよくなれば気が済むんだぁとこころの中で叫びます。そしてこの日は、2 [続きを読む]
  • 準備万端バルタン星人、阪本順二監督の「団地」
  • (以前住んでいた団地は、桜がいっぱいできれいでした。)阪本順二監督の映画「団地」を「シンゴジラ」のあとに見ました。深く考えずに、あっ阪本順二だと思って一緒に借りてきましたが、シンゴジラとちょっと似たような似てないような・・大笑いさせられつつ、語られ過ぎない哀しさ切なさがあり最後が嬉しい映画でした。この映画を見ていて思ったけれど昭和の怪獣たちは、けっこういろんな事情を抱えて地球にやってきたものでした [続きを読む]
  • シンゴジラ vs 春と修羅
  • (文鳥は正面から指を出すと怒ります。)桜が咲き始めたと思ったら、いきなり真冬の寒さになってしまった先週末シンゴジラのDVDを見ました。ゴジラの生態を解析する手がかりを残した科学者が乗っていたとおぼしき船の内部を映した映像にちらっと「春と修羅」の本が写りました。遺品の資料と折鶴と一緒に、ほとんどサブリミナル効果みたいな。いかりのにがさまた青さそれにしても、ゴジラが巨大であっても「生物」であるならば、行 [続きを読む]
  • ぎん色いろ色ー科学館の思い出
  • 西荻駅前の象が新しくなったり、町は変わっていくもので。去年の夏、久しぶりに妙正寺公園の方を散歩していたら、科学館が閉館して、取り壊しを待つばかりになっていました。老人用の施設に建て替えられるそうです。中学2年で、祖父母の家のある杉並に越してきた頃、なかなか東京になじめずにいましたが、学校から帰ってきて、ときどきこの辺りを散歩するのが好きでした。プラネタリウムのドームと大きな欅の木が何本もあるのを見 [続きを読む]
  • ダンボの見たピンクの象と西荻の象
  • 西荻の南口のこじんまりしたアーケードに30年以上前からぶらさがっていたピンク色の象が新しいつるんとした象に変わりました。なんでピンクの象やねん、というと、それはそもそも商店街の出口付近にあった「西荻餃子」さんの商標が象だったからです。緑の西荻象と、ピンクの餃子象が仲良しな「味自慢、西荻名物」でした。ああもう夕飯何にしようというときになんとも魅惑の昭和な店先でしたが、2015年に閉店されました。ところで、 [続きを読む]
  • 身毒丸
  • 前の記事のロルカの詩は、夕陽の中に弔鐘の音。こちらも最後、からくり人形たちがするすると奥に消えていくと弔鐘と聞こえる鐘の音で終わる舞台でした。1995年に蜷川幸雄が演出した「身毒丸」とは、台本も音楽も違う、寺山修司のオリジナル版。「万有引力」は「天井桟敷」の流れを組む劇団で、1978年に上演されたものに近い舞台とのこと。三茶の世田谷パブリックシアターは立ち見のお客さんも出て大盛況でした。劇場内に入った瞬間 [続きを読む]
  • ロルカ詩集 優しい恋歌
  • ロルカ詩集 優しい恋歌(1975/7/10 サンリオ出版)小海永二 訳 油野誠一 絵これまた古書でみつけた本は「ロルカ詩集」40年以上も前に出版されたギフトブックという名の小さい本。油野誠一(ユノセイイチ)が挿絵を描いています。サンリオ出版は、かつてポップな詩集を出版していて谷川俊太郎や寺山修司の詩集もありました。谷川俊太郎は、南桂子や司修寺山修司は上野紀子が挿絵を描いています。ロルカの詩集は全ページカラー [続きを読む]
  • うみのがくたい
  • (マウスを乗せると、海の生き物たちの演奏が始まったところ。)うみのがくたい こどものとも傑作集(福音館 1964/2)大塚 勇三 作 丸木 俊 絵あゆみBOOKSのブックカバーは、象の他に花から飛び出すクジラの絵もあります。それで思い出したこの絵本。50年以上前の絵本で、丸木俊の絵がとても素敵です。ある船では働いている人たちが音楽が好きでゆうがたになると甲板で合奏していました。音楽が始まると、いつの間にかクジラ [続きを読む]
  • あゆみBOOKS 小石川店
  • 「閉店する時にしか、本屋さんへの愛を爆発させることができないなんてさみしいじゃないか!」あゆみBOOKS小石川店が、3月19日に閉店を前にこんなキャッチフレーズでフェアをしています。わたしは、あゆみBOOKSのブックカバーが好きで、荻窪と高円寺のお店によく行ってましたが、今は文禄堂と名前が変わり違うデザインのブックカバーになりました。それでブックカバー目当てに田町駅前にある、あゆみBOOKSへ、時折出かけたりしてい [続きを読む]
  • ニンゲンも文鳥も助かるために
  • 震災から6年が経ちました。昨年、津波の被害が大きかった大槌町へ行き、実際に、大槌町役場の前に立つと、言葉がありませんでした。どれだけ備えていても、どれだけ津波の怖さをわかっていても瞬間的には「固まって」しまうだろうと思うのでした。それでも、どう備えるか目の前のことから、折々に考えるようになりました。最近、職場の備蓄品の中から消費期限切れ直前のカンパンが放出されました。欲しかったらあげますとのことな [続きを読む]
  • スズキコージの「ブレーメンのおんがくたい」
  • ブレーメンのおんがくたい (ミキハウスの絵本)(1987/11/20)絵 スズキ・コージ 訳 池田香代子絵本の楽しさは、ひとつのお話でも描く画家によって思いもかけない世界がひろがっているということかなと思います。「ブレーメンのおんがくたい」このスズキ・コージの絵本が大好きです。歳を取って、「役立たず」扱いされているロバと犬と猫とニワトリが、このままでは殺されてしまうと危機感を抱き連れ立ってブレーメンへ逃避行、最 [続きを読む]
  • クレヨンサーカスがやってきた
  • クレヨンサーカスがやってきた(1979/6/1 こどものとも 福音館)鴨居羊子 作・絵西荻の古書店「にわとり文庫」で見つけました。鴨居羊子の絵本。絵が素敵で、前から欲しいなと思っていたのです。サーカスといっても、象もライオンもいない「クレヨンサーカス」団員は、カラスとロバと、子豚と犬、それから娘のクレヨン。ある日、オオカミがクレヨンサーカスのテントの前で行き倒れます。ご飯をもらい、オオカミも一緒に働くこと [続きを読む]
  • おりえんたる・ぱらだいす
  • おりえんたる・ぱらだいすは1945年の敗戦を迎えた日本、地名は蜂ヶ谷市となっていますが、おそらくは八戸市を舞台にした物語です。八戸といえば、大きな漁港に響くウミネコの声のイメージでしたが、実際行ってみると、三沢に近く当時は、米軍兵士が多く訪れた町だったようです。物語は二部に分かれていて、一部が「おりえんたる・ぱらだいす」二部が「おふぇりあ昇天」それぞれが独立した短編小説で、登場する人物は同じです。一部 [続きを読む]