natuno07 さん プロフィール

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natuno07さん: 空飛ぶ色いろnatuno7
ハンドル名natuno07 さん
ブログタイトル空飛ぶ色いろnatuno7
ブログURLhttp://natsunooyasumi.blog.fc2.com/
サイト紹介文文鳥と児童書、絵本が好き ほかにも好きなこといろいろです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供113回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2011/11/08 13:29

natuno07 さんのブログ記事

  • 幼年世界文学全集 ーフランダースの犬
  • 幼年世界文学全集9 小公子・フランダースの犬(偕成社 1968/8/20)川端 康成(とてもオランダに思えていた挿絵。オンマウスで、本の表紙)「フランダースの犬」の舞台はベルギーだったのだ!と最近気づいて、古い本を引っ張り出してきました。奇想の系譜の画家といい、なんと、私はベルギーのことを知らなかったことか。先日見た展覧会にはルーベンスの絵も数点出ていました。木靴をはいた少年と、風車の挿絵などからてっきりオ [続きを読む]
  • ベルギー 奇想の系譜
  • もう2週間くらい前に、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで「ベルギー 奇想の系譜」を見てきました。ベルギーといえば、ゴディバ、あとは、灰色の脳細胞のエルキュール・ポワロ。が思い浮かぶのですが、かのヒエロニスム・ボス、ブリューゲル、ポール・デルボー、マグリットがみなベルギー出身の画家と知って驚くような納得するような。マルディ・グラ(謝肉祭)という不思議な祭りの仮装行列のような風景が、ヒエロニスム・ボ [続きを読む]
  • 萬鐡五郎展
  • 萬鐡五郎の作品展を神奈川県立近代美術館で見てきました。去年の夏、函館で見た「画家の詩、詩人の絵」にも出展されていた画家です。音の遠近、視界の遠近が引いたり近寄ったりする不思議な詩でした。神奈川近代美術館からは、遠くぼんやり江の島が見えてはいますが、歩いていけるほどには近くない。山からしきりに日暮しの鳴き声が聞こえていました。岩手県花巻出身の画家で、東北南部地方の伝説座敷わらしや、カッパの類が萬鐡五 [続きを読む]
  • 奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人
  • 2週間ほど前、上井草のちひろ美術館に行ったときは徒歩5分でも倒れそうな猛暑だったというのに、きょうは雨降りで気温も低く、肌寒いと感じるほどでした。ちひろ美術館では、「奈良美智がつくる茂田井武展」を見てきました。以前、高円寺のえほんやるすばんばんするかいしゃで見た「トン・パリ展」とはずいぶん印象が違いました。一瞬、あれ、同じ画家だよね?と思うほど。染みのある日本家屋の壁のような感じ。あらためてカタロ [続きを読む]
  • 古い旅の絵本ー 8月15日に思うこと
  • 古い旅の絵本―茂田井武画集(JULA出版局 1999/12/15)茂井田 武(表紙絵は、雪の日のレマン湖)前からほしいなと思っていたこの画集を古本屋さんで手にいれました。戦争末期、茂田井武から出版前の原画(折本)を託された編集者は、外套に専用の内ポケットを縫い付けて避難の時には必ず持って逃げたそうです。青いソフトに降る雪は過ぎしその手か囁きか「古い旅」という題とあいまって白秋の詩を思い浮かべる表紙絵はレマン湖の [続きを読む]
  • プラハ動物園のハシビロコウと文鳥
  • プラハ動物園は、鳥類がたくさんいます。到着して、まずハシビロコウを見に行きました。ガラス張りのハシビロコウ舎に入るとゆっくり振り返って珍しそうに、じわじわと近寄ってきました。万国共通の人気者も、野生では絶滅の危険性が高いそうです。こうして、動物園のような場所で保護しないと、一羽も地球に残っていないことになってしまうのです。Indonesian Jungle">インドネシアのジャングル風↓にしつらえている温室の中には [続きを読む]
  • プラハ動物園
  • 3年前の夏に、プラハ動物園へ行きました。広大な敷地の中は、緑がいっぱいで川や池もあります。あまりにも広いので、ときにはどこに動物がいるのかまったくわからないようなただただ、ネームプレートだけを見て、ふむ、と思うようなエリアもありました。58ヘクタールあるそうです。(地図">地図)(オンマウスで、遊歩道。)象やキリンのいるエリアは見晴しのいい広々した草原でキリンが3頭いたとしても小さく見えるくらいのもの [続きを読む]
  • 雪は天からの手紙
  • 雪は天からの手紙 中谷 宇吉郎エッセイ集(岩波少年文庫 2002/6/18)池内 了 編以前、寺田寅彦の「科学と科学者の話」を読んだときはすごく面白いと思ったのですが、この人に限らず漱石の門弟が鏡子夫人を「悪妻」と「印象操作」したのでは・・というような話を聞いてからは、つい色眼鏡で見てしまいます。その寺田寅彦の弟子が中谷宇吉郎。雪の結晶の研究が有名な、物理学者。寺田寅彦と同じ編者で、少年文庫になっている本 [続きを読む]
  • 漱石の思ひ出 復刊本
  • 漱石の思ひ出(岩波書店 2016/9/14 復刊本)夏目 鏡子 述松岡 譲 筆録「漱石の思ひ出」の文庫本はウィリアム・モリスの「すいかずら」">ウィリアム・モリスの「すいかずら」が表紙に使われています。これもなかなかに素敵だと思うのですが、函に入った昔ながらの本も魅力的です。没後100年を記念して出版された復刊本の函は、橋口五葉の百花譜から、本の表紙は初版の函絵からです。わたし的にはこのオレンジ色の雰囲気が夏目 [続きを読む]
  • 聞かせてよ愛の言葉を
  • 家族手帳 Livret de famille(水声社 2013/1/10)パトリック・モディアノ 著 安永 愛 訳阪大の文学部長の「何のために文学部に行くのか」という式辞が話題になっているそうです。そんな折、村上春樹が韓国で歴史問題と文学について語った言葉をネットでみかけました。「大きく深い集団的な心の傷を有効に表現し、癒すことが文学の役割ではあるが、明確な目的を持って書かれた小説は大部分が文学的に成功できないという事実を [続きを読む]
  • 闇のヘルペス
  • 肌ざわり(中公文庫 1983/5/10)尾辻 克彦1ヵ月近く痛みがつづいた帯状疱疹もようやくおさまってきました。1週間目ぐらいには、銀色の糸みみずが肌の上にいるような妙な感覚もありました。それよりもずっと色のない、ちりちりとした痛みがまだ時々走ってます。帯状疱疹は英語で、Herpes zosterというそうで、そういえば、尾辻克彦の「闇のヘルペス」という短編があったなと読み返しました。唇の横にできたヘルペスに紫色の薬を [続きを読む]
  • 千の天使と読みたい本 2017年7月
  • 夜の東京駅近く。ガラスの飛行船みたいなフォーラムの明かりが見えます。灼熱の真夏が始まりました。6月はダウンしてしまって、あまり本も読めませんでしたが、そうこうするうちに7月もあと半分くらいのところにきています。6月に引き続き、長沢節の本、萩尾望都の「ポーの一族・春の夢」夢枕獏の安倍晴明シリーズの新刊梨木香歩の「冬虫夏草」など、好きな作家の本が本屋さんに並んでいて読みたいなと思っています。読書じゃな [続きを読む]
  • レミング 座・高円寺
  • 寺山修司のレミングを観てきました。このお芝居、1983年に、寺山修司好きの人にチケットを取ってもらって横浜教育文化ホールで観たことがあります。寺山修司が亡くなった直後でした。今は、横浜教育文化ホールも無くなってしまったそうです。ストーリーはすっかり忘れていましたが、一緒に行った人がダビングしてくれたJ.A.シーザーの音楽の入ったカセットは、何度もくりかえし聞いていたので話は忘れているのに、もう何度も見たよ [続きを読む]
  • ぎん色いろ色ーブンブンTokyo Girl
  • (換羽もあと少し。つやつやしてきました)羽軸でとげとげしていた文鳥はきれいになってきました。が、飼い主は先週、帯状疱疹にやられまして。悪魔的な痛みにのたうつ数日。3日目が最強で、横になっても眠れず。痛いよ痛いよと唸っていても仕方ないし、気を紛らわすために音楽など聞いておりました。最初に出てきたのがPafumeのTokyo Girl。東京タラレバ娘の主題歌です。若いときには泣いたり、悔しがったり、野心を抱いたり、優 [続きを読む]
  • ムットーニ・パラダイス
  • 世田谷文学館で開催されているムットーニ・パラダイス、始まってすぐ急いで見に行きましたが、きのうまた行ってきました。まだ展示されていなかった、新作のヘル・パラダイスが見られるというし、きのう発売になった、限定500枚のDVD Vol.2に、村上春樹の「眠り」が入っているというし、ちょっと行ってくる、はずが、はまり込んで帰ってきたときには西日が射してました。土曜日ということで、大変な混雑、まずはヘル・パラダイスの [続きを読む]
  • ベルナール・ビュフェ 1950
  • (文鳥の目力。ひきつづき換羽中。)「セツ学校と不良少年少女たち」の中に女ビュフェとか、お岩とか呼ばれている岩崎トヨコという人がちょっとだけ登場します。絵の線がビュフェに似ていたそうです。ビュフェといえば、昨年見に行った「ポンピドゥー・センター傑作展」で久しぶりに作品を見て、以前はかなりポピュラーだったのに、すっかり忘れていたことにものすごく驚いた記憶があります。なんでこんなに記憶から抜けてしまって [続きを読む]
  • セツ学校と不良少年少女たち
  • セツ学校と不良少年少女たち(じゃこめてい出版 1985/1/12)三宅 菊子先日、弥生美術館で長沢節のスタイル画を見てから探し出して読みました。三宅菊子は芸能記事のライターもしていたそうで、まさにそんな感じに、「セツモード」大絶賛。ただただファンでしかないという。そういえば、弥生美術館では、節がクロッキーをしている映像を流していました。その筆運びは、驚くほど慎重で丁寧なものでした。絵を描くときの姿勢と、画 [続きを読む]
  • 家族手帳 Livret de famille
  • 家族手帳 Livret de famille(水声社 2013/1/10)パトリック・モディアノ 著 安永 愛 訳モディアノは1945年生まれの、ユダヤ系作家で、2014年にノーベル文学賞を受賞しています。「家族手帳」は1977年、著者が32歳の時に出版されています。ばらばらな記憶の断片が時系列を無視して並べられていく不思議な小説です。そもそもいったい何の話なんだと、最後までよくわからないまま尻切れトンボに終わる話や、詩のような話映像の [続きを読む]
  • おんどりのねがい
  • (オンマウスで、カモメに囲まれた一家。)おんどりのねがい(岩波書店 1971/12/7 )ゆの せいいち自然史博物館展で、モアの全身骨格を見ました。500年前、ニュージーランドで絶滅した飛ばない鳥だそうで、大きいものは高さ3メートルというから、キリンみたいです。展示されていた骨格はそこまで大きくはなかったですが。さて、この絵本は、やはり鳥だけど飛ばないニワトリが空を飛んでみたいと願って一日だけ飛ぶお話です。い [続きを読む]
  • 始祖鳥とDo the right thingなこと
  • (背後の始祖鳥の気配にふりかえる うちの文鳥、換羽中で頭がつんつんです。)始祖鳥の化石が見られるのも今週末まで。やっと行ってきました。混んではいましたが、はじまったばかりの頃よりはましだったみたいです。展示されているはく製や、模型はちょいと怖いような、不気味なような、恨み骨髄のような。サーベルタイガーの骨、なんてのもありましたが、わたしはもっぱら鳥を集中的に見てきました。始祖鳥やドードー鳥、モアが [続きを読む]
  • ワニあなぼこほる
  • ワニあなぼこほる(イースト・プレス 2010/10/28)石井 聖岳金魚鉢を頭にのせたワニが、スコップもって、「ぎっひっひ」なんて、現れるので、何のための穴掘りかと思っているとだんだん、話が大がかりになって、他のワニもぞろぞろ集まってくるし、掘削機械も入って、すごいことになっていきます。穴掘りは相当大変そうですが、お昼ご飯をばくばく、がしがし食べてちょいとお昼寝を「ぐほー」とか「スピー」とかして、穴だけじゃ [続きを読む]
  • 影について
  • 影について(1993/11/25 新潮社)司 修 作画家らしい切り口、色、光、形、音、影、白、点について、それぞれ2つの短編で描かれます。偽悪的とも露悪的とも、自虐的とも他虐的ともいえる小説です。少年時代、蝉や蛙のような無害な生き物をいたぶった光平が、結婚して、赤ん坊を抱き命の重みを知ると、危険なスズメバチを殺すことをためらいます。そういう「感傷的」な勘違いというか、自分にとって、本当に危険なものとそうでな [続きを読む]
  • 千の天使と読みたい本 2017年6月
  • 昼間の明るい時間が長いこの季節、好きです。あんまり本を読むって感じでもなくなりますが。先日、日本橋から東京駅の方に向かって歩いていたら、もうくらくらするほどの日差し。ちょっと行くとビル建設中、またちょっと行くとビル建設中3年後のオリンピックの頃には、ずいぶん風景が変わるのかなと思います。一方、マンダリンオリエンタル東京のエンタランスに大きな暖簾が揺れているのを見て江戸の頃の日本橋はどんなだったのだ [続きを読む]
  • プラハ市民会館 ミュシャの鳥たち
  • (市民会館の玄関前のアーチ、 オンマウスで、硝子の天井。ちょっと温室みたいな感じです。)夕方の7時過ぎにプラハの空港について、当初予定していなかった地下鉄で中心部にむかった初日石畳にへろへろしながら、トランクを引きずっていくとどーんと目に入った市民会館ライトアップされたその建物のなんときれいだったことか。いる間は、ホテルに向かうときの目印だったこともあり、ここのファサードが見えるとホッとしました。 [続きを読む]
  • スラブ叙事詩の星空
  • 先日、草間彌生を国立新美術館に見に行ったときミュシャも見てこようかな・・と思っていたのですが、どちらかに入るのがやっとという混雑だったので、先週金曜日の夕方再挑戦しました。「スラブ叙事詩」よくぞ海を渡ってきたなと思う大きさです。草間彌生の絵を見たときにも思いましたが、一枚仕上げるのに、一生かかりそうだと思えるくらい、ひと筆ひと筆こまやかに描かれている、絵ばかりでした。音楽のようなバレエのような。光 [続きを読む]