毎朝掲載の連続小説です。全3部構成の長編。
生まれ育った織物の町、桐生市を舞台に、1970年代から 80年代にかけての青春を描きました
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (58) クマタカ 『いい匂いがするなぁ・・・・』恭子の胸で、思わずたまが目を細める。たまが嗅いでいるのは、イイデリンドウの…
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (57) 稜線の花園 2日目。快晴の朝がやってきた。いよいよ飯豊本山から大日岳への稜線歩きがはじまる。この行程が今回の最大イ…
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (56) 銀河のど真ん中 「用意がいいねぇ。本かつお節に削り器まで持参してくるとは本格的だ。 恐れ入ったねぇ。 やっぱり三毛…
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (55) 三国の山小屋 「おっ、珍しいねぇ。美人が2人も登場するとは、今日はいい日だ。 三国の山は初めてかい。2人のお譲ち…
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (54) 夏まで残る雪渓 潅木の道をようやく抜ける。地蔵山からやってきた道と合流すると、三国岳へむかう尾根を伝う道に出る。こ…
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (53) プロラクチン受容体のはなし 登山口から歩き始めて2時間。下15里、中15里、上15里の3つの急坂をそれぞれ無事に…
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (52) 下15里、中15里、上15里 3つも続く、15里の道 『なぁ聞けよ。清子。オイラの話を。ひどいんだぜ、市のやつ。 夕…
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (51) 飯豊山登山口 小春が登山口のある川入まで、2人を送っていく。川入から山頂の神社まで、往復で30キロあまり。健脚なら…
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (50) 登山前の、ノーパン姉妹 「かつては女人禁制のお山であったと、市奴姐さんから伺いました」 「知っているよ。 そのむ…
赤襟の清ちゃんと、三毛猫のたま (49) 幅1m足らずの県境の道 「飯豊山へ登る?。いいねぇ、行っといで。 幅が3尺の登山道が、延々、7キロ以上も続いている。…
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