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ロマンス小説 http://blog.livedoor.jp/skull_rose/

恋愛小説です。時々性的描写あり。

お互いに好きなのに別れなくてはいけなかった、康太郎と百合。 二人のその後(Again・2)を書いています。

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2011/12/12

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  • Again・2 14 DNA鑑定

    「その後は警察で事情を聴かれたり・・・結構大変だったよ。美佳の親は俺が何かしたんじゃないかって疑ったみたいだけど。」 「そんな!」 「でも隣の部屋の住人が、俺達の声を聞いてベランダに出てきてたから・・・俺が美佳のこと助けようとしてたことを証言してくれて。

  • Again・2 13 掴めなかった手

    その後すぐに、康一郎の泣き声が聞こえてきた。俺は乱れた服装を急いで整え、声のする方に向かった。康一郎は部屋で眠っていたはず。でも声がしたのはリビングの方からだった。 「康一郎、どうした?」康一郎は最初の誕生日は過ぎたものの、まだ一歳半にもなっていない。発

  • Again・2 12 自慰

    「脅されて仕方なく一緒にいたけど、恨みこそすれ・・・美佳を好きになることは出来なかった。でも、息子が産まれて・・・子供は可愛いと思ったよ。あの子・・・康一郎って名付けたんだ。」 「だから『こうちゃん』なのね。」 「うん・・・みんなそう呼んでる。傍から見た

  • again・2 11 理由

    「美佳さんが・・・死んだ?・・・だって・・・でも・・・どうして?」あんなに綺麗で元気そうだった美佳さんが死んだなんて、信じられなかった。 「・・・いつ・・・のこと?」 「もう・・・4年になるかな。」 「4年?!」そんなに前に亡くなっていたなんて。美佳さん

  • コメ返

    昨日コメントをくださったyasai52en さん、コメントありがとうございます。コメントの返事を書いたのですが、なぜか反映されず。一時はブログ村も反映されてませんでした。理由はわかりませんが、新しい記事を書くことは可能です。なので、こちらでお返事を書くことにしまし

  • Again・2 10 私だけの子

    「・・・あの子は・・・私の子よ・・・。」 そして、あなたの子かも。 「あの子の父親は?どうしてそいつと結婚しなかった?子供まで産んだのに。」 「・・・」したくても出来なかった・・・あなたとは。 「・・・まさか・・・。あの子の誕生日は?」 突然両腕を掴まれ

  • Again・2 9 結婚指輪

    予想もしていなかった展開に、頭が混乱する。その時、ためらいがちなノックの音がした。 ドアを開けると、そこには・・・もう会うことはないと思っていた『彼』がいた。 「・・・入っても・・・いいかな?」 「・・・」声が出そうになかったので、黙ったまま後ろに下がっ

  • Again・2 8 置き去り

    「康太郎達、やっと来たのね。」えりかが言う。 「・・・知ってたの?!」 「知ってるもなにも・・・画策したのはあたしだから。」 「・・・」えりかの言っていることがわからない。 「あたしが結婚することが決まって、拓也と電話で色々話したら、あたしの知らなかった

  • Again・2 7 衝撃

    翌日の午前中、えりかの撮影。テレビや雑誌で見たことのあるカメラマンが、ドレス姿のえりかを撮影している。 「えりか、とっても綺麗・・・。一緒に撮影しないんですか?」隣に立つえりかの御主人に尋ねる。 「いやぁ、僕は・・・。彼女の写真が撮れれば十分ですよ。」え

  • Again・2 6 幸せのお裾分け

    翌日の午前中にえりかの撮影があり、その後夕方から拓也君達の結婚式があるということだった。 「拓也君達のこと、言っておいてくれたら良かったのに・・・。私、何もお祝いを持って来てないよ。」えりかに文句を言うと、 「お祝い?出席するだけでいいんじゃない?」 「

  • カテゴリー

    にほんブログ村のランキングに参加しています。 お互いに愛し合っているのに別れなくてはならなかった、康太郎と百合。二人のその後を綴っている『Again・2』は『愛欲』よりも『純愛』のカテゴリーの方がふさわしいと感じ、カテゴリー変更致しました。これからもよろ

  • Again・2 5 結婚式

    「百合・・・ちゃん?ちっとも変わらないね。」優しく微笑むその顔は、私の青春時代とリンクしてる。 「・・・拓也・・・君?」連れの女性が少し動いたので、そちらの方を見てびっくりした。 「あっ!」 「・・・こんにちは。」私に向かって会釈したその人は、TVや雑誌

  • Again・2 4 見知った顔

    部屋に入ると、えりかの御主人が運んでくれた荷物が既にあった。 息子の着替えを取り出しておこうとスーツケースに手をかけると、 「ちょっと待って。先に話しておきたいことがあるんだよね。」と、えりかが遮った。 「話ってなぁに?」 「ん・・・あのさ、あたし・・・

  • Again・2 3 義理の親子

    「パパ!遅いよ~!」頬を膨らませているが、そんなに怒っているようには見えない。「ごめん、ごめん。」 「まぁね、えりちゃんと二人っきりになりたいのはわかるから、許してあげる。」そう言って、ニッコリと笑う。 「い、いやぁ・・・」えりかの御主人が顔を真っ赤にし

  • Again・2 2入籍済み

    「えりかおねえちゃんっつ!!」息子はえりかに向かって走っていき、その首にかじりついて抱き上げてもらっている。まるで子猿のようだ。 「わざわざこっちまで来てもらってごめんね。」息子を抱いたまま、えりかが笑顔を向ける。 「ううん。・・・こんにちは。」私はえり

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