kansas さん プロフィール

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kansasさん: 洋書とサッカー中心日記
ハンドル名kansas さん
ブログタイトル洋書とサッカー中心日記
ブログURLhttp://fanblogs.jp/soccerbook/
サイト紹介文サッカーと洋書、本を中心に記録しています。よろしくお願いします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供82回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2011/12/17 01:31

kansas さんのブログ記事

  • 清須会議
  • 拝啓「清須会議」信長亡きあと、清須城を舞台に、歴史を動かす心理戦が始まった。 清須会議とは、本能寺の変により織田信長を失った織田家の後継者を決める会議(財産分与等も決めないといけなかったが、後継者に勝るものはないだろう)。一般的には、秀吉が三法師を擁立し勝家が信孝を後継者に推して対立したというイメージがあるが、それは江戸期に入ってから成立した川角太閤記が初出とのことらしく、一次史料である「金井文書 [続きを読む]
  • 実録山田
  • 拝啓「実録山田」“簡単に説明できない内容"“読んだ人同士の感想トークが盛り上がるか否かはわからない"。深夜の居酒屋親子から始まる「実録山田」。これを読んだ人で頭の中が??????ってなるか。くっそどうでもいいわーーーーーーってなって読むのを止めてしまう人が出てきても致し方がない。芸能人の場合、本人が1から100まで文章を書きあげることは稀と聞いたことがある。そうであったとしても、山田孝之の代筆者がどこま [続きを読む]
  • 天空の蜂
  • 拝啓「天空の蜂」奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。原子力発電をメインとした小説。1990年代に執筆されており、現在読むと考えるところは多くあるように思います。原子力発電を廃止すべきだという意見と国の電力を維持するためには必要であるという意見 [続きを読む]
  • コンテクスト・オブ・ザ・デッド
  • 拝啓「コンテクスト・オブ・ザ・デッド」あなた、まだ、自分が生きていると思っているんですか?路線バスZ、始まりましたね。キャラは相変わらず立ってましたが、声も相変わらず聞き取りずらかったですが、頑張っておられました。番組レギュラー開始に合わせたような成功者Kの発売、さすがです。そんな羽田圭介によるゾンビ柄小説です。ゾンビと言えばパニック。xxxオブ・ザ・デッドに連なるタイトルに加え、青白い顔色にがっつり [続きを読む]
  • 三月は深き紅の淵を
  • 拝啓「三月は深き紅の淵を」一つの本をめぐる物語。私は、恩田陸の小説をたくさん読んでいるわけではない。しかし、この小説を読む限り、小説(物語)とは?に関して強い拘りがあるタイプなのかなと感じました。なぜなら、一つの本をめぐる物語だけならば、そこまで拘りを感じないけど、第1章は、久方読んでないからこそのインパクトかも知れないですが、「よく本について喋る連中だ」と読者(少なくとも私に)に思わせるパワーがある [続きを読む]
  • 社会人大学 人見知り学部 卒業見込
  • 拝啓「社会人大学 人見知り学部 卒業見込」ダヴィンチで始まったのが、2010年8月。今やレギュラー何本あるか分からない売れっ子のオードリー。どうもほっとけないあと間違いなくいいヤツな春日と少しひねくれてるだろうが、根はいいヤツな若林。一度漫才を見たことがありますが、かなり面白かったです。そんなオードリーの初期の色々が詰まったコラム。コラムのテイストは、自分で言ってるようにちょっと捻くれたとこがあります。 [続きを読む]
  • かにみそ
  • 拝啓「かにみそ」なるほど、かにみそってここからね。第20回日本ホラー小説大賞の優秀賞を受賞した「かにみそ」。読者賞「ウラミズ」と競り合っての受賞とのことで、更に選考委員に貴志祐介、宮部みゆき、高橋克彦、荒俣宏、って荒俣宏!?荒俣宏ってホラー小説書いてるの?とかて、でもってユニークな題名でどうやってホラーと結びつけたのか気になり手に取りました。職を転々として今は無職の私は、朝浜辺で見つけた蟹。顔を近づ [続きを読む]
  • 銀翼のイカロス
  • 拝啓「銀翼のイカロス」鬱陶しい大臣が相手。まず、下町ロケットの次に読み出した故、遅ればせながら気づいたことが。帝国重工と帝国航空、帝国グループは、違う小説同士で繋がってるんですね。白水グループも多分そうなのか。と小気づきでしたw無敵のバンカー半沢直樹の戦い第4弾。今度の顧客は、帝国航空。業績悪化で瀕死状態の会社。出だしでは、事業計画を単なるペーパーとしかみてないなんてアホじゃないですかっ!!とか思わ [続きを読む]
  • 中途半端な密室
  • 拝啓「中途半端な密室」テニスコートでナイフで刺された男の死体が発見された。コートには内側から鍵がかかり、周囲には4mの金網が。犯人が内側から鍵をかけ、わざわざ金網をよじのぼって逃げたのか?そんなメンドクサイことを犯人がするのか?表題「中途半端な密室」を含む短編5編収録。・中途半端な密室・南の島の殺人・竹と死体と・十年の密室・十分の消失・有馬記念の冒険私としては「十年の密室・十分の消失」が一番印象的 [続きを読む]
  • 下町ロケット
  • 拝啓「下町ロケット」夢が詰まった物語。言わずとしてた第145回直木賞受賞作。もはや様々な媒体で語り尽くされたあらすじですが、ざっと述べると、ロケット研究を一度は諦めた佃航平が、多くのライバル企業や経営問題、内部分裂危機に直面し、それらを乗り越えながら経営者として骨太になり、また研究者としてのロケットへの夢を実現していくそんな非常にあつ〜い物語。働く中で自分の夢を忘れがちになることが多い今、その中で苦 [続きを読む]
  • 煙か土か食い物
  • 拝啓「煙か土か食い物」ヘイヘイヘイ、復讐は俺に任せろマザファッカー!第19回メフィスト賞受賞作。この小説の特徴は、何と言っても破格のスピード感(妙なリズム)がダダ漏れな文体・文圧です。ヘイヘイヘイな意気揚々なリズム感が半端なく、これにやられて途中リタイアしてしまう読者もいると思います。冒頭は、以下。サンディエゴにはおよそ三百万人の市民が住んでいるが、そいつらがどういうわけだかいろんな怪我や病気を背負い [続きを読む]
  • チェーン・ポイズン
  • 拝啓「チェーン・ポイズン」本当に死ぬ気なら、一年待ちませんか?人気絶頂のバイオリニスト、陰惨な事件の被害者家族、三十代のOL。三つの自殺に不思議な関連性を見出した週刊誌記者・原田は、“死のセールスマン”が運んだらしき、謎のメッセージの存在を知る。「命の取り引き」がもたらす意外な結末とは?この「チェーン・ポイズン」は、「ある日1人のOLが自殺をする。すると彼女の前後にも2人の自殺者がいた。自殺は毒殺により [続きを読む]
  • 危険なビーナス
  • 拝啓「危険なビーナス」巨乳な美人に男は例外なく弱い。☆あらすじ☆弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である夫の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが。弟の妻は、明るくしたたかで魅力的とあるが、肉感的ですこぶる美人。手島伯朗は、明らかに前者ではなく後者に惹かれ出す。でも、女好きな癖に特に積極的ではなく、心の中でただただ惹かれる [続きを読む]
  • グアルディオラのサッカー哲学
  • 拝啓「グアルディオラのサッカー哲学」強さと美しさを兼備したバルセロナを創り上げたグアルディオラの哲学とは。グアルディオラは、バルセロナの監督就任初年度に6つのタイトルを獲得し、その後のバルセロナ最強時代の誕生に大きく貢献した人物である。そして、彼が率いたバルセロナは、世界最高のチームとなった。本書は、最も美しく最も攻撃的でハングリーなチームを創り上げたグアルディオラ(通称ペップ)の監督としての人間と [続きを読む]
  • レ・ブルー黒書 フランス代表はなぜ崩壊したか
  • 拝啓「レ・ブルー黒書 フランス代表はなぜ崩壊したか」レ・ブルーの崩壊。2010年6月20日、南アフリカ、サッカー、と言われて皆さんは何のことかお分かりだろうか。分かった人は、サッカーファンだろう。この日は、フランス代表が崩壊した日、前代未聞のW杯中の代表主将エブラ(マンチェスターユナイテッド)が絡んだトレー二ングボイコットが起きた日である。EUROとW杯を制した誇りを背負い、チーム一丸で意味のない批判(フランス代 [続きを読む]
  • 愛の流刑地(上)
  • 拝啓「愛の流刑地(上)」一世を風靡した作家と彼の大ファンである人妻のエロス。男と女のエロス、それが上巻の全てかなと思います。一時は売れっ子として活動していた小説家・菊治は、自身の大ファンであると言う冬香を紹介され、直ぐに彼女の虜になる。冬香は冬香で菊治を愛し、次第に性を解放していく。お互いがお互いを求めるだけだったセックスが徐々に変化していく、それが実に怖く、性に溺れ、喜び、探求していく様は実にリ [続きを読む]
  • 蜩ノ記
  • 拝啓「蜩ノ記」秋谷の清廉さと罪が結びつかない庄三郎。果たして結末は如何に。城内の御用部屋で筆の墨が隣席の水上信吾の顔に飛んだ。親友であった庄三郎は、思わずその顔を見て笑ってしまう。しかし、水上信吾は、許せなかった。裃の紋にまで墨が飛んでいたのだ。その紋が羽根藩初代藩主から頂戴したものであり、それが汚されながら黙って下がるわけにはいかなかったのだ。信吾は、奏者番を探そうと立ち上がった庄三郎を逃げると [続きを読む]
  • 屍(し)の命題
  • 拝啓「屍の命題」とある湖畔の別荘に集められた6人は、やがて全員が死体となって発見された。屍の命題と書いて、シノメイダイと読む。アガサクリスティの小説の中で最も評価が高いとされる"そして誰もいなくなった(And Then There Were None)"。その不朽の名作の根を成すクローズド・サークルを基に書かれたミステリーです。舞台は、主要登場人物の篠原、蓑田、真標の大学時代の恩師であった故・教授の館。彼ら3名を加えた6人は、 [続きを読む]
  • ハッピーエンドにさよならを
  • 拝啓「ハッピーエンドにさよならを」望みどおりの結末になることなんて、現実ではめったにないと思いませんか。小説の企みに満ちた、アンチ・ハッピーエンド・ストーリー。歌野昌午といえば、島田荘司のエッセイを参考に島田宅を訪れ、それをきっかけに島田の推薦により1988年に『長い家の殺人』でデビューした所謂「新本格第一世代」の一人であり、当然発表する多くは推理小説です。しかしながら、これは推理小説ではありません。 [続きを読む]
  • 人形館の殺人 <新装改訂版>
  • 拝啓「人形館の殺人 」第4の館。★あらすじ★父が飛龍想一に遺した京都の屋敷。顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読みはすでに始まっていた!?十角、水車、迷路に続く第4の館が舞台となった館シリーズ。十角は読んだのですが、水車、迷路を吹っ飛ばしてしまいました。読まなくても十分楽しめ [続きを読む]
  • 陸王
  • 拝啓「陸王」老舗足袋屋が、立ち上がる。来年ドラマ化される陸王、テイストは、下町ロケットみたく仕上がるのだろうか。原作が、なかなか読み応えある出来になっている為、ドラマにも注目したいところ。主役は、宮沢を社長とする「こはぜ屋」。埼玉県行田市にある百年の歴史を有する老舗足袋業者である。老舗と言えば聞こえはよいが、実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧で銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々。そ [続きを読む]
  • 審判
  • 拝啓「審判」ある朝、アパートで目覚めた銀行員Kは突然、逮捕される。理由は判らない。正体不明の裁判所と罪を知らないKのはてしない問答がつづく。「城」「アメリカ」と長編三部作をなす未完の傑作。カフカの作品を初めて読みました。個人的にはコナン・ドイルのような書き方だなと思いましたが、彼の作品よりもかなり読みやすかったです。物語はある日銀行員Kが無実のまま突然逮捕されることから始まります。Kは何故自分が逮捕 [続きを読む]
  • 64(下)
  • 拝啓「64(下)」正に怒涛の展開とはこう言うこと。上巻での伏線を一気に回収する下巻の始まりは、二渡が、歴代刑事部長の中でも花丸のつく大物。キャリア組とはまた違った意味でD県警の人間にとっては雲の上の存在である尾坂部宅に入っていったところから。幸田メモの真相が近づく中、引き続き長官視察問題、東洋記事のすっぱぬき、長官視察の裏にあった真の目的に加え、誘拐事件発生と怒涛の展開で、物凄く濃い。三上と広報室は [続きを読む]
  • シャイロックの子供たち
  • 拝啓「シャイロックの子供たち」二転三転する犯人探し。東京第1銀行長原支店で働く様々な年齢や職種の行員たちの姿を描く短編集として始まる本作。副支店長の古川は、モラルハラスメントを繰り返し、融資課次席の友野は、努力を重ねても成果の上がらない現状に苦しみ、亡き父に代わって一家を支える行員、北川愛理。バラエティ豊かな短編が連なって銀行という職場のありようと、そこで働く者たちの姿をリアルに浮き上がらせる。理 [続きを読む]