ゆりな さん プロフィール

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ゆりなさん: 秘密の31年☆赤い糸の行方
ハンドル名ゆりな さん
ブログタイトル秘密の31年☆赤い糸の行方
ブログURLhttp://ameblo.jp/islandgirl111/
サイト紹介文何度別れても切れなかったふたり。14年ぶりの再会から再び動き出した恋。超遠距離・婚外恋愛。
自由文彼と出逢ったのは31年前。4度目の別れが訪れた時、もう二度と逢うことはないと思った相手でした。6年後、異国の地に住むわたしの元へ、突然、舞い込んで来た彼の消息。そこにはわたしだけにわかる彼からのメッセージが込められていました。2010年夏、再びふたりの恋が始まりました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2011/12/17 05:55

ゆりな さんのブログ記事

  • ドライな別れ
  • <「馴れた」の続きです。>料理は美味しかった。ユウさんと一緒だったら、なんでも美味しい。「珈琲飲みに行こうか?」そんな時間があるの?ここで終わりだと思ってたのに。「うん♪」うきうきしながら、レストランを後にする。外へ出てみると、ちょうど雨が降り出したところだった。大降りというわけではなく、ぽつぽつ、という感じ。これぐらいの雨だったらわたしが住んでいるところでは傘などささない。駅まですぐだし、ユウさ [続きを読む]
  • 馴れた
  • <「彼らしさ」の続きです。>帰国まで残すところ、あと二週間。帰る直前にもう一度ユウさんと逢うことは決まっていたけど、それ以外は約束していなかった。ダメ元でお昼に逢えるかどうか聞いてみようかな。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇差出人: ゆりな水曜日って空いてる?またランチに一緒に行きたいな。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇すぐに返事は来なかった。24時間後に返信が届く。◆◇◆◇◆◇◆◇ [続きを読む]
  • 彼らしさ
  • <「怪しげ」の続きです。>太陽は少しだけ黄昏色に変わり始めていたけど、まだまだ外は明るかった。しかもビジネスマンがたくさん通る道。そんなところにある屋台に行こうだなんて。ユウさんならでは、だな。中をのぞくと、20代後半くらいの男性がひとり。ひと目で日本人ではないとわかる。どこかのアジアの国の人。日本語で話しかけてみると、たどたどしい言葉で返って来た。英語、通じるかな。ここはわたしの出番だわ。ユウさん [続きを読む]
  • 怪しげ
  • <「遅刻」の続きです。>午後の早い時間のせいか、部屋の外からは清掃の掃除機の音が聞こえてくる。声が外に漏れちゃったらどうしよう。ユウさんは全くそんなこと気にしている様子はない。いつもと変わらずあんな手やこんな手を使ってあちこち攻められる。リクエストに応えて赤いランジェリーを身につけていったけど、特に何も言われることはなかった。気がついてくれたのだろうか。ユウさんは夕方までに会社に戻らなくてはならな [続きを読む]
  • 遅刻
  • <「下着」の続きです。>ユウさんが予約してくれたホテル。家を出る前に何度も地図で場所を確認した。駅の改札を出て、北へ直進。信号を渡り、突き当たりを右折。そこからいくらも歩かずに辿り着けるはずだった。なのに目印のコンビニは見つかったのに、肝心のホテルが見つからない。立ち並ぶビルのひとつひとつを確認してみたけど、どこにもホテルとは書いていなかった。あちゃー。またやっちゃったかな…。なにを隠そう、わたし [続きを読む]
  • 下着
  • <「余裕」の続きです。>毎年、日本に帰ると必ずすることがある。30年来の親友・悪友子と渋谷の1◯9へショッピングに行くのだ。普通の感覚を持ち合わせていたら、この年齢で洋服を買うのに、わざわざ1◯9には行かないだろう。最初に買物に行こうという話になったとき、ここを選んだのは悪友子だった。海外生活が長くなり、もう何年も渋谷で買物などしていなかったわたし。きちんと覚えていないけど、10年以上足を運んでなかったの [続きを読む]
  • 余裕
  • <「面倒」の続きです。>へー。なんかうれしい。でもいいのかな?前は面倒くさいって言ってたのに。最低最悪だったときから数年たち、彼に余裕が出て来たということなのだろう。時間がたった今だからこそわかることがある。追い詰められた状態のときに言われた言葉はそのときだけのものだって。あのとき哀しくなる言葉をいくつも浴びせられた。でもその言葉は少しずつ新しい言葉に置き換えられている。正しく言うと、言葉ではなく [続きを読む]
  • 面倒
  • <「満足」の続きです。>ユウさんと再会したての頃。逢瀬に利用するホテルの予約は彼にまかせていた。デートの段取りは男がするもの。そんな固定観念があったから。でもあるとき彼から実はそういうことは面倒くさいと感じていると告げられる。逢うための準備が面倒だなんて…。わたしのほうは、着ていく服を決めたり、マニキュアやペデキュアをするときからわくわくしているのに。彼の言葉に心がチクンと痛んだ。その頃のユウさん [続きを読む]
  • 満足
  • <「視線」の続きです。>食事が終わった。お昼休みを利用して逢っているのだから、当然彼はそのまま会社へ戻るのだと思っていた。なのに思いがけない申し出。「ここからさっきの駅へ戻ろうとするとまたたくさん歩かなくちゃいけないから、地下鉄で隣の駅へ出たほうがいいかもしれない。送ってあげるよ」彼の会社は始業時刻も終業時刻も一応決まってはいるけれど、あってないようなもの。休日出勤も深夜勤務も珍しくない仕事をして [続きを読む]
  • 視線
  • <「焦る」の続きです。>2週間ぶりに逢う「生」のユウさん。「どこに行きたい?」彼がいくつか候補をあげてくれる。蕎。鰻。寿司。焼肉。暑くてバテ気味なので、鰻屋を選んだ。会社から歩くこと、数分。足が痛かったけど、気にしないようにした。有名なお店と聞かされていた通り、広い店内にもかかわらず、テーブル席は満席だった。カウンター席に並んで座る。この日。スーツ姿の彼に合わせて、わたしにしては珍しくおとなしいデ [続きを読む]
  • 焦る
  • <「威力」の続きです。>四日後。やっとランチデートが実現した。前回のように、当日の朝ユウさんに電話して、その日空いているかどうか確認してから逢うというのはやめて、前もってメールで決めた。このほうが気持ち的に楽。この時間に電話しても大丈夫かな。今日は空いているかな。などと余計なことを考えなくてすむ。彼の会社で正午に待ち合わせとなった。14年ぶりの再会を果たした2010年の夏。食事をしている最中に急に仕事の [続きを読む]
  • 威力
  • <「疑問」の続きです。>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇差出人: 勇一昼間はたいてい用事ないんだけど、今日は珍しく午後からお客さんが来るんだ。あと忘れてたんだけど、その前にミーティングも入ってた。毎週木曜日はお昼から会議なので、1時以降なら大丈夫。今のところダメな日は17日(水)24日(水)25日(木)29日(月)です。また電話してね。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇珍しい…。フォローのメ [続きを読む]
  • 疑問
  • <「苦手」の続きです。>彼からだ。よかった!こちらからかけ直さないですんだ。ほっとしたのと声が聞けたのが嬉しくて、挨拶もろくにしないで本題に入ろうとした。「ねぇねぇ、今日ランチ出来る?」「え…? う、うん…」なんか歯切れの悪い返事だな。もしかして都合が悪いのかな。雑音が聞こえるので、静かな場所ではなさそうだ。どうやらまだ通勤途中らしい。勝手に解釈して会話を先へ進ませようとしたわたし。すると彼から予 [続きを読む]
  • 苦手
  • <「ふりまわす」の続きです。>彼に電話をかけるのはすごく苦手。「いつでも電話して」そう言われていても、気合を入れないとなかなかかけられない。最初から相手がその時間にわたしから電話がくることを承知している場合はいい。例えば、「待ち合わせ場所についたら電話することになっている」とか、「○時に電話をくれと言われている」とか。でもそれ以外は全てダメ。さて。ユウさんからランチデートの許可はおりている。だけど [続きを読む]
  • ふりまわす
  • <「エス」の続きです。>これまでユウさんと付き合って来て、大抵の場合、わたしのほうが彼のスケジュールに合わせていた。独身だったときも。結婚してからも。その理由は単純で、圧倒的に彼の方が忙しかったから。なのに今回に関しては日本へ来る前から、「早めに言ってくれればゆりちゃんに合わせるから」と言ってくれていた。へぇー。長く付き合っているとこんなこともあるんだね。これまでは待っている身だった。  いつ逢え [続きを読む]
  • エス
  • <「未読」の続きです。>一通目のメール。わざわざ電話番号が添えてある。すでに知っている番号だったけど、嬉しかった。二通目のメール。よかった…!予定がまだ埋まってなくて。それにしても、彼はまた「エス」モードになっちゃったみたい。そうさせたのはわたしだけどね。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇差出人: ゆりな今夜はすっごくしたい気分だったのに、禁止令をひかれちゃったら、どうしたらいいの?そんなに [続きを読む]
  • 未読
  • <「ダメ」の続きです。>仕事柄、ユウさんのところにはたくさんのメールが届く。一緒にいるときも、着信音は止まらない。逢瀬の間、何度となく携帯やタブレットを開いて、それらのメールに目を通す彼。必要とあれば返信もする。一度、ちらっと横からスクリーンを覗き見したことがある。そしたらなんと…。未読のメール数が4桁を超えていた。ひぇーそれじゃあ、わたしのメールが埋もれてしまうのも無理ないわ。妙に納得してしまっ [続きを読む]
  • ダメ
  • <「無理」の続きです。>散々悩んだ挙げ句、ここは潔くあきらめることにした。ぎりぎりまで待って、「ダメになった」というのはイヤだった。それに仕事をやり繰りして時間の都合をつけてくれている彼に迷惑をかけるのは申し訳ない。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇差出人: ゆりな楽しみにしていたんだけど、9日の火曜日、ダメになっちゃった。せっかく都合つけてもらったのに、ゴメンナサイ。下の子供が風邪ひいて熱 [続きを読む]
  • 無理
  • <「欲張り」の続きです。>この時期。体調を崩すことが多い子供たち。日本へ来る直前に吐き気を伴う風邪をもらって来たり。出発前は元気でも移動途中で具合が悪くなったり。日本に来てすぐ、高熱を出したり。ほぼ毎年のように病気になるので、さすがに懲りて、日本到着後の最初の1週間は出来るだけ用事は入れことにした。だけど今年に限っては、ユウさんとの最初の逢瀬を着いた翌日に設定してあった。出発前に病気になりませんよ [続きを読む]
  • 欲張り
  • <「全開」の続きです。>◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇差出人: ゆりな都合のいい日をすり合わせてみました。理想としてはこんな感じ。【第一希望】 ?09日(火) ?17日(水)から19日(金)の中の一日 ?23日(火) ?31日(水)か8月1日(木)【第二希望】 ?14日(日) ?23日(火) ?31日(水)か8月1日(木)第二希望の場合、次に逢う14日まで少し間があくから、その前に一度、ランチが出来たらう [続きを読む]
  • 全開
  • <「予感」の続きです。>夜、ユウさんからえろモード全開のメールが届く。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇差出人: 勇一また○○○がXXXになってきちゃったの?この間いろいろされたこと思い出したのかな?△△△で□□□されながら、○○○をいじめられると、どんな気分になるの?すぐにXXXしちゃう?今度逢ったときにいっぱい△△△してあげるよ。ほら、またしたくなってきただろ。自分の○○○で□□□してもいいよ [続きを読む]
  • 予感
  • <「刺激したくて」の続きです。>ほら、やっぱりね。ああいう内容のメールなら食いついてくれると思ってた。予想通りの展開にうれしくなる。でもちょっと照れくさい。ちょっとだけ、ね。せっかく返事をくれたのだから、流れを切らないように、見合うことを書いて返さなくちゃ。それに予定も書いてくれてる。これだけ空いているなら、それなりに逢えるだろう。彼の仕事環境が変わってしまったから逢うまでは少し不安だった。遠く離 [続きを読む]
  • 刺激したくて
  • <「観覧車の見える部屋で」の続きです。>翌日の夕方、お礼を兼ねてユウさんにメールを送った。というのは建前。本音は彼の心を刺激したくて、あおるようなことを書いてみた。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇差出人: ゆりな昨日はわざわざこっちまで出て来てくれて、ありがとう。×××市民でありながら、△△△のあたりなんて博物館しか知らなかったから、新しい発見があって楽しかった。焼肉も美味しかったね。ホテ [続きを読む]
  • 観覧車の見える部屋で
  • <「推測」の続きです。>食事を終えて、お店を後にした。さっき来た道を、ユウさんの後をついて戻る。ホテルは駅を挟んだ反対側に位置していた。駅に近づくと、制服姿の女子高生やスーツ姿のサラリーマンの姿があった。人の波を通り抜けていく。「あまりおそくなれない」とユウさんは言ってた。何時に帰らなくては行けないんだろう。ホテルの部屋の時計に目をやる。このままチェックアウトしてもおかしくない時間だった。なのに帰 [続きを読む]
  • まさか、ね(リアルタイム)
  • 日本にいられるのも、あと数日のみ。明日、ユウさん(!)と今年最後のデートです。実はさっきメールが来て、まだ仕事してるって言われました。「明日の午後、会社抜け出すために残業してる。3時過ぎには待ち合わせ場所に行けると思うよ」もしかしたら早い時間から逢えるように、仕事してたりして。まさか、ね。ちらっと思ったけど、本当にしてた。以前、本業はヒマだって聞いていたのに「今月は結構忙しいんだよ」と日本に来てか [続きを読む]