弁護士田中智之 さん プロフィール

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弁護士田中智之さん: 弁護士田中智之ブログ
ハンドル名弁護士田中智之 さん
ブログタイトル弁護士田中智之ブログ
ブログURLhttp://tomo-law.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文時事に対する雑感、執務上で気付いたことを思うままに綴っています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2011/12/29 12:21

弁護士田中智之 さんのブログ記事

  • 本当は 何人が労働基準監督官の業務をしているの ?
  • (前回の続き)労働基準監督年報で、労働基準監督監督署に配置された 労働基準監督官の定員の年毎の推移を整理できるはずだと思われたのではないでしょうか。それは私も同じでした。さっそく、事務所近くの 愛知県図書館 で労働基準監督年報をチェックすることにしました。下の 「労働基準監督官・定員(人)の推移」がその調査結果です(元データは末尾に掲載しておきました。)。労働基準監督署配置の労働基準監督官と労働基準監督官 [続きを読む]
  • 過去は消せない
  • (前回の続き)「労働基準監督行政について」では、労働基準監督官の人員数、監督業務の実施状況が説明されていますが、いかんせん、説明はここ数年の状況に限られています。労働基準法が制定・施行されたのは昭和22年(1947年)なので、施行から 60年経過します。かつては どんなだったのでしょうか。そんな好奇心を満たすには 大学図書館に行って 労働基準監督年報を捲らないといけませんが、幸いなことに、労働基準監督 [続きを読む]
  • 労働基準監督業務の民間活用
  • 3月9日開催された規制改革推進会議で、労働監督業務を民間事業者に委託することが検討されることとなり、タスクフォースが設置されることになりました。3月16日、4月6日と2回のタスクフォースでの会議が既に開催されている現状にあります(規制改革推進会議第12回議事録、タスクフォース第1回議事次第と議事録、第2回議事次第)。 昨年9月12日の安倍首相の諮問を受け、今年6月に規制改革推進会議が答申を提出する際までに [続きを読む]
  • 大阪手形交換所の手形交換額がなぜか急増
  • 手形の利用状況を久しぶりに確認をしましたが、相変わらず低調のようです。下図は 全銀協の「平成27年度版 決済統計年報」の「1.手形交換高」図表1を引用したものですが 微減傾向にあることが分かります。手形に変わるものとして鳴り物入りで登場した、でんさいの方の普及状況についても調べてみましたが、これっぽっちなのという状況のようです。下図は、前記の「平成27年度 決済統計年報」の「5. でんさいネット請求等取 [続きを読む]
  • 東京地裁の勾留却下率は いつの間にか 8 % 超
  • 平成26年6月15日のブログで、さいたま地裁の勾留却下率が急上昇していて、却下率が10%超 になっている と報じた朝日新聞デジタルの記事を取り上げました。続報もなく 記事も1年半ほどで 跡形もなく消えてしまったので、椿事が突発的に起きたのだろうと思っていたところ、昨年(2016年)10月31日の産経WESTの記事「勾留請求却下率低い大阪 弁護士『いまだに人質司法』、検察『請求厳選した結果』」を見つけ、読んでみて 驚きまし [続きを読む]
  • 150円ぼっち、ケチっちゃ駄目だね
  • 郵便局の職員が 誤配していたため、郵便が届かないということがありました。 送り主は「 レターパックで送った」と言い、郵便検索サービスの検索結果画面をハードコピーしたものを送ってきました。「間違いなく届いているはずだ」と言うわけですが、私の手元に届いていないことは間違いありません。 私が嘘を付いていると疑われているわけもあるので、「おかしい」「おかしい」と騒ぎになりました。その顛末ですが、郵便 [続きを読む]
  • 司法委員との評議
  • 司法研修所編 「簡易裁判所における交通損害賠償訴訟事件の審理・判決に関する研究」が法曹界から出版されました。審理に関する 「司法委員の活用」の項(同書31頁)には、(4) 司法委員との評議 司法委員に, 事故態様の認定, 過失割合の判断及び損害額等について意見を述べてもらったり, 和解の補助をしてもらったりするためには, 司法委員との評議を充実させることが必要不可欠である。 司法委員を通じて和解案を提 [続きを読む]
  • 合議率 10 %
  • 地裁の民事の単独事件が 2件、合議での審理に変更となりました。 2件とも 「なぜなの」との違和感を持ちました。 平成27年7月10日公表の「裁判の迅速化に係る検証に関する報告書(第6回)」では、「合議体による審理の充実」が声高に述べられていますが、そのせいなのでしょうか。 「合議率」をキーワードにして、国会会議録検索システムで検索をしてみますと(検索期間は平成1年1月1日から)、11件の記事録がヒットします。 [続きを読む]
  • 2018年7月末
  • 忙しさにかまけてすっかり忘れていました。三井住友レジデェンシャルと三井住友建設の横浜市に対する 傾斜マンション(「パークシティー LaLa横浜」)に関する報告を 2018年7月末まで延期すると先月末に伝えたということです(日本経済新聞2016年12月1日「傾斜マンション報告さらに延期 三井不系など」)。報告は、横浜市が建築基準法第12条第5項に基づき両社に求めたものだったのですが、報告は何度も、何度も、適当な理由が付いてさ [続きを読む]
  • 名古屋地検、自動車盗を重めに求刑
  • 今朝の中日新聞社会面には、「愛知県内で多発する組織的な自動車盗への対抗策として、名古屋地検が八月から、犯行グループに加担した被告に対する懲役期間などの求刑を従来より重くしていることが分かった。」との 署名記事が載っています(中日新聞朝刊広域版 社会35頁「自動車盗に重めに求刑、抑止狙う 名古屋地検」)。記事には「名古屋地検は8月1日時点で公判中だった自動車盗事件から求刑を重くすることを決め、名古屋地裁にも [続きを読む]
  • 簡裁の指摘で発覚
  • 逮捕状を無断で書き換えた 愛知県警半田署交通課の警部補と巡査長を、名古屋地検は 今月16日 起訴猶予としたそうです(朝日新聞デジタル平成28年11月21日「逮捕状書き換え容疑の警官2名、不起訴処分 名古屋地検」)。 送検時の先月21日の記事(同紙「1文字くらい」と逮捕状書き換え容疑 愛知県警」、産経新聞「逮捕状を無断で訂正容疑「1文字ぐらいなら分からないだろう…」 愛知、警部補ら書類送検」)の際には うっか [続きを読む]
  • 旭化成建材が横浜市に調査報告書を提出
  • 傾斜した、横浜市都筑区のマンション「パークシティー LaLa 横浜」の杭打ち施工をした旭化成建材が、横浜市に 昨日(平成28年9月30日)、調査報告書を提出したということだそうです。旭化成建材が横浜市に提出した調査報告書は、全 8 ページのものだ、杭が未達であった原因や、データ改ざんの原因などについて記載がされているとのことです(日本経済新聞 地域経済 2016年10月1日「横浜市に報告書提出 旭化成建材、杭打ち問題で [続きを読む]
  • 保釈率は やっとこさ 半分戻し
  • 地裁における 勾留された被告人員 と 保釈率の1949年(昭和24年)から2015年(平成27年)までのデータを簡単に見つけることができたので、それを使い作表してみました。前回のブログ(2016年9月8日「保釈率10年で倍増」)の記事やグラフでは、簡裁を第一審とする刑事通常第一審事件における、簡裁での勾留状発布者人員と保釈許可人員を含んでいますが、今回のグラフやデータは簡裁分のそれを含んでいません。そのため、例えば、平 [続きを読む]
  • 保釈率10 年で倍増
  • 保釈率が10年で倍増したということだそうです(朝日新聞DIGITAL 2016年9月5日「保釈率10年で倍増 司法改革背景 犯罪防止も課題」)。 記事では、最高裁のまとめによると、 刑事事件の被告が一審の判決前に保釈された件数は昨年1年間で 1万4233件で、10年前の2005年より約3800件増え、勾留された被告人の25.7%が保釈され、10年前の 12.6 %から倍増したと報じられています。 保釈の件数が10年前 [続きを読む]
  • 「弁護士の年収低下 新人は 5年前比 210万円減」
  • 表題の記事が 8月9日の日経新聞に掲載されましたが、「法務省の調査で 2015年の新人弁護士の平均年収は 568万円となり, 5年前の 10年に比べ 210万円減ったことがわかった。」そうです(日経新聞2016年8月9日「弁護士の年収低下 新人は 5年前比 210万円減」)。 給与所得者の平均給与は415万円です(給与所得者の平均給与額415万円については国税庁HP「平成26年分 民間給与実態統計調査」参照)。なので、この記事に目を通した [続きを読む]
  • 「法服の王国」
  • 評判となっていた「法服の王国」(上)(下)(黒木亮 著) を やっと読みました。今年読んだ本のなかで 1、2 を争う 面白さでした。 ディテールも しっかりしているので、取材をしっかりされているのだろうとは想像が付きましたが、黒木氏は この作品のために約500万円の取材費をかけているということです(週刊金曜日ニュース 2013年12月11日 「8割実務! 『法服の王国』の著者、黒木亮氏が語る原発裁判」) 。 黒木氏は、銀 [続きを読む]
  • 保全事件も実は激減している
  • 金融法務事情2044号(2016年6月25日号)に、東京地裁と大阪地裁における平成27年度の民事保全事件の概況が掲載されていました(同号「平成27年度の東京地方裁判所民事第9部における民事保全事件の概況」、「平成27年度の大阪地方裁判所第1民事部における民事保全事件の概況」)。インターネット関連の仮処分事件の新受件数が、大阪地裁では平成27年度 29件(平成26年度27)という状況にあるようですが、東京地裁では平成27年度 680件(平 [続きを読む]
  • キーワードは「2人は出会い系アプリで知り合った」
  • 最近は、「児童買春で、年がら年中、逮捕される人がいるが、どうしてなのだろう」と漠然と思っていましたが、「2人は出会い系アプリを通じて知り合った。県警が2月にサイバーパトロールでアプリに書き込みをしている女性を発見して補導し、犯行が発覚した。」と書いてあった新聞記事で その理由が何となく分かりました(中日新聞2016年6月16日「児童買春で愛知県高校教員逮捕 容疑を否認」)。 全国の警察では平成25年(2013年 [続きを読む]
  • 日本保釈支援協会が なぜ関与 ?
  • 先週17日に金融庁から、金融商品取引法違反の事実があったとして行政処分を受けた証券会社4社のうち、野畑証券(岡崎市)と上光証券(札幌市)の2社については、メディカルケアインベストメント社のレセプト債の販売時の説明のほか、合同会社プライオールという会社が発行する 「合同会社プライオール普通社債」(以下「プライオール債」と言う。) と呼ばれる私募社債の販売時の説明が誤解を与えるものであったことが指摘されています( [続きを読む]
  • 野畑証券の概況
  • 岡崎市の 野畑証券 という地場の証券会社が、メディケアインベストメント社発行のレセプト債を 59億円も販売していたことになります。 私は同じ愛知県に住んでいますが、野畑証券という名前など聞いたことがありませんでした。今回、インターネットで確認してみたところ、野畑証券のホームページは当然ありましたが、今回の件のリリースが掲載されていますが、ありきたりのものに過ぎません(6月17日付「当社に対する東海 [続きを読む]