前回のエントリからだいぶ時間が空いてしまいましたが…… この間、まず大きな動きとしては、スコットランド独立反対派による" Better Together "キャンペーンが6月25日に始動したことが挙げられます。キャンペーンを主導するのは労働党ブラウン政権下で財務大臣を務めた ...
5月25日、先週の金曜になりますが、スコットランド独立を目指した「イエス」キャンペーンが始動し、その記念式典がエディンバラのCineworldという(うちの近所の)シネマコンプレックスで開かれました。 Copyright © 2012 Reuter ・「史上最大の草...
5月3日のスコットランド地方選挙の結果についてですが、 先日の記事 で数字が大きく間違っていたので訂正します。 前回は獲得議席数と増減を以下のように示しましたが、 これは BBCの選挙速報 に基づいた数字でした。しかし発表直後からこの数字の問題点が指摘され始めました。...
ツイッターを実験的に始めてみました。 https://twitter.com/#!/dokuritsujijo うまくいくかどうか様子を見てみましょう。
エディンバラの投票所の様子 5月3日にスコットランド地方選挙が行われました。全国にある32の地方議会の1200を超える議席が争われました。前回の地方選挙は2007年に行われ、以下のような結果が出ていました。 SNP、労働党、自由民主党、保守党の4大政党...
スコットランド法(2012)の表紙 2010年に英議会に提出され、庶民院と貴族院それぞれを通過していたスコットランド法案(Scotland Bill)が、エリザベス2世の裁可を得、スコットランド法(2012)として成立しました。 ・コールマン委員会とスコットランド法...
キャメロン首相の独立問題をめぐる発言からほぼ2か月がたち、スコットランドの将来がどのような形になりうるのか、だいたいのオプションが見えてきました。サモンド首相およびSNPはスコットランドの独立を目指しています。キャメロン首相はじめ保守党、労働党、自由民主党(Lib-Dem)は独立...
前回のエントリからしばらく間が空いてしまいましたが、その間、2月16日にキャメロン英首相がエディンバラを訪問しました。英政府の方針として、キャメロン首相はスコットランド政府との交渉の席には直接つかないことが決定されていたため、キャメロン首相とサモンド首相は会談したものの、両者の間...
今日2月13日、エディンバラで、かねてから予定されていた、独立をめぐる住民投票についてのスコットランド-英政府間の会談が行われました。 Copyright © 2012 PA スコットランド政府からサモンド首相(左)、英政府からマイケル・ムーア大臣(右)が出席したこ...
スコットランド政府が独立を問う住民投票に関する意見書を公表してから1週間が経ちました。先週予定されていたサモンド首相と、英政府のスコットランド担当大臣マイケル・ムーアの会見は、ムーア大臣が水疱瘡にかかってしまったため延期になりました。今週になりムーア大臣の病状が快復し、会見は13...
人物・用語解説 を加えました。今後もいろいろと項目を加えていく予定です。
ハギスとバーンズ 今日1月25日はスコットランドの国民的詩人 ロバート・バーンズ (1759-1796)の誕生日です。スコットランドのみならずアメリカ、カナダ、オーストラリア等世界各地で、 ハギス を食べ、バーンズの詩を読み、ウィスキーを飲み、Auld Lang S...
1707年にスコットランド議会はイングランド議会に吸収合併され、両国はKingdom of Great Britain、グレートブリテン王国として生まれ変わりました。しかしスコットランドの法、宗教、教育制度等はそのまま維持され、スコットランドは「半独立」とでも呼ぶべき状...
英国議会(左)とスコットランド議会(右) Copyright © 2012 BBC イギリスはひとつの国として存在するのに、なぜスコットランドに政府があるのでしょうか? なぜ政府があるのに独立しないのか、またなぜ政府があるのに独立を求める声があがるのでしょうか?...
Copyright © 2012 PA 1月8日、BBCのインタビューでデビッド・キャメロン英首相(写真左)はスコットランド独立をめぐり自説を展開しました。曰く、宙ぶらりん状態の独立問題はスコットランド経済の先行きを不透明にし、スコットランドに対する投資活動を鈍ら...
Copyright © 2012 Scotsman 2012年がはじまった途端、スコットランド独立をめぐる議論が大きく動き始めました。このブログでは、日本での報道からは伝わりにくい独立問題の政治・歴史的背景や両国政治家の駆け引き、さらに独立問題をめぐり揺れ動く...
「ブログリーダー」を活用して、蘇国独立事情見聞録人さんをフォローしませんか?