おやじ さん プロフィール

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おやじさん: 家屋伝承
ハンドル名おやじ さん
ブログタイトル家屋伝承
ブログURLhttp://kaokudensyou.hatenablog.com/
サイト紹介文我が子たちに伝えておきたい、伝統構法の我が家のこと。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供162回 / 365日(平均3.1回/週) - 参加 2012/01/25 10:48

おやじ さんのブログ記事

  • 転進決定
  •  さて、伝統的な漆喰施工については悩む日々はまだまだ続く。新建材下地を味わってしまうと、ただの苦行にしか思えない。 半間壁一枚を施工し終えるのに凡そ4時間強を要している。塗付所要時間は、相変わらず10分強。時間が掛かっても20分程か。砂漆喰と上塗り二回で凡そ40分強から1時間弱だろうか。なのに、何故に4時間強なのかと言うと、塗付だけじゃないからだ。 まずは壁のチリ掃除から始まり、水湿し、「砂漆喰塗付」、 [続きを読む]
  • これが世間一般程度と思しき「施主施工」体験
  •  という事で、件の漆喰業者は高いから食材業者からコンニャク粉を別途発注。粉が余ったらコンニャクにして食べようっと。 施工面積が僅かな事もあり、水1リットル分にて作ってみる。この分量でだと、確か粉は5gだったかな。指先一つまみ、という量。重量比率が0.5%ごときで本当に糊になるのかな、と半信半疑。しかし、20〜30分程かき混ぜているとドロドロしてきた。これにはマジでビックリ。 これをペンキ塗り用のローラー [続きを読む]
  • 綿とコンニャクで壁造り
  •  新建材下地への漆喰施工。巷の施主施工で然程珍しくなさそうな施工。もっと言うと、土壁下地に比べて素人でも出来る屁でもない施工。もしそうなら良いな、という期待を持って石膏ボードへの漆喰施工を行う。施工場所は、階段が通っていた所に設けた石膏ボード壁。 紙が貼られた石膏ボードに漆喰を塗る。これは厳に慎むようにと石膏ボードメーカーは言う。漆喰の強アルカリ性により、石膏に貼られた紙そのものか糊かの劣化が起 [続きを読む]
  • 「藁スサ入り泥土」とは違う「麻スサ入り漆喰」攪拌
  •  付鴨居設置により一枚高壁を二枚壁にする事に成功。狭い場所で足場を工夫しながら四苦八苦して漆喰施工を実施。まぁまぁ許容範囲の出来上がり。 と思った矢先、またもやヒビ発生。んんん、もうイヤっ!! 既調合品である城かべ漆喰を使用する事で材料問題からは開放された、と思いきやまたもやヒビ。お父さんが思うに、気候の変化じゃないかと思う。 以前、薪ストーブ直上垂れ壁への施工では、同漆喰に何ら追加せずにそのま [続きを読む]
  • 付鴨居の謎、多分解明
  •  周囲の中塗土や漆喰の仕上げを終えて薪ストーブを設置するのは、流石に五月中には出来るんじゃないか。そんな去年末の予定、いや、予想は大いに外れ。六月に突入したものの、中塗土再施工どころか漆喰に悪戦苦闘の日々。 甲乙丙のヒビ残存壁に手を付ける気は毛頭なくなっている。「貧すれば鈍する」ならぬ、「疲んすれば鈍する」。素人施主施工におけるハナから妥協姿勢を揶揄していたお父さんは地に落ちた。妥協を通り越して手 [続きを読む]
  • 徒労感がヒドイ
  •  城かべ漆喰を本格採用する為には、既に大量購入済である漆喰をどうするかに依る。まだ未定という事もあり、この漆喰の初期ヒビ実験は継続。実験と言っても、今までみたいに壁一枚にての施工の実験と兼ねず、配合だけの実験。よって、一部分だけに塗る事にした。これで材料の節約だけでなく、塗付やこそぐ時間と労力も節約、下地壁の損傷も最低限だ。 この配合実験にて、やはり先生のスサ配合に準じないと無理だと確定。糊につ [続きを読む]
  • 「城かべ漆喰」という材の考察
  •  九回目の砂漆喰調合をとちってしまい、水引きを抑えられなかった。こうなると、翌日の指触乾燥後にはヒビ割れが乱れ散っているだろうな。と思いきやヒビが見当たらない。初のヒビ非発生という事だけでなく驚いた。 という事で、無理矢理仕上げた具合は綺麗ではないものの、こそがずに行く事にする。甲乙壁も、ヒビがあるけどまず見る事は無いだろうからとそのまま。もう甲乙丙壁から脱したくて仕方が無かったのだ。どれほどの仕 [続きを読む]
  • 腹立だしい準備不足例
  •  さて、左官先生のDVDを発見する直前、スサ量の疑いを晴らす策を考えてみていた。それは、本職御用達既調合漆喰を実際に使ってみる事。 スサの不足疑念は99%の確信を持っていた。本職動画にて、鏝板や壁に塗り付けられている材の具合を何度も繰り返し観察。購入材よりどうにもスサが多そうに観えるのだ。但し、所詮はインターネット上の動画、100%とは言い切れない。 そこで、一番確かな情報が多いと判断した漆喰を買いに走る [続きを読む]
  • 左官先生との出会い
  •  そして、手に入る。あれやこれや検索していたら見つかったのだ。しかも、左官職でも無いのに買えるとの事。これは非常に有難い。お父さん如きでは宝の持ち腐れになる物かもしれないが、そうなったとしてそれでも構わん。として購入したのだ。それが、本手記に添付予定のDVDだ。 講師は添付DVD説明文にあるように、おばあちゃんと同世代の方だ。左官歴は半世紀を超え、国宝の寺社仏閣も手掛けられるような御仁。お父さんの本職技 [続きを読む]
  • 素人施主施工における伝統的工法志向症候群
  •  八回目を終えた。使った漆喰は15kg程。他、珪砂もスサも糊も結構使った。金額にして凡そ一万円は行っただろう。一回目から八回目までの人工数は不明ながら、開始してから三週間程経過。 さらに、省略してきたが漆喰をこそぐ事に限界が出てきた。 下地の中塗土に砂漆喰は良く引っ付いている。それは良いのだが、その分こそぎにくい。よって、甲乙丙面程度の面積でも所要時間は一時間強を要する。体力的にだけではなく、前進の [続きを読む]
  • 遠回り具合が過ぎる
  • ■同第七回目:丙面〇主目的・砂漆喰の調合具合確認〇施工方法・砂漆喰のみ一回塗り 購入漆喰材の調合具合確認の為、まずは砂漆喰から確定を目指す。砂漆喰は塗付後、早々に上塗漆喰に隠れてしまうので単独塗付だ。 そして翌日、何ら不具合が見当たらない。下塗りに問題ないのであれば、上塗材調合にヒビ問題があると推定。砂漆喰については、上塗りの水引きと糊費用との兼ね合いを考えながらの調整を目指そう。■同第八回目 [続きを読む]
  • メダカの前で漆喰材を見直す
  •  六回目に来て前進したような、はたまた停滞か、或いは後退したような。漆喰検索していると、施主施工者の方の事例に当たる事がある。チラッと拝見すると、やはり新建材壁にシーラーやらプライマーやらを用いたり、そもそも漆喰ではなく漆喰調の材を用いたり。そのお陰だろうか、左官施工が猛進してたりする。 葛藤等により精神的に悪いので他施主施工者の記述は見ない様にしてきたが、やはり誘惑が多過ぎてイカン。漆喰やら伝統 [続きを読む]
  • 漆喰にドライヤー
  • ■同第六回目:同乙面〇主目的・均等的乾燥実験・「押さえ」鏝圧実験〇施工方法・乾き斑の強制解消実験・軽い「押さえ」二回・他、前回と同様〇所要時間・今回、及び以降非計測 圧が強いと思われる押さえを行った結果、表面強度に強弱が出た事により割れがあった。という見立てから、今回は鏝圧を意識して弱く、回数も減らしてみる。  しかし、乾き斑問題は解決していない。そこで採った方法はドライヤーで乾かしてしまえ、と [続きを読む]
  • 敵の裏方は味方
  •  ツバメとの根競べでは勝敗が付いたが、漆喰施工の勝敗は未だ付かず。いや、今の所は負け濃厚。 一歩進んだように思えたが、「押さえ」にて大きく後退した感がある第二の挫折。しかし、勝利に寄与するかは不明なものの、五回目にて乾き斑を無視して押さえた事による新たな発見はまだある。 乾きが遅かった場所に大きな割れが幾つか入った。周囲が先行して硬化した事で、収縮運動が軟らかい箇所に集中したのかも。その一つの割 [続きを読む]
  • 左官鳥との根競べ
  •  ところで、春真っ盛りのこの頃、今年もやって来た。ツバメが。糞害に憤慨した事により、転居時にあった巣は撤去済。これで来ないかも、という期待は大いに外れ。 巣を作り始めた時点で壊してやる事にした。人間が恐ろしそうなだけでなく、実際に危害を加える生き物だと解れば寄ってこないだろう。そう思ったが、翌日にはまた作り始めている。 ああ、そうかい。ならば根競べだ。と毎日毎日、日に何回も破壊神として熊手を振り [続きを読む]
  • 「知る」から「分かる」へ
  •  綺麗に平準に早く塗る。というのは左官職界では当たり前なんだろう。修行者がいる現場ではそういう話があるかもしてないが、インターネット上では見当たらない。それより多く目にした記述は「押さえ」という工程についてだ。漆喰施工最難関と名高いっぽい。 日本の漆喰は軟らかい。原料の性質だけでない。地震大国で下地に泥土を使う事等々により、糊やスサを入れる。左官は水を塗る様なもの、の代表的と思われる漆喰は塗付時は [続きを読む]
  • 客観視点
  • ■同第五回目:同甲面〇主目的・糊の追加調合による検証・本職用中塗り鏝、及び仕上鏝の使い処検証・動画撮影による検証・「押さえ」実験〇施工方法・砂漆喰による下塗り(本職用中塗鏝)、及び漆喰による重塗り(同左、仕上鏝)・「押さえ」三回(仕上鏝)・他、四回目と同様〇所要時間・各塗り毎に凡そ14分強・「押さえ」は非計測。 左官の悩み処は数知れず。材配合は基より。ヒビが劇的に減ったのは、糊を初期値から倍量させ [続きを読む]
  • 我流への大後悔
  • ■同四回目:練習漆喰面をこそがした乙面〇主目的・部分部分塗り法から本式に・糊スサの追加調合による検証・本職用中塗り鏝、及び仕上鏝の使い処検証〇施工方法・見様見真似の全面塗り・砂漆喰による下塗り(本職用中塗鏝)、及び漆喰による二度塗り(仕上鏝)・下地の接ぎ部への寒冷紗張り〇所要時間・各塗り毎に凡そ12分強 本職動画を踏まえた事、まずは寒冷紗。砂漆喰による下塗りをする前に、下地土の接ぎ部に砂漆喰により [続きを読む]
  • 素直だけど偏屈
  •  あぁ、アカン。お先真っ暗やわぁ。 お父さんは、何に対して分からないものの憤慨。何事も上手く行かず、大した事が見い出せない非建設的失敗を繰り返す事が大いにストレス。強アルカリ性の漆喰の中に素手を突っ込んでぐるぐる回したり、立て並べ置いている鏝達を蹴り飛ばしたくなる。 実際は、自傷行為や物への八つ当たりをした事なければ、その際もせず。やった事は、本職の施工動画を「初めて」観てみる事。 もしかして [続きを読む]
  • ちょっとした記述だけでは分からない
  • ■同三回目:甲面〇主目的・漆喰面に漆喰は上塗り出来るか否か〇施工方法・一回目と同様〇所要時間・一時間強 ヒビ等の不具合があれば上塗りすれば良い。この手の記述がそこそこある。これが叶えばヒビ問題に進展があるかもしれない、として実験。 塗ってから三日経った当該面。当日には指触乾燥していたが、水を打つと然程吸わずに流れていく。 後日知るが、漆喰はある程度水を吸うと膨張し、それ以上の過分な水を吸いにく [続きを読む]
  • 鏝が突如重くなる
  • ■同二回目:乙面〇主目的・水引きに対応する方法の模索〇施工方法・水道直結噴霧器による水打ち八回・糊スサの追加調合による検証・他、第一回目と同様〇所要時間・第一回目と同様 漆喰はなかなか乾かない事が正解らしい。早く乾くようだと不具合が起こるらしい。 一回目は一時間も経たない内に指触乾燥。内部はどうであれ、表面はサラサラ乾いている感じだった。この事が、剥離はせずとも多数ヒビ割れた原因と断定。その対応 [続きを読む]
  • 品質確保、凡そ数十分
  • ■実験及び練習一回目:甲面〇主目的・まずは漆喰というものを塗ってみる〇施工方法・水道直結噴霧器による水打ち三回・砂漆喰の上、追っかけによる仕上漆喰(共に厚寸適当)・部分部分塗り法の上、「押さえ」実施〇所要時間・砂漆喰、上塗漆喰、各々凡そ一時間。 とにかくやってみよう、という心持ちでの施工。実施面は、既存の多分砂漆喰仕上げをこそいだ甲面。 それまでの泥土左官での水打ちは二回。水が引いてから再度水 [続きを読む]
  • 漆喰塗りプロローグ
  •  漆喰を塗るまだ前段階なのに、既に話が長い。写真も無く文字ばかり。読む方はしんどいだろうな、書く方もしんどいけど。答えだけ書けばお互い楽なのだけど、そうなると今度は漆喰施工がよく分からない事になるかもしれない。 と言うのも、お父さんがそうだから。こうするんだと書かれていても、これがよく分からないんだな。本職でも出来ない、した事が無い人がいる施工なだけにか、痒い所に手が届くような記述は見つけられず。 [続きを読む]
  • 砂漆喰を作ってみる
  •  水引き対応法のもう一つは、砂漆喰施工。 これは昔ながらの方法だそうで、仕上げの前にこれを下塗りして下地からの水引きを緩和させる、との事。他、骨材となる砂を入れる事で強度を高める目的もあるそうだ。セメントに砂を入れてモルタル、さらに砂利を入れてコンクリート、と同じだな。また、下地状態によっては不陸調整もあるだろうか。 シーラー法を横に置いておくと、どうもこれしか方法がなさそう。という事で砂を買っ [続きを読む]
  • 労多くして益少なし、かもしれない挑戦
  •  土壁の呼吸力、またの名を吸放湿性について、これを神の如く崇め奉るような人達がいる。分からんでも無い、現代人だから。 この事については、それぞれの立場に依ったそれぞれの主張がある。左官建材の製造や販売業者は、ビニールクロスよりも漆喰や珪藻土が快適かつ健康と謳う。その中でも漆喰取扱業者は、珪藻土は自己結合せず接着剤を使用するので吸放湿効果が無い旨を謳う。珪藻土取扱業者はそれに反論。両方を取り扱う業者 [続きを読む]