ホタテ さん プロフィール

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ホタテさん: 世界で一番くまが好きなのかもしれません。
ハンドル名ホタテ さん
ブログタイトル世界で一番くまが好きなのかもしれません。
ブログURLhttp://hamdacompany.blog133.fc2.com/
サイト紹介文基本ファンタジーオリジナル小説を書いてます。(作家志望) よければどうぞ!
自由文ファンタジーが多いですが、たまに(?)学園ものとかあったりします。
でも結局ファンタジーに発展したりします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供60回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2012/01/30 15:13

ホタテ さんのブログ記事

  • 人魚と孤高の歌姫 −オープニング−
  • オープニングラムネはじっと、沈んでいく太陽を見つめていた。朝見た海は青色だったのに、今はオレンジ色に輝いている。。「まさか、これが四つの海のうちの一つか!?」そして、彼は唐突に叫びだした。「何をバカなことを言っているんだい。そんなわけあるもんか」彼の傍をうろちょろしている、虫のような何かが言った。嘘つき悪魔のクイニーである。「これは普通の海だよ。アンタがお望みの海はだな……うん。ここからなら緑の海 [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏休み −6−
  • 6今度の狙いはファンタスティック・マジカルランド。何をどう盗むのかはわからない。その衝撃的な発表から一週間。何の音沙汰もないまま、テスト期間に入ってしまった。さすがの怪盗様も、何だかんだ言って、テストの間は大人しくしているようだ。さて、俺のテストの出来具合なんて聞きたくもないだろう。赤点を免れりゃ何でもいい。「よっしゃー! 解放されたぜー!」蝉がやかましく鳴く中、俺は思いっきり伸びをした。「凜王、 [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏休み −5−
  • 5「ファンタスティック・マジカルランド?」「ああ。二駅ほど向こうにあるだろう。遊園地みたいなのが」時は遡り、数日ほど前。凜王は自分の部屋の窓から顔出し、隣の家の住人と話していた。隣の住人──、眞姫の部屋はら凜王より少し上の位置にあった。「行きたいのか?」「まさか。人ごみはごめんだ。……そうじゃなくてだな」「ん?」凜王は首を傾げた。「同じクラスの女子が、ここの創設者の孫らしいんだ」ふぅん。と、凜王は [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏休み −4−
  • 4言わずとも、ランドは激混みだった。「ものすごい人の数だ……」「そりゃ、日曜だからな」一番クローバーがふらふらしている。大丈夫かよ、こいつ。本当は猫なんだし……「けど俺様、ワクワクしてきたぞ! なぁ、あれに乗ろう!」……いきなりジェットコースター……俺は一応後ろの二人にも確認の意で見た。「俺は何でも」「凜王に従う」……そうっすか。「くっそー! ジェットコースターでも何でも乗ってやらぁ!」「どうした [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏休み −3−
  • 3待ちに待っていない、翌週の日曜日。駅で待ち合わせということで、俺は時間通りに最寄り駅を訪れた。切符を買う前に、凜王の姿を探す。「おーい」誰かを呼ぶ声が聞こえてきたが、女の声だったので俺ではないだろう。しかし、なぜか俺に向かって手を振っている女がいた。知り合いでも何でもない。見たこともない女だ。勘違いかと思ったが、どう見ても俺に手を振っている。もしや、俺が忘れているだけで、知り合いなのか……?どう [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏休み −2−
  • 2「ランド的な所へ行こう」「俺の渾身のツッコミは?」スルーか?スルーする方向でいくのか?ああ、いいさ。スルーでも何でもするがいい。「……で? ランドって?」「ほら、あるだろう。魔法の国。ファンタスティック・マジカルランド」「ランド的なも何もランドじゃねぇか」海外、国内共に観光客が必ずと言っていいほど訪れる場所だ。そんな人気の大型アトラクション施設に、俺たちは最寄り駅から電車ですぐに行ける距離に住ん [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏休み −1−
  • 1もうすぐ夏休みだ。しかし!その前に期末テストという大きな壁が立ちはだかっている!これを乗り越えねば、平穏は訪れない……「はーん。見た目通り勉強苦手なんだ」やすりで爪を磨いている、ミツバさんのズバリな一言が突き刺さる。「苦手というか……こう……文字の羅列を見ていると眠くなるというか……」「わからなくもないわよ、その気持ち。そんなものを一生懸命学んだって、将来何の役にも立たないしね」「ミツバさん…… [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −あとがき−
  • あとがきどうも。ホタテです。ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。そしてあけましておめでとうございます。今年はそうじ屋終わらせる宣言しておりますので、何卒。毎年とか言うな!黒猫は今日も偽物を喰らう、いかがだったでしょうか。また怪盗かよ〜とか言わないでください。私は名探偵より怪盗の方が好きなんだ!!!!!!気がつけば、探偵と怪盗だらけになってます。何度も言っているのですが、元々新設さ [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −エピローグ−
  • エピローグこの後狗山とその父親がどうなったかなど、ぐだぐだと語るのもどうかと思うので割愛したいところだ。かと言って、何も語らないというのも、読み手の心をもやもやさせるだけだ。簡単に説明するが、おおよそは察しがつくだろう。展示会最終日は、もちろん中止。偽物の偽物が怪盗フェイクによって大勢の警官や狗山町長の目の前で奪われたからだ。俺たちではなく、囮となった猫が盗んだということになるのだろうが……一体ど [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −24−
  • 24古本屋まで何とかたどり着いた俺たちは、睡眠中だったと思われるミツバさんに出迎えられた。思春期真っ盛りな男子高校生にはちょい刺激的なパジャマ姿である。しかし、本人はそんなこと気にする素振りもなく、「ご苦労」と、一言だけ言って自室に戻っていった。「どうせミツバにはこんな錆びれた物、興味ないさ」猫が素っ気なく言った。「俺様にとってはご馳走だがな!」そして、目を輝かせた。「さぁ! 早く寄越せ、凜王!」 [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −23−
  • 23「惣一、いつまで頭を抱えているんだ。頭痛か?」「頭痛もするわ! ちょっとは気にしろよ! クラスメイトにバレたんだぞ!?」しかも俺はこれが初仕事だってぇのに!「正体がバレるのは今に始まったことではないしな……」「何言ってんだ……って」そっか。俺にバレてるもんな。じゃあ、いいのか。「……良くねぇわっ!」「何なんだ。俺は何も言ってないぞ」「一人ツッコミだから気にすんな!」ああ、何でこいつはこんなに平然 [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −22−
  • 22おいおいおい!誰もいないんじゃなかったのか!?入ってきたのは、狗山……同級生の方の狗山だった。最悪だ!どうすんだよ!俺は凜王を見たが、やつはまだピッキングをしていた。ピッキングは一旦やめなさい!!「もしかして……怪盗フェイク? 本当に髪飾りを盗みに来たのか?」俺はどうすればいいのかわからず、狼狽える。凜王!何とかしてくれよ〜!「……ちょっとそこ、どいてくれるかな」噂の怪盗を目の前にしているとい [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −21−
  • 21……なんて。調子に乗ってキザっぽく言ってみたり。「まさか本当に屋根の上を行くとは……」いよいよ決行のときがやってきた。俺は凜王と猫の後について、屋根の上を歩いていた。もちろん、歩ける屋根を選んでいる。「この格好で地上を歩くのはさすがに目立つからな」黒ずくめの衣装を身にまとっているとはいえ、凜王の言う通りだ。まぁまぁ目につくよな。しかも真夏にこんなロングコートて。「でも暑くないな」「ふふん。俺様 [続きを読む]
  • そうじ屋の愉快なお仕事 advance16
  • episode16この若いお兄さんが?怪人だって?リディアさんやエドガー・シモンズと同じ年齢くらいの人だ。「ウェンディ、どうしてお前が」「ケーサツの前で本名を言わないでくれるかねぇ」やれやれと、男はため息をつく。「お前が怪人なんて、馬鹿げた真似を……!?」エドガー・シモンズも村人達も、彼のことを知っているようだ。ということは、この怪人もトネール村出身ってこと……?「馬鹿げた真似? それは俺じゃなくてそいつ [続きを読む]
  • 絆 episode3 嫉妬 (8)
  • 8翌日、ボーッとする頭で私は学校へ向かった。昨日の先輩の言ったことが、まだ頭に残っていたせいかもしれない。あまり眠れなかった。「おはよう。愛花」靴を履き替えていると、浮かない顔の実梨が声をかけてきた。……そうだ。昨日の真奈美のこともあるんだった。「私、ずっと昨日のことが気になってて……」「そうだね……」こちらの犯人も突き止めなければいけない。でも……どうやって……「真奈美は大丈夫だって言うけれど、 [続きを読む]
  • そうじ屋の愉快なお仕事 advance15
  • episode15「なぜ……あなた方が……」エドガー・シモンズは呆然としていた。謎のお面集団を確保したあたしとブロッサムは、トネール城へと連行した。その正体を見て、シモンズは大変驚いた様子だった。そりゃそうだ。お面集団の正体は、トネール村の人々なのだから。あのリディアさんを筆頭に、五人のお年寄り。おにぎりをくれた人も中にいた。今、あたしたちは城の1階ホールにいる。あたしとブロッサム、村人達の他に、エドガー・ [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −20−
  • 20まず結果を伝えておくと、猫の機嫌は直った。高級猫缶で。お前、猫缶食うのかよ。と、ツッコミそうになったが、俺は堪えた。また機嫌を損ねられても困からな。そして、潜入調査の結果報告として、俺達が立ち入れなかった部分の構成を聞いた。が、ほぼ頭に入ってこなかったのは内緒だ。そんなことよりも、ついに予告状を出すということの方が大事だ。決行日は展示会の最終日。時刻は午前0時。つまり、だ。盗んでしまえば最後の [続きを読む]
  • 絆 episode3 嫉妬 (7)
  • 7何かと思えば、私は男子バド部の部室に呼び出されたのだった。行ってみると、先輩はもちろん、男子バド部部員が全員集合していた。みんな、神妙な顔つきだった。「……これは?」「佐渡が俺らのことを喋ったらしい」先輩が私の質問に答えると、佐渡さんが「だって」と、口を尖らせた。「そもそも隠れてコソコソやる方が悪いんだけどな」「俺のせいかよ!?」先輩の隣に立っている新島さんが、すかさず声を上げた。三年生にも容赦 [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −19−
  • 19稲穂ヶ岡町(いなほがおかちょう)の公民館といえば、かなり年季が入っており、まるで歴史建造物かのような、趣のある建物だ。学校の絵画コンクールの会場になったり、昔子ども向けのイベントか何かで訪れた記憶がある。ここ最近の思い出としては、高校内で行われた合唱コンクールの会場となったことだろうか。何かしら町内のイベントがそこで開催されている。そして! 来たる来週末!狗山町長の宝物、妖精の髪飾りがかの場所 [続きを読む]
  • そうじ屋の愉快なお仕事 advance14
  • advance14お兄さん達の声が聞こえてくる。「シモンズさん。我々はあなたを脅迫している人物を早急に逮捕すべく、全力で動いております。心当たりのある人物がいらっしゃるというならば、ぜひ教えていただきたいのです」女刑事さんの言葉に対し、エドガー・シモンズは大きなため息をついた。「刑事さん……何度も申し上げております通り、私には敵が多くいます。その中で見当をつけろと言ったって……」「じゃあ、その敵とやらを全 [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −18−
  • 18俺たちは……というか、凜王がそれ以上は深入りしようとしなかったので、ある程度のところで切り上げた。狗山の母親に不審がられてなきゃいいけど……「妖精の髪飾りって、結局のところ何なんだろうな?」それだけは狗山町長に一番近い人に聞いてもわからずじまいだ。「狗山のお母さんもあれがどういう物であって、どこで手に入れたかもわからないっつーもんな。俺らはどうしたらいいんだ? というか、盗んだら狗山のお父さん [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −17−
  • 17俺たちは病院にいた。信号待ちをしていて、事を目撃した人が救急車を呼んだからだ。狗山は、点滴を打ってもらい病院のベットで深い眠りについていた。やはり、日頃の睡眠不足やら疲労やらが祟ったようだ。「……こんなことになるとは……」狗山が眠っているのを見て、俺はボソッとつぶやいた。「そろそろお暇しよう」「……そうだな」凜王に言われ、俺は立ち上がった。狗山の母親に挨拶を、と思ったが、さっき携帯電話を片手に [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −16−
  • 16俺のせいで、どうでもいい教師との絡みに無駄な時間を費やしてしまった。本題はここからである。「凜王、この後はどうするんだ?」狗山の大体の情報は得た。しかし、妖精の髪飾りとやらに関しては謎のままだ。放課後はいつも通り凜王と学校を出た。「まだまだ他にも情報は必要だ。クローバーにでも情報収集させるか……」「猫だもんな。……って、よく考えたら、猫って便利だな!」どこへでも潜り込めるじゃないか。意外な発見 [続きを読む]
  • 黒猫は今日も偽物を喰らう 20××年 夏 −15−
  • 15「んげ……熊ヶ谷くまがや……」「コラ! 先生を呼び捨てにするな!」生活指導担当の熊ヶ谷だ。俺の姿を見つけては、ねちねちと説教してくる。仕方ないといえば仕方がない。俺が不真面目にしているからな。「あれだけ何度も髪を黒に戻せと言っているのに……! まだ茶髪のままか! ピアスも外せ!」「あーわかったわかった。うるせぇ」「先生に向かってうるさいとは何だ!」マジでうるせぇ。思わず俺はため息をついてしまった [続きを読む]