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ショコラ日和 https://bitter-chocolate3.hatenablog.com/

手紙大好き!英語大好き!(下手の横好きです)

久しぶりに始めた海外文通。手紙を通して、友情をゆっくりと育みたいなぁ。

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2012/02/10

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  • 職業

    職業病、という名前もあるけれど、職業をしていると、つい醸し出す雰囲気があると思う。保育士さん、学校の先生、公務員、医療関係者…などなど、「あぁ~、そんな感じ!」な人は多い。 私の醸し出す雰囲気や所作、持ち物から私の職業も各種、予想されている。たまに、「お仕事は〇〇ですか?」と聞かれると、そのたびに、私はそう見えているのか!と、とても新鮮な気持ちになる。 いままで言われた職業…学校の先生たちからは2回の謝辞の結果、「スピーチライターですか?」と2,3人に聞かれた。あら、素敵な職業ですね、と言われるたびに思う。ピアノの発表会で保護者代表挨拶をしたときにも「スピーチライターなんですか?」と複数人に聞…

  • 衝撃

    現在、日々を忙しく過ごしている。息子の高校入試結果発表までに、各種、詰め込んでいる。用事でいっぱいにしておかないと気になる。「動悸が収まらない」と実家の母も気が気ではない様子で毎日、「今日の太郎はどうだい?」と聞いてくる。私と実家の母は動悸がするし、血圧は高いままだけれど、太郎は糸の切れた凧よろしく遊びまわっている。あんなに能天気に発表までを過ごせたら、幸せだろうなぁと思わずにはいられない。 入試後に卒業式があった。(発表はまだ!)太郎は「卒業式後に卒業アルバム見せるわ」と意味深なことを数日前から言っていた。そして卒業式、着物を着た私は想像以上に草履が痛くて写真撮影もそこそこに「先に帰るよ」と…

  • 『シー・セッド その名を暴け』

    『シー・セッド その名を暴け』 シー・セッド その名を暴け キャリー・マリガン Amazon MeToo運動の火付け役になったニューヨークタイムズの女性記者二人が記事を発表するまでの映画。 これが実話で、女優たちがそのままの名前で出ていて、音声もあれば、本人役で出ている女優さんもいる。勇敢な人って、彼女のことを言うんだなと思った。 「本人役で出ている人がいる」ということを前情報で知っていたけれど正直、どの人が本人役かわからなかった。他の多くの演じている人たちの中で、とても素だった。実際は、こんな感じなのかもしれない。発狂したり、絶叫したり、泣き叫びたくても感情を出しすぎると信用してもらえず、過…

  • 思い立ったが吉日

    サウスカロライナ州のパルにメールした。彼女から彼女の元(になりかけつつあったのに、元になる前に)夫が非業の死(誰にとっての???と思いながら。きっとみんなにとって)を遂げてから彼女が混乱中のメールは何通か受け取った。「あなたの気持ちをいつでも聞くわよ」という内容のメールを返信した。意見は書かず、気持ちは入れず、ただ寄り添うことを心掛けた、と書くと立派だけれど、「離婚調停中の夫が銃を片手に押しかけて、暴行、通報で駆け付けた警官に発砲。挙句の果てに、その場で拳銃自殺。その葬儀をした、まだ妻だった友人」に、なんてメールするのが正解なわけ?マニュアルはどこ?日本の発想でいいの?同じ体験をしている人から…

  • 『だれかに、話を聞いてもらったほうがいいんじゃない?』

    『だれかに、話を聞いてもらったほうがいいんじゃない?』 だれかに、話を聞いてもらったほうがいいんじゃない?―セラピーに通うセラピストと、彼女の4人の患者に起きたこと 作者:ロリ・ゴットリーブ 海と月社 Amazon カウンセラーに通うカウンセラーの話。フィクションなのかと思いながら読んでいたけれど、これは作者の話?!作者も精神科医。ハリウッドで活躍しているけれど嫌な奴、70歳の誕生日に自殺しようと考えているうつ病の高齢女性、末期がんの女性、結婚目前だと思っていた彼に振られたことが整理できない主人公…。 カウンセリングを通して、自分自身で自分のことを理解する、その過程は目を背けたくなる。それぞれ…

  • 『恐れのない組織』

    『恐れのない組織』 恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす 作者:エイミー・C・エドモンドソン,村瀬俊朗 英治出版 Amazon ”心理的安全性”というキーワードを行動心理学の本で知ったとき、とても興味を抱いた。本書で語られるのは組織の中における発言のしやすさ、意見を言うことができるかどうか。無知だと思われるのではないか、評価を下げられるのではないか、そういうことを臆せずに、ではなく、気にせずに意見を言える、そのために必要なことが”心理的安全性”である。 いくつかの興味深い例があった。例えば、病院内で優秀なチーム(と筆者が考える)とそうではないチーム、どちらの…

  • 場違い

    「場違いだ!」と気づいたような場に行ってしまったこと、みなさん、それぞれ幾度かはあるだろう。 私の最初の”場違い”は大学時代に中国人の友人に招待されてホイホイ行った”中国人の友人たちによる内輪の旧正月を祝う会”。中国人の文化も知れるし、中国語も使えるし、メイメイ、おいでよ~と誘われた。日本人もいるの?と聞くと、いると思う、という回答だったので適当な格好で行った。中華料理の円卓が10卓以上はあるような超立派な旧正月の会で…1卓に10人前後。私が「メイメイはここ!」と座らされたのは中国人ばかりの席。「ちょっ!!話が違うじゃん!」と抗議したら、「中国語しっかり話して」と言うと友人は社交の場に消えた。…

  • 理解が追い付かないこと

    息子たちの通う公立中学校で校則が大幅に緩和されるらしい。靴は何色でもいい!靴下も何色でもいい!髪型だってかなり自由に…となるらしい、と息子たちが全校集会で聞いたようで、報告してくれた。 それからイライラ、もやもやしている。娘が中学生の時、ブラが透けると肌色の肌着や黒色の肌着を着ていたら「校則は白一色です。」セーターに灰色を着たら「黒か紺です」と言っていた、あの中学校が?「靴下はワンポイントまで可。左右に模様があれば2ポイントです」って、ジョークのようなことを真面目に言っていたあの中学校が校則を緩和? 下着が透けない色はベージュや黒で、白は最も透けるんですよ、と根拠を基に説明しようとも「肌着は白…

  • Seven Days Of You

    ロンドンのパルが数年前に送ってくれた本をやっと読んだ。 Seven Days of You 作者:Vinesse, Cecilia Little, Brown Books for Young Readers Amazon 数年過ごした東京からアメリカへ戻ることになった女子高生の最後の7日間の物語。親友だと思っていた友達による裏切り、姉との確執、離婚してフランスで新しい家族を築く父親との関係の変化、夜の東京、東京のいろいろ…。 アマゾンのレビューに書かれていた。"This is the YA version of Lost in Translation or Before Sunrise!"(こ…

  • 曖昧な診断

    フランスのパルが先月、パニック発作を起こした、という話を手紙で書いていた。パニック発作自体は10年以上前に経験があり、次はいつ来るのだろうかと思うと精神的にしんどいらしい。それ以外にも憂鬱さを感じたり、倦怠感を感じたり…と彼女が手紙に書いていた。 その手紙を読んで、最初に私が思ったことは日本なら”更年期”で片づけられそうな症状だな、と。彼女の年齢も”更年期”の時期で、動機も不安症状もそのほか諸々も…「日本の私の友人はあなたと同じ症状を訴えて病院に行き、更年期と診断されてホルモン剤を服用して少し楽になったと話していたよ。」と返事に書いた。 フランスのパルはその後、かかりつけ医を受診したもよう。フ…

  • INTJ-T

    テレビでMBTI診断の話がでてきて、7年前、やったことがあると思い出した。 bitter-chocolate3.hatenablog.com そのときは、領事だった。いまも同じなのかしら?とやってみると、建築家(INTJ-T)となる。ちょっと控えめに回答したから?と結果に納得いかず、再度、回答してみる。同じ結果になったので、気になってもう一度やってみる…何度やってもINTJ-Tになる! INTJ-T、どういう性格なのかというと、知識欲が貪欲で、(本好きな人が多いとか…)長期的に戦略を立てることが得意、(根回しは好きではないけれど、戦略を立てるのは好き)自信かであるが、公平な判断力を持つ、高い理…

  • "A Good Yarn"

    "A Good Yarn" A Good Yarn (A Blossom Street Book 2) (English Edition) 作者:Macomber, Debbie MIRA Amazon Blossom streetの毛糸屋シリーズ2作目!毛糸屋さんで集って編み物をしながら共通点のない女性たちが友情を育てていく、というストーリーは1作目と同じ。ただ、1作目のときも思ったけれど、この4人で友情を…?ちょっと厳しいのでは?とつい思うような(作者の思う壺)個性がバラバラ、バックグラウンドもなにもかもが違う女性たちがそれぞれを思いやりながら、それぞれのやり方で手を差し出す、これぞ”ハー…

  • 学校評価アンケート

    最近は学校評価アンケートというものがあって、多分、各学校で作成者が違うのだろうと思われる。この学校評価アンケートは記名式で、誰が正直な回答をするんだろうか、と思うことがある。学校にどの生徒の保護者が学校評価の平均値を下げている、って思われることを気にせず書ける保護者はなかなかいないだろう。当たり障りなく回答するのが一般的…だと思うけれど、私は今年は放置している。正直者なので嘘をつけない。 回答が4択。「そう思う」「ややそう思う」「あまりそう思わない」「全くそう思わない」 質問にこの4択で答えるのは厳しい。例えば、「学校はいじめに対してきちんと対応できていると思いますか?」・・・逆に聞きたい。何…

  • 大人の対応

    www3.nhk.or.jp麻生さんが上川外相の外見について言及したことが話題になっている。正直、誰も麻生さんの失言に驚かないだろうけれど…と思っていた。しかし、その発言についてどう思うか?と上川外相が聞かれたとき、「いろいろな意見があると思う」という返答は正直、とても失望した。 ”大人の対応”だった、ということはわかる。彼女はそうやって人生の荒波をくぐってきたのだろうとも思った。男女差別もいまよりあからさまな時代から、その役職まで…それでも、それだからこそ、彼女の発した言葉の影響力をもっと考えてほしかったと正直、思った。「そうか、外見に対する失言にはスルーが正しい反応なのか」と後へ続く女性た…

  • ノンストップ英会話

    Jインディアナ州のパルとビデオチャットをした。きっかけは彼女が「最近のドラマではよくビデオチャットしているけれど、私たちも挑戦しない?」と言い出したこと。・・・それ、私はいままで何度も言ったけれど!彼女は「ビデオチャットしようって言ったことあった?!」と驚いていた。 そんなインディアナ州の彼女とビデオチャット。「初心者で間違えるかもしれないから、コールして!」とメッセージがきた。間違える…なにを?どうやって?と思いつつコールして彼女と通話開始。 前に話したときは、彼女の英語のスピードに圧倒されて知らない単語多い…と撃沈した。今回、あれ?こんなにゆっくりだった?と思ったので私のレベルアップを感じ…

  • "The Kind Worth Killing"

    "The Kind Worth Killing" The Kind Worth Killing (English Edition) 作者:Swanson, Peter Faber & Faber Amazon 読み始めるまでに躊躇したのはスリラーで読後感がいまひとつ、と聞いていたから。読み始めると、早朝から深夜まで読み、4日で読破。アメリカ英語で読みやすいけれど…性描写に違和感あり、というよりも嫌悪感あり…。 あらすじは、空港のラウンジで出会った女性に妻の浮気を語るテッド。見知らぬ女性の気安さで話しこみ、浮気妻の殺害計画を立てる。綿密な計画のハズが…。 これは、サスペンスではなく、多分、ジャン…

  • 男性作家の描く女性

    アメリカ人作家の本を英語で読んでいた。すごく違和感があるわ~、と思いながら読んでいるとロンドンのパルからメッセージがきたので、「本の内容に引っかかることがあって、言ってもいい?プライベートなことかもしれないけれど、聞いてもいい?」と確認を取ったら、「どうぞ~」ということだったので聞いてみた。 「白色パンツ(下着)って、どう思う?」と。ロンドンのパルも、WHAT?(なに?)と驚いていた。 実は、読んでいる本の登場人物が28歳の女性、不倫中、レストランに座れば周囲の男性が振り向くような美女で…どっちかっていうと肉感的。その女性が不倫相手との逢瀬に”白色パンティー”ってどう思う?それが”超小さい”も…

  • リーダーの真価

    ロンドンのパルからメッセージが来た。「富士通の郵便局のスキャンダルを知っているか?」議会に富士通の社長(欧州担当の)が呼び出されたっていうところまでは知ってる、という話をした。 さて、富士通のイギリス郵便局でのスキャンダル、どれくらいの人が知っているのかしら?我が家の夫は知らなかった。私は目にしたことがある、という程度。 www3.nhk.or.jp概略は、イギリスの郵便局で利用されていた会計システムの欠陥により郵便局長らが横領で不当に訴追された事件。当時は700人規模の大規模横領…なんてニュースで言われ、その後、富士通のシステムの欠陥が判明。1999年から2015年の話で、なんでこの話が20…

  • パーティー余波

    パーティーの疲れから抜け出せない私、海外在住経験の長い年上女性にパーティー疲れを話した。自宅で親しい人を呼んで楽しく食事、と思ったのだけれどすごく疲れた上に、もやもやしたのよ、と。 パーティー慣れしていない日本人で、ホスト役の私も頑張りすぎたのかもしれないけれど、招かれる側のマナーもなっていなかったというか…。日本人の友人は「それはちょっと非常識すぎるんじゃない?」と客側に呆れかえっていたけれど…ですよね?!その賛同が私は欲しかった! そういえば、いつも高年収を自慢する家族なのに、自分の家族の昼食分にしても少なくない?という量のおかずしか持ってこなかった…というところに私はいつもの年収自慢はど…

  • 牛肉をフォンデュ?

    日本人が海外の文化や風習を語っているとき、つい「本当なのかな?」と思ってしまう。その国のパルがいる場合、つい「これって本当?」と確認してしまう。私の友人1人が「本当よ」と言っただけで信用するのもどうかと思いつつ、そうか、本当なのか、と納得する。これはきっと誰もがわかってくれる話だと思う。 先日、フランスのパルから手紙が来た。チーズフォンデュを12月25日にした、という話だった。牛肉もフォンデュした、と書かれてあった。 …牛肉もフォンデュ?生の牛肉をチーズの中に突っ込むの?レアでも食べられる牛肉とはいえ、チーズの中に??? フランスのパルはご丁寧に写真もつけてくれたけれど、…本当?フランス人が紹…

  • しんどいホスト

    今年のお正月は出歩かず、帰省もせず、畑仕事をしていた。 そんなとき、ママ友から新年会をしないかと誘われた。ただ、夕方以降はなかなか都合がつかないので、それならお昼にどう?という話になり、彼女のおすすめのお酒と私のお気に入りのお酒で試飲会~!お昼はピザとバゲットでも焼いてサラダを用意し適当に家族で食べて語ろう!飲もう!(弱い二人で)という話だった。すごく楽ちんな計画で。そこに共通の友人も一応、誘う?という話になり、一応、声をかけた。新年会が決まったのは3日前で3日前に「保留で」と言われたので、来ないのだろうと思った。前日の20時、「参加していい?」と…。前日の20時に参加表明?買い出しも終わった…

  • "The Silent Patient"

    "The Silent Patient" The Silent Patient: The record-breaking, multimillion copy Sunday Times bestselling thriller and TikTok sensation (English Edition) 作者:Michaelides, Alex Orion Amazon 夫の殺人容疑で逮捕された画家のアリシアは逮捕以降、一言も話さなかった。彼女に興味を持った精神科医のテオは彼女を救おうとコミュニケーションを試みる。2人には共通点がいくつかあり、ついにアリシアは話し始める。 かなり有名な本で、海…

  • 今年読んだ和書

    2023年も残り少なくなり、今年のおすすめの本を紹介する動画が流れるようになってきた。そうか、もう年末なのか…。私も今年の読書冊数を数えてみた。kindleに洋書に和書に…漫画の量に血の気が引いた。。。もう途中で数えるのをやめてしまったけれど、ざっと150冊超え(マンガのみ)洋書は11冊(12月18日現在!)、和書は26冊…。 今年読んだ中で、ベスト3は…と発表したくなるほど甲乙つけがたい本が正直あまりなかった。途中までよかったのに、あの結末はない、あの終わり方はない、読み終えると薄っぺらく感じる本が多かった印象。そういう本にばかり当たった1年だったのか、私の本を選ぶアンテナの精度が落ちている…

  • 新しい世界

    こどもの発想は面白い!我が家の末っ子は自衛艦が大好きで、艦隊カレンダーを購入したり、自衛隊の雑誌を購入するほどで、自衛艦を上から見るだけで、「これはいま〇〇に停泊中」と言ったりしていた。そんな息子はミサイル迎撃システムを云々と将来の夢を語っていたが、どうらや熱が冷めたらしい。自衛艦の中を見学ツアーが近くである!と新聞で知り、息子を誘ったものの、「僕、いいわ」と断られた。いまは野球に熱が入っている…と思っていた。 今日、突然、「アマチュア無線技士3級を取りたいから、テキストを買ってほしい!」と言われた。…はい?アマチュア無線技士?3級?受験資格は?中学生でも大丈夫なの?と聞くと「受験資格は不問の…

  • "The Switch"

    英語圏で本屋をしている知り合いからもらった本、まさかの私がすでに持っていた本だった!「やっちゃった!!」という顔を彼はしていたけれど、私は”センス、上がった!私の好みの本を合ってきた!”と喜んでいたのだけれど、次の本はサイコっぽかった…あえて私が選びそうではない本をくれたってこと?と思うことにする。 "The Switch" The Switch: the joyful and uplifting novel from the author of The Flatshare (English Edition) 作者:O'Leary, Beth Quercus Amazon すごく人気!とアイル…

  • 濡れレタス

    いま読んでいる本はイギリス人作家の本。偏見の領域だろうけれど、「そんなことはないぞ!!」と思う人は多くいるだろうけれど…イギリス人作家の本は波に乗るまでに時間がかかる気がする…。耐えて…耐えて…としばらく耐える時間があって、それから怒涛の展開がある。でも、そのためには最初に細かな人物描写などがあって、最初がしんどい。一方、アメリカ人作家の本はぐいぐい最初から引っ張る本が多い。「読者が投げ出さないように、最初から引っ張る!!」とわかっているんだろうなぁ~と思う。 今回も、「失敗したかも」と思いながら読み始めて20ページを過ぎ、やっと物語が動き始めた!!こうなると登場人物がそれぞれに、”その人らし…

  • 先生の呼び方

    アイルランドの小学生と会話をした。完璧な日本語で。(両親は日本人とアイルランド人) 「メイちゃんは白い人なのね~」と言われる。いやいや…あなたのほうが白いでしょ?と聞くと、「ううん、私は黄色」と言う。どっからどう見ても、日本人の私が見る限りは白人ですけれど!ちなみに、その子のママは?と聞くと「黒い人」と。どうやら、みんな人種が違ったようで…みんな日本人ですけれど。 そんな少女が色塗りをしていて、「肌色とって」という。・・・白、黄色、黒と聞いた中で、”肌色”って、私に何色をとれってこと?えっ、いま私は試されている?と固まっていると「肌色知らないの?薄だいだいのことよ」と言われた。薄だいだいが肌色…

  • The Mostly True Story of Tanner &Louise

    The Mostly True Story of Tanner & Louise (English Edition) 作者:Oakley, Colleen Berkley Amazon 80過ぎのおばあちゃんと21歳の大学をドロップアウトした若い女性とカリフォルニアを目指す世代の違う二人のドライブ旅行! っていうあらすじだと、どこかで読んで買った気がするけれど、あらすじが思っていたのと全然違う…。 住む場所とお金が必要だった大学をドロップアウトしたばかりのやる気のない元女子大生が一人暮らしの高齢女性の生活を助けるために住み込みをすることから始まる。実はその高齢女性は40年以上前のいまだ見つかっ…

  • 親切を選ぶ

    ついに夫も発熱し、満を持してインフルエンザの検査をしたらまさかの陰性だった。3日連続でこどもたち(と私)の検査をした医師は私を見て「ご家族4人インフルエンザでご主人だけ陰性…はないでしょう」ということで”みなし陽性”になった。「ただ、ひとつ確認させてください。同居されてますよね?」と同居を疑われた。 「インフルエンザの出席停止日数の数え方がちょっとおかしくない?」という生徒が数人、学校にいた、と太郎が言っていた。出席日数も大事、テストも大事、といろいろと気になる受験生。そういえば、太郎が一緒に登校する子は感染せずだったの?と聞いたところ、「次郎が月曜にインフルエンザになった時点で、感染が不安だ…

  • 猛威

    久しぶりのインフルエンザはかなりきつかった。イナビルを吸入して半日程度で解熱したものの、検査を待つまで丸1日ほど、高熱に耐えていた。布団にくるまっても悪寒はあったけれど、関節痛が痛くて眠れないほどでも、のどが痛すぎて眠れないほどでもなくただただ寒いんですけど!!と震えている、そんな近況報告をインディアナ州のパルに送った。 彼女から予想外にも早い返信があったのだけれど、内容も予想外だった。「近かったら、チキンヌードルスープとマックのコーラをもって行くのに!コーラを大量に飲んで寝るのよ!」と。 風邪のときのチキンスープ、玉子酒のような卵がゆのような胃腸にも優しい味なのだろう、と想像できる。でも、マ…

  • バックハンド

    ロンドンのパルに末っ子のオンラインの先生の話をした。過去に何度も話題にしたことのある”職人気質の数学の先生”。我が家では花子と次郎がお世話になっていて、理系の生徒向きの先生で、間違っても文系向きの先生ではないと思うので太郎の数学は別の先生にお願いしている。 かれこれ2年の付き合いになる先生で、かなり先生の言葉への免疫もついてきたけれど、いまだに驚くことは多々ある。まぁ、アノ先生だから、と我が家ではもう別格扱い。「こういうことは言ってはいけないんだけれどねぇ…」というのが先生の口癖で、先生はよく言う。次郎はいつも「また先生言ってた、”こういうことは言ってはいけないけれど”」と、笑いながら話す。そ…

  • 日本語、難しい!!

    日本語、難しい!!と思うときが増えてきた。 イギリス人一家が我が家に滞在していたことは実はご近所さんに知られていたらしい。私がロンドンのパルと美容院に行っていたとき、夫はそのほかのメンバーで団地内の公園で遊んでいたので多くの人に目撃されていたもよう。その後、「英語はできるの?コミュニケーションに苦労しなかったの?」と高齢のご近所さん数人から聞かれた。 毎回、疑問に思う。「英語できるの?」と聞かれて、「はい、できます!」って答える日本人なんている???「英語は流調に話せますよ」なんて人、聞いたことない!私は「ぼちぼちです」と答えた。エセ関西人ですが。そうすると、出身学部を聞かれ文学部だと答えると…

  • ”The Undomestic Goddess”と食器洗い

    ”The Undomestic Goddess”を読み終えた。 The Undomestic Goddess: A Novel (English Edition) 作者:Kinsella, Sophie The Dial Press Amazon ロンドンの一流法律事務所でパートナーに昇進間近だったサマンサがまさかのミスを犯してしまい、呆然自失のまま電車に飛び乗り田舎の駅に降り、ひょんなことから家政婦になる。一流の家政婦を詐称しつつ、家政婦をそれまで雇っていたサマンサはなにもできず…というドタバタ劇。 ロマンスがあり、最後はミスがサマンサのせいではないことが判明しまさかの昇進で戻れることになっ…

  • 3日連続で

    すごい2週間だった…。始まりは高校生の花子のクラスでバタバタと欠席者が出たこと。「私の両隣も前も後ろも欠席。」という状態になったらしく、「花子ちゃん、すごい嫌われている人みたい!」と笑って言ったクラスメートが翌日に欠席…なんだ、その新手の怪談みたいなものは?!と夕飯のときに笑っていた。その花子もその週の木曜に38℃で早退になり、金曜に受診。「クラスでインフルエンザが流行ってます」と医師に告げ、インフルエンザ検査をしたところ、陰性。土曜には解熱したものの、私は週末に風邪症状でダウン。花子にうつされた…。 日曜の夜から今度は末っ子が発熱38℃。はいはい、あの風邪ね。私は発熱までは至らなかったわ!と…

  • 伴奏

    末っ子が合唱のピアノ伴奏をすることになった。5,6年前に花子もピアノ伴奏をしたことがあるけれど、そのときは一定のリズムで弾くことに苦戦した記憶しかない。それに比べて次郎のピアノは一定のリズムで花子が弾いた伴奏レベルまであっという間に到達し、余裕!と思っていた。 夏休みに楽譜をもらってから、すでに2か月、楽譜のレベルはそれほど高くない。それでも、伴奏って、本当に大変…と思わされた。 例えば、学校で伴奏に合わせて歌い始めたのは1か月前。「全く合わなかった」らしい。中学校の音楽教諭は次郎に「歌に合わせてテンポアップして」と言ったそうで、ピアノの先生にその旨を伝えてテンポアップする。ある程度まではテン…

  • 400万語超え

    洋書を読み始めて3年目!こういうときに備忘録のようなブログは便利で、私の初読破の洋書は"The Rosie Project"。 The Rosie Project 作者:Simsion, Graeme Penguin Amazon 最初の1冊目の洋書はこれが読みやすい!というわけでは全くない!これは選んではいけない部類だと思う…大学教授たちがでてくるので、学部の話だとか研究の話だとかそんな英単語知りませんけど!!な単語が溢れていた。それでも、ぐいぐい引っ張って読ませる面白さがあった。"The Rosie Project"はイギリスではかなりの認知度で、「かなり売れたよ!」と本屋さん(イギリス英…

  • 太秦映画村

    ロンドンのパルたち、平日に日本に来たことやロンドンのパルの夫が体調不良で寝込んだりと案内できた場所は少なかった。それでも我が家のこどもたちもロンドンのパルも楽しみにしていた場所がある。太秦映画村! 兵庫県ではなく、お隣の京都府までご案内~。太秦映画村のお化け屋敷は挑戦しなくちゃ!とこどもたちがロンドンのパルに力説する。すごい怖いんだって!と話しているものの、どうも通じてない、とこどもたちが不思議に思っていることをロンドンのパルに聞くと、日本のお化け屋敷って、アメリカのお化け屋敷( Haunted house)と同じ恐怖。でも、イギリスのお化けはそんなに怖いイメージがないのよね、とロンドンのパル…

  • "The Maid's Diary"

    お金持ちの人たちが雇っているメイドが掃除だけをしているとは限らない。メイドは掃除をしながら家中を覗きまわり、秘密を探り、隠しておきたかった過去の秘密、犯罪、などを見つける…という内容の小説。 最初は人物がいろいろとでてきすぎて、しかも多国籍すぎて覚えられない…と思っていたのにぐいぐいと物語に引きずり込まれる。日本人っぽい男性も出てくる、Harutoという名前で。その彼は妻の腕をぐいっと引っ張ったり、無愛想で亭主関白風で…というステレオタイプな日本人の描き方にうんざり。でも、裕福な白人男性も傲慢に描かれ、「移民のこどもも邪魔な存在として描かれ…とわかりやすいストーリーに思わせつつ、裏切っていく。…

  • 梅干し顔とマナー

    日本旅行中のロンドンのパルから送られてくる今日のトップニュースがいろいろと興味深い。彼女たちは外国人旅行客が好まない、少ない場所を選んでいるらしい。…とロンドンのパルは思っているけれど、たまに「それは王道コースなのでは?」と日本人の私が思うような観光地も入っている…。 地元のスーパーに行ってみたりしたこともそのひとつ。ロンドンのパルは肉を食べない。そんな彼女に用意していた”おさかなソーセージ”を彼女たちはいたく気に入り、「東京でもあると思う?」と聞いてきた。・・・こちらの片田舎のスーパーにあるんだから東京には絶対にあるわよ!ハム、ソーセージコーナーよ、と彼女に伝えたところ、その晩、彼女の夫は一…

  • 5台目

    洗濯機が壊れた。注水をしている音がして、5分以上経っても注水し続け、溢れた水がだらだらと排水されている。残り時間も全く減らない。一度、排水してから違うモードでしてみるもののエンドレス注水…溢れた分だけ排水、そして進まない洗濯。故障っぽい。 メーカーのHPで状況を入れ修理見積を調べてみると、見積費用は18000円~37000円。我が家の洗濯機5年経過している。 実はこれで4台目。家電は10年はもつというのは昔の話でいまはメーカーも7年しか部品をもっていないらしい。以前5年で壊れたとき、修理に来たメーカーに故障が早すぎない?と聞いたことがある。修理にきたメーカーの話では「1日1回洗濯して7年」らし…

  • ジェンダーの話

    ロンドンのパル夫妻と私と夫で話していた時、「それ!本当にそれ!」「わかる!」「いや、あなたたちはわかってない!」と、ロンドンのパルと私でチームを組んでしまいそうになったことが幾度となくあった。 例えば、女性の再就職。ロンドンのパルと再就職の話になったとき、彼女の夫は「君の能力をもっと社会に活かした方がいい。」と言った。その一言がロンドンのパルのスイッチを点火。「年齢と性別でどれだけ苦労しているかわかってない!そもそも私が働きだすっていうことは、いまの生活を維持できないわよ。私が働いても同じ料理と掃除レベルを求めてないわよね?そのときはもちろんあなたも家事をするわけで、それによってあなたの仕事の…

  • 向上したこと

    イギリス人一家が滞在中、こどもたちの英語を使う頻度も聞く頻度も当然に増えた。リスニングも初日は心配するレベルだったけれど、どんどん理解できるようになってきて成長を感じた。会話をふつうに聞き取れるようになってきて、「えっ?わかったの?すごいじゃん!!」と驚いたりした。そのほかにも毎日のように話す英語を身につけた。例えば、"Would you like something to drink?"(なにか飲む?)イギリス人一家はずーっと"Yes, water please."(お水で)だったけれど、"Here you are."(はいどうぞ)"Thank you."(ありがとう)"Your welco…

  • 訳さない理由

    ロンドンのパルたちが滞在中、何度か「ちゃんと訳して!」と言われたことがある。 例えば、ドイツからのカードゲームをしていたとき、ルール説明を聞いた後に「何歳からできるの?」と聞いたときロンドンのパルの継母が何度話してもルールを理解できなかった、という話になった。 「その彼女って、ステップマザー(継母)よね?」と私が英語で聞くと、いかに彼女が自己中心的で云々という話と大人になってから再婚してできた継母でなにもしてくれない云々、という話だった。我が家のこどもたち、キラキラしたお目々で「なんて言ってるの?」と聞いてくる。こどもたちに継母を受け入れられない感情云々を訳す…?いや、それちょっと…と考えて、…

  • サプライズ

    ロンドンのパルの夫さんの誕生日は先月だった。それなら、日本で誕生日ケーキを注文しよう!とサプライズを計画した。知っているのは私と夫、ロンドンのパルのみ。誕生日ケーキも3人で受取に行った。そのケーキをいつ出すか、という話を家でロンドンのパルとすることがかなり困難を極めた。英語で話すとロンドンのパルの夫さんに気づかれる。日本語で話してもロンドンのパルさんの夫に気づかれる…。彼は日本語を聞き取れるけれど、あまり話せないようで我が家のこどもたちや夫が日本語で聞くと、英語で返してくる、という具合。 それでも英語だと確実に聞き取られるので、ロンドンのパルに日本語で「あの箱はいつ出す?」と言い、「ご飯の後」…

  • 美容院での通訳

    ロンドンのパルが我が家に滞在中にしようと計画したものがいくつかあるうちの一つ、日本の”美容院”へ行くこと!私の行きつけの?美容院へ行くことにした。 カラーとカットとヘッドスパの予定。前日の夜からショートにするかミディアムにするかロングのままか…と悩んでいた…って、ショートかミディアムかロングで悩むって、全然決まっていないってことじゃないか!?写真を持って行った方がイメージを共有しやすいから、と彼女とまずは髪の毛の長さを話す。彼女の夫が「僕はショートが好きだ」と話していてショートにしようか、と揺れ…「でも、やっぱり長い髪ってずっと憧れててやっと長くなったし…」と彼女はロングに揺れ、「それなら折衷…

  • アメリカ英語とイギリス英語

    ロンドンのパルと必ず話題になるのがアメリカ英語とイギリス英語。ロンドンのパルの夫は元アメリカ人なのでアメリカ英語。例えば、"The queue at the JR Pass office was super busy."(JAパスの窓口の列はとても混んでいた)「queueって、まさにイギリス英語!」と夫に話すと、queueのスペルを聞かれたので、queueと答えると、「キューだけの発音で、そんなにスペルが長いの?!」と驚いていた。アメリカ英語ではlineになる。ついlineと私も言いそうになるけれど、queueですから!airplane(飛行機)ではなく、aeroplaneで…夫も私もイギリス…

  • 24時間以上経過して到着!

    ロンドンのパルがついに日本に到着!成田空港から1時間で出られたら、この新幹線に乗れて最寄り駅へのお迎えは…というタイムスケジュールを3通り用意していた。にも関わらず、新幹線に乗るまで飛行機到着から2時間かかった。空港からはすぐに出られたらしい。問題は、JRのrailpass(外国人が新幹線に乗り放題の券)を受け取りに窓口に行ったところ、長蛇の列で、そこで30分待ち…。その後、券を渡すだけなのかと思ったら、行先までの券を発券してくれたらしい。 ロンドンのパルがLineで教えてくれた。「行先は?と聞かれて、あなたの最寄り駅を伝えたら、聞き返された上に、”ちょっと調べる”って言われた」と。マイナーな…

  • 整理できない

    ドラマの話?現実?と、つい聞きそうになった。そんなニュースがアメリカのパルからメールできた。 「時間があるときに落ち着いて読んで」という警告で始まるメールだった。彼女は長年連れ添った夫のDVから別居を決意し、離婚に向けて歩き始めていた。彼女たちの過去を知っていたので、もしかしたらいつか元サヤに?と私は能天気に思っていた。 9月某日、彼が彼女のアパートへいきなり乗り込んできたらしい。彼女を何度も殴り、彼女は悲鳴を上げ、その悲鳴で近隣住民が警察に通報した。彼は彼女のこめかみに何度も拳銃を押し当て、そして発射したらしい。幸いなことに彼女には当たらなかった。そして、そこへ警察が来て、警察官は武器を下す…

  • 誤解を生む

    市役所に意見書を提出し、さぞかし達成感を感じることだろうと思っていた。集めた署名の数も、「無視できる数ではない」と市役所の担当課で言われた。しかし、達成感は得られず。 最初に団体を通して意見書を提出してほしいと要請を出したものの団体の会長に断られた。今年度、その組織で役員をしている夫は右にならえ!で会長の仰せのままに、と私の活動には傍観を決め込んでいた。基準が明確でもなく、情報公開に透明性もなく、その団体から給料をもらっているわけでもないのに何が正しいかの判断も自分ではできなくなるのが組織に属するということなら私はあんな組織、脱退するね!!と散々に言った。夫もどうやら密かにいらだっていたようで…

  • 潜水中

    ここ3日ほど大忙しの日々だった。実は、初めて”意見書”なるものを書いて提出することになりまして…「周囲は関心がないのでは?」と友人、知人、家族が言う中、私は我慢できない!!と意見書を書くことにした。団体を通じての意見書提出のほうがいいと市役所に言われたものの団体に断られたり、濁されたりとしたため締め切りも迫っていたので(3日後!)、一人でしてやる!!と。夫も傍観を決め込む中、「やってやろうやないか!!」の心意気だけ。でも、私のこの意見に賛同できる人には署名してもらいたいんです…とあちこちを回っていた。 当初の予定は友人知人作戦で、10人署名が集まればいいかな?と15人枠の署名簿を作成。友人知人…

  • プロ技

    ロンドンのパル一家の来日まで1か月を切った!私の掃除も順調で…と言いたいところだけれど、全然きれいにならない。例えば、お風呂掃除。引っ越して2年半経過したけれど、そもそも築30年の家で、お風呂場はリフォームされていない。昔ながらのタイル…。前の家はユニットバスでカビもつきにくい最新のものだったのに染みついている黒カビ、入った時からあったけれど…とれない!そして、なぜか浴室にガラス屋さんもびっくりの大きすぎる窓。(なぜか網戸がなかったので、入居してすぐにガラス屋さんにお願いしたらこんな大きいお風呂場に、こんな大きな窓!と驚かれた)お風呂場に、こんな大きな窓いらんって…と誰か設計中に気づかなかった…

  • 分限者

    私はよく周囲の人から”気前がいい”と評される。我が家にたくさんあるものはおすそ分けをどんどんするし、私が使わない化粧品のサンプルもどんどん友人にあげる。私の家で使われないまま年月だけ経るよりも、使われる人のところへ!そして、いつか私のところへもっと大きく良いものになって帰ってこいよ~!と思っている。 気前がいいほうだと思っていたけれど、夫に「これだけはコレクションするの?」と言われるものがある。なんとでも言ってくれ!これだけは譲れない!どれだけ場所をとろうとも、どれだけ頻度が少なかろうとも…と死守しているものがある。それは”着物”。 母が誂えた小紋(しつけつき!つまり、未着用!)だけで5,6枚…

  • 危険人物

    危険人物の見極め方は難しい。我が家がバーニーズマウンテンドッグ、通称バニちゃんを飼い始めた時、鳥のウイルスが犬に感染しますか?とワクチン接種を終えてない子犬だったので心配した。「それはない」と獣医さんに一笑に付されたけれど。「ただ…気を付けてくださいね」と言われたので、鳥の病気に?何に気を付けるんですか?と聞いたところ、鳥が捕殺されないようにということだった。鳥かごの掃除をするときにはバニちゃんをハウスさせて…としたところで鳥が飛んで行く!そして、ついにそのときが来た。ピーちゃん(我が家の愛鳥)がバニちゃんの口の前に…「やられる!!」「やられた!!」と家族の誰もが思った瞬間、噛みついた!!ピー…

  • 『まいまいつぶろ』

    中3の息子が社会の江戸時代に苦戦している。将軍の名前が覚えられない!と。15代、全員を暗記しているほどではないけれど、1代家康、2代秀忠、3代家光、4代綱吉…8代は暴れん坊将軍!と時代劇を見て育った私には”暴れん坊将軍”を知らないことが驚きだった。しかし、9代将軍は知らない…。9代将軍家重とその通訳をした大岡忠光(大岡越前の親戚!)の物語を読んだ。『まいまいつぶろ』 まいまいつぶろ (幻冬舎単行本) 作者:村木嵐 幻冬舎 Amazon 9代将軍家重がいまでいう脳性麻痺で言語障害があり、ことばがうまく伝わらず、また排尿障害もあり家重が通った後はかたつむり(まいまい)のように跡がついた…とか。そん…

  • すでに疲れる

    ロンドンのパルが10月半ばに来る。家庭訪問の1か月前にはリビングと玄関だけ徹底的に掃除して花を活けておけばよかった。「ここはどこ?家を間違えたかも」とママ友たちが言うほどで、「埃がなくなったら、声が響く…」と夫が驚いていたほどの壁も天井も拭き上げる徹底的な大掃除をいつも家庭訪問前だけしていた。それでも、家庭訪問が終わればぐったりで、後は野となれ山となれ…で、次の春にまた慌てる生活だった。 今回は4泊5日ということで、全部の部屋を見られる!まずはトイレとお風呂を徹底的に掃除しようと掃除した1日目…2日目…昨日も掃除したお風呂場がまだ気になる箇所がある…3日目、今日も今日とてしつこい黒カビ退治を……

  • NEW WORD!

    言語の学習は終わらない。知らない単語は山ほどあって、新しい単語を毎日覚えているというのに新語まで出てくるんだから! 英語の教科書のCDの音声風に。(最近はCDではなく、教科書にあるQRコードスキャンだけれど!) Listen! New Word!'incel' incel: Involuntary Celibate(望まない禁欲者)「異性との交際が長期間なく、経済的理由などで結婚を諦めた、結果としての独身」とwikipediaには書かれている。 この新語を知った背景を語ると、長くなるので割愛…するわけない!ことの発端は、オンライン英会話の講師がデートアプリのプロフィール写真の女性と実際の女性っ…

  • 夏の思い出

    今年の夏休みの思い出…ピアノ、になった。末っ子が音楽会の伴奏をして!と言われたと楽譜を持ち帰った。小学校の間はいつも伴奏をしていた女子がいるのに???我が家のこどもたちは、楽譜のレベルでいくと余裕で弾ける、はずで、ピアノの先生も「できるわ!」と言う。親の色眼鏡含みでも、これなら弾けるわ、と伴奏の楽譜は思う。でも、問題は合わせようとするかとか、リズムをきっちり守れるかとか…自分で勝手に強弱つけないとか…伴奏ですよ!伴奏!!と言いたくなる弾き方。親の欲目で見ても、伴奏には向いてない…と思うし、我が家のこどもたちもわかってる。 それなのに、なんで伴奏の楽譜を持ち帰ったのよ~!!と冷や汗をかきながら聞…

  • 自信喪失中

    オンライン英会話2日目(ポイントが残ってる!)オーストラリア出身の高齢男性。彼はアメリカの悪口を言うたびに、ニヤリと笑うのが素敵すぎる。そんな彼に「日記が話し言葉だって言われて、ちょっと落ち込んでるのよ」なんていう話をした。「日記だろ?話し言葉でいいじゃん!」と言われたけれど。どこに目標設定をするべきか、と話した。 ”THESAURUS”とかいいんじゃない?シソーラス、類語辞典か!”attractive"と同じ意味の単語を5つ言える?といった語彙力を瞬間的に試された。そうかと思えば、本の話ではジョージ・オーウェルの『1984年』のあらすじを語られたり。本のタイトルは邦題がついていて原題を覚えて…

  • メッセージに悩む

    数日前に出した英語日記の添削が返ってきた。いつもとは違う講師に提出したところ、添えられたメッセージに悩むことになった。 "Well done on this writing. You have a very distinct style. At first, I corrected it to be grammatically accurate as you use a style that is more common with speaking. However, it is okay to use this style in a diary so I stopped such corre…

  • "Think Again"

    "Think Again”を読み終えた。 Think Again: The Power of Knowing What You Don't Know (English Edition) 作者:Grant, Adam Viking Amazon 問題が起きた時に、語りやすい組織について語られていた章があった。最近の流行りの”psychological safety”について、でこれを提唱してたのは Amy Edmondsonで…。psychological safetyがどういうものかというと、組織内において罰せられることもなく、拒否反応を示されることもなく忌憚なく意見を言えるという心理的な安全…

  • オンライン英会話

    思い立ったが吉日!と、オンライン英会話をした。前回はいつだったか…以前、英会話をしたときに相性のよかった先生、いなくなっていた。「2回目は結構です…」と思った先生たちはいたけれど、今回は新しい先生に挑戦! まずは、日本在住で日本人と結婚しているアメリカ人の男性講師、自宅で英語教室をしているらしい。「僕は日本人女性と結婚している」と結婚指輪を最初にSkypeの画面に見せられたことが衝撃的だった。・・・新婚なの?とつい聞いたら、「17年目」とのことで、それなら、なぜそんなに結婚指輪を見せつけたいんだ?虫よけか?えっ?!このオンライン英会話で国際結婚を狙う人がいるとか???奥さんとの約束か何か?と、…

  • 議論の形

    "Think Again"を英語で読んでいる。(現在進行形) Think Again: The Power of Knowing What You Don't Know (English Edition) 作者:Grant, Adam Viking Amazon 恋愛小説と違い、考え込むことや夫と議論したくなることがあり、いろんな意味で進まない。この本は「考え直すことで、新しい世界が開ける」っていう話…だとレビューで読んだのだけれど、結構、考え込むことが盛りだくさんになっている。 例えば、ディズニーの方針に異なる意見を言ってクビにされ、ピクサーに入り、大成功を収めた男性の話。コストや技術の面で…

  • 我が家のバニちゃん

    我が家の愛犬、バーニーズマウンテンドッグ、スイス原産の犬種になるので、スイスのパルに手紙で書いて以降、スイスのパルからバーニーズにおすすめのシャンプー道具、なんていう動画が送られてくる。バーニーズの情報は日本では少ないので体重の増加具合がいまひとつよくわからなかったときは英語でググったり…スイスのパルに「本場の情報を教えて!」とLineしたり。 日本では小さめなバーニーズが増えている中、うちのバニちゃんは立派な体格らしい。まだ子犬だけれど37㎏。大型犬愛好家という人たちがいるようで、近所を散歩していると「実は前に大型犬を飼っていて…」という人たちが近づいてくる。うちの愛犬は超慎重派の怖がりなの…

  • 最近の英作文

    英作文をIDIYに週1の割合で出すようになっている。週1くらいの頻度で面白い日替わり課題がある。今回のテーマは「あなたがパートナーに重視するのは外見か中身か」。こういうテーマ大好き!いつものイギリス人講師に提出。断然、中身ですとも!という内容で。外見は経年劣化する。でも、中身は変わらないことが多い。この人なら10年後も話し続けることができるだろう、という人をパートナーに選んだ。ちょこっとエピソードを盛り込みつつ…。"It is like a movie!"(映画みたいじゃん!)とコメントでいわれたけれど、誰かの恋愛話って、どれも素敵な映画みたいだと思う。 「外見より中身が重要なんだから、中身を…

  • お盆

    window.dataLayer = window.dataLayer []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'G-4LPY5WWRDH'); お盆に我が家の愛犬が突然、台所にいる私に向かって吠え始めた。驚いた中3の太郎が駆け付け、「母さんの上に吠えている…」と呆然として言った。私が近づくと、一緒に動く何かに怯えるようにその後も数分ほど愛犬は吠え、「なに?」「なにがついてる?」と私と太郎もパニック。背中にカメムシやゴキブリでもついているのかと背中を見たけ…

  • スポーツカー

    高校生の娘の心療内科、結局4回ほど通った。心療内科が何なのかもわからないまま、これ意味があるのか?というような先生との雑談をしているだけ、に見えたけれど(実際、そうだったけれど)「ここで、一度、卒業しましょう」と言われて終わった。終わってみると早かったけれど、そのころには花子は耳鳴りも気にならない程度になり、不眠の訴えもなくなった。時差ぼけを治す程度という薬をもらったけれど、それを常用することはなかった。 たくさんの心理テスト?アンケートに記入して数週間後の受診日、臨床心理士がいないので、確定診断をすることはできないけれど…と前置きをされて、医師に言われた。「花子さんは博士にもなれる人ですよ」…

  • "The Perfect Marriage"

    "The Perfect Marriage" The Perfect Marriage: A Completely Gripping Psychological Suspense (English Edition) 作者:Rose, Jeneva Bloodhound Books Amazon kindle unlimitedにあった一冊。レビュー評価が分かれていたので興味を持った。伏線を回収できていないし、キャラクターがいまいちだ、結末がひどい、というレビューと「面白かった!」に分かれていた。 あらすじは、やり手の刑事弁護士の妻、Sarahと夫で作家のAdam、執筆のために買った湖畔の家でA…

  • 夏の楽しみのひとつ!

    クラシックコンサートを聴きに、家族で片道2時間ドライブして出かけてきた。大阪まで!阪神高速、久しぶりに乗ったけれど、時速17キロで走るような渋滞ぶりで、「これは阪神低速だと思う」「これで高速料金とっていいの?」とこどもたちが言うほどの渋滞だった…。これが毎日なのか?すごいな、大阪…と私も感心。絶対にスピード違反で捕まらない安心速度だった。 さて、肝心のクラシックコンサートは、いろんな音楽家のいろんな曲…だった。コロナ禍でしばらく行けれていなかったので、今年をすごく楽しみにしていたけれど…率直な意見としては「今年はちょっと残念」だった。 なぜにみんなこうもマニアックでマイナーな曲を選んだ?という…

  • 『ギブ&テイク 与える人こそ成功する時代』

    ギブ&テイクについて考えることが多いこの頃だった。例えば、中3の太郎はギブが多い、と傍目に見ていると感じる。そこまでしなくても…放っておけば…とつい思ったり、あれだけ太郎からギブをもらっておいてその仕打ちかよ!!と太郎よりも親の私が憤りを覚えたり…。しかし太郎のギブは揺るがない。私だったら、もうギブしないよ、そんな奴に!!と思うときも太郎は与え続ける。私のギブは自己犠牲と紙一重のところにありがちで、つい「こんなに頑張ったのに」と思ってしまうので相手にも見返りを求める。そういう自分が嫌で、見返りを求めない程度のギブしかしない、と基準を設けているけれど、しばしば基準を超える。そして疲れる。太郎のギ…

  • 三者面談ショック

    子どもたちの三者面談ショックから立ち直るまでに2週間ほど必要だった。いやぁ…三者三様で、ひどかった。「褒めたら罰ゲームでもあるのか?」というレベルでいろいろと言われた気がする。 例えば、中1のほやほやの次郎。いや、怒られることはこの時期にはないだろうと思ったら…「授業を聞いていない。」と担任の数学の先生からまず言われる。「中1の数学なんて数検3級(中3程度)受かっている次郎君には簡単なんだろうけれどさ」と。嫌味だよ、小言だよ…ちくちく言うキャラの先生なのか…。(しかも受かっているのは3級1次ですけれど!2次は不合格…)ちくちく言わずにはいられないタイプの先生は続ける。「授業でも、みんながわから…

  • 自由に書く!

    英検のためのライティング練習をIDIYでしていたけれど、地味にストレスだったことに気づいた。 英検準1級に関していえば、120字以上150字未満、というような語数制限がまずある。それからテーマに沿って、賛成か反対を述べなければならず、その際には4つのキーワードの中から2つを使うこと、となっている。また導入、メイン、結論と三部構成すること、となっている。 これ、なにがストレスだったか、どっちでもいいテーマや、私の意見とは違うキーワードしかないとき、もしくは、本当は賛成だけれど、長くなりそうなので反対意見で書こうなどなど、自分とは違うことを書く練習が実は嫌だった。しかも、私の場合はそれを提出して添…

  • 『わたし、定時で帰ります。』

    『わたし、定時で帰ります。』 わたし、定時で帰ります。(新潮文庫) 作者:朱野帰子 新潮社 Amazon ドラマのタイトルに同じようなのがあったような…と図書館で借りた一冊。 あらすじは、(多分、ドラマと一緒?)定時で帰るために生産性と効率を重視する主人公が納期が短く、仕事量も半端ない上に安い仕事を受注してきた上司により、チームとしての岐路に立たされる… 自分が定時に帰るために生産性を上げる一方で、仕事が遅い人は残業ありきでゆっくりと仕事をする、産休6週間で復帰して、スーパーワーキングマザーを目指す女性社員、残業時間に目を光らせる人事部…どれもこれもありそう~な話てんこ盛りではあるけれど、主人…

  • 人間味を感じる

    英検準1級受験時のライティング対策でお世話になったIDIYに定期的に英作文を書いて添削をしてもらっている。日替わり英作文課題があり、その課題が面白い時、限定。「あなたがいままで挑戦したかったけれど、していないものは?」「リーダーに最も必要な素質だとあなたが思うものは?」「ストレスのコントロールをどうやってしている?」など。 そして、今回は「あなたが訪れて楽しめなかった場所は?」というお題で英作文を書き、いつものイギリス人男性講師に添削をお願いした。 私が訪れて楽しめなかった場所、ずばり、アジアのリゾート地。小学生のときに家族旅行で行ったリゾート地、私がホテルのプールで泳いでいるとき、フェンスの…

  • 10月に鍋

    ロンドンのパルからメッセージがきた。「安い日本行きの航空券、買っちゃった!」と。へぇ~、いつ?と聞くと、「10月」とのこと。どこへ行く予定なの?と聞くと、「あなたの家も行きたい!」ということだった。前の家にロンドンのパルは当時婚約者だった彼と来た。新居にもぜひ!と誘ったら、「泊ってもいい?」と聞かれたので「もちろん!」といつものように安請け合い。安請け合いしてから聞く…「何泊のご予定?」と。「4泊5日で!」…長っ!!我が家の後に東京で10泊。安請け合いしたけれど、泊まるってことは料理を何回作って、家の掃除だけではなく、お風呂掃除もしなくては!と急に焦りだす。 今回は彼女、彼女の夫、彼女の娘ちゃ…

  • 教え子を亡くす

    アメリカとフランスのパルたちから手紙が届いた。どちらも学校の先生をしていて、亡くなった生徒のことについて書かれていた。教え子が亡くなる…病気ではない理由で。 アメリカのパルの教え子は近所で発砲に巻き込まれた子とオーバードーズ(薬物の過剰摂取)で亡くなった子について書かれていた。「きっとあなたはすごい悪い生徒だったのだろうと想像するだろうけれど、彼ら自身はとてもよい生徒たちだった。環境が悪かった。」という彼女の手紙になんともいえないやるせない気持ちになった。 そして数日後にフランスで先生をしているパルから来た手紙ではBBQをしていた家族が隣人に射殺された、という話。「うるさかったから」という理由…

  • "Someone Else's Honeymoon"

    "Someone Else's Honeymoon" Someone Else's Honeymoon: A laugh-out-loud, feel-good romantic comedy (English Edition) 作者:Phoebe MacLeod Boldwood Books Amazon ロンドンが出てきたので、イギリスの作家による本だと知る。Kindle unlimitedでおすすめにでてきた。Kindle unlimitedのおすすめ、油断すると全く好みではないものをさらりとおすすめしてくるので危険。ママっこの超優等生のかわいい末っ子が実はサイコだった…みたいなスリラー…

  • 最後に…

    裁判員生活の終わりが見えてきて、座る席が近い裁判員たちに聞いた。「裁判員裁判の経験者、9割がやってよかった!と答えている、なんていうデータがあるけれど、あなたはどうですか?」と。男性と女性でしたが、「良い経験だったとは思う…けれど、もうしたくない」と答えた。私も同じ。良い経験だった、と思う、多分…きっと…いつの日か…いまではないけれど。それでも、「なんだかなぁ…」と思うことはたくさんあった。最終日に感想を求められ、裁判官に話した。それが記録には残らなくても、また裁判員選任で呼び出されたときは、あいつはだめだ!と”理由なき不選任”をしてくれることだろう、と思うくらい裁判員裁判に批判的になった気が…

  • 『ザ・プロフェッサー』

    友人が購入金額100円につき1枚もらえるシールを集めて食器をもらうために特定のスーパーで購入してシールを集めている。そのスーパーは自分でシールをとる方式らしく、「毎回、私は試されてる…」と語っていた。 私も面白そうな洋書をみつけると、つい翻訳されていないか調べる。やっぱり日本語で読むほうが断然早い!洋書では読了に4日くらい、和書では半日で1冊読む。そして、そのとき試される…。日本語で読んじゃう?いやいや、4日かけて洋書で読めば英語力もアップだぞ!でも、時間が最も貴重で…読みたい本は山ほどあるのに…という葛藤に負けた。 『ザ・プロフェッサー』 ザ・プロフェッサー (小学館文庫) 作者:ロバート・…

  • 『プエルトリコ行き477便』

    『プエルトリコ行き477便』 プエルトリコ行き477便 (二見文庫ザ・ミステリ・コレクション) 作者:ジュリー・クラーク 二見書房 Amazon "The Last Flight"というタイトルの洋書に惹かれた。 The Last Flight: A Novel (English Edition) 作者:Clark, Julie Sourcebooks Landmark Amazon 失踪したい二人の女性が空港で出逢い、航空券を交換する。1人は夫からDVを受けている女性、もう一人も逃げる必要がある女性。二人は心機一転、新しい生活を始めるはずが、片方の飛行機は墜落し… 英語で読むか、日本語で読む…

  • "Finlay Donovan Knocks 'Em Dead"

    "Finlay Donovan Knocks 'Em Dead" Finlay Donovan Knocks 'Em Dead: 'part rom-com, part mystery, pure joy!' (The Finlay Donovan Series Book 2) (English Edition) 作者:Cosimano, Elle Review Amazon 洋書でいろんな作家を読んできたけれど、2冊目を読もうと思うほどの人はやっぱりかなり限られている。その中の一人、ドタバタミステリーで、ちょっと間の抜けたスリラーと私でも耐えることができるレベルのサスペンス。ちょっとロマンス…

  • 英検準1級の結果

    裁判員中にあった英検準1級のテスト、初めてS-CBT英検をした。S-CBT英検はなにかというと、1日で4技能を試験できる。従来型だと1次試験でリーディング、リスニング、ライティングをして1次試験をパスすれば二次試験でスピーキング。それを1日にできるので時間短縮でき、かつ試験回数も頻回。じゃあ、S-CBT方式で…と決めた。 受験票の写真もスマホで撮影し、受験票もメールでくる。(プリントアウトして持参する必要がある)試験10日前に「ん?4技能を1日ってことは、スピーキングもある???」と気づく。1次試験合格していたら2次試験の対策をしようと考えていたのに同日にスピーキングもある!?しかも、スピーキ…

  • 日本語を話したくない

    家族に「今日はどうだった?」と聞かれると評議内容を何も言えないので、「もう日本人と話したくない!」とひたすら言っていた気がする。(公開されている裁判でのことは話せる。傍聴人も見聞きしているので)裁判員裁判に参加するため、学校行事等で出席できないときがありママ友数人に裁判員のことも話した。(”特定少数”に裁判員になったと告げるのはOKだと裁判官に言われた。会社や家族、親しい友人など、)彼女たちにも感想を聞かれるたびに「日本人はいやだ。」とひたすら言っていた気がする。「日本人が理解できない。日本語が理解できない」と愚痴っていた。 私だけに限らないことであろうけれど、友人とは価値観を共有していること…

  • 占いへ通う

    裁判員生活で疲れ果てて、占いに3回いった。駅の近くにあることを調べていた。毎日、いろいろな鑑定方法の占い師が時間により変わる。 1回目は手相占いのおばちゃんだった。手相がちょっとわかる私、おばちゃんの手相が気になって仕方がない、短めの知能線…手相の線がくっきりだけれど本数は少ないからあっさりの人なのかな?運命線がないのも気になるわ~、その線上のほくろは本でしか見たことないけれど、家族のトラブルがやっぱりありますか?とか…。 手相鑑定のおばちゃん、想像通りのあっさり鑑定だった。「あなた、エネルギー溢れているわ!」(2重生命線と2重感情線からね…知ってる!)「結構、少数意見になりやすいんじゃない?…

  • 折り返し地点

    裁判員生活を半分過ぎた。きっとほかの裁判員さんたちも同じだろうけれど、疲労が蓄積されていく。 半分を過ぎると、裁判中に検察官からも弁護人からも「異議あり」を聞いたり、裁判長からの「却下します」も聞いた。(公開されている裁判に関しては守秘義務はない。傍聴人と同じ程度までなら)ドラマと同じ展開だ~!とミーハーに思った。「ドラマのような裁判はなかなかない」と裁判官たちが言っていたけれど本当にそう思う。だらだらと冒頭陳述をされたり…思わせぶりな冒頭陳述をしたのに、拍子抜けしたり。なぜそれを言った???と思うような発言が弁護人からも検察官からも検察側証人からも、もちろん被告人からも…。打合せはせずか?「…

  • 質問の嵐

    いままで接点のなかった裁判官たちと会うこと数日、「なにか聞きたいことがあれば、どうぞ」と言われるたびに「はい!はい!」と質問の嵐をしてきた。 知らなかったことだらけで、質問が次から次へと湧き出る。例えば、「社会的な関心の高い事件を担当するときの気分は?」「記者が多い…くらいですかね。傍聴人も」という程度のあっさり回答だった。 「社会的な関心の高い事件ばかり担当する裁判官と小さな事件ばかり扱う裁判官とかいるんですか?」と聞いた。多分、ほとんどの人が知らない。事件は順番に回ってくるらしい。「だから、運です!ただ、引きがいい裁判官もいる」とか。社会的な関心の高い事件が”引きがいい”ほうなのかどうなの…

  • ガッツを見た

    友人の娘ちゃんが部活を引退した。その娘ちゃんに盛大なスタンディングオベーションを送りたい。部活を3年間続けた、それが偉いわけではない。3年続ければいい、とは全く思っていない。 寧ろ、私と友人は娘ちゃんの部活の話に時に怒り、時に泣きいてきた。友人は時に学校へ抗議に行き、時に顧問の先生に相談し、多くの時間を娘ちゃんに「あんな部活、辞めちまえ!!」と怒っていた。意地悪な先輩や無視する同級生たちに…。話を聞くだけの顧問たちに。我が家のこどもたちとも仲良しでよく知っているので私もつい「辞めて違う部活に入りなおせば?」と思っていた。それでも娘ちゃんは「絶対にやめない!!」と泣きながら語り、その決意を3年間…

  • 萎縮と占い

    裁判員生活を4日したとき、世間話の大変さに気づいた。裁判員は番号で呼び合う。「1番さん」「補充2番さん」「4番さん」と。誰がどの都市から来ているかも知らなければ、もちろん家族構成も仕事も知らない。プライベートは明かさない、とする。 それでも言葉の端々にはでてきて、「うちの息子はまだ結婚しない」と聞けばそうか、そんな年齢の大きな息子さんがいるのか、と知ったり、「奥さんが結婚指輪をつけないと嫌がる」なんていう話から既婚だと知ったりする。「前の職場では…」と話す内容から前の仕事内容がわかったり。それでも、みなさん、プライバシーをできる限り明かさないように、と気を付けていることを感じる。 知らない人と…

  • 常識はいろいろ

    裁判員4日目、慣れてきた…ことはなく、昼になるとやはり頭痛がする。高血圧が続いているから。かかりつけ医を定期受診したら、血圧が170の100だった。実は家でも同じ状態が続いている。医師に聞かれた。「高いなぁ…ストレスか?なにかあった?」…言えません!!!←これがやっぱり一番のストレス。 緊張か、ストレスか、寝不足か、その全部。バスに乗り遅れたら?電車に乗り遅れたら?と恐怖で早め早めの行動の結果、集合時間の1時間前に到着し、裁判所の係の方に「ちょっと待ってくださいね!」と慌てさせてしまった。2日目ですら帰りの道を間違えましたから!その結果、歩数計は常に7000歩超え。徒歩10分とgoogleマッ…

  • ピンときたら…

    公判二日目、証人尋問をしているとき、傍聴人の中に身を乗り出してにやにやしながら聞いている人がいる。警察関係者の証人の言葉ににやにや、裁判官が質問するとにやにや…。 これは、あれだ!!ドラマで見たことあるぞ!あれが真犯人だ!間違えた人を犯罪者に仕立て上げようとしている、と、にやにや聞いているに違いない! 休廷したときに、裁判官に聞いてみた。「あの右端の傍聴人、怪しくないですか?」裁判官も気づいていたようで、「身を乗り出して聞いていましたよね。」と。でしょ!そうなんです!怪しいんです!あの風貌も!服装も!どっからどう見てもピンときたら110番の人!!と我が意を得たり!と思ったら、裁判官が言った。「…

  • お上りさん

    裁判員初日、駅で迷う…。駅から出られないぞ!と地下街で迷い、地上に出たと思ったら、思ったところと違う。Googleマップでは徒歩10分と表示されながら、駅で15分路頭に迷った。タクシーに乗ろうかと本気で思った。 裁判員初日、まず驚いたのは裁判官お三方がみなさん、散髪されていらっしゃった!ここの裁判官はみんな中途半端に伸ばした髪の毛で裁判するのか?と思っていたら、みなさんスッキリ!しかも2ブロック。裁判官、2ブロックなのか…と思ったら、書記官も2ブロックだった…。それ、不良の走りらしいのに?とつい言いたくなる。(どこかの教育委員会が言っていた)検察官はスポーツ刈だった! しかも、裁判員選任手続き…

  • 準備したこと

    私が”裁判員専任手続き”の招待状をいただいてから何度も検索したことがある。”裁判員 服装” 誰かの人生を決める裁判に立ち会うだけではなく、量刑まで決める一人になる裁判員、”普段の服装で”と言われても、Tシャツとジーンズはダメだろうなぁ…と。仕事に直行するために作業服の人もいたらしいけれど、それは”制服”扱いで私の中ではセーフライン。私の”普段の服装”はTシャツにジーンズで、参観日の三者面談用のおしゃれ着がある程度。そのおしゃれ着で裁判所に行くには浮かれすぎかも…と白と黒のブラウス、黒のロングスカート、紺のズボンと買い足した。慌てて買いに走る私に夫が「用意してなかったの?」と聞いてきた。先に服を…

  • 番号で呼ばれる

    裁判員②になって一番にしたこと。暗証番号の入力がいる通路を通り特別なエレベーターで評議室に入った。そこから公判をする部屋へ行き、宣誓。これ、裁判員経験者のブログで何度か読んだわ…と思いながら。 椅子の座り心地はすごくいいわけでもなく…(裁判員経験者のブログでは社長椅子と絶賛されていたけれど、これは社長椅子…とは呼ばない、という代物だった。我が家の夫のゲーミングチェアの方が座り心地いいかも。つい裁判長の椅子も確認したけれど、同じ椅子だった。ちなみに検察官も弁護人も被告人すらも同じ椅子だった!管轄の地方裁判所、質素…) 想像よりも裁判を行う部屋は狭かった、つまり、被告人にも証人にも近い。傍聴人にも…

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    時期はきた!では、語ろう!あれは確か去年の11月だったか。突然、”最高裁判所”から封書が私宛にやってきた。・・・地方裁判所からではなく、最高裁判所から?三審制はどこいった?私には適用されてないのか?いや、私なにしたっけ?体重と血圧のサバ読み(かかりつけ医で)以外の詐欺行為してませんけれど…。ドキドキしながら、封筒を開けると「あなたは来年一年、裁判員候補者名簿に載りますよ」の案内だった。調べると今年は453人に1人(正確には地域差がある)。 それでも、裁判員候補者名簿に載った!という人は実は何人か友人知人で聞いたことがある。ただ、地方裁判所まで呼び出された人はいなかった。それもそのはず、裁判員に…

  • "This Time Next Year"

    "This Time Next Year" This Time Next Year (English Edition) 作者:Cousens, Sophie G.P. Putnam's Sons Amazon しんどいときにはハッピーなものが読みたい!ハッピー希望!と選んだ一冊。 同じ日に数時間差で出産した二人の女性、彼女たちはお互いに励ましあい、それぞれに出産する。そのうちの一人が生まれる子どもの名前を語ったところ、出産後にその名前が盗まれたことを知る。ずっと大事にしてきた名前を盗まれ、違う名前をつけることになった恨みを娘に語り続ける母親。それから20数年後、こどもたちがひょんなことから出会…

  • "The Reading List"

    The Reading List: A Novel (English Edition) 作者:Adams, Sara Nisha William Morrow Amazon 英検の試験勉強から解放されて、やっと洋書が読めた!今年最初の洋書は"The Reading List".レビュー評価が高かった一冊だけれど、感情移入が容易な物語でもなかった。 あらすじは、長年連れ添った妻を亡くしたインド系男性が妻が借りていた図書館の本を返しに行くことから始まる。つっけんどんなバイト司書の若い女性と出会い、本を通して友情を育んでいく。 読むべき本のリストをバイト司書の女性が拾い、その本を読んでいくことで物語…

  • 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』

    久しぶりの辻仁成、と言いたいところだけれど正確には2冊目。『冷静と情熱あのあいだ』を読んで以来の2冊目。 冷静と情熱のあいだ Blu&Rosso セット (角川文庫) Amazon 英検が終われば読もう!読みたい!本を字のごとく、積んでいた。よく見えるところに積み、あと少しすれば読める!と思っていたけれど意志薄弱なので、つい手を出す。そして、そのまま読んでしまった。『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 パリの空の下で、息子とぼくの3000日 作者:辻仁成 マガジンハウス Amazon あれ?辻仁成って、こんな作家だったの?私はもっとかっこうつけた作家だと思っていた。彼のエッセイはとても素…

  • 突発性難聴ではなく…

    娘の突発性難聴のその後を書こうと思う。(私自身も突発性難聴のブログを読み漁り、とても参考になったのでこういう経過をたどる人もいますよ~ということで)娘は数日後には眩暈で起き上がれなくなり、再度耳鼻科を受診したところ、検査ではほぼ聴こえていないレベルになっていた。しかし、耳鼻科医は「こんなに急激に悪化することはない。おかしい」と。紹介状を書くから大きい病院へ行って詳しく検査してもらって、ということで紹介状をもらって、その足で大きい病院へ。 大きい病院でも聴力検査をしたところ、まあまあ聴こえている結果だったらしい。しかし、その話を聞き取れない娘は「もう1回言ってください」と医師に言っていた。娘の後…

  • 突然に

    人生、予想外のことが起きるものだ、と思っているけれどこんなことが起きるなんて思わなかった! 高校生の娘が学校から帰宅して言った。「今日の英語の授業でリスニングがあって、右耳がよく聞こえなかった」と。それは、イヤホンが壊れていたんじゃない?と聞くと、娘もそう思ったようで左耳にあててみたらしい。そうすると、左耳では聞こえた。そこで、右耳がよく聞こえないことに気づいたらしい。 中耳炎か!と子育て中の親なら思う。あれ、長いのよね…耳鼻科通い、とうんざりする。中耳炎も長引かせるとよくないので早めに耳鼻科に行くことにした。 耳鼻科で「右耳が聞こえづらい」と問診票に記入し、聴力検査を受け、診察を受ける。診察…

  • 人を表す

    高校生の娘に「人を表す形容表現って、何を思いつく?」と突然、聞かれた。 notorious (悪名高い)、cruel (残酷), sassy,(生意気)bossy,(偉そう)easy-going,(気楽) open-minded,(心が広い)complex,(複雑)shy,(恥ずかしがり屋) introverted,(内向的) notorious, cruelは準1級の単語帳に出てきているので最初に思い出した。それ以外は、私のパルたちが私を形容した表現だったりする…。 数日前もロンドンのパルに「メイは意外に内向的」みたいなことを言われ…私、社交的なんて言ったことないし、できれば隠居したいとずっ…

  • 四苦八苦

    英検準1級の単語が覚えられなくて苦しんでいる。単語帳も2周目?3周?チェックがすごく多い単語もあり、覚えられない単語がいくつかある!というのが目に見えてわかる。それでも覚えられない単語はノートに書くしかない、と学生時代を思い出す書きまくる方式にしてみた。これが効率的か?功を奏すか?正直、謎!だと自分でも思っているけれど、もうとにかく四の五の言わずにやるしかない、書くしかない、覚えるのみ。 そんなとき、ロンドンのパルから「どうしてる?」なんてメッセージがきたので、A4裏表びっちりに書かれた呪いの用紙4枚…ではなく、英検準1級の私が覚えられない単語を書きなぐった紙を見せ、「合格するためにひたすら覚…

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