貧血綺譚

もうそろそろ貧血で死んでもいいのじゃないか。と、珍しく自分の身体に話しかけてみる。貧血で倒れて、そのまま死ぬのだったら、ある程度慣れた種類の苦しみだし、顔も薄…

フェミニストは「男に対してはドSキャラ」が正解

当たり前だが、レズビアンでフェミニスト気味の人間でも、毎日男を含めた社会で日常生活を送っている。別に世界から男が消えても私は不自由しないのだが、もちろん父親を…

花火に関する私の持論

花火。まずは、花火大会のような打ち上げ花火ではなく、スーパーで買って来るような花火について。実際、つまらないものである。花火というのは、「花火しない？」という…

本屋はたまに切なくてたまらなくなる

先日ちょっと散歩がてら、小さな本屋に出かけた。以前から行こうとブックマークしていた店。流行りのインディペンデント系の本屋だ。アウトドア文脈での「自然の美しさ素…

「すいません」ユーザーについて考える

「すいません」に出会うと、強烈に残念な気持ちになる。あ、こいつも「すみません」ではなく「すいません」を使うやつか、と。口ではどう発音しようが構わないのですよ。…

花火はもう打ち上げた

友人と恋愛について話していて、結論が出た。私と友人は、それぞれ過去に、奇跡のような恋愛をした経験がある。これ以上ないというくらい愛し、愛された。人生の中で恋を…

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』観ちゃった

最果タヒさんの詩集が原作となった映画を、公開初日に観てきた。今日会った友達とたまたま映画の話をしていたら、彼女がこの映画について話し出して、「え！私も観ようと…

「おかま！」と投げつけられた一言

LGBT関連の文章が続きますが。前のブログで、LGBT問題は他人事としがちだった的なことを書いたけど、実は少し前に、自分事として激しく憤った出来事がある。私は…

『彼らが本気で編むときは、』よかった

そう言えば少し前、初めてレディースデーなるものを活用し、映画を観てきた。よかったのです、掲題の映画。生田斗真演じるりんこさんの美しい人間性に、ただただ心の澱を…

古いと言われようが感傷的な夜は一人で酒を飲む

この4月で異動になって、3年半くらい携わった仕事から離れることになった。そして今日で最後の仕事を終えたので、色々と感傷に浸りながら、一人お疲れ会をしている。い…