マダムゴマ さん プロフィール

  •  
マダムゴマさん: マダムゴマの祈りと人形の日々
ハンドル名マダムゴマ さん
ブログタイトルマダムゴマの祈りと人形の日々
ブログURLhttp://ameblo.jp/aagomayo/
サイト紹介文人形衣装作家で人形コレクターでもあります。現在ヨーロッパの神話を題材に物語を執筆中。 人形劇です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供80回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2012/02/28 21:54

マダムゴマ さんのブログ記事

  • ホワイトの喜び
  •  前回黒いドレスの魅力を書いたが、今回は白のドレスです。先日ノアドローム社から注文したドレスが届きました!お忙しいなか素晴らしいドレスを作ってくださいました。  白いドレスは美しい。危うさとはかなさがある。ウエディングドレスで白が多いことがよくわかる。同時に大切にしなければならないという保護本能が湧き出る。  私はアザラシの赤ちゃんが大好きだが、あれもフワフワの白い毛に覆われている。よく [続きを読む]
  • 黒衣の魅力
  •  私が子どもだったころ、人形衣装である黒いドレスを持っていた。黒のドレスが少女時代の私には、見えない大人の世界の象徴だった。  演劇関係の友人がいるのである舞台を観ることにした。江戸川乱歩原作の黒蜥蜴の舞台を……。せっかくなので、黒蜥蜴を調べてみた。黒蜥蜴とは、美貌の女賊の名である。美輪明宏の舞台が一番有名だろう、私は美輪明宏の舞台を観たことがある。次回観る黒蜥蜴はシナリオや演出など違うので [続きを読む]
  • ソウルドールドレス
  •  お人形の衣装は今まで必死に集めていた。買ったり作ったり、今はノアドローム社の工房で人形衣装を注文中だ。  お人形の衣装は美しい。もう芸術品としか言いようのない作品もある。そのなかで一番重要な人形衣装はソウルドールドレスと名付けている。勝手な造語ですが……。  人生いろいろ辛い場面もある。そんな辛いときに、ああ、このステキな人形のドレスを私は持っているんだ、と思って自分を励ます。極端にな [続きを読む]
  • 血と薔薇と十字架その10恋の不条理
  • さてここは教会聖所神の使いがそれぞれの愛を問う。二人の間に仕切りがあるので互いの存在は知らない。 あなたは恋の相手を愛していますか? もちろんです、彼を大切にしたい……。 彼女は我の伴侶で当然だ。 あなたが哲学など読書に明け暮れるその目的は? 人の真理を知り愛するため……。 人の本性を暴き支配して見せよう。 あなたは家族をどう思いますか? 私を産み育てた両親の愛に [続きを読む]
  • シェイクスピア劇アテネのタイモン公演
  •  最近ブログ更新していなくてごめんなさい。じつはこんなことしていました。  シェイクスピア劇、アテネのタイモンです。マダムゴマはそのスタッフとして活動していました。しばらく忙しくてブログ更新できなかったのです。  去年大変なことがあって、いろいろな人々に助けて頂きました。今は人形だけでなく、演劇も勉強しています。おかげで地元紙にも掲載されました。新たな境地にチャレンジしています。あ [続きを読む]
  • 浅草橋人形店トトコ(TOTOCO)の2017年3月の営業予定
  •  三月に入って寒さが僅かに緩んだ気配がします。浅草橋人形店トトコでは3月20日ドールショウだけ出店のため臨時休業となります。あとは毎週金曜日は定休日となります。  トトコ社長がとうとうツィッターを始められました。私はブログはできますが、どうもまだツィッターの操作がわかりません。  今までのトトコ情報では私のミスでEメールが間違えていました。今回訂正してお伝えします。      totocoto [続きを読む]
  • 加害者と私の冤罪
  •   事件からもう半年が経つ。私被害者は加害者を愛している。この異常心理をストックホルム症候群という。ストックホルム症候群とは、国はスウェーデンの首都ストックホルムで銀行強盗があった。事件は警察で解決したが、なんと犯人たちと人質たちとの間で愛情が成立し、世界中が驚いた。これと似た事件でリマ症候群というものもある。  私は自分がストックホルム症候群であることは自覚している。だけど、それだけではな [続きを読む]
  • 人形衣装材料あれこれ
  •   先月人形衣装を制作するために町田オカダヤに行ってミシン糸を買った。家のアトリエでもこれかな?という糸があったが、もっとクオリティをあげたいので、新しい糸を買った。気に入った糸は見つかり、アトリエに戻ると、これかな?と思った糸と買った糸が全く同じでした……。ミシン糸の番号が同じ……。  それと久しぶりに下北沢で探索をしたら、アンティークの布を扱っている店に出会った。そこには人形サイズの小さ [続きを読む]
  • 人形物語血と薔薇と十字架その9ベッドを編む後編
  • 命にかかわる薬を断薬したことに問い詰められる。 君が娘の言うアルベリッヒ君か、お世話になる。私はレオポルド・フォン・シュダーデ、ラオネの父親でしがない学者だ。 アルベリッヒ君、仕事は? はい、会計事務所に勤めています。ラオネさんは自宅アトリエで、作品を作っているそうですね。彼女は素晴らしい女性で素晴らしい芸術家です。 そう、私にはできすぎた娘だよ、ありがとう。しかし、娘には神経性 [続きを読む]
  • 人形物語血と薔薇と十字架その8ベッドを編む前編
  • 私たちは彼のベッドを組み立てていました。 もうじき完成よね! ラオネの行動力には我は感心する。 ベッドは完成!これで貴方の不眠症は終わるわね。もう、床で寝てたら不眠どころか風邪ひくわ。ああ、薬の無いランチって美味しい!ずっと苦い薬を飲んでいたの。貴方は私の解放者だわ。 ラオネ、せっかくだが飲み物が無い。外の店に行って飲み物を調達する。 あら、電話の着信記録があった。お父様から [続きを読む]
  • 忘れられない苦しみ
  •  事件からもう半年が経った。今は日常生活を穏やかに送っている。しかし弊害が発生した。この悲惨な事件を人々に話すと仰天して、事件を早く忘れるよう言われる。  事件が忘れられない。みんなは私のためを思って忘れろ、と言っているだろう。好意なのだ。だから私も忘れたいし、忘れるよう努力した。忘れるために仕事や勉強を頑張っている。でも、最近頭痛がする。必死に忘れようとして苦しんでいる。  みんなの気 [続きを読む]
  • 浅草橋人形店トトコ(TOTOCO)の2017年2月の営業予定
  •  2月はとても寒さが厳しくしかも花粉症の季節なので、少しやっかいな月です。でも私はバレンタインデーはとても好きです。男性にいうより、感謝する人々にチョコレートを送ります。もちろん恩師でもあるトトコ社長には送ります。  トトコ社長からメールが今朝届きました。2017年2月は今現在臨時休業予定はありません。毎週金曜日定休で12時から19時までの営業予定です。  トトコ社長がツィッターを始めら [続きを読む]
  • ああ、1980年代ファッション
  •  最近20世紀のファッションについて研究している。特に1980年代が印象に残っている。当然だ、私の子ども時代なのだから……。1980年代日本はバブル経済で、衣装にハッキリした特徴がある。  まず布の使い方。布のドレープやフリル、スカート部分などがたっぷり布を使っている。以前1980年代の少女漫画を見たら、華やかに広がるスカートのフレアーやパフスリーブの膨らみがなんとも官能的だ。かわいい衣装の [続きを読む]
  • 人形物語血と薔薇と十字架その7夜を歩く
  • 私は彼のいう病院へと行くことになりました。 」アルベリッヒ、どこなの、その例の病院って? ラオネ、時間が無い。先生を待たせてはいけない、早足で行こう。 ここが病院?なんだか異世界の魔法の世界みたいね。 ラオネ、ここは由緒ある白魔術の病院。現代医学ではラオネに毒を飲ます。白魔術とは神の技で、ちょうど先生が来た。ラオネの治療が始まる。我は君の治療をそばで見ている。先生、どうか我 [続きを読む]
  • もう一着欲しいから
  •  前回ドールショウでノアドローム社からのアンティーク風ドレスを買った。春を思わせるピンク色のドレス、手間を惜しまず作ってあるのでお値段は高いが、納得する出来栄えである。  値段も決して安くないから一着で充分と思っていましたが、また同じ衣装をもう一着買いました。なんだかこれがもう一着欲しくなったのです。高価な人形衣装であることは百も承知です。しかし、人形文化では何が一番大切でしょう?それは心豊 [続きを読む]
  • 復帰作、新作の試作品です
  •  去年は事件に巻き込まれて作品が少ないです。今回の作品は新作の試作品作ることでリハビリでもありました。  鹿鳴館のようなバッスルスタイルのドレスです。今回は試作品なのでアトリエにあるものだけで作りました。材料は2着分しかありません。これは試作品なので、製品版は生地や材料が違います。技術はおなじです。なぜ2着かといいますと、それしか材料がなかったことと、去年の事件で命の恩人にお渡しする作品でも [続きを読む]
  • 人形物語血と薔薇と十字架その6問答
  • ラオネはアルベリッヒにもらった聖水を今夜も口にする。 ラオネ、ラオネ、私だよ。君の父様だよ。 あら、お父様、こんばんは、お元気ですか。 ……身内に対してよそよそしい答えだ。誰が可愛い娘ラオネをこうまで変えてしまった。 彼のことを思っているのだね。その、教会で出会った彼とはどんな人かね? ……とても高潔でとても賢い方です。 ラオネの想いは誠実だ。ラオ [続きを読む]
  • 記憶が戻りました!
  •  ここは事件被害者ブログであって、人形ブログじゃない!と思った皆様ごめんなさい。じつは2016年8月事件に巻き込まれて以来、一部記憶喪失になっていました。過去の自分の思考が思い出せないで数ヶ月苦しんでいました。今日の夕方、やっと記憶が戻りました。  私、マダムゴマとは、朝から寝るまで人形のことばかり考えている、人形衣装作家だったのですね……。  ここまでにたどり着くまで、大変でした。自分 [続きを読む]
  • 祈り
  •  2016年8月に事件があって、もう数ヶ月が経った。事件のおかげで知らない世界を知った。この世は本来愛に満ちた世界だと……。  私は朝6時に起床する。今は12月、今年の冬は寒さが厳しい。犯人は寒くないだろうか気になる。ここまで書いたので白状します。犯人とは、加害者とは、ギリシャ古典と哲学を愛する孤高の男性だった。よく彼とは文学哲学歴史を夢中で語っていた。賢く美しく高潔なひとだった。  た [続きを読む]
  • 人形物語血と薔薇と十字架その5初デート
  • うたかたの恋物語…… その日は彼との初デートだった。私は彼より4分遅刻してしまった。 お待たせしました、ごめんなさいね。 行きましょうか、国立博物館古代ギリシャ展 今日のラオネは普段と違う恰好だな。 ええ、昔パリで買ったものです。かれこれ8年前かな。 8年前、君が15歳の頃? はい、大事にしまって保存していました。とっておきの衣装なのです。  [続きを読む]