梨野礫 さん プロフィール

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梨野礫さん: 「特別支援教育」備忘録
ハンドル名梨野礫 さん
ブログタイトル「特別支援教育」備忘録
ブログURLhttp://tokubetu565.blog.fc2.com/
サイト紹介文元教員の資料集です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供157回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2012/03/07 21:52

梨野礫 さんのブログ記事

  • 乳幼児の育て方・Ⅲ・ことばがはっきりしません
  • 【1歳頃から2歳頃まで】 どんな子どもでも、ことばを話しはじめたその時から誰にでもわかるようにはっきり話すということはありません。はじめは、ただ声を出すだけであり、その声が次第にことばらしくなっていくのです。耳が普通にきこえる子どもでも、私たちおとなと全く同じように話せるようになるためには5年間かかるといわれています。その間に、ことばを聞き分ける力、口の中のいろいろな器官を使ってことばの音を作る力 [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅲ・絵本を見せましょう
  • 【1歳頃から2歳頃まで】 お母さんが絵本を読んであげようと思って、お子さんをひざの上にのせ、最初のページを読みはじめました。ところがどうしたことでしょう。お子さんはまだそのページを読み終わらないうちに、次のページをめくろうとするのです。「何だかこの子は絵本を見るよりめくる方がおもしろいみたい」、なんてがっかりしてしまったことはありませんか。 お子さんに絵本を与えようとする時に、注意しなければならな [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅲ・お子さんと遊びましょう・Ⅲ
  • 【1歳頃から2歳頃まで】 お子さんにとって一番大切なことは、「音に対して敏感になる」「音に対して気持ちを集中させる」ということです。しかし、お子さんの前でいろいろな音を出してみたところで、「敏感になったか」「気持ちを集中させているか」どうかはわかりません。「よく聞いてごらん」と言ってもても、「聞く」ということがどうすることかわからなければ意味がなくなります。そこで、「音が聞こえたら何かをする」とい [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅲ・「指さし」をしますか?
  • 【1歳頃から2歳頃まで】 「あんよ」ができるようになると、お子さんは自由にあたりを動き回ることができるようになり、いろいろな事物に対する興味・関心は、今までとは比べものにならないほど増大します。もう、思ったところへ行くことができ、さわりたいものを思う存分いじることができるのです。「いたずら」の量は倍増し、お母さんにとっては、ちょっとでも目を離せない時期がやってきました。 それにつれて、今までおもし [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅲ・「聞こえない」ことと「聞こうとしない」ことの違い
  • 【1歳頃から2歳頃まで】  名前を呼んでも振り返らない、話しかけても反応がない、ことばを全然おぼえない、聞きわけがなくしつけができない、言いたいことをことばで表せない、といった「事実」があると、まず疑ってみるのは「耳のきこえ」です。そして事実、そのような場合には、いずれにせよ「耳のきこえ」に問題があるのです。ただし、その問題とは次の三つの内容をふくみます。①耳は聞こえているが、音や音声に対して興味 [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅲ・「たっち」「あんよ」はできますか
  • 【1歳頃から2歳頃まで】 早いもので、赤ちゃんが生まれてからもう1年が過ぎました。静かに目をつぶると、お母さんの頭の中には赤ちゃんとのさまざまな情景が走馬燈のように浮かんでくるでしょう。その思い出がお母さんにとって楽しいものであればあるほど、赤ちゃんは順調に育っているのです。しかし、お母さんによってはこの1年間「心配と不安ばかり」で何ひとつ楽しい思い出なんかない、という方もいらっしゃるかもしれませ [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅲ・お母さん大好き、補聴器も大好き
  • 【1歳頃から2歳頃まで】 お子さんの「きこえの問題」が、「聞こうとしない」ではなく「普通のようには聞こえない」ということがはっきりしたら、補聴器をつける必要があります。しかし、「普通のようには聞こえない」といっても、それがどのような状態であるかは千差万別であり、補聴器をつければ「普通のように聞こえる」状態になるとはいいきれません。とりわけ、まだこの時期のお子さんでは「きこえの状態」を的確に把握する [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅱ・「ことば」がなかなか出てきません
  • 【3ヶ月頃から12ヶ月頃まで】 赤ちゃんが生まれてからはじめてことばを言えるようになるには、通常1年間の時間が必要です。しかし、その時間は赤ちゃんによってずいぶん差があり、10ヶ月頃にはもう片言をしゃべれるようになる赤ちゃんもいれば、1歳半頃になってやっとことばが出てくる赤ちゃんもいます。1歳半を過ぎて2歳近くなってもまだことばが出ない場合は、お母さんはとても心配になります。近所のお医者さんや保健 [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅱ・赤ちゃんと遊びましょう・Ⅱ
  • 【3ヶ月頃から12ヶ月頃まで】 この頃の赤ちゃんの活動で特徴的なことは、「物を取って渡す」ということです。したがって、赤ちゃんと二人で物をあげたりもらったりする遊びをしながら、その中に適当な「声」や「ことば」を混ぜていき、相手のすることや言うことを、情報として受けとめていこうとする気持ちを育てていくことが大切です。 ここで重要なことは、「物をやりとり」するということは、「ことばをやりとり」すること [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅱ・「まね」と「おいた」
  • 【3ヶ月頃から12ヶ月頃まで】 赤ちゃんがスヤスヤと眠っています。そんな時、赤ちゃんの身の回りに並べられたおもちゃの数々をながめてみて下さい。そのひとつひとつのおもちゃを見ているだけで、お母さんの脳裏にはさまざまな赤ちゃんの情景が浮かんでくることでしょう。そう言えば、最近、赤ちゃんがあまりそれらのおもちゃで遊ぼうとしなくなったような気がしませんか。どちらかというと、何の変哲もない湯飲み茶わんのふた [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅱ・赤ちゃんは声を出していますか
  • 【3ヶ月頃から12ヶ月頃まで】 赤ちゃんは声を出していますか。それはどんな時ですか。どんな声ですか。 生後まもない頃の赤ちゃんは、泣くときに声を出しています。それは「声を出そう」と思って出しているのではありません。「反射的」に、泣くときに付随して「声が出てしまう」のです。 その「泣き声」もはじめは「オギャ−、オギャー」という単調なものです。しかし、その「泣き声」は日がたつにつれて、しだいに「変化」 [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅱ・赤ちゃんと遊びましょう・Ⅰ
  • 【3ヶ月頃から12ヶ月頃まで】 さあ、おせんたくはすみましたか。これから赤ちゃんと遊ぶことにしましょう。まず、心の中をからっぽにして下さい。家の仕事のことは忘れて下さい。これから30分間は、赤ちゃんと遊ぶこと「だけ」を「考えて」下さい。そして、赤ちゃんと遊ぶこと「だけ」を「して」下さい。 赤ちゃんは何をしているかな。目をあけています。腕をバタバタさせています。時々、自分の手をながめたり、こぶしを口 [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅱ・なによりも「人の声」が大切
  • 【3ヶ月頃から12ヶ月頃まで】 デパートのおもちゃ売り場へ行くと、数え切れないくらいいろいろなおもちゃが並んでいます。しかし、このころ(乳児期)の赤ちゃんのものとなると、おのずと限定されてきて、品物はたくさんあっても、いくつかの種類に分類されてしまいます。その一は、音の出るおもちゃで、赤ちゃんが「聞いたり見たりして楽しむ」ものです。その二は、おしゃぶりの類で、中には振ると音の出るものもあります。そ [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅰ・「抱っこ」がらくにできますか?
  • 【誕生から3ヶ月頃まで】 このころの赤ちゃんにとって、「抱っこ」をしてもらうことは、最大の喜びです。その喜びの中には、次の四つの喜びがふくまれているからです。 第一は、お母さんの体の感触(ぬくもり)をじかに味わえる喜びです。もしかしたら、お母さんのおなかの中で聞いた心臓のリズミカルな快い響きを、もう一度感じることができるのかもしれません。(お母さんは、赤ちゃんを抱っこするとき、本能的に左の胸に赤ち [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅰ・「笑う子」と「笑わない子」
  • 【誕生から3ヶ月頃まで】お母さんにとって、赤ちゃんの「にっこりした笑顔」ほど素晴らしく感じるものはありません。思わず抱き上げて、ほおずりしたくなるでしょう。毎日の育児や家事の疲れがいっぺんにふきとんでしまい、この子のためならどんなことでもしてあげようという気持ちが湧き上がってくるでしょう。赤ちゃんの「にっこりした笑顔」は、お母さんの気持ちに張り合いを与え、育児に対する意欲を奮い起こさせるという意味 [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅰ・「抱きぐせ」と「添い寝」
  • 【誕生から3ヶ月頃まで】 おなかがすいているわけではない、おむつが汚れているわけでもない、それなのに赤ちゃんが泣いています。そばへ行ってお母さんが「抱っこ」するとケロリと泣き止んでしまう、やれやれと思ってベッドにおろそうとすると、また泣き出す。このようになってしまうことを、「抱きぐせ」がつくといいます。そして一度「抱きぐせ」がついてしまうと、おそうじや、おせんたくなどの家の仕事が山ほどあるのに、全 [続きを読む]
  • 乳幼児の育て方・Ⅰ・「泣く子」と「おとなしい子」
  • 【誕生から3ヶ月頃まで】今、目の前で赤ちゃんが火のついたように泣いていたら、お母さんはどうしますか。思わず、抱き上げるでしょう。「おお、よしよし」と声をかけてほおずりをしたり、おしりを軽くたたいてあげたりするでしょう。ミルクがほしいのかな、おむつが汚れたのかな、など、いろいろと考えてみるでしょう。そしていろいろと思いあたることをやってみたら、赤ちゃんは泣きやんでくれました。お母さんはやれやれひと安 [続きを読む]
  • 学校は何のためにあるか
  • 学校は何のためにあるか       学校は「人間の生活」を学ぶためにある。「人間の生活」とは何か。それは、母親(またはそれに代わる人)と一緒にいることから始まる。多くの場合、「抱かれる」「背負われる」という形で、母親と直接的に触れ合いながら、互いに「生きていること」を感じ合うことから始まる。その時、母親も子どもも「快感」を感じていなければならない。そうすることがとても楽しく感じられるようでなければ [続きを読む]
  • 兄弟の死
  • 愛くるしい二人の兄弟は、遂に逝ってしまった。児童相談所の所長は「助けてあげられなくてごめんなさい」と謝ったが、同時代に生きる大人たちのすべてが謝らなければならない、と私は思う。 それにしても、二人の兄弟はどうしてあのように「かわいらしい表情」を見せることができたのだろうか。報道されたあの写真は、いつ、どこで、誰が撮したものだろうか。 当初、私は「二人は絶対に生きている」と確信していた。逆境の中でも [続きを読む]
  • 「自閉症治療の到達点」精読・《29》 Ⅸ章 自閉症の生物学的研究
  • 【要約】《Ⅸ章 自閉症の生物学的研究》【はじめに】・ここでは、自閉症の生物学的研究の歴史の概略にふれ、その後、臨床脳波、誘発電位、事象関連電位、画像診断、神経病理、生化学などの生物学的な研究を主に方法別に紹介するとともに、自閉症の臨床で日常なされている検査の意味などについても簡単に触れる。【1.自閉症の生物学的研究の歴史】・1940年代に、Benderが「小児分裂病」に脳障害を想定して、ソフトサインなど [続きを読む]
  • 「自閉症治療の到達点」精読・《27》 Ⅷ章 自閉症の薬物療法(1)
  • 【要約】《Ⅷ章 自閉症の薬物療法》【はじめに】・薬物治療は自閉症の総合的な治療の中で一定の役割を果たすようになってきている。・「1.薬物療法の意義と問題点」の節では、理論的な説明がしてある。「2.薬物療法の実際」の節は、薬物療法の具体的なイメージアップに役立つと思われる。「3.主な薬物療法・・歴史と到達点・・」の節は個々の薬物について辞書的に使っていただきたい。【1.薬物療法の意義と問題点】1)薬 [続きを読む]