mozart_nobu さん プロフィール

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mozart_nobuさん: love mozart love
ハンドル名mozart_nobu さん
ブログタイトルlove mozart love
ブログURLhttp://lovemozartlove.blogspot.com/
サイト紹介文モーツァルトの音楽をこよなく愛する人のために
自由文モーツァルトの音楽は天からの贈り物です。
その完成度は人間の次元を超えてます。人生を豊かにしてくれるかけがえのない友です。
その音楽の魅力を、楽曲の背景、音楽データ、イメージ写真を交えて素人の立場で自由に語ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供42回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2012/03/11 10:20

mozart_nobu さんのブログ記事

  • K.360(374b)「泉のほとりで」の主題による6つの変奏曲
  • モーツァルトがウィーンに定住してからは、かなり忙しい日々を送っていました。以前の宮仕えとは違い、自身の収入は自身の手で稼ぎ出さなくてはいけないのですから。そんな中で音楽の生徒を獲得することは重要な収入源でした。そしてこの時期モーツァルトは生徒たちのための教材用に多くのピアノ曲やヴァイオリン曲を書いています。現在のように定番の教材が印刷されて出来上がっている時代とは隔世の感があります。この曲は、ウィ [続きを読む]
  • K.384「後宮からの逃走」第3幕 終曲(Vaudeville)
  • 捕えられた4人が、一縷の望みを抱きつつも、死を覚悟して裁きを待っているところに太守セリムが登場して判決を言い渡します。「それでは俺の決心した判決を下す。…みんなを放免してやるから、一緒に本国に帰るがいい」と言い、予想外のことで一同が唖然としてしまいます。そして太守が続けます……「お前の父親は俺にひどいことをした。俺はお前の父親を心の底から憎んでいる。しかし、お前の父親と同じようなことはやりたくない [続きを読む]
  • K.384 第3幕 二重唱『 なんという運命だ! 』
  • オスミンに捕えられた4人は太守セリムに突き出されます。脱出しようとしたコンスタンツェを、セリムは裏切り行為だと激しく非難します。さらに、太守が過去に自身の地位や財産を奪われた宿敵の子孫がベルモンテであることを知るに至り愕然とします。追って処分を言い渡すことを告げて、オスミンは一旦退場します。そして死刑を覚悟したベルモンテとコンスタンツェが歌うのが、このアリアです。悲劇的な結末を予感させる哀しいアリ [続きを読む]
  • K.384 第3幕 『 俺が勝ちどきを上げるのは 』
  • 場面は移って、太守セリムの館の前で第3幕の開幕です。ベルモンテたちの脱出計画は実行に移されていきます。コンスタンツェ、ブロンデの部屋に梯子をかけて順次彼女たちを救出していたら、物音に気付いたオスミンが彼らを見付け、取り押さえてしまいます。もともと彼らには好意を持ってなかったオスミンは、彼らの悪事を暴き、得意になって勝どきを上げます。 その時に歌われるのがこのアリアです。オスミンが大声で歌う有名なア [続きを読む]
  • K.384 第2幕 二重唱『 万歳 バッカス! 』
  • 脱出計画を進めるうえで、警備のオスミンは最大の障害となるために、ペドリロはオスミンに眠り薬を入れた酒を飲ませることを計画します。屋敷の庭でペドリロは酒の瓶を持って楽しそうに騒いでいます。そしてオスミンにも飲ませようと言葉巧みに誘います。飲酒が禁じられているイスラム教のオスミンですが、誘われて飲みたくてたまりません。そんな場面で歌われるのが、この二重唱です。管楽器のコミカルなメロディーに乗せて、二人 [続きを読む]
  • K.384 第2幕 『こんな喜びは他にない』
  • 歌い終わって、その場に倒れてしまったコンスタンツェを侍女たちが介抱して宮殿の中に連れていきます。しばらくして、ブロンデがコンスタンツェを捜していると、ペドリロに呼ばれ、ベルモンテが助けにやってきたことを告げられます。そして岸辺に船が停泊しているから今夜それに乗って脱出しようと話します。これを聞いたブロンデは大喜びでこのアリアを歌います。とてもリズミックで若々しいエネルギーに溢れていて、一度聴いたら [続きを読む]
  • K.384 第2幕 『どんな責め苦も受けましょう』
  • 第2幕の舞台は太守セリムの宮殿の庭園です。お茶の支度をしているブロンデに、密かに想いを寄せるオスミンが愛を勝ち取ろうと迫りますが、一枚上手のブロンデに軽くいなされ、追い出されてしまいます。そこへ悲しみ沈んだコンスタンツェが現れ、ブロンデから慰めの言葉をかけられますが、コンスタンツェの心は塞いだままです。そんなところに太守セリムが現れ、再びコンスタンツェに愛を請います。しかし応じる気配のないコンスタ [続きを読む]
  • K.384 第1幕 三重唱『行け! 行け! 行け!』
  • コンスタンツェは、悲しみを忘れるためには時間が必要だと言い残して立ち去ります。太守セリムは心穏やかではありません。意に沿わないコンスタンツェへの苛立ちと愛する気持ちが交差します。そこへ、ペドリロがベルモンテを連れて現れ、ベルモンテを建築家としてセリムに紹介し、首尾よくセリムの承諾を得て、ベルモンテは屋敷で雇われることになります。ベルモンテとペドリロが屋敷に入ろうとすると、あの番人のオスミンが立ちは [続きを読む]
  • K.384 第1幕 『私はある人を愛し、とても幸せでした』
  • 合唱が終わると、太守は悲しげにしているコンスタンツェに話しかけます。「お前はまだ悲しがっているのか。私はお前を自分のものにしようと思えば、すぐに出来るが、それは望むところでない。私としてはお前が心から私を迎えるようになってほしいんだ。」と紳士的に求愛します。そう言われたコンスタンツェは「私はベルモンテを愛しているので、あなたの愛を受け入れることはできない」と言って、このアリアを歌います。悲しみの表 [続きを読む]
  • K.384 第1幕 『偉大な太守をたたえて歌え』
  • この悶着の後、ベルモンテは対話を諦めて退場します。そこへ、ペドリロ(かつてのベルモンテの従僕)が現れますが、オスミンはペドリロにも怒りだし、激しいやりとりをします。腹を立てたままオスミンは家に入ります。一人残ったペドリロもオスミンへの敵意が消えません。そこへデルモンテが再登場してペドリロとの再会を喜び合います。そして二人は後宮からの脱出作戦を練ります。ベルモンテはコンスタンツェとの再会が現実味を帯 [続きを読む]
  • K.384 第1幕『純粋そうなかわいい娘を見つけたなら』
  • ベルモンテが歌い終わると、そこにオスミンが現れます。彼は太守セリムの護衛長で、がっしりした大男で、豪快で粗野、感情の起伏の激しい人物ですが、センチメンタルで滑稽な一面もある人物です。そのオスミンがザクロの実を取りながら、上機嫌で歌っています。そこへベルモンテは幽閉されているコンスタンツェらのことを聞きだそうとしますが、オスミンは一向に耳を貸そうとしません。そんな二人のやり取りを、最初はアンダンテか [続きを読む]
  • K.384「後宮からの逃走」第1幕 『ここで君に会えるはずだ』
  • 序曲の後、第1幕の開幕です。舞台はトルコにある太守セリムの館の庭。ペドリロが密かに出した手紙を読んだベルモンテが、恋人コンスタンツェを探しにはるばるスペインからやって来ました。その安否を気遣いながら、ベルモンテが彼女への熱い想いを歌うのがこのアリアです。序曲の中間部に出てきた短調の旋律が、ここでは長調になって再現されます。「後宮からの逃走」K.384 第1幕 ベルモンテのアリア『ここで君に会えるはずだ』 [続きを読む]
  • K.384 ジングシュピール「後宮からの逃走」 序曲
  • モーツァルトはザルツブルクの大司教の支配下で長く思うような作曲が出来ない環境から逃れ、1781年に独立した音楽家を目指す道を選び、ウィーンに定住したました。溢れる才能を発揮しようにも、オペラを上演出来る劇場もなかった地方都市ザルツブルクを離れ、環境の整った音楽の都を根城にすることは彼にとって必然の道でした。そして、ウィーンに定住してから最初に完成したオペラが、この「後宮からの逃走」です。当時の皇帝ヨー [続きを読む]
  • K.22 交響曲(第5番)変ロ長調 第2楽章
  • 西方大旅行の時に書かれた、初期の交響曲を聴いてみます。1765年12月末に旅先のオランダのハーグ(デン・ハーク)での作品で、翌月の1月22日に開かれた公開コンサートのために書かれたものと思われます。モーツァルト9歳の作品になりますが、1〜4番の交響曲に比べ確実に進歩していて、モーツァルト自身の音楽を感じさせる内容になっています。全体は3楽章で7分にも満たない短い曲ですが、この第2楽章は「ト短調」で書かれて [続きを読む]
  • 【祝 生誕261年】K.6 ソナタ ハ長調
  • Happy 261st Birthday!!  W.A.Mozart!!!本日はモーツァルト261回目の誕生日です。そこで、6〜8歳の頃書かれた最初のヴァイオリン・ソナタを聴いてみます。幼い頃のモーツァルトは父親と一緒にヨーロッパ各地の旅に明け暮れていました。その中でも7歳(1763年6月)から10歳(1766年11月)の3年半にも及ぶ西方大旅行は最も長期に亘るものでした。ヨーロッパ各地の王侯貴族の前で神童ぶりを発揮して称賛されていました。そして旅行中 [続きを読む]
  • K.287(271h) ディヴェルティメント 変ロ長調 第6楽章
  • 終楽章は意表を突いて、独奏ヴァイオリンの悲劇的なレチタティーヴォを思わせるト短調のアンダンテで始まります。このことは、後の主部のロンド主題が南ドイツの民謡「百姓娘が猫を失くした」によっているためにとられたモーツァルトの機智によるとも解されています。その序奏の後は一転してアレグロ・モルト、変ロ長調、8分の3拍子のロンドが始まり、ディヴェルティメントらしい快活な曲想になります。終わり近くにもう一度アン [続きを読む]
  • K.266(271f) 弦楽三重奏曲 変ロ長調
  • 「ジュノム」が書かれた同じ年(1777年)に作られたと推測される、珍しい三重奏曲を聴いてみます。この小品の自筆譜には「ソナタ」が消されて「ディヴェルティメント」に、さらに消されて「ヴァイオリン2とバス(チェロ)のための三重奏曲」とそれぞれ別人の筆跡で書き直されているといいます。何のために書かれたのかわかっていませんが、父レオポルトの作品を手本にして作られたようです。レオポルトは三重奏曲(ヴァイオリン2 [続きを読む]
  • K.271 ピアノ協奏曲(第9番) 変ホ長調「ジュノム」 第2楽章
  • 第2楽章は一転して哀愁を帯びた ハ短調 アンダンティーノ。 モーツァルトの自作である5番以降のピアノ協奏曲で短調の楽章はこれが最初となります。 この楽章の憂愁さについて吉田秀和氏は「ある形をきちんと踏んだ上での憂愁さと言いますかね、そういうモーツァルトの様式的な憂愁美の典型的な作風がここで見られる」(モーツァルトその音楽と生涯 第3巻 P19)と述べています。 これ以降晩年にかけて、伝統的な様式を凌駕する [続きを読む]
  • K.271 ピアノ協奏曲(第9番)変ホ長調「ジュノム」 第1楽章
  • 今日はモーツァルトの初期のピアノ協奏曲の中で、人気の高い第9番「ジュノム」を聴いてみます。この曲はザルツブルク時代に書かれたピアノ協奏曲の中で、最も完成度の高い作品といわれています。1776年12月から翌年の1月にかけてザルツブルクを訪れていたフランスの女流クラヴィーア奏者であるジュノムのために書かれたため、この愛称がついています。ジュノムについての詳しいことはわかっていませんが、かなり高い技量があった [続きを読む]
  • K.259 ミサ曲 ハ長調 「オルガン・ソロ・ミサ」
  • ミサ曲は教会音楽の中で最も主要なジャンルですが、モーツァルトは15曲の完成したミサ曲を残しています。ほとんどがザルツブルク時代に書かれていて、そのうち5曲が1775年〜76年に完成しています。いずれもハ長調で、大司教の要請で比較的コンパクトな楽器編成と短めの演奏時間になっています。この K.259 は特に短く、全曲通して約15分しかありません。また、第5曲の「ベネディクトゥス」にオルガン独奏があるため「オルガン・ [続きを読む]
  • K.238 ピアノ協奏曲(第6番)変ロ長調 第1楽章
  • 今月はモーツァルト20歳(1776年)の作品を主に聴いていますが、この年モーツァルトはピアノ協奏曲を3曲書いています。彼のピアノ協奏曲は番号が付いているものが27曲ありますが、1〜4番は他者の作品の編曲ですので、この作品は彼のオリジナル作品としては K.175 ニ長調(第5番)に次ぐ2曲目にあたります。第7番と第8番が素人演奏家のために作られたのに対して、この第6番は難しい演奏技法を要求する部分があることから、彼 [続きを読む]
  • K.243 聖体の祝日のためのリタニア 変ホ長調 第1曲 キリエ
  • 教会音楽の中に「リタニア」という日本語ですと「連禱」と訳されて、先唱者が神や聖母マリアにたいする呼び掛けを行ない、会衆がそれに「われらをあわれみたまえ」、あるいは「われらのために祈りたまえ」を繰り返して応答する祈りの形式の曲があります。モーツァルトはザルツブルク時代に4曲のリタニアを書いていますが、このK.243は最後の作品で、1776年3月に作曲され、その月の31日にザルツブルクの大聖堂で初演されたようで [続きを読む]