道草吾郎 さん プロフィール

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道草吾郎さん: 八十八(無職男・42日間歩き遍路旅からの人生)
ハンドル名道草吾郎 さん
ブログタイトル八十八(無職男・42日間歩き遍路旅からの人生)
ブログURLhttp://natsuzora303.blog29.fc2.com/
サイト紹介文とある無職男が四十二日間をかけて四国八十八ヶ所を歩いた物語とその後の人生の記録です。ありがとう。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供136回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2012/03/20 16:27

道草吾郎 さんのブログ記事

  • 愛なき世界のくもり空に
  •  自然にも帳尻合わせというものがあるのだろうか。 今年、当地では梅雨の間、それほど雨は降らなかった。晴れ間が多く、水不足が心配になるくらいだった。 どこか消化不良のまま、梅雨が明け、それでも、いよいよ夏本番の暑さがやってくると思っていた。 けれど、この夏はいまひとつである。 梅雨明け宣言をしてから、見上げる空はくもりベースで、ほとんど太陽が顔を出してくれない。まるで不完全だった梅雨のやり直しをして [続きを読む]
  • この道は、さよならへと続くのか?
  •  こころの準備ができるので、まだマシなのかもしれない。 今年になって、お菓子のカールが東日本での販売を終了するという報道があった。その報道以来、はじめて、当地で品薄状態になっていたカールを手に入れることができた。 今回、買えたのはチーズ味。うす味、カレー味など、カールにはいろいろ味があるが、私の中ではカールといえば「チーズ味」という印象が強い。 元々、私はスナック菓子の類いをそれほど食べないほうで [続きを読む]
  • 9年半を添い遂げて
  •  気がつけば、9年半の歳月が流れていた。 先日、ヒゲを剃ろうと電気シェーバーをスイッチオンしたが、電源が入らない。前日までの使用では異常は見受けられなかったのに、突然の不調である。 長期間、毎日のように使用しているので、シェーバー買い替えの検討はしていた。カタログを家電量販店でもらってきて、買い替え候補を選定し、あとは己の最終決断次第だった。 しかし、最後の一線はなかなか越えられなかった。 今年、 [続きを読む]
  • 夏はあきらめの季節ではないはずだけれど
  •  今年もお盆休みが近づいている。 私の場合、山の日でもある8月11日から8月15日までの五連休になりそうである。 今年も泊りがけの旅行はしないので、やることは大体、決まっている。お墓参り、買い物、掃除、近辺のお出かけ。 いつもとおりの穏やかなお盆休みになってくれればいい。 それにしても、大人の夏休みは短い。子どもの頃の四十日もあった夏休みと比べると、どうしても物足りなさを感じてしまう。 ただ、大人 [続きを読む]
  • 早食い少年のためのレクイエム
  •  昔から、私は早食い傾向が強い。 そのことを自覚するようになったのは小学生のときの給食である。それまで私は自分の才能に全く気づいていなかった。 いつもとおり、給食メニューを平らげると、とあるクラスメイトが私の完食スピードに感嘆の声を上げた。 「食べるの、早いよな。ひょっとして、クラスで一番じゃないか?」 一番。何て、甘美な響きなのだろうか。けれど、これといって取り柄もなく、目立たない小学生の僕がク [続きを読む]
  • お守りとしての喪服
  •  先日、夏用の喪服を新調した。 近々に誰かが亡くなる予定はないけれど、夏用は持っていなかったので、いざというときのために、一着くらいは用意しておいたほうがいいのかなと、ずっと思っていた。 私は町工場で働いているので、スーツなどを着る機会はまずない。主体は動きやすく、なおかつ汚れることを前提とした作業着である。 そもそも、この蒸し暑い日本の夏に、スーツなどを着用するのは大いなる疑問を感じる。 もしも [続きを読む]
  • 夏の町工場2017
  •  今年の夏はスーパー猛暑になるらしい。 昨年の夏、私が働く町工場では、エアコンをつけると、ブレーカーが上がってしまうので、扇風機で暑さをしのいでいると、ここで書いた。 そのような状況で、スーパー猛暑と予想されている今年はどうなることやらと心配していた。ついに救急車で搬送される人間が出てくるのではないか。 しかし、その心配も、ひとまず回避されそうである。 というのも、先日、電気工事が完了し、容量をア [続きを読む]
  • さよならバスに乗りながら
  •  東京駅八重洲南口の高速バス乗り場。 東京方面への日帰り旅。この頃は電車を使うことなく、高速バス利用が多い。料金も少しばかり安いし、ほぼ確実に座れるのも大きなポイントである。 発車時刻が近づき、それぞれのレーンに人々が集まってくる。 東京観光、あるいは東京での仕事帰り、もしくは逆に東京から向かう人もいるかもしれない。 それぞれがそれぞれの目的を持って、これからやってくるバスを待っている。 もちろん [続きを読む]
  • 夏の日の町歩き(築地)
  •  やっぱり、暑い日の町歩きは、なかなか厳しい。 この前の三連休の中日でもあった良く晴れた日曜日。連休中、どこにも行かないのはもったいないような気がして、東京まで足を運んだ。 自宅近くの高速バス乗り場から、一時間ちょっとで東京駅に到着。そこから地下鉄に乗り換え、築地に移動。 地上に出ると、そこは真夏の暑さ。日陰を求めて、自然と早足になっていく。 日曜日ということもあり、場外市場は所々、休みの店もあっ [続きを読む]
  • 女性って難しい
  •  本当に、やきもちを焼いているのだろうか。 私が働く町工場。幹部候補生から外れ、給料が下がったとはいえ、身分は正社員のままなので、私は少しばかり、パートさんの管理を任されている。 工場長、社長の娘さん、そして私の三人が正社員で、他の十何人がパートさんである。その十何人のうちの数人を私が管理というか、お世話している。 工場長、娘さんが担当しているパートさんたちのほうは基本的に私は口出ししない。時折、 [続きを読む]
  • 君は安住の地をここに決めたのか
  •  ちょっとした迷信が気になる。 『夜、爪は切るな』、『ミミズに小便をかけるな』。親の死に目にあえないのはさびしい。あそこが腫れるのは勘弁してもらいたい。 科学的根拠があるのか分からないが、昔からの言い伝えなので、何かしらの真実が隠れているのではないか。 朝、町工場に通勤するために、私は自分のクルマに近づくと、運転席側のミラーのところに蜘蛛が巣を張っている。 『朝蜘蛛は殺すな』 私はその迷信を思い出 [続きを読む]
  • 牛乳とともに生きて
  •   七月になり、気温も上がってきたので、水分補給の機会が確実に増えている。 家にいれば冷蔵庫から、工場にいれば持参した水筒から冷たいものを口にする。無事に夏を生き抜くために必要な作業である。 この時期になると、なぜだか麦茶が飲みたくなる。子どもの頃は砂糖を入れてもらって、甘い麦茶を飲んでいたが、今は素のままのさっぱりとした麦茶が渇いた喉に、とても心地いい。 寒いときには、頭の中から消えうせていたの [続きを読む]
  • 老後の夜について考える
  •  「寝だめ」がなかなか難しい。 休日、うっかり長めの昼寝をしてしまうと、夜中の変な時間に目が覚めてしまう。そして、しばらく眠ることができない。 昼寝プラス夜の睡眠で、いつも以上の眠りを得られれば、日頃の疲れを十分以上に取り去ってくれるだろう。しかし、そうは問屋が卸さないようである。 夜中に、ひとりきりの部屋で目を覚ますと怖くなることがあると以前のブログで書いた。 息苦しくなって、空気が薄くなってい [続きを読む]
  • 書を探しに街に出よう
  •  先日、行きつけの書店へ行った。 ちょうど開店10周年ということで、様々な催しがあり、いつも以上にお客さんたちで賑わっていた。 そんな賑わいに関係なく、私はいつもの書店ルーティンを行なう。プロレス雑誌をパラパラめくり、レンタルDVDを品定めし、文庫本とにらめっこする。 小説を好んで読むが、もっぱら私が買うのは文庫本である。値段も安いし、新刊本よりは、かさばらない。読み終わった本を手元に残しておきたい [続きを読む]
  • Tシャツとポロシャツと夏
  •  先日、ネットでTシャツとポロシャツを購入した。 夏、仕事のときは作業着だが、それ以外はTシャツかポロシャツで過ごすことが多い。部屋着でもあり、普段着でもあり、外出着でもある(もちろん、それぞれ分けているが)。 使用頻度が高いので、毎年、新しいものを買っている。その代わり、古くなったものは捨てたり、掃除などで使うボロ切れにしたりする。 Tシャツ一枚で済む夏のファッションは気楽でいい。服の組み合わせで [続きを読む]
  • ちょっと、ついでに(忍城)
  •  私が働く町工場。 経費削減のため、七月から埼玉県にある得意先まで、週に二度ほど、トラックで自ら配送することになった。 これまでも月に三、四回くらい、工場のある茨城から埼玉まで配送の仕事があったが、その得意先との契約も五月で終了し、もう県外まで行くことはないだろうと思っていた。 しかし、仕事が薄くなった現在、チャーター便だけに頼っていた違う得意先までの配送を自社で行なうことになったのである。 先週 [続きを読む]
  • 新しい風に吹かれて
  •  平成の世が来年にも終わりそうである。 三十年。長いような、短いような一時代が終わりに向かっていく。 そんな終わりのニュースに触発されたのかもしれない。この前、私は三十年ほど前から使用している扇風機の代わりを購入した。 このブログで何度か言及したことがある古い古い扇風機。昨年まで異常なく羽根を律儀に回してくれていたが、それでも、ここ何年は不安との戦いでもあった。 経年劣化による発火のおそれ。やはり [続きを読む]
  • 愛しあってるかい?
  •  『また、いるよ』 こころの中で、私はつぶやく。まったく、他に行くところはないのだろうか? 私が働く町工場。その工場の駐車場のとなりは空き地になっていて、この頃、そこへ若い二人の訪問者が時々、やってくる。 制服やジャージ姿の外見から推測するに、二人は中学生。そして、おそらくは付き合っていると思われる爽やかカップルである。 と言いたいところだが、中学生らしい爽やかさという点では若干の疑問を感じる。  [続きを読む]