httrmchtk さん プロフィール

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httrmchtkさん: 服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪
ハンドル名httrmchtk さん
ブログタイトル服部倫卓のロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪
ブログURLhttp://hattorimichitaka.blog.jp/
サイト紹介文私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。
自由文私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。 より詳細な情報は、PC用のサイト(http://www.hattorimichitaka.com)でご覧ください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供730回 / 365日(平均14.0回/週) - 参加 2012/03/21 14:03

httrmchtk さんのブログ記事

  • ウクライナがシロガラシの生産国として台頭
  •  正直言うと、マスタード(洋カラシ)が何を原料に作られるのかも知らなかったが、こちらに見るように、シロガラシというアブラナ科の植物の種が原料らしい。 そして、こちらの記事によると、そのシロガラシの生産・輸出国として、ウクライナが台頭しているようだ。シロガラシの生産量では(カッコ内は種の大まかな年産量)、カナダ(20万t)、ネパール(15万t)、ロシア(9万t)に次いで、ウクライナ(4万t)が世界4位と [続きを読む]
  • 輸出入の対GDP比の比較
  •  ちょっと用事があり、上掲のようなグラフを作成した。各国の輸出および輸入(商品だけでなくサービスも含む)額が、各年のGDPに対してどれだけの比率を占めているかを比較したものである。ウクライナ危機が起きる前の平穏だった時期の2012年と、最新の2016年とを対比している。出所は、輸出入額が各国中央銀行発表の国際収支統計、GDPがIMF発表のドル換算経常価格データである。なお、輸出入の対GDP比は世銀のこちらのサイトから [続きを読む]
  • ロシアのガス輸出とウクライナ・トランジット
  •  こちらの記事の中で、ロシア・ガスプロム社のミレル社長が、欧州向け天然ガス輸出におけるウクライナ・トランジットの利用方針に関し語っている。それによれば、ガスプロムは2019年以降もウクライナ・ルートを活用する可能性はあるが、量は従来よりもずっと少なくなり、年間150億立米止まりとなる。ガスプロムはバルト海と黒海を通る新パイプラインを建設する予定であり、2019年に契約が切れるウクライナと新協定を結ぶかは未定 [続きを読む]
  • ロシアの輸入代替における新たな重点3分野
  •  同じような話題が多く、なおかつ遅れ気味のフォローで恐縮だが、こちらに見るとおり、ロシアでは3月24日に産業・商業省の2016年の活動成果を総括し、2017年の課題を検討する拡大会議が開催され、メドヴェージェフ首相も出席した。その中で報告を行ったマントゥロフ産業・商業相は、これまでしかるべき取り組みがなされてこなかったが、2017年以降に重点的に輸入代替の推進に取り組むべき産業部門として、3つを挙げた。具体的に [続きを読む]
  • 図解:カザフスタンの債務状況
  •  こちらのサイトに、カザフスタンの債務の状況をまとめた記事と図解資料が出ていたので、取り上げてみたい。これによれば、カザフスタンの対外債務は2016年末時点で1,638億ドルであり、1年間で6.7%増大した。債権国の内訳は、オランダ473億ドル、英国246億ドル、米国129億ドル、中国126億ドル、フランス117億ドルなど。その際に、対外債務の55.7%は企業間の債務である。政府総債務は341億ドルで、対GDP比は25.1%。◆ 対外債 [続きを読む]
  • 米がウクライナ金融支援を大幅縮小へ
  •  こちらの記事によると、米国のトランプ政権はウクライナへの支援を大幅に縮小しようとしている。トランプ政権は3月に、途上国への支援を3分の1カットする予算案を発表したが、その際には細目は明らかになっていなかった。このほどForeign Policyが入手した国務省の予算案によれば、米国の途上国支援は開発援助から、国家安全保障にかかわるプログラムへとシフトする。そして、2018年のウクライナ向けの支援としては5.7億ドル [続きを読む]
  • ロシアの石油ガス機器の国産化
  •  ロシア産業・商業省のこちらのサイトに、同国における石油ガス機器の国産化についての話題が出ている。欧米が一部の高度な石油ガス機器の対ロシア供給を制限していることもあり、同分野の国産化は優先事項の一つとなっている。記事によれば、石油ガス機器の輸入浸透率の2016年の目標値が56%であったのに対し、実績はそれをさらに下回り45.5%と、目標が超過達成された形となった。産業・商業省では、石油ガス会社に専門の部署を [続きを読む]
  • 『脱新自由主義の時代?: 新しい政治経済秩序の模索』
  •  こんな新刊をご恵贈いただきましたので、ご紹介します。仙石学(編)『脱新自由主義の時代?: 新しい政治経済秩序の模索(地域研究のフロンティア)』(京都大学学術出版会、2017年)。内容は以下のようなもの。 経済システムの崩壊とハイパーインフレを緊急に克服するという意味では,ネオリベラリズムは一部の地域,特に南米と東欧で一定の成功を示した。しかし,その重篤な副作用としての格差の拡大固定,民主主義の形骸化や人間 [続きを読む]
  • ロシアで小売販売されている消費財に占める輸入品の比率
  •  今般発行された『ロシアNIS調査月報』(2017年5月号)で、私は「ロシアの『輸出志向輸入代替』は奏功するか」というレポートを執筆している。その中に、上掲のような図を掲載した。ロシア連邦国家統計局が、ロシアで小売販売されている消費財に占める輸入品の比率というデータを発表しているので、それを時系列的にグラフ化したものである。 ただ、正直言うと、このデータには疑問点があった。一般的に「消費財」には食料品も [続きを読む]
  • ロシア航空機産業の発展に遅れ
  •  ロシア政府では、様々な領域ごとに数値目標を明記した国家プログラムを策定し、経済発展省が各省庁によるそれらの履行状況を評価・比較するという形で、各種の政策が推進されている。それに関するポータルサイトが、こちらになる。 それで、こちらおよびこちらの記事によれば、経済発展省はこのほど、「2013〜2025年の航空機産業発展国家プログラム」(産業・商業省が管轄)の履行状況が最低ランクに近いとの評価を下した。2016 [続きを読む]
  • 2016年のロシア政府活動報告
  •  ロシアのメドヴェージェフ首相は4月19日に連邦議会の下院で、2016年の政府の活動を総括する報告を行った。それに合わせて、ロシア政府のツイッターで、2016年の活動実績を図解したスライドが何枚か流れてきた。ここではその中から、個人的に気になったものをピックアップする。ただし、確かに経済・社会指標が改善されていても、政府の手柄かというと怪しいものも含まれている。各スライドは で拡大。 これは人口動態に [続きを読む]
  • おさらい:対ウクライナ関係に関する2016年12月のEU決定
  •  別に新しい情報ではないが、個人的なまとめ作業。2016年4月6日にオランダの国民投票でEU・ウクライナ連合協定の批准が否決され(拘束力はない)、同協定をめぐる状況が袋小路に陥り、EU側は対ウクライナ関係をトーンダウンさせることで、本件収拾を図った。すなわち、2016年12月15日に開催されたEU首脳会議で、連合協定に制限事項を明記することで合意したものである。その合意点は、こちらのサイトに見るように、同日付の欧州 [続きを読む]
  • カミカゼ2号としてのフロイスマン首相
  •  ウクライナでヴォロディーミル・フロイスマン(ロシア語ではウラジーミル・グロイスマン)首相が就任してから、4月14日で1年が経過した。これに関連し、こちらのサイトで、オレグ・グロモフという評論家が論評しているので、以下のとおり要旨をまとめておく。◆ ウクライナと西側の関係という観点から言うと、IMFとの交渉において、様々な困難にもかかわらず、フロイスマンはIMFからトランシュを取り付けており、最近第4トラ [続きを読む]
  • 本末転倒? 航空機販売のために航空会社を設立
  •  コメルサントのこちらの記事が、少々奇抜な話題を伝えている。これによると、ロシアの産業・商業省と運輸省は、国産リージョナルジェット機「スホーイスーパージェット(SSJ)100」の販売を拡大すべく、新たな方策を模索している。その一環として今般、既存のレッドウイングス社を基盤に、新たな航空会社複数を創設し、SSJを100機納入するという案を発案した。2018年から2022年にかけて100機を納入し、それと並行して国内7〜9 [続きを読む]
  • ポロシェンコはトランプにいつ会える?
  •  3月末のやや古い情報だが、こちらの記事が、ウクライナのポロシェンコ大統領がトランプ米新大統領との会談実現を試みているが、なかなか実現しないということを伝えている。 記事によると、ポロシェンコは何としても、プーチン・ロシア大統領に先んじてトランプ大統領に会いたいと願っている。米ロ首脳が7月のドイツでのG20サミットで顔を合わせることは確実なので、それよりも前ということになる。ポロシェンコのチームは今 [続きを読む]
  • ユーラシア経済連合とモルドバの協力関係
  •  モルドバがドドン大統領の就任以来、大統領の主導でロシアおよびユーラシア経済連合へと舵を切りつつあることは、以前こちらでも報告したとおりである。その後の重要な動きとして、こちらのサイトに見るとおり、4月3日にドドン大統領とユーラシア経済委員会のサルキシャン理事長が「ユーラシア経済委員会とモルドバ共和国間の協力メモランダム」に調印するという動きがあった。メモランダムのテキストはこちらで閲覧することが [続きを読む]
  • ロシア・ベラルーシ対立の火種は残る
  •  こちらのサイトで、政治学者のアンドレイ・スズダリツェフ氏(写真)がロシア・ベラルーシ関係についてコメントしているので、要旨をまとめておく。◆ ロシアとベラルーシの対立は完全に解消したわけではない。対立は2015年末に始まり、2016年1月にガス問題をめぐって先鋭化、それが15ヵ月ほど続いた。そもそもの問題は、ベラルーシがロシアから享受する優遇、融資、ロシア市場へのアクセスが、ベラルーシが自国民を養うのに不 [続きを読む]
  • ウクライナは関税同盟のオブザーバーにはなっていなかった
  •  今さら昔話をしても仕方がないのだけれど、先日あるウクライナ関係者が、「2013年にウクライナはユーラシア関税同盟にオブザーバー加盟した」と発言していて、当方は「おや?」と思った。私の認識では、確かに当時のヤヌコーヴィチ政権は関税同盟にオブザーバー加盟をした上で「3+1」といった形の協力関係を築きたいと願ってはいたが、結局それが実現しないうちに2014年のユーロマイダン革命を迎えたと理解していたからである [続きを読む]
  • ロシア・NIS諸国の経済にとっての出稼ぎ収入の重要性
  •  世銀のこちらのページに、世界各国の国民による国外出稼ぎ収入の各種統計が掲載されている。ここではその中から、2015年のロシア・NIS諸国の国外出稼ぎ収入が、各国のGDPに対してどれだけの比率を示しているのかという数字をピックアップし、上掲のようなグラフを作成してみた。特に新たな驚きはなく、既知の構図が再確認できる。タジキスタン、キルギス、モルドバといったNISの低開発な小国は、国外出稼ぎ収入への依存度が世界 [続きを読む]
  • タトネフチとウクライナの係争
  •  ロシア・タタルスタン共和国の石油会社「タトネフチ」は、かつてウクライナの製油所に出資したのだが、乗っ取りまがいの所有権簒奪に遭い撤退を余儀なくされ、その後法廷闘争が続いた。その事実関係についてこちらの記事が触れているので、要旨を整理しておく。 ウクライナのクレメンチューフ製油所は、原油供給を確保するため、1994年に合弁企業「ウクルタトナフタ」を創設し、ウクライナ側の出資分として製油所が同社に移管さ [続きを読む]
  • ベラルーシがようやくユーラシアの関税法典に署名
  •  昨日お伝えしたように、1年以上続いてきた石油ガス供給をめぐるベラルーシとロシアの対立が、このほどようやく解決した。そして、明らかにこの両国の歩み寄りを受けた動きになるが、こちらやこちらの記事が伝えているとおり、ベラルーシのルカシェンコ大統領は4月11日、ユーラシア経済連合の関税法典に署名を行った。当ブログでも何度か報告してきたとおり、昨年12月に開催されたユーラシア経済連合の首脳会合をルカシェンコは [続きを読む]
  • ベラルーシとロシアの石油ガス紛争解決
  •  こちらなどが伝えているように、1年以上続いてきた石油ガスをめぐるベラルーシとロシアの対立が、このほどようやく解決した。ロシアからベラルーシへの天然ガスと石油の供給条件に関し、両国政府間で妥結し、4月13日に合意文書(複数)に署名したものである。今回の文書署名に先立っては、ガスプロムが、ベラルーシから2016〜2017年のガス代金7億2,620万ドルを満額受け取ったと発表していた。 今回の合意によれば、ロシアは [続きを読む]