たくのみ さん プロフィール

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たくのみさん: たくのみ雑記帳
ハンドル名たくのみ さん
ブログタイトルたくのみ雑記帳
ブログURLhttp://takunomisosiru.blog.fc2.com/
サイト紹介文気になった本とドラマ、映画などの感想を書くブログです。
自由文軽めの本と映画のことを、ちまちまとつぶやきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2012/04/08 22:25

たくのみ さんのブログ記事

  • デモクラシーは仁義である
  • 改憲派が大手をふるう政界で踏み潰されている立憲主義。そして、軽くあつかわれてしまう民主主義の大原則。これを、「踏み外すちゃいけねぇ『仁義』」と読み替えてみたらどうだろう。という著者の視点がわかりやすい。なぜ民主主義が大切なのか、という事を、正面切って言っても、聞いてもらえない時代。いつもの切り口ではむつかしい。「あなたの批判はおおよそ正しい」という懐疑派の視点からのアプローチが大事。戦前回帰は嫌だ [続きを読む]
  • 文楽・ぶんがく (阿久 悠)
  • 「音」楽に対する「文」楽を提唱する。昭和を代表する作詞家のエッセイ集。「壮大な嘘を、色鮮やかに描いてみせる」そんな街、東京。「銀座とカルピスを、かけ合わせると初恋になる」という、喫茶店。名曲たちを生み出した、作詞家ならではの視点がまぶしい。「そろそろ作詞家も『学校=卒業』と言う分色を捨て、人生の中での『卒業の儀式』を見つけなければならない」「自由を欲するなら、まず(携帯)電話を手放せ」作詞家・阿久悠 [続きを読む]
  • ハリウッド黄金期の女優たち(逢坂剛・南伸坊ほか)
  • ディープな洋画が好きの三谷幸喜さんをゲストに、ハリウッドの「いにしえの女優たち」を紹介する「美人画報」。美人の基準ですら、時代によって相当変わっているということもよくわかる。清楚と言うよりは、主張の強そうなキャラクターぞろい。スチールより、もっと映画のワンシーンのような写真をみたかった気もする。誰とでも寝ていたらしいブリジット・バルドー、うつ病で死んだドロシー・ダンドリッジ。さらに、名前も知らなか [続きを読む]
  • 園芸家の1年(カレル・チャペック)
  • 親バカならぬ「園芸バカ」としてのユーモアあふれる園芸日記。「植物バカ」たちの愛すべき自虐ネタの数々。園芸家でもないけど、思わず吹き出してしまう。寒さと戦い、雑草と戦い、日照と暑さに戦い、子供のいたずらを嘆くチャペック。やさしさと博物学的な知識、ウィット溢れる文章とヘタウマなイラスト。ホッとしたいときに読むのいいかも。でもこの作品は、ナチスの影が忍び寄る「恐怖の時代」に書かれたもの。「ナチスの影」が [続きを読む]
  • 読書は1冊のノートにまとめなさい完全版(奥野宣之)
  • 選ぶ本のヒット率を上げる。マーキングして読む。記憶に残るように読書ノートを作る。それを読み返したりして、活用する。自分にとって大切なことを、一言で書く。「感想文」と言うと大変だけれど、この「一言でいいよ」「1番面白かった部分だけ」という発想。多読派、雑読派として、すごく共感します。読書は1冊のノートにまとめなさい完全版にほんブログ村 [続きを読む]
  • ゴジラ映画音楽ヒストリア1954〜2016(小林 淳)
  • 「豪速球のドラマツルギーを語り、暴れっぷりを、大きな構成のオーケストラが奏でる響きで真正面から語っている」『シンゴジラ』でも、効果的に使われていた伊福部『ゴジラ』ゴジラ一作目は戦後10年で作られたもの。だからこそ、戦争中の「軍楽隊の吹奏楽調をさけ、弦楽器を織り込まれた」そんな伊福部さんのポリシーが反映しているという。トクホのお茶のCMでもおなじみ「怪獣大戦争」のテーマ。「映画快感と劇的高揚を高める」 [続きを読む]
  • ジブリの仲間たち(鈴木敏夫)
  • 電通と博報堂を交互に使うというのは徳間社長のアイディア。糸井重里の起用、東宝、日テレ、さまざま会社とのタイアップの成功。「もののけ姫の半分」と言われてカチンと来たと語る鈴木敏夫。仕掛けが次々成功し「千と千尋」だから1000 + 1000で2000万人が見た大成功になった。CMに「カオナシ」を前面に打ち出して、冒険ではなく哲学を得るとして成功する。徹底的な宣伝戦の裏話がどれも楽しい。「1つのことに向かっていくのは大 [続きを読む]
  • 音楽家 村井邦彦の時代(松木 直也)
  • アルファレコードの代表。赤い鳥、ガロ、ハイファイセット、吉田美奈子、サーカス、YMO、ユーミン、ブレッド&バターやシーナ&ロケット…みんな村井さんが仕掛けたのだ。18歳のユーミンを担当させられて、「大変な人を引き受けてしまった」と困ったかまやつひろし。そして25歳の細野晴臣、22歳の松任谷正隆、林達郎、鈴木茂のキャラメルママが誕生。完璧に近い形で『ひこうきぐも』を作り上げていく。「魔女」として売り出された [続きを読む]
  • 藝人春秋(水道橋博士)
  • 本名が小野クンだった水道橋博士の芸人列伝。「自分以外役者はよぉ、全部上手に見えるんだよぉ」と慰める石倉三郎。「役者は待つのが仕事だ。でも俺たちのあと、撤収するスタッフがいることを忘れないよ。」という熱い一言。「私がロックフェラーセンタービルを売った男」の湯浅卓。「チャーリーズエンジェルを抑えていますから。」と言うビッグマウスに対し、「俺がロックフェラーセンターを買った男なのね」と言う苫米地英人。う [続きを読む]
  • ゲゲゲの鬼太郎謎全史(村上健司ほか)
  • 漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の変遷の歴史を徹底的に追求する本。ガロ版の鬼太郎。マガジンの鬼太郎は有名だけど、少年サンデー版、「田中ゲタ吉」と名乗った「週刊実話」版、妹がいる鬼太郎、ベトナム戦争を戦う鬼太郎何でもありなのだ。国盗り物語。世界の妖怪達と闘う世界篇。バリエーション豊かな鬼太郎ワールドが楽しめる。幽霊族の目玉オヤジの設定も、掟を破って結婚した母親、という設定も、「なりゆきで鬼太郎育てた」水木氏の [続きを読む]
  • ウオヅラコレクション(伊藤勝敏)
  • 「ユカイ」な、いうより「奇ッ怪」な顔の魚たち。「魚だって歯が命」ブダイの出っ歯。「タイガースファン」ムスジコショウダイ。「気まぐれや」、トラスギ。「何見てんのよ」と怒るオハグロベラ。サブタイトルが、とにかく秀逸でした。ウオズラコレクションにほんブログ村 [続きを読む]
  • あかんやつら 東映京都撮影所血風録(春日太一)
  • 東映の京都撮影所をめぐる映画人達の血みどろの活躍。きれいごとだけではないダークな部分ふくめそこには『血風録』にふさわしい、歴史が隠されていた。特撮とアニメでしか東映を知らない私はびっくり。企画を通すのも「理屈抜きに」「面白い」が必須というポリシー。活気があり、文字通り「殺人的」だった当時の撮影現場。だが、次第にテレビに飲み込まれてくる映画産業。そんな中、松竹の『蒲田行進曲』を、東映京都が下請けする [続きを読む]
  • 叱られる力 聞く力 2(阿川 佐和子)
  • 「か・り・て・き・た・ね・こ」感傷的になるな、理由を話す、手短に、他人と比較しない、根に持たない、個別にしかる。カラッと、けろっと、さらっと、叱れ。どうしても感情的になってしまう、部下への対応。気難しい難しい父、阿川先生に落語ネタで応酬した阿川佐和子さん。さすがです。一人暮らしを始めた娘のアパート、やってきていきなり、嫌味とオナラでマーキング。うーん、この親子すごい。叱られる力 聞く力 2にほんブロ [続きを読む]
  • この歌この歌手(読売新聞文化部)
  • 歌謡曲の名曲の秘話を綴ったノンフィクション・ドキュメンタリー。「紅白」の季節だから、もう一度読みたい。元歌が「炭坑町のブルース」というアメリカの暗い歌だった「受験生ブルース」。ニーチェに傾倒していた友人の鎮魂の歌だった、はしだのりひこの「風」。ディレクターの反対を押しきって、どうしても歌いたいと粘った奥村チヨの「終着駅」。咲こうとする花を抑えに抑えていこうの方針で作られた、アイドル天地真理の「虹を [続きを読む]
  • インドと日本の最強コンビ(サンジーヴ・スィンハ)
  • 「孤独を感じられる日本人は幸せ。」インドから来た著者が感じる、日本とインドの共通点と違う点。「ジョブズのような人がいなくても、うまくやっていける日本はうらやましい。「20年で失われたなんて嘘」日本はどんどん住みやすくなり、便利に、楽になっている。今や世界中にインド系の人が住んでおり、世界の12カ国ではインド系の人が首相や大統領になっているという。世界一の人口と世界一のネットワークを持つインド。日本はや [続きを読む]
  • 誰も知らない世界のことわざ(エラ・フランシス・サンダース)
  • 世界中の諺を、各国のスペルで綴るとともに、それが日本語だとどんな意味なのか、どんなシチュエーションで使うのか、素敵なイラストとちょっとした使用例が、また面白い。「ロバにスポンジケーキ」ポルトガル。「あなたは私のオレンジの片割れ」スペイン。「エビサンドに乗って滑っていく」スウェーデン。「豚の背中に乗っている」アイルランド。「あそこで熊が踊っているよ」ドイツ。(意味は読んでのお楽しみ)いろんな表現があっ [続きを読む]
  • ほんの数行(和田 誠)
  • 何という魅力的なラインナップだろう。和田誠さんが自分の装幀した、膨大な本の中から厳選した100冊について書評を書くというエッセイ。もう絶版になっていたり、文庫化の時に表紙が変わっていたり、読めなくなっている本もたくさんある。「挨拶は大変だ」丸谷才一「裏表人生」色川武弘「街に顔があった頃」開高健・吉行淳之介。「すっかり丸くおなりになって」佐藤充彦「仕事場対談」7人のイラストレータ「はじめて話すけど」小森 [続きを読む]
  • 本の枕草子(井上ひさし)
  • 清少納言の方ではなく、「本が枕」というのがタイトルの由来。井上ひさしさんが週刊文春に書いた連載時事エッセイをまとめた本。ちょっと書き散らした感が溢れるかんじ、初出が昭和57年、時代を感じてしまいます。「本の十徳」の第一は「時間つぶし」。本好き、本マニアの井上さんの自虐的でアイロニカルなコメントが並ぶ。書き込みを見て、自分の売ってしまった三遊亭圓朝全集をまた買ってしまったことに気づいたときの驚き。無人 [続きを読む]
  • オレンジシルク(神田 茜)
  • マジックって楽しい。信用金庫に勤めながら手品の楽しさを知った主人公。お得意先のおばあちゃんが実は元マジシャン。親友の清美の彼氏は、うれない大道芸人手品師。憧れのユウトはマジックバーの人気者。出る人みんな手品関係者ばかり。卑劣な振り込み詐欺と戦う支店長。同じ名前でもマジックと詐欺は全然違うのだ。ゲーム女子からマジシャンへと転身し、仲間と共に進む姿に勇気をもらった。落語や講談の「弟子」システムや、徒弟 [続きを読む]
  • 僕が映画ファンだった頃(和田 誠)
  • 『怪盗ルビィ』、『麻雀放浪記』などでも有名なイラストレーターの和田誠さん。この本は最近の復刻版DVDの解説書などで書かれた、映画評論家としての和田誠の総集編。熱烈な映画ファンの和田さんが、「過去形」で語る意味。昔の映画にあった素晴らしいものがいま忘れられていることへの危機感なのだ。ハリウッドの黄金時代の名作、「グレンミラー物語」、「バンドワゴン」、「キスミーケイト」、「運命の饗宴」、「7人の愚連隊」、 [続きを読む]
  • ほんわかクラゲの楽しみ方(平山ヒロフミ)
  • ゆらゆら揺れながらの心を癒してくれるクラゲ。様々な形態は、かわいいものから、ブキミなものまで。世界中に、こんなにたくさんのクラゲの種類があったのか。ニュースになるエチゼンクラゲ猛毒のカツオノエボシかわいい天草クラゲタコクラゲアサガオクラゲ、カラージェリー、浦島クラゲ、あんどんクラゲ、カラー写真が見ていて飽きない。海の不思議生物の魅力と飼い方がよくわかる本でした。ほんわかクラゲの楽しみ方にほんブログ [続きを読む]
  • 妻との修復(嵐山光三郎)
  • 「死んだ夫が、どういう人かわかりませんでした」といったトルストイの妻。女性に対して、あまりにも非道な野口英世。逆に、妻エミリのために『武士道』を上梓する、愛妻家・新渡戸稲造。女性解放論者を口説きまくった、スキャンダラスで野性的な鬼畜パワーの岩野泡鳴。男女の仲の奥深さは、本当に計り知れない。嵐山さんは言う「友人の妻の相談に乗ってはいけない」「夫婦がしょっちゅう顔を合わせない」「別居して圏外にいてくれ [続きを読む]