たまむし さん プロフィール

  •  
たまむしさん: たまむし日記*鳥虫戯話
ハンドル名たまむし さん
ブログタイトルたまむし日記*鳥虫戯話
ブログURLhttp://happy.ap.teacup.com/tamamushi/
サイト紹介文エッセイスト・絵本作家、澤口たまみの日記と、自然や虫についてのエッセイを掲載しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供74回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2012/05/06 09:08

たまむし さんのブログ記事

  • 服や髪形を選ぶこと
  • [画像] 今年に入って、新しい服を買わない、というチャレンジをしている。 じつのところ、いくつか買い足した品がないわけではなく、ほんとうのチャレンジは、新年度から、と言ったほうが正しい。 昨日も無印良品で、デニムの帽子を買ってしまった。 それに、自分で縫う簡単服は足してもいいことにしているから、布はちびちび買っているし、何がなんでも今あるもので着まわそう、という厳密なものでもない。 それでも、この三 [続きを読む]
  • 春だから『春と修羅』
  •  春分の日で天気もよいので、スマートフォンではなく、愛用のペンタックスQ10を持って散歩に出た。 やっぱりカメラはいい。 スマホの写真とは比べものにならない。 強いて言葉にするなら、空気が柔らかい。「いのち」が、ちゃんと写っている気がする。[画像] フクジュソウ、という名前は、じつはあまり好きではない。 福、寿と、人間側の欲望が激しく見える漢字が並んでいるからだ。 それに関して言うと、「金のなる木」 [続きを読む]
  • いくつもの問をくり返し、
  •  先週から、宮沢賢治を語る必要に迫られ、主に『春と修羅』『春と修羅 第二集』を精読した。 第二集には、アメリカを思わせる言葉が散見され、春が来るたびに、渡米した恋人を思い起こす賢治の姿が浮かぶ。 これについては異論のあることも承知だが、賢治のアメリカへの思いは、高等農林の同級生たちが渡米している、という理由だけでは説明がつかないほど深い。 タイタニック号の沈没は、かつての恋人が海の向こうにいること [続きを読む]
  • 紫波町民劇場『義経の春』、無事に終演いたしました!
  •  紫波町民劇場『義経の春』が、無事に終演した。[画像][画像] 公演は、午前は超満員、午後もほぼ席が埋まり、寒さを感じさせぬ熱気に包まれた。[画像][画像] 今回、わたしは脚本を担当したが、盛岡文士劇と稽古が重なり、しかも今年は東京公演があって、文士劇のあれこれが一月末まで続くとあって、キャストでの参加はできなかった。 長い稽古に、熱心に参加してくださったキャスト、裏方スタッフ、そして今回、総演出を担当く [続きを読む]
  • 東京公演は大成功だったのである。
  • [画像](撮影・松本伸さん) 盛岡文士劇・東京公演が終わり、みな、それぞれの日常のなかに戻っている。 三回の公演はすべて満席、スタッフもキャストも精いっぱいに自分の務めを果たした。 ゲネプロから数えると二泊三日の移動公演は、終わってしまえば夢のように楽しく、幸せな時間だったとしか言いようがない。 ゲストを含めたみんなが、他のひとのがんばりを見て、自分もがんばろうと思う、その連鎖が、じつに効果的に働い [続きを読む]
  • 東京公演の千秋楽は満席なのである。
  • 始まってしまえば、あっという間に千秋楽である。キャストは狭い楽屋に慣れ、幕間のおしゃべりにも花が咲くようになった。そして何より舞台というものは、客席にひとが入ってはじめて、場として完結するのだということを、今回、つくづくと実感した。盛岡公演では、ゲネプロにも、震災関連で盛岡に避難しているひとを招待している。だからゲネプロは、衣装もカツラもメイクも、そして客席も、本番どうりである。 東京公演のようす [続きを読む]
  • 東京公演、本日開幕いたします。
  • 演劇人の憧れの地、紀伊国屋ホール。昨日の午後は、久しぶりに全員が集まって、場当たり、ゲネプロが行われた。演出の長掛さんは、他の公演も抱えているなか、二十四日に行われた盛岡の最終稽古だけでなく、今日も駆けつけてくださった。演出がいないときのキャストのこころ細さは、道に迷った子どものようなものだ。最後に長掛さんの言葉を貰えたのは、ほんとうにありがたいことだった(奥州市民★文士劇の成功もお祈りしています) [続きを読む]
  • 東京公演前の仕上げの稽古をしたのである。
  •  盛岡文士劇の東京公演が、今週末に迫ってきた。 盛岡公演が終わったあと、ひとまず稽古はお休みとなり、一月になって、十三日と二十四日の二回が、公式練習として予定された。 しかし二回の稽古では不安もあり、都合のつくメンバーは、自主練という形で年明け六日から週に二回ほど集まっていた。 一月の稽古の主な内容は、立ち位置や出はけの調整である。 東京公演の会場となる紀伊国屋ホールは、盛岡劇場に比べてかなり狭い [続きを読む]
  • 文章教室作品集『変』完成
  •  昨日は南昌荘での文章教室であった。 今年はじめての回である。 いつも同じことを書くようだが、「エッセイを書く」という目的だけで集まったメンバーは、それ以外の事柄では、てんでばらばらである。 しかし、お互いにどれほど好みや作法が違っても、さらりと受け入れられるのが不思議だ。  たとえば虫について、「好きだ」という気持ちを共有できるメンバーもいれば、「虫は苦手」というメンバーもいる。 これが自然観察 [続きを読む]
  • 仕事はじめは講演行脚から
  •  年明け七日から、今年の仕事が始まった。 来年度の月刊「ちいさなかがくのとも」で四月号を担当している関係から、各地の「こどものとも」社さんで開催される「月刊誌発表会」にお招きいただき、自作『ようこそぼくのてのひらへ』(絵・たしろちさとさん)にこめた思いを紹介することになったのである。 すでに昨年の十一月に新潟県長岡市を訪れており、一月七日は石川県金沢市、十四日が長野県長野市、そして十五日が静岡県浜 [続きを読む]
  • 新しい年はタンポポとともに
  •  二〇一七年が明けました。 今年は雲の多い元旦でした。[画像] 初日は、山の端と雲のあいだから、わずかに姿を現しました。[画像] すぐに、厚い雲のなかに入ってゆきました。[画像] 雲のなかに、陽の光が染みこんでゆくのが分かります。 つかの間の初日は、凍てついていたタンポポの花を照らし出しました。[画像] びっしりとついた霜も、昼には融けるでしょう。 雪の少ない今年、草たちは毎朝、新たな霜をまといます。[画 [続きを読む]
  • 今年のまとめ*あれこれ編
  •  とうとう大晦日なのである。[画像] ここ数日、ウエブからの離脱を決め、原稿をまとめていた。 世のなかが動き出すと、やれ短大だ、やれ少年院だと、外に出かける仕事も多いので、じっくりと家にいられる年末年始は、わたしにとって貴重な時間である。 いったんウエブ連載で発表したものの、どうしても気に入らない原稿があり、それを推敲し始めたら夢中になってしまった。 こうなると、あまりいろいろなことには手がつなかく [続きを読む]
  • 宮澤賢治とトランスジェンダー
  •  フェイスブックを眺めていたら、『ナショナル・ジオグラフィック日本版』一月号の特集が「ジェンダー革命」であるとの記事が流れてきた。 そこで、ふとひらめいたことがあったので、ここに書きとめておきたい。[画像] それは、宮澤賢治の性について、である。 わたしは、花巻農学校で教師を務めていたころの宮澤賢治に、相思相愛の恋人・大畠ヤスが存在したという立場をとっている。 しかし、それより前の、盛岡高等農林在学 [続きを読む]
  • 今年のまとめ*書くこと編
  •  毎年、同じことを書いているような気がするが、今年も、あっという間の一年だった。 早くも、一年のまとめ記事を書く時期になってしまった。 自分への覚え書きとして、項目ごとに今年をふり返り、来年の目標を立てようと思う。 まずは「書くこと」の周辺から……。◆ウエブ このごろのわたしは、フェイスブックやツイッターで、ちょこちょことその日の出来事を投稿してしまい、このブログを更新するのは、ある程度、まとまっ [続きを読む]
  • 盛岡公演が終わったのである。
  •  盛岡文士劇が終わった。 時代物「みちのく平泉 秀衡と義経」は、出演者も多ければ着替えも多く、本番当日の朝まで早めに集まって稽古をするという、ぎりぎりの状態でのスタートだった。 しかし幕が開いてみれば、全員が力を出し切って、大きなミスはなかったと思う(観客にどう見えたかは、まだアンケートを見ていないので、残念ながら分からない)。[画像] 左から、作家の斎藤純さん扮する武蔵坊弁慶、岩手放送アナウンサー [続きを読む]
  • あっというまに本番前日なのである。
  • [画像]  日、いちにちと盛岡文士劇の本番が迫っている。 盛岡劇場の前には、のぼりが立った。 本来なら、稽古場日記をビシバシと更新しているべき毎日なのだが、わたしにも本業の原稿があり、それを何とか文士劇の前に編集者さんへ、と努力していた。 が、今日からは、もはや三泊四日の文士劇合宿(わたしは会場まで少し距離があるので、毎年、宿をとることにしている)に突入するので、原稿は文士劇のあとと覚悟を決めた。  [続きを読む]
  • 東京公演は紀伊国屋ホールなのである。
  •  今年の盛岡文士劇は、十二月三日、四日の三公演を盛岡劇場で行うほか、一月二十八日、二十九日に、東京の紀伊国屋ホールで三公演を行う。 東京公演のチラシができたので、ここでも紹介しようと思う。[画像][画像] チケットの発売は十二月十日、紀伊国屋ホールのほか、チケットぴあなどでも扱うようである。 盛岡では今年で二十二回を数え、もはや師走の風物詩となっている文士劇だが、東京公演、しかも老舗の紀伊国屋ホールと [続きを読む]
  • 三郎には秘密がいっぱいなのである。
  •  盛岡文士劇、稽古場日記の続きである。 今年の主役、義経はめんこいテレビアナウンサーの米澤かおりさんである。 その可愛らしさは誰しも認めるところで、昨年の「源氏物語」では桐壺帝の寵愛を受ける桐壺と、その娘の藤壺を演じて、男性陣をうっとりとさせた。 今年は一転、男役である。 が、小柄だったと言われる義経役、ことにやんちゃな牛若役には、ぴったりな配役とも言える。[画像] 米澤さんはバレエをやっていて、I [続きを読む]
  • 自他境界の違い
  •  今朝、信頼し敬愛する保育園長さんがツイッターでつぶやいていた。 相手に対してどう振る舞えばよいかが分かるには、「自他境界」をきちんと作ることが、有効な要素のひとつなのだという。 なるほどな、と深く納得した。 わたしは幼いころから、ヒトに対する自他境界が強く、小学生のころは、強面の体育教師や上級生が怖くてたまらず、びくびくしていた。 それに対して、虫や生きものは大好きだった。 つまり自他境界が「壁 [続きを読む]
  • 南部諸賞流和は頼朝ゆかりの武術である。
  •  今年の盛岡文士劇は、殺陣の場面が多い。 なので稽古は、来る日も来る日も、殺陣である。[画像] 十一月八日[画像] 十一月九日  たまに殺陣のない日もあるのだが、それは、東京からゲスト作家さんが来て、その方たちを中心に演技をつけるなど、特別な理由による。 今年は東京公演もあるということで、ゲスト作家さんも豪華だ。 おなじみの内館牧子さん、井沢元彦さん、岩手ゆかりの久美沙織さんをはじめ、去年から出てくだ [続きを読む]
  • 今年は殺陣があるのである。
  •  盛岡文士劇に限らず劇というものは、多少なりとも人間性に影響を及ぼし、場合によってはコミュニケーションのトレーニングになり得ると思う。 なぜならわたしは、幼いころから人間づき合いに消極的で、今でもきわめて友だちが少ない。 少数派であることを好み、原則として単独行動者であるため、ひとの輪のなかに身を置いていると、どうにも居心地が悪いのである。 ところが盛岡文士劇に復帰してからは、キャストだけで二十人 [続きを読む]
  • 続・ひとの着ぐるみ
  •  先日、わたしはひとの着ぐるみを着ているようなもので、中身はカエルか虫か、いずれ何かの生きものに違いない、という考えを述べた。[画像] そのため、中身まですっかり人間のひとに対しては、ときどき言っていることが分からなかったり、ときには怖かったりもする、とも書いた。 そして、そういう自分の感情を「苦手」と表現したのだった。 しかし、少し考えてみて、それは正確ではなかったと反省した。 あの記事を読んだ方 [続きを読む]
  • 今年は悪役じゃありません。
  •  今年で二十二回を数える盛岡文士劇。 第二回の時代劇に腰元役でほんの少し出演したあと、十八年のブランクを経て復帰したのが四年前の第十九回であった。 以来、今年で復帰後四回めの出演である。(夏のあいだ、ほとんど虫やカエルのことしか書いていないこのブログであるが、この時期は盛岡文士劇についての記事も書く。これを楽しみにしてくださる方もいて、このところブログの更新をさぼっていたら、何人かの方から「まだ書 [続きを読む]
  • ひとの着ぐるみ
  •  数日前のことだ。 いつものようにツイッターにアマガエルの画像をアップしていて、つくづくわたしはカエルが好きなんだな、と思った。 そしてふと、もしかしたら自分も、ひとの着ぐるみを着ているだけで、中身はカエルか虫か、いずれ何かの生きものみたいなものだな、と感じた。 それから、ひどく安心した。 わたしって、ひとの着ぐるみ着ているだけなんだ。 だからときどき、人間の言っていることが分からなかったり、怖か [続きを読む]