s-nega さん プロフィール

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s-negaさん: Guidepost
ハンドル名s-nega さん
ブログタイトルGuidepost
ブログURLhttp://s-nega.mi-mu.pupu.jp/
サイト紹介文オリジナルBL小説です。主に高校生の恋愛(一部R-18)です。管理人は2人で文と絵、基本ハピエン。
自由文CP傾向はドS×ネガティブ天然・後輩×先輩中心に展開です。
どんな形であれ受け溺愛。
S/鬼畜/わんこ/ツンデレ/ネガティブ/天然/不憫/小悪魔/クール/男前/など
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供383回 / 365日(平均7.3回/週) - 参加 2012/05/08 04:47

s-nega さんのブログ記事

  • 「一言を言葉にするために」3
  • あの頃のことを溢れる程に思い返していると裕也がニヤニヤとしながらノートを出してきた。それを見た途端、浅海は居た堪れなさ過ぎてテーブルに突っ伏したくなる。俯いて堪えながら「ひろ……いい子だからそれ、渡して……」と絞り出すように言った。「ヤだよ。捨てる気だろ。駄目に決まってるっつってんじゃん」「俺の黒歴史の一つだから……」「は? なんで! 俺との思い出の一つなのに黒 [続きを読む]
  • 「一言を言葉にするために」2
  • あの頃。ひたすら自問自答を繰り返し続けた浅海は、ただひたすら受け止めようと決めていた。裕也が望むように。それはある意味自分を殺すことであっても。どれだけ苦しもうが、勇気のない弱い自分に出来ることはそれしかないと思った。大切な人への愛を語る裕也に気持ちを打ち明けても、ただ困らせるだけでしかない。届けなかった想いは、その分ノートに書いてみた。別に大層な詩を書きたい訳でも物語を書きたい訳でもないし、そう [続きを読む]
  • 「一言を言葉にするために」1
  • 「すみ、酒のあて、なくなりそ」「ああ、じゃあ作るよ」砂永 裕也(さなが ひろや)が酒にほろ酔いつつ赤い顔を向けると、上柳 浅海(かみやなぎ あすみ)は穏やかに笑みを浮かべながら立ち上った。「いーの?」「いいも何も、ひろ、全然なにも作れないよね?」「でも買ってくるくらいは出来んぞ」そう言いながらもふわふわとした頭を裕也はテーブルに乗せた。浅海は既になにやら狭い台所でごそごそとしながら裕也を振り返り笑 [続きを読む]
  • ポゼッション20
  • *R-18指定あり注意今回のお話は性的表現が含まれる部分がございます。18歳以上でR指定大丈夫な方のみおすすみ下さい。 続きを読む >> [続きを読む]
  • ポゼッション19
  • うつ伏せになってひたすら文句を言い続けたのは本当に文句があったのと照れ隠しもある。照れ隠しと言うには表現が可愛すぎるが、気恥ずかしさや居た堪れなさなどで割と佐紅は押し潰されそうだった。確かに真尋が下になるところなど想像も出来ないが、自分が下になるところも想像していなかった。それだというのに簡単に組み敷かれた。自分一人でする時は真尋では滅多にしなかった。普通にそういった媒体をネタにしていた。滅多にな [続きを読む]
  • ポゼッション18
  • *R-18指定あり注意今回のお話は性的表現が含まれる部分がございます。18歳以上でR指定大丈夫な方のみおすすみ下さい。 続きを読む >> [続きを読む]
  • ポゼッション16
  • 佐紅が離れようと抵抗する。それを感じ、真尋は更に強く抱き締めた。佐紅が離れないように、そして離さないように、ぎゅっと抱き締める。「さく。好きだけじゃなんで駄目なんだ?」静かに聞くも、佐紅は「まひろ……っ」とどうにかして真尋から離れようとする。「まひろ……、……俺、……俺もお前のこと、好きだよ」佐紅は確かにそう言った。もちろんその後にも言葉は続いていた [続きを読む]
  • ポゼッション15
  • 放課後、雄大が戻った後も暫く佐紅はその場でとどまっていた。ぼんやりと窓の外を眺める。空き教室はこのフロアに三つあるが、校舎が鉤括弧のような形になっている部分にあたる為、どの空き教室からも丁度下にプールが見える状態だ。誰も泳いでいないしプールの向こうは体育館になっているので佐紅は心置きなくぼんやりとした。いや、ぼんやりというか、とりあえず最悪だと思っていた。自分と真尋とのことが雄大にばれていた。なん [続きを読む]
  • ポゼッション14
  • いつも以上にぼんやりとしていたせいで、真尋が気づいた時には佐紅はもう居なかった。先に帰ったのだろうかと見回してからついでに雄大を探すが、雄大も居ない。真尋は帰ろうと仕方なく教室を出た。すると廊下の向こうから、この間佐紅と楽しそうに談笑していた女子が別の女子と話をしながら歩いてきていた。つい意識していたからだろう、すれ違う時に会話が聞こえてきた。「私、月島くんに告ってみようかなぁ」「マジで」「んー。 [続きを読む]
  • 満月の夜SS「マシュマロの魔法」
  • 「ホワイトデーっていう習慣は他では特に見られないよ」月凪がニッコリと微笑む。もうすぐ春休みという高校二年の今の時期、暦の上ではとても春という感じがするのだが、実際はまだまだ寒い。月時の家に来ていた海翔は月凪が差し出すマグカップから伝わる熱にホッとしながら中を見た。「マシュマロ入ってる」「うん。俺のお手製、特別なマシュマロ入りのココアだよ。美味しい?」ニッコリ聞かれて海翔はコクリと飲んだ。「すごく。 [続きを読む]
  • ポゼッション13
  • 休み時間に佐紅は机に突っ伏した。ここ一週間程、真尋と話していない。数日はベランダへの鍵をかけるよう意識していたしこの教室でも佐紅は真尋を避けていた。そうでもしないと、と突っ伏したまま目を瞑った。だって互いにも良くない。そもそも中学から始めたあの関係が良くないことだった。こうして避けるのは間違っていない。佐紅は自分に言い聞かせた。それでもどこか心許無い。「俺、彼女作ろうかなぁ……」机に相 [続きを読む]
  • ポゼッション12
  • その夜、真尋はいつものように隣のベランダへ入った。ガラス越しに部屋を覗くと、佐紅が気づいたのかこちらを見てきた。そして少し考えるような表情をした後で近づいてきてガラス戸を開ける。「入らないのか?」真尋はじっとその様子を見ながら、開けられた部屋に一歩足を踏み入れた。佐紅の顔を見ていたら、廊下で女子と談笑していた昼間の佐紅が過る。楽しそうに見えた。佐紅が何人かと付き合っているのを真尋は知っている。今度 [続きを読む]
  • ポゼッション11
  • 突然真尋が雄大の腕を引っ張って教室を出て行った時は、思わずポカンとそれを見ていた。……なんなんだ?唖然とした後に、だが動揺する気持ちが佐紅にじわじわと湧き起ってきた。自分以外の誰かを連れて出ていく真尋、というのを今まで見たことがないからかもしれない。その相手が例え雄大であっても落ち着かない。周囲は「喧嘩か?」だのと言いながら好奇心丸出しで少々賑わっていた。そんな中、佐紅だけが心穏やかで [続きを読む]
  • ポゼッション10
  • 翌日の昼休みに、真尋はふと昨夜の佐紅を思い出した。組み敷いた佐紅はいつもとなにか違って見えた。もしかしたら真尋が佐紅を好きだと自覚したからかもしれない。どこか嫌がっているようでいて、それでも快楽に素直な佐紅を思い出すと、嬉しくなるしドキドキとする。真尋は佐紅を目で探した。授業が終わってからどこへも行っていない筈、と思っているとクラスメイト何人かと話しているのに気付いた。昨夜と違って佐紅はいつも通り [続きを読む]
  • ポゼッション9
  • 「まひろ? どうかしたのか?」自分の部屋でテレビを観ていると、またやって来て隣に座っていた真尋がひたすら佐紅をジッと見てきていた。最初は気が済んだら止めるだろうと放置していたがどうにも見るのを止めてくれそうにない。好きな人に見られて恥ずかしい、といった乙女的感情は今更真尋に対してほぼないが、なにかあったのだろうかと気になる。佐紅も真尋を見返して聞けば、真尋が口を開いた。「俺はさくが好きなのか、考え [続きを読む]
  • ポゼッション8
  • 「瀬名、おい! せーなー!」放課後、やたら煩く、だがこっそり雄大に呼ばれた真尋は、気づけば空き教室に引っ張り込まれていた。「なに? 俺、帰りたいんだけど」少し首を傾げながら言うと雄大が片手で拝むように手刀を切りながら気軽な様子で謝ってきた。「ごめんごめん。ちょっと付き合えよ」「なに?」「あの話さ、俺ずっと考えてたんだよ。俺、女の子好きだからさ、理解出来なくて」「? なんの話?」「でもお前らは大事な [続きを読む]
  • ポゼッション7
  • 先生に頼まれていた用事が終わり佐紅が屋上へ向かうと、丁度出入り口を開けたところで雄大の叫び声のようなものが聞こえてきた。途端、佐紅は怪訝に思う。いつも煩い猿だとは思っているが、さすがに叫ぶ癖は雄大に無い。なにかあったのかと足を速めた。見つけた二人を不審な顔で見ると、佐紅に気づいた雄大が変に焦ったように「ごっ苦労さま!」と佐紅を座らせてきた。「出入り口のとこまで相良の叫び声聞こえてきたんだけど」「ま [続きを読む]
  • ポゼッション6
  • 佐紅の機嫌がここ数日、悪い。首を少し傾けながら、真尋は思った。もしかしたら、ピアスを開けたことを怒っているのだろうか。消毒してくれたし、差し出したピアスを、耳の穴を開けてはくれなかったが貰ってくれた。だから気にしていなかったのだが、考えられる原因としてはピアスくらいしか思い浮かばない。真尋はいつも通りベランダから佐紅の部屋へ入った。佐紅はベッドの上で本を読んでいた。「さく、怒ってる? 俺がピアス開 [続きを読む]
  • ポゼッション5
  • 家へ帰ると、真尋に部屋へ行くよう促しながら、佐紅は消毒液を探した。耳とピアスの辺りを消毒する訳だしと、綿棒もついでに用意する。店でいきなり真尋が鏡の前に立ったかと思うと、なんの躊躇もなく安全ピンで耳に穴を開けていたのを見た時は心底唖然とした。佐紅の隣に居た雄大の表情を見るからに、恐らく自分もあんな表情をしていたのだろうなと思っている。馬鹿と言っても怪訝そうに首を傾げている真尋に、佐紅は本当に頭痛が [続きを読む]
  • ポゼッション4
  • 店内で鉢合わせた雄大と気づけばピアスの話になっており、真尋はそれにとても興味を持った。一緒に見ていると「こういうのとかカッコいいよな」と雄大は色々教えてくれる。「なあ、瀬名はこういう系だったら何色が好きなん」そういえば、といった感じで好きな色を聞かれ、真尋はふと、後ろで呆れた顔で自分を見ている佐紅が目に入った。「赤」「赤? マジ? なんか意外ー。お前の印象だと黒とか紫系かと思った」髪が黒いからだろ [続きを読む]
  • ポゼッション3
  • ぱちりと目を覚まし、佐紅はふと隣を見た。朝の明るい光が半開きのカーテンからたっぷりと入ってきている。そんな中、真尋が気持ちよさそうに眠っていた。昨夜、また勝手にベランダから入ってきたのだろう。既に佐紅が眠っている場合、真尋はもちろんなにもしてこないが、それでもこうして潜り込んでくることは多い。佐紅は複雑な気持ちで、隣で眠る真尋の髪に触れた。短めの完全な黒髪はいつも少しぴんと尖っているようにも見える [続きを読む]
  • ポゼッション2
  • 今日も自分の部屋からベランダへ出ると、真尋は隣のベランダへ向かう。隣、といっても別にベランダの柵を乗り越える訳ではない。そんなやり方をしていたら絶対に佐紅が許してくれないだろう。二人が小さかった頃に、誤って隔て板の下を破ってしまったのだ。隣同士を隔てる仕切りになっているもので、ベランダは本来マンションの共有部分なので報告して弁償になるのだが、今もそのままになっている。普段はそこから隣へ移動している [続きを読む]
  • ポゼッション
  • ◆ポゼッション◆ 中学生のころから、幼馴染の『瀬名 真尋』と続けている秘め事。『月島 佐紅』はやめなくてはと思っているが――*赤→R指定☆.1☆.2☆.3☆.4☆.5☆.6☆.7☆.8☆.9☆.10☆.11☆.12☆.13☆.14☆.15☆.16☆.17☆.18☆.19☆.20**********S1. SIDE STORY >> TOP >>--------------------------------------------------------------------------   [続きを読む]