s-nega さん プロフィール

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s-negaさん: Guidepost
ハンドル名s-nega さん
ブログタイトルGuidepost
ブログURLhttp://s-nega.mi-mu.pupu.jp/
サイト紹介文オリジナルBL小説です。主に高校生の恋愛(一部R-18)です。管理人は2人で文と絵、基本ハピエン。
自由文CP傾向はドS×ネガティブ天然・後輩×先輩中心に展開です。
どんな形であれ受け溺愛。
S/鬼畜/わんこ/ツンデレ/ネガティブ/天然/不憫/小悪魔/クール/男前/など
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供385回 / 365日(平均7.4回/週) - 参加 2012/05/08 04:47

s-nega さんのブログ記事

  • 月と太陽10
  • 部活中、フェンス越しに智充たちと帰宅する日陽が見えた。練習とはいえ試合中だった為、しっかりと見ることは出来なかったが、那月の脳裏に楽しそうにしている日陽が浮かぶ。友だちと一緒なのだから普通のことだと思いつつ、胸が疼いた。俺だけを見て欲しい。俺以外に笑顔を向けないで欲しい。俺だけの日陽でいて欲しい。ともすればそんな風に考えてしまう。那月は自分がこんなにも独占欲が強いなんて知らなかった。日陽と付き合う [続きを読む]
  • 美味しいカレーを作ろう
  • 「お前と班とかマジ最悪」廉治が心底嫌そうに言うと、晴も「俺の言葉かなそれ」と言いながらニッコリと笑う。「お前ら煩いしいい加減にしてくれ」そして陸斗がため息を吐く。四人組の班ということで廉治のクラスでは担任の堂本が心底面倒がって勝手に班を決めてしまったのだ。廉治が「めんどーなら俺らに決めさせるといいだろ!」と文句を言うと「生徒が好きに決めていいのはお前らみたいなそれこそ面倒な生徒がいないクラスくらい [続きを読む]
  • 月と太陽9
  • 昼休みのあれは本当に驚いた。突然ああいったことをされるのは心臓に悪い。思い出すとまだ少し心臓がトクトクと鼓動を速める。日陽は小さくため息を吐いた。だいたい、友人から恋人になったのは昨日今日のことだ。そんなに経っていない。それもあって日陽は余計に戸惑っていた。ついこの間まで那月は日陽の友人だった。もちろん一度寝たことはあるものの、全然そういう関係ではなかった。那月はずっと好きでいてくれていたようだし [続きを読む]
  • 月と太陽8
  • 順番を間違えてしまったけれども、俺たちはその日、恋人となった。那月は切なくも嬉しい気持ちが溢れそうになりながら思う。ただ間違えたとしても、あの出来事がなかったらきっと今の関係になっていないような気がしている。だからこそ、それでいいんだと日陽も笑ってくれた。そしてあの出来事以来はずっと想像だけでしか得られなかった日陽の体を那月は抱いた。それはもう存分に抱いた。そのせいで日陽に怒られるくらい抱いた。&h [続きを読む]
  • 月と太陽7
  • 先ほどから日陽はひたすらうずくまっていた。体を動かすのも億劫だった。「……日陽、あの、ごめんな」那月は甲斐甲斐しく世話を焼きながら謝ってくる。腰や尻はもちろんのこと、あらゆる関節が悲鳴を上げている気がする。日陽はゆっくりと顔を横にして那月を見た。「俺もお前を欲しいと思ったし」「日陽……!」「って言うと思ったか、馬鹿那月! いや、俺もお前としたいと思ったのはほんとだけどな、な [続きを読む]
  • 月と太陽5
  • 那月がなにを言っているのか分からず、言われた後少しだけ日陽はポカンとしていた。いや、もちろんちゃんとした日本語だったしその言葉は聞こえている。正確には脳に浸透するのに時間がかかったとでも言うのだろうか。俺のこと、好き?那月が?脳に浸透しても、まだ日陽は少々混乱していた。本当なのだろうか。冗談ではないのだろうかとさえ思う。ポカンとしたまま那月を見ると、那月は戸惑いがちに日陽を見ていた。「…&hel [続きを読む]
  • 月と太陽4
  • 当日、二人はファミリーレストランで待ち合わせ、そのままそこで昼食をとった。セットでついてくるライスを、日陽は当然といった様子で大盛りにしていた。那月は普通だ。「お前のがちょっとだけデカイのにな」「あまり変わらないだろ。それに日陽は運動いっぱいしてるから別にいいんじゃないのかな」変な顔をしながら那月のライスを見てくる日陽に、那月はおかしそうに笑う。「そう? ならいいけど、智充は俺と同じ部活だし体型も [続きを読む]
  • 月と太陽1
  • その日、俺たちは一線を越えた――「日陽、今日昼どうする?」幼馴染に聞かれ、秋尾 日陽(あきお はるひ)は教科書を机にしまいながら答えた。「んー、屋上行く。風に当たりたい」「なんだよー青春かよ? じゃあとっとと行こうぜ。腹減った」単純そうにニコニコとしている相手に、日陽もニッコリと笑う。「お前は平和でいいよな」「俺が馬鹿みたいに言うなよ」そんなやりとりをしているとふと、視線を感じた。振り返ると黒江  [続きを読む]
  • 月と太陽
  • ◆月と太陽◆ 『黒江 那月』と『秋尾 日陽』は中学時代からの友人関係だった。とある出来事をきっかけに、二人の関係は大きく変わっていく――*赤→R指定☆.1★.2★.3☆.4☆.5★.6☆.7☆.8☆.9☆.10 **********S1. SIDE STORY >> TOP >>-------------------------------------------------------------------------- B L ♂ U N I [続きを読む]
  • 不良兄と秀才弟SS「可愛い子には……」
  • 「なんで針谷先輩まで来てんっすか」目の前で駄犬が唇を膨らませて幾斗に文句を言っている。そんな様子は幾斗にとって可愛くともなんともないどころか忌々しさとうざさしかない。普通の者が見たらその様子だけで体を縮こませそうな雰囲気を隠すこともなく、幾斗はゴミを見るような目で乾を見た。「自分の兄の家に来ることに文句を言われる筋合いはないが?」ただ、駄犬には効果がないようで「針谷先輩だいたいなんもしてねーじゃん [続きを読む]
  • ラインの向こう側20
  • *R-18指定あり注意今回のお話は性的表現が含まれる部分がございます。18歳以上でR指定大丈夫な方のみおすすみ下さい。 続きを読む >> [続きを読む]
  • ラインの向こう側19
  • *R-18指定あり注意今回のお話は性的表現が含まれる部分がございます。18歳以上でR指定大丈夫な方のみおすすみ下さい。 続きを読む >> [続きを読む]
  • ラインの向こう側18
  • あれ以来、今度こそ自然に振舞えるようになったのではないかと衛二は思っていた。なんでもない教師と生徒という関係でいられている。そこに、少し前のようなもどかしさや苦しさはない気がする。その後も軽い嫉妬のような気持を抱くことは無かったとは言わない。だが、あの時の生智を思い出すと、生智も「教師と生徒」という関係に苦しんでいたのだなと思え、頑張れた。居残り授業を始めた頃のことを思い出すと懐かしい。一年も前で [続きを読む]
  • ラインの向こう側17
  • 携帯でのやりとりをしてもいいと言われ、生智はポカンとしていた。今、自分がこの目の前の人を犯していたのは幻だったのかとさえ一瞬思いそうになる。「な、んで」「正条。俺もな、お前のこと、本当に好きだ。だからお前がずっと好きでいてくれるかどうか不安にもなる」「せ、んせいが……?」生智は相変わらずポカンとした顔で衛二をマジマジと見た。あれ程なんでもないように見えていたのに、と思う。「うん。でも出 [続きを読む]
  • ラインの向こう側14
  • 本当はそのまま流されそうだった。というか流されたかった。年下とか男とか、なにも関係ない、なにも気にしないまま流されたかった。だが、そういう訳にはいかない。衛二はキスに溺れそうな自分に活を入れ、生智を引き離す。生智はもの凄く悲しげな顔で見てきた。いつも一見どこか冷めた風なのに、その実明るくて。偉そうかと思いきや、配慮も出来る。そして好きだと言いながらも生意気な態度や言葉ばかりなのに嬉しそうに衛二を見 [続きを読む]
  • ラインの向こう側13
  • 周りを気にする必要がないからか、なんとなくではあるが衛二がいつもよりも砕けた感じに見え、生智は嬉しく思った。とりとめのないことを話して過ごす。「つか先生一人暮らしなのに料理あまり得意じゃねーの?」「煩いな。勉強や仕事に集中してたらたまたまおろそかになってただけだ」家では自炊しているのかどうか聞けば「してないこともないがどうだろうな」ともの凄く適当な返答をされ、それを突っ込むと衛二が渋々といった風に [続きを読む]
  • ラインの向こう側12
  • 一か月の期限を設けて気づけばもう三週間が過ぎた。デートやキスといった風に、生智はひたすらストレートにぶつかってくる。普段もひたすら隙あらば気持ちをぶつけてきた。最初抱きしめられた時から割と平静を保つのが大変だった衛二は、日々内心動揺している。もしかすると、自分が思っている以上にまずいのかもしれない。衛二は自分に対して微妙になる。最近は生智に見つめられていると分かるだけで落ち着かなくなる。たまに自分 [続きを読む]
  • ラインの向こう側11
  • どうにも隙があまりない。生智は珍しくため息を吐きながら思った。初めてのデートは想像を絶する程に健全だった。もちろんそんなことすら問題ないくらい嬉しかったし楽しかったのだが、びっくりするほど早くに帰らされ、ふと我に返るとキスどころか手、すら握っていないことに気づいて唖然とした。平日は中々二人きりになれない。当然と言えば当然だが、向こうは仕事をしている訳だ。生徒たちが休み時間であっても教師たちは次の授 [続きを読む]
  • ラインの向こう側10
  • 外で会うなどとんでもないと思っていた癖に、実は少しそわそわとしている自分を衛二は内心冷めつつも微妙な気持ちで眺めている気分だった。日曜日が近づくにつれ、落ち着かない気持ちになっていく。生智のことは誰にも言っていない。一か月の期間を設けた後に諦めて貰うことを想定したら言う必要もないと思っていたのだが、その分相談も出来ない。別に恋愛に慣れていない訳ではないが、さすがにかなり年下のしかも生徒相手だと調子 [続きを読む]
  • ラインの向こう側9
  • 衛二に告げてから実際日曜日になるまで、生智は待ち遠しくてならなかった。半面、妙に緊張もしていた。デートなんて今まで何度もしている。だというのにどうしていいか分からなくなっていた。前日『明日、覚えてる?』と衛二に送っても中々返信どころか既読にもならなかったのでヤキモキする。分かってる筈だ、先生は元々こういう人だ。冷たいとかじゃなくて、真面目で淡々として無頓着。そんな風に言い聞かせ、生智が自分を慰めて [続きを読む]