s-nega さん プロフィール

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s-negaさん: Guidepost
ハンドル名s-nega さん
ブログタイトルGuidepost
ブログURLhttp://s-nega.mi-mu.pupu.jp/
サイト紹介文オリジナルBL小説です。主に高校生の恋愛(R-18)です。管理人は2人で文と絵、基本ハピエン。
自由文CP傾向はドS×ネガティブ天然・後輩×先輩・弟×兄中心に展開です。
どんな形であれ受け溺愛。
S/鬼畜/わんこ/ツンデレ/ネガティブ/天然/不憫/小悪魔/クール/男前/など
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供386回 / 365日(平均7.4回/週) - 参加 2012/05/08 04:47

s-nega さんのブログ記事

  • ホンモノの恋
  • ◆ホンモノの恋◆ 『松原 聖恒』はごく普通の高校生。だけど恋に関しては冷めた部分があると自覚していた。今日も好きな人とのデートだったはずなのに、相手の1面に恋も冷めてゆく自分を自覚する。そんな日々の中、家庭教師が家へ来ることになって――*赤→R指定☆.1**********S1. SIDE STORY >> TOP >>-------------------------------------------------------------------------- B L ♂ U N I O N 受け溺 [続きを読む]
  • ホンモノの恋1
  • とても可愛らしい店で、周りにいる客の大半は女性。男性もいるが皆カップルで来ており、そしてどこか居心地が悪そうに見える。そんな中、まだカップルではないが好きな相手と来ていた松原 聖恒(まつばら きよひさ)はとても馴染んでいた。「きょーちゃん」聖恒が好きになる人は大抵可愛いタイプが多かった。リボンが似合う、甘いミルクティーのような、砂糖菓子のようなふわふわ系女子だ。「ん?」「これ、食べる?」目の前にい [続きを読む]
  • 猫と鼠S05.その関係に名前をつけるなら2
  • 「そ、そもそもなんで」駐車場に車を停め、先に降ろされた時はぼんやり買い物袋を持ちながら立っていたけれども、五月先生が同じく車から降りてきた時に僕はハッとなった。「なんだ」五月先生が僕を見てくると怖さのせいか落ち着かなさが沸き上がる。言い淀んでいると五月先生は僕の手から買い物袋を奪ってきた。そして歩き出す。僕も慌てて後についていきながら「袋返してください」となんとか言う。だけどもニッコリとスルーされ [続きを読む]
  • 猫と鼠S04.その関係に名前をつけるなら1
  • 最近はそろそろようやく少し、人との接し方に慣れてきた気がする。なんとなくそう思えるだけでも僕はなんだか嬉しかった。国語の教師をしているというのにコミュニケーションが苦手過ぎて、作品の登場人物の心情などをよく授業で語れるなと微妙になるほどなのだ。本の世界の心情を語る前にリアルでの人とのやりとりをどうにかしろって話だ。だが子どもの頃から培ってきたこの性格は一朝一夕でどうにかなるものではない。それだけに [続きを読む]
  • スキンシップ18
  • ノックした後、少し間があってからドアが開いた。「……お前、もう来たの……?」そして迎えてくれた黒兎は麻輝に向かって、とてつもなく迷惑そうに言ってくる。え、俺なんかした……っ?思わず固まっているとだが「なにしてんだ? 早く入れよ」と当たり前のように言ってくる。基本的に黒兎を理解していると豪語するつもりは全くもってないが、今も本当によく分からなかった。「君が分からな [続きを読む]
  • スキンシップ17
  • 最近なんとなく麻輝に対して妙だとは思っていた。不意に顔が近いと目を逸らしてしまうこともそうだ。そわそわとして落ち着かなくなる。不思議だなと黒兎は思ったので麻輝に聞いたら逆に聞き返され、挙句狡いと言われた。全くもって意味が分からない。そう思っているとキスまでされた。更に意味が、と思いつつも黒兎の中で引っかかりのような、だが閃きそうななにかがあった。思わず目を少し見開いていると「キス……さ [続きを読む]
  • スキンシップ16
  • 昨日の今日過ぎて麻輝はなんとも落ち着かない気持ちだった。「んだよお前、今日元気ねーのな」それもこれも八割がたお前のせいだよと思いながらも麻輝は言ってきた麦彦に微妙な顔を向けるだけにする。ある意味助かったし暴走を防いでくれた恩人という見方も出来るが、なんというかとてつもなく微妙に忌々しい。「そいや気は変わんねーのか?」「なんの?」「コンパ」「変わんないよ」「黒うさに今日聞いても行かないっつってたしな [続きを読む]
  • スキンシップ15
  • ハッとなり、麻輝は慌てて体を離した。黒兎を見ると驚いたような顔をしている。ああそう。これが驚いた顔だよな。焦っている筈がなんとなくそんなことを思ってしまう。不意に目の前に顔があった時の黒兎はこんな顔ではなかった。確かに戸惑ったような風ではあったが黒兎が「……お前のように驚いているように見えなかったか?」と言ってきた時は「無いわ」と即座に思った。戸惑い、目を逸らすなんて、ある意味黒兎らし [続きを読む]
  • スキンシップ14
  • 「なんかお前の顔、こえぇけど」自分の教室へ戻り、席についた麻輝に、麦彦が笑いながら言ってくる。「な、なんでもない」実際はなんでもなくない。先ほどの黒兎の発言について、出来れば黒兎と深く深く語りたかった。「お前の顔が不意に近いと、何故か目を合わせてられなくなる」聞こえ方によれば嫌われているとも取れる言い方だが、普段や先ほどの流れから「お前が嫌いだ」という感じは幸いなことに全くしない。というか麻輝の願 [続きを読む]
  • スキンシップ13
  • 一緒に昼ご飯を食べながらもちらちらと麻輝の手を見る。食器などを持つ手が動くたびに筋が目立ち、すらりとした長い指がそれらを持っているのだと改めて実感する。……やっぱりいい手をしている。そんなことを黒兎が思っていると「クロ、手、見すぎ」と麻輝が少し困ったような顔を逸らしながら言ってきた。顔が少し赤い気がするのも困っているからだろう。困らせたい訳ではないが、目の前にいい手があるというのに見る [続きを読む]
  • スキンシップ12
  • 「マキのが一番」そう言っても麻輝は「へぇ」とどうでもよさそうに呟きながらあらぬ方向を見ている。別に手さえ貸してくれているのならそれでも構わない訳だが、数少ない友人としてその態度は冷たいと黒兎はぼんやり思う。ただこうしていいように触らせてくれているので実際冷たい訳はないとも思っている。なので構わず触れ続けているとどんどんと舐めたい欲求が高まってくる。「……舐めたい」思わずため息を吐きなが [続きを読む]
  • スキンシップ11
  • 手がやたらと気になると気づいたのはいつ頃だっただろうか。黒兎はぼんやりと考えた。この学校の中等部に入った時には少なくとも自分が手に対してやたらと引き寄せられることを理解はしていた。多分小学生の中学年から高学年くらいだったのだろうが、実はあまりよく覚えていない。改めてフェティシズムというと性的倒錯や変態的性欲さえ浮かぶが、当時はただ、手を見るとなんとなくムズムズするなぁくらいにしか思っていなかったの [続きを読む]
  • スキンシップ10
  • 夢の中での黒兎はそれはもう、手を合わせて祈りたい程可愛かった。朝、一瞬今自分がどこにいるのか分からなくて混乱しつつもようやく我に返った麻輝は、今の状況よりもなによりも夢を忘れないよう反芻していた。手ではなく、ひたすら麻輝に甘え、触れてくるそれも扇情的な黒兎だった。改めて記憶にインプットしなおした後、枕に顔を埋め、とてつもなく落ち込む。同じ部屋で黒兎が眠っている状態だというのに、夢のせいで自分の分身 [続きを読む]
  • スキンシップ9
  • 頭を冷やす方法を今すぐ急募したい。なんとか冷やそうとしても冷えてくれない。麻輝は目をぐるぐる回しそうになりながら必死になって思った。好きな片思いの相手と泊まる状態で二人きりというだけでも凄いことだというのに、その相手がいつものこととはいえ自分の手を握ったり撫でたりしてくるのだ。しかも「触っていいよ」などと言ってくる。逆に平気な者がいたら是非会ってみたい。「クロ……違うんだ…&helli [続きを読む]
  • スキンシップ8
  • 改めて戻る時に、麻輝はひたすら落ち着こうとしていた。いや、別に落ち着いていない訳ではないのだが、意識してしまっていてすぐにそちらへ考えが行ってしまう。友だちなのだ。だから二人きりとか関係ないし、泊まるのも普通。そもそも高等部に上がる時なんて一緒の部屋になれるよう祈ってたくらいなのだ。たった一晩泊まるくらい、なんなのだ。それに黒兎がひたすら手を好き過ぎることは普通の友だちとしては少々疑問かもしれない [続きを読む]
  • スキンシップ7
  • 「なんでさっきから茶島は俺を睨むか見張るみたいに見てくんの?」寮の各部屋は二人部屋なのもあってそれなりの広さがある。ただ床がフローリングになっているのでラグかクッションかでもないとなにもないところに座るのはなんとなく間が抜けていて落ち着かなかったりする。黒兎と麦彦の二人が生活している部屋に、ただそんな気の利いたものがあるはずもない。もしどちらかがインテリアや部屋で寛ぐことに興味を持っていたら、それ [続きを読む]
  • スキンシップ6
  • 夜、ごろごろと横になりながら麻輝はため息を吐いた。何度かそれを繰り返していると向かい側のベッドの上に座って携帯を弄っていた青貴が「鬱陶しい」と呟いてくる。「そんなつれないこと言わず、優しく『どうしたんだ』って聞いてくれよ」「……おやすみ」「いやいやいや、待って。スルーとか酷くね? だいたい寝るには早くね?」ベッドから起き上がると、麻輝は部屋の向かい側にあるベッドへ駆け寄り、飛び込んだ。 [続きを読む]
  • スキンシップ5
  • いつも「一番」じゃなくて「自分の手だけ」と言って欲しいとは思っていた。だが今ほどとてつもなく思ったことはない。麻輝はまた大きく深呼吸をした。「俺の手が一番、なの」「ああ。ムギの手は二番くらい?」三番もあるのか。その次も?そう聞きたくなったが空しくなりそうだったのでやめる。友だちである麦彦に対しても理不尽な程に憤りを感じている。柔道の授業が今度ある時にでも重点的に手を責めてやろうとそして心に誓う。そ [続きを読む]
  • スキンシップ4
  • 「えっ? クロも誘われたの?」黒兎の部屋で、麻輝はポカンと黒兎を見た。黒兎は「まーな」といった風に頷いている。「ちきしょう麦野郎め」「お前は行かないのか?」君の為に丁度断ったばかりだよ……!心の中で速攻言い返したが、実際は笑顔のまま麻輝は口をぱくぱくとさせているだけだ。「? 痙攣?」「本当にそうだったとしたらもっと焦って聞いて! 違うけども。うん、行かないよ。でも予想外だったな、クロが [続きを読む]
  • スキンシップ3
  • 考えていると、あの体育の時以来というより、黒兎が手フェチだと打ち明けて以来、今のように遠慮なく触るようになったような気がした。それまではまだ遠慮があった。……ってことは、クロに言うつもりのなかった手フェチという言葉を言わせた俺のせいでもあるのか?そんな風に思ってみたのは被害者ぶりたい訳ではなくて、黒兎が好き故に自分にも原因があると多分思いたいのだろうなと、恋に悩んでいる割りに冷静に思っ [続きを読む]
  • スキンシップ2
  • 黒兎はといえば、麻輝の妙な反応をどう受け取ったのか、あの時以来麻輝の手をある程度好きにしてもいいと判断したようだ。なにかあれば今のように触ってくる。それでも今思えば一応最初の頃は遠慮気味ではあった。今ほどは触っていなかった気がする。いつの間にか遠慮がどんどんなくなってきているようだと思うと微妙な気持ちになるが半面嬉しくもある。あるが、理由が「手」だけに喜びきれないものもある。ところで人の手の何がい [続きを読む]
  • スキンシップ1
  • 茶島 麻輝 (さじま まき)はとてつもなく微妙な顔をした。ひたすら、微妙な顔をする。だが口元が引きつりそうでつい顔を少し逸らした。ついでに空いているほうの手で口元を覆う。ダメだ、ニヤけたら、ダメだ。必死になって自分に言い聞かせる。堪らなく最高であり、そしてその分苦痛であるひと時だ。「はぁ……、くそ。やっぱいいよな」今言ったのはもちろん、麻輝ではない。こんなに必死になって堪えているのに、 [続きを読む]