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  • きょう。

    バスに乗り込んだ頃に雨雲は息を切らした。その小さな肩が窓側に揺れたら雨は地面に落ちた。うなりをあげたバスが何処かに向かうのに心は添えれなくて彷徨っていた。それ…

  • 二日後に見せる笑顔

    さっきお別れしたばかりなのに…残り香もうれつな早さで遠ざかり消えたさっき本当に階段の眼下にぽくはいた?うつむく優しい笑顔は目に飛び込んだ眩しい光が途絶えたとこ…

  • すたーばっくす

    来るかもしれないこないかもしれない来なくても当たり前の冷たさ装い来たとしたら、、、手指が名前をしるすことが精いっぱいだからあれから何度此処で待ったことだろう今…

  • 冬つばめ

    雪原海は静かに息を吐く青い空と白い雪無言の教えは激として心を震わす迷いは心を閉ざし見失ったものは僕の遥か遠く何体も横たわる僕刻まれる足跡は乱れを真似るこの先に…

  • 二人着らし

    君がこの部屋から消えるゆめと一緒に好きだよと泣き叫びながら実は笑っていたますます軽くなる気持ちのどこかずるさというのは立ち去った君の面影をこぼしてしまうこと…

  • 寄り添うもう一つの影

    いまから会いに行くの君のことを忘れたのならきっと悲しみも消せるといそぎ足で前に進んでみる少し前なら君の笑顔は眩しかったのにすれ違う人の横顔に入れ替わっていくあ…

  • そこにいて下さい

    お元気ですか君は変わること無くあの日とおなじ捧げだす手にはバラの香りだけでしたねそのとき君は僕の瞳も見ないでいた今まさに離れようとしているのにきみは僕の愛にま…

  • パンの香りと君

    久しく会っていないから気がついた君は背伸びしてあれが美味しいですとかどこで買ったのですかと目をくりくりさせて真剣だ僕はすでに癒されて眩しさに目を奪われている背…

  • たどり着くまで

    フードをかぶろう訳は聞かないで今夜は寒い気がすると思った其の途端香水のように匂いがこぼれたのか耳にからんだ長い髪の毛の重さがよみがえるのか掻きむしる指に鉄のよ…

  • 心ひまなし

    人差し指はずるがしこい好きだとか綺麗だとか泉のよう騒ぎにまかせてありがとうを量産するそのたびに黒く長いまつげが刻む漂白されて白焼けになるような粉臭くてざらつく…

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