KYO さん プロフィール

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KYOさん: 果てのある路
ハンドル名KYO さん
ブログタイトル果てのある路
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/bunya_2012
サイト紹介文50代主婦のエッセイブログ。前身は『ザボンの香り』
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供9回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2012/05/11 15:42

KYO さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 又吉直樹「さよなら、絶景雑技団」
  • 三日前、今度は有楽町に、又吉直樹コントライブ「さよなら、絶景雑技団」を観に行った。 これは面白かった。又吉本人の脚本演出はもちろん、パンサー向井・しずる村上など、又吉と親しい後輩芸人たちのリスペクトやプロ根性が、舞台全体を下支えしていて、感動した。芸人たちみんな良かったが、中でも、しずる池田の演技力とキレの良さが出色だった。オープニングの綾部オマージュ、最後の晩餐、ゴルゴ13、渋谷の妖怪、揺れる純さ [続きを読む]
  • 第61回 又吉直樹・実験の夜
  • 3日前、わざわざ新幹線に乗って、渋谷まで、「又吉直樹・実験の夜」を観に行ってきた。吉本∞ホールはもちろん、お笑い自体見に行くのが初めてなので、おっかなびっくりで会場入りした。誰かゲストに面白い後輩芸人は出るかな、とかすかに期待して、胸躍らせていた。だがゲストは、有名らしいが私は知らないミュージシャン(尾崎世界観)と、舞台袖で下手な記事朗読をした若手芸人一人だけだった。  又吉のさりげない登場で幕が [続きを読む]
  • 日本の「お笑い」は
  • 一昨日のTV朝日『しくじり先生〜茂木健一郎〜』を観た。 私は「お笑い」には、あまり詳しくない人間である。だが又吉直樹『火花』を読んだことをきっかけにして、2ヶ月前からピース関連の動画を毎日、山ほど見てきたし、ライブコントDVDまでいつの間にか買ってしまったし、先日の演芸グランドスラムだったかの長時間番組(面白かった!)も、録画して見たので、以前よりは理解できていると思う。その現時点で思うことは―――日 [続きを読む]
  • 『東京百景』 又吉直樹
  • ネット動画で見る、ブレイク以前の売れない時代の又吉は、「暗い」「死に神」と言われるけれど、感受性が強く繊細なだけであって、他の芸人たちから一目置かれているし、それほど暗くはあるまいに、と私は思っていた。  甘かった。  このエッセイに描かれた又吉は、本当に暗い。どん底時代は、バイト面接にも落ち続け、お金がなく食事もあまり摂れず、飢餓感を、読書に耽ることによって紛らわせていたらしい。感性は研ぎ澄まさ [続きを読む]
  • ピースは輝き続ける
  • 又吉直樹の『火花』、続いて『夜を乗り越える』を読んだ。お笑い芸人を目指す若者たちの、心理的・経済的圧迫や苦労がひしひしと伝わってきた。私はテレビもあまり見ないし、お笑いにも全く疎い者だが、昔(※過去日記参照)YouTubeで見たことのある、ピースのコントが懐かしくなって、見返してみた。コントだけではなく、様々な番組に出演している今までのピースを見た。もうここ10日ほど、暇さえあれば、集中して見入った。 見 [続きを読む]
  • 又吉直樹・第二作への苦闘
  • 先週のNHKスペシャルを観た。純文学として評価され、芥川賞を受賞した『火花』を、まだ読んではいない。しかし、彼の文学的才能については、ずっと以前にも書いた通り、私は高く買っている。この番組を観て、ますます評価を上げた。芸人として多忙を極める日常を送りつつ、彼は、小説家としても、己との内なる戦いから逃げない。気持ちを落ち着かせて、ようやく人間の深奥に向き合い、何かが生まれ出そうになる度に、時間が切れて [続きを読む]
  • 2016年の読書
  • 今年は、手応えある読書が、あまりできなかった。 それでも、それなりに楽しかったので総括しておく。(詳細は読書メーター)マイベスト10第1位  該当なし第2位 「あきない世傳・金と銀 源流篇」 高田郁    「あきない世傳・金と銀 早瀬篇」 同第4位 「羊と鋼の森」 宮下奈都    「太陽のパスタ、豆のスープ」 同第6位 「台所のおと」 幸田文第7位 「心配事の9割は起こらない」 枡野俊明第8位 「比 [続きを読む]
  • 上田城と真田丸
  • (※写真を すると大きくなりますが、プラウザボタンでお戻りください※)高齢の両親を伴い、高速道路を250kmほど走って、「真田丸」人気に沸く上田市を訪れた。紅葉が進んだ上田城は、平日にも関わらず、かなりの人出だった。宿は、ホテル祥園の別邸・寿久庵。湯川秀樹博士が宿泊したという「山つつじの間」。(たまたま幸運にも、予約時に空いていたので)食事は美味しく、寝具は心地よく、居室は清潔、スタッフの気配り [続きを読む]
  • ビスタと別れたくない世迷言
  • ウィンドウズ社のサポート終了は半年ほど先だが、ウィルス防止ソフトの期限が切れるのに合わせて、いよいよビスタと別れ、win10へ乗り換えなければならなくなった。愛用して、もうすぐ8年になるビスタ。各地へ持ち運んでも一度もトラブル無く、たっぷりの情報量をサクサクこなし、身体の一部のように、本当に使いやすい。何の不都合もなく、快調であるにも関わらず、なぜ使いにくいと不評の10へ、買い替えなければならないのか。も [続きを読む]
  • 胡蝶は、しずかちゃん
  • 「生誕80周記念‐藤子・F・不二雄展」を観に、松坂屋美術館へ行ってきた。夏休みが終わるのを待ち、平日の午前、開館直後を、わざわざ狙って訪れたにも関わらず、かなり混み合っていて、驚いた。連載一話目にして、アニメ化即決したという、『パーマン』初回が興味深い。地球防衛のための大切な隊員を、世界中から密かに選りすぐるのではなくて、行きずりの平凡な少年に任せてしまうのだ。(ましてや、2号はチンパンジー)そして、 [続きを読む]
  • 王者の金メダル
  • 熱戦続くリオ五輪で、内村航平選手が獲得した、二つの金メダルに感涙した。体操男子団体は、ロンドン五輪で、銅と僅差の口惜しい銀だった。あれから、4年。当時も既に、大いに人間的成長を見せていた内村選手は、さらに円熟して、リオ五輪に臨む。最も信頼するベストメンバーと共に。予選での不調を乗り越えて、メンバー全員が力を寄せ合い、金メダルを掴んだ団体。「アテネ(2004年)の団体決勝を、ずっとイメージして練習してき [続きを読む]
  • ルノワールの時代 〜産業革命の光と影〜
  • TV東京『美の巨人たち』で、紹介されていた美術展を観に、名古屋ボストン美術館へ行ってきた。19世紀のフランス絵画、ルノワール、モネ、ミレーらを楽しみに、期待に胸を膨らませて行った。 (※以下↓ いずれも‘正確な絵画名ではありません’※)ルノワールの‘週末を愉しむダンスの絵’は、さすがに群を抜いて明るく華やかだったし、モネの‘曇りの日の橋の絵’は、光彩の明暗や色合いが美しく、存在感に圧倒された。ミレーの [続きを読む]
  • 長女の船出
  • 明日から、長女が我が家を出て、一人暮らしを始める。18歳で、京都の大学に進学し、一人暮らししたが、卒業と同時に実家に戻り、就職もこちらでした。しかし、やはり自立自活への夢は、断ち難いらしい。長女が、私のお腹に宿ったのが28年前である。「強くも、優しくもなくていい。 ただ、目先の損得や障壁に惑わされないで、 自分の幸せな道を選んでいける、賢い子であってほしい」以来ずっと、そう願ってきた。その答えを、私に [続きを読む]
  • 『羊と鋼の森』 宮下奈都
  • 台詞のやりとりが、少女漫画のようにフワフワしていて、文体も国文学的ではない。描かれるものの視点重心も落ち着かず、読んでいて気が散ってしまう。それが作者の欠点なのか、それとも読者である私が年を取ったせいかは、よく分からない。ただ、設定は非常に美しい。  北海道の厳しい自然の中で育ち、都会に馴染まない若者が、  ふとしたきっかけで天職に巡り合い、  悩み苦しみながらも、誠実に人生を歩んでいく――表面的 [続きを読む]
  • 黒猫ルナ
  • (※写真を すると大きくなりますが、プラウザボタンでお戻りください※)2015年5月末頃、生後1カ月半2016年4月12日 満1歳の誕生日昨年の5月22日、生後1カ月半足らずで、我が家にやってきた。離乳とトイレ躾け済みで、すぐに新環境に慣れたのは良いが、獣医さんも呆れるぐらい、ヤンチャ者。生後半年くらいまでは、飼い主の手に引っ掻くわ噛みつくわで、非常に手を焼いた。あくまで親愛表現で、本人はじゃれているつもり [続きを読む]
  • 2015年の読書
  • 今年は、30数冊読んだ。(詳細は読書メーター)その中でのベスト10。1位 「茨木のり子詩集」 谷川俊太郎:選   「遠い朝の本たち」 須賀敦子   「海からの贈物」 アン・モロウ・リンドバーグ4位 「昭和16年夏の敗戦」 猪瀬直樹5位 「蓮花の契り」 高田郁   「あい」    同   「晴れときどき涙雨」 同8位 「若き数学者のアメリカ」 藤原正彦9位 「現代人の祈り」 釈徹宗・名越康文・内田樹10位  [続きを読む]
  • 映画『東京物語』
  • 昭和28年に公開された、小津安二郎監督による名だたる作品。その数日前に、『秋日和』を観た。両作品とも、原節子の美貌以上に、香川京子や司葉子の若さと初々しさの方が眩しく感じられたのは、きっと私の年齢(53歳)のせいだろう。原節子は、もちろん美しく麗しかった。『秋刀魚の味』(昭和37年)や『秋日和』(昭和35年)は、カラーということもあるし、時代が上り坂の経済に入っていたからか、古くとも「ああ、昔の日本だな」 [続きを読む]
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