Conrad さん プロフィール

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Conradさん: the Salon of Vertigo
ハンドル名Conrad さん
ブログタイトルthe Salon of Vertigo
ブログURLhttp://salonofvertigo.blogspot.jp/
サイト紹介文アートとか歌舞伎とか演劇とか徒然のもろもろを書いてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供68回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2012/05/13 10:54

Conrad さんのブログ記事

  • ジャコメッティ展
  • 国立新美術館で開催中の『ジャコメッティ展』を観てまいりました。ジャコメッティというと20世紀のモダニズム彫刻を代表する彫刻家。異常に細長く痩せこけた人間の彫刻で有名で、一度観たら忘れられない強烈な個性があります。最近では、2010年に「歩く人」が94億円、2015年には「指さす人」が彫刻作品としての史上最高額の、なんと170億円で落札され、話題になったりしました。国内での回顧展は約10年ぶり。前回は神奈川県近代美 [続きを読む]
  • 水墨の風
  • 出光美術館で開催中の『水墨の風』を観てまいりました。雪舟に始まり、雪舟が手本とした玉澗、雪舟に私淑した等伯、さらには室町水墨画、狩野派や岩佐又兵衛、そして文人画まで日本の水墨画の流れを、“風”をキーワードに読み解いていくという企画展。雪舟が中国で吸収した水墨画の技法が日本でどのように受け入れられ、どう変化していったか、明快な構成と分かりやすい解説で丹念に追っています。出光の所蔵作品だけで構成してる [続きを読む]
  • はじめての古美術鑑賞 紙の装飾
  • 根津美術館で開催中の『はじめての古美術鑑賞 −紙の装飾−』を観てまいりました。昨年の『はじめての古美術鑑賞 −絵画の技法と表現−』に続いてのシリーズ第2弾。今回のテーマは料紙装飾。小難しい言葉が出てきたり、観るポイントが分かりづらかったり、なかなか初心者にはハードルの高い古美術の世界。そんな専門的な言葉も丁寧に解説されていて、かといって安易にレベルを下げることもなく、根津美術館らしい真面目な展示だ [続きを読む]
  • ランス美術館展
  • 損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の『フランス絵画の宝庫 ランス美術館展』を観てまいりました。ここ数年、損保ジャパン日本興亜美術館は年に2回のペースでフランス絵画の展覧会をやっていて、とりわけ印象派の周辺への切り口には定評があります。今回はフランス北東部シャンパーニュ地方の小都市ランスにあるランス美術館のコレクションを紹介。ランスは、シャルル7世の戴冠式が行われたノートルダム大聖堂もある古い街で、 [続きを読む]
  • 大英自然史博物館展
  • 国立科学博物館で開催中の『大英自然史博物館展』を観てまいりました。イギリスの大英自然史博物館といえば、質・量ともに世界屈指の博物学標本を誇る博物館。本展はその厳選されたコレクションの世界巡回展で、日本が最初の巡回先なんだそうです。しかも、こんなもの何年も巡回してしまっていいの!?というような歴史に名を残す貴重な品々ばかり。さすが大英博物館、恐るべしという感じでした。実は一度GWに行ったのですが、入 [続きを読む]
  • ソール・ライター展
  • 渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の『ソール・ライター展』を観てまいりました。ソール・ライター(1923-2013)といっても、余程の写真ツウじゃないと知らないんじゃないかと思いますが、2006年に出版された写真集をきっかけに近年注目を集め、回顧展というかたちで日本で紹介されるのも今回が初めて。とはいえ、口コミもあって土日はかなりのお客さんで賑わっているようです。わたし自身もソール・ライターのことを知っ [続きを読む]
  • ブリューゲル「バベルの塔」展
  • 東京都美術館で開催中の『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展』を観てまいりました。ピーテル・ブリューゲルは16世紀フランドルを代表する画家。ブリューゲルといっても、親子で同じ名前で、しかも2人とも画家なので、父はピーテル・ブリューゲル1世とかピーテル・ブリューゲル(父)、息子はピーテル・ブリューゲル2世とかピーテル・ブリューゲル(子)とか呼ばれます。それで、今回の「バベルの塔」は父・ブ [続きを読む]
  • よみがえる画家−板倉鼎・須美子展
  • 目黒区美術館で開催中の『よみがえる画家 板倉鼎・須美子展』を観てきました。狂乱の時代のパリに生きた知られざる日本人画家、板倉鼎と須美子の画業を振りかえる展覧会です。2年前に松戸市立博物館で回顧展が開かれたとき、その評判の良さに気になっていたのですが、東京でも展覧会をやっていると聞き、早速伺ってきました。板倉鼎は大正13年に東京美術学校を卒業し、パリへ留学。サロンに入選するなど将来を嘱望されるも、28歳 [続きを読む]
  • 海北友松展
  • 京都国立博物館で開催中の『海北友松展』に行ってまいりました。河原町のホテルをチェックアウトし、祇園から建仁寺、法観寺とぶらぶら散歩し、京博に着いたのが8時半。東博の特別展に朝並ぶときはだいたい開館1時間前ぐらいに行くことが多いので、いつもの癖で早く来たら、まだ5人しかいませんでした(笑)。でもバスが着くたびに、あれよあれよと列が伸び、開館時には長蛇の列。そんなに人気の絵師でもないのにと正直ビックリ [続きを読む]
  • 快慶展
  • 奈良国立博物館で開催中の『快慶 日本人を魅了した仏のかたち』を観てまいりました。夜間開館の日だったら少しはゆっくりできたんですけど、行ったのが平日だったので、スケジュールはツメツメ。朝一で西宮で『勝部如春斎展』を観て、天王寺で『木×仏像』を観て、奈良に着いたのが14時(お昼も電車の中。笑)。まず先に興福寺の『阿修羅 − 天平乾漆群像展』と奈良博の“なら仏像館”へ。『阿修羅 − 天平乾漆群像展』では東博や [続きを読む]
  • 木×仏像展
  • 大阪市立美術館で開催中の『木×仏像 − 飛鳥仏から円空へ 日本の木彫仏1000年』を観てまいりました。仏像の素材の「木」に着目し、日本の仏像史を展観するという企画展。時代ごとに、どういう種類の樹木が使われたのか、またそこから読み取れる仏像の傾向や特徴を紹介しています。過去に東博で開催された『仏像 一木にこめられた祈り』と重なる部分もあって、内容に目新しさはありませんが、関東人にはなかなか観られない関西の [続きを読む]
  • 花*Flower*華
  • 山種美術館で開催中の『花*Flower*華 −琳派から現代へ−』を観てまいりました。花の季節に相応しく花を描いた作品を集めた企画展。会場は、春から冬まで4つの章と、《花のユートピア》と《魅惑の華・牡丹》というテーマ展示で構成されていて、琳派から近代日本画、そして現代日本画まで、春夏秋冬、季節折々の花々が目を楽しませてくれます。まぁいつも思うことですけど、山種美術館の日本画コレクションの充実度のハンパなさ [続きを読む]
  • 松岡コレクション 美しい人びと
  • 松岡美術館で開催中の『松岡コレクション 美しい人びと』を観てまいりました。実は1月から開催していて、すでに後期展示も後半。4月は忙しくて展覧会にほとんど足を運べなかったのですが、連休に入りようやく時間が作れたので早速伺ってきました。1階はミイラやブロンズ神像といった古代オリエンタル美術、ヘンリー・ムーアなどの現代彫刻、インドから中国にかけての古代東洋彫刻を展示。2階に上がると、中国やベトナム、日本 [続きを読む]
  • 勝部如春斎展
  • 西宮市大谷記念美術館で開催中の『西宮の狩野派 勝部如春斎』を観てまいりました。1泊2日で大阪・奈良・京都・大津をまわってきたのですが、時間的にちょっと厳しいので、この『勝部如春斎展』はコースから外していたのですが、大阪に向かう途中の新幹線の中で、ちょうどアップされたばかりの @yugyo7e さんのブログ記事を読んでしまい(笑)、やはりこれは観なくてはと急遽予定を変更。幸い東京発6時台の新幹線だったので、開 [続きを読む]
  • 雪村 奇想の誕生
  • 東京藝術大学大学美術館で開催中の『雪村 奇想の誕生』を観てまいりました。(こちらもすっかりアップが遅くなり、すでに前期展示が終わってしまいましたが…)本展は、戦国時代の関東水墨画を代表する画僧・雪村(せっそん)の待望の展覧会。主要作品約100数点と関連作品約30件で構成され、雪村の回顧展としては過去最大規模だといいます。雪村(雪村周継)は中世の重要な水墨画家という位置づけでありながら、近年なかなか一堂 [続きを読む]
  • 茶の湯展
  • 東京国立博物館で開催中の特別展『茶の湯』を観てまいりました。室町の東山御物や唐物趣味から近代の数寄者旧蔵品まで、“茶の湯”の歴史とその世界を、数々の名品・名椀とともに展観するという展覧会。“茶の湯”をテーマにしたここまで大規模な展覧会はトーハクでは実に37年ぶりなのだそうです。長次郎あり、利休あり、もちろん大名物もあり、織部の茶室まで再現されてるし、何といっても集めに集めた名碗の数々は、あれも来てる [続きを読む]
  • 茶碗の中の宇宙
  • 東京国立近代美術館で開催中の『茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術』を観てまいりました。(といっても既に1ヶ月以上前ですが…)初代長次郎から十五代吉左衞門まで、一子相伝で伝えられてきた“樂焼”の450年の歴史をたどる展覧会。京都に引き続いての待望の東京展です。まぁ“茶の湯”の嗜むというような生活を普段してませんので、茶碗は観る専門ですが、樂茶碗の名品が一堂に会する過去最大規模の展覧会とあって、ずっと楽 [続きを読む]
  • 絵巻マニア列伝
  • サントリー美術館で開催中の『絵巻マニア列伝』を観てまいりました。本展は、絵巻を年代順やテーマごとに並べるというのではなく、平安時代の後白河院から江戸時代の松平定信まで、絵巻マニアたちの“マニアぶり”を彼らが虜になった絵巻とともに紹介するという企画展。絵巻を集めたり、取り寄せたり、貸し借りしたりならただのオタクですが、気に入った絵巻を写したり、古い絵巻を修復したり、新作をプロデュースしたりとみんなか [続きを読む]
  • 奇想の絵師 岩佐又兵衛 山中常盤物語絵巻
  • 2月にリニューアルオープンした熱海のMOA美術館。基本設計とデザイン監修を現代美術家の杉本博司氏が手がけ、その仕上がりが期待以上ということで、美術ファンの間ではすっかり話題ですが、わたしも遅まきながら行ってまいりました。現在、リニューアルオープン記念第2弾として、岩佐又兵衛の「山中常盤物語絵巻」が全巻公開されています。ちょうど5年前の全巻公開『絢爛豪華 岩佐又兵衛絵巻』にも観に行っているのですが( [続きを読む]
  • 蘇る!孤高の神絵師 渡辺省亭
  • 京橋の加島美術で開催中の『蘇る!孤高の神絵師 渡辺省亭』展を観てまいりました。最近急にクローズアップされた渡辺省亭(わたなべ せいてい)。美術館で作品を観ることは時折ありますが、こうしてまとまった形で作品が紹介されるのは初めてだといいます。迎賓館赤坂離宮が通年一般公開されるようになってからでしょうか、「花鳥の間」の七宝焼の花鳥図(制作は濤川惣助)が素晴らしいという話をあちこちで聞くようになり、その [続きを読む]
  • 長崎版画と異国の面影
  • 板橋区立美術館で開催中の『長崎版画と異国の面影』を観てまいりました。18世紀中頃から幕末にかけて、長崎で主に土産物として人気だったという長崎版画と、長崎の絵師による肉筆の洋風画の展覧会です。鎖国の江戸時代に唯一外国との窓口になった長崎。長崎(和)とオランダ(蘭)と中国(華)のそれぞれのカラーが混ざり合った異国情緒あふれる文化を「和華蘭(わからん)文化」と呼ぶように、長崎では他のどこにもない独自の文化 [続きを読む]
  • 高麗仏画
  • 根津美術館で開催中の『高麗仏画展』を観てまいりました。昨年秋に京都の泉屋博古館で開催され大変評判の良かった展覧会の巡回です。三井記念美術館の『東山御物の美』や静嘉堂文庫美術館の『よみがえる仏の美』で「水月観音図」を観て深く感動して以来、個人的にここ数年とても気になっていた高麗仏画。その高麗仏画をまとめて観られるとあり、大変楽しみにしていました。高麗仏画とはその名のとおり、10世紀から14世紀にかけて朝 [続きを読む]
  • これぞ暁斎!
  • 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の『ゴールドマン・コレクション これぞ暁斎!』を観てまいりました。本展は、世界屈指の暁斎コレクターとして知られるイギリスのイスラエル・ゴールドマン氏所蔵のコレクションで構成された展覧会。暁斎にハマった理由をゴールドマン氏は「暁斎は楽しいからですよ」と語っているそうで、展示されている作品もみんな楽しげな作品ばかり。出品作は173点。その内60点近くが初出展だといいま [続きを読む]
  • 日本画の教科書 東京編
  • 山種美術館で開催中の『日本画の教科書 東京編 −大観、春草から土牛、魁夷へ』を観てまいりました。前回展の『日本画の教科書 京都編』につづく“東京編”。“京都編”に行けなかったのが返す返すも残念なのですが、“東京編”も“山種コレクション名品選”と銘打つだけあり、錚々たる画家の優品が並びます。東京画壇の中心は東京美術学校であり、日本美術院であり、文展であり、院展であり、いわば日本画の近代化の中で重要な [続きを読む]
  • 加山又造展 生命の煌めき
  • 日本橋高島屋で開催中の『生誕90年 加山又造展〜生命の煌めき』を観てまいりました。今回の展覧会はわずか2週間だけと会期が短いのですが、久しぶりの回顧展とあって、仕事帰りに寄ってきました。加山又造単独の展覧会としては、おととし八王子市夢美術館で『加山又造 アトリエの記憶』がありましたが、都心部でまとまった形で作品が観られるのは2009年の国立新美術館の『加山又造展』以来ではないでしょうか。加山又造は、かれ [続きを読む]